JPH0730651A - 診断方式 - Google Patents

診断方式

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JPH0730651A
JPH0730651A JP17347993A JP17347993A JPH0730651A JP H0730651 A JPH0730651 A JP H0730651A JP 17347993 A JP17347993 A JP 17347993A JP 17347993 A JP17347993 A JP 17347993A JP H0730651 A JPH0730651 A JP H0730651A
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JP
Japan
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diagnostic
unit
data
diagnosis
control unit
Prior art date
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JP17347993A
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Takayuki Kishida
高幸 岸田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換機に対して実行する診断方式に関し、診
断実行時間を極力短縮可能とし、且つ診断データを集中
管理可能とする診断方式を実現することを目的とする。 【構成】 診断データを所定の順序に従って逐一実行す
ることにより、所定の診断を実行する診断手段(10
1)を具備する交換機(100)において、交換機を構
成する各構成単位〔単位装置、単位機能〕を診断する為
に設けられた各診断データを記憶する診断データ記憶手
段(102)と、診断手段が実行する各診断の種類に対
応して、診断の対象とすべき構成単位の種類を保有し、
診断手段に任意の診断が要求された場合に、診断対象構
成単位に対応する診断データを診断データ記憶手段から
抽出して診断手段が実行すべき診断実行データを生成
し、診断手段に実行させる診断実行データ生成手段(1
03)とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機に対して実行す
る診断方式に関する。近年開発される交換機は、診断手
段を具備しているものが少なく無く、例えば交換機に障
害が発生した場合には、診断手段を自動的に起動して障
害状況を究明し、また診断手段を定期的に起動して交換
機を構成する各装置または各機能を診断して交換機の信
頼性を維持し、更に検出された障害を修理した後に診断
手段を起動し、修復対象装置または機能の修復完了を確
認する。
【0002】
【従来の技術】図3は本発明の対象となる交換機の一例
を示す図であり、図4は従来ある診断部の一例を示す図
である。
【0003】図3には、交換機(100)の実行する交
換処理の中枢となる中央制御装置(1)および主記憶装
置(2)が、交換機の一例として示されている。中央制
御装置(1)および主記憶装置(2)は何れも二重化さ
れており、一方を0系、他方の1系と称し、例えば0系
の中央制御装置(1)は(10 )、1系の中央制御装置
(1)は(11 )と示されている〔以下同様〕。
【0004】0系の中央制御装置(10 )は、それぞれ
制御線(300)および(301)を介して主記憶装置(2
0 )および(21 )を制御可能であり、また1系の中央
制御装置(11 )も、それぞれ制御線(310)および
(311)を介して主記憶装置(20 )および(21 )を
制御可能である。
【0005】各中央制御装置(1)は、それぞれ主記憶
装置共通制御部(11)、20 個別制御部(12)およ
び21 個別制御部(13)を具備し、主記憶装置共通制
御部(11)は0系の主記憶装置(20 )および1系の
主記憶装置(21 )の何れを制御する場合にも共通に動
作するが、20 個別制御部(12)は0系の主記憶装置
(20 )を制御する場合にのみ動作し、21 個別制御部
(13)は1系の主記憶装置(21 )を制御する場合に
のみ動作する。
【0006】また各主記憶装置(2)は、それそれ中央
制御装置共通受付部(21)、10個別受付部(2
2)、11 個別受付部(23)および記憶部(24)を
具備し、中央制御装置共通受付部(21)は0系の中央
制御装置(10 )および1系の中央制御装置(11 )の
何れから制御される場合にも共通に動作するが、10
別受付部(22)は0系の中央制御装置(10 )から制
