JP2003153709A - ファスナー - Google Patents

ファスナー

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JP2003153709A JP2001356229A JP2001356229A JP2003153709A JP 2003153709 A JP2003153709 A JP 2003153709A JP 2001356229 A JP2001356229 A JP 2001356229A JP 2001356229 A JP2001356229 A JP 2001356229A JP 2003153709 A JP2003153709 A JP 2003153709A
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  • Woven Fabrics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明では、真正商品であるファスナーと酷
似した模造品を識別できるファスナーを提供することを
課題とする。 【解決手段】ファスナーテープ部のファスナーエレメン
トの脚部に隣接する部位等の特定の部位に可視領域にお
ける場合と特定波長の赤外線を照射した場合とで光反応
特性が異なる物質を含有した識別糸をファスナーに備え
ることによって、真偽ファスナー製品の識別を容易に行
えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドファスナ
ー、面ファスナー、スナップファスナーなどのファスナ
ーが模造品であるか真正品であるかを容易に判別し得る
構造をもつファスナーに関する。
【0002】
【従来技術】主なファスナーとしては、スライドファス
ナー、面ファスナー、スナップファスナー等があり、そ
れぞれの用途に応じて各種衣料品、かばん、バッグ等の
小物類、テント、天幕等の大型構造物などにおいて、相
対する部材間を着脱自在に固定するものとして幅広く使
用されている。ファスナーとしての使用用途が広く需要
が高いことに合わせて、同一ブランドが表示された模造
ファスナーが安価にて大量に製造販売されている状況が
ある。一部の模造ファスナーは衣料品等の各種製品に取
付けられてそのまま、それぞれの製品の流通経路での取
引に使われることが多い。
【0003】加工技術、繊維製品等の製造技術の高度
化、素材の高品質化等に伴って、模造品と真正品とが酷
似し、一見したところでは模造品を真正品と識別できな
いケースが多発している。この結果、模造品が真正品と
区別されずに同じ流通経路で大量に取引販売が行われ、
市場におけるシェアーが減少するなど真正品の製造業者
にとって大きな痛手となっている。
【0004】今までにも、スライドファスナーのスライ
ダー部やスナップファスナーの周辺部等に自社のブラン
ドを刻印したり、ファスナーを構成するテープの一部に
自社のブランドを織り込んだりして真正品と模造品とを
区別する努力を払ってきた。また、模造品の取締りを各
国政府に要請するなどの活動も行ってきた。
【0005】これらの努力、活動にも係わらず模造品は
後を絶たず、模造品の製造業者は、ブランドを無断で使
用し、これを刻印したりするなど、より巧妙に真正品を
模して製造してきている。
【0006】模造品とを識別するためのものとしては、
特開平13−211913号公報には模造品との識別を
行うことのできるスライドファスナーが提案されてい
る。この公報に記載されたものでは、原料高分子に無機
の蛍光物質を練り込み、同原料高分子を溶融紡糸したフ
ィラメント糸を識別糸として用い、この識別糸をスラー
ドファスナーの布テープ部の織成時に縦糸として織り込
んだものが開示されている。この識別糸は通常の太陽光
や蛍光灯の照射では発光しないが、スライドファスナー
にブラックライトの波長である254nm又は365n
mの励起光を当てることにより、識別糸の蛍光物質が発
光する。この識別糸を真正品のスライドファスナーにお
ける縦糸として織り込むことにより、模造品との識別を
行わせるものである。
【0007】しかしながら、上記公報に記載されたもの
では、無機の発光物質を発光させる光源として紫外線領
域にあるブラックライトを用いなければならない。ま
