JP2003155432A - ワニスおよび印刷インキ - Google Patents

ワニスおよび印刷インキ

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JP2003155432A JP2001356172A JP2001356172A JP2003155432A JP 2003155432 A JP2003155432 A JP 2003155432A JP 2001356172 A JP2001356172 A JP 2001356172A JP 2001356172 A JP2001356172 A JP 2001356172A JP 2003155432 A JP2003155432 A JP 2003155432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速印刷におけるミスチングの発生を大幅に
低減し、印刷物の光沢性および含水時のインキの乳化適
性、流動性、光沢性および印刷適性が優れたインキを提
供すること。 【解決手段】炭化水素樹脂(a)と、不飽和カルボン酸
および/またはその無水物(b)と、1価および/また
は多価アルコール(c)との反応生成物である樹脂
(d)を含有することを特徴とするワニス、および該ワ
ニスを使用したインキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷用
のワニスおよび該ワニスを使用した印刷インキ(以下単
にインキという)に関し、詳しくは、ミスチング性、含
水時の流動性および乳化適性、印刷物の光沢性が優れ、
従来のロジン変性フェノール樹脂を使用したインキに匹
敵もしくはそれ以上の物性および印刷適性を有し、かつ
環境に負荷を生じないホルムアルデヒドやアルキルフェ
ノールを含有しないワニスおよびインキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフセット印刷用のワニスおよび
インキには、印刷作業性、印刷物に要求される物性およ
び印刷適性から、ロジン変性フェノール樹脂を使用した
ワニスおよびインキが使用されている。
【0003】しかしながら、一般的に使用されているロ
ジン変性フェノール樹脂は、p−第三ブチルフェノー
ル、p−第三アミルフェノール、p−第三オクチルフェ
ノール、p−ノニルフェノールなどのp−アルキルフェ
ノールやビスフェノールなどのフェノール類と、ホルム
アルデヒドとからフェノール樹脂の初期縮合物を生成
し、これにロジン類を反応させ、次にグリセリン、ペン
タエリスリトールなどのポリオールでエステル化して得
られる樹脂である。
【0004】上記のフェノール樹脂の初期縮合物生成の
過程で使用される原料のホルムアルデヒドは、化学物質
過敏症を引き起こす原因物質であり、また、原料のp−
アルキルフェノール類の中には、「内分泌撹乱作用を有
すると疑われる化学物質」が含まれており(特にノニル
フェノール)、その製造時に、未反応のそれらの原料が
排水中や大気中に遊離・拡散する危険性がある。このた
め、大気汚染などの環境問題や作業安全衛生の面から、
これらの原料を使用しない樹脂を使用したワニスおよび
インキが望まれている。
【0005】このために、上記のロジン変性フェノール
樹脂の代替えとして、ホルムアルデヒドやアルキルフェ
ノールを含まないインキ用樹脂として、ロジンエステル
系樹脂、石油樹脂および酸変性石油樹脂などが提案され
ている。
【0006】しかしながら、上記のロジンエステル系樹
脂は、ロジン類または重合ロジンを多価アルコールによ
ってエステル化して得られるため、そのロジン骨格によ
って、得られるワニスに対する顔料の濡れ性や顔料の分
散性が優れているが、従来のロジン変性フェノール樹脂
に比べて、選べる樹脂の選択数が少ないため、幅広いイ
ンキの設計がしにくく、また、価格が高いという問題が
ある。
【0007】また、石油樹脂は、一般に、分子量が低
く、官能基を多く持つことができないために、得られる
インキを使用して高速印刷した場合に、インキが印刷機
械などの周辺に飛散して、周囲を汚染するミスチングが
発現しやすく、また、水との親和性、顔料の濡れ性、流
動性が悪いという問題がある。特にこの問題は含水時に
顕著になる傾向がある。
【0008】酸変性石油樹脂は、石油樹脂に不飽和カル
ボン酸を反応させて得られる反応生成物であり、上記石
油樹脂に比べて、得られるインキが印刷時に印刷機上の
金属製などのインキローラにインキが付着しないローラ
ストリッピング現象の発現の抑制や、インキの含水時の
乳化適性および流動性、印刷物に対する光沢性および印
