JP2003153579A - モータ駆動制御装置およびその方法 - Google Patents

モータ駆動制御装置およびその方法

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一成 守屋
Hiroki Otani
裕樹 大谷
Yukio Inaguma
幸雄 稲熊
Toshifumi Arakawa
俊史 荒川
Hiroko Otani
裕子 大谷
Sumikazu Shiyamoto
純和 社本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータのアーム故障時にも他のアームの
駆動により適切な運転を維持する。 【解決手段】 インバータ回路30、32は、それぞれ
モータコイル24、26へ電流を供給する。インバータ
回路30、32のアーム(例えば、1つ直列接続した2
つのトランジスタ)が故障して、電流が出力できなくな
った場合に、他のアームからの電流出力を故障したアー
ムの出力を補いように制御する。これによって、モータ
22のトルクリップ発生を抑制し、かつ2つのモータコ
イル24、26の中性点間電流に悪影響を及ぼすことを
防止して電流供給が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つのロータに対
し、独立したスター結線のモータコイルを2つ有し、こ
れらモータコイルの中性点間を電源を介し接続したモー
タを駆動するモータ駆動制御装置およびその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、スター結線の三相交流モータ
が知られており、この三相交流モータへのモータ駆動電
流の供給には、インバータ回路が広く用いられている。
通常の場合には、インバータ回路の正極母線または負極
母線間に直流電源が接続され、この直流電源からの直流
電力をインバータ回路によって、所望の三相交流電流に
変換して、モータへ供給する。
【0003】ここで、モータに三相交流を印加するイン
バータ回路の正極母線と負極母線とに接続されたコンデ
ンサとインバータ回路の正極母線または負極母線とモー
タの中性点とに接続された直流電源とを備えるものが提
案されている(例えば、特開平10−337047号公
報や特開平11−178114号公報など)。この装置
では、モータの各相のコイルとインバータ回路のスイッ
チング素子からなる回路を直流電源の電圧を昇圧してコ
ンデンサを充電する昇圧チョッパ回路として機能させる
動作とインバータ回路をコンデンサの電圧を用いてモー
タを駆動する本来の回路として機能させる動作とを時間
分割により実現してコンデンサの充電とモータの駆動の
機能を有するものとしている。
【0004】(関連技術)さらに、本出願人は特願20
00−346967号において、2つのモータコイルの
中性点間に直流電源を配置するシステムについて提案し
た。このシステムによれば、2つのモータコイルに対す
る電流の供給の差に応じて中性点間に流れる電流を制御
して、インバータの正負極母線間の電圧と直流電源の電
圧の比を制御することができ、より広い範囲における電
力変換を行うことができる。
【0005】また、このシステムでは、2つのモータコ
イルを1つのロータに対し設けることもできる。これに
よって、1つのモータを駆動しつつ、電力変換の自由度
を大きく取ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特願2000−346
967号のシステムは、非常に効率的なシステムである
が、従来にないシステムである。特に、2つのモータコ
イルの中点電位を独立して制御できる関係上、その制御
の幅が広く、従ってインバータが故障した場合における
対処が難しく、システム維持のためにはこれを停止せざ
るを得なかった。一方、通常の制御を続けた場合には、
出力トルクのリップルが大きくなり、コンデンサの電圧
を所定の値に維持できないという問題がある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、インバータの故障時において、モータ駆動を維持
することができるモータの駆動制御装置およびその方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つのロータ
に対し、独立したスター結線のモータコイルを2つ有
し、これらモータコイルの中性点間を直流電源を介し接
続したモータを駆動するモータ駆動制御装置であって、
前記2つのモータコイルに対応して設けられ、それぞれ
