JP2002027779A - 動力出力装置 - Google Patents

動力出力装置

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JP2002027779A
JP2002027779A JP2000199793A JP2000199793A JP2002027779A JP 2002027779 A JP2002027779 A JP 2002027779A JP 2000199793 A JP2000199793 A JP 2000199793A JP 2000199793 A JP2000199793 A JP 2000199793A JP 2002027779 A JP2002027779 A JP 2002027779A
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motor
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power supply
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JP2000199793A
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Shoichi Sasaki
正一 佐々木
Sumikazu Shiyamoto
純和 社本
Masayuki Komatsu
雅行 小松
Kazunari Moriya
一成 守屋
Hiroki Otani
裕樹 大谷
Yukio Inaguma
幸雄 稲熊
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Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2209/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the waveform of the supplied voltage or current
    • H02P2209/01Motors with neutral point connected to the power supply

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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電動機またはインバータ回路の一相に異常が
生じたときでも電動機からトルクを出力すると共にトル
ク脈動を低減する。 【解決手段】 インバータ回路24の正極母線26と負
極母線28とを接続する第1直流電源30と負極母線と
モータの中性点とを接続する第2直流電源32とを備え
る動力出力装置では、モータやインバータ回路の一相に
異常が生じたときでも、モータの中性点の電位が第2直
流電源により固定されているから、正常な各相に電流を
流すことによりモータトルクを得ることができる。三相
交流で駆動するモータの場合、相電流の位相角差を60
度とすることによりトルク脈動が生じないようにするこ
とができる。モータトルクは、正常時の6割程度になる
から、トルク指令値T*を修正することにより、一相の
異常に基づくトルク指令値T*とモータトルクとのギャ
ップを小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力出力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の動力出力装置としては、
電動機に三相交流を供給可能な二つのインバータ回路を
備えるものが提案されている(例えば、特開平6−98
410号公報など)。この装置では、一方のインバータ
回路に故障が生じたときには、他方のインバータ回路を
用いて電動機を駆動できるようにしている。
【0003】また、電動機に三相交流を印加するインバ
ータ回路の正極母線と負極母線とに接続されたコンデン
サとインバータ回路の正極母線または負極母線と電動機
の中性点とに接続された直流電源とを備えるものが提案
されている(例えば、特開平10−337047号公報
や特開平11−178114号公報など)。この装置で
は、電動機の各相のコイルとインバータの各相のスイッ
チング素子とからなる回路を直流電源の電圧を昇圧して
コンデンサに電荷を蓄える昇圧チョッパ回路とみなすと
共にこの蓄電されたコンデンサを直流電源とみなして電
動機を駆動する。電動機の駆動制御とコンデンサへの蓄
電制御は、電動機に三相交流を印加する際になされるイ
ンバータ回路のスイッチング素子のスイッチング動作に
よって同時に行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