刷適性は改善されるが、高速印刷におけるインキの飛散
現象のミスチングの発現抑制やロジン変性フェノール樹
脂を使用した印刷インキに匹敵もしくはそれ以上の印刷
適性、印刷性能性において、性能向上の十分な結果が得
られていないという問題がある。
【0009】上記のように、ミスチングの発現を抑制
し、インキの含水時の乳化適性、流動性、光沢性および
印刷適性が優れ、幅広いインキの設計が可能であり、か
つ環境に悪影響を与えるホルムアルデヒドやアルキルフ
ェノールを含まず、ロジン変性フェノール樹脂を使用し
たインキに匹敵もしくはそれ以上の物性と印刷適性を有
するインキは提供されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、高速印刷におけるミスチングの発生を大幅に低減
し、印刷物の光沢性および含水時のインキの乳化適性
(乳化率上昇による水との適度な親和性)、流動性、光
沢性および印刷適性が優れ、ホルムアルデヒドやアルキ
ルフェノールを製造工程において使用せず、従来のロジ
ン変性フェノール樹脂を使用した印刷インキに匹敵もし
くそれ以上のインキ性能と印刷適性を有するインキを提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の本
発明によって達成される。すなわち、本発明は、炭化水
素樹脂(a)と、不飽和カルボン酸および/またはその
無水物(b)と、1価および/または多価アルコール
(c)との反応生成物である樹脂(d)を含有すること
を特徴とするワニス、および該ワニスを使用したインキ
を提供する。
【0012】本発明者は、前記の課題を解決すべく鋭意
検討した結果、上記本発明のワニスを使用したインキ
が、ミスチングの発生を大幅に低減し、インキの含水時
の乳化適性(乳化率上昇による水との適度な親和性)、
流動性、光沢性および印刷適性が優れ、環境に悪影響を
与えるホルムアルデヒドやアルキルフェノールをワニス
樹脂の原材料として使用しないなど、環境に対する負荷
を少なくし、従来のロジン変性フェノール樹脂を使用し
た印刷インキに匹敵もしくはそれ以上のインキ性能と印
刷適性を有するインキであることを見い出した。
【0013】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明をさらに詳しく説明する。本発明を特徴づける反
応生成物である樹脂(d)は、炭化水素樹脂(a)と、
不飽和カルボン酸および/またはその無水物(b)と、
1価および/または多価アルコール(c)との反応によ
って得られる酸変性エステル炭化水素樹脂である。
【0014】上記の炭化水素樹脂(a)としては、石油
分解油溜分、テレビン溜分、コールタール、オレフィン
モノマーから得られる低分子量の炭化水素樹脂などが挙
げられる。これらの炭化水素樹脂(a)としては、シク
ロペンタジエン、高級オレフィン系炭化水素などの石油
系不飽和炭化水素を原料とする石油樹脂、共重合石油樹
脂、アルキルスチレンインデン樹脂など、およびそれら
の混合物などが挙げられる。
【0015】上記の石油樹脂や共重合石油樹脂として
は、例えば、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエ
ンなどを主原料とするジシクロペンタジエン系石油樹脂
(DCPD系)、ペンテン、ペンタジエン、イソプレン
などを原料とするC5系石油樹脂、インデン、メチルイ
ンデン、ビニルトルエン、スチレンなどを原料とするC
9系石油樹脂、DCPD系原料とC5系原料からなる共
重合石油樹脂、DCPD系原料とC9系原料とからなる
共重合石油樹脂、C5系原料とC9系原料とからなる共
重合石油樹脂、DCPD系原料とC5系原料とC9系原
料とからなる共重合石油樹脂などの石油樹脂類、および
それらの混合物が好ましく挙げられる。
【0016】上記の石油樹脂および共重合石油樹脂は、
前記のジシクロペンタジエン系、シクロペンタジエン
系、インデン系、ペンテン系、ペンタジエン系、ビニル
トルエン系、スチレン系などのDCPD系原料、C5系
原料、C9系原料などを無触媒、あるいはフリーデルク
ラフツ型触媒(カチオン重合触媒)などを使用して公知
の方法で、重合または共重合して、重量平均分子量が5
00〜10,000、好ましくは1,000〜3,00
0に調製される。上記の石油樹脂および共重合石油樹脂
は、東ソー(株)から「C9系石油樹脂ペトコール12
0」や「C5−C9共重合系石油樹脂ペトロタック12
0」などの商品名で入手して本発明で使用することがで
きる。
【0017】上記の炭化水素樹脂(a)と反応させる不
飽和カルボン酸および/またはその無水物(b)として