た、識別糸をスライドファスナーのどの部位に設けるか
を特定していないため、識別糸の存在を検出するために
は、スライドファスナーの広範囲に亘って紫外線を照射
しなければならない必要がある。紫外線は、皮膚癌の要
因物質とも言われており、模造品との識別検査のためで
あるにせよ、長時間に亘って紫外線を浴びることは健康
上問題があり、作業環境を悪化させることになる。ま
た、太陽光には大量の紫外線を含んでおり、前記識別糸
が太陽光の下で発光してしまうことがあり、模造品製造
業者によって識別糸の存在が認識されてしまう問題もあ
る。
【0008】また、テープの染色に蛍光色の染料を使用
した場合に、同テープに紫外線を照射するとテープ全体
が紫外線に反応してしまい、検出手段として紫外線に代
わるものが求められている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、紫外線の
照射によってテープ全面が反応してしまう事態を防止す
るとともに、健康上の問題が指摘されている紫外線を用
いることなく、真正商品であるファスナーと酷似した模
造品を識別できるファスナーを提供することを目的と
し、識別糸を真正商品であるファスナーを構成するテー
プの特定部位に配し、可視光線下等の通常状態では同識
別糸の存在を判別できないが、特定波長の赤外線を照射
することによって同識別糸を検出することができるよう
にしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の事項
を備えた本願各請求項に係わる発明により効果的に達成
される。即ち、請求項1に係わる発明は、スライドファ
スナー、面ファスナー又はスナップファスナーにおい
て、前記各ファスナーを構成するテープの少なくとも一
部の特定部位に、特定波長の赤外線を照射することによ
り識別できる真偽判定用の識別糸を備えてなることを特
徴とするファスナーにある。
【0011】この発明では、真正品であるスライドファ
スナー、面ファスナー又はスナップファスナーの各ファ
スナーを構成しているテープにおいて、編成、織成して
構成される前記テープの構成糸の一部として識別糸を用
いている。前記テープは各ファスナーの全てに共通して
用いられる構成部材であり、同テープが識別部分を備え
ている。このため、各ファスナーの構成の違いに係わら
ず、上記した全てのファスナーにおいて、模造品のファ
スナーと真正品のファスナーとの識別を確実に行うこと
ができる。
【0012】また、特定波長の赤外線の照射で白色光下
とは異なった分光特性を有する物質、或いは赤外線の照
射で赤外線を放出する物質等を識別糸に含有させておけ
ばよく、特定波長の赤外線の照射によって、識別糸に含
ませた物質の特性変化を利用することができ、識別糸の
存在を簡単に検出することができるようになる。
【0013】一般に、スライドファスナー、面ファスナ
ー又はスナップファスナーにおいて、各ファスナーを構
成しているテープを例えば、白色に染色する場合には、
白色を際立たせるために白色の蛍光染料を用いている。
このため、紫外線の照射により色彩を発する識別糸を用
いた場合であっても、テープを蛍光染料を用いて染色し
たときには、同蛍光染料に紫外線の照射によって色彩を
発する物質を含んでいるために、同テープ全体が色彩を
発してしまい、識別糸自体を検出することができなくな
る。しかしながら、本願発明では、紫外線の照射による
反応ではなく、特定波長の赤外線に反応する物質を識別
糸に含有させているので、テープを蛍光染料で染めた場
合であったとしても識別糸を明確に識別することができ
る。
【0014】請求項2に係わる発明は、請求項1に記載
の事項に加えて、テープは、多数の緯糸と経糸とを構成
糸とする織成テープであり、前記識別糸が経糸であっ
て、同経糸は1又は2本の緯糸の上方を交差して走行し
た後に、1又は2本の緯糸の下方を交差して走行し、こ
れを順次繰り返してなる事項を特定したファスナーにあ
ある。
【0015】この発明では、ファスナーを構成する織成
テープの経糸の一部として識別糸を用いている。識別糸
は1又は2本の緯糸の上方の交差と1又は2本の緯糸の
下方の交差とを繰り返して走行している。緯糸3本以上
の上方若しくは下方を識別糸が交差走行すると、識別糸
がテープ表面より浮き上がりテープにしっかりと固定さ
