JP2003155694A - 紙塗工用樹脂 - Google Patents
紙塗工用樹脂Info
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Abstract
よび耐水性を有する塗工紙を与える紙塗工用樹脂を提供
する。 【解決手段】 下記(a)成分、(b)成分および
(c)成分を反応させて得られた樹脂に、(d)成分を反
応せしめてなることを特徴とする紙塗工用樹脂。 (a)ポリアミン類 (b)脂環式多価カルボン酸類とグリコール類との反応
で得られる遊離カルボキシル基を有する反応生成物、お
よび/または、脂環式多価カルボン酸類 (c)アルキル化剤 (d)尿素類
Description
印刷効果を与える紙塗工用樹脂に関する。
脂を主体とした塗工組成物を紙に塗布し、乾燥、カレン
ダー処理などの必要な処理を施して得られる塗工紙は、
商業印刷物や雑誌・書籍などに広く用いられている。そ
して、インキ受理性および耐水性に優れた塗工紙を与え
る紙塗工用樹脂として、(a)ポリアミン類、(b)脂環
式多価カルボン酸類とグリコール類との反応で得られる
遊離カルボキシル基を有する反応生成物、および/また
は、脂環式多価カルボン酸類、(c)アルキル化剤、な
らびに(d)尿素類を反応せしめてなる樹脂が、例えば
特許文献1などに報告され、該樹脂の具体的な製造方法
としては、(a)、(b)および(d)成分を順次、反応
せしめたのち、(c)成分を反応せしめてなる紙塗工用
樹脂が開示されている。
刷品質の高度化、高速化が図られていることから、本発
明の目的としては、さらに向上されたインキ受理性およ
び耐水性を有する塗工紙を与える紙塗工用樹脂を提供す
ることである。
分、(b)成分および(c)成分を反応させて得られた樹
脂に、(d)成分を反応せしめてなることを特徴とする
紙塗工用樹脂である。 (a)ポリアミン類 (b)脂環式多価カルボン酸類とグリコール類との反応
で得られる遊離カルボキシル基を有する反応生成物、お
よび/または、脂環式多価カルボン酸類 (c)アルキル化剤 (d)尿素類
する。本発明における(a)ポリアミン類としては、分
子中に1級又は2級アミノ基を少なくとも2個有する脂
肪族アミンであり、例えば、エチレンイミンを重合して
得られるポリエチレンイミン;エチレンジアミン、プロ
ピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等の炭素数1
〜10程度のアルキレン基を含有するアルキレンジアミ
ン;ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
ペンタエチレンヘキサミン、テトラエチレンペンタミ
ン、イミノビスプロピルアミン、3−アザヘキサン−
1,6−ジアミン、4,7−ジアザデカン−1,10−
ジアミン等のポリアルキレンポリアミン;イソホロンジ
アミン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサンなどの脂
環式アミン;複素環ポリアミン等が挙げられる。
原子、酸素原子、硫黄原子などのヘテロ原子を少なくと
も1個含有する脂環式炭化水素基である複素環を含み、
1級又は2級アミノ基を少なくとも2個有するアミンの
ことである。具体的には、ピペラジン、ホモピペラジン
等のような複素環ジアミン類;N−アミノエチルピペラ
ジン、N−アミノプロピルピペラジン、及び1,4−ビ
ス(アミノプロピル)ピペラジンのようなアミノアルキ
ルを含有した複素環ポリアミンなどが挙げられる。複素
環ポリアミンとしては、複素環のヘテロ原子として窒素
原子を含有する複素環ポリアミンが好ましい。
リアミン類を用いてもよい。(a)成分としては、中で
も、ポリアルキレンポリアミンが好ましく、とりわけ、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンが好適
である。
は、分子中に2個以上のカルボキシル基を有し、分子中
に二重結合を有していてもよい脂環式多価カルボン酸、
該カルボン酸と炭素数1〜4程度のアルコールとからな
るエステル類、あるいは該カルボン酸の無水物である。
具体的にはテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル
酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、3−メチ
ルテトラヒドロフタル酸、4−メチルテトラヒドロフタ
ル酸、シクロヘキサン−1,2,4−トリカルボン酸等
の脂環式多価カルボン酸;前記脂環式多価カルボン酸の
メチル基、エチル基などの低級エステル類:テトラヒド
ロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、3−メチ
ルテトラヒドロ無水フタル酸、4−メチルテトラヒドロ
無水フタル酸、シクロヘキサン−1,2,4−トリカル
