JP2003156634A - 光ファイバホルダ - Google Patents

光ファイバホルダ

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JP2003156634A
JP2003156634A JP2001353220A JP2001353220A JP2003156634A JP 2003156634 A JP2003156634 A JP 2003156634A JP 2001353220 A JP2001353220 A JP 2001353220A JP 2001353220 A JP2001353220 A JP 2001353220A JP 2003156634 A JP2003156634 A JP 2003156634A
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opening
groove
support
base portion
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Satoshi Sudo
聡 須藤
Katsuhiko Suga
勝彦 須賀
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B6/3636Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means the mechanical coupling means being grooves
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/4457Bobbins; Reels

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバを巻回保持する光ファイバ巻枠体
が回動可能である光ファイバホルダであって、必要に応
じて複数段構成にし得る。 【解決手段】 周囲に光ファイバ収容凹溝12を有する
光ファイバ巻枠部13と回動軸である基部14とにより
リング状の光ファイバ巻枠体11としてなり、基部14
には内部に到るとともに両端が光ファイバ収容凹溝12
に連通される開口19,21をそなえ、光ファイバ5が
基部14の内部と光ファイバ収容凹溝12とに巻回保持
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを巻回
保持する光ファイバ巻枠体を回動可能に支持する光ファ
イバホルダに関する。各種情報を光信号として通信伝送
あるいは信号処理する光装置においては、その光信号の
伝送手段として光ファイバが使用される。このような光
装置における光信号の送信あるいは受信のための内部の
光ユニットや光モジュールなどにおいては、光ファイバ
に所定長さ以上の余長を設けることが必要であり、この
余長部分を輻輳することのないよう所定半径以上に整然
と巻回処理するとともに保持させることが行なわれる。
【0002】
【従来の技術】図16は、このような光ユニットである
プリント板ユニットを、図(a)の平面図および図
(b)の側面図に示すものであり、プリント配線基板1
上に多数の電子部品が実装配置され、プリント配線基板
1に形成された配線パターンと接続されて所定の動作回
路が構成されている。図(b)において電子部品は図示
煩雑となることから1箇所の電子部品以外は図示してい
ない。
【0003】電子部品には抵抗やコンデンサ、IC装
置、などが半田付け実装されるが、方形のソケット2に
挿入接続されるIC装置3も実装される。符号の4で示
されるものは光信号の送信用または受信用あるいは送受
信用の光モジュールであり、導出される光ファイバ5を
そなえている。このプリント配線基板1の側面に取り付
け結合されている側板6には、公知なSC型光コネクタ
用の光コネクタアダプタ7が取り付けられており、光モ
ジュール4と接続された光ファイバ5先端部の光コネク
タ8が挿入結合されている。
【0004】これら電子部品や光モジュール4などは、
その実装高さが低く抑えられていることにより、光ファ
イバ5の余長部分はプリント配線基板1上に所定距離隔
てて4箇所に立設された公知な合成樹脂製のホルダ9内
に挿入されて、電子部品上に接近するようプリント配線
基板1の面と並行して円形に多数回巻回保持されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、ソケット2に挿
入接続されたIC装置3については、交換を容易とする
ためにソケット2に挿入接続させるようにしたものであ
ることから、このIC装置3を交換するような必要に応
じては、その上に巻回配置された光ファイバ5をホルダ
9から取り外さなければ交換することができないので、
交換の頻度が少ないとしても、その都度光コネクタ8と
ともに光ファイバ5の取り外しや、再度の巻回収容させ