二つのインバータ回路を備える動力出力装置では、電動
機の一相に異常が生じたときには、電動機を駆動するこ
とができない。また、二つのインバータ回路を備えるか
ら、装置が大型化すると共に高コスト化する。
【0005】後者のインバータ回路の正極母線と負極母
線とに接続されたコンデンサを直流電源とみなして電動
機を駆動する装置では、電動機またはインバータ回路の
一相に異常が生じたときには、電動機を駆動することが
できない。
【0006】本発明の動力出力装置は、電動機またはイ
ンバータ回路の一相に異常が生じたときでも電動機から
トルクを得ることを目的の一つとする。また、本発明の
動力出力装置は、電動機またはインバータ回路の一相に
異常が生じたときに出力される電動機からのトルクの脈
動を低減することを目的の一つとする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の動力出力装置は、上述の目的の少なくとも一部を
達成するために以下の手段を採った。
【0008】本発明の第1の動力出力装置は、多相交流
により回転駆動する電動機と、複数のスイッチング素子
のスイッチング操作により多相交流電力を前記電動機に
供給可能なインバータ回路と、前記インバータ回路の正
極母線と負極母線とに接続された第1の電源と、前記イ
ンバータ回路の正極母線および負極母線のうちのいずれ
か一方の母線と前記電動機の中性点とに接続された第2
の電源と、前記電動機または前記インバータ回路の一相
に異常が生じたとき、該異常が生じた一相を除く正常な
各相により回転磁界が生じるよう前記インバータ回路の
前記複数のスイッチング素子をスイッチング制御する異
常時制御手段とを備えることを要旨とする。
【0009】この本発明の第1の動力出力装置では、イ
ンバータ回路の正極母線と負極母線とに接続された第1
の電源とインバータ回路の正極母線および負極母線のう
ちのいずれか一方の母線と電動機の中性点とに接続され
た第2の電源との二つの電源を備えることにより、電動
機またはインバータ回路の一相に異常が生じても、イン
バータ回路のスイッチング素子をスイッチング制御する
ことによって異常が生じた一相を除く正常な各相に所望
の波形の電流を流すことができる。したがって、電動機
またはインバータ回路の一相に異常が生じたときに、異
常時制御手段により、異常が生じた一相を除く正常な各
相に回転磁界が生じるようインバータ回路の複数のスイ
ッチング素子をスイッチング制御することにより、電動
機からトルクを出力させることができる。異常時制御手
段による制御としては、前記正常な各相に対称多相の電
流を流すよう行なうものとすることもできるし、前記電
動機に生じるトルク脈動が小さくなるよう前記正常な各
相の位相と振幅を調節するものとすることもできる。ま
た、180度を前記電動機の相数で割った角度を中心と
する所定範囲内の角度を位相差とする電流が前記正常な
各相に流れるよう行なうものとすることもできる。これ
らの制御を行なうことにより、電動機のトルク脈動を低
減したり、電動機から出力されるトルクを調節すること
ができる。
【0010】こうした本発明の第1の動力出力装置にお
いて、前記第1の電源は、前記第2の電源からの電力を
用いて充電される充放電可能な蓄電手段であるものとす
ることもできる。
【0011】本発明の第2の動力出力装置は、多相交流
により回転駆動する電動機と、複数のスイッチング素子
のスイッチング操作により多相交流電力を前記電動機に
供給可能なインバータ回路と、前記インバータ回路の正
極母線と前記電動機の中性点とに接続された第1の電源
と、前記インバータ回路の負極母線と前記電動機の中性
点とに接続された第2の電源と、前記電動機または前記
インバータ回路の一相に異常が生じたとき、該異常が生
じた一相を除く正常な各相により回転磁界が生じるよう
前記インバータ回路の前記複数のスイッチング素子をス
イッチング制御する異常時制御手段とを備えることを要
旨とする。
【0012】本発明の第2の動力出力装置では、インバ
ータ回路の正極母線と電動機の中性点とに接続された第
1の電源とインバータ回路の負極母線と電動機の中性点
とに接続された第2の電源との二つの電源を備えること
により、電動機またはインバータ回路の一相に異常が生
じても、インバータ回路のスイッチング素子をスイッチ
ング制御することによって異常が生じた一相を除く正常
な各相に所望の波形の電流を流すことができる。したが
って、電動機またはインバータ回路の一相に異常が生じ
たときに、異常時制御手段により、異常が生じた一相を
除く正常な各相に回転磁界が生じるようインバータ回路
の複数のスイッチング素子をスイッチング制御すること
により、電動機からトルクを出力させることができる。
異常時制御手段による制御としては、前記正常な各相に
対称多相の電流を流すよう行なうものとすることもでき
るし、前記電動機に生じるトルク脈動が小さくなるよう