ボン酸一無水物などの脂環式多価カルボン酸無水物等が
挙げられる。
て、2種類以上の脂環式多価カルボン酸類を使用しても
よい。脂環式多価カルボン酸類の(b)成分としては、
中でもテトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フ
タル酸、3−メチルテトラヒドロ無水フタル酸及び4−
メチルテトラヒドロ無水フタル酸から選ばれる少なくと
も1種類の脂環式多価カルボン酸類およびそれらの酸無
水物等が好適である。
カルボン酸類とグリコール類を、脂環式多価カルボン酸
類を過剰モル比で反応させて得られ、分子末端に遊離カ
ルボキシル基を有する反応生成物を使用することができ
る。ここで、グリコール類としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール等のアルキ
レングリコール類、シクロペンタンジオール、シクロヘ
キサンジオール等のシクロアルキレングリコール類、ブ
テンジオール、オクテンジオール等のアルケニレングリ
コール類、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリテトラメチレンリコール等のポリアルキレング
リコール類、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付
加物、水素化ビスフェノールAのエチレンオキサイド付
加物等が例示される。これらグリコール類は単独で使用
しても、あるいは異なる2種類以上を併用してもよい。
グリコール類として、中でもエチレングリコール、ジエ
チレングリコールが好ましい。
応生成物における脂環式多価カルボン酸類とグリコール
類の比率としては、通常、グリコール類のヒドロキシル
基1モルに対して脂環式多価カルボン酸類が1〜2モル
程度であり、好ましくは1〜1.5モル程度である。分
子末端に遊離カルボキシル基を有する反応生成物は、必
要に応じて生成する水を留去しながら、通常、温度10
0〜200℃、好ましくは120〜180℃程度で2〜
10時間程度、好ましくは3〜8時間程度攪拌すること
によって得ることができる。
応生成物の(b)成分としては、中でも、テトラヒドロ
無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、3−メチル
テトラヒドロ無水フタル酸及び4−メチルテトラヒドロ
無水フタル酸から選ばれる少なくとも1種類の脂環式多
価カルボン酸の無水物とエチレングリコール又はジエチ
レングリコールの反応物である、分子末端に遊離カルボ
キシル基を有する反応生成物が好適である。
基または(a)成分と(b)成分との反応生成物のアミノ
基に反応し得るアルキル化剤であり、具体的には、下記
一般式(1)〜(6)で表されるアルキル化剤などが例
示される。一般式(1)は、下記式(1) R1−X (1) (式中、R1は低級アルキル基、アルケニル基、ベンジ
ル基又はフェノキシエチル基等を表し、Xはハロゲン原
子を表す。R1の炭素数は、通常、1〜12程度であ
る。)で表されるハロゲン化アルキルである。ハロゲン
化アルキルの具体例としては、塩化メチル、塩化エチ
ル、塩化プロピル、塩化アリル、塩化ベンジル、塩化フ
ェノキシエチル及びこれら塩化物に対応する臭化物及び
沃化物等が挙げられる。
表す。R2の炭素数は、通常、1〜4程度である。)で
表される硫酸ジアルキルまたは亜硫酸ジアルキルであ
る。硫酸ジアルキルまたは亜硫酸ジアルキルとしては、
例えば、ジメチルサルフェート、ジエチルサルフェー
ト、ジメチルサルファイト、ジエチルサルファイト等が
挙げられる。
キル基又はフェニル基等を表す。R3の炭素数は、通
常、1〜12程度である。)で表されるアルキレンオキ
サイドである。アルキレンオキサイドとしては、例え
ば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド、スチレンオキサイド、グリシドール等
が挙げられる。
数を表す。)で表されるエピハロヒドリンである。エピ
ハロヒドリンとしては、例えば、エピクロルヒドリン、
エピブロモヒドリン等が挙げられる。
数を表す。)で表されるモノハロヒドリンである。モノ
ハロヒドリンとしては、例えば、エチレンクロロヒドリ
ン、エチレンブロモヒドリン等が挙げられる。
又は水酸基を表し、Zは前記Yがハロゲン原子のとき水
酸基を表し、前記Yが水酸基のときハロゲン原子を表
す。)で表されるジハロヒドリンである。ジハロヒドリ
ンとしては、例えば、1,3−ジクロロ−2−プロパノ
ール、2,3−ジクロロ−1−プロパノール等が挙げら
れる。
化剤を併用してもよい。成分(c)としては、中でも、
一般式(4)で表されるエピハロヒドリンが好ましく、
とりわけ、エピクロロヒドリンが好適である。
チル尿素、ジメチル尿素、チオ尿素、4,5−ジヒドロ
キシ−2−イミダゾリジノン、1−(2−アミノエチ
ル)−2−イミダゾリジノン等の尿素類であり、中でも