御される場合にのみ動作し、11 個別受付部(23)は
1系の中央制御装置(11 )から制御される場合にのみ
動作する。
【0007】また各記憶部(24)は、0系の中央制御
装置(10 )および1系の中央制御装置(11 )の何れ
から書込みを要求されるデータも格納し、また0系の中
央制御装置(10 )および1系の中央制御装置(11
の何れから読出しを要求されるデータも抽出する。
【0008】通常交換機(100)は、何れか一方の中
央制御装置(1)〔例えば0系の中央制御装置
(10 )〕を現用系、他方の中央制御装置(1)〔例え
ば1系の中央制御装置(11 )〕を予備系として運用
し、現用系の中央制御装置(10 )が0系の主記憶装置
(20 )から所要のデータを読出して所要の交換処理を
実行し、また両主記憶装置(20 )および(21 )に所
要のデータを書込む。
【0009】また各中央制御装置(1)には、それぞれ
診断部(4)が設けられており、障害発生時、予防保守
実行時、或いは障害修復確認時に起動され、指定された
診断を実行する。
【0010】従来ある診断部(4)は、図4に示される
如き構成を有している。診断部(4)は、起動受信部
(41)、起動原因分類部(42)、障害種別分析部
(431)、保守対象分析部(432)、修復対象分析
部(433)、診断実行部(44)および診断実行デー
タ記憶部(45)を具備しており、診断実行データ記憶
部(45)には、診断部(4)が実行すべき各種診断の
種類に対応してそれぞれ診断実行データ(DD)が格納
されており、診断実行部(44)が診断実行データ記憶
部(45)に格納されている任意の診断実行データ(D
D)を抽出し、所定の順序に従って逐一実行することに
より、診断実行データ(DD)に対応する種類の診断を
実行する。
【0011】例えば0系の中央制御装置(10 )が現用
系として運用されている状態で、0系の主記憶装置(2
0 )内の10 個別受付部(220 )に障害が発生し、中
央制御装置(10 )から主記憶装置(20 )への書込み
および読出しが不可能となる障害が発生すると、中央制
御装置(10 )は予備系として運用されている1系の中
央制御装置(11 )に現用系として運用開始し、罹障主
記憶装置(20 )を運用系から切離し、診断を実行する
ことを要求する。
【0012】中央制御装置(11 )は、中央制御装置
(10 )からの要求に基づき、中央制御装置(10 )を
現用系として運用停止させ、また20 個別制御部(12
1 )を制御して中央制御装置(11 )から主記憶装置
(20 )に対する書込みを停止し、主記憶装置(20
のみに書込みおよび読出しを実行して現用系として運用
を開始すると共に、診断部(41 )を起動する。
【0013】診断部(41 )は、起動受信部(411
により起動要求を受信すると、起動原因分類部(42)
により起動された原因が、障害発生による自動起動(W
A )、予防保守による定期起動(WB )、および修復確
認による手動起動(WC )の何れであるかを分析し、今
回は障害発生による自動起動(WA )であることを識別
すると、次に障害種別分析部(431)により発生した
障害の種類を分析し、0系の中央制御装置(10 )から
0系の主記憶装置(20 )への書込みおよび読出しが不
可能である〔以後00系罹障(XA )と称する〕ことを
識別すると、交絡制御線(5)を経由して中央制御装置
(10 )に、00系罹障(XA )に対応する診断の実行
指示を伝達する。
【0014】中央制御装置(10 )は、中央制御装置
(11 )から伝達された診断実行指示に基づき、診断実
行データ記憶部(45)に格納されている00系罹障
(XA )に対応する診断実行データ(DDXA)を抽出
し、診断実行部(44)に伝達する。
【0015】診断実行データ(DDXA)は、中央制御装
置(10 )の構成単位、即ち主記憶装置共通制御部(1
0 )、20 個別制御部(120 )および21 個別制御
部(130 )を診断する為の各診断データ(D110 )、
(D120 )および(D130 )と、主記憶装置(20 )の
構成単位、即ち中央制御装置共通受付部(210 )、1
0 個別受付部(220 )、11 個別受付部(230 )お
よび記憶部(240 )を診断する為の各診断データ(D
210 )、(D220 )、(D230 )および(D24 0 )とか
ら構成されている。
【0016】診断実行部(44)は、診断実行データ
(DDXA)を構成する各診断データ(D110 )、(D
120 )、(D130 )、(D210 )、(D220 )、(D
230 )および(D240 )を配列順に逐一実行することに
より、中央制御装置(10 )内の主記憶装置共通制御部
(110 )、20 個別制御部(120 )および21 個別
