JP2003156061A - アンギュラ玉軸受組立方法およびアンギュラ玉軸受 - Google Patents

アンギュラ玉軸受組立方法およびアンギュラ玉軸受

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JP2003156061A
JP2003156061A JP2001358004A JP2001358004A JP2003156061A JP 2003156061 A JP2003156061 A JP 2003156061A JP 2001358004 A JP2001358004 A JP 2001358004A JP 2001358004 A JP2001358004 A JP 2001358004A JP 2003156061 A JP2003156061 A JP 2003156061A
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balls
cage
shaft
groove
inner ring
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Seizo Miyazaki
晴三 宮崎
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】どちらか一方の軌道輪が両側に溝肩を有する場
合であっても、保持器の各ポケットに軸受外で玉を組み
込み、サブアッセンブリした状態で、軌道輪に組み込め
るようにする。 【解決手段】冠形保持器1の爪部2を弾性変形させてポ
ケット3に玉4を組み込みサブアッセンブリ状態とし、
次いでそのサブアッセンブリ状態の玉4を、保持器1を
弾性変形させながら外輪5の溝肩部7を通過させて溝6
位置に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、HDD
(Hard Disk Driveともいう)スイングアームやHD
Dモータ等ディスクメモリースピンドルモータ、VTR
(Video Tape Recorder)やテープストリーマ用ドラ
ムスピンドルモータ、LBP(Laser BeamPrinter)用
モータ、その他のモータに利用される軸受装置に使用す
る。さらには自動車用ホイール軸受などにも使用可能で
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の技術分野では、アンギュラ玉軸
受が使用され、この軸受の最も一般的な組立方法は、両
肩がある軌道輪の溝肩部を通過できる数に減数した玉を
予め保持器ポケットに組込み、このサブアッセンブリし
た状態のものを、両肩がある溝部に保持し、残りの玉を
未組込みのポケットに押し込む。その後、片方のみ溝肩
がある軌道輪を組込むものであるが、作業性の面からす
れば、特開平10−281152号に開示(発明が解決
しようとする課題の欄)されているように、内輪と保持
器と玉とを先にサブアッセンブリした状態で、外輪に組
み込む方法が好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに内輪と保持器と玉とをサブアッセンブリした状態で
外輪に組み込むには、内輪と外輪の両方共が、片方のみ
溝肩がある軌道面である必要がある。内輪と外輪のどち
らか一方が両側に溝肩がある軌道面の場合には、上述の
ように内輪と保持器と玉とをサブアッセンブリした状態
で組むことが出来なかった。従って、このように内輪と
外輪のどちらか一方が両側に溝肩を有している場合に
は、例えば特開平10−281152号に開示されてい
るように、まず外輪の溝部分対向位置に保持器のみを挿
入させ、次いでその保持器の各ポケットに玉を組み込む
方法が採られている。しかし、このような組立方法で
は、狭い中で玉を保持器ポケットに押し込む必要があ
り、面倒であるばかりか、玉に傷をつけ易いという問題
があった。
【0004】本発明では、どちらか一方の軌道輪が両側
に溝肩を有する場合であっても、保持器の各ポケットに
軸受外で玉を組み込み、サブアッセンブリした状態で、
軌道輪に組み込めるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、軌道輪と、該軌道輪間
に組み込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持する
冠形保持器とを少なくとも備え、一方の軌道輪には両肩
があり、他方の軌道輪の溝肩が片方だけのアンギュラ玉
軸受を組み立てる方法であって、その方法は次の通りで
ある。その一つとして、保持器爪部を変形させながら、
予め保持器の各ポケットに玉を組み込み保持させてサブ