は、不飽和モノカルボン酸および不飽和多塩酸とその無
水物が挙げられる。不飽和モノカルボン酸としては、例
えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、桂皮酸
などが挙げられる。また、不飽和多塩酸としては、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラ
ヒドロフタル酸などの不飽和ジカルボン酸や、それらの
無水物である無水マレイン酸、無水イタコン酸、シトラ
コン酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物など、好ま
しくは、アクリル酸、メタクリル酸やマレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸およびそれらの無水物
が挙げられる。
【0018】また、上記反応に使用される1価および/
または多価アルコール(c)としては、例えば、1価ア
ルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブ
チルアルコール、イソブチルアルコールなどの低級アル
コール類、ノニルアルコール、デシルアルコール、ウン
デシルアルコール、ラウリルアルコール、トリデシルア
ルコールなどの高級アルコールなどの脂肪族飽和アルコ
ールなど、およびそれらの混合物、好ましくは沸点が1
00℃以上のブチルアルコール、アミルアルコール、ヘ
キシルアルコール、オクチルアルコール、ラウリルアル
コールなど、および混合アルコールが挙げられる。
【0019】また、多価アルコールとしては、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,
4−シクロヘキサンジメタノール、1,6−ヘキサンジ
オール、1,7−へプタンジオール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコールなどの2価アルコール;
グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロール
エタンなどの3価アルコール;ジグリセリン、トリグリ
セリン、エリスリトール、ペンタエリスリトールなどの
4価以上のアルコールおよびそれらの混合物が挙げられ
る。
【0020】上記のアルコール類の内で、好ましい1価
および/または多価アルコール(c)としては、ブチル
アルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ラ
ウリルアルコール、オクタデカノール、ドコサノール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン、ペンタエリスリトールなど、およびそれらの混合物
が挙げられる。
【0021】本発明を特徴づける樹脂(d)は、前記の
炭化水素樹脂(a)と、不飽和カルボン酸および/また
はその無水物(b)と、1価および/または多価アルコ
ール(c)とを公知の方法で、酸変性およびエステル化
反応の反応生成物として得ることができる。樹脂(d)
を得るための反応は、前記の炭化水素樹脂(a)と、不
飽和カルボン酸および/またはその無水物(b)と、1
価および/または多価アルコール(c)とを同時に混合
して、酸変性およびエステル化を行って調製したり、前
記の炭化水素樹脂(a)と、不飽和カルボン酸および/
またはその無水物(b)との反応によって得られる酸変
性炭化水素樹脂を1価および/または多価アルコール
(c)によりエステル化して調製したり、あるいは不飽
和カルボン酸および/またはその無水物(b)と、1価
および/または多価アルコール(c)とをエステル化し
た一次反応生成物に、さらに炭化水素樹脂(a)を反応
させて調製することができる。
【0022】上記のいずれの調製方法による樹脂(d)
も使用することができるが、好ましくは前記の炭化水素
樹脂(a)と、不飽和カルボン酸および/またはその無
水物(b)との反応によって得られる酸変性炭化水素樹
脂を生成し、次にその反応生成物を1価および/または
多価アルコール(c)によりエステル化して調製した反
応生成物が好ましく使用される。
【0023】上記の樹脂(d)の反応に使用される前記
の炭化水素樹脂(a)と、不飽和カルボン酸および/ま
たはその無水物(b)および1価および/または多価ア
ルコール(c)の好ましい反応割合は、(a)100g
当り、不飽和カルボン酸および/またはその無水物
(b)0.005mol〜0.4molと、1価および
/または多価アルコール(c)が(b)×0.2〜2.