制御部(130 )と、主記憶装置(20 )内の中央制御
装置共通受付部(210 )、10 個別受付部(2
0 )、11 個別受付部(230 )および記憶部(24
0 )とを順次診断し、今回は10 個別受付部(220
に発生している障害状況を診断し、診断結果を交絡制御
線(5)を経由して中央制御装置(11 )に返送する。
【0017】中央制御装置(11 )においては、診断部
(41 )が、中央制御装置(10 )から返送される診断
結果を、主記憶装置(21 )内の所定格納領域に格納
し、また図示されぬ表示装置に出力表示する。
【0018】なお診断実行データ記憶部(45)には、
00系罹障(XA )に対応する診断実行データ(D
XA)以外に、1系の中央制御装置(11 )から1系の
主記憶装置(21 )への書込みおよび読出しが不可能と
なった11系罹障(XB )に対応する診断実行データ
(DDXB)と、0系の中央制御装置(10 )から1系の
主記憶装置(21 )への書込みおよび読出しが不可能と
なった01系罹障(XC )に対応する診断実行データ
(DDXC)と、1系の中央制御装置(11 )から0系の
主記憶装置(20 )への書込みおよび読出しが不可能と
なった10系罹障(XD)に対応する診断実行データ
(DDXD)とが、障害発生による自動起動(WA )の際
に使用されるものとして格納されている。
【0019】診断実行データ(DDXB)は、中央制御装
置(11 )の構成単位、即ち主記憶装置共通制御部(1
1 )、20 個別制御部(121 )および21 個別制御
部(131 )を診断する為の各診断データ(D111 )、
(D121 )および(D131 )と、主記憶装置(21 )の
構成単位、即ち中央制御装置共通受付部(211 )、1
0 個別受付部(221 )、11 個別受付部(231 )お
よび記憶部(241 )を診断する為の各診断データ(D
211 )、(D221 )、(D231 )および(D24 1 )とか
ら構成され、また診断実行データ(DDXC)は、中央制
御装置(10 )の構成単位、即ち主記憶装置共通制御部
(110 )、20 個別制御部(120 )および21 個別
制御部(130 )を診断する為の各診断データ
(D110 )、(D 120 )および(D130 )と、主記憶装
置(21 )の構成単位、即ち中央制御装置共通受付部
(211 )、10 個別受付部(221 )、11 個別受付
部(231 )および記憶部(241 )を診断する為の各
診断データ(D211 )、(D221 )、(D231 )および
(D241 )とから構成され、更に診断実行データ(DD
XD)は、中央制御装置(11 )の構成単位、即ち主記憶
装置共通制御部(111 )、2 0 個別制御部(121
および21 個別制御部(131 )を診断する為の各診断
データ(D111 )、(D121 )および(D131 )と、主
記憶装置(20 )の構成単位、即ち中央制御装置共通受
付部(210 )、10 個別受付部(220 )、1 1 個別
受付部(230 )および記憶部(240 )を診断する為
の各診断データ(D210 )、(D220 )、(D230 )お
よび(D240 )とから構成されている。
【0020】更に診断実行データ記憶部(45)には、
障害発生による自動起動(WA )の際に使用される診断
実行データ(DD)の他に、予防保守による定期起動
(WB)の際に使用される診断実行データ(DD)、例
えば中央制御装置(10 )を予防保守する10 保守(Y
A )に対応する診断実行データ(DDYA)〔当然診断デ
ータ(D110 )、(D120 )、(D130 )が含まれる〕
等々と、修復確認の際に使用される診断実行データ(D
D)、例えば中央制御装置(10 )を修復を確認する1
0 修復(ZA )に対応する診断実行データ(DDZA
〔当然診断データ(D110 )、(D120 )、(D130
が含まれる〕等々とが格納されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある交換機においては、診断部(4)内の
診断実行データ記憶部(45)には、診断部(4)が実
行すべき診断に対応した診断実行データ(DD)がそれ
ぞれ格納されており、診断部(40 )が起動された場合
に、指定された診断に対応した診断実行データ(DD)
を抽出して実行していた。
【0022】従って診断実行データ記憶部(45)内に
は大量の診断実行データ(DD)が格納されることとな
ると共に、同一の構成単位の診断データ(D)〔例えば
中央制御装置(10 )の診断データ(D110 )〕が複数
の診断実行データ(DD)〔例えば診断実行データ(D
XA)、(DDXC)、(DDYA)、(DDZA)等に重複