るといった面倒な作業をともなうこととなる。
【0006】ホルダ9は、合成樹脂の弾性によって開口
部分が開閉し得るように閉ざされた構成であることか
ら、それぞれのホルダ9について開口部分を弾性に抗し
て開いた状態として光ファイバ5の取り出しあるいは挿
入をしなければならず、相当に面倒をともなうものであ
る。本発明は、このような面倒な作業を要することなく
容易に巻回された状態のまま光ファイバ5を退避位置に
移動させることができ、所定の作業終了とともに即座に
初期の位置に復元移動可能な光ファイバホルダの提供を
発明の課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めの本発明構成要旨とするところの第1の手段は、周囲
に光ファイバ収容凹溝を有する光ファイバ巻枠部と回動
軸である基部とによりリング状の光ファイバ巻枠体とし
てなり、この基部には内部に到るとともに両端が光ファ
イバ収容凹溝に連通される開口をそなえ、光ファイバが
基部の内部と光ファイバ収容凹溝とに巻回保持される光
ファイバホルダである。
【0008】この第1の手段によると、光ファイバ巻枠
体へ回動軸である基部内に開口から光ファイバを挿入さ
せながら周囲の光ファイバ収容凹溝内に光ファイバを巻
回収容させることにより、光ファイバホルダの周囲に光
ファイバが露出することなく、基部と光ファイバ収容凹
溝内に巻回収容されることになるので、光ファイバが異
物と接触することなく確実な保護状態が得られる。基部
の部分を適当な軸受け状支持部に嵌め込み支持させるこ
とで光ファイバホルダを任意な姿勢方向に回動設定し得
る。
【0009】本発明第2の手段は、周囲に光ファイバ収
容凹溝を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに
両端が光ファイバ収容凹溝に連通される開口をそなえ回
動軸である基部とでなるリング状の光ファイバ巻枠体
と、この光ファイバ巻枠部の光ファイバ収容凹溝の周囲
に嵌め込ませて光ファイバ収容凹溝を覆うカバーと、を
そなえる光ファイバホルダである。
【0010】この第2の手段によると、光ファイバ巻枠
体へ回動軸である基部内に開口から光ファイバを挿入さ
せながら周囲の光ファイバ収容凹溝内に光ファイバを巻
回収容させることにより、光ファイバホルダの周囲に光
ファイバが露出することなく、基部と光ファイバ収容凹
溝内に巻回収容されることになるとともに、カバーで覆
われるので光ファイバ収容凹溝内からはみ出したりする
こともなくなり、光ファイバが異物と接触することなく
一層確実な保護状態が得られる。基部の部分を適当な軸
受け状支持部に嵌め込み支持させることで光ファイバホ
ルダを任意な姿勢方向に回動設定し得る。
【0011】本発明第3の手段は、周囲に光ファイバ収
容凹溝を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに
両端が光ファイバ収容凹溝に連通される開口をそなえ回
動軸である基部とでなるリング状の光ファイバ巻枠体
と、この光ファイバ巻枠部の基部を保持する支持部と支
持部に基部を挿入させる開口とを有する支持体と、をそ
なえる光ファイバホルダである。
【0012】この第3の手段によると、光ファイバ巻枠
体へ回動軸である基部内に開口から光ファイバを挿入さ
せながら周囲の光ファイバ収容凹溝内に光ファイバを巻
回収容させることにより、光ファイバホルダの周囲に光
ファイバが露出することなく、基部と光ファイバ収容凹
溝内に巻回収容されることになる。基部を支持体の開口
に挿入させ、支持体の弾性に抗して開口を押し広げなが
ら支持部に嵌合させることにより、開口が弾性復元し基
部は支持部に支持され、光ファイバ巻枠体を任意な姿勢
方向に回動設定し得る。
【0013】本発明第4の手段は、周囲に光ファイバ収
容凹溝を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに
両端が光ファイバ収容凹溝に連通される開口および外面
の半径方向に位置決め用突起を有し回動軸である基部と
でなるリング状の光ファイバ巻枠体と、この光ファイバ
巻枠体の基部を保持する支持部と支持部に基部を挿入さ
せる開口と位置決め用突起を嵌め合わせる溝とを有する
支持体と、をそなえる光ファイバホルダである。
【0014】この第4の手段によると、光ファイバ巻枠
体へ回動軸である基部内に開口から光ファイバを挿入さ
せながら周囲の光ファイバ収容凹溝内に光ファイバを巻
回収容させることにより、光ファイバホルダの周囲に光
ファイバが露出することなく、基部と光ファイバ収容凹
溝内に巻回収容されることとなる。基部を支持体の開口
に挿入させ、支持体の弾性に抗して開口を押し広げなが
ら支持部に嵌合させることにより、開口が弾性復元し基
部は支持部に支持されるとともに、基部の位置決め用突
起が支持部の溝に嵌まり合い軸方向へ移動することなく