0molである。また、その合成方法の一例としては、
無触媒または有機過酸化物などのラジカル開始剤の存在
下にて、炭化水素樹脂(a)と、不飽和カルボン酸およ
び/またはその無水物(b)とを140℃〜250℃
で、30分間〜15時間かけて反応させて酸変性炭化水
素樹脂を生成し、次に1価および/または多価アルコー
ル(c)を140℃〜250℃で、10時間かけて反応
させて酸変性エステル化炭化水素樹脂を生成する。
【0024】炭化水素樹脂(a)に対する不飽和カルボ
ン酸および/またはその無水物(b)の反応割合が、上
記上限を越える場合には、得られる酸変性炭化水素樹脂
の極性が強くなるため、植物油や石油系溶剤に対する溶
解性が低下するという問題があり、一方、反応割合が上
記下限未満の場合には、酸変性した十分な効果が得られ
ず、得られるワニスの顔料に対する濡れ性、該ワニスを
使用したインキの含水時の流動性、乳化適性などの向上
効果が得られない。また、1価および/または多価アル
コール(c)の反応割合が、上記上限を越える場合に
は、エステル化した以上の効果が得られない。一方、上
記下限未満の場合には、エステル化の効果がなく、酸変
性炭化水素樹脂に近い性能で、得られるインキは、十分
な光沢性やミスチングの改善が得られない。
【0025】上記の反応によって、得られた樹脂(d)
は、重量平均分子量が500〜10,000で、かつ酸
価が2〜20mgKOH/gおよび軟化点が90℃〜1
60℃、好ましくは重量平均分子量が1,000〜3,
000、酸価が5〜10mgKOH/g、軟化点が10
0〜130℃である。重量平均分子量が上記上限を越え
る場合には、得られるワニスの低芳香族溶剤に対する溶
解性が低下し、また、得られるインキの流動性が充分で
なく、特にこれらの欠点が含水時に顕著になる。一方、
重量平均分子量が、上記下限未満の場合には、得られる
インキの粘度が上がらず、ミスチングが発現しやすく、
また、良好な印刷適性が得られない。また、酸価が上記
上限を越える場合には、樹脂の溶剤や植物油に対する溶
解性が低下し、一方、酸価が上記下限未満の場合には、
酸変性した効果が十分でない。
【0026】また、軟化点が上記上限を越える場合に
は、溶剤に対する樹脂の溶解性が低下し、一方、軟化点
が上記下限未満の場合には、得られるインキのヒートセ
ット時にインキが熱溶融して印刷にじみを生ずるという
問題がある。
【0027】本発明のワニスは、前記の樹脂(d)10
0重量部当り、50〜150重量部の植物油を配合し
て、140℃で加熱溶解し、1時間程度撹拌器にて均一
に混合分散することによりワニスとすることができる。
上記の植物油としては、大豆油、菜種油、コーン油など
の半乾性油、あまに油、桐油、サフラワー油、シナキリ
油、ゴマ油などの乾性油、ヒマシ油、オリーブ油などの
不乾性油、脱水ヒマシ油、熱重合油などの合成油、再生
油など、およびそれらの混合物が挙げられる。
【0028】上記の本発明のワニスの物性として、粘度
7.0〜30.0(Pa・s)、ヘキサントレランス
9.0〜30.0(ml/5g)で、好ましくは、粘度
16.0〜23.0(Pa・s)、ヘキサントレランス
12.0〜20.0(ml/5g)である。粘度が上記
上限を越える場合には、インキ製造時の作業負荷とな
り、一方、上記下限未満の場合には、インキの粘度が維
持できないという問題がある。ヘキサントレランスが上
記下限未満の場合には、経時変化にともない樹脂の析
出、インキの流動性の低下が発現しやすいという問題が
ある。
【0029】なお、粘度は、東洋精機(株)製のL型粘
度計にて室温25℃の条件下での測定値であり、ヘキサ
ントレランスは、試料ワニス5gをn−ヘキサンで滴下
して、白濁するまでに使用したヘキサン量を各々示す。
