JP6975005B2 - 電力変換装置、その制御装置および制御方法、並びに発電システム - Google Patents

電力変換装置、その制御装置および制御方法、並びに発電システム Download PDF

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Description

本発明は、単位の変換器が複数接続されるアームを備える電力変換装置、いわゆるモジュラーマルチレベルコンバータ、その制御装置および制御方法、並びに電力変換装置を用いる発電システムに関する。
回転機(発電機や電動機)の交流入出力を電力変換装置で直接制御する一次励磁(フルコンバータ)方式では、可変速ドライブ制御によって回転機の効率が向上する。これにより、CO削減や省エネルギー化が図れる。また、電力変換装置として、電力変換損失が小さいモジュラーマルチレベルコンバータ(以下、MMC(Modular Multilevel Converter)と称す)を用いることで、さらなる効率向上が期待できる(例えば、特許文献1参照)。
MMCにおいては、個別にコンデンサを有する単相コンバータ(以下、セルと称す)を直列接続したアームを三相分備える。このため、所望の交流電圧と直流電圧を出力するために、セル間、アーム間でコンデンサ電圧をバランスさせるように、かつ三相アーム全体のコンデンサの平均電圧を定格値に保つように、コンデンサ電圧が制御される(例えば、非特許文献1および特許文献2参照)。
電力系統用新方式自励交直変換器調査専門委員会編、「電力系統用新方式自励交直変換器の技術動向〜モジュラーマルチレベル変換器(MMC)を中心として〜」、電気学会技術報告、電気学会、2016年4月、第1374号、p.13−15
特開2015−12769号公報 特許第5993675号公報
MMCでは、回転機を高効率で運転するために、機械エネルギー量や回転速度の状態に応じて回転機の交流電力を制御する機能を要するが、従来のMMCでは、三相アーム全体のコンデンサの平均電圧が定格値に保たれるように、変換器における交流電流(有効電流)を制御しているため、回転機の出力制御を独立して行うことが難しい。
そこで、本発明は、交流電力の制御とコンデンサ電圧の制御を独立して行うことができる電力変換装置、その制御装置および制御方法、並びに発電システムを提供する。
上記課題を解決するために、本発明による電力変換装置は、複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、複数の変換器の各々は、コンデンサを備え、コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、電圧指令を入力し、電圧指令に応じて、主回路部における複数の半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成して複数の半導体スイッチング素子へ出力する駆動部を備え、主回路部の交流側に制御対象が接続されるものであって、制御対象の交流電力を制御するために交流側の相数分の交流電圧指令を作成する交流制御部と、主回路部における複数のコンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために、複数の変換器の各々のコンデンサの直流電圧と、直流ラインの直流電圧定格値とに基づいて直流電圧指令を作成する直流制御部と、を備え、駆動部が入力する電圧指令は、交流電圧指令と直流電圧指令の加算によって作成される
また、上記課題を解決するために、本発明による電力変換装置の制御装置は、複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、複数の変換器の各々は、コンデンサを備え、コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、主回路部の交流側に制御対象が接続される電力変換装置を制御するものであって、電圧指令を入力して、電圧指令に応じて、主回路部における複数の半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成して複数の半導体スイッチング素子へ出力する駆動部と、制御対象の交流電力を制御するために交流側の相数分の交流電圧指令を作成する交流制御部と、主回路部における複数のコンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために、複数の変換器の各々のコンデンサの直流電圧と、直流ラインの直流電圧定格値とに基づいて直流電圧指令を作成する直流制御部と、を備え、駆動部が入力する電圧指令は、交流電圧指令と直流電圧指令の加算によって作成される