位置決めされ、安定状態で光ファイバ巻枠体を任意な姿
勢方向に回動設定し得る。
【0015】本発明第5の手段は、周囲に光ファイバ収
容凹溝を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに
両端が光ファイバ収容凹溝に連通される開口および外面
の半径方向に位置決め用突起を有し回動軸である基部と
でリング状の光ファイバ巻枠体と、この光ファイバ巻枠
体の基部を保持する複数段の支持部と複数段の支持部そ
れぞれに基部を挿入させる開口と位置決め用突起を嵌め
合わせる溝とを有する支持体と、をそなえ、支持体に支
持された複数の光ファイバ巻枠体は位置決め用突起によ
り接近状態において並行間隔に位置決めされる光ファイ
バホルダである。
【0016】この第5の手段によると、光ファイバ巻枠
体へ回動軸である基部内に開口から光ファイバを挿入さ
せながら周囲の光ファイバ収容凹溝内に光ファイバを巻
回収容させることにより、光ファイバホルダの周囲に光
ファイバが露出することなく、基部と光ファイバ収容凹
溝内に巻回収容されることとなる。基部を支持体の開口
に挿入させ、支持体の弾性に抗して開口を押し広げなが
ら支持部に嵌合させることにより、開口が弾性復元し基
部は支持部に支持されるとともに、基部の位置決め用突
起が支持部の溝に嵌まり合い軸方向へ移動することなく
位置決めされる。このようにして複数の光ファイバ巻枠
体を支持体の複数段支持部に挿入支持させることによ
り、接近状態において複数の光ファイバ巻枠体の位置決
め用突起がそれぞれ当接して並行間隔に位置決めされ、
かつ、安定状態で光ファイバ巻枠体を任意な姿勢方向に
回動設定し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について発明の構成
要旨にもとづいた具体的な一実施の形態について図を参
照しながらそれぞれ詳細に説明する。なお、理解を確実
かつ容易とするために全図を通じて同様箇所には同一符
号を付して示してある。図1は、光ファイバ巻枠体11
の外観図であり、図(a)に平面図、図(b)に正面
図、図(c)に側面図、としてそれぞれ示す。この光フ
ァイバ巻枠体11は全体として連続した一体のリング状
であって、その構成は、周囲に光ファイバ収容凹溝12
を有する光ファイバ巻枠部13部分と、側面視断面が円
形をなし軸方向が直線形状の回動軸である基部14と、
からなる。
【0018】光ファイバ巻枠部13は断面が円形であ
り、外周方向に向けて周囲に開口する光ファイバ収容凹
溝12の底面を形成する円形の半径は、現在公称されて
いる光ファイバの許容最低曲げ半径である30mmか、
それ以上任意に設定される。したがって、直径は60m
m以上となる。この光ファイバ収容凹溝12とは両側で
連続する基部14は、図1の図(b)および、図2の部
分拡大図によく示されるようである。図2において、図
(a)は図1に対応する平面図、図(b)は同じく正面
図、図(c)は図1とは反対側の側面図、である。
【0019】基部14は、その円形断面の中心位置にお
いて軸方向の平面15を有しており、この平面15が光
ファイバ収容凹溝12の底面に連続している。図
(a)、図(b)に図示されるように中央部16と両側
部17,18とに円形軸部分を有しているが、その境界
部分には軸部を分断するようにして平面15に到る第1
の開口19が平行して形成されている。
【0020】また、基部14の中央部16には、図
(b)において図示向う側である上側に開口する第2の
開口21が平面15に平行するように形成されており、
両側部17,18にも、同じく図示手前側である下側に
開口する第2の開口21が平面15に平行するように形
成されている。これら、中央部16と両側部17,18
との第2の開口21によって形成される図(b)におい
て点線に示される両側面の幅は光ファイバ収容凹溝12
の開口幅に等しくなるように設定されている。
【0021】基部14の中央部分には、外面に半径方向
の位置決め用突起22が、第2の開口21とは反対方向
の光ファイバ巻枠体11の中心方向へ向けて突設されて
おり、図(c)に示されるように軸径よりも大きく図示
手前側の下側へも延びるような鉤状部分23をそなえて
形成されている。ここで、図(b)に示される詳細な各
部の側断面図について図3を参照して説明すると、図3
の図(a)は図2のA−A矢視断面図を、以下同様にし
て順次、図3の図(f)は図2のF−F矢視断面図を、
符号対応に示してある。
【0022】まず、図(a)のA−A矢視断面図は、基
部14の端面との境界直前の光ファイバ巻枠部13の部
分の断面図であり、基部14の直径が光ファイバ巻枠部
13の直径よりも大きいことがよく分かるとともに、光
ファイバ収容凹溝12の開口幅が中央部16と側部1
7,18との第2の開口21の幅と一致していることも
よく示されている。
【0023】図(b)のB−B矢視断面図は、図2の左