前記正常な各相の位相と振幅を調節するものとすること
もできる。また、180度を前記電動機の相数で割った
角度を中心とする所定範囲内の角度を位相差とする電流
が前記正常な各相に流れるよう行なうものとすることも
できる。これらの制御を行なうことにより、電動機のト
ルク脈動を低減したり、電動機から出力されるトルクを
調節することができる。
【0013】こうした本発明の第2の動力出力装置にお
いて、前記第1の電源は前記第2の電源からの電力を用
いて充電される充放電可能な蓄電手段であるものとした
り、前記第2の電源は前記第1の電源からの電力を用い
て充電される充放電可能な蓄電手段であるものとするこ
ともできる。
【0014】また、本発明の第2の動力出力装置におい
て、前記インバータ回路の正極母線と負極母線とに接続
された充放電可能な母線間蓄電手段を備えるものとする
こともできる。
【0015】こうした本発明の第1または第2の動力出
力装置において、前記電動機は動力の入力により発電可
能な発電電動機であり、前記第1の電源および/または
前記第2の電源は充放電可能な電源であり、前記電動機
を発電機として駆動すると共に該電動機により発電され
た電力を前記第1の電源および/または前記第2の電源
に充電するよう前記インバータ回路の前記複数のスイッ
チング素子のスイッチングを制御する充電制御手段を備
えるものとすることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
動力出力装置20の構成の概略を示す構成図である。実
施例の動力出力装置20は、図示するように、三相交流
により回転駆動するモータ22と、直流電力を三相交流
電力に変換してモータ22に供給可能なインバータ回路
24と、インバータ回路24の正極母線26と負極母線
28とに接続された第1直流電源30と、インバータ回
路24の負極母線28とモータ22の中性点とに接続さ
れた第2直流電源32と、装置全体をコントロールする
電子制御ユニット40とを備える。
【0017】モータ22は、例えば外表面に永久磁石が
貼り付けられたロータと三相コイルが巻回されたステー
タとから構成される発電可能な同期発電電動機として構
成されている。モータ22の回転軸は実施例の動力出力
装置20の出力軸となっており、この回転軸から動力が
出力される。なお、実施例のモータ22は発電電動機と
して構成されているから、モータ22の回転軸に動力を
入力すれば、モータ22により発電できるようになって
いる。
【0018】インバータ回路24は、6個のトランジス
タT1〜T6と6個のダイオードD1〜D6とにより構
成されている。6個のトランジスタT1〜T6は、それ
ぞれ正極母線26と負極母線28とに対してソース側と
シンク側となるよう2個ずつペアで配置され、その接続
点にモータ22の三相コイル(uvw)の各々が接続さ
れている。したがって、正極母線26と負極母線28と
に電圧が作用している状態で対をなすトランジスタT1
〜T6のオン時間の割合を制御すれば、モータ22の三
相コイルにより回転磁界を形成し、モータ22を回転駆
動することができる。
【0019】第1直流電源30と第2直流電源32は、
例えばニッケル水素系やリチウムイオン系の二次電池と
して構成されており、第1直流電源30の端子間電圧V
1が第2直流電源32の端子間電圧V2の約2倍となる
ように調整されている。
【0020】電子制御ユニット40は、CPU42を中
心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処
理プログラムを記憶したROM44と、一時的にデータ
を記憶するRAM46と、入出力ポート(図示せず)と
を備える。この電子制御ユニット40には、モータ22
の三相コイルのuvwの各相に取り付けられた電流セン
サ52〜56からの各相の電流やモータ22の中性点に
取り付けられた電流センサ58からの中性点電流,モー
タ22の回転軸に取り付けられた回転角センサ60から
のモータ22の回転子の回転角,第1直流電源30に取
り付けられた電圧センサ62からの第1直流電源30の
端子間電圧V1,第2直流電源32に取り付けられた電
圧センサ64からの第2直流電源32の端子間電圧V
2,モータ22の動作に関する指令値などが入力ポート
を介して入力されている。また、電子制御ユニット40
からは、インバータ回路24のトランジスタT1〜T6
のスイッチング制御を行なうための制御信号などが出力
ポートを介して出力されている。
【0021】次に、こうして構成された実施例の動力出
力装置20の動作、特にモータ22の一相やインバータ
回路24の一相に異常が生じたときの動作について説明
する。いま、モータ22のw相かインバータ回路24の
w相に異常が生じ、モータ22のw相に電流を流すこと
ができない状態を考える。この状態でも、実施例の動力
出力装置20では、モータ22の中性点の電位が第2直