また、上記課題を解決するために、本発明による電力変換装置の制御方法は、複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、複数の変換器の各々は、コンデンサを備え、コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、主回路部の交流側に制御対象が接続される電力変換装置を制御する方法であって、制御対象の交流電力を制御するために交流側の相数分の交流電圧指令を作成し、主回路部における複数のコンデンサの電圧の平均値を所定値に設定するために、複数の変換器の各々のコンデンサの直流電圧と、直流ラインの直流電圧定格値とに基づいて直流電圧指令を作成し、交流電圧指令と直流電圧指令の加算によって、主回路部における複数の半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成する。
さらに、上記課題を解決するために、本発明による発電システムは、水流を受けて回転する水車と、水車に機械的に接続され、水車とともに回転する発電機と、発電機が出力する交流電力を制御する電力変換装置と、を備えるものであって、電力変換装置は、上記本発明による電力変換装置である。
本発明によれば、交流電力の制御とコンデンサ電圧の制御を独立して行うことができる。これにより、回転機システムや発電システムを高効率で運転できる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態である電力変換装置の全体構成を示す。 主回路部におけるセルの回路構成例を示す。 主回路部におけるセルの回路構成例を示す。 回転機出力目標値算出部の構成を示す機能ブロック図である。 交流電流制御部の構成を示す機能ブロック図である。 コンデンサ平均電圧制御部の構成を示す機能ブロック図である。 三相交流電圧指令値と直流電圧指令値の波形例である
本発明の実施形態について、以下、図を用いて説明する。各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
図1は、本発明の一実施形態である電力変換装置を含む発電システムの全体構成を示す。
電力変換装置の主回路部1は、単位の変換器であるセル2が複数個直列に接続されるアーム3を、交流の相数分、本実施形態では三相(UVW)分備えている。すなわち、本実施形態の電力変換装置は、MMCの構成を有する。
セル2は、直流電圧源となるコンデンサを備える、公知のチョッパ回路もしくはフルブリッジ回路(例えば、前述の特許文献1および特許文献2参照)などから構成される。複数のセル2の出力側が直列接続されて、アーム3が構成される。なお、本実施形態においては、セル2の回路を構成する半導体スイッチング素子としてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられる。
三相分すなわち3個のアーム3の各両端部の内、低電位側の各端部は、回転機システム5における回転機Gの固定子巻線との接続点U,V,Wとなる。これら接続点は、電流センサ4を介して回転機Gの固定子巻線の三相交流端子と電気的に接続される。また、三相分のアーム3の各両端部の内、高電位側の各端部は、共通接続され、三相分のアーム3の中性点となる。すなわち、三相分のアーム3は、これらの高電位側においてY結線(あるいはスター結線)され、このY結線の中性点が引き出される。
三相分のアーム3の中性点および回転機GのY結線(あるいはスター結線)される固定子巻線の中性点が、それぞれ、直流ラインの高電位側接続点Pおよび低電位側接続点Nに接続される。直流ラインは系統連系用の電力変換器6の直流側に接続される。電力変換器6の交流側は、図示されない商用交流電力系統に接続される。これにより、MMCの主回路部1と、電力変換器6の図示されない主回路部とが接続され、両主回路部間で電力が授受される。
なお、本実施形態ではY結線される固定子巻線の中性点が引き出されるが、これに代えて、接続点U,V,Wに公知の中性点引き出しリアクトル(例えば、前述の特許文献1参照)を接続し、中性点引き出しリアクトルの中性点を引き出して低電位側接続点Nに接続しても良い。この場合、固定子巻線はデルタ結線されていても良い。
また、MMCの主回路部の回路構成は、公知の二重スターMMC方式(例えば、前述の非特許文献1の第19頁参照)でも良い。この二重スターMMC方式は、図1のアーム3を6個備え、6個のアーム3が三相フルブリッジ状に接続される。
本実施形態において、回転機システム5における回転機Gは、水力発電用の発電機である。この発電機には、水車Tが機械的に接続される。水車Tが水流を受けて回転すると、回転機Gすなわち発電機は、水車の機械的エネルギーを三相交流電力に変換して固定子巻線から出力する。発電機から出力される電力は、MMC方式の電力変換装置および系統連系用の電力変換器6を介して、一定周波数で一定電圧の三相交流電力として電力系統へ供給される。本実施形態では、発電機出力が、MMC方式の主回路部1を備える電力変換装置によって直接制御される。これにより、発電機を、高効率で可変速運転することができる。
図2は、主回路部1におけるセル2の回路構成例を示す。本例において、セル2は、チョッパ回路によって構成される。このチョッパ回路は、コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子(図2ではIGBT)のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御する。半導体スイッチング素子は、制御端子(図2ではIGBTのゲート端子)に与えられる駆動信号(図2におけるゲートパルス信号)によってオン・オフ駆動される。なお、各セル2におけるコンデンサの両端の直流電圧の検出値Vcjk(j=u,v,w;k=1,…,N)は、後述するコンデンサ平均電圧制御部103(図1)に入力される。