尿素が好適である。
分の反応生成物に(d)成分を反応せしめたものであ
る。該樹脂に含有される単量体単位の比率は、通常、
(a)成分に含有される1級アミノ基及び2級アミノ基
の合計量(以下、アミノ基量という)1モル比に対し
て、(b)成分は0.1〜0.5モル比程度であり、
(c)成分は0.1〜0.9モル比程度であり、(d)成
分が0.1〜0.5モル比程度である。
は、(a)〜(c)成分を任意の順番で反応し、続いて
(d)成分を反応する製造方法である。中でも(a)成分
と(b)成分を反応したのち、(c)成分を反応し、続い
て(d)成分を反応する製造方法が好ましく、具体的に
は(ア)グリコール類と脂環式多価カルボン酸類とをエ
ステル化反応せしめた(b)分子末端に遊離カルボキシ
ル基を有する反応生成物と、(a)成分をアミド化反応
せしめ、続いて(c)成分を反応せしめた後、(d)成分
と脱アンモニア反応せしめる方法、(イ)(a)および
(b)成分を(ア)と同様にアミド化反応せしめたの
ち、さらに脂環式多価カルボン酸類の(b)成分を(a)
成分由来のアミノ残基にアミド化反応させ、続いて
(c)成分を反応せしめた後、(d)成分と脱アンモニア
反応せしめる方法、(ウ)(a)成分と脂環式多価カル
ボン酸類の(b)成分をアミド化反応せしめ、続いて
(c)成分を反応せしめた後、(d)成分と脱アンモニア
反応せしめる方法などが例示される。
分の種類によって、反応温度および反応時間が異なる
が、例えば、(b)分子末端に遊離カルボキシル基を有
する反応生成物および/または脂環式多価カルボン酸
と、(a)成分とをアミド化反応させる場合、通常、1
30〜250℃程度で、水等を留去しながら、2〜10
時間程度反応させる方法; (b)脂環式多価カルボン酸無水物と(a)成分とをアミ
ド化反応させる場合、通常、50〜200℃程度で、水
等を留去しながら、1〜10時間程度反応させる方法; (b)脂環式多価カルボン酸エステルと(a)成分とをア
ミド化反応させる場合、通常、80〜250℃程度で、
水またはアルコール等を留去しながら、2〜10時間程
度反応させる方法等が挙げられる。
30〜120℃程度、好ましくは50〜100℃程度に
て1〜20時間程度、好ましくは2〜10時間程度反応
させる。得られた水溶液を50重量%水溶液の25℃に
おける粘度は、通常、10〜3,000mPa・s程度、好
ましくは、10〜200mPa・s程度 、とりわけ好ましく
は30〜100mPa・s程度である。
分との脱アンモニア反応は、通常、80〜180℃程
度、好ましくは90〜160℃程度で、発生するアンモ
ニアを留去しながら4〜30時間程度、好ましくは5〜
20時間度反応させる方法等が挙げられる。
反応せしめる前後、あるいは、(d)成分を反応せしめ
た後に、(e)ホルムアルデヒド、グリオキザール、脂
環式エポキシ化合物、α,β−不飽和化合物およびモノ
アミン類から選ばれる少なくとも1種類を反応せしめて
もよい。ここで、(e)成分の脂環式エポキシ化合物と
しては、脂肪族環に直接または間接にエポキシ基が結合
した化合物等が挙げられ、具体的には、シクロヘキセン
オキシド、ビニルシクロヘキセンジオキシド、ビス
(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、1,
4−シクロヘキサンジメタノールジグリシジルエーテル
等が挙げられる。
脂環式多価カルボン酸類を除く、アミノ基とマイケル反
応し得る化合物であり、具体的にはアクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、桂皮酸、マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、シトラコン酸等の直鎖脂肪族α,β−不飽
和カルボン酸;直鎖脂肪族α,β−不飽和カルボン酸無
水物;直鎖脂肪族α,β−不飽和カルボン酸のメチル、
エチルなどのエステル;アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルなどのα,β−不飽和ニトリル;アクリルアミ
ド、メタクリルアミドなどのα,β−不飽和アミドなど
が例示される。
1級又は2級アミノ基を1つだけ有する化合物であり、
具体的には、メチルアミン、エチルアミン、プロピルア
ミン、ブチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシル
アミン、エタノールアミン等のモノアルキルアミン;ジ
メチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジ
ブチルアミン、ジヘキシルアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、ジエタノールアミン等のジアルキルアミン;N,
N-ジメチルエチレンジアミン、N,N-ジエチルエチレ
