JPH04100997A - 紙用塗工組成物 - Google Patents

紙用塗工組成物

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JPH04100997A
JPH04100997A JP21393390A JP21393390A JPH04100997A JP H04100997 A JPH04100997 A JP H04100997A JP 21393390 A JP21393390 A JP 21393390A JP 21393390 A JP21393390 A JP 21393390A JP H04100997 A JPH04100997 A JP H04100997A
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義史 吉田
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俊之 長谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、優れた印刷適性、印刷効果を有する塗工紙を
提供する紙用塗工組成物に関するものである。
〈従来の技術〉 顔料と水性バインダーを主体とした紙用塗工組成物を紙
に塗布し、乾燥、カレンダー処理なとの必要な工程を施
して得られる塗工紙は、その優れた印刷効果なとの特長
から商業印刷物や雑誌・書籍などに広く用いられている
が、品質要求の高度化、印刷の高速化なとにともなって
塗工紙の品質改良努力か今もなお続けられている。とり
わけ印刷の多くを占めるオフセット印刷においては、し
めし水の影響下でのインキ受理性、ウェットビックやウ
ェットラブなとの耐水性、輪転印刷での耐ブリスター性
の改良、向上は業界の重要な課題である。
従来よりこうした課題に対し、メラミン−ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂もしくはポリア
ミドポリ尿素−ホルムアルデヒド樹脂、例えば特公昭4
4−11667号、特公昭59−32597号等に示さ
れる耐水化剤、印刷適性向上剤等を添加し、課題解決を
はかろうとする方法が知られている。
しかし、これらの耐水化剤、印刷適性向上剤等はいずれ
も有効な特性を存する反面、重大な欠点や効果の不十分
さかあるため実用上満足し得るものてはなかった。
例えば、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂や尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂なとのアミノブラスト樹脂は、作業時
や塗工紙からのホルムアルデヒドの発生か多いのみなら
ず、インキ受理性や耐ブリスター性の改良効果かほとん
と得られず、又耐水化効果も塗工組成物のpHか高くな
ると著しく得にくくなるなとの問題かある。
ポリアミドポリ尿素−ホルムアルデヒド樹脂は、耐水性
と同時にインキ受理性および耐ブリスター性の向上に有
効ではあるが、その向上度合は、近年の塗工紙品質の高
度化要求に対しては不充分であった。そこで本発明者は
、特願昭60−262286号(特開昭62−1250
93号)等でさらに改良された紙用塗工組成物を提供し
たが、その後の塗工紙品質の要求の高度化に伴いこの性
能も不十分なものとなっている。
〈発明の課題〉 本発明者は、特定の水溶性樹脂を含有する紙用塗工組成
物か高度な耐水性、インキ受理性等、特に従来の技術で
は得られなかった耐ブリスター性を塗工紙に付与するこ
とを見出し本発明を完成した。
本発明の目的は、高度な耐水性、インキ受理性等、特に
従来の技術では得られなかった耐ブリスター性を塗工紙
に付与する紙用塗工組成物を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、顔料(III)、水性バインダー(It)お
よびアルキレンジアミン若しくはポリアルキレンポリア
ミンと尿素類との縮合反応物(a)に、さらにアルデヒ
ド類(b)および又はエビハロヒドリン類若しくはα、
γジハロβヒドリン類(c1を反応させて得られる水溶
性樹脂(III)を含有することを特徴とする紙用塗工
組成物である。
本発明の内容について、さらに詳述する。
本発明において使用される水溶性樹脂(III)の製造
に用いるアルキレンジアミン若しくはポリアルキレンポ
リアミンとしては、具体的にはエチレンジアミン、プロ
ピレンジアミン等の脂肪族ジアミン、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、イミノビスブロピルアミン、3−アサヘキサン−
1,6−ジアミン、4,7−ンアザデカンーl、10シ
アミン等か挙げられる。これらの中では、ノエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミンか工業的に有利であ
る。これらのアルキレンツアミン若しくはポリアルキレ
ンポリアミンは一種のみならず二種以上の混合物として
も用いることかできる。
又、尿素類としては、尿素、チオ尿素、グアニル尿素、
メチル尿素、ジメチル尿素等を挙げることかできるか工
業的見地から尿素か好ましい。
アルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、アセトアル
デヒドやプロピルアルデヒド等のアルキルアルデヒド、
グリオキザール、プロパンジアールやブタンジアール等
のアルキルジアルデヒド等を用いることかできるが工業
的にはホルムアルデヒド、グリオキザールか好ましい。
アルデヒド類は一種のみならず二種以上の混合物として
も用いることかできる。
エピハロヒドリン類としては、一般式 %式%) 〔式中Xはハロゲン原子、Wは1.2又は3を示す。〕
で表されるエビハロヒドリンか挙げられる。好ましい例
としてはエビクロロヒドリン、エビブロモヒドリン等が
挙げられる。これらは、一種のみならず二種以上の混合
物としても用いることかできる。