【0030】本発明のワニスは、必要に応じて、ロジン
変性フェノール樹脂以外の公知のロジンエステル系樹
脂、アルキッド樹脂、ロジン変性アルキッド樹脂、ギル
ソナイト樹脂、および樹脂(d)以外の炭化水素樹脂、
例えば、石油分解油溜分、テレビン溜分、コールター
ル、オレフィンモノマーから得られる低分子量の炭化水
素樹脂および酸変性炭化水素樹脂など、好ましくは樹脂
(d)以外の炭化水素樹脂、ギルソナイト樹脂およびそ
れらの混合物を、本発明の目的を妨げない範囲において
配合して使用することができる。配合割合は2.0〜3
0重量%である。
【0031】また、本発明のワニスは、必要に応じて、
アルミニウムエチルアセテートジイソプロピレート、ア
ルミニウムイソプロピレート、ステアリン酸アルミニウ
ムなどのゲル化剤を本発明の目的を妨げない範囲におい
て添加して使用することができる。
【0032】前記の本発明のワニスには、染料や顔料な
どの着色剤および溶剤、ワックスコンパウンドを公知の
方法に従って均一に混練して本発明のインキとして使用
することができる。上記の溶剤としては、パラフィン
系、ナフテン系、アロマ系などの石油系溶剤、およびそ
れらの混合物など、好ましくは低芳香族石油系溶剤が挙
げられる。これらの低芳香族石油系溶剤としては、例え
ば、日石三菱(株)から「AFソルベント4号」、「A
Fソルベント5号」、「AFソルベント6号」、「AF
ソルベント7号」などの商品名で入手して本発明で使用
することができる。
【0033】上記の着色剤としては、酸化チタン、硫酸
バリウム、炭酸カルシウム、亜鉛華、弁柄、群青、紺
青、カーボンブラックなどの無機顔料、およびアリリド
系、アセト酢酸アリリドモノアゾ系、アセト酢酸アリリ
ドジスアゾ系、ピラゾロン系などの不溶性アゾ顔料、銅
フタロシアニンブルー、スルホン化銅フタロシアニンブ
ルー、金属フリーフタロシアニン系、キナクリドン系、
ジオサジン系、ピラントロン系、アントアントロン系、
インダストロン系、アンドラピリミジン系、フラバント
ロン系、チオインジゴ系、アントラキノン系、ペリノン
系、ペリレン系、イソインドリノン系、金属錯塩系、キ
ノフタロン系などの多環式および複素環式顔料などの有
機顔料および酸性染料、塩基性染料、アゾ染料、キノリ
ン染料、インジゴ染料、アントラキノン染料、ナフトキ
ノン染料、ニトロ染料、金属錯塩染料などの染料が挙げ
られる。
【0034】本発明のインキは、実施例に例示する通
り、公知の方法にて前記の成分を均一に混練して得られ
る。得られるインキは、インキ中に樹脂(d)が5〜5
0重量%、好ましくは、10〜40重量%含有すること
が必須条件である。樹脂(d)の配合量が上記上限を越
える場合には、得られるインキの粘度が上昇して、印刷
時のインキの転移性が低下し、画像再現性が低下すると
いう問題があり、一方、配合割合が、上記下限未満の場
合には、所望の効果が得られない。
【0035】
【実施例】次に本発明で使用する樹脂(d)の製造例1
〜3と、比較例で使用するロジン変性フェノール樹脂の
製造例4および石油樹脂を挙げ、これらの樹脂を使用し
たワニスおよびインキの実施例および比較例を挙げて本
発明をさらに具体的に説明する。これらの樹脂(d)の
製造は下記の製造例に限定されるものではない。なお、
文中「部」又は「%」とあるのは特に断りのない限り重
量基準である。
【0036】本発明で使用する樹脂(d)は下記の方法
(製造例1〜3)により調製した。 製造例1 C9系石油樹脂(東ソー(株)製、ペトコール120)
1,300gを撹拌器の付いた反応釜に投入し、225
℃で加熱溶解させた後、無水マレイン酸28.3gを添
加して、225℃で3時間反応させて得られた反応生成