ンジアミン等の3級アミノ基を有する脂肪族アミン;ピ
ロリジン、ピペリジン、モルホリン等の複素環モノアミ
ン類;N-メチルピペラジン、N-エチルピペラジン、1
-(クロロフェニル)ピペラジン、N-アミノエチルピル
ロリジン、N-アミノエチルピペリジン、N-アミノエチ
ルモルホリン、N-アミノプロピルピペコリン等の3級
アミノ基を有する複素環アミン等が例示される。本発明
における(e)成分を反応させる条件は、通常、前記
(c)成分を反応させる条件と同様である。
必要に応じて、リン酸、硫酸、塩酸、硝酸などの無機酸
や、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、アジピン酸などの有機
酸を用いて、通常、pH6〜10程度、好ましくは中性
程度に調整する。
よび水性バインダーとともに紙用塗工組成物として調整
される。ここで、顔料としては、例えば、白色無機顔
料、白色有機顔料などが挙げられる。白色無機顔料の具
体例としては、カオリン、タルク、炭酸カルシウム(重
質又は軽質)、水酸化アルミニウム、サチンホワイト、
酸化チタンなどが挙げられる。また白色有機顔料の具体
例としては、例えば、ポリスチレン、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂などが挙
げられる。顔料として、2種類以上の顔料を使用しても
よい。
バインダー、水乳化系バインダーなどが挙げられる。水
溶性バインダーの具体例としては、酸化でんぷん、無変
性でんぷん、リン酸エステルなどで変性されたでんぷん
等のでんぷん類;カゼイン、ゼラチンなどの水溶性プロ
テイン;カルボキシメチルセルロースなどの変性セルロ
ース類;部分または完全けん化されたポリビニルアルコ
ール、変性ポリビニルアルコール等が挙げられる。水乳
化系バインダーの具体例としては、カルボキシル基やニ
トリル基を有することもあるスチレン−ブタジエン系樹
脂(SBRラテックス)、アクリロニトリル−ブタジエ
ン系樹脂(NBRラテックス)、クロロプレン系樹脂
(CRラテックス)、メチルメタクリレート−ブタジエ
ン系樹脂(MBRラテックス)、アクリル系モノマー2
種以上の共重合樹脂、アクリル系モノマーと酢酸ビニル
との共重合樹脂、アクリル系モノマーとスチレンとの共
重合樹脂、酢酸ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂などが挙げられる。水性
バインダーとして、2種類以上の異なる水性バインダー
を使用しても良い。
性バインダー(固形分)および紙塗工用樹脂(固形分)
の重量比率としては、通常、顔料100重量部に対し
て、水性バインダーが1〜200重量部程度、とりわけ
好ましくは5〜50重量部程度であり、紙塗工用樹脂が
0.05〜5重量部程度、とりわけ好ましくは、0.1〜
2重量部程度である。
料、水性バインダー及び樹脂組成物の添加混合順序は任
意であり、特に制限されない。例えば、樹脂組成物を顔
料及び水性バインダーの混合物に添加混合する方法、樹
脂組成物を予め顔料又は水性バインダーに添加混合して
おき、これを残りの成分と配合する方法などが採用でき
る。
−40(東亞合成社製)、スミレーズレジン DS-10(住
友化学社製)などの分散剤、粘度・流動性調整剤、消泡
剤、防腐剤、潤滑剤、保水剤、染料・有色顔料等の着色
剤、ならびに、本発明の紙塗工用樹脂とは異なる印刷適
性向上剤および耐水化剤などを含有せしめてもよい。
を片面または両面に含有する紙である。紙の製造方法と
しては、例えば、製紙科学(中外産業調査会発行(19
82))、Pulp and Paper:Chemistry and Chemical T
echnology, Vol.II, John Wiley & Sons (1980)などに
記載の方法により、化学パルプ、機械パルプ、故紙パル
プなどを抄紙する方法などが挙げられる。本発明に用い
られる紙に、必要により、填料、サイジング剤、バンド
剤、紙力増強剤、染料などの添加剤を含有せしめた紙で
あってもよい。なお、本発明の紙とは広義の意味であっ
て、狭義の意味でいう紙のほか、いわゆる板紙をも包含
する。
ば、紙に塗工組成物を1回塗工する方法、塗工組成物の
配合比率が同じまたは異なる塗工組成物を複数回塗工す
る方法などが挙げられる。ここで、塗工方法としては、
例えば、ブレードコーター、エアーナイフコーター、バ
ーコーター、サイズプレスコーター、ゲートロールコー
ター、キャストコーターなどのコーターを用いて塗工組
成物を塗工原紙に塗布し、その後、必要な乾燥を行い、
さらに必要に応じてスーパーカレンダーなどで平滑化処
理を施す方法などが挙げられる。
インク受理性に優れた塗工紙を与える。また、本発明の
樹脂は印刷適性向上剤および耐水化剤にも使用し得る。
明するが、本発明はこれらによって限定される物ではな
い。例中、部および%は、特に断わらないかぎり重量基
準である。また、固形分は、JIS K6828の4.