図3は、主回路部1におけるセル2の回路構成例を示す。本例において、セル2は、単相フルブリッジ回路によって構成される。この単相フルブリッジ回路は、コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子(図3ではIGBT)のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御する。図2の例と同様に、半導体スイッチング素子は、制御端子に与えられる駆動信号(ゲートパルス信号)によってオン・オフ駆動される。また、図2の例と同様に、各セル2におけるコンデンサの両端の直流電圧の検出値Vcjkは、コンデンサ平均電圧制御部103(図1)に入力される。
なお、図2および図3における一個の回路記号で示される半導体スイッチング素子(IGBT)は、複数の半導体チップの直並列接続から構成されても良い。また、このような複数の半導体チップが一個のパッケージあるいはケースに収納されても良い。
次に、制御装置100(図1)について説明する。なお、本実施形態においては、マイクロコンピュータなどの演算処理装置が、所定のプログラムを実行することによって、後述する制御装置100の各機能部として動作する。なお、制御装置100においては、いわゆるベクトル制御方式が用いられている。
回転機出力目標値算出部101は、センサ7によって検出される機械エネルギー量や回転機システム5の回転速度(図1では水車Tの回転速度)を入力として、交流電流制御部102に与える電流指令値(Idr,Iqr)と周波数指令値Frを演算して出力する。ここで、本実施形態において、機械エネルギー量は、水力発電に用いられる流量[m/s]や落差[m]である。
交流電流制御部102は、回転機出力目標値算出部101からの指令値(Idr,Iqr,Fr)に応じて、電流センサ4によって検出されるU相アーム電流Iau、V相アーム電流IavおよびW相アーム電流Iawに含まれる交流電流を制御するように、三相交流電圧指令値Vacur,Vacvr,Vacwrを演算して出力する。
コンデンサ平均電圧制御部103は、各セル2のコンデンサ電圧の検出値(図2,3におけるVcjk)、すなわち、U相アームのN個のセルの電圧Vcu1,Vcu2,…,VcuN、V相アームのN個のセルの電圧Vcv1,Vcv2,…,VcvN、W相アームのN個のセルの電圧Vcw1,Vcw2,…,VcwNの平均電圧値を演算子し、算出される平均電圧を所定の電圧値たとえばコンデンサ定格電圧値になるように制御するために、直流電圧指令値Vdcrを演算して出力する。ここで、平均電圧値は、例えば、算術平均値(=(Vcu1+…+VcuN+Vcv1+…+VcvN+Vcw1+…+VcwN)/3N)である。
本実施形態では、主回路部1を構成する全セル(1アーム当たりN個で総数3N個)のコンデンサ電圧の平均値が算出されるが、これに限らず、総数よりも少ない複数個のセルを選択して、これらセルのコンデンサ電圧の平均値を算出しても良い。なお、本実施形態では、セルのコンデンサ電圧の平均値が所定値に制御されるが、本制御は、いわば、主回路部1を構成する複数のセルのコンデンサ電圧の一括制御である。
加算器104は、三相交流電圧指令値Vacur,Vacvr,Vacwrの各々に、直流電圧指令値Vdcrを加算して、PWM制御部105に与える電圧指令すなわち変調波を生成する。
PWM制御部105は、搬送波と加算器104が生成する変調波とから、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation(パルス幅変調))によって、MMCの主回路部1を構成する各セル2を駆動するための駆動信号、本実施形態では各セルのIGBTのゲートパルス信号を作成して出力する。
図4は、図1における回転機出力目標値算出部101の構成を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、Id指令算出部101Aは、出力指令と機械エネルギー量(流量、落差)に基づいて、d軸電流指令Idrを演算する。出力指令は、本実施形態においては、例えば回転機G(発電機)に対する有効電力指令値である。また、Iq指令算出部101Bは、水車Tもしくは回転機Gの回転速度に応じてq軸電流指令Iqrを算出する。ここで、「d軸」および「q軸」は、公知のベクトル制御において用いられる回転座標の座標軸である。
回転機Gが誘導発電機である場合、回転速度が定格値に達するまではq軸電流指令Iqrを所定の一定値とし、回転速度が定格値を超える領域では、q軸電流指令Iqrを回転速度に応じて小さくするように、Iqrは算出される。
回転機Gが同期発電機である場合、q軸電流指令Iqrは常にゼロとする。すなわち、発電機の出力を力率1に制御する。ただし、力率調整時などにおいて、弱め界磁電流が流れるようにq軸電流指令Iqrを算出する場合もある。