して含まれることとなる為、中央制御装置(10 )は異
なる種類の診断で繰返し診断されることとなり、個々の
診断で必ずしも必要としない診断が実行され、診断実行
時間が徒に長引く原因となる問題があった。
【0023】かかる問題点を解決する為に、障害種別を
細分化し、例えば主記憶装置(20)の10 個別受付部
(220 )に障害が発生したことを検出した場合には、
罹障した10 個別受付部(220 )の診断データ(D
220 )と、関連する20 個別制御部(120 )の診断デ
ータ(D120 )とのみから構成される診断実行データ
(DD)を準備して置くことも考慮されるが、診断実行
データ(DD)の種別およびデータ量が膨大となり、診
断実行データ記憶部(45)の記憶容量が増大すること
となり、実現性に乏しい。
【0024】また例えば中央制御装置(10 )が変更と
なるに伴い、対応する診断データ(D110 )も変更する
必要が生ずると、診断実行データ(DDXA)を含む総て
の診断実行データ(DDXA)、(DDXC)、(D
YA)、(DDZA)等を変更する必要が生じ、多大の労
力と時間とを費やすと共に、人為的な誤りの発生する機
会も増大し、診断データの保守管理に支障を来す問題が
あった。
【0025】本発明は、診断実行時間を極力短縮可能と
し、且つ診断データを集中管理可能とする診断方式を実
現することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は本発明の対象とな
る交換機であり、101は交換機(100)が具備する
診断手段である。
【0027】診断手段(101)は、診断データを所定
の順序に従って逐一実行することにより、交換機(10
0)に対する所定の診断を実行する。102は、本発明
により交換機(100)に設けられた診断データ記憶手
段である。
【0028】103は、本発明により交換機(100)
に設けられた診断実行データ生成手段である。
【0029】
【作用】診断データ記憶手段(102)は、交換機(1
00)を構成する各構成単位を診断する為に設けられた
各診断データを記憶する。
【0030】診断実行データ生成手段(103)は、診
断手段(101)が実行する各診断の種類に対応して、
診断の対象とすべき構成単位の種類を保有し、診断手段
(101)に任意の診断が要求された場合に、診断対象
構成単位に対応する診断データを診断データ記憶手段
(102)から抽出して診断手段(101)が実行すべ
き診断実行データを生成し、診断手段(101)に実行
させる。
【0031】なお診断データ記憶手段(102)が記憶
する診断データは、交換機(100)を構成する単位装
置、または単位機能を構成単位として準備されることが
考慮される。
【0032】従って、診断データは診断データ記憶手段
に集中して一通りのみ保管され、実際に診断が実行され
る場合に、診断実行データ生成手段が保有している各診
断対応する構成単位の種類に基づき診断データを収集し
て診断実行データを生成し、診断手段により実行させる
為、診断の都度必要最小限の診断データが診断実行デー
タとして実行されることとなり、診断実行時間も短縮さ
れ、また診断データが重複して記憶される恐れも無くな
り、診断データの保守管理も大幅に改善される。
【0033】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による診断部を示す図であ
る。なお対象とする交換機は図4に示す通りとする。
【0034】図2および図3においては、図1における
交換機(100)として二重化された中央制御装置
(1)および主記憶装置(2)が示され、また図1にお
ける診断手段(101)として診断部(4)が各中央制
御装置(1)に設けられ、また図1における診断データ
記憶手段(102)として診断データ記憶部(46)が
診断部(4)内に設けられ、また図1における診断実行
データ生成手段(103)として診断実行データ生成部
(47)が診断部(4)内に設けられている。
【0035】図2においては、診断データ記憶部(4
6)内に、交換機(100)を構成する構成単位であ
る、二重化された中央制御装置(1)および主記憶装置
(2)の具備する主記憶装置共通制御部(11)、20
個別制御部(12)、21 個別制御部(13)、中央制
御装置共通受付部(21)、10 個別受付部(22)、
1 個別受付部(23)および記憶部(24)に対応す
る各診断データ(D110 )、(D111 )、(D120 )、
(D121 )、(D130 )、(D131 )、(D210 )、
(D211 )、(D220 )、(D221 )、(D230 )、
(D231 )、(D240 )、(D241 )が、それぞれ診断
データの種別を示す診断データ識別子(I)を付加され