9に準じて乾燥することにより求めた蒸発残分であり、
粘度及びpHは、25℃において測定した値である。
流冷却器及び攪拌棒を備えた反応器に、3−メチルテト
ラヒドロ無水フタル酸および4−メチルテトラヒドロ無
水フタル酸の混合物458.0部(2.76モル比、HN
-2000 日立化成工業(株)製)及びテトラヒドロ無水
フタル酸1677.5部(11.03モル比)を仕込
み、内温を120℃に昇温した。次に、内温120〜1
40℃に保温しながら、エチレングリコール427.7
部(6.89モル比)をゆっくりと滴下し、滴下終了
後、内温140〜155℃でさらに1時間攪拌し、末端
に遊離カルボキシル基を有する反応生成物2563.0
部を得た。該反応生成物は、エチレングリコールがすべ
て反応したとして、6.89モル比とみなした。その
後、このポリエステルを冷却せずにステンレスのトレイ
に回収し、冷却して固化させ、樹脂(1-1)を得た。
例1:樹脂1-2の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌
棒を備えた反応器に、樹脂(1-1)を1208.4部
(3.25モル比)添加し、内温を110℃まで昇温さ
せたのち、トリエチレンテトラミン950.5部(6.
50モル比、アミノ基として26.0モル比)を110
〜135℃でゆっくりと滴下した。次いで、生成する水
を留去しながら内温を145℃まで昇温させ、発生する
水を留去しながら、さらに内温145〜155℃で4時
間反応させた。このとき、留去した水の重量は39.0
部であった。その後、水634.7部を加えて固形分濃
度73.6%のポリエステルポリアミド樹脂水溶液(樹
脂1-2)2766.4部(アミノ基として19.5モ
ル比)を得た。
製造例1:樹脂1-3の合成>温度計、還流冷却器及び
攪拌棒を備えた反応器に、樹脂(1-2)を190.7
部(アミノ基として1.34モル比)と水24.3部を
添加し、65〜75℃に内温を保持しながら、テトラヒ
ドロ無水フタル酸17.0部(0.11モル比)を添加
し、さらに内温65〜75℃で2時間攪拌した。次に、
内温65〜75℃でエピクロルヒドリン16.8部
(0.18モル比)を2時間かけて滴下し、さらに内温
65〜75℃で4時間攪拌した。その後、室温に冷却
し、固形分濃度70%のエピクロルヒドリン変性ポリエ
ステルポリアミド樹脂水溶液(樹脂1-3)248.4
部(アミノ基として1.23モル比)を得た。
1の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌棒を備えた反応
器に、樹脂(1-3)を248.4部(アミノ基として
1.23モル比)添加し、80℃まで内温を昇温させ
た。次に、尿素33.0部(0.55モル比)を添加し
た後、内温を90℃まで昇温させた。続いて、発生する
アンモニアを系外に留去しながら、内温105℃まで2
時間かけて昇温させ、さらに、発生するアンモニアを反
応器から留去しながら、内温105℃程度で10時間反
応させた。その後、水99.0部を徐々に加えながら冷
却して、不揮発分53.0%、pH7.96、粘度8
0.0mPa・sの水溶液(紙塗工用樹脂樹脂1)366.