流電源32により固定されているから、異常の生じてい
ないu相およびv相へ電流を流すことができると共にそ
の電流を独立して制御することができる。
【0022】w相に異常が生じている状態でu相とv相
に正常時の平衡三相運転と同様の電流、即ち相電流の位
相角差が120度の電流を流すと、u相とv相から流入
した電流は中性点に流出するから、中性点電流は正常時
のw相と同様の電流となる。このとき、u相とv相とに
発生するトルクは正常時と同じであるが、w相には電流
によるトルクは生じないから、その分トルクが減少し、
全体として正常時の2/3のトルクとなる。u相とv相
に生じるトルクは正弦波形であり、w相にはトルクは生
じないから、モータトルクにはトルクリップルが生じ
る。しかしトルクリップルはモータトルク一相分に相当
するから、モータ22のトルクは常に正の値となり、モ
ータ22からトルクを連続して出力することができる。
もとより、相電流の大きさを制御することによりモータ
22のトルクを制御することができる。
【0023】図2は、w相に異常が生じているときにu
相とv相に流す電流の位相角差に対するモータ22の中
性点電流やモータ22の平均トルク,トルクリップルを
例示する説明図である。図中、曲線Aは相電流の位相角
差とモータ22の中性点に流れる電流のピーク値との関
係を示し、曲線Bは相電流の位相角差とモータ22の平
均トルクとの関係を示し、曲線Cは相電流の位相角差と
モータ22のトルクリップルとの関係を示す。なお、曲
線Aの中性点電流のピーク値はw相に異常が生じていな
い状態で平衡三相運転したときの相電流のピーク値に対
する比で示されており、曲線B,Cの平均トルクとトル
クリップルは平衡三相運転時のトルクとの比で示されて
いる。図から解るように、モータ22の平均トルクは、
相電流の位相角差が平衡三相運転時の120度から小さ
くなるほど小さくなる。一方、トルクリップルは、相電
流の位相角差が60度のときに値0となり、位相角差が
60度から大きくなるほど或いは小さくなるほど大きく
なる。したがって、相電流の位相角差が60度となるよ
うu相とv相の電流を制御すれば、トルクリップルのな
いトルクを得ることができる。図3にw相に異常が生じ
ている際に相電流の位相角差を60度としたときのu相
電流とv相電流と中性点電流の時間経過に伴う波形を示
し、図4にw相に異常が生じている際に相電流の位相角
差を60度としたときのu相トルクとv相トルクとモー
タトルクの時間経過に伴う波形を示す。図4から解るよ
うに、w相に異常が生じたときに相電流の位相角差を6
0度にして相電流を流すことにより、正常時のトルクの
6割程度でトルクリップルを生じないモータトルクを得
ることができる。この場合でも、相電流の大きさを制御
することによりモータトルクの大きさを制御することが
できる。上述の説明ではw相に異常が生じた場合につい
て説明したが、u相やv相に異常が生じた場合も同様で
ある。
【0024】図5は、モータ22の三相コイルまたはイ
ンバータ回路24のいずれかの相に異常が生じたときに
電子制御ユニット40により実行される異常時トルク制
御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このル
ーチンは、モータ22の三相コイルのいずれかの相また
はインバータ回路24のいずれかの相に異常が生じ、そ
の相に電流を流すことができない状態のときに実行され
る。なお、この状態は、例えば電流センサ52〜56に
より検出される各相の電流に基づいて検出することがで
きる。
【0025】異常時トルク制御ルーチンが実行される
と、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、トル
ク指令値T*を読み込む処理を実行する(ステップS1
00)このトルク指令値T*は、動力出力装置として実
施例の動力出力装置20を適用する車両や船舶,航空
機,機器における要求出力に基づいて電子制御ユニット
40の入力ポートに入力される。トルク指令値T*を入
力すると、入力したトルク指令値T*に係数kを乗じて
トルク指令値T*を修正する(ステップS102)。図
4を用いて説明したように一相に異常が生じているとき
のモータトルクは正常時の6割程度であるから、入力し
たトルク指令値T*に相当するトルクを出力するために
は、入力したトルク指令値T*の1.67倍程度のトル
ク指令値T*を用いて電流制御を行なえばよい。トルク
指令値T*の修正に用いる係数kは、一相の異常に基づ
くトルク指令値T*とモータトルクとのギャップを小さ
くするために用いられ、前述したように、トルク指令値
T*に相当するモータトルクにする場合には、係数kと
して1.67が用いられる。なお、一相に異常が生じて
いる際に正常時と同様にトルク指令値T*に相当するモ
ータトルクを期待しない場合には、係数kにはこの1.