て、集中して一通りのみ格納されている。
【0036】また診断実行データ生成部(47)は、診
断実行部(44)が実行すべき総ての診断に対応して、
診断実行データ(DD)を構成する診断データ(D)の
種類を示す診断実行データ目次(INX)を保有してい
る。
【0037】図2および図3において、例えば中央制御
装置(10 )が現用系として運用されている状態で、主
記憶装置(20 )内の10 個別受付部(220 )に障害
が発生すると、中央制御装置(10 )は、前述と同様
に、予備系として運用されている1系の中央制御装置
(11 )に現用系として運用開始し、罹障主記憶装置
(2 0 )を運用系から切離し、診断を実行することを要
求する。
【0038】中央制御装置(11 )は、前述と同様に、
中央制御装置(10 )からの要求に基づき、中央制御装
置(10 )を現用系として運用停止させ、また20 個別
制御部(121 )を制御して中央制御装置(11 )から
主記憶装置(20 )に対する書込みを停止し、主記憶装
置(20 )のみに書込みおよび読出しを実行して現用系
として運用を開始すると共に、診断部(41 )を起動す
る。
【0039】診断部(41 )は、起動受信部(411
により起動要求を受信すると、前述と同様に、起動原因
分類部(42)により起動された原因が、障害発生によ
る自動起動(WA )、予防保守による定期起動
(WB )、および修復確認による手動起動(WC )の何
れであるかを分析し、今回は障害発生による自動起動
(WA )であることを識別すると、次に障害種別分析部
(431)により発生した障害の種類を分析し、10
別受付部(220 )に発生した障害〔以後220 罹障
(X AA)と称する〕であることを識別すると、交絡制御
線(5)を経由して中央制御装置(10 )に、220
障(XAA)に対応する診断の実行指示を伝達する。
【0040】中央制御装置(10 )は、中央制御装置
(11 )から伝達された220 罹障(XAA)に対応する
診断実行指示に基づき、診断実行データ生成部(47)
を起動する。
【0041】起動された診断実行データ生成部(47)
は、指示された220 罹障(XAA)に対応して保有する
診断実行データ目次(INXXAA )を参照し、診断デー
タ識別子(I120 )および(I220 )から構成されるこ
とを識別すると、診断データ記憶部(46)から、診断
データ識別子(I120 )を付加されて格納されている診
断データ(D120 )と、診断データ識別子(I220 )を
付加されて格納されている診断データ(D220 )とを抽
出し、診断実行データ目次(INXXAA )内の診断デー
タ識別子(I120 )および(I220 )の順番に従って配
列することにより、220 罹障(XAA)〔即ち診断実行
データ目次(INXXAA )〕に対応する診断実行データ
(DDXAA )を生成し、診断実行部(44)に伝達す
る。
【0042】診断実行データ(DDXAA )は、罹障した
0 個別受付部(220 )を診断する為に必要とする中
央制御装置(10 )の構成単位、即ち20 個別制御部
(12 0 )を診断する為の診断データ(D120 )と、罹
障した10 個別受付部(220)を診断する為の診断デ
ータ(D220 )とのみから構成されている。
【0043】診断実行部(44)は、診断実行データ
(DDXAA )を構成する各診断データ(D120 )および
(D220 )を、配列順に逐一実行することにより、中央
制御装置(10 )内の20 個別制御部(120 )と、主
記憶装置(20 )内の10 個別受付部(220 )とを順
次診断し、10 個別受付部(220 )に発生している障
害状況を診断し、診断結果を交絡制御線(5)を経由し
て中央制御装置(11 )に返送する。
【0044】中央制御装置(11 )においては、診断部
(41 )が、中央制御装置(10 )から返送される診断
結果を、主記憶装置(21 )内の所定格納領域に格納
し、また図示されぬ表示装置に出力表示する。
【0045】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、診断部(40 )は、障害種別分析部(431)
により障害種別を分析し、220 罹障(XAA)と識別す
ると、診断実行データ生成部(47)により220 罹障
(XAA)に対応する診断実行データ目次(INXXAA
を参照し、診断実行データ目次(INXXAA )に示され
ている診断データ(D120 )および(D220 )のみを診
断データ記憶部(46)から抽出して診断実行データ
(DDXAA )を生成し、診断実行部(44)により実行
する為、診断実行時間は、従来ある診断部(40 )が診
断実行データ(DDXA)を実行した場合に比し、大幅に
短縮される。