側の側部17の部分の断面図であり、下方に開口する第
2の開口21と平面15との相互の形状の関係がよく理
解し得る。図(c)のC−C矢視断面図は、図2の左側
の第1の開口19の部分の断面図であり、平面15と中
央部16の第2の開口21、図2の右側の側部18の第
2の開口21とによって形成される空間が丁度トンネル
形状であり、光ファイバの収容通路として適しているこ
とがよく示されている。
【0024】図(d)のD−D矢視断面図は、位置決め
用突起22を含む中央部16の断面図であり、平面15
の位置が基部14の円形中心位置に一致しており、位置
決め用突起22の上下方向幅が基部14の直径に等し
く、鉤状部分23が基部14径よりも図示下方側へ突出
形成されていることが分かる。図(e)のE−E矢視断
面図は、図2の右側の第1の開口19の部分の断面図で
あり、図(c)と対応した形状状態である。
【0025】図(f)のF−F矢視断面図は、図2の右
側の側部18の部分の断面図であり、図(b)と同様に
下方に開口する第2の開口21と平面15との相互の関
係がよく理解し得る。以上のことから、基部14は、中
央部16と両側部17,18との第2の開口21が、上
下方向に開口部を有するように左右対称形なことから、
これら第2の開口内に挿入される光ファイバは長さ方向
に移動可能ではあるものの、上下方向と半径方向のいず
れの方向に対しても、はみ出したり外れ出ることがない
ようにに収容されることが理解されよう。
【0026】図3からも明らかなように、基部14は第
1の開口19、第2の開口21によって欠け部が形成さ
れているものの、中央部16と左右の両側部17,18
とで構成される側面視形状は円形をなすものであり、こ
の円形にもとづいて軸すなわち回動軸としての機能を有
するものとなっている。この光ファイバ巻枠体11は適
度な表面平滑度と機械的強度とを有する合成樹脂成型品
によって一体成形される。
【0027】図4は、カバー24の外観図であり、図
(a)に平面図、図(b)に正面図、として示してあ
る。このカバー24は一部を開口した平面視リング状を
なし、その内径寸法は光ファイバ巻枠体11の光ファイ
バ収容凹溝12に嵌まり合って凹溝を塞ぐような関係で
ある、したがって、上下方向の幅は凹溝の幅に等しい
か、わずかに狭い。このカバー24も弾性を有する合成
樹脂材から形成される。
【0028】光ファイバ巻枠体11に光ファイバ5を巻
回収容させることについて、図5の平面図を参照する
と、光ファイバ巻枠体11の基部14の、第1の開口1
9と第2の開口21とを介して光ファイバ5を開口内に
挿入させるとともに、光ファイバ巻枠部13の光ファイ
バ収容凹溝12内に必要長さを巻回収容させ、光ファイ
バ5の両端部を基部14の両側部17,18の左右方向
に延ばす。
【0029】ついで、光ファイバ収容凹溝12の部分
に、図示されるようにカバー24を嵌め込ませる。カバ
ー24は適度な弾性を有することから開口部分を拡げる
ことにより容易に凹溝内に嵌めることができ、嵌め込ま
せることによって巻回収容されている光ファイバ5の周
囲を軽く押圧するように弾性復元して保持し、光ファイ
バ5が凹溝から外れ出ることを防止する。
【0030】図6は、支持体31の外観図であり、図
(a)に背面図、図(b)に要部を断面とした側面図、
として示してあり、図(b)に示されるように本体部3
2の図示上下方向に等間隔に3箇所の円形をなす支持部
33と、これらの支持部33をそれぞれ上下方向に分割
する開口34と、上端部に蓋部35と、下端部には係止
部36と、を有してなる。
【0031】以上の構成をさらに詳細には、本体部32
の支持部33は上下方向に等間隔に並行して形成されて
いるが、平行平面でなる開口34によって両側に対向す
る円弧面を有する形状に形成されている。開口34は下
側の支持部33よりも、さらに下方に延びている。蓋部
35は、本体部32の背面側から上方に延びる薄く柔軟
性を有する可撓部37を介して蓋部分38と、この蓋部
分38の先端部に直角方向に延びる係止用鉤部39と、
蓋部分38の先端部に突設された凸部41と、からな
り、本体部32の正面側に形成された係合溝42に、後
述するように係止用鉤部39が嵌まり合うように構成さ
れている。
【0032】本体部32の背面側中央部には、図(a)
によく示されるように開口34に到る溝43が貫通形成
されており、この溝43は蓋部35の中央部分にまで延
びて形成されている。下端部の係止部36は、図(a)
に示されるように左右の2箇所に設けられており、本体
部32の下端面の位置決め突部44の中心から下方に延
びる芯部45の先端から図(b)に示されるように芯部
45の両側へ上方向に拡がるV字型の係合片46などに
よって構成されている。
【0033】この支持体31は、適度な機械的強度と良
好なばね弾性とをそなえた合成樹脂材の成型品で一体形
成されてなるものである。上記、各部の構成関係につい
て図を参照して説明する。まず、図7に示されるよう