67より小さな値が設定される。この係数kの値は、実
施例の動力出力装置20を適用する車両や船舶,航空
機,その他の機器の仕様に基づいて定めればよい。
【0026】続いて、相電流の位相角差を60度に設定
し(ステップS104)、修正したトルク指令値T*と
設定した相電流位相差とに基づいてインバータ回路24
のトランジスタT1〜T6のスイッチング制御し(ステ
ップS106)、本ルーチンを終了する。
【0027】以上説明した実施例の動力出力装置20に
よれば、モータ22の三相コイルまたはインバータ回路
24のいずれかの相に異常が生じたときでも、モータ2
2から連続したトルクを出力することができる。しか
も、相電流の位相角差を60度とすることにより、トル
クリップルを生じさせないようにすることができる。も
とより、相電流の大きさを制御することによりモータト
ルクの大きさを制御することができる。また、トルク指
令値T*を修正して用いるから、一相の異常に基づくト
ルク指令値T*とモータトルクとのギャップを小さくす
ることができる。
【0028】実施例の動力出力装置20では、トルクリ
ップルを生じさせないために相電流の位相角差を60度
としたが、若干のトルクリップルを許容する装置に適用
される場合には、相電流の位相角差を60度を含む許容
範囲内としてもよい。この場合、図2から解るように、
相電流の位相角差を60度より大きくすることによりモ
ータ22の平均トルクを大きくすることができる。な
お、相電流の位相角差の許容範囲は、実施例の動力出力
装置20を適用する装置などの仕様により定められるも
のである。また、大きなトルクリップルをも許容する装
置に適用する場合には、相電流の位相角差は如何なる角
度であっても差し支えない。
【0029】実施例の動力出力装置20では、インバー
タ回路24の負極母線28とモータ22の中性点とを接
続するよう第2直流電源32を取り付けたが、インバー
タ回路24の正極母線26とモータ22の中性点とを接
続するよう第2直流電源32を取り付けるものとしても
よい。この場合でもモータ22の中性点の電位を固定す
ることができるから、実施例の動力出力装置20と同様
に動作させることができる。
【0030】実施例の動力出力装置20では、インバー
タ回路24の正極母線26と負極母線28とを接続する
第1直流電源30を備える構成としたが、正極母線26
と負極母線28とを第1直流電源30と並列に接続する
平滑用のコンデンサを備えるものとしてもよい。
【0031】実施例の動力出力装置20では、インバー
タ回路24の正極母線26と負極母線28とを接続する
第1直流電源30を備えるものとしたが、図6の変形例
の動力出力装置20Bに示すように、第1直流電源30
に代えてコンデンサ30Bを備えるものとしてもよい。
図7は、モータ22の三相コイルのu相に着目した変形
例の動力出力装置20Bの回路図である。いま、インバ
ータ回路24のu相のトランジスタT2をオンとした状
態を考えると、この状態では、図中破線矢印で示す短絡
回路が形成され、モータ22の三相コイルのu相はリア
クトルとして機能する。この状態からトランジスタT2
をオフすると、リアクトルとして機能している三相コイ
ルのu相に蓄えられたエネルギは、図中実線矢印で示す
充電回路によりコンデンサ30Bに蓄えられる。その際
の電圧は、第2直流電源32の供給電圧より高くするこ
とができる。一方、この回路でコンデンサ30Bの電位
を用いて第2直流電源32を充電することもできる。し
たがって、この回路は、第2直流電源32のエネルギを
コンデンサ30Bに昇圧して蓄えると共にコンデンサ3
0Bの電位を用いて第2直流電源32を充電可能な昇降
圧チョッパ回路とみなすことができる。モータ22の三
相コイルのvw相も、u相と同様に昇降圧チョッパ回路
とみなすことができるから、トランジスタT2,T4,
T6をオンオフすることによりコンデンサ30Bを充電
したり、コンデンサ30Bの電位を用いて第2直流電源
32を充電することができる。
【0032】こうした充電によりコンデンサ30Bの端
子間には電位差が生じるが、その電位差はコンデンサ3
0Bに蓄えられる電荷の量、即ちリアクトルに流す電流
を調節することにより制御することができる。したがっ
て、コンデンサ30Bの端子間電圧Vcを第2直流電源
32の電圧V2の2倍にすることもできる。このよう
に、コンデンサ30Bの端子間電圧Vcを第2直流電源
32の電圧V2の2倍にすれば、図6に例示する変形例
の動力出力装置20Bでは、正極母線26と負極母線2
8にコンデンサ30Bによる端子間電圧Vcが作用する
状態、即ち実施例の動力出力装置20の第1直流電源3
0に相当する直流電源が接続された状態となり、実施例
の動力出力装置20と同様の構成とみなすことができ
る。この場合、モータ22の三相コイルにはインバータ
回路24を構成するトランジスタT1〜T6のスイッチ
ング制御により擬似的な三相交流を供給すればよいか