アッセンブリ状態とし、次に、上記玉が組み込まれてい
る保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケットに
組み込んだ玉を前記両肩がある軌道輪の溝肩部を通過さ
せて両肩間の溝位置に挿入し、次いで、溝肩が片方だけ
の軌道輪を組み込む方法である。また他の一つとして、
保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、
次に、溝肩が片方だけの軌道輪の軌道溝寸法に近似の外
径寸法を有し、かつ弾性材からなる挿入治具の外径に、
前記サブアッセンブリ状態の保持器と玉をセットし、次
に、前記挿入治具の外径によって玉の抜け落ちを防止し
つつ保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケット
に組み込んだ玉を、前記両肩がある軌道輪の溝肩部を通
過させて両肩間の溝位置に挿入し、次いで、溝肩が片方
だけの軌道輪を組み込む方法である。さらに他の一つと
して、保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポ
ケットに玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態
とし、次に、上記玉が組み込まれている保持器を弾性変
形させながら、その保持器ポケットに組み込んだ玉を両
肩がある外輪の溝肩部を通過させて両肩間の溝位置に挿
入し、次に、一方の内側軌道は軸に固定しておいてその
軸を軸方向に組み込み、そして反対側からはもう一方の
内輪を軸に嵌合し、嵌合深さを調整することにより予圧
した方法である。また、外輪と内輪と、該外輪と内輪と
の間に組み込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持
する冠形保持器とを少なくとも備え、外輪には両肩があ
る複列溝があり、内輪には溝肩が片方だけで、かつ少な
くとも一方の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受を
組立てる方法であって、保持器爪部を変形させながら、
予め保持器の各ポケットに玉を組み込み保持させてサブ
アッセンブリ状態とし、次に、内輪の軌道溝寸法に近似
の外径寸法を有し、かつ弾性材からなる挿入治具に、前
記サブアッセンブリ状態の保持器と玉をセットし、そし
て次に、前記挿入治具によって玉の抜け落ちを防止しつ
つ保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケットに
組み込んだ玉を、外輪の溝肩部を通過させて両肩間の溝
位置に挿入し、次に、一方の内側軌道は軸に固定してお
いてその軸を軸方向に組み込み、そして反対側からはも
う一方の内輪を軸に嵌合し、嵌合深さを調整することに
より予圧する方法である。また、外輪と軸又は軸に嵌合
された内輪と、該外輪と軸又は軸に嵌合された内輪との
間に組み込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持す
る冠形保持器とを少なくとも備え、軸又は軸に嵌合され
た内輪には両肩がある複列溝があり、外輪には溝肩が片
方だけで、かつ少なくとも一方の内輪が軸に固定された
アンギュラ玉軸受を組立てる方法であって、保持器爪部
を変形させながら、予め保持器の各ポケットに玉を組み
込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、次に、外輪
の軌道溝寸法に近似の内径寸法を有し、かつ弾性材から
なる挿入治具に、前記サブアッセンブリ状態の保持器と
玉をセットし、そして次に、前記挿入治具によって玉の
抜け落ちを防止しつつ保持器を弾性変形させながら、そ
の保持器ポケットに組み込んだ玉を、軸又は軸に嵌合さ
れた内輪の溝肩部を通過させて両肩間の溝位置に挿入
し、次に、玉と保持器をセットした前記軸又は軸に嵌合
された内輪を、外輪の軌道溝に向けて軸方向に組み込む
方法である。また、外輪と内輪と、該外輪と内輪との間
に組み込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持する
冠形保持器とを少なくとも備え、外輪には両肩がある複
列溝があり、内輪には溝肩が片方だけで、かつ少なくと
も一方の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受であっ
て、その玉軸受は、保持器爪部を変形させながら、予め
保持器の各ポケットに玉を組み込み保持させてサブアッ
センブリ状態とし、次に、上記玉が組み込まれている保
持器を弾性変形させながら、その保持器ポケットに組み