物1,200gにノルマルブタノール19.3gを添加
して、225℃で、3時間密閉反応器内にてエステル化
反応を行い、重量平均分子量1,400、酸価が8mg
KOH/gの樹脂(d)を調製した。
【0037】製造例2 C9系石油樹脂(東ソー(株)製、ペトコール120)
1,300gを撹拌器の付いた反応釜に投入し、225
℃で加熱溶解させた後、無水マレイン酸14.1gを添
加して、225℃で3時間反応させて得られた反応生成
物1,200gにノルマルブタノール9.7gを添加し
て、225℃で3時間密閉反応器内にてエステル化反応
を行い、重量平均分子量1,430、酸価が5mgKO
H/gの樹脂(d)を調製した。
【0038】製造例3 C5−C9共重合系石油樹脂(東ソー(株)製、ペトロ
タック120)1,300gを撹拌器の付いた反応釜に
投入し、225℃で加熱溶解させた後、無水マレイン酸
28.3gを添加して、225℃で3時間反応させて得
られた反応生成物1,200gにノルマルブタノール1
9.3gを添加して、225℃で3時間密閉反応器内に
てエステル化反応を行い、重量平均分子量2,160、
酸価が8mgKOH/gの樹脂(d)を調製した。
【0039】製造例4(比較例で使用するロジン変性フ
ェノール樹脂) 撹拌器、還流冷却器および温度計付きの4つ口フラスコ
中に、トルエン31gとp−オクチルフェノール320
gとパラホルムアルデヒド61gを投入し、60℃まで
加熱して溶解した後、水酸化ナトリウムを1.6g添加
し、次に、90℃に加熱し5時間反応させて平均核体数
4核体のレゾール樹脂を得た。次に、撹拌器、水分離器
付き還流冷却器、温度計付きの4つ口フラスコで、窒素
雰囲気下でガムロジン600gを溶解し、上記のレゾー
ル樹脂を3時間かけて滴下し、その後、ゆっくりと昇温
し200℃でグリセリン62gと触媒として酸化マグネ
シウム0.6gを投入し、7時間で260℃まで昇温し
て、酸価が20mgKOH/gになるまで同温度でエス
テル化し、重量平均分子量が40,000のロジン変性
フェノール樹脂を調製した。
【0040】(比較例で使用する石油樹脂)上記の製造
例1〜3にて使用した、C9系石油樹脂(東ソー(株)
製、ペトコール120、酸価0mgKOH/g、軟化点
120℃、重量平均分子量1,470)およびC5−C
9共重合系石油樹脂(東ソー(株)製、ペトロタック1
20、酸価0mgKOH/g、軟化点121℃、重量平
均分子量2,090)を各々単独にて使用した。
【0041】実施例1〜3、比較例1〜3(ワニスの調
製方法) 上記の製造例1〜3の樹脂(d)および製造例4のロジ
ン変性フェノール樹脂および石油樹脂を使用し、該各々
の樹脂と植物油とを配合して、窒素気流雰囲気下におい
て140℃で1時間均一に撹拌しながら加熱溶解して、
実施例のワニスW1〜3および比較例のワニスW4〜6
を調製した。なお、本発明のワニスは、下記の調製方法
に限定するものではない。また、調製した各々のワニス
の物性を表1に示す。
【0042】 実施例1〜3(ワニスW1〜3) ・樹脂(d)(製造例1〜3の酸変性エステル炭化水素樹脂) 50.0部 ・大豆油 50.0部
【0043】 比較例1(ワニスW4) ・ロジン変性フェノール樹脂(製造例4の樹脂) 50.0部 ・大豆油 50.0部
【0044】 比較例2(ワニスW5) ・C9系石油樹脂(東ソー(株)製、ペトコール120) 50.0部 ・大豆油 50.0部
【0045】 比較例3(ワニスW6) ・C5−C9共重合系石油樹脂(東ソー(株)製、ペトロタック120) 50.0部 ・大豆油 50.0部
【0046】
【0047】実施例4〜6および比較例4〜6(インキ
の調製方法) 上記で得られた各々のワニスに、顔料、ギルソナイトワ