ら、その三相交流に直流成分を加えることもできる。即
ち擬似的な三相交流の電位をプラス側またはマイナス側
にオフセットするのである。このように直流成分を加え
た三相交流をモータ22に供給すると、交流成分でモー
タ22は回転駆動し、直流成分で図7を用いて説明した
ようにコンデンサ30Bを充電することができる。即
ち、モータ22を駆動すると同時にコンデンサ30Bを
充電することができるのである。このとき、直流成分の
大きさを調節することによりコンデンサ30Bの端子間
電圧Vcを制御することができる。
【0033】したがって、この変形例の動力出力装置2
0Bでは、モータ22の三相コイルまたはインバータ回
路24のいずれかの相に異常が生じたときには、実施例
の動力出力装置20における相電流の制御をモータ22
を駆動する交流成分の制御にコンデンサ30Bの端子間
電圧Vcを制御するための直流成分の電流の制御を付加
したものとすれば、実施例の動力出力装置20と同様に
動作する。
【0034】以上の説明から、変形例の動力出力装置2
0Bでも実施例の動力出力装置20と同様に図5に例示
する異常時トルク制御ルーチンを実行することができ、
実施例の動力出力装置20が奏する効果を奏することが
できる。また、変形例の動力出力装置20Bでは、モー
タ22の駆動に必要な電圧より低い第2直流電源32に
よりモータ22を駆動することができる。
【0035】次に、本発明の第2実施例の動力出力装置
120について説明する。図8は、第2実施例の動力出
力装置120の構成の概略を示す構成図である。第2実
施例の動力出力装置120は、インバータ回路24の正
極母線26と負極母線28とを第1直流電源30で接続
していない点とインバータ回路24の正極母線26とモ
ータ22の中性点とを第1直流電源130で接続してい
る点とを除いて第1実施例の動力出力装置20と同一の
構成をしている。したがって、第2実施例の動力出力装
置120の構成のうち第1実施例の動力出力装置20の
構成と同一の構成については同一の符号を付して、その
説明は省略する。
【0036】第2実施例の動力出力装置120は、図示
するように、インバータ回路24の正極母線26とモー
タ22の中性点とを接続する第1直流電源130と、イ
ンバータ回路24の負極母線28とモータ22の中性点
とを接続する第2直流電源32とを備える。第1直流電
源130と第2直流電源32は、インバータ回路24の
正極母線26と負極母線28とを直列に接続するから、
第1直流電源130の電圧V1と第2直流電源32の電
圧V2の和の電圧の直流電源をインバータ回路24の正
極母線26と負極母線28とを接続するよう取り付ける
と共に第2直流電源32をインバータ回路24の負極母
線28とモータ22の中性点とを接続するよう取り付け
た構成、即ち第1実施例の動力出力装置20と同一の構
成とみなすことができる。
【0037】こうした説明から解るように、第2実施例
の動力出力装置120は、第1実施例の動力出力装置2
0と等価な構成であるから、第1実施例の動力出力装置
20と同様にモータ22を駆動することができる。
【0038】以上説明した第2実施例の動力出力装置1
20によれば、第1実施例の動力出力装置20と等価な
構成であるから、第1実施例の動力出力装置20が奏す
る効果、即ちモータ22の三相コイルまたはインバータ
回路24のいずれかの相に異常が生じたときでも、モー
タ22から連続したトルクを出力することができる効果
やトルクリップルを生じさせないようにする効果および
相電流の大きさを制御することによりモータトルクの大
きさを制御することができる効果,トルク指令値T*を
修正して用いることにより一相の異常に基づくトルク指
令値T*とモータトルクとのギャップを小さくすること
ができる効果などを奏することができる。
【0039】第2実施例の動力出力装置120では、イ
ンバータ回路24の正極母線26と負極母線28とに第
1直流電源130と第2直流電源32とを直列に接続し
たが、この構成に加えてインバータ回路24の正極母線
26と負極母線28とに平滑用のコンデンサを設けるも
のとしてもよい。
【0040】第2実施例の動力出力装置120では、イ
ンバータ回路24の正極母線26とモータ22の中性点
とを接続するよう第1直流電源130を取り付けたが、
図9の変形例の動力出力装置120Bに示すように、イ
ンバータ回路24の正極母線26とモータ22の中性点
とを接続するようコンデンサ130Bを取り付けるもの
としてもよい。図10は、モータ22の三相コイルのu
相に着目した変形例の動力出力装置120Bの回路図で
ある。いま、トランジスタT2をオンとした状態を考え
ると、この状態では、図中破線矢印で示す短絡回路が形
成され、モータ22の三相コイルのu相はリアクトルと
して機能する。この状態からトランジスタT2をオフす
ると、リアクトルとして機能している三相コイルのu相