α、γジハロβヒドリンとしては、一般式〔式中X、Z
はハロゲン原子、YはOH基を表す。〕で表されるもの
、例えば1.3−ジクロロ2−プロパツール等が挙げら
れる。
水溶性樹脂(I[I)は、アルキレンジアミン若しくは
ポリアルキレンポリアミンと尿素類との縮合反応物(a
)に、さらにアルデヒド類fb)および又はエピハロヒ
ドリン類若しくはα、γジハロβヒドリン類fclを反
応させて得られる。
アルキレンジアミン若しくはポリアルキレンポリアミン
と尿素類との縮合反応は、通常100〜180℃好まし
くは110〜160′cて、発生するアンモニアを系外
に除去しなから1〜6時間で行われる。尿素類の使用量
はアルキレンジアミン若しくはポリアルキレンポリアミ
ンの1級および2級アミノ基1.0モルに対して、05
〜10モルか好ましい。尿素類の一部をアルキレンジア
ミン若しくはポリアルキレンポリアミンと120〜18
0℃、好ましくは140〜16o′Cて脱アンモニア反
応を行った後、残りの尿素を加え更に100〜180℃
好ましくはllo〜160″Cて脱アンモニア反応を行
うというように、2段階で反応を行うこともできる。
このようにして得られた縮合反応物(a)を、さらにア
ルデヒド類fb)および又はエピハロヒドリン類若しく
はα、γジハロβヒドリン類(c)と反応せしめて水溶
性樹脂(I[I)か得られる。
縮合反応物ta+と、アルデヒド類fblおよび又はエ
ピハロヒドリン類若しくはα、γジハロβヒドリン類i
c)との反応は、好ましくは濃度20〜80重量%さら
に好ましくは30〜70重量%の水溶液中で行われる。
縮合反応物fa)とアルデヒド類(b)とを反応させる
場合は、好ましくは酸例えば塩酸、硫酸、リン酸、ギ酸
、酢酸等によりpHを7以下さらに好ましくはpH3〜
6に調製した後40〜80℃て1〜10時間反応を行う
。又は、pH8〜12のアルカリ性下で反応を行いその
後pHを7以下さらに好ましくはpH3〜6の酸性に調
製して反応を続ける方法も好ましい。この場合アルカリ
性下での反応は40〜80℃で0.5〜5時間、酸性下
での反応は40〜80℃て1−10時間行われる。アル
デヒド類(b)の使用量は、縮合反応物(a)1モルに
対しアルデヒド基かO,1〜3モルか好ましくさらに好
ましくは03〜1.5モルである。上述の反応終了後、
必要ならば苛性ソーダ、苛性カリ等を用いて、pH6〜
10に調整することにより本発明に用いる水溶性樹脂(
I[[)の水溶液か得られる。
縮合反応物(a)とエピハロヒドリン類若しくはαγフ
ジハロβヒドリン類C)とを反応させる場合には、好ま
しくはpH5以上さらに好ましくはpH6〜9の条件下
で、温度30〜90℃好ましくは40〜80℃て1〜1
0時間反応を行う。エピハロヒドリン類若しくはα、γ
ジハロβヒドリン類(cIの使用量は、縮合反応物(a
)1モルに対し01〜3モルか好ましくさらに好ましく
は03〜2.0モルである。
本発明の水溶性樹脂(III)は、水溶液の状態で得ら
れ、好ましくは60%水溶液の25℃における粘度か1
00〜1000 cpsでありかつpHか6〜10であ
る。
本発明はさらに、顔料(■)、水性バインダー(II)
および水溶性樹脂(I[)に、さらにポリアルキレンポ
リアミンおよび又はポリアルキレンポリアミンと4級化
剤との反応生成物(IV)を含有する組成物も提供する
又、顔料(■)、水性バインダー(It)および水溶性
樹脂(I[)にさらにポリアルキレンポリアミンと4級
化剤との反応生成物を反応させて得られる生成物(V)
を含有する組成物も提供する。
ここでポリアルキレンポリアミンとは、分子中に2個の
一級アミノ基および少なくとも1個の二級アミン基を有
する化合物であり、具体的には例えばジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、イミノヒスプロピルアミン、3−アサヘキサン−
1,6−ジアミン、4,7−ジアザデカン−1,IO−
ノアミン等が挙げられる。
4級化剤としては下記の各種のものか使用てきる。
■ 一般式R1−X(式中R1は低級アルキル基、アル
ケニル基、ベンジル基又はフェノキンエチル基、Xはハ
ロゲン原子を示す。)であられされるハロゲン含有化合
物。好ましい例としては塩化メチル、塩化エチル、塩化
プロピル、塩化アリル、塩化ベンジル、塩化フェノキシ
エチルおよび2等塩化物に対応する臭化物及び沃化物か
挙げられる。
■ 一般式(R20)2S O、、(式中R2は低級ア
ルキル基、■は1又は2を示す。)であられされるノア
ルキルサルファイト及びンアルキルサルフエート。好ま
しい例としてはンメチルサルフエート、ジエチルサルフ
ェート、ジメチルサルファイド、ジエチルサルファイド
等か挙げられる。
■ 一般式 %式% 〔式中R3は水素原子、低級アルキル基 ヒトロキテア
ルキル基又はフェニル基を示す。〕で表れるエチレンオ
キサイド誘導体。好ましい例としては、エチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、ス
チレンオキサイド、グリシドール等か挙げられる。
■ 一般式 %式%) C式中Xはハロケン原子、Wは】、2又は3を示す。〕 て表されるエビハロヒドリン。好ましし)例としてはエ
ビクロロヒドリン、エビブロモヒドリン等が挙げられる
■ 一般式HOCH2CCH2)、X (式中X及びW
は上記に同し。)で表されるモノハロヒドリン。好まし
い例としてはエチレンクロロヒドリン、エチレンブロモ
ヒドリン等が挙げられる。
■ 一般式 〔式中Xは上記に同じ、Yはハロゲン原子又はOH基及
びZは上記Yかハロゲン原子のときOH基をまた上記Y
かOH基のときハロゲン原子を示す。〕 て表されるジハロヒドリン。好ましい例としてはI、3
−ジクロロ−2−プロパツール、2.3−ジクロロ−1
−プロパツール等か挙ずられる。上記中特に好ましいも
のとしてはエビクロヒドリンか挙げられる。
上記4級化剤として使用される化合物は1種単独で又は
2種以上混合して使用することかできる。
本発明における顔料(III)は、カオリン、タルク、
炭酸力ルソウム(重質、軽質)、水酸化アルミニウム、