れ難くなるので、識別糸が交差する緯糸の本数として
は、1本又は2本が望ましい。
【0016】また、上記構成により高価な識別糸の使用
量を少量に抑えることができるので、高価な識別糸をテ
ープの構成糸の一部として使用することによるファスナ
ーの製造コスト増加を抑えることができる。更に、識別
糸がテープにしっかりと固定されると共に、識別糸がテ
ープの表面側から露出する割合が大きな態様となるの
で、赤外線を照射したときにテープの表面から識別糸の
存在を容易に確認することができる。
【0017】加えて、識別糸と緯糸との交差において、
例えば、2本の緯糸の上方を交差走行した後に1本の緯
糸下方を交差走行し、次に1本の緯糸上を交差走行、2
本の緯糸下方を走行する等、交差走行する緯糸の本数を
適宜変更することもできる。交差走行する緯糸の本数を
変更することにより、模様を形成したり、あるいはモー
ルス信号のトンとツーのような情報を示すものとして利
用することもできる。識別糸が交差走行する緯糸の本数
を適宜変更することにより、真正製品との識別以外にも
テープの製造場所、製造時期等を示すものとして用いる
こともできる。
【0018】請求項3に係わる発明は、請求項1に記載
の事項に加えて、テープは、複数種類の経編糸を構成糸
とする編成テープであって、前記識別糸は鎖編糸に沿っ
て挿入された経挿入糸である事項を特定したファスナー
にある。この発明では、編成テープの経挿入糸の一部と
して識別糸を用いている。上記構成により高価な識別糸
の使用量を少量に抑えることができるので、高価な識別
糸をテープの構成糸の一部として使用することによるフ
ァスナーの製造コスト増加を抑えることができる。更
に、識別糸がテープにしっかりと固定されると共に、識
別糸がテープの表面側から露出する割合が大きな態様と
なるので、赤外線を照射したときにテープの表面から識
別糸の存在を容易に確認することができる。
【0019】請求項4に係わる発明は、請求項1乃至3
に記載の事項に加えて、特定部位がスライドファスナー
におけるエレメント列の脚部端に隣接する部位であり、
前記識別糸が経糸又は経編糸であって、同経糸又は経編
糸が前記脚部端の隣接部位に沿って連続して配されてな
る事項を特定したファスナーにある。この発明では、ス
ライドファスナーにおいて、識別糸の配置部位が特定さ
れているので、特定波長の赤外線を照射して識別糸の存
在を捜すために、テープ全体に対して闇雲に赤外線を照
射する必要がなく、識別糸の存在の有無を容易に確認す
ることができる。また、識別糸はエレメントの近傍に配
置されているので、スライドファスナーにおいては被着
物へ縫製された後においても、被着物の生地により隠蔽
されることが無く、識別糸の確認が容易に行える。
【0020】請求項5に係わる発明は、請求項1乃至3
記載の事項に加えて、識別糸はテープを構成する他の構
成糸と同色に染色されてなる事項を特定したファスナ
ー。この発明では、識別糸がテープを構成する他の織糸
又は編糸と同色に染色されているので、テープを一見し
ただけでは識別糸の有無を判別することができない。こ
のため、真正品を模倣して偽造品を製造したとしても識
別糸を備えたものにまで精巧に偽造することができず、
真正品と偽造品との識別をより確実に行える。更に、テ
ープを一見しただけでは識別糸の有無を判別することが
できないので、識別糸が目立って真正品のファスナーと
しての商品価値を下げるようなこともない。
【0021】請求項6に係わる発明は、請求項1に記載
の事項に加えて、識別糸は、面ファスナーのテープにお
ける係合素子用の一部構成糸である事項を特定したファ
スナーにある。この発明では、面ファスナーにおいて識
別糸がテープ構成糸の一つである係合素子用糸に用いら
れており、同糸はテープ表面より起立しているので、同
糸に対して赤外線を照射することを容易に行え、その存
在を確認することが容易となる。
【0022】請求項7に係わる発明は、請求項1に記載
の事項に加えて、識別糸が、赤外線の照射により周辺構
成材料と異なる色彩を発する材質を含んでなる事項を特
定したファスナーにある。この発明では、赤外線を照射
したときに識別糸が周辺の構成材料とは異なる色彩を発
するので、識別糸の存在を視覚により明確に確認するこ
とができる。
【0023】請求項8に係わる発明は、請求項1に記載