0部を得た。
流冷却器及び攪拌棒を備えた反応器に、3−メチルテト
ラヒドロ無水フタル酸および4−メチルテトラヒドロ無
水フタル酸の混合物424.8部(2.56モル比)及
びテトラヒドロ無水フタル酸1555.6部(10.2
2モル比)を仕込み、内温を120℃に昇温した。次
に、内温120〜140℃に保温しながら、エチレング
リコール396.7部(6.39モル比)をゆっくりと
滴下し、滴下終了後、内温140〜155℃でさらに1
時間攪拌し、末端に遊離カルボキシル基を有するポリエ
ステル2376.7部(6.39モル比とみなす)を得
た。その後、このポリエステルを冷却せずにステンレス
のトレイに回収し、冷却・固化させ、樹脂(2-1)を
得た。
例2:樹脂2-2の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌
棒を備えた反応器に、樹脂(2-1)を1059.6部
(2.85モル比)添加し、内温を110℃まで昇温さ
せ、トリエチレンテトラミン833.2部(5.70モ
ル比、アミノ基として22.8モル比)を内温110〜
135℃でゆっくりと滴下した。次いで、生成する水を
留去しながら内温を145℃まで昇温させ、発生する水
を留去しながら、さらに内温145〜155℃で4時間
攪拌した。このとき、留去した水の重量は37.1部で
あった。続いて、水811.2部を加えて固形分濃度6
7.3%のポリエステルポリアミド樹脂水溶液(樹脂2
-2)2662.0部(アミノ基として17.1モル
比)を得た。
製造例2:樹脂2-3の合成>温度計、還流冷却器及び
攪拌棒を備えた反応器に、樹脂(2-2)を730.1
部(アミノ基として2.34モル比)と水86.6部を
添加し、内温を70℃に昇温させた。次に、内温65〜
75℃に保持しながら、テトラヒドロ無水フタル酸5
9.2部(0.39モル比)を添加し、さらに内温65
〜75℃にて2時間攪拌した。続いて、内温65〜75
℃にてエピクロルヒドリン57.6部(0.62モル
比)を2時間かけて滴下し、さらに内温65〜75℃に
て4時間攪拌した。その後、室温に冷却し、固形分濃度
66.2%のエピクロルヒドリン変性ポリエステルポリ
アミド樹脂水溶液(樹脂2-3)894.7部(アミノ
基として4.30モル比)を得た。
2の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌棒を備えた反応
器に、樹脂(2-3)を283.2部(アミノ基として
0.62モル比)添加し、内温を80℃まで昇温させ、
尿素31.1部(0.52モル比)を添加した後、さら
に内温を90℃まで昇温させた。次いで、生成するアン
モニアを反応器から留去しながら、内温105℃まで2
時間かけて昇温させ、さらに、発生するアンモニアを反
応器から留去しながら、内温104〜106℃で10時
間攪拌した。その後、水43.3部を徐々に加えながら
冷却して、不揮発分58.9%、pH7.92、粘度2
21mPa・sの水溶液(紙塗工用樹脂2)363.1部を
得た。
流冷却器及び攪拌棒を備えた反応器に、3−メチルテト
ラヒドロ無水フタル酸および4−メチルテトラヒドロ無
水フタル酸の混合物432.0部(2.60モル比)及
びテトラヒドロ無水フタル酸1582.3部(10.4
0モル比)を添加し、内温を120℃に昇温した。次
に、内温120〜140℃を保持しながら、エチレング
リコール403.5部(6.50モル比)をゆっくりと
滴下し、滴下終了後、内温140〜155℃にて、さら
に1時間攪拌させ、末端に遊離カルボキシル基を有する
生成物2418.3部(6.50モル比とみなす)を得
た。その後、この生成物を冷却せずにステンレスのトレ
イに回収し、冷却・固化させ、樹脂(3-1)を得た。
例3:樹脂3-2の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌
棒を備えた反応器に、樹脂(3-1)を499.0部
(1.34モル比)添加し、内温を110℃まで昇温さ
せたのち、トリエチレンテトラミン294.2部(2.
01モル比、アミノ基として8.05モル比)及び2−
アミノエチルピペラジン86.6部(0.67モル比、
アミノ基として1.34モル比)を内温110〜135
℃でゆっくりと滴下した。次いで、生成する水を留去し
ながら内温を145℃まで昇温させ、発生する水を留去
しながら、さらに内温145〜155℃にて4時間攪拌
した。このとき、留去した水の重量は19.7部であっ
た。その後、水157.5部を加えて固形分濃度80%
のポリエステルポリアミド樹脂水溶液(樹脂3-2)1
013.1部(アミノ基として6.70モル比)を得
た。
製造例3:樹脂3-3の合成>温度計、還流冷却器及び
攪拌棒を備えた反応器に、樹脂(3-2)を251.1
部(アミノ基として1.66モル比)と水181.4部
を添加し、内温を70℃に昇温させた。そこへ、内温6
5〜75℃にてエピクロルヒドリン30.8部(0.3
3モル比)を1時間かけて滴下し、さらに内温65〜7
5℃で4時間攪拌した。その後、室温に冷却し、固形分
濃度50%のエピクロルヒドリン変性ポリエステルポリ