込んだ玉を前記両肩がある外輪の溝肩部を通過させて両
肩間の溝位置に挿入し、次に、一方の内側軌道は軸に固
定しておいてその軸を軸方向に組み込み、そして反対側
からはもう一方の内輪を軸に嵌合し、嵌合深さを調整す
ることにより予圧して構成したことである。さらに、外
輪と内輪と、該外輪と内輪との間に組み込まれる複数個
の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保持器とを少なく
とも備え、外輪には両肩がある複列溝があり、内輪には
溝肩が片方だけで、かつ少なくとも一方の内輪が軸に固
定されたアンギュラ玉軸受であって、保持器爪部を変形
させながら、予め保持器の各ポケットに玉を組み込み保
持させてサブアッセンブリ状態とし、次に、内輪の軌道
溝寸法に近似の外径寸法を有し、かつ弾性材からなる挿
入治具に、前記サブアッセンブリ状態の保持器と玉をセ
ットし、そして次に、前記挿入治具によって玉の抜け落
ちを防止しつつ保持器を弾性変形させながら、その保持
器ポケットに組み込んだ玉を、外輪の溝肩部を通過させ
て両肩間の溝位置に挿入し、次に、一方の内側軌道は軸
に固定しておいてその軸を軸方向に組み込み、そして反
対側からはもう一方の内輪を軸に嵌合し、嵌合深さを調
整することにより予圧して構成したことである。また、
外輪と軸又は軸に嵌合された内輪と、該外輪と軸又は軸
に嵌合された内輪との間に組み込まれる複数個の玉と、
該複数個の玉を保持する冠形保持器とを少なくとも備
え、軸又は軸に嵌合された内輪には両肩がある複列溝が
あり、外輪には溝肩が片方だけで、かつ少なくとも一方
の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受であって、保
持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケットに
玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、次
に、外輪の軌道溝寸法に近似の内径寸法を有し、かつ弾
性材からなる挿入治具に、前記サブアッセンブリ状態の
保持器と玉をセットし、そして次に、前記挿入治具によ
って玉の抜け落ちを防止しつつ保持器を弾性変形させな
がら、その保持器ポケットに組み込んだ玉を、軸又は軸
に嵌合された内輪の溝肩部を通過させて両肩間の溝位置
に挿入し、次に、玉と保持器をセットした前記軸又は軸
に嵌合された内輪を、外輪の軌道溝に向けて軸方向に組
み込むことにより構成したことである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。なお、本実施形態は、本発明の一実施形態にすぎ
ず何等これに限定されない。本実施形態にて組立対象と
される軸受は、軌道輪と、該軌道輪間に組み込まれる複
数個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保持器とを少
なくとも備え、一方の軌道輪には両肩があり、他方の軌
道輪の溝肩が片方だけのアンギュラ玉軸受である。
【0007】第一実施形態を図1乃至図7に基き説明す
る。まず、冠形保持器1の爪部2を弾性変形させなが
ら、予め各ポケット3に玉4を組み込み保持させてサブ
アッセンブリ状態とする(図1参照)。次に、図2,図
3に示すように、上記玉4が組み込まれている保持器1
を弾性変形させながら、その保持器ポケット3に組み込
んだ玉4を、両肩がある外輪5の溝肩部7を通過させて
両肩間の溝(軌道溝)6位置に挿入する。この時、保持
器1の爪部2が主に弾性変形しながら、玉4が内側(図
2にて矢印a方向)に逃げて外輪溝肩部7の径の小さい
ところを通過する。そして、玉4が溝肩部7を通過する
と、弾性変形していた保持器1の爪部2が復元し、保持
器1にセットされた玉4が外輪5の軌道溝6に組み込ま
れる(図2(a)にて矢印bで示す方向に玉が移動)。
このように保持器1の弾性変形により、玉4は溝肩部7
に軽荷重で押し付けられるのみであることから、玉表面
に傷がつくことはない。そして次に、両列の内輪8,1
1を仮組みし、洗浄,オイルやグリース封入,片方ある
いは両方のシールド14を行う(図4)。そして、ここ
で仮組みした内輪8,11を一旦外し、一方の内輪8を
軸15に圧入嵌合し、軸方向に再度組み込む(図5)。
なお、仮組みした内輪8,11を一旦外さずにそのまま
軸15に圧入嵌合してもよい。そして次に、もう一方の
内輪11を反対側から軸方向に嵌合する(図6)。予圧
のセットは加振しながら軸受剛性に関する共振周波数を
狙いの周波数になる様に、内輪11を微動送りして調整
する。あるいは軸受を回転させながら、狙いのトルクに
なる様に調整する。接着固定の場合はバネ力などで予圧