の事項に加えて、識別糸が、赤外線の照射により、赤外
線を放出することの事項を特定したファスナーにある。
この発明では、赤外線を照射したときに識別糸が赤外線
を放出するので、赤外線を感知する器具、例えば赤外線
を感知して音を発する器具を用いることにより、識別糸
の存在を聴覚として明確に確認することができる。
【0024】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施の形態に
ついて添付図面を参照しながら具体的に説明する。図1
は、スライドファスナーに係わる概略図である。一般に
スライドファスナー1の左右一対のファスナーテープ2
は、織成あるいは編成された布テープより構成されてい
る。本発明のスライドファスナーにおいては、この布テ
ープにおける経糸の一部に識別糸を用いている。
【0025】スライドファスナーにおいては、左右一対
のファスナーテープ2の対向側縁に沿ってファスナーエ
レメント列3が取り付けられている。各ファスナーエレ
メント列3の上端部には上止部6が設けられ、各ファス
ナーエレメント列3の下端部には、両下端部を分離不能
に結合する下止部8が設けられている。そして、ファス
ナーエレメント3を噛合又は分離可能なスライダー7が
上下止部6,8間を摺動可能に配置されている。なお、
上記下止部に代えて、前記下端部を分離可能とする蝶
棒、箱棒及び箱体から構成される開離嵌挿具を設けても
よい。
【0026】ファスナーエレメント列3は、図2に示す
ように、複数の金属製ファスナーエレメント16からな
り、経糸10と緯糸11とにより織成されたファスナー
テープ2の側縁に沿って形成した芯部4に等間隔で加締
め手段により固定されている。また、図3〜5に示すよ
うに、ファスナーエレメント列3は、連続するコイル状
のファスナーエレメント17からなり、鎖編糸12、ト
リコット編糸13、経挿入糸14、緯挿入糸15等の複
数種類の編糸により編成されたファスナーテープ2の側
縁に沿って縫い糸により縫製して固定する。
【0027】ファスナーエレメントは、上記形態に限定
されず、複数の合成樹脂製ファスナーエレメントを芯部
に等間隔で射出成形してもよい。また、ファスナーエレ
メントとファスナーテープの組み合わせも上記形態に限
定されず、スライドファスナーの使用用途に応じて各種
製造することができる。即ち、金属製、合成樹脂製又は
コイル状の各種ファスナーエレメントを織成又は編成さ
れたファスナーテープに対して、加締め、射出、縫着に
より固定したり、ファスナーテープの織成又は編成と同
時に織り込み又は編み込んだものとして製造したりする
ことができる。
【0028】識別糸9の配置場所の1つとしては、図1
〜図5において示しているようにエレメント列3の脚部
に隣接する部位に配することができる。図2に示すファ
スナーテープ2は、経糸10と緯糸11とにより織成さ
れた織成テープである。緯糸11は、経糸開口部の杼道
に図示せぬキャリアバーを往復動(ダブルピック)させ
るタイプのニードル細幅織機の緯入れであるため、引き
揃えられた2本の糸条からなる。経糸10は、緯糸11
の上方を走行した後に、次位の緯糸11の下方を走行す
ることを繰り返す。そして、隣接する経糸10は走行方
向に1ピッチずらして緯糸11の上下を走行している。
【0029】ここで、識別糸9は、ファスナーテープ2
の経糸10の一部として使用している。識別糸9は他の
経糸10と同様に緯糸11の上下の走行を繰り返し、他
の経糸10と外見上見分けがつかないように織成されて
いる。経糸10の走行は上記実施例に限定されず、2本
の緯糸の上方を走行した後に、1本又は2本の緯糸11
の下方を走行することを繰り返してもよく、その場合、
識別糸9も経糸10の走行に合わせて走行させることが
好ましい。
【0030】図3〜5に示すファスナーテープ2は、複
数種類の経編糸により編成された編成テープであり、経
編糸としては鎖編糸、トリコット編糸、経挿入糸、緯挿
入糸、二目編糸等があげられる。具体的には、図3〜5
に示すように、ファスナーテープ2の全てのウエールが
トリコット編糸1−2/1−0で編成され、そのうちフ
ァスナーエレメント17を取り付ける縁部側の4つのウ
エールに0−1/0−1の鎖編糸12が編成されてい
る。そして、ウエール間にわたって 0−0 / 4−4 の緯