【0046】また各診断データ(D)は、診断データ記
憶部(46)内に一通りのみ、集中して格納されている
為、例えば中央制御装置(10 )が変更となるに伴い、
対応する診断データ(D110 )も変更する必要が生じた
場合にも、診断データ記憶部(46)内の診断データ
(D110 )のみを変更すれば済む為、診断データ(D)
の保守管理に要する労力と時間とが大幅に削減されると
共に、人為的な誤りの発生する機会も大幅に減少する。
【0047】なお、図2はあく迄本発明の一実施例に過
ぎず、例えば障害は10 個別受付部(220 )に発生す
るものに限定されることは無く、他に幾多の変形が考慮
されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
また実行される診断は障害発生による自動起動(WA
のみに限定されることは無く、予防保守による定期起動
(WB )または修復確認による手動起動(WC )等、他
に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の
効果は変わらない。更に本発明の対象となる交換機(1
00)の構成は、図示されるものに限定されぬことは言
う迄も無い。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記交換機にお
いて、診断データは診断データ記憶手段に集中して一通
りのみ保管され、実際に診断が実行される場合に、診断
実行データ生成手段が保有している各診断対応する構成
単位の種類に基づき診断データを収集して診断実行デー
タを生成し、診断手段により実行させる為、診断の都度
必要最小限の診断データが診断実行データとして実行さ
れることとなり、診断実行時間も短縮され、また診断デ
ータが重複して記憶される恐れも無くなり、診断データ
の保守管理も大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による診断部を示す図
【図3】 本発明の対象となる交換機の一例を示す図
【図4】 従来ある診断部の一例を示す図
【符号の説明】
1 中央制御装置 2 主記憶装置 3 制御線 4 診断部 5 交絡制御線 11 主記憶装置共通制御部 12 20 個別制御部 13 21 個別制御部 21 中央制御装置共通受付部 22 10 個別受付部 23 11 個別受付部 24 記憶部 41 起動受信部 42 起動原因分類部 44 診断実行部 45 診断実行データ記憶部 46 診断データ記憶部 47 診断実行データ生成部 100 交換機 101 診断手段 102 診断データ記憶手段 103 診断実行データ生成手段 431 障害種別分析部 432 保守対象分析部 433 修復対象分析部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断データを所定の順序に従って逐一実
    行することにより、所定の診断を実行する診断手段(1
    01)を具備する交換機(100)において、 前記交換機(100)を構成する各構成単位を診断する
    為に設けられた各診断データを記憶する診断データ記憶
    手段(102)と、 前記診断手段(101)が実行する各診断の種類に対応
    して、診断の対象とすべき前記構成単位の種類を保有
    し、前記診断手段(101)に任意の前記診断が要求さ
    れた場合に、診断対象構成単位に対応する診断データを
    前記診断データ記憶手段(102)から抽出して前記診
    断手段(101)が実行すべき診断実行データを生成
    し、前記診断手段(101)に実行させる診断実行デー
    タ生成手段(103)とを設けることを特徴とする診断
    方式。
  2. 【請求項2】 前記診断データ記憶手段(102)が記
    憶する診断データは、前記交換機(100)を構成する
    単位装置、または単位機能を構成単位として準備される
    ことを特徴とする請求項1記載の診断方式。
JP17347993A 1993-07-14 1993-07-14 診断方式 Withdrawn JPH0730651A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010097281A (ko) * 2000-04-21 2001-11-08 박종섭 운영중인 이동통신 교환기의 피엘디 파손 여부 진단 방법
KR100355281B1 (ko) * 2000-02-01 2002-10-11 주식회사 하이닉스반도체 이동통신 시스템에서의 교환기내 디스크 파일상태 자동점검방법

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