が対応するモータコイルの複数の端部に接続される複数
のアームを有している2つのインバータと、この2つの
インバータの各アームの動作を制御する制御回路と、を
有し、前記制御回路は、前記アームの少なくとも1つが
故障して電流を出力できなくなったときに、他のアーム
を制御して、2つのモータコイルにおける電流の回転を
維持するとともに、一方のモータコイルの中性点から流
れ出る電流が他方のモータコイルに流れ込む電流に一致
するように、2つのインバータにおけるアームを制御す
ることを特徴とする。
【0009】このように、本発明によれば、アームの故
障によりモータコイルへの電流供給ができなくなったと
きに、モータの回転を維持するとともに、中性点間の電
流を所定のものに維持するように他のモータコイルへの
電流を調整する。そこで、アームの故障時においても適
切な回転を維持することができるとともに、電力変換を
適切なものに維持することができる。
【0010】また、前記2つのモータコイルは、所定角
度だけ位相をずらせて配置されていることが好適であ
る。これによって、アームが故障した場合における対応
できる範囲を増やすことができる。
【0011】また、前記2つのモータコイルは、それぞ
れ互いに120°ずつ位相が異なる三相のコイルから形
成され、一方のコイルに流れる電流をa1,a2,a
3、その位置ベクトルを(cos0,sin0),(c
os120,sin120),(cos240,sin
240)、また他方のコイルに流れる電流をa1,a
2,a3、その位置ベクトルを(cosq,sin
q),(cos(q+120),sin(q+12
0)),(cos(q+240),sin(q+24
0))とし、ここでqは両モータコイル間の位相差であ
り、前記三角関数の単位は、°であり、この条件で下の
3つの式において、故障したアームに対応するコイルの
電流および位置ベクトルを0として、他のコイルの電流
を決定することが好適である。
【0012】
【数2】a1cos0+a2cos120+a3cos
240+b1cosq+b2cos(q+120)+b
3cos(q+240)=rcos(wt) a1sin0+a2sin120+a3sin240+
b1sinq+b2sin(q+120)+b3sin
(q+240)=rsin(wt) a1+a2+a3=−(b1+b2+b3) ただし、rは、モータ出力トルクに有効に働く電流成分
の大きさ、wはロータの電気角としての回転角速度、t
は時間である。
【0013】このような式に従って、インバータを制御
することで、アームの故障によりモータコイルへの電流
供給ができなくなったときに、モータの回転を維持する
とともに、中性点間の電流を所定のものに維持するよう
に他のモータコイルへの電流を調整することができる。
【0014】また、本発明は、第1のインバータにより
制御される第1の三相モータコイルと、第2のインバー
タにより制御される第2の三相モータコイルと、前記第
1および第2のインバータに電力を与えるコンデンサ
と、前記第1および第2の三相モータコイルの中性点に
接続された電源とを備え、前記第1および第2のインバ
ータを制御することで前記電源電圧を昇降圧してコンデ
ンサの電圧を可変するコンバータ機能を備えたモータ駆
動制御装置において、所望のモータ駆動電流を実現する
ために、前記第1および第2の三相モータコイルの各相
の電流値に要求される関係と、所望の昇降圧を実現する
ために前記第1および第2の三相モータコイルの各相の
電流値に要求される関係の両方を満たす各相電流値を所
定の行列に基づき演算する演算手段を有し、前記各相の
うちの1つが故障した場合には、故障した相の電流がな
くて所望のモータ駆動電流と昇降圧のための電流が前記
第1および第2のインバータから出力されるように前記
所定の行列を変形することを特徴とする。
【0015】このように、故障時と通常運転時とで、モ
ータ駆動電流を得るための行列を変更することで、故障
時においてモータ出力を所望のものに維持することがで
きる。
【0016】また、前記第1の三相モータコイルと、前
記第2の三相モータコイルは二重巻線モータを形成して
いることが好適である。
【0017】また、前記故障が検出された場合には、昇
降圧制御の目標電圧を高く設定することが好適である。
これによって、必要なモータ出力のためのモータ電流を
減少することができる。そこで、インバータの許容電流
内に抑えた状態で、モータ出力を所望のものに維持する
ことができる。
【0018】また、前記第1の三相モータコイルと、第
2の三相モータコイルが、0度または60度以外の値の
角度差で配置されていることが好適である。