ニス、低芳香族溶剤を配合し、サンドミルで均一に混練
して粘度が2.5〜3.0Pa・s(E型粘度、25
℃、100rpmの条件における120秒値)になるよ
うに本発明のインキ(U1〜U3)および比較例のイン
キ(V1〜V3)を表2のように調製した。上記で得ら
れた各々のインキについて、インキのミスチング性、タ
ック値、流動性、光沢性、乳化率(乳化適性改善)およ
び印刷適性に関して下記の測定方法により評価した。
【0048】
【0049】(耐ミスチング性)上記の各々のインキ
2.62ccを東洋精機(株)製のインコメーターに付
着させ、インコメーターのロール温度を32℃で、ロー
ル回転速度を2,000rpmにて1分間回転させ、ミ
スチング採取用紙に飛散付着したインキの重量を測定し
た。評価結果を表3に示す。
【0050】(タック値)上記の各々のインキ1.31
ccを東洋精機(株)製のインコメーターに付着させ、
25℃の室温下において、インコメーターのロール温度
を32℃で、ロール回転速度を1,200rpmにて3
0秒間回転させた直後のタック値を測定した。評価結果
を表3に示す。
【0051】(流動性)上記の各々の生インキ、および
20%の含水率になるように該インキと水とを撹拌混合
して調製したインキを25℃で24時間保存後のインキ
のガラス板流動性を、印刷インキ工業連合金「団体規格
新聞オフセット輪転インキの試験方法」4・1・4ガラ
ス板流度計による方法で測定した。評価結果を表3に示
す。
【0052】(光沢性)上記の各々のインキ0.125
ccをRIテスター2カットロールでアート紙に展色
し、24時間後に光沢値を60°−60光沢計を使用し
て測定した。評価結果を表3に示す。
【0053】(乳化率)ディゾルバー乳化試験機を使用
して、上記の各々のインキ100gに水200gを添加
し、25℃の雰囲気下にて2,000rpmで撹拌し
て、15分間後の乳化率を測定した。評価結果を表3に
示す。
【0054】(印刷適性)上記の各々のインキを使用し
て、通常のオフ輸印刷機にて上質紙に印刷を行い、画像
再現性を下記の基準にて測定した。評価結果を表3に示
す。 評価 ◎:印刷面に印刷調子の不良が認められず、印刷原稿に
匹敵する印刷の再現性がある。 ×:印刷面に印刷調子の不良が認められ、印刷原稿に匹
敵する印刷の再現性がない。
【0055】
【0056】
【発明の効果】本発明で得られるワニスおよび該ワニス
を使用したインキは、ミスチング現象が改善され、イン
キの含水時の乳化適性、流動性、光沢性および印刷適性
が優れ、ワニスに使用される樹脂の製造時にホルムアル
デヒドおよびアルキルフェノールを使用しないなどの環
境に対する負荷を少なくすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 史絵 神奈川県横浜市緑区青砥町450番地 ザ・ インクテック株式会社内 Fターム(参考) 4J038 BA202 BA222 BA232 CM021 CR011 GA06 MA07 MA09 MA13 MA14 NA01 NA24 4J039 AB08 AB10 AD16 AD18 AF03 AF07 BE01 BE04 BE05 BE12 CA07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化水素樹脂(a)と、不飽和カルボン
    酸および/またはその無水物(b)と、1価および/ま
    たは多価アルコール(c)との反応生成物である樹脂
    (d)を含有することを特徴とするワニス。
  2. 【請求項2】 樹脂(d)が、炭化水素樹脂(a)と、
    不飽和カルボン酸および/またはその無水物(b)との