挿入糸15が配されている。なお、ファスナーエレメン
トを取り付ける縁部側とは反対縁部側のウエールへ、フ
ァスナーエレメントを取り付ける縁部側のウエールと同
様に鎖編糸を編成してもよい。
【0031】図3において示すものでは、識別糸をウェ
ールの1列における鎖編糸12の一部として使用してい
る。また、図4に示す例は、識別糸9をトリコット編糸
13の一部として使用している例である。
【0032】図5に示す例は、識別糸9を経挿入糸14
として使用している例である。これらの編糸において、
識別糸9はファスナーエレメント17の脚部に隣接する
部位にあるが、ファスナーエレメント17上に掛かった
編糸として識別糸を使用することもできる。また、識別
糸9をファスナーテープ2の耳部5を構成する構成糸の
一部として使用することもできる。識別糸9としては、
スライドファスナー1上でその配置位置が特定できる位
置である必要があり、しかも、スライドファスナー1が
衣料品等に既に取付けられている場合であっても、衣料
品等を傷付けずに同識別糸9を確認するすることができ
る場所であることが望ましい。
【0033】図6、7には、面ファスナーの一部概略図
を示している。面ファスナー21のテープ22は、経糸
27と、緯糸28と、係合素子用糸29とから構成さ
れ、経糸27と緯糸28とから構成される基布22へモ
ノフィラメント又はマルチフィラメントからなる係合素
子用糸29を織り込んいる。同係合素子用糸29が基布
22の表面から起立して多数のフック24又はループ2
5からなる係合素子23を形成しており、上記構成糸の
一部には識別糸26を用いている。識別糸26は、基布
22の両サイドの耳部、耳部間の中央部位に配すること
ができる。
【0034】図8には、スナップファスナー30のスナ
ップエレメント31を保持したテープ32を示してい
る。同テープ32は織成あるいは編成された布テープと
して形成されている。識別糸34は織成又は編成された
テープ32の経糸又は経編糸としてスナップエレメント
31の近傍に配している。識別糸34は、上記以外の部
位の他にテープ32内に隠しマーク等として形成しても
よい。なお、本発明であるスライドファスナー、面ファ
スナー、スナップファスナーのテープは、商品に縫製す
るラベルやスポーツウェアの肩口や袖口などに逢着する
装飾テープ、又は商品の包装に用いられる包装用テープ
などを包含しない。
【0035】識別糸9、25、34の構成としては、識
別部材を図9(A)〜(E)に示すように構成すること
ができる。識別するための物質を練り込んで紡糸したフ
ィラメントを単独又は複数本を撚って識別糸として構成
してもよい。フィラメントが強度的に単独又は複数本撚
っただけでは使用できないならば、他の通常の繊維と撚
り合わせるか又は図9(E)に示すように他の繊維の周
囲に巻きつけた複合糸とすることもできる。フィラメン
トの断面形状としては、図9(A)〜(C)に示すよう
な円形の他に図9(D)に示すような矩形状、あるいは
菱形、楕円形の形状等を用いることができる。
【0036】また、フィラメントとしては、図9(B)
のように識別する物質を練り込んだポリエステルポリマ
ーを透明のナイロン中に芯部として複合させ、芯鞘複合
糸を製造することも、更には、図9(C)、(D)に示
すように識別する物質を練り込んだポリマーと通常のポ
リマーとをサンドウィッチ状にはさみこんだ形状又は張
り合わせた形状のフィラメントとして製造することもで
きる。
【0037】糸を構成するポリマーとしては、公知のポ
リエステル、ビニロン、ナイロン、酢酸セルロース、ア
セテート、レーヨン又はアクリルなどを用いることがで
きる。識別糸をテープに織込むとき、あるいは編込むと
きには、通常の織り機、あるいは編み機における糸とし
て使用することができ、特別の装置を用いなければなら
ないというものではない。
【0038】識別用の物質としては、波長780nm〜
1.5μmの赤外線の照射で励起し、青、緑、赤、橙、
黄色などに発色して、残光性をほとんど有しないもの、
赤外線を放出するものを用い、物質の粒径としては3μ
m以下のものを用いるとよい。また、赤外線の照射によ
る発色は、緑色や黄緑色が好ましく、特に、ファスナー
テープが黒、赤などの濃色に染色されている場合には、
緑色や黄緑色に識別糸が発色すると視覚的に識別糸の存