【0019】また、本発明に係るモータ駆動制御方法
は、1つのロータに対し、独立したスター結線のモータ
コイルを2つ有し、これらモータコイルの中性点間を直
流電源を介し接続したモータを駆動するモータ駆動制御
方法であって、前記2つのモータコイルに対応して設け
られ、それぞれが対応するモータコイルの複数の端部に
接続される複数のアームを有する2つのインバータの各
アームの動作を制御して、2つのモータコイルに所望の
モータ駆動電流を供給するとともに、前記アームの少な
くとも1つが故障して電流を出力できなくなったとき
に、他のアームを制御して、2つのモータコイルにおけ
る電流の回転を維持するとともに、一方のモータコイル
の中性点から流れ出る電流が他方のモータコイルに流れ
込む電流に一致するように、2つのインバータにおける
アームを制御することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0021】「システム構成」図1は、一実施形態であ
る駆動システム20の構成の概略を示す構成図である。
この駆動システム20は、スター結線(以下Y結線とい
う)された二つのモータコイル(以下三相コイルとい
う)24,26を有する二重巻線モータ(以下、2Yモ
ータという)22と、二つの三相コイル24,26に各
々接続され正極母線34と負極母線36を共用する二つ
のインバータ回路30,32と、正極母線34と負極母
線36とに接続されたコンデンサ38と、2Yモータ2
2の二つの三相コイル24,26の中性点間に設けられ
た電池40と、装置全体をコントロールするコントロー
ラ50とを備えている。
【0022】図2は、2Yモータ22の二つの三相コイ
ル24,26の関係を例示する説明図である。2Yモー
タ22は、例えば外表面に永久磁石が貼り付けられたロ
ータと、図2に例示するように二つの三相コイル24,
26を回転方向に角度qだけずらして巻回されたステー
タとから構成されている。二つの三相コイル24,26
が巻回されている点を除いて通常の発電可能な同期発電
電動機と同様の構成をしている。三相コイル24,26
は回転方向に角度qだけずれているから、2Yモータ2
2は六相のモータと考えることもできる。こうした2Y
モータ22を駆動するには、インバータ回路30により
三相コイル24に印加される三相交流に対して巻線ずれ
角qだけ位相差をもった三相交流が三相コイル26に印
加されるようインバータ回路32を制御すればよい。な
お、2Yモータ22の回転軸は駆動システム20の出力
軸となっており、この回転軸から動力が出力される。ま
た、本実施形態において2Yモータ22は発電電動機と
して構成されているから、2Yモータ22の回転軸に動
力を入力することで、2Yモータ22により発電でき
る。
【0023】インバータ回路30,32は、共に6個の
トランジスタT11〜T16,T21〜T26と6個の
ダイオードD11〜D16,D21〜D26とにより構
成されている。6個のトランジスタT11〜T16,T
21〜T26は、それぞれ正極母線34と負極母線36
とに対してソース側とシンク側となるよう2個ずつペア
で配置され、その接続点に2Yモータ22の三相コイル
24,26の各々が接続されている。この正極母線34
と負極母線36間に配置されたペアのトランジスタ構成
される回路をアームと呼ぶ。従って、インバータ回路3
0、32は、それぞれ3相のアームを有し、各相アーム
のトランジスタのオンオフを制御することで、モータ駆
動電流を制御する。
【0024】そして、正極母線34と負極母線36とに
電圧が作用している状態で対をなすトランジスタT11
〜T16,T21〜T26のオン時間を巻線ずれ角qの
位相差をもって制御すれば、2Yモータ22の三相コイ
ル24,26により回転磁界を形成し、2Yモータ22
を回転駆動することができる。
【0025】コントローラ50は、CPU52を中心と
するマイクロプロセッサとして構成されており、処理プ
ログラムを記憶したROM54と、一時的にデータを記
憶するRAM56と、入出力ポート(図示せず)とを備
える。このコントローラ50には、2Yモータ22の三
相コイル24,26のuvwの各相に取り付けられた電
流センサ61〜66からの各相電流Iu1,Iv1,I
w1,Iu2,Iv2,Iw2や2Yモータ22の中性
点に取り付けられた電流センサ67からの中性点電流
(電池電流)Io,コンデンサ38に取り付けられた電
圧センサ70からのコンデンサ38の端子間電圧Vc,
ロータ位置を検出する回転角センサ68で検出したロー
タ位置、電圧センサ69で検出した電池40の電圧V
b,2Yモータ22の駆動に関する指令値などが入力ポ