荷重を与えながら、接着剤が固化するまで保持する。こ
れら内輪8,11は、一方の肩部をおとし、軌道溝9,
12には片方だけの溝肩部10,13しか有さない肩お
とし内輪としている。上述の手順を踏むことにより図7
に示す外輪複列アンギュラ玉軸受が組立てられる。本実
施形態では、両肩を有する複列の軌道溝を内径に有する
外輪に、保持器に保持された玉を組み込む構成をもって
説明するが、両肩を有する単列の軌道溝を備えた外輪で
あっても同様で、また、内輪の外径に両肩を有する複列
の溝を有し、外輪の内径には溝肩が片方だけの場合であ
っても対応可能である。本実施形態によると、既存の外
輪がそのまま使用できるが、さらに、外輪5の外側の内
径端面5aを僅かでも傾斜状に構成するものとすれば、
この傾斜面が玉ガイド面となりさらにスムーズな挿入が
可能となる。
【0008】第二実施形態を図8に基き説明する。本実
施形態は、上述した保持器1に玉4をセットしたサブア
ッセンブリ状態のもの(図1)を、両肩がある軌道輪
(外輪)5の軌道溝6に挿入治具16を介して組み込む
方法を採用する。従って、外輪5の軌道溝6に、保持器
1にセットされた状態の玉4を組み込んだ後の工程は、
上述の第一実施形態と同様の工程とし、同様の外輪複列
アンギュラ玉軸受を構成することができるため、本実施
形態の説明では第一実施形態と相違する特徴的な工程の
みに留める。まず、第一実施形態の図1と同様に、保持
器1の各ポケット3に夫々玉4を押し込んで保持させた
サブアッセンブリ状態のものを構成する。そして、次
に、そのサブアッセンブリ状態のものを、内輪8,11
の溝寸法に近似の外径に構成されている円筒状弾性体で
できた挿入治具16に保持させる(図8(a))。この
円筒状弾性体からなる挿入治具16は、本実施形態で
は、大径筒部17と小径筒部18とからなり、小径筒部
18が溝肩部13を片方だけとした軌道輪(内輪)8,
11の軌道溝9,12寸法に近似した外径を有してい
る。小径筒部18がサブアッセンブリ状態の保持器1と
玉4を保持すると共に、小径筒部18と大径筒部17と
の境界立ち上がり面が受け面19となる。図8(b)に
は、外輪5の軌道溝6に保持器ポケット3に玉4を保持
したサブアッセンブリ状態のものを挿入している状態を
示す。上側は玉4が軌道溝6に達した状態を示し、下側
は、外輪溝肩部7を玉4が通過するときの状態で、挿入
治具16の小径筒部18に玉4が若干沈み込んでいる状
態を示す。従って、この図のように、挿入治具16の小
径筒部18外径に保持器1と共にセットされた玉4は、
挿入治具16と共に外輪5内に挿入され、玉4が外輪溝
肩部7に至ると、該溝肩部7により径方向に押され(図
8(b)にて矢印a方向)、弾性材からなる挿入治具1
6の小径筒部18外径を押圧して若干沈み込んで通過す
る。そして、玉4が溝肩部7を通過すると、弾性変形し
ていた保持器1の爪部2が復元し、玉4が外輪5の軌道
溝6に組み込まれる(図8(b)にて矢印bで示す方向
に玉が移動)。そして次に、玉4が軌道溝6に達した後
に挿入治具16を引き抜くことで、外輪5に玉4と保持
器1がセットされる。その後、第一実施形態と同様に内
輪8,11が組み込まれる。本実施形態によれば、サブ
アッセンブリ状態とした玉4を外輪5に組み込むとき
に、外輪溝肩部7によって径方向に押圧されるが、この
時保持器ポケット3から玉4が落下しないように挿入治
具16の小径筒部18外径が落下防止として作用すると
共に、該筒部18が弾性材からなっているため、溝肩部
7を通過する際に玉4が径方向に押されても筒部18が
弾性変形して玉4を径方向に沈み込ませるため、玉4が
受ける荷重は軽くて済む。
【0009】第三実施形態を図9及び図10に基き説明
する。本実施形態は、上述した保持器1に玉4をセット
したサブアッセンブリ状態のもの(図1)を、両肩があ
る軌道輪(内輪23または軸26)の軌道溝24(又は
27)に挿入治具20を介して組み込む方法を採用す
る。すなわち、本実施形態は、内輪23又は軸26に両
肩を有する軌道溝24又は27があり、外輪30には溝
肩部32が片方しかない軸受の場合の組立方法である。
本実施形態では、一方の内輪側軌道溝27が軸26に直
接設けられ、段部29には軌道溝24を有する内輪23
が挿入されて固定されており、いずれも両側に溝肩部2
5又は28を有している。それぞれに対応する外輪30
の軌道溝31は、一方の肩を落としているカウンターボ
アになっている。なお、内輪軌道溝24又は27は、上
述の通り本実施形態では一方が軸26に直接設けられて
いるが、双方共に軸に固定される内輪の軌道溝とするこ
ともある。また、内輪外輪共に単列の軌道溝とすること
もある。まず、第一実施形態の図1と同様に、保持器1