図4における周波数指令算出部101Cは、出力指令と、水車Tもしくは回転機Gの回転速度とに基づいて、電力変換装置(MMC)に対する周波数指令値Frを算出して出力する。
回転機Gが誘導発電機である場合、出力指令からすべり角周波数を算出し(誘導機の発電動作領域ではすべりは負の値を取る)、算出されるすべり角周波数および回転速度から同期周波数すなわち周波数指令値Frを算出する。
回転機Gが同期発電機である場合、回転速度に基づいて周波数指令値Frを算出する。
図5は、図1における交流電流制御部102の構成を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、電流座標変換部102Aは、アーム電流Iau,Iav,Iawを、式(1)を用いて、静止座標系において三相/二相変換し、さらに式(2)を用いて、回転座標系におけるd軸電流Id(有効電流)およびq軸電流Iq(無効電流)に変換する。式(1),(2)において、Iα,Iβは三相/二相変換した電流成分、Frは周波数指令値、tは時間を示す。
Figure 0006975005
Figure 0006975005
d軸電流制御器102Bは、d軸電流Idがd軸電流指令Idrに一致するように、IdrとIdの差分に応じて、d軸電圧指令Vdrを演算する。また、q軸電流制御器102Cは、q軸電流Iqがq軸電流指令Iqrに一致するように、IqrとIqの差分に応じて、q軸電圧指令Vqrを演算する。
電圧座標変換部102Dは、d軸電流制御器102Bおよびq軸電流制御器102Cによってそれぞれ演算されるd軸電圧指令Vdrおよびq軸電圧指令Vqrを、式(3)を用いて、回転座標系から静止座標系へ変換し、さらに式(4)を用いて、静止座標系において二相/三相変換により、三相交流電圧指令値Vacur,Vacvr,Vacwrに変換する。式(3),(4)において、Vαr,Vβrは、静止座標へ二相/二相変換した電圧指令値、Frは周波数指令値、tは時間を示す。
Figure 0006975005
Figure 0006975005
図6は、図1におけるコンデンサ平均電圧制御部103の構成を示す機能ブロック図である。
図6に示すように、平均値算出部103Aは、各セル2のコンデンサ電圧Vcu1,…,VcuN,Vcv1,…VcvN,Vcw1,…,VcwNから三相分のアームすなわち主回路部1全体におけるコンデンサの平均電圧Vcaveを算出する。
電圧制御器103Bは、平均値算出部103Aによって算出される平均電圧Vcaveが電圧指令Vcrに一致するように、VcaveとVcrとの差分に応じて直流ラインの直流電圧(図1におけるPN間の直流電圧)の操作量(電圧変動量すなわち増加分もしくは減少分)を生成する。生成される操作量に、直流ライン(PN間)の直流電圧定格値Vdc0(固定値)を加算して、直流電圧指令値Vdcrが作成される。
図7は、三相交流電圧指令値Vacur,Vacvr,Vacwrと直流電圧指令値Vdcrの波形例である。
図7は、三相交流電圧指令値Vacur,Vacvr,Vacwrの波形と直流電圧指令値Vdcrの波形を個別に示しているが、PWM制御部105(図1)には、これらの波形が重畳された波形の変調波が入力される。従って、変調波の交流成分すなわち三相交流電圧指令値(Vacur,Vacvr,Vacwr)が有する振幅と位相および周波数によって、回転機G(発電機)から所望の交流出力が得られるとともに、変調波の直流成分すなわち直流電圧指令値Vdcrの振幅によって、主回路部すなわち三相分のアーム全体のコンデンサ電圧の平均電圧が定格値となるように制御される。
上述のように、本実施形態においては、コンデンサ電圧の検出値から作成される直流電圧指令値を三相交流電圧指令値に加算してPWM制御部への電圧指令すなわち変調波を作成するので、交流出力の制御とコンデンサ電圧の制御を独立して行うことができる。従って、発電機の交流出力すなわち電力変換装置(MMC)への交流入力およびコンデンサ電圧を共に高精度で制御できる。これにより、回転機および発電システムの運転効率が向上する。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
本実施形態における電力変換装置(MMC)は、回転機を発電専用機とする可変速水力発電システム(図1)に限らず、回転機を発電電動機とする可変速揚水発電システムにも適用できる。この場合、MMCの交流側が回転子巻線に接続され、MMCが交流励磁装置として用いられる。
また、本実施形態における電力変換装置(MMC)は、水力発電システムに限らず、風力発電システムや太陽光発電システムに適用しても良い。風力発電システムにおいて、図1における「機械エネルギー量」は「風速[m/s]」に対応する。
また、本実施形態における電力変換装置(MMC)は、交流電動機を駆動するインバータとして用いても良い。この場合、図2における出力指令は、電気トルク指令値である。
なお、回転機は誘導機および同期機のいずれでも良い。回転機が誘導電動機である場合、図2におけるFrは、すべりを減算して算出される。回転機が同期電動機である場合、回転速度に基づいて周波数指令値Frを算出する。