ートを介して入力されている。ここで、電流センサ61
〜63および電流センサ64〜66のうちの各々いずれ
か一つは省略可能であり、いずれか一つを異常検出専用
のセンサとして用いるものとしてもよい。また、コント
ローラ50からは、インバータ回路30,32のトラン
ジスタT11〜T16,T21〜T26のスイッチング
制御を行なうための制御信号などが出力ポートを介して
出力されている。
【0026】「駆動電流制御」このように構成された駆
動システム20において、インバータ回路30、32に
おけるトランジスタT11〜T16のスイッチングを制
御して、モータコイル24,26に供給する電流を制御
する。特に、モータコイル24,26では、角度qだけ
ずれて配置されている。従って、モータコイル24、2
6に供給する各相電流をqだけ位相をずらせたものとす
ることによって、モータコイル24、26の両方に供給
する電流によって、ロータを回転し、2Yモータ22を
駆動することができる。このインバータ回路30、32
のスイッチングは、アクセルペダル踏み込み量などに応
じて決定されるトルク指令値に応じて、コントローラ5
0が計算により決定する。
【0027】通常は、励磁電流とトルク電流を分けて計
算するベクトル制御などの手法が用いられる。
【0028】「電力変換制御」また、本実施形態では、
2つのモータコイル24、26の中性点間に電池40を
配置し、モータコイル24、26への電力供給を制御す
るインバータ回路30、32のスイッチングを制御する
ことで、2つのインバータの電源であるコンデンサ電圧
を制御する。
【0029】すなわち、インバータ回路30、32にお
ける上側トランジスタT11,T13,T15,T2
1,T23,T25のオン期間と、下側トランジスタT
12,T14,T16,T22,T24,T26のオン
期間の長さに差を付けることによって、モータコイル2
4、26における中性点の電圧と、コンデンサ38の出
力電圧の比が決定される。
【0030】すなわち、本システムでは、モータコイル
24、26の中性点電位Vz1,Vz2と、インバータ
回路30、32の電源電圧、すなわちコンデンサ38の
出力電圧Vcの関係は、インバータ回路30、32にお
ける上側トランジスタと、下側トランジスタのオン期間
の比で定まり、2つのモータコイルM1、M2の中性点
間の電位差は、電池40の電圧Vb(=|Vz1−Vz
2|)である。従って、インバータ回路30、32の上
側トランジスタと、下側トランジスタのオン期間の比
(変調率)によって、コンデンサCの両端電圧Vcが決
定されることになる。
【0031】また、インバータ回路30、32は、内部
のトランジスタをPWM制御することによって、モータ
コイル24、26の中性点電位Vz1,Vz2を制御す
る。ここで、上側トランジスタのオン期間と下側トラン
ジスタのオン期間の比(変調率)は、図2(a)、2
(b)に示すように、三角波である搬送波の一周期に対
する電圧指令値の振幅の割合である。すなわち、電圧指
令値を高くすると、それだけ三角波が指令値を上回る期
間が少なくなる。そして、三角波が指令値を上回る期間
を各相の上側トランジスタのオン期間、下側トランジス
タのオフ期間とすることで、上下トランジスタのオン期
間の比(すなわち変調率)が決定される。図2(a)に
は、インバータINV1の変調率d1を示されており、
図2(b)には、インバータINV2の変調率d2が示
されている。
【0032】このように、変調率によって、中性点電位
が決定され、この中性点電位とコンデンサ電圧の比は、
変調率で決定される。さらに、2つの中性点電位の電位
差は、電池40の電圧Vbである。従って、変調率と、
コンデンサ38の電圧Vcの間には、次の関係がある。
【0033】Vc=Vb/(d1−d2) そこで、両インバータ回路30、32の変調率d1、d
2を制御することで、コンデンサ38の電圧Vcを決定
することができる。
【0034】なお、上述の例では、インバータの搬送波
周期Tsに対し、デッドタイムをおかずにスイッチング
トランジスタをオンオフした。すなわち、デューティー
比50%の場合には、上下トランジスタとも50%の期
間オンするようにした。しかし、スイッチング期間にお
ける貫通電流を完全になくすために、上下トランジスタ
を両方ともオフするデッドタイムTdを設ける場合も多
い。この場合には、上述の式は、次のように書き換えて
適用される。
【0035】Vc=Vb/{(d1−Td/Ts)−
(d2+Td/Ts)} このように、デッドタイムを設ける場合においても、変
調率d1,d2を制御することでコンデンサ電圧Vcを