の各ポケット3に夫々玉4を押し込んで保持させたサブ
アッセンブリ状態のものを構成する。そして、次に、そ
のサブアッセンブリ状態のものを、外輪30の溝寸法に
近似の内径に構成されている円筒状弾性体でできた挿入
治具20に保持させる(図9(a))。この円筒状弾性
体からなる挿入治具20は、本実施形態では、筒部の先
端に大径の凹部21を形成し、該凹部21は、溝肩部3
2を片方だけとした軌道輪(外輪)30の軌道溝31寸
法に近似した内径を有している。この凹部21がサブア
ッセンブリ状態の保持器1と玉4を保持すると共に、凹
部21の立ち上がり面が受け面22となる。図9(a)
には、保持器ポケット3に玉4を押し込んで保持したも
のを、挿入治具20にて軸溝(内輪溝)肩部28を通過
させている状態を示す。図9(b)には、軸溝(内輪
溝)肩部28を玉4が通過し軌道溝27に入った状態を
示す。従って、この図のように、挿入治具20の凹部2
1に、保持器1と共にセットされた玉4は、挿入治具2
0と共に軸(内輪)26外径方向に送り込み、玉4が溝
肩部28に至ると、該溝肩部28により径方向に押され
(図9(a)中矢印cにて示す)、弾性材からなる挿入
治具20の凹部21内径を押圧して若干沈み込んで通過
する(図9(a)参照)。そして、玉4が溝肩部28を
通過すると、弾性変形していた保持器1の爪部2が復元
し、玉4が軌道溝27に組み込まれる(図9(b)にて
矢印dで示す方向に玉が移動)。そして次に、玉4が軌
道溝27に達した後に挿入治具20を引き抜くことで、
軌道溝27に玉4がセットされる。そして、外輪軌道溝
31はカウンターボアになっているため、上述のように
軌道溝27に保持器1と玉4を保持したサブアッセンブ
リ状態のものを、外輪30の軌道溝31に、一方から軸
方向に組み込み、そして、他方からは、内輪23に保持
器1と玉4をサブアッセンブリしたものを軸26に挿入
し、予圧を与え軸26に固定している(図10)。この
固定方法は接着でも、圧入による固定でも良い。なお、
外輪溝に引っかかり代を設けて、外輪と軸(内輪)とに
温度差を設けて組み込んでも良い。
【0010】
【発明の効果】本発明は、一方の軌道輪に両肩がある複
列溝があり、他方の軌道輪の溝肩が片方だけの複列アン
ギュラ玉軸受であって、外で保持器ポケットに玉を組み
込んだサブアッセンブリ状態として両肩がある複列溝に
組み込むため、組立が容易になる。また、溝位置で保持
器ポケットに玉を押し込む必要がないので、押し込むと
きの衝撃で溝肩部に玉をぶつけて傷つけるようなことが
なくなる。この発明によると、玉が保持器ポケットに組
み込まれた状態で、溝肩部を通過する必要があるが保持
器の弾性変形や、弾性材からなる挿入治具の使用によ
り、玉は溝肩部に軽荷重で押し付けられるのみで、傷つ
くことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】爪部を弾性変形させ、保持器ポケットに玉を押
し込み保持させた状態を示し、(a)は縦断平面図、
(b)は正面図、(c)は玉保持状態の部分拡大断面
図。
【図2】保持器の各ポケットに玉を組み込み保持させて
サブアッセンブリ状態とし、これを外輪の複列溝に夫々
組み込む状態を示し、(a)は一方の保持器に保持され
た玉が溝に組み込まれ、他方の保持器に保持された玉が
溝肩部を通過する状態を示す断面図、(b)は外輪溝肩
を通過する状態を軸方向に見た正面図。
【図3】夫々の外輪軌道溝に、保持器に保持された玉が
組み込まれた状態の断面図。
【図4】両列の内輪を仮組みして洗浄・オイルやグリー
ス封入・シールドを行なった状態の断面図。
【図5】仮組みした内輪を一旦外した後、一方の内輪を
軸に圧入嵌合し、再度組み込む状態の断面図。
【図6】他方の内輪を軸方向から軸に嵌合する状態の断
面図。
【図7】組立完了状態の断面図。
【図8】第二実施形態の一部で、(a)は挿入治具の小
径筒部外径に、保持器に組み込まれた玉をセットしたサ
ブアッセンブリ状態のものを挿入した状態を一部省略し
て示す部分断面図、(b)は挿入治具を介して外輪軌道
溝に玉を挿入し組み込む状態を一部省略して示す部分断
面図。
【図9】第三実施形態の一部で、(a)は挿入治具の凹
部に、保持器に組み込まれた玉をセットしたサブアッセ
ンブリ状態のものを挿入し、外輪軌道溝の溝肩を玉が通
過している状態を一部省略して示す部分断面図、(b)
は内輪軌道溝に玉が挿入された状態を一部省略して示す
部分断面図。
【図10】第三実施形態において外輪を組み込んだ状態
を示す断面図。
【符号の説明】
1:冠形保持器 2:爪部 3:ポケット 4:玉

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌道輪と、該軌道輪間に組み込まれる複数