に、蓋部35の可撓部37を折り曲げるようにして蓋部
分38を本体部32の上面へ向けて矢印方向に倒すこと
により、蓋部分38が開口34を覆うようになり、係止
用鉤部39が図示状態に本体部32の正面側の係合溝4
2に嵌まり込み、自然には外れ出て蓋部35が解放され
ることがないように係止される。しかしながら、凸部4
1に指先をあてがって引き上げることにより係止状態が
解放される。
【0034】つぎに、図8を参照して支持体31を必要
箇所に取り付け立設させることについて説明すると、図
8の図(a)に示されるように取り付けるべき基板47
に取り付け孔48を形成し、この取り付け孔48に対し
て、支持体31の下端部の係止部36を先端から矢印で
示されるように挿入させる。この取り付け孔48の大き
さは、位置決め突部44が丁度嵌まり合える大きさであ
り、V字型の係合片46の先端部の開口幅よりも狭く設
定されていることにより、挿入は係合片46を押し込む
ことよって行なわれる。このようにして押し込むことに
より係合片46の先端部は、弾性変形して接近するよう
にしてすぼまり先端部が取り付け孔48を通過すると同
時に、弾性によって復元し拡がることで基板47の下面
に図(b)に示されるように先端面が当接して自然に抜
け出ることがなくなる。
【0035】本体部32の下端面が基板47の面に接触
し、位置決め突部44が取り付け孔48に嵌まり合って
面方向に移動することがないように位置決めされる。こ
の係止部36は、支持体31の2箇所の係止部36につ
いて、2か所の取り付け孔48に係合して係止されるこ
とから、支持体31が基板面に対して回転したりするこ
となく取り付け方向が位置決め規定されるものである。
【0036】以上のようにして基板47所定位置に立設
して取り付けられた支持体31に対して、光ファイバ巻
枠体11を取り付けることについて図9の要部のみを拡
大して示す側断面図を参照して説明すると、支持体31
の蓋部35を解放状態としておき、図1ないし図5で説
明の光ファイバ巻枠体11の基部14を開口34から嵌
め込ませる。この際、位置決め用突起22を溝43に嵌
め込むとともに鉤状部分23を図示手前側である下方側
として嵌め込むことが肝要である。
【0037】このようにして嵌め込む場合、基部14の
軸の直径が開口34の幅よりも大きいことから、押し込
むことによって支持体31の本体部32が弾性変形する
ことによって開口34の幅が拡がり、基部14を押し込
み支持部33の位置へ到らせることができることによ
り、本体部32が弾性復元し基部14が支持部33内に
弾性力によって挟持されるように支持される。
【0038】以上のようなことを繰り返して基部14を
支持体31の最下段の支持部33の位置へ押し込み位置
させることにより、位置決め用突起22の鉤状部分23
の端面が溝43の下端面に当接することにより、支持体
31に対して光ファイバ巻枠体11の相対位置関係が決
められる。別な光ファイバ巻枠体11を2組用意してお
き、上部2箇所の空き位置となっている支持部33へ同
様の操作によって順次嵌め込ませることにより、3組の
光ファイバ巻枠体11が図10の図(a)の平面図なら
びに図(b)の側面図に示されように取り付け支持され
るが、この状態は図9によく示されるように位置決め用
突起22の鉤状部分23の下端面が下方の位置決め用突
起22の上端面に当接することによって相互の位置関係
が決められることとなる。
【0039】また、図7で説明のようにして蓋部35を
閉じることにより、開口34が覆われるとともに開口3
4の上部の開口幅が引き寄せられて狭まり、支持部33
内に支持された光ファイバ巻枠体11が自然に回動する
ことなく位置決め保持されることとなるものである。こ
のように、位置決め用突起22は支持体31の溝43内
に嵌まり合っていることで、支持体31に対する基部1
4の位置が規定され軸方向に移動することなく位置決め
されるが、回動方向に対しては後述するように回動移動
可能であり、図10の図(b)に示されるように相互の
光ファイバ巻枠体11の相対位置関係すなわち間隔が平
行状態に維持されることにもなる。
【0040】図10の状態から、最上部の光ファイバ巻
枠体11の光ファイバ巻枠部13の先端を持ち上げるこ
とにより、この光ファイバ巻枠体11は、その基部14
を中心に支持体31に対して回動させることができる。
このことは、位置決め用突起22が支持体31の溝43
内を回動方向に移動し得ることによって可能なことであ
る。
【0041】ついで、上から2段目の光ファイバ巻枠体
11、3段目の光ファイバ巻枠体11を、図11の側面
図に示されるように矢印方向へ順次回動させることがで
きるから、すべての光ファイバ巻枠体11の先端側全体
を基板47の面に対して上昇退避位置の傾斜姿勢になし
得る。この状態における基部14と支持体31との関係
が、図12の要部側断面の拡大図によく示されている。