サチンホワイト、酸化チタンなとの白色無機顔料および
ポリスチレン、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素
−ホルムアルデヒド樹脂なとからなる白色有機合成顔料
を単独又は2種以上混合して用いることかできる。ある
いは更に有色の無機もしくは有機顔料を併用することも
てきる。
本発明における水性ノ1インダー(II)としては、酸
化でんぷん、リン酸エステル化てんふん、ボリヒニルア
ルコール、カセイン、セラチン、カルホキジメチルセル
ロースなとの水溶性バインターやスチレン−ブタジェン
系樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ヒニル樹脂、
メチルメタクリレート樹脂なとの水乳化系のバインダー
を単独又は2種以上混合して用いることかできる。
本発明の紙用塗工組成物の組成割合は、顔料(III)
100重量部に対して、水性バインダー(II)5〜2
00重量部、好ましくは10〜40重量部、水溶性樹脂
(III)0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜2
重量部である。また、塗工組成物の固形分濃度は20〜
75重量部、好ましくは30〜70重量部である。
一般に本発明に用いる水溶性樹脂(III)は紙用塗工
組成物の調整の際に添加混合されるが、あらかしめ顔料
スラリーまたは水性バインダーに添加混合しても本発明
の効果を得ることかできる。
本発明の紙用塗工組成物は、その他の成分として分散剤
、粘度、流動性調整剤、消泡剤、防腐剤、潤滑剤、保水
剤や染料、有色顔料なとの着色剤などを必要に応して配
合することかできる。
本発明の紙用塗工組成物は、従来より公知の方法、すな
わちブレートコーター、エアーナトフコ−ター バーコ
ーター、サイズプレスコーターケートロールコータ−、
キャストコーターなと通常用いられている方法て紙基体
上に塗布される。
その後ゼ・要な乾燥を行い、更に必要に応してスーパー
カレンダー処理を施すことにより、塗工紙を製造するこ
とかできる。
〈発明の効果〉 このようにして本発明の紙用塗工組成物を用いて得た塗
工紙は、インキ受理性、耐水性、特に耐ブリスター性に
優れ、ホルムアルデヒド臭の発生かないなと種々の優れ
た存効な特性を有するものである。
なお、本発明における紙用塗工組成物の「紙」とは広義
の意味てあり狭義の意味の紙、板紙を包含する。
〈実施例〉 以下、参考例および実施例により本発明を更に詳しく説
明する。文中の%はいずれも重量%を表す。又粘度は2
5℃における値である。
参考例−1 温度計、還流冷却器および撹拌棒を備えた四ツロフラス
コにトリエチレンテトラミン146.2g(1,0モル
)と尿素180.2g (3,0モル)を仕込み内温1
20〜140℃にて2時間加熱し脱アンモニア応を行っ
た。その復水1504gを加えて樹脂水溶液とした。さ
らに37%ポルマリン56.8g (0,7モル)を加
え、70℃て4時間反応させた後、70%硫酸で系のp
Hを4.0に調整し70℃て4時間反応させた。その後
苛性ソーダ水溶液でpHを70に調整し、濃度60%、
粘度350cpの水溶性樹脂の水溶液を得た。
参考例−2 参考例−1と同様の装置にトリエチレンテトラミン14
6.2g (1,0モル)と尿素60.1g(10モル
)を仕込み内温140〜160℃にて3時間加熱し、脱
アンモニア反応を行った。
120℃まて冷却後さらに尿素120.1g(20モル
)を仕込み、内温120〜130℃にて2時間加熱し脱
アンモニア反応を行った。その後水134.9gを加え
て樹脂水溶液とした。さらに37%ホルマリン81.2
g (1,0モル)を加え、70℃て4時間反応させた
後、70%硫酸で系のplを40に調整し70℃て4時
間反応させた。その後苛性ソーダ水溶液てpHを7.0
に調整し、濃度60%、粘度230cpの水溶性樹脂の
水溶液を得た。
参考例−3 参考例−1と同様の装置にジエチレントリアミン103
.2g (1,0モル)と尿素120.1g(2,0モ
ル)を仕込み内温120〜140℃にて2時間脱アンモ
ニア反応を行った。その後水33.6gを加えて樹脂水
溶液とした。さらに37%ホルマリン81.2g(1,
0モル)を加え70℃で4時間反応させた後、70%硫
酸で系のpHを4.0に調整し70℃て4時間反応させ
た。その後苛性ソーダ水溶液てpHを7.0に調整し、
濃度60%、粘度540cpの水溶性樹脂の水溶液を得
た。
参考例−4 参考例1と同様に脱アンモニア反応を行った後、水21
5.4gを加え、さらにエビクロロヒトノン64.8g
 (0,7モル)を加え、70℃て4時間反応させた。
濃度60%、粘度300cp、pH62′の水溶性樹脂
の水溶液を得た。
参考例−5 参考例1と同様にして得られた水溶性樹脂の水溶液46
5.5gに、更にトリエチレンテトラミン14.6g(
0,1モル)と水9.1gを加え、濃度60%、粘度3
40cp、pH8,0の水溶性樹脂の水溶液を得た。
参考例−6 参考例−1と同様の装置にトリエチレンテトラミン43
.9g (0,3モル)と水140.3gを仕込み、さ
らにエビクロロヒドリン166.6g(1,8モル)を
内温50″C以下に保ったまま滴下した。
さらに、参考例1と同様にして得られた樹脂水溶液46
5.5gを加え、50℃て1時間反応をさせて、濃度6
0%、粘度300cp、pH6,5の水溶性樹脂の水溶
液を得た。
比較参考例−1 温度計、還流冷却器および撹拌棒を備えた四ツロフラス
コにトリエチレンテトラミン146.2g(10モル)
と尿素30.0g (0,5モル)を仕込み内温140
〜+60℃にて3.5時間加熱し脱アンモニア応を行っ
た。その後アジピン酸73.1g (0,5モル)を仕
込み内温を150〜160℃にて5時間脱アミド化反応
を行った。その後内温を130℃に冷却し、尿素12o
Ig(2,0モル)を仕込み、120〜130℃で2時
間脱アンモニア反応を行った。その後水2845gを加
えて樹脂水溶液とした。さらに37%ホルマリン60.