に蓄えられたエネルギは、図中実線矢印で示す充電回路
によりコンデンサ130Bに蓄えられる。一方、この回
路でトランジスタT1をオンとした状態からオフとする
ことにより同様にコンデンサ130Bの電位を用いて第
2直流電源32を充電することもできる。この回路は、
第2直流電源32のエネルギをコンデンサ130Bに蓄
えると共にコンデンサ130Bの電位を用いて第2直流
電源32を充電可能なチョッパ回路とみなすことができ
る。モータ22の三相コイルのvw相も、u相と同様に
チョッパ回路とみなすことができるから、トランジスタ
T1〜T6をオンオフすることにより、コンデンサ13
0Bを充電したり、コンデンサ130Bの電位を用いて
第2直流電源32を充電することができる。
【0041】こうした充電によりコンデンサ130Bの
端子間には電位差が生じるが、その電位差はコンデンサ
130Bに蓄えられる電荷の量、即ちリアクトルに流す
電流を調節することにより制御することができる。した
がって、コンデンサ130Bの端子間電圧Vcを第2直
流電源32の電圧V2と同一にすることもできる。この
ように、コンデンサ130Bの端子間電圧Vcを第2直
流電源32の電圧V2とすれば、図9に例示する変形例
の動力出力装置120Bでは、正極母線26とモータ2
2の中性点にコンデンサ130Bによる端子間電圧Vc
が作用する状態、即ち第2実施例の動力出力装置120
の第1直流電源130に相当する直流電源が接続された
状態となり、第2実施例の動力出力装置120と同様に
モータ22を駆動することができる。
【0042】この変形例の動力出力装置120Bでは、
インバータ回路24の正極母線26とモータ22の中性
点とを接続するようコンデンサ130Bを取り付けると
共にインバータ回路24の負極母線28とモータ22の
中性点とを接続するよう第2直流電源32を取り付けた
が、インバータ回路24の正極母線26とモータ22の
中性点とを接続するよう第2直流電源32を取り付ける
と共にインバータ回路24の負極母線28とモータ22
の中性点とを接続するようコンデンサ130Bを取り付
けるものとしてもよい。
【0043】第1実施例の動力出力装置20や第2実施
例の動力出力装置120およびその変形例では、モータ
22を三相交流で駆動するものとして構成したが、n相
交流で駆動するものとして構成してもよい。この構成で
は、いずれか一相に異常が生じたときには、相電流の位
相角差を180/n度とすることによりトルクリップル
が生じないようにすることができる。
【0044】第1実施例の動力出力装置20や第2実施
例の動力出力装置120およびその変形例では、モータ
22として三相交流で駆動する同期発電電動機を用いた
が、多相交流で駆動する如何なるタイプの電動機を用い
るものとしてもよい。
【0045】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である動力出力装置20の
構成の概略を示す構成図である。
【図2】 w相に異常が生じているときにu相とv相に
流す電流の位相角差に対するモータ22の中性点電流や
モータ22の平均トルク,トルクリップルを例示する説
明図である。
【図3】 w相に異常が生じて際に相電流の位相角差を
60度としたのときのu相電流とv相電流と中性点電流
の時間経過に伴う波形を例示するグラフである。
【図4】 w相に異常が生じて際に相電流の位相角差を
60度としたときのu相トルクとv相トルクとモータト
ルクの時間経過に伴う波形を例示するグラフである。
【図5】 実施例の動力出力装置20の電子制御ユニッ
ト40により実行される異常時トルク制御ルーチンの一
例を示すフローチャートである。
【図6】 変形例の動力出力装置20Bの構成の概略を
示す構成図である。
【図7】 モータ22の三相コイルのu相に着目した変
形例の動力出力装置20Bの回路図である。
【図8】 本発明の第2実施例の動力出力装置120の
構成の概略を示す構成図である。
【図9】 変形例の動力出力装置120Bの構成の概略
を示す構成図である。
【図10】 モータ22の三相コイルのu相に着目した
変形例の動力出力装置120Bの回路図である。
【符号の説明】
20,20B,120,120B 動力出力装置、22
モータ、24 インバータ回路、26 正極母線、2
8 負極母線、30,130 第1直流電源、30B,
130B コンデンサ、32 第2直流電源、40 電
子制御ユニット、42 CPU、44 ROM、46
RAM、52〜58 電流センサ、60回転角センサ、
62,64 電圧センサ、T1〜T6 トランジスタ、