図示されるように2段目,3段目の位置決め用突起22
は、それぞれ上側の基部14の下面に当接してそれ以上
には回動し得ないように位置決めされていることがよく
示されている。
【0042】このことから、図10の状態と図11に示
される状態との途中位置における任意位置にそれぞれの
光ファイバ巻枠体11を回動傾斜させることが可能なこ
とは、あえて説明するまでもなく容易に理解されよう。
しかしながら、上側の光ファイバ巻枠体11を傾斜姿勢
とすることによって、下側の光ファイバ巻枠体11を回
動させることが可能なことの制限条件はある。
【0043】以上のことから、基部14と支持部33と
の関係は、基部14は既述したように側面視円形の回動
軸であり、支持部33は開口34によって分割されてい
るものの両側の円弧によって構成される円形の軸受け部
を構成していることから、回動軸である基部14は軸受
け部である支持部33に嵌合支持されて回動可能な軸と
軸受けとの関係を構成していることにほかならなず、光
ファイバ保持体11は支持体31に支持されて回動し得
るものとなっている。
【0044】このように複数段に光ファイバ巻枠体11
を支持体31に取り付け支持させる場合、それぞれの光
ファイバ巻枠体11個々に図5で説明のようにして個別
の光ファイバ5を巻回保持させることは勿論のことであ
るが、図13の光ファイバ巻枠体11のみを図示した正
面図のように、1本の光ファイバ5を3つの光ファイバ
巻枠体11に渡らせて連続して巻回保持させることも可
能であり、このようにすることで、より一層の長尺の光
ファイバ5を保持させることが可能となる。
【0045】以上のことから光ファイバ巻枠体11の組
数と光ファイバ5の本数の組み合わせは任意に選択適用
可能なことでもある。図14は、光ファイバホルダをプ
リント板ユニットのプリント配線基板1の面に設けた状
態を、図(a)の平面図と、図(b)の側面図と、に示
す。プリント板ユニットは図16で説明の従来の構成と
同様であるので、ここでの詳細説明を省略するが、光フ
ァイバホルダを本発明のものにおき代えて示してある。
図14において、支持体31をプリント配線基板1に図
8で説明のようにして取り付け立設し、図13で説明の
ようにして1本の光ファイバ5を3組の光ファイバ巻枠
体11に巻回保持させて組み立てている。この光ファイ
バ5の両端は、1端側が光モジュール4に接続されてお
り他端側が光コネクタ8に接続されている。
【0046】プリント配線基板1上には方形のソケット
2に嵌め込み接続されたIC装置3が配置実装されてお
り、このIC装置3を横切るように対向接近して光ファ
イバ5が巻回保持されているが、IC装置3を取り外す
必要に応じては図15の正面図に示されるようにして、
光ファイバ巻枠体11を図11で説明のようにして回動
傾斜姿勢とすることにより、IC装置3の上部には空間
が確保されるので、容易にIC装置3の取り外しならび
に取り付け実装の作業を行なうことができる。
【0047】本発明光ファイバホルダは以上のようであ
るが、必ずしも説明した実施の形態に限定されるもので
はなく、基本的には図1に示されるような単一の光ファ
イバ巻枠体単体のみに光ファイバを巻回保持させること
が可能なことであり、この場合、位置決め用突起は必須
ではないが設けることによって位置決めを確実にし得る
し、支持体については図6のような複数段ではなく1段
構成とすること、あるいは、モジュールやユニットなど
の要部にすくなくとも1段の支持体部分を一体形成した
箇所に支持させることが含まれる。1段の場合は蓋部を
必ずしも必要とするものではない。
【0048】図4に示されるカバーを光ファイバ巻枠体
に組み合わせることについても、カバーを組み合わせる
ことによって巻回された光ファイバが外れ出たりするこ
となく、安定した保持状態が維持されるので好都合であ
るが、他の代替手段を適用することでカバーに代えるこ
とが可能である。図6に示される支持体については、上
述のように3段に限定するものではなく最低限1段を含
み必要とする任意な複数段構成にすることが可能なもの
である。
【0049】(付記1) 周囲に光ファイバ収容凹溝
を有する光ファイバ巻枠部と回動軸である基部とにより
リング状の光ファイバ巻枠体としてなり、上記基部には
内部に到るとともに両端が上記光ファイバ収容凹溝に連
通される開口をそなえ、光ファイバが基部の内部と光フ
ァイバ収容凹溝とに巻回保持されることを特徴とする光
ファイバホルダ。
【0050】(付記2) 周囲に光ファイバ収容凹溝
を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が
上記光ファイバ収容凹溝に連通される開口をそなえ回動
軸である基部とでなるリング状の光ファイバ巻枠体と、
上記光ファイバ巻枠部の光ファイバ収容凹溝の周囲に嵌
め込ませて光ファイバ収容凹溝を覆うカバーと、をそな
えることを特徴とする光ファイバホルダ。