9g (0,75モル)を仕込み、70%硫酸で系のp
Hを4〜5に調整し内温70℃で4時間反応させた。そ
の後苛性ソーダ水溶液でpHを6.5に調整し、濃度5
0%、粘度140cpの樹脂水溶液を得た。
比較参考例−2 尿素の仕込量を90.1g(1,5モル)、水の仕込量
を101.7gとした以外は、参考例1と同様に反応を
行い、粘度200cp、 pH7,0の60%樹脂水溶
液を得た。
比較参考例−3 尿素の仕込量を300.3g(5モル)、水の仕込量を
230.5gとした以外は、参考例1と同様に反応を行
い、粘度150cp、 pH7,0の60%樹脂水溶液
を得た。
比較参考例−4 硫酸添加以後の反応を行わない以外は、参考例1と同様
に反応を行い、粘度60cp、 pHs、  5の60
%樹脂水溶液を得た。
比較参考例−5 37%ホルマリンの仕込量を73.0g(09モル)、
水の仕込量を144.2gとした以外は、参考例1と同
様に反応を行い、粘度+600cp、 pH7,0の6
0%樹脂水溶液を得た。
比較参考例−6 参考例1と同様に反応を行いさらに70%硫酸でpH4
,0に調整し、粘度350cp(7)60%樹脂水溶液
を得た。
比較参考例−7 参考例1と同様の反応を行い、苛性ソーダ水溶液でpH
11に調整しようとしたが、多量の沈澱物か生成し良好
な樹脂水溶液は得られなかった。
実施例 参考例1〜6比較参考例1〜6で得た水溶性樹脂の水溶
液を用いて、第−表に示した配合による紙用塗工組成物
を調整した。たたし、比較参考例2.5.6については
塗工組成物の粘度か高く塗工試験か行えなかった。
第−表 (注)■ウルトラホワイト90(米国エンゲルハートミ
ネラルズ社製クレー) ■カー上タル90(富士カオリン■社製炭酸力ルンウム
) ■スミレーズレシンDS−10(住方化学工業■社製ポ
リアクリル酸系顔料分 散剤) ■5N−307(住人ノーガタック■社製スチレンブタ
ジェン系ラテックス) ■玉子エースA(玉子ナショナルスターチ■社製酸化て
んぶん) 0重量部は固形分重量を表す。
調整した紙用塗工組成物は、総固形分が60%、pHか
約9.0となるように各々水と10%苛性ソーダ水溶液
にて調整した後、ワイヤーロッドを用いて米坪量80g
/rdの上質紙上に、塗工量が14g/rr!となるよ
うに片面又は両面に塗布した。
塗布後直ちに120″Cにて30秒間熱風乾燥せしめ、
次いて20℃、65%RHにて16時間調湿した後、温
度60℃、線圧60kg/Cmの条件にて2回スーパー
カレンダー処理をして、塗工紙を得た。こうして得た塗
工紙を、耐水性、インキ受理性、耐ブリスター性の試験
に供した。試験結果を第二表に示した。
なお試験方法は下記のとおりである。
○耐水性 (イ)ウェットラブ法 コート面上にイオン交換水を約0.1 m 1滴下し、
指先で7回摩擦し、溶出量を黒紙に移行させて溶出量を
肉眼で判定した。
判定基準は次のように行った。
耐水性(劣)1〜5(優) (ロ)ウェットピック法 RI試験機を使用し、コート面を給水ロールて湿潤させ
た後印刷し、紙むけ状態を肉眼で観察して耐水性(劣)
1〜5(優)の判定を行った。
○インキ受理性 (イ)A法 RI試験機(明製作所)を使用して塗工面を給水ロール
にて湿潤させた後に印刷し、インキの受理性を肉眼で観
察した。
インキ受理性(劣)1〜5(優)とする。
(ロ)B法 R1試験機を使用して、インキに水を練り込みなから印
刷し、インキ受理性を肉眼で観察した。
インキ受理性(劣)1〜5(優)とする。
○耐ブリスター性 R■試験機を用いてオフ輪用インキを使用し、両面塗工
紙に両面印刷を行い、調湿後加熱したシリコンオイル洛
中に浸しブリスターの発生量を肉眼で判定した。
耐ブリスター性(劣)1〜5(優)とする。
(以下余白) 手  続  補  正  書 平成3年9月25日 1 事件の表示 平成2年 特許願第213933号 2、発明の名称 紙用塗工組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市中央区北浜四丁目5番33号名 称 (
209)  住友化学工業株式会社代表者    森 
  英 雄 代  理  人 住 所 大阪市中央区北浜四丁目5番33号補正の対象 連絡先電話(06) 220−3404訂  正  明
  細  書 ■ 発明の名称 紙用塗工組成物 2、特許請求の範囲 (1)顔料(1)、水性バインダー(U)ならびに、ア
ルキレンジアミンもしくはポリアルキレンポリアミンと
尿素類との縮合反応物(alに、さらにアルデヒド類(
b)をpH7以下で反応させるが、またはエビハロヒド
リン類もしくはα T−ジハロ−β−ヒドリン類(c)
を反応させて得られる水溶性樹脂(III)を含有する
ことを特徴とする紙用塗工組成物。
(2)  アルキレンジアミンもしくはポリアルキレン
ポリアミンが、ジエチレントリアミンまたはトリエチレ
ンテトラミンである請求項1記載の紙用塗工組成物。
(4)縮合反応物(a)とアルデヒド類(b)との反応
が、塗工組成物。
に記載の紙用塗工組成物。
(6)水溶性樹脂(III>の50%水溶液の25℃に
おける粘度が100〜1000cpsて、pHが6〜1
0である請求項1〜5のいずれかに記載の紙用塗工組成
物。
〔7〕  顔料(III)、水性バインダー(H)、ア
ルキレンジアミンもしくはポリアルキレンポリアミンと
尿素類との縮合反応物(a)に、さらにアルデヒド類ら
ンをpH7以下で反応させるが、またはエピハロヒドリ
ン類もしくハα T−ジハロβ−ヒトリン類(c)を反
応させて得られる水溶性樹脂(III)ならびに、ポリ
アルキレンポリアミンおよびポリアルキレンポリアミン
と4級化剤との反応生成物から選ばれる一員(IV)を
含有することを特徴とする紙用塗工組成物。
(8)顔料(■)、水性バインダー(II)ならびに、
アルキレンジアミンもしくはポリアルキレンポリアミン
と尿素類との縮合反応物(a)にエアルデβ−ヒドリン