D1〜D6 ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 社本 純和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小松 雅行 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 守屋 一成 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 大谷 裕樹 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 稲熊 幸雄 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 5H007 AA17 BB06 CA01 CB05 CC01 CC09 DA05 DB01 DB12 DC02 DC05 FA04 FA13 5H560 AA08 BB04 BB07 BB12 EB01 RR01 SS02 UA02 5H570 AA21 BB06 BB09 CC04 DD04 HA09 JJ03 LL02 LL03 LL15 MM10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相交流により回転駆動する電動機と、 複数のスイッチング素子のスイッチング操作により多相
    交流電力を前記電動機に供給可能なインバータ回路と、 前記インバータ回路の正極母線と負極母線とに接続され
    た第1の電源と、 前記インバータ回路の正極母線および負極母線のうちの
    いずれか一方の母線と前記電動機の中性点とに接続され
    た第2の電源と、 前記電動機または前記インバータ回路の一相に異常が生
    じたとき、該異常が生じた一相を除く正常な各相により
    回転磁界が生じるよう前記インバータ回路の前記複数の
    スイッチング素子をスイッチング制御する異常時制御手
    段とを備える動力出力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電源は、前記第2の電源から
    の電力を用いて充電される充放電可能な蓄電手段である
    請求項1記載の動力出力装置。
  3. 【請求項3】 多相交流により回転駆動する電動機と、 複数のスイッチング素子のスイッチング操作により多相
    交流電力を前記電動機に供給可能なインバータ回路と、 前記インバータ回路の正極母線と前記電動機の中性点と
    に接続された第1の電源と、 前記インバータ回路の負極母線と前記電動機の中性点と
    に接続された第2の電源と、 前記電動機または前記インバータ回路の一相に異常が生
    じたとき、該異常が生じた一相を除く正常な各相により
    回転磁界が生じるよう前記インバータ回路の前記複数の
    スイッチング素子をスイッチング制御する異常時制御手
    段とを備える動力出力装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電源は、前記第2の電源から
    の電力を用いて充電される充放電可能な蓄電手段である
    請求項3記載の動力出力装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の電源は、前記第1の電源から
    の電力を用いて充電される充放電可能な蓄電手段である
    請求項3記載の動力出力装置。
  6. 【請求項6】 前記インバータ回路の正極母線と負極母
    線とに接続された充放電可能な母線間蓄電手段を備える
    請求項3ないし5いずれか記載の動力出力装置。
  7. 【請求項7】 前記異常時制御手段は、前記正常な各相
    に対称多相の電流を流すよう制御する手段である請求項
    1ないし6いずれか記載の動力出力装置。
  8. 【請求項8】 前記異常時制御手段は、前記電動機に生
    じるトルク脈動が小さくなるよう前記正常な各相の位相
    と振幅を制御する手段である請求項1ないし6いずれか
    記載の動力出力装置。
  9. 【請求項9】 前記異常時制御手段は、180度を前記
    電動機の相数で割った角度を中心とする所定範囲内の角
    度を位相差とする電流が前記正常な各相に流れるよう制
    御する手段である請求項1ないし6いずれか記載の動力
    出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9いずれか記載の動力
    出力装置であって、 前記電動機は、動力の入力により発電可能な発電電動機
    であり、 前記第1の電源および/または前記第2の電源は、充放
    電可能な電源であり、 前記電動機を発電機として駆動すると共に該電動機によ
    り発電された電力を前記第1の電源および/または前記
    第2の電源に充電するよう前記インバータ回路の前記複
    数のスイッチング素子のスイッチングを制御する充電制
    御手段を備える動力出力装置。
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