【0051】(付記3) 周囲に光ファイバ収容凹溝
を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が
上記光ファイバ収容凹溝に連通される開口をそなえ回動
軸である基部とでなるリング状の光ファイバ巻枠体と、
上記光ファイバ巻枠体の基部を保持する支持部と該支持
部に基部を挿入させる開口とを有する支持体と、をそな
えてなることを特徴とする光ファイバホルダ。
【0052】(付記4) 周囲に光ファイバ収容凹溝
を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が
上記光ファイバ収容凹溝に連通される開口および外面の
半径方向に位置決め用突起を有し回動軸である基部とで
なるリング状の光ファイバ巻枠体と、上記光ファイバ巻
枠体の基部を保持する支持部と該支持部に基部を挿入さ
せる開口と位置決め用突起を嵌め合わせる溝とを有する
支持体と、をそなえることを特徴とする光ファイバホル
ダ。
【0053】(付記5) 周囲に光ファイバ収容凹溝
を有する光ファイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が
上記光ファイバ収容凹溝に連通される開口および外面の
半径方向に位置決め用突起を有し回動軸である基部とで
なるリング状の光ファイバ巻枠体と、上記光ファイバ巻
枠体の基部を保持する複数段の支持部と該複数段の支持
部それぞれに基部を挿入させる開口と位置決め用突起を
嵌め合わせる溝とを有する支持体と、をそなえ、上記支
持体に支持された複数の光ファイバ巻枠体は位置決め用
突起により接近状態において並行間隔に位置決めされる
ことを特徴とする光ファイバホルダ。
【0054】(付記6) 付記1ないし付記5いずれ
かに記載の光ファイバホルダにおいて、光ファイバ巻枠
体の基部は断面円形にして軸方向に延びる軸状をなし内
部に軸方向の平面と該平面に対して直交方向の第1の開
口によって分離された中央部と両側の側部にはそれぞれ
異なる方向に開口する平面と並行する第2の開口とをそ
なえたことを特徴とする光ファイバホルダ。
【0055】(付記7) 付記3ないし付記5いずれ
かに記載の光ファイバホルダにおいて、支持体の開口端
には開口部を覆うとともに開口幅を接近させ支持部に支
持される光ファイバ巻枠体の基部を挟持させる開閉可能
な蓋部を設けたことを特徴とする光ファイバホルダ。 (付記8) 付記3ないし付記5いずれかに記載の光
ファイバホルダにおいて、取り付け面の取り付け孔に挿
入することにより支持体を位置決め立設させる係止部を
支持体の端部に2箇所設けてなることを特徴とする光フ
ァイバホルダ。
【0056】
【発明の効果】以上、詳細に説明のように本発明の光フ
ァイバホルダによると、光ファイバ巻枠体へ回動軸であ
る基部内に開口から光ファイバを挿入させながら周囲の
光ファイバ収容凹溝内に光ファイバを巻回収容させるこ
とにより、光ファイバホルダの周囲に光ファイバが露出
することなく、基部と光ファイバ収容凹溝内に巻回収容
されることになるので、光ファイバが異物と接触するこ
となく確実な保護収容状態が得られる。基部の部分を適
当な軸受け状支持部に支持させることで光ファイバホル
ダを任意な姿勢方向に回動設定し得る。
【0057】基部を本発明になる支持体の開口に挿入さ
せ、支持体の弾性に抗して開口を押し広げながら支持部
に嵌合させることにより、開口が弾性復元し基部は支持
部に支持され、光ファイバホルダを任意な傾斜姿勢位置
に回動し得る。さらには、基部に位置決め用突起を設け
ることにより、位置決め用突起を支持体の支持部の溝に
嵌め込ませることで基部が軸方向へ移動することなく、
位置決めされて安定状態に支持される。
【0058】支持体に支持部を複数段設けることによ
り、複数の光ファイバ巻枠体を支持させることが可能で
あり、基部の位置決め用突起が相互に当接して位置決め
されることで光ファイバ巻枠体を並行間隔に位置決めし
得る。光ファイバ巻枠体の基部は、第1の開口と第2の
開口との組み合わせによって基部の形状を円形軸状を維
持しながら内部に光ファイバを挿入支持させることが可
能である。
【0059】支持体の支持部に開口を覆う開閉可能な蓋
部を設けることにより、複数の光ファイバ巻枠体を複数
段に支持させた場合において、確実な保持状態になし得
ることができる。支持体に取り付け面に取り付け立設さ
せるための係止部を2箇所設けることにより、立設状態
において支持体が取り付け面に対して回動するなどの不
都合を生じることなく位置決めされる。
【0060】以上のように、実用上の効果はきわめて顕
著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバ巻枠体の外観図である。
【図2】図1における基部の要部拡大図である。
【図3】図2の各部の側断面図である。
【図4】カバーの外観図である。
【図5】光ファイバ巻枠体に光ファイバを巻回保持させ