類(c)を反応させて得られる水溶性樹脂(III)に
、ポリアルキレンポリアミンと4級化剤との反応生成物
をさらに反応させて得られる生成物(V)を含有するこ
とを特徴とする紙用塗工組成物。
3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、優れた印刷適性、印刷効果を有する塗工紙を
提供する紙用塗工組成物に関するものである。
〈従来の技術〉 顔料と水性バインダーを主体とした紙用塗工組成物を紙
に塗布し、乾燥、カレンダー処理などの必要な工程を施
して得られる塗工紙は、その優れた印刷効果などの特長
から、商業印刷物や雑誌・書籍などに広く用いられてい
るが、品質要求の高度化、印刷の高速化などに伴って、
塗工紙の品質改良努力が今もなお続けられている。とり
わけ印刷の多くを占めるオフセット印刷においては、し
めし水の影響下でのインキ受理性、ウェットピックやウ
ェア)ラブなどの耐水性、輪転印刷での耐ブリスター性
の改良、向上が業界の重要な課題である。
従来よりこうした課題に対し、メラミン−ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂あるいは、例え
ば特公昭44−11667号公報や特公昭59−325
97号公報に示されるようなポリアミドポリ尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂の如き、耐水化剤ないしは印刷適性向
上剤等を添加し、課題解決をはかろうとする試みがなさ
れている。
七かし、これらの耐水化剤、印刷適性向上剤等は、いず
れも有効な特性を有する反面、重大な欠点や効果の不十
分さがあるため、実用上必ずしも満足しうるちのではな
かった。
例えば、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂や尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂などのアミンプラスト樹脂は、作業時
や塗工紙からのホルムアルデヒドの発生が多いのみなら
ず、インキ受理性や耐ブリスター性の改良効果がほとん
ど得られず、また塗工組成物のpHが高くなると耐水化
効果も著しく得にくくなるなどの問題がある。
ポリアミドポリ尿素−ホルムアルデヒド樹脂は、耐水性
の付与と同時にインキ受理性および耐ブリスター性の向
上に有効ではあるが、その向上度合は、近年の塗工紙品
質の高度化要求に対しては不充分であった。そこで本発
明者らは、特開昭62125093号公報等において、
さらに改良された紙用塗工組成物を開示してきたが、そ
の後の塗工紙品質の要求の高度化に伴い、さらなる高性
能化が求tられるようになってきている。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、高度な耐水性、インキ受理性等ととも
に、特に従来の技術では得られなかった高い耐ブリスタ
ー性を塗工紙に付与する紙用塗工組成物を提供すること
にある。
本発明者らは、特定の水溶性樹脂を含有する組成物が、
かかる目的に対して有効であることを見出し、本発明を
完成した。
く課題を解決するた約の手段〉 すなわち本発明は、顔料(III)、水性バインダー(
II)ならびに、アルキレンジアミンもしくはポリアル
キレンポリアミンと尿素類との縮合反応物(a)に、さ
らにアルデヒド類ら)をpH7以下で反応させるが、ま
たはエピハロヒドリン類もしくはα、T−ジハローβ−
ヒドリン類(c)を反応させて得られる水溶性樹脂(I
[I)を含有することを特徴とする紙用塗工組成物を提
供する。
本発明の内容について、さらに詳述する。
本発明で使用される水溶性樹脂(III)の製造に用い
るアルキレンジアミンもしくはポリアルキレンポリアミ
ンとしては、具体的にはエチレンジアミン、プロピレン
ジアミン等の脂肪族ジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、
イミノビスプロピルアミン、3−アザヘキサン−1,6
−ジアミン、4.7−シアザデカンー1.10ジアミン
等のポリアルキレンポリアミンが挙げられる。これらの
なかでは、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミンが工業的に有利である。これらのアルキレンジアミ
ンもしくはポリアルキレンポリアミンは、一種のみなら
ず二種以上の混合物としても用いることができる。
また尿素類としては、尿素、チオ尿素、グアニル尿素、
メチル尿素、ジメチル尿素等を挙げることができるが、
工業的見地からは尿素が好ましい。
アルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、アセトアル
デヒドやプロピルアルデヒド等のアルキルアルデヒド、
グリオキザール、プロパンジアールやブタンジアール等
のアルキルジアルデヒドなどを用いることができるが、
工業的にはホルムアルデヒドまたはグリオキザールが好
ましい。アルデヒド類は、一種のみならず二種以上の混
合物としても用いることができる。
エピハロヒドリン類は、一般式 %式%) 〔式中、Xはハロゲン原子を、Wは1.2または3を示
す;・ で表される。好ましい例としては、エピクロロヒドリン
、エピブロモヒドリン等が挙げられる。これらは、一種
のみならず二種以上の混合物としても用いることができ
る。
α、T−ジハローβ−ヒドリン類は、一般式〔式中、X
およびZはそれぞれハロゲン原子を、Yは水酸基を示す
〕 で表され、例えば1.3−ジクロロ−2−プロパツール
等が挙げられる。
水溶性樹脂(III)は、アルキレンジアミンもしくは
ポリアルキレンポリアミンと尿素類との縮合反応物(a
)に、さらにアルデヒド類い)をpH7以下で架橋反応
させるが、またはエビブロモドリン類もしくはα、γ−