    個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保持器とを少な
    くとも備え、一方の軌道輪には両肩があり、他方の軌道
    輪の溝肩が片方だけのアンギュラ玉軸受を組立てる方法
    であって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、上記玉が組み込まれている保持器を弾性変形させ
    ながら、その保持器ポケットに組み込んだ玉を前記両肩
    がある軌道輪の溝肩部を通過させて両肩間の溝位置に挿
    入し、 次いで、溝肩が片方だけの軌道輪を組み込むことを特徴
    とするアンギュラ玉軸受組立て方法。
  2. 【請求項2】軌道輪と、該軌道輪間に組み込まれる複数
    個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保持器とを少な
    くとも備え、一方の軌道輪には両肩があり、他方の軌道
    輪の溝肩が片方だけのアンギュラ玉軸受を組立てる方法
    であって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、溝肩が片方だけの軌道輪の軌道溝寸法に近似の径
    寸法を有し、かつ弾性材からなる挿入治具に、前記サブ
    アッセンブリ状態の保持器と玉をセットし、 次に、前記挿入治具によって玉の抜け落ちを防止しつつ
    保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケットに組
    み込んだ玉を、前記両肩がある軌道輪の溝肩部を通過さ
    せて両肩間の溝位置に挿入し、 次いで、溝肩が片方だけの軌道輪を組み込むことを特徴
    とするアンギュラ玉軸受組立て方法。
  3. 【請求項3】外輪と内輪と、該外輪と内輪との間に組み
    込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保
    持器とを少なくとも備え、外輪には両肩がある複列溝が
    あり、内輪には溝肩が片方だけで、かつ少なくとも一方
    の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受を組立てる方
    法であって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、上記玉が組み込まれている保持器を弾性変形させ
    ながら、その保持器ポケットに組み込んだ玉を前記両肩
    がある外輪の溝肩部を通過させて両肩間の溝位置に挿入
    し、 次に、一方の内側軌道は軸に固定しておいてその軸を軸
    方向に組み込み、そして反対側からはもう一方の内輪を
    軸に嵌合し、嵌合深さを調整することにより予圧したこ
    とを特徴とするアンギュラ玉軸受組立て方法。
  4. 【請求項4】外輪と内輪と、該外輪と内輪との間に組み
    込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保
    持器とを少なくとも備え、外輪には両肩がある複列溝が
    あり、内輪には溝肩が片方だけで、かつ少なくとも一方
    の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受であって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、上記玉が組み込まれている保持器を弾性変形させ
    ながら、その保持器ポケットに組み込んだ玉を前記両肩
    がある外輪の溝肩部を通過させて両肩間の溝位置に挿入
    し、 次に、一方の内側軌道は軸に固定しておいてその軸を軸
    方向に組み込み、そして反対側からはもう一方の内輪を
    軸に嵌合し、嵌合深さを調整することにより予圧したこ
    とにより構成されていることを特徴とする外輪複列アン
    ギュラ玉軸受。
  5. 【請求項5】外輪と内輪と、該外輪と内輪との間に組み
    込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保
    持器とを少なくとも備え、外輪には両肩がある複列溝が
    あり、内輪には溝肩が片方だけで、かつ少なくとも一方
    の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受を組立てる方
    法であって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、内輪の軌道溝寸法に近似の外径寸法を有し、かつ