決定することができる。
【0036】このようにして、2Yモータ22の駆動お
よびインバータ回路30、32の変調率の制御により、
コンデンサ38の電圧を制御することができる。
【0037】「モータ電流制御」ここで、2Yモータ2
2のロータを回転させるためには、2つのモータコイル
24、26の電流の総和が回転する必要がある。
【0038】この例では、三相のモータコイル24、2
6は、それぞれ互いに120°ずつ位相が異なるコイル
から形成されている。モータコイル24の各相コイルに
流れる電流を図3に示すように、a1,a2,a3、b
1、b2、b3とする。また、三相のモータコイル2
4、26の位置ベクトルを、図4に示すように、i1=
(cos0,sin0),i2=(cos120,si
n120)i3=(cos240,sin240)、j
1=(cosq,sinq),j2=(cos(q+1
20)),sin(q+120)),j3=(cos
(q+240),sin(q+240))とする。ここ
で、ここでqは両モータコイル24、26間の角度差
(位相差)であり、三角関数の単位は°である。
【0039】この場合において、モータがトルクを出す
ためには、各相コイルの電流の総和が回転する必要があ
る。そこで、モータ出力トルクに有効に働く電流成分の
大きさをr、ロータの電気角としての回転角速度をr、
時間tとした場合、次式を満足することが必要である。
【0040】
【数3】a1cos0+a2cos120+a3cos
240+b1cosq+b2cos(q+120)+b
3cos(q+240)=rcos(wt) a1sin0+a2sin120+a3sin240+
b1sinq+b2sin(q+120)+b3sin
(q+240)=rsin(wt) また、コンデンサ38を充放電(昇降圧)するために必
要な電池電流Iについては、次の関係を満足する必要が
ある。
【0041】
【数4】a1+a2+a3=I b1+b2+b3=−I この式を整理すると次式となる。
【0042】
【数5】 この式の左辺の電流は2つの自由度を持ち、一般にはこ
の自由度を用い電流の総和が0になるように制御され
る。
【0043】「故障時の制御」次に、インバータ回路3
0、32のアームが故障し、電流の出力ができなくなっ
た場合について説明する。
【0044】まず、インバータ回路32のw相アーム
(トランジスタT25,T26)が故障し、ここから電
流が出力できなくなった場合について考える。この場合
には、b3=0となり、上述の式は、次のように変形で
きる。
【0045】
【数6】 この場合、r、Iの大きさは、小さくなるが、左辺の行
列がランク4であるため、2Yモータ22を駆動するた
めの電流a1、a2、a3、b1、b2とコンデンサ3
8を昇降圧するための電流Iを、電流b3を除く相の電
流で実現することができる。
【0046】同様に、故障によりインバータ回路30、
32のw相アームが両方とも故障した場合には、電流a
3およびB3が0になり、式は次のように変形できる。
【0047】
【数7】 この場合、r,Iの大きさは小さくなるが、位相差q=
0°、60°でなければ、左辺の行列のランクが4であ
り、モータを駆動するための電流をコンデンサ38を昇
降圧するための電池電流Iを各相電流a1、a2、b
1、b2で実現することができる。すなわち、角度差q
が0°と60°の倍数以外に配置することにより、残っ
た4相のコイル電流によってモータの駆動と、コンデン
サ38の昇降圧の制御を維持できる。なお、角度差q
は、現実的には30°に設定することが好適であり、こ
れによって多相のコイル電流がなくなった場合にこれを
効果的に補うことができる。
【0048】ここで、モータ出力W0は、力率をcos
φ、コンデンサ電圧(インバータに印加される電圧)を
Vcとすると、W0=Vc・r・cosφで表される。
【0049】また、モータ出力は、電圧Vbの電池より
供給されるエネルギにより決まるので、モータ電流I
は、I=W0/Vbで表される。
【0050】ここで、W0=5kW、Vb=50V、力
率cosφ=0.8とし、上述の式の2アーム故障の場
合について、Vc=100,200,300Vの場合に
ついて各相電流を求め、その最大値を見ると、各々の場
合について、最大電流は129.9A,93.8A,8
1.8Aとなる。これより、電池電圧Vbに対するコン
デンサ電圧Vcを大きくすると、故障時でも相電流(イ
ンバータのトランジスタ(デバイス)を流れる電流)が
減少することを示している。
【0051】そこで、故障時には、特定のコンデンサ電
圧(例えば、100V)では、トランジスタの許容電流