た状態の平面図である。
【図6】支持体の背面図と側断面図である。
【図7】支持体の蓋部を閉じることの説明図である。
【図8】支持体を基板に取り付け立設させることの説明
図である。
【図9】支持体に光ファイバ巻枠体を組み合わせた状態
の要部の側断面図である。
【図10】支持体に光ファイバ巻枠体を組み合わせた状
態の外観図である。
【図11】光ファイバ巻枠体を回動傾斜させることの説
明図である。
【図12】図11における支持体と基部との要部拡大断
面図である。
【図13】3組の光ファイバ巻枠体に光ファイバを巻回
保持させる説明図である。
【図14】プリント板ユニットにおける本発明光ファイ
バホルダの取り付け説明図である。
【図15】図14における光ファイバホルダの作用説明
図である。
【図16】プリント板ユニットにおける従来の光ファイ
バの保持状態である。
【符号の説明】
1 プリント配線基板 2 方形のソケット 3 IC装置 4 光モジュール 5 光ファイバ 6 側板 7 光コネクタアダプタ 8 光コネクタ 9 ホルダ 11 光ファイバ巻枠体 12 光ファイバ収容凹溝 13 光ファイバ巻枠部 14 基部 15 平面 16 中央部 17,18 側部 19 第1の開口 21 第2の開口 22 位置決め用突起 23 鉤状部分 24 カバー 31 支持体 32 本体部 33 支持部 34 開口 35 蓋部 36 係止部 37 可撓部 38 蓋部分 39 係止用鉤部 41 凸部 42 係合溝 43 溝 44 位置決め突部 45 芯部 46 係合片 47 基板 48 取り付け孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀 勝彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H038 CA35 CA37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に光ファイバ収容凹溝を有する光フ
    ァイバ巻枠部と回動軸である基部とによりリング状の光
    ファイバ巻枠体としてなり、上記基部には内部に到ると
    ともに両端が上記光ファイバ収容凹溝に連通される開口
    をそなえ、光ファイバが基部の内部と光ファイバ収容凹
    溝とに巻回保持されることを特徴とする光ファイバホル
    ダ。
  2. 【請求項2】 周囲に光ファイバ収容凹溝を有する光フ
    ァイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が上記光ファイ
    バ収容凹溝に連通される開口をそなえ回動軸である基部
    とでなるリング状の光ファイバ巻枠体と、上記光ファイ
    バ巻枠部の光ファイバ収容凹溝の周囲に嵌め込ませて光
    ファイバ収容凹溝を覆うカバーと、をそなえることを特
    徴とする光ファイバホルダ。
  3. 【請求項3】 周囲に光ファイバ収容凹溝を有する光フ
    ァイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が上記光ファイ
    バ収容凹溝に連通される開口をそなえ回動軸である基部
    とでなるリング状の光ファイバ巻枠体と、上記光ファイ
    バ巻枠体の基部を保持する支持部と該支持部に基部を挿
    入させる開口とを有する支持体と、をそなえることを特
    徴とする光ファイバホルダ。
  4. 【請求項4】 周囲に光ファイバ収容凹溝を有する光フ
    ァイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が上記光ファイ
    バ収容凹溝に連通される開口および外面の半径方向に位
    置決め用突起を有し回動軸である基部とでなるリング状
    の光ファイバ巻枠体と、上記光ファイバ巻枠体の基部を
    保持する支持部と該支持部に基部を挿入させる開口と位
    置決め用突起を嵌め合わせる溝とを有する支持体と、を
    そなえることを特徴とする光ファイバホルダ。
  5. 【請求項5】 周囲に光ファイバ収容凹溝を有する光フ
    ァイバ巻枠部と内部に到るとともに両端が上記光ファイ
    バ収容凹溝に連通される開口および外面の半径方向に位
    置決め用突起を有し回動軸である基部とでなるリング状
    の光ファイバ巻枠体と、上記光ファイバ巻枠体の基部を
    保持する複数段の支持部と該複数段の支持部それぞれに
    基部を挿入させる開口と位置決め用突起を嵌め合わせる
    溝とを有する支持体と、をそなえ、 上記支持体に支持された複数の光ファイバ巻枠体は位置
    決め用突起により接近状態において並行間隔に位置決め
    されることを特徴とする光ファイバホルダ。
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