アミド樹脂水溶液(樹脂3-3)462.3部(アミノ
基として1.66モル比)を得た。
3の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌棒を備えた反応
器に、樹脂(3-3)を157.6部(0.11部、ア
ミノ基として0.57モル比)添加し、内温を80℃ま
で昇温させ、尿素20.4部(0.34モル比)を添加
した後、内温を90℃へ昇温させた。次いで、生成する
アンモニア及び水を留去しながら内温を110℃まで2
時間かけて昇温させ、さらに、発生成するアンモニア及
び水を留去しながら、内温110℃にて8時間攪拌させ
た。このとき、留去した水の重量は57.8部であっ
た。その後、水42.8部を徐々に加えながら冷却し
て、不揮発分60.0%、pH7.97、粘度210mP
a・sの水溶液(紙塗工用樹脂3)160.8gを得た。
-2の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌棒を備えた反
応器に、トリエチレンテトラミン135.8部(0.9
3モル比、アミノ基として3.71モル比)を添加し、
内温を70℃に昇温し、内温65〜75℃で、テトラヒ
ドロ無水フタル酸70.6部(0.46モル比)を仕込
み、さらに内温65〜75℃で8時間攪拌させた。その
後、水80.1部を加えながら室温に冷却し、固形分濃
度70%のポリアミド樹脂水溶液(樹脂4-2)28
6.3部(アミノ基として3.25モル比)を得た。
製造例4:樹脂4-3の合成>温度計、還流冷却器及び
攪拌棒を備えた反応器に、樹脂(4−2)を286.3
部(アミノ基として3.25モル比)と水25.8部を
添加し、内温を70℃に昇温させ、内温65〜75℃で
エピクロルヒドリン60.1部(0.65モル比)を
3.5時間かけて滴下し、さらに内温65〜75℃で4
時間攪拌した。その後、室温に冷却し、固形分濃度70
%のエピクロルヒドリン変性ポリアミド樹脂水溶液(樹
脂4-3)372.1部(アミノ基として3.25モル
比)を得た。
4の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌棒を備えた反応
器に、樹脂(4-3)を110.9部(アミノ基として
0.97モル比)添加し、内温を80℃へ昇温させた。
次に、尿素34.9部(0.58モル)を添加した後、
内温を90℃へ昇温させ、生成するアンモニアを反応器
から留去しながら、内温110℃まで0.5時間かけて
昇温させた。続いて、生成するアンモニアを反応器から
留去しながら、内温110℃にて8時間攪拌した。その
後、水38.7部を徐々に加えながら冷却して、不揮発
分60.4%、pH8.09、粘度178mPa・sの水溶
液(紙塗工用樹脂4)175.6部を得た。
流冷却器及び攪拌棒を備えた四つ口フラスコに、3−メ
チルテトラヒドロ無水フタル酸および4−メチルテトラ
ヒドロ無水フタル酸の混合物424.2部(2.55モ
ル比)及びテトラヒドロ無水フタル酸1553.4部
(10.21モル比)を、内温を120℃に昇温した。
そして、内温120〜140℃にて、エチレングリコー
ル396.1部(6.38モル比)をゆっくりと滴下
し、滴下終了後、内温140〜155℃でさらに1時間
攪拌し、末端に遊離カルボキシル基を有する生成物(樹
脂5-1)2373.3部(6.38モル比とみなす)
を得た。その後、このポリエステルを冷却せずにステン
レスのトレイに回収し、冷却して固化させ樹脂5-1を
得た。
例5:樹脂5-2の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌
棒を備えた四つ口フラスコに、樹脂5-1を160.0
部(0.43モル比)仕込み、内温を110℃まで昇温
させ、そこへトリエチレンテトラミン125.9部
(0.86モル比、アミノ基として3.44モル比)を
内温110〜135℃でゆっくりと滴下した。次いで、
生成する水を留去しながら内温を145℃まで昇温さ
せ、生成する水を留去しながら、さらに内温145〜1
55℃にて4時間攪拌した。このとき、留去された水の
重量は4.8部であった。その後、水60.9部を加え
て固形分濃度80%のポリエステルポリアミド樹脂水溶
液(樹脂5-2)342.0部(0.43モル比、アミ
ノ基として2.58モル比)を得た。
(d)成分を反応せしめて得られる生成物の製造例1:
樹脂5-3の合成>温度計、還流冷却器及び攪拌棒を備
えた反応器に、樹脂(5-2)を342.0部(0.4
3モル比、アミノ基として2.58モル比)添加し、内
温を80℃へ昇温させ、尿素62.0部(1.03モル
比)を添加した後、内温を90℃へ昇温させた。次い
で、生成するアンモニアを反応器から留去しながら、内
温を110℃まで1.5時間かけて昇温し、さらに、内
温110℃にて8時間攪拌した。その後、水139.4
部を徐々に加えながら25℃に冷却し、28%苛性ソー
ダを用いてpHを11.0に調整し、不揮発分57.2
%のポリエステルポリアミドポリ尿素樹脂水溶液(樹脂
5-3)592.8部(0.43モル比、アミノ基とし