値(例えば、100A)を超えての運転はできないが、
コンデンサ電圧Vcを高くし、(例えば、200V)、
トランジスタの電流を下げ(例えば、93.8A)るこ
とで、トランジスタの許容電流内でアームが故障した状
態での運転(リンプフォーム運転)が可能になる。すな
わち、コンデンサ電圧Vcを高くすることで、モータ出
力を所望のものに維持してリンプフォーム運転を行うこ
とが可能となる。
【0052】このようにして、本実施形態のシステムに
よれば、インバータ回路30、32のアームが故障した
場合においても他のアームからのモータ駆動電流によっ
て、故障した相の電流分を補って駆動することができ
る。従って、トルクリップルを増加したり、コンデンサ
38電圧が正常値から逸脱すること防止して、モータの
運転を継続することが可能になる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アームの故障によりモータコイルへの電流供給ができな
くなったときに、故障していない他のモータコイルへの
電流を調整することで、モータの回転を維持するととも
に、中性点間の電流を所定のものに維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 システムの全体構成を示す図である。
【図2】 変調率とコンデンサ電圧の関係を示す図であ
る。
【図3】 モータコイルの配置および各相電流を示す図
である。
【図4】 各相電流の位置ベクトルを示す図である。
【符号の説明】
20 駆動システム、22 2Yモータ、24,26
モータコイル、30,32 インバータ回路、34 正
極母線、36 負極母線、38 コンデンサ、40 電
池、50 コントローラ、52 CPU、54 RO
M、56 RAM、61〜67 電流センサ、68 回
転角センサ、T11〜T16,T21〜T26 トラン
ジスタ、D11〜D16,D21〜D26 ダイオー
ド。
フロントページの続き (72)発明者 守屋 一成 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 大谷 裕樹 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 稲熊 幸雄 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 荒川 俊史 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 大谷 裕子 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 社本 純和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小松 雅行 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5H560 AA08 BB04 BB07 BB12 DA00 DC12 DC13 EB01 EB07 GG04 JJ01 SS02 TT15 UA06 XA02 XA12 XA13 5H576 AA15 BB06 CC04 DD07 EE01 EE11 GG04 HA04 HB02 HB05 JJ03 JJ08 JJ16 KK05 LL41 MM11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのロータに対し、独立したスター結
    線のモータコイルを2つ有し、これらモータコイルの中
    性点間を直流電源を介し接続したモータを駆動するモー
    タ駆動制御装置であって、 前記2つのモータコイルに対応して設けられ、それぞれ
    が対応するモータコイルの複数の端部に接続される複数
    のアームを有する2つのインバータと、 この2つのインバータの各アームの動作を制御する制御
    回路と、 を有し、 前記制御回路は、前記アームの少なくとも1つが故障し
    て電流を出力できなくなったときに、他のアームを制御
    して、2つのモータコイルにおける電流の回転を維持す
    るとともに、一方のモータコイルの中性点から流れ出る
    電流が他方のモータコイルに流れ込む電流に一致するよ
    うに、2つのインバータにおけるアームを制御するモー
    タ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記2つのモータコイルは、所定角度だけ位相をずらせ
    て配置されているモータ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記2つのモータコイルは、それぞれ互いに120°ず