ジハローβ−ヒドリン類(c)を架橋反応させることに
より得られる。
アルキレンジアミンもしくはポリアルキレンポリアミン
と尿素類との縮合反応は、通常100〜180℃、好ま
しくは110〜160℃で、発生するアンモニアを系外
に除去しながら1〜6時間行われる。尿素類の使用量は
、アルキレンジアミンもしくはポリアルキレンポリアミ
、ンの1級および2級アミノ基1.0モルに対して、0
.5〜1.0モルが好ましい。尿素類の一部をアルキレ
ンジアミンもしくはポリアルキレンポリアミンと120
〜180℃、好ましくは140〜160℃で脱アンモニ
ア反応させた後、残りの尿素を加え、さらに100〜1
80℃、好ましくは110〜160℃で脱アンモニア反
応を行うというように、2段階で反応を行うこともでき
る。
このようにして得られた縮合反応物(a)を、さらにア
ルデヒド類(b)と架橋反応させるが、またはエピハロ
ヒドリン類もしくはα、T−ジハローβ−ヒドリン類(
c1と架橋反応させて、水溶性樹脂<1111)が得ら
れる。アルデヒド類(b)とエピハロヒドリン類もしく
はα、T−ジハローβ−ヒドリン類(c)とを同時に用
いることもできる。
縮合反応物(a)とアルデヒド類(b)および/または
エピハロヒドリン類モしくはα、T−ジハローβヒドリ
ン類(c)との反応は、好ましくは濃度20〜80重量
%、さらに好ましくは30〜70重量%の水溶液中で行
われる。
縮合反応物(a)とアルデヒド類(b)とを反応させる
場合は、酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸、ギ酸、酢酸等
によりpHを7以下、好ましくはpH3〜6に調整した
後、40〜80℃で1〜10時間反応を行う。このよう
にアルデヒド類ら)を酸性側で反応させることにより、
縮合反応物(a)を架橋させることができる。また、ま
ずpH8〜12のアルカリ性下で反応を行い、その後p
Hを7以下、好ましくはpH3〜6の酸性に調整して架
橋反応を行うのも好ましい。この場合、アルカリ性下で
の反応は40〜80℃で0.5〜5時間、酸性下での反
応は40〜80℃で1〜10時間行われる。アルデヒド
類(b)の使用量は、縮合反応物(a)1モルに対しア
ルデヒド基0.1〜3モルが好ましく、さらに好ましく
は0.3〜1.5モルである。上述の反応終了後、必要
なら苛性ソーダ、苛性カリ等を用いて、pH6〜10に
調整することにより、本発明で用いる水溶性樹脂(II
I)の水溶液が得られる。
縮合反応物(a)とエビハロヒドリン類もしくはαT−
ジハローβ−ヒドリン類(c)とを反応させる場合には
、好ましくはpH5以上、さらに好ましくはpH6〜9
の条件下、温度30〜90℃、好ましくは40〜80℃
で1〜10時間反応を行う。
エピハロヒドリン類もしくはα、γ−ジハローβヒドリ
ン類(c)の使用量は、縮合反応物(a)1モルに対し
0.1〜3モルが好ましく、さらに好ましくは03〜2
.0モルである。
本発明の水溶性樹脂(II[)は水溶液の状態で得られ
、好ましくは60%水溶液の25℃における粘度が10
0〜1000apsであり、かつpHが6〜10である
本発明はさらに、顔料(■)、水性バインダー(II)
、水溶性樹脂(III)ならびに、ポリアルキレンポリ
アミンおよび/またはポリアルキレンポリアミンと4級
化剤との反応生成物(IV)を含有する組成物も提供す
る。
また、IN(1)、水性バインダー(II)および、水
溶性樹脂(III)にさらにポリアルキレンポリアミン
と4級化剤との反応生成物を反応させて得られる生成物
(V)を含有する組成物も提供する。
ここでポリアルキレンポリアミンとは、分子中に二個の
1級アミン基および少なくとも一個の2級アミノ基を有
する化合物であり、具体的には例えばジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、イミノビスプロピルアミン、3−アザヘキサン−
1,6−ジアミン、4.7−シアザデカンー1.10−
ジアミン等が挙げられる。
4級化剤としては、以下に示すような各種のものが使用
できる。
■ 一般式 〔式中、R1は低級アルキル基、アルケニル基、ベンジ
ル基またはフェノキシエチル基を、Xはハロゲン原子を
示す〕 て表されるハロゲン含有化合物。好ましい例としては塩
化メチノペ塩化エチル、塩化プロピル、塩化アリル、塩
化ベンジル、塩化フェノキシエチルならびに、これら塩
化物に対応する臭化物および沃化物が挙げられる。
■ 一般式 %式%) 〔式中、R2は低級アルキル基を、Vは1または2を示
す〕 で表されるジアルキルサルファイドおよびジアルキルサ
ルフェート。好ましい例としてはジメチルサルフェート
、ジエチルサルフェート、ジメチルサルファイド、ジエ
チルサルファイド等が挙げられる。
■ 一般式 %式% 〔式中、R3は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキン
アルキル基またはフェニル基を示す〕 で表されるエチレンオキサイド類。好ましい例としては
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレン
オキサイド、スチレンオキサイド、グリシドール等が挙
げられる。
■ 一般式 %式%) 〔式中、Xはハロゲン原子を、Wは1.2または3を示
す〕 で表されるエピハロヒドリン類。好ましい例としてはエ
ビクロロヒドリン、エビブロモヒドリン等が挙げられる
■ 一般式 %式%) 〔式中、XおよびWは上記に同じ〕 で表されるモノハロヒドリン類。好ましい例としてはエ
チレンクロロヒドリン、エチレンブロモヒドリン等が挙
げられる。
■ 一般式 %式% 〔式中、Xは上記に同じであり、YおよびZの一方はハ
ロゲン原子を、他方は水酸基を示す〕 で表されるジハロヒドリン類。好ましい例としては1.