て1.55モル比)を得た。
成物に、(c)成分を反応せしめて得られる紙塗工用樹
脂の製造例1:樹脂5の合成>温度計、還流冷却器及び
攪拌棒を備えた反応器に、樹脂5-3を150.2部
(0.11モル比、アミノ基として0.39モル比)添
加し、内温を70℃に昇温させた。次に、内温65〜7
5℃にてエピクロルヒドリン10.1部(0.11モル
比)を3時間かけて滴下し、さらに内温65〜75℃で
4時間攪拌した。続いて、内温65〜75℃で2時間攪
拌した。その後、水2.7部を加えてから室温に冷却
し、不揮発分59.9%、pH6.79、粘度272mP
a・sの水溶液(紙塗工用樹脂5)170.5部を得た。
を使用しなかった。
び比較例1で得られた紙塗工用樹脂1〜5を、表1に記
載の重量比率で混合し、すべての固形分が64%となる
ように水と10%苛性ソーダ水溶液で調整して、塗工組
成物とした。得られたそれぞれの塗工組成物について、
以下の方法で物性値を測定し、その結果を表2に示し
た。
〔東亜電波工業(株)製〕を用い、調製直後の塗工組成
物のpHを25℃にて測定した。
BL型〕を用い、60rpm 、25℃で、調製直後の塗工
組成物の粘度を測定した。
80g/m2の上質紙の片面に、ワイヤーロッドを用いて
塗工量が14g/m2となるように塗布した。塗布後ただ
ちに、120℃にて30秒間熱風乾燥し、次いで温度2
3℃、相対湿度50%にて16時間調湿し、さらに温度
60℃、線圧60kg/cmの条件で2回スーパーカレンダ
ー処理を施して、塗工紙を得た。こうして得た塗工紙を
耐水性及びインキ受理性の試験に供し、試験結果を表2
にまとめた。なお、試験方法は以下のとおりである。
RI試験機(明製作所製)を使用し、塗工面を給水ロー
ルで湿潤させた後に印刷し、紙むけ状態を肉眼で観察し
て判定した。判定基準は次のように行った。 耐水性 (劣)1〜5(優)
で湿潤させた後に印刷し、インキの受理性を肉眼で観察
して判定した。判定基準は次のように行った。 インキ受理性 (劣)1〜5(優)
ールとゴムロールの間にわずかな間隙をあけ、その間隙
に水を注いだ後速やかに印刷し、インキの受理性を肉眼
で観察して判定した。判定基準は次のように行った。 インキ受理性 (劣)1〜5(優)
Claims (5)
- 【請求項1】下記(a)成分、(b)成分および(c)成
分を反応させて得られた樹脂に、(d)成分を反応せし
めてなることを特徴とする紙塗工用樹脂。 (a)ポリアミン類 (b)脂環式多価カルボン酸類とグリコール類との反応
で得られる遊離カルボキシル基を有する反応生成物、お
よび/または、脂環式多価カルボン酸類 (c)アルキル化剤 (d)尿素類 - 【請求項2】請求項1に記載の紙塗工用樹脂であって、
(c)成分を反応せしめる際、(c)成分を反応せしめる
前後、あるいは、(d)成分を反応せしめた後のいずれ
かにおいて、下記(e)成分を反応せしめてなる紙塗工
用樹脂。 (e)ホルムアルデヒド、グリオキザール、脂環式エポ
キシ化合物、α,β−不飽和化合物、およびモノアミン
類から選ばれる少なくとも1種。 - 【請求項3】(a)成分と(b)成分とを反応させたの
ち、(c)成分を反応させて得られた樹脂に、(d)成分
を反応せしめてなることを特徴とする請求項1または2
に記載の紙塗工用樹脂。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の紙塗工用
樹脂、顔料および水性バインダーを含有することを特徴
とする紙用塗工組成物。 - 【請求項5】請求項4に記載の紙用塗工組成物を含有す
ることを特徴とする紙。
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JP2002258595A JP3821476B2 (ja) | 2001-09-05 | 2002-09-04 | 紙塗工用樹脂 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007070758A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Taoka Chem Co Ltd | ネッパリ防止剤及びそれを含有する表面処理剤を塗工したオフセット印刷用紙 |
JP2009024280A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Taoka Chem Co Ltd | 紙塗工用樹脂組成物 |
-
2002
- 2002-09-04 JP JP2002258595A patent/JP3821476B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2007070758A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Taoka Chem Co Ltd | ネッパリ防止剤及びそれを含有する表面処理剤を塗工したオフセット印刷用紙 |
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