在が確認し易くなる。また、識別用の物質を発光する色
毎に識別糸の生産地域や生産時期等を限定すれば、発光
する色を確認することでどの地域あるいはどの時期に生
産された製品であるのかを区別することができるように
なる。
【0039】識別用の物質のうちで赤外線の照射で可視
光を発光する無機質の物質としては、ユウロピウム系化
合物、サマリウム系化合物、硫化亜鉛系化合物、酸化亜
鉛系化合物、ケイ酸亜鉛系化合物などを用いることがで
きる。赤外線を放出する物質としては、LiAlO2 :
Fe、(ZN・CD)S:Cu、YVO4 :Ndなどが
あり、これらを混合して使用することができる。
【0040】赤外線に対する光学活性元素として鉄(F
e)及びエルビウム(Er)を含有し、この光学活性元
素の他にスカンジウム(Sc)、ガリウム(Ga)、ア
ルミニューム(Al)、イリジュウム(In)、イット
リウム(Y)、ビスマス(Bi)、セリウム(Ce),
ガドリウム(Gd)、ルテチウム(Lu)、ラアンタン
(La)のグループから少なくとも1種の元素を含んで
いるものを用いることもできる。
【0041】また、赤外線を照射することにより発光す
る無機の蛍光体として、ユウロピウム(Eu)、ネオジ
ウム(Nd)、イツテルビウム(Yb)、ツリウム(T
m)、プラセオジウム(Pr)、ジスプロシウム(D
y)などの希土類元素を使用することができる。これら
の混合物を発光中心として、その発光中心がフッ化物や
リン酸塩、モリブデン酸塩、タングステン酸塩などの酸
化物が母体に含まれている無機化合物でもよく、具体的
には、NdP5 O14、LiNdP4O12、NaY0.69Y
b0.3 Er0.01F4などの無機化合物を用いることで
き、さらにこれらを混合して使用することもできる。
【0042】例えば、硫化カルシウム(CaS)の極微
量のユウロピウムとサマリウム(Sm)とを添加した無
機の蛍光体は、ユウロピウムが光を吸収して電子をサマ
リウムへ移すことによって内部にエネルギを貯め込んだ
状態となっている。この状態において赤外線が照射され
ると、サマリウムに貯めておいた電子がユウロピウムに
戻されて可視光を放出する。この無機の蛍光体は、常に
周囲の光を吸収して内部にエネルギを貯め込み、赤外線
が照射されるとその励起によって貯め込んだエネルギを
再び可視光として放出するので、赤外線を効率よく可視
光に変換することができる。
【0043】更に無機質の物質に、赤外線の照射で可視
光を発光する液状の有機化合物を付着させたり、その有
機化合物を添加した樹脂粉末を混入したり、特定波長の
赤外線を吸収する無機質物質を追加して使用してもよ
い。
【0044】上記識別用の物質は、紡糸用ポリマーに対
して約2〜10重量%添加することが好ましく、合成繊
維糸が淡色染色であれば2〜4重量%程度添加し、濃色
染色であれば4〜10重量%添加すればよい。また、粒
径は微細である方がよく、平均粒径が2〜3μmであっ
て約95%が粒径7μm以下であれば糸切れがない状態
での紡糸が可能である。
【0045】識別用の物質を含有した識別糸は、有機染
料による浸染法等を用いることによって所定の色に染め
ることができる。また、識別糸を織込んだテープ又は編
込んだテープを製造したあとで、同テープを有機染料に
よって染色してもよい。本発明で作成されたファスナー
は、太陽光や蛍光灯の下のように通常の状態にては識別
糸の存在を認識できず、特定の検出手段によって初めて
同識別糸を検出することができるので、通常の状態にて
は識別糸を備えていないファスナーと区別されることな
く扱うことができる。
【0046】しかし、市販の赤外線レーザー、赤外線L
ED等を用いて特定波長の赤外線をファスナーに照射す
ることで、前記識別糸を備えているものか否かを簡単に
検出することができる。また、赤外レーザーダイオード
を利用した励起検出対を用いて、識別糸から放出した赤
外線を検出し、視覚機器、ビ−プ音発生の警報装置等に
よって、赤外線の照射によって識別糸から赤外線を放出
していることを検出し、聴覚的に識別糸の存在を確認す
ることもできる。さらには、赤外線の照射により識別糸
から放出する赤外線をCCDカメラにて読み取り、その
後信号処理を行って識別糸から赤外線が放出されている
か否かを検出することもできる。
【0047】更に、種々開発されている赤外線検出器の