3−ジクロロ−2−プロパツール、2゜3−ジクロロ−
1−プロパツール等が挙げられる。
上記中、特に好ましい4級化剤としてはエピクロロヒド
リンが挙げられる。以上のような4級化剤として使用さ
れる化合物は、一種単独でまたは二種以上混合して使用
することができる。
本発明における顔料(III)としては、カオリン、タ
ルク、炭酸カルシウム(重質、軽質)、水酸化アルミニ
ウム、サテンホワイト、酸化チタンなどの白色無機顔料
および、ポリスチレン、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂、尿素〜ホルムアルデヒド樹脂などの白色有機合成顔
料を、それぞれ単独でまたは二種以上混合して用いるこ
とができる。
あるいはさらに有色の無機もしくは有機顔料を併用する
こともできる。
本発明における水性バインダー(n)としては、酸化で
んぷん、リン酸エステル化でんぷん、ポリビニルアルコ
ール、カゼイン、ゼラチン、カルボキンメチルセルロー
スなどの水溶性バインターや、スチレン−ブタジェン系
樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、メ
チルメタクリレート樹脂などの水乳化系のバインダーを
、それぞれ単独でまたは二種以上混合して用いることが
できる。
本発明の紙用塗工組成物の好ましい組成割合は、顔料(
III)100重量部に対して、水性バインダー(II
)が5〜200重量部、より好ましくは10〜50重量
部であり、また水溶性樹脂(III)が0.05〜5重
量部、より好ましくは0.1〜2重IIIである。塗工
組成物の固形分濃度は、コーターの種類や紙もしくは組
成物の用途によって変化するが、−船釣には20〜72
重量部程度が好ましい。
一般に本発明に用いる水溶性樹脂(III)は、紙用塗
工組成物の調製の際に添加混合されるが、あらかじt顔
料スラリーまたは水性バインダーに添加混合しても本発
明の効果を得ることができる。
本発明の紙用塗工組成物は、その他の成分として、分散
剤、粘度・流動性調整剤、消泡剤、防腐剤、潤滑剤、保
水剤や、染料・有色顔料等の着色剤などを必要に応じて
配合することができる。
本発明の紙用塗工組成物は、従来より公知の方法、すな
わちブレードコーター、エアーナイフコーター バーコ
ーター、サイズプレスコーターゲートロールコータ−、
キャストコーターなど通常用いられている方法で紙基体
上に塗布される。
その後必要な乾燥を行い、さらに必要に応じてスーパー
カレンダーなどで平滑化処理を施すことにより、塗工紙
を製造することができる。
〈発明の効果〉 このようにして本発明の紙用塗工組成物を用いて得た塗
工紙は、インキ受理性、耐水性に優れ、また特に耐ブリ
スター性に優れ、ホルムアルデヒド臭の発生がないなど
種々の優れた有効な特性を有するものである。
なお、本発明における紙用塗工組成物の「紙」とは広義
の意味であり、狭義の意味の紙および板紙を包含する。
〈実施例〉 以下、参考例および実施例により本発明をさらに詳しく
説明する。文中の%はいずれも重量%を表す。また粘度
は25℃における値である。
参考例1 温度計、還流冷却器および撹拌棒を備えた四ツロフラス
コにトリエチレンテトラミン146.2 g(1,0モ
ル)と尿素180.2g(3,0モル)を仕込み、内温
120〜140℃にて2時間加熱し、脱アンモニア反応
を行った。その抜水150.4 gを加えて樹脂水溶液
とした。さらに37%ホルマリン56.8g(0,7モ
ル)を加え、70℃で4時間反応させた後、70%硫酸
で系のpHを4.0に調整し、70℃で4時間反応させ
た。その後苛性ソーダ水溶液でpHを70に調整し、濃
度60%、粘度350cpsの水溶性樹脂の水溶液を得
た。
参考例2 参考例1と同様の装置にトリエチレンテトラミン146
.2g(1,0モル)と尿素60.1g(1,0モル)
を仕込み、内温140〜160℃にて3時間加熱し、脱
アンモニア反応を行った。120℃まで冷却後さらに尿
素120.1g(2,0モル)を仕込み、内温120〜
130℃にて2時間加熱し、脱アンモニア反応を行った
。その復水134.9 gを加えて樹脂水溶液とした。
さらに37%ホルマリン81.2g(1,0モル)を加
え、70℃で4時間反応させた後、70%硫酸で系のp
Hを4.0に調整し、70℃で4時間反応させた。その
後苛性ソーダ水溶液でpHを7.0に調整し、濃度60
%、粘度230cps の水溶性樹脂の水溶液を得た。
参考例3 参考例1と同様の装置にジエチレントリアミン103.
2g(1,0モル)と尿素120.1g(2,0モル)
を仕込み、内温120〜140℃にで2時間脱アンモニ
ア反応を行った。その復水336gを加えて樹脂水溶液
とした。さらに37%ホルマリン81.2g(1,0モ
ル)を加え、70℃で4時間反応させた後、70%硫酸
で系のpHを40に調整し、70℃で4時間反応させた
。その後苛性ソーダ水溶液でpHを780に調整し、濃
度60%、粘度540cps の水溶性樹脂の水溶液を
得た。
参考例4 参考例1と同様に脱アンモニア反応を行った後、水21
5.4gを加え、さらにエピクロロヒドリン64.8g
(0,7モル)を加えて、70℃で4時間反応させた。
濃度60%、粘度300cps   p)+6.2の水
溶性樹脂の水溶液を得た。
参考例5 参考例1と同様にして得られた水溶性樹脂の水溶液46
5.5 gに、さらにトリエチレンテトラミン14.6
g(0,1モル)と水9.1gを加え、濃度60%、粘
度340cps   pH8,0の水溶性樹脂の水溶液
を得た。
参考例6 参考例1と同様の装置にトリエチレンテトラミン43.
9g(0,3モル)と水140.3 gを仕込み、さら
にエピクロロヒドリン166.6g(1,8モル)を、
内温50℃以下に保ったまま滴下した。さらに、参考例
1と同様にして得られた樹脂水溶液465、5 gを加
え、50℃で1時間反応させて、濃度60%、粘度30
0cps   pH6,5の水溶性樹脂の水溶液を得た
比較参考例1 温度計、還流冷却器および撹拌棒を備えた四ツロフラス
コにトリエチレンテトラミン146.2 g(1,0モ
ル)と尿素30.0g(0,5モル)を仕込み、内温1
40〜160℃にて3.5時間加熱し、脱アンモニア反
応を行った。その後アジピン酸73.1g(0,5モル
)を仕込み、内温を150〜160℃に保って5時間脱
水アミド化反応を行った。その後内温を130℃に冷却
し、尿素120.1g(20モル)を仕込み、120〜
130℃で2時間脱アンモニア反応を行った。その復水
?845gを加えて樹脂水溶液とした。さらに37%ホ
ルマリン60.9g(0,75モル)を仕込み、70%
硫酸で系のpHを4〜5に調整し、内温70℃で4時間