また、本実施形態における全コンデンサ電圧の一括制御と、公知の「アームバランス制御」や「個別バランス制御」(例えば、上述の非特許文献1を参照)を併用してコンデンサ電圧を制御しても良い。
1 主回路部
2 セル
3 アーム
4 電流センサ
5 回転機システム
6 電力変換器
7 センサ
100 制御装置
101 回転機出力目標値算出部
101A Id指令算出部
101B Iq指令算出部
101C 周波数指令算出部
102 交流電流制御部
102A 電流座標変換部
102B d軸電流制御器
102C q軸電流制御器
102D 電圧座標変換部
103 コンデンサ平均電圧制御部
103A 平均値算出部
103B 電圧制御器
104 加算器
105 PWM制御部
G 回転機
T 水車

Claims (13)

  1. 複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、
    複数の前記変換器の各々は、コンデンサを備え、前記コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、
    電圧指令を入力し、前記電圧指令に応じて、前記主回路部における複数の前記半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成して複数の前記半導体スイッチング素子へ出力する駆動部を備え、
    前記主回路部の交流側に制御対象が接続される電力変換装置において、
    前記制御対象の交流電力を制御するために前記交流側の相数分の交流電圧指令を作成する交流制御部と、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために、複数の前記変換器の各々の前記コンデンサの前記直流電圧と、直流ラインの直流電圧定格値とに基づいて直流電圧指令を作成する直流制御部と、
    を備え、
    前記駆動部が入力する前記電圧指令は、前記交流電圧指令と前記直流電圧指令の加算によって作成されることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載される電力変換装置において、
    前記駆動部は、前記電圧指令を変調波として、パルス幅変調により前記駆動信号を作成することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1に記載される電力変換装置において
    前記交流制御部は、
    前記交流側に流れる交流電流の検出値および電流指令値に基づいて前記交流電圧指令を作成することを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項に記載される電力変換装置において
    前記電流指令値は、回転座標系におけるd軸電流指令値およびq軸電流指令値であり、
    前記交流制御部は、
    前記交流電流の前記検出値を前記回転座標系におけるd軸電流およびq軸電流に変換し、前記d軸電流指令値と前記d軸電流の差分、並びに前記q軸電流指令値と前記q軸電流の差分に応じて、前記交流電圧指令を作成することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載される電力変換装置において、
    前記電流指令値は前記制御対象の動作状態に基づいて作成されることを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1に記載される電力変換装置において、
    前記直流制御部は、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの前記直流電圧の前記平均値を算出し、算出される前記平均値と、前記所定値を与えるコンデンサ電圧指令値との差分に応じて前記直流電圧指令を作成することを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項に記載される電力変換装置において、
    前記コンデンサ電圧指令値は、コンデンサ電圧定格値であることを特徴とする電力変換装置。
  8. 複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、
    複数の前記変換器の各々は、コンデンサを備え、前記コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、
    電圧指令を入力し、前記電圧指令に応じて、前記主回路部における複数の前記半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成して複数の前記半導体スイッチング素子へ出力する駆動部を備え、
    前記主回路部の交流側に制御対象が接続される電力変換装置において、
    前記制御対象の交流電力を制御するために前記交流側の相数分の交流電圧指令を作成する交流制御部と、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために直流電圧指令を作成する直流制御部と、
    を備え、