検出方法を用いることができる。これによって、類似の
識別糸を用いてファスナーが偽造された場合に備えて、
例えば、赤外線による光特性を有する識別糸でテープに
模様等を形成するなど偽造防止効果を高め、その検出方
法を複雑にすることもできる。しかも、これらの場合で
あっても、それぞれの状態に対応した検出器を用いるこ
とによって識別糸を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドファスナーの概略図
【図2】織り糸でファスナーエレメントを織り込んだス
ライドファスナーの部分概略図
【図3】編み糸でファスナーエレメントを編み込んだス
ライドファスナーの部分概略図
【図4】識別糸をトリコット糸として使用したスライド
ファスナー
【図5】識別糸を経挿入糸として使用したスライドファ
スナー
【図6】面ファスナーにおける基布とフックとを示す図
【図7】面ファスナーにおける基布とループとを示す図
【図8】スナップファスナーエレメントとテープとを示
す図
【図9】識別糸の断面構造図
【符号の説明】
1 スライドファスナー 2 ファスナーテープ 3 ファスナーエレメント列 4 芯部 5 耳部 6 上止部 7 スライダー 8 下止部 9 識別糸 10 経糸 11 緯糸 12 鎖編糸 13 トリコット編糸 14 経挿入糸 15 緯挿入糸 16 ファスナーエレメント 17 ファスナーエレメント 21 面ファスナー 22 基布 23 係合素子 24 フック 25 ループ 26 識別糸 27 経糸 28 緯糸 29 係合素子用糸 30 スナップファスナー 31 スナップエレメント 32 テープ 34 識別糸
フロントページの続き (72)発明者 ナイジェル ベリー イギリス国 チェシアー ノースウィッチ ウイーバーハム フィールドウエイ 29 (72)発明者 寺嶋 秀樹 福井県丹生郡清水町杉谷45−306 日本ダ ム株式会社清水工場内 Fターム(参考) 3B098 AB01 AB03 AB07 DA01 DA02 DC01 DC02 DC27 3B100 CA01 CD00 DA01 DB00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドファスナー、面ファスナー又は
    スナップファスナーにおいて、前記各ファスナーを構成
    するテープの少なくとも一部の特定部位に、特定波長の
    赤外線を照射することにより識別できる真偽判定用の識
    別糸を備えてなることを特徴とするファスナー。
  2. 【請求項2】 前記テープは、多数の緯糸と経糸とを構
    成糸とする織成テープであり、前記識別糸が経糸であっ
    て、 同経糸は1又は2本の緯糸の上方を交差して走行した後
    に、1又は2本の緯糸の下方を交差して走行し、これを
    順次繰り返してなる、ことを特徴とする請求項1記載の
    ファスナー。
  3. 【請求項3】 前記テープは、複数種類の経編糸を構成
    糸とする編成テープであって、 前記識別糸は鎖編糸に沿って挿入された経挿入糸であ
    る、ことを特徴とする請求項1記載のファスナー。
  4. 【請求項4】 前記特定部位がスライドファスナーにお
    けるエレメント列の脚部端に隣接する部位であり、前記
    識別糸が経糸又は経編糸であって、 同経糸又は経編糸が前記脚部端の隣接部位に沿って連続
    して配されてなる、ことを特徴とする請求項1乃至3記
    載のファスナー。
  5. 【請求項5】 前記識別糸はテープを構成する他の構成
    糸と同色に染色されてなることを特徴とする請求項1乃
    至3記載のファスナー。
  6. 【請求項6】 前記識別糸は、面ファスナーのテープに
    おける係合素子用の一部構成糸である、ことを特徴とす
    る請求項1記載のファスナー。
  7. 【請求項7】 前記識別糸が、赤外線の照射により周辺
    構成材料と異なる色彩を発する材質を含んでなる、こと
    を特徴とする請求項1記載のファスナー。
  8. 【請求項8】 前記識別糸が、赤外線の照射により、赤
    外線を放出することを特徴とする請求項1記載のファス
    ナー。
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