    弾性材からなる挿入治具に、前記サブアッセンブリ状態
    の保持器と玉をセットし、 そして次に、前記挿入治具によって玉の抜け落ちを防止
    しつつ保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケッ
    トに組み込んだ玉を、外輪の溝肩部を通過させて両肩間
    の溝位置に挿入し、 次に、一方の内側軌道は軸に固定しておいてその軸を軸
    方向に組み込み、そして反対側からはもう一方の内輪を
    軸に嵌合し、嵌合深さを調整することにより予圧したこ
    とを特徴とするアンギュラ玉軸受組立て方法。
  6. 【請求項6】外輪と内輪と、該外輪と内輪との間に組み
    込まれる複数個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保
    持器とを少なくとも備え、外輪には両肩がある複列溝が
    あり、内輪には溝肩が片方だけで、かつ少なくとも一方
    の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受であって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、内輪の軌道溝寸法に近似の外径寸法を有し、かつ
    弾性材からなる挿入治具に、前記サブアッセンブリ状態
    の保持器と玉をセットし、 そして次に、前記挿入治具によって玉の抜け落ちを防止
    しつつ保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケッ
    トに組み込んだ玉を、外輪の溝肩部を通過させて両肩間
    の溝位置に挿入し、 次に、一方の内側軌道は軸に固定しておいてその軸を軸
    方向に組み込み、そして反対側からはもう一方の内輪を
    軸に嵌合し、嵌合深さを調整することにより予圧したこ
    とを特徴とする外輪複列アンギュラ玉軸受。
  7. 【請求項7】外輪と軸又は軸に嵌合された内輪と、該外
    輪と軸又は軸に嵌合された内輪との間に組み込まれる複
    数個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保持器とを少
    なくとも備え、軸又は軸に嵌合された内輪には両肩があ
    る複列溝があり、外輪には溝肩が片方だけで、かつ少な
    くとも一方の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受を
    組立てる方法であって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、外輪の軌道溝寸法に近似の内径寸法を有し、かつ
    弾性材からなる挿入治具に、前記サブアッセンブリ状態
    の保持器と玉をセットし、 そして次に、前記挿入治具によって玉の抜け落ちを防止
    しつつ保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケッ
    トに組み込んだ玉を、軸又は軸に嵌合された内輪の溝肩
    部を通過させて両肩間の溝位置に挿入し、 次に、玉と保持器をセットした前記軸又は軸に嵌合され
    た内輪を、外輪の軌道溝に向けて軸方向に組み込むこと
    を特徴とするアンギュラ玉軸受組立て方法。
  8. 【請求項8】外輪と軸又は軸に嵌合された内輪と、該外
    輪と軸又は軸に嵌合された内輪との間に組み込まれる複
    数個の玉と、該複数個の玉を保持する冠形保持器とを少
    なくとも備え、軸又は軸に嵌合された内輪には両肩があ
    る複列溝があり、外輪には溝肩が片方だけで、かつ少な
    くとも一方の内輪が軸に固定されたアンギュラ玉軸受で
    あって、 保持器爪部を変形させながら、予め保持器の各ポケット
    に玉を組み込み保持させてサブアッセンブリ状態とし、 次に、外輪の軌道溝寸法に近似の内径寸法を有し、かつ
    弾性材からなる挿入治具に、前記サブアッセンブリ状態
    の保持器と玉をセットし、 そして次に、前記挿入治具によって玉の抜け落ちを防止
    しつつ保持器を弾性変形させながら、その保持器ポケッ
    トに組み込んだ玉を、軸又は軸に嵌合された内輪の溝肩
    部を通過させて両肩間の溝位置に挿入し、 次に、玉と保持器をセットした前記軸又は軸に嵌合され
    た内輪を、外輪の軌道溝に向けて軸方向に組み込むこと
    を特徴とする内輪複列アンギュラ玉軸受。
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