    つ位相が異なる三相のコイルから形成され、一方のコイ
    ルに流れる電流をa1,a2,a3、その位置ベクトル
    を(cos0,sin0),(cos120,sin1
    20),(cos240,sin240)、また他方の
    コイルに流れる電流をa1,a2,a3、その位置ベク
    トルを(cosq,sinq),(cos(q+12
    0),sin(q+120)),(cos(q+24
    0),sin(q+240))とし、ここでqは両モー
    タコイル間の位相差であり、前記三角関数の単位は、°
    であり、この条件で下の3つの式において、故障したア
    ームに対応するコイルの電流および位置ベクトルを0と
    して、他のコイルの電流を決定するモータ駆動制御装
    置。 【数1】a1cos0+a2cos120+a3cos
    240+b1cosq+b2cos(q+120)+b
    3cos(q+240)=rcos(wt) a1sin0+a2sin120+a3sin240+
    b1sinq+b2sin(q+120)+b3sin
    (q+240)=rsin(wt) a1+a2+a3=−(b1+b2+b3) ただし、rは、モータ出力トルクに有効に働く電流成分
    の大きさ、wはロータの電気角としての回転角速度、t
    は時間である。
  4. 【請求項4】 第1のインバータにより制御される第1
    の三相モータコイルと、第2のインバータにより制御さ
    れる第2の三相モータコイルと、前記第1および第2の
    インバータに電力を与えるコンデンサと、前記第1およ
    び第2の三相モータコイルの中性点に接続された電源と
    を備え、前記第1および第2のインバータを制御するこ
    とで前記電源電圧を昇降圧してコンデンサの電圧を可変
    するコンバータ機能を備えたモータ駆動制御装置におい
    て、 所望のモータ駆動電流を実現するために、前記第1およ
    び第2の三相モータコイルの各相の電流値に要求される
    関係と、所望の昇降圧を実現するために前記第1および
    第2の三相モータコイルの各相の電流値に要求される関
    係の両方を満たす各相電流値を所定の行列に基づき演算
    する演算手段を有し、 前記各相のうちの1つが故障した場合には、故障した相
    の電流がなくて所望のモータ駆動電流と昇降圧のための
    電流が前記第1および第2のインバータから出力される
    ように前記所定の行列を変形するモータ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、 前記第1の三相モータコイルと、前記第2の三相モータ
    コイルは二重巻線モータを形成しているモータ駆動制御
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の装置におい
    て、 前記故障が検出された場合には、昇降圧制御の目標電圧
    を高く設定するモータ駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の装置において前記第1
    の三相モータコイルと、第2の三相モータコイルが、0
    度または60度以外の値の角度差で配置されているモー
    タ駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 1つのロータに対し、独立したスター結
    線のモータコイルを2つ有し、これらモータコイルの中
    性点間を直流電源を介し接続したモータを駆動するモー
    タ駆動制御方法であって、 前記2つのモータコイルに対応して設けられ、それぞれ
    が対応するモータコイルの複数の端部に接続される複数
    のアームを有する2つのインバータの各アームの動作を
    制御して、2つのモータコイルに所望のモータ駆動電流
    を供給するとともに、 前記アームの少なくとも1つが故障して電流を出力でき
    なくなったときに、他のアームを制御して、2つのモー
    タコイルにおける電流の回転を維持するとともに、一方
    のモータコイルの中性点から流れ出る電流が他方のモー
    タコイルに流れ込む電流に一致するように、2つのイン
    バータにおけるアームを制御するモータ駆動制御方法。
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