反応させた。その後、苛性ソーダ水溶液でpHを6.5
に調整し、濃度50%、粘度14 (]cpsの樹脂水
溶液を得た。
比較参考例2 尿素の仕込量を90.1g(1,5モル)、水の仕込量
を101.7 gとした以外は、参考例1と同様に反応
を行い、粘度200CIIS  pH7,0の60%樹
脂水溶液を得た。
比較参考例3 尿素の仕込量を300.3g(5モル)、水の仕込量を
230.5 gとした以外は、参考例1と同様に反応を
行い、粘度150cps 、 pH7,0の60%樹脂
水溶液を得た。
比較参考例4 硫酸添加以後の反応を行わない以外は、参考例1と同様
に反応を行い、粘度5Qcps   pH8,5の60
%樹脂水溶液を得た。
比較参考例5 37%ホルマリンの仕込量を73.0g(0,9モル)
、水の仕込量を144.2 gとした以外は、参考例1
と同様に反応を行い、粘度1600cpsp H7,O
の60%樹脂水溶液を得た。
比較参考例6 参考例1と同様に反応を行い、さらに70%硫酸でp 
H4,0に調整し、粘度350cpsの60%樹脂水溶
液を得た。
比較参考例7 参考例1と同様の反応を行い、苛性ソーダ水溶液でpH
11に調整しようとしたが、多量の沈澱物が生成し、良
好な樹脂水溶液は得られなかった。
実施例 参考例1〜6および比較参考例1〜6で得た水溶性樹脂
の水溶液を用いて、第−表に示した配合による紙用塗工
組成物を調製した。ただし、比較参考例2.5.6につ
いては、塗工組成物の粘度が高く、塗工試験が行えなか
った。
第  −表 成分芯  薬剤品名 1・ 配合比 (注)■ウルトラホワイト90 (米国エンゲルノ1−
ドミネラルズ社製クレー) ■カーゴタル90 (富士カオリン■製炭酸力ルンウム
) ■スミレーズレジンDS−10(住友化学工業■製ポリ
アクリル酸系顔料分散剤)■5N−307(住友ノーガ
タック■製スチレンブタジェン系ラテックス) ■玉子エースA(玉子ナンヨナル■製酸化でんぷん) 0重量部は固形分重量を表す。
調製した紙用塗工組成物は、総固形分が60%、pHが
約9.0となるように、各々水と10%苛性ソーダ水溶
液にて調整した後、ワイヤーロンドを用いて米坪量80
g/m2の上質紙上に、塗工量が14g/m’となるよ
うに片面または両面に塗布した。塗布後直ちに120℃
にて30秒間熱風乾燥せしめ、次いで20℃、65%R
Hにて16時間調湿した後、温度60℃、線圧60kg
/Cmの条件にて2回スーパーカレンダー処理をして、
塗工紙を得た。こうして得た塗工紙を、耐水性、インキ
受理性、耐ブリスター性の試験に供した。試験結果を第
二表に示した。
なお試験方法は以下のとおりである。
0 耐水性 (イ)ウェットラブ法 コート面上にイオン交換水を約0.1m1滴下し、指先
で7回摩擦し、溶出骨を黒紙に移行させて溶比量を肉眼
で判定した。
判定基準は次のように行った。
耐水性(劣)1〜5 (優) (ロ)ウェットピック法 RI試験機を使用し、コート面を給水ロールで湿潤させ
た後印刷し、紙むけ状態を肉眼で観察して、耐水性(劣
)1〜5 (優)の判定を行った。
0 インキ受理性 (イ)  A   法 RI試験機(明製作所)を使用して塗工面を給水ロール
にて湿潤させた後に印刷し、インキの受理性を肉眼で観
察した。
インキ受理4t<劣)1〜5 (優)とする。
(ロ)  B   法 RI試験機を使用して、インキに水を練り込みながら印
刷し、インキ受理性を肉眼で観察した。
インキ受理性(劣)1〜5 (優)とする。
耐ブリスター性 R1試験機を用いてオフセット輪転印刷用インキを使用
し、両面塗工紙に両面印刷を行い、調湿後、加熱したン
リコンオイル浴中に浸し、ブリスターの発生量を肉眼で
判定した。
耐ブリスター性(劣)1〜5 (優)とする。
\ \ \ \ \ \

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)顔料( I )、水性バインダー(II)およびアル
    キレンジアミン若しくはポリアルキレンポリアミンと尿
    素類との縮合反応物(a)に、さらにアルデヒド類(b
    )および又はエピハロヒドリン類若しくはα,γジハロ
    βヒドリン類(c)を反応させて得られる水溶性樹脂(
    III)を含有することを特徴とする紙用塗工組成物。
  2. (2)アルキレンジアミン若しくはポリアルキレンポリ
    アミンとして、ジエチレントリアミン又はトリエチレン
    テトラミンを用いることを特徴とする請求項1の紙用塗
    工組成物。
  3. (3)アルデヒド類(b)および又はエピハロヒドリン
    類若しくはα,γジハロβヒドリン類(c)として、ホ
    ルムアルデヒド又はグリオキザールを用いることを特徴
    とする請求項1の紙用塗工組成物。
  4. (4)尿素類の使用量が、アルキレンジアミン若しくは
    ポリアルキレンポリアミンの1級および2級アミノ基1
    .0モルに対して、0.5〜1.0モルであることを特
    徴とする請求項1の紙用塗工組成物。
  5. (5)縮合反応物(a)とホルムアルデヒド又はグリオ
    キザールとの反応が、pH7以下で行われること、又は
    pH8〜12で行われた後更にpH7以下で行われるこ
    とを特徴とする請求項3の紙用塗工組成物。
  6. (6)水溶性樹脂(III)の60%水溶液の25℃にお
    ける粘度が100〜1000cpsでありかつpHが6
    〜10であることを特徴とする請求項1の紙用塗工組成
    物。
  7. (7)顔料( I )、水性バインダー(II)、アルキレ
    ンジアミン若しくはポリアルキレンポリアミンと尿素類
    との縮合反応物(a)にさらにアルデヒド類(b)およ
    び又はエピハロヒドリン類若しくはα,γジハロβヒド
    リン類(c)を反応させて得られる水溶性樹脂(III)
    並びにポリアルキレンポリアミンおよび又はポリアルキ
    レンポリアミンと4級化剤との反応生成物(IV)を含有
    することを特徴とする紙用塗工組成物。
  8. (8)顔料( I )、水性バインダー(II)、アルキレ
    ンジアミン若しくはポリアルキレンポリアミンと尿素類
    との縮合反応物(a)にさらにアルデヒド類(b)およ
    び又はエピハロヒドリン類若しくはα,γジハロβヒド
    リン類(c)を反応させて得られる水溶性樹脂(III)
    にポリアルキレンポリアミンと4級化剤との反応生成物
    をさらに反応させて得られる生成物(V)を含有するこ
    とを特徴とする紙用塗工組成物。
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