    一次反応生成物に、さらに1価および/または多価アル
    コール(c)を反応させて得られる樹脂である請求項1
    に記載のワニス。
  3. 【請求項3】 樹脂(d)が、不飽和カルボン酸および
    /またはその無水物(b)と、1価および/または多価
    アルコールとの反応生成物に、さらに炭化水素樹脂
    (a)を反応させて得られる樹脂である請求項1に記載
    のワニス。
  4. 【請求項4】 樹脂(d)が、炭化水素樹脂(a)10
    0g当たり、不飽和カルボン酸および/またはその無水
    物(b)0.005mol〜0.4molと、1価およ
    び/または多価アルコール(c)が(b)×0.2〜
    2.0molとを反応させてなる樹脂である請求項1〜
    3のいずれか1項に記載のワニス。
  5. 【請求項5】 樹脂(d)が、重量平均分子量が500
    〜10,000で、かつ酸価が2〜20mgKOH/
    g、および軟化点が90℃〜160℃である請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のワニス。
  6. 【請求項6】 炭化水素樹脂(a)が、石油分解油溜分
    のジシクロペンタジエン系原料、C5系原料、C9系原
    料からなる石油樹脂、ジシクロペンタジエン系原料とC
    5系原料とからなる共重合石油樹脂、C5系原料とC9
    系原料とからなる共重合石油樹脂およびジシクロペンタ
    ジエン系原料とC5系原料とC9系原料とからなる共重
    合石油樹脂から選ばれる少なくとも1種である請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のワニス。
  7. 【請求項7】 不飽和カルボン酸および/またはその無
    水物(b)が、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
    酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸およびそれら
    の無水物から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のワニス。
  8. 【請求項8】 1価および/または多価アルコール
    (c)が、ブチルアルコール、ノニルアルコール、デシ
    ルアルコール、ラウリルアルコール、オクタデカノー
    ル、ドコサノール、エチレングリコール、プロピレング
    リコール、グリセリンおよびペンタエリスリトールから
    選ばれる少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか
    1項に記載のワニス。
  9. 【請求項9】 植物油の少なくとも1種をさらに含有す
    る請求項1〜8のいずれか1項に記載のワニス。
  10. 【請求項10】 ギルソナイト樹脂または樹脂(d)以
    外の炭化水素樹脂およびロジンエステル系樹脂から選ば
    れる少なくとも1種をさらに含有する請求項1〜9のい
    ずれか1項に記載のワニス。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のワニスに低芳香族溶
    剤および着色剤を混練し、かつ樹脂(d)を5〜50重
    量%含有することを特徴とする印刷インキ。
  12. 【請求項12】 基材に請求項11に記載の印刷インキ
    を印刷してなることを特徴とする印刷物。
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