    前記駆動部が入力する前記電圧指令は、前記交流電圧指令と前記直流電圧指令の加算によって作成され、
    前記直流制御部は、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの前記直流電圧の前記平均値を算出し、算出される前記平均値と、前記所定値を与えるコンデンサ電圧指令値との差分に応じて前記直流電圧指令を作成し、
    前記直流制御部は、
    前記平均値と前記コンデンサ電圧指令値との前記差分に応じて直流ラインの直流電圧の変動量を求め、前記変動量に、前記直流ラインの直流電圧定格値を加算することにより前記直流電圧指令を作成することを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項に記載される電力変換装置において、
    前記変換器は、チョッパ回路または単相フルブリッジ回路によって構成されることを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項1に記載される電力変換装置において、
    前記制御対象が回転機であることを特徴とする電力変換装置。
  11. 複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、複数の前記変換器の各々は、コンデンサを備え、前記コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、前記主回路部の交流側に制御対象が接続される電力変換装置の制御装置において、
    電圧指令を入力して、前記電圧指令に応じて、前記主回路部における複数の前記半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成して複数の前記半導体スイッチング素子へ出力する駆動部と、
    前記制御対象の交流電力を制御するために前記交流側の相数分の交流電圧指令を作成する交流制御部と、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために、複数の前記変換器の各々の前記コンデンサの前記直流電圧と、直流ラインの直流電圧定格値とに基づいて直流電圧指令を作成する直流制御部と、
    を備え、
    前記駆動部が入力する前記電圧指令は、前記交流電圧指令と前記直流電圧指令の加算によって作成されることを特徴とする電力変換装置の制御装置。
  12. 複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、複数の前記変換器の各々は、コンデンサを備え、前記コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、前記主回路部の交流側に制御対象が接続される電力変換装置の制御方法において、
    前記制御対象の交流電力を制御するために前記交流側の相数分の交流電圧指令を作成し、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために直流電圧指令を作成し、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために、複数の前記変換器の各々の前記コンデンサの前記直流電圧と、直流ラインの直流電圧定格値とに基づいて直流電圧指令を作成し、
    前記交流電圧指令と前記直流電圧指令の加算によって、前記主回路部における複数の前記半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成することを特徴とする電力変換装置の制御方法。
  13. 水流を受けて回転する水車と、
    前記水車に機械的に接続され、前記水車とともに回転する発電機と、
    前記発電機が出力する交流電力を制御する電力変換装置と、
    を備える発電システムにおいて、
    前記電力変換装置は、
    複数の変換器の出力が直列接続されるアームを複数有する主回路部を備え、
    複数の前記変換器の各々は、コンデンサを備え、前記コンデンサの直流電圧を入力して、半導体スイッチング素子のオン・オフ駆動によって出力電圧を制御し、
    電圧指令を入力し、前記電圧指令に応じて、前記主回路部における複数の前記半導体スイッチング素子を駆動する駆動信号を作成して複数の前記半導体スイッチング素子へ出力する駆動部を備え、
    前記主回路部の交流側に前記発電機が接続され、
    前記発電機が出力する交流電力を制御するために前記交流側の相数分の交流電圧指令を作成する交流制御部と、
    前記主回路部における複数の前記コンデンサの直流電圧の平均値を所定値に設定するために、複数の前記変換器の各々の前記コンデンサの前記直流電圧と、直流ラインの直流電圧定格値とに基づいて直流電圧指令を作成する直流制御部と、
    を備え、
    前記駆動部が入力する前記電圧指令は、前記交流電圧指令と前記直流電圧指令の加算によって作成されることを特徴とする発電システム。
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