JP2003151205A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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Abstract
て、イジェクト動作時のディスク回転を制動するととも
にカバーのがたつきを防止する。 【解決手段】 ディスク装置のシャーシ18の手前右側
側面18cの内側に制動部材51を設ける。この制動部
材51はディスクDA装着時にはディスクDAから離間
し、イジェクト動作時にはディスクDAの外周に当接し
てその回転を制動する。また、制動部材51の上端面は
起立側面18cから突出してカバー50の下面に当接
し、ねじ止めできないカバー部位のがたつきを防止す
る。
Description
トレーに装着されたディスクを高速回転させてディスク
の記録面に記録された情報を読み取るディスク装置のカ
バー取付に関する。
ブなどのディスク装置が知られており、デスクトップ型
コンピュータやノート型コンピュータなどに内蔵されて
いる。ノート型コンピュータに内蔵する際には、特にデ
ィスク装置の小型化が要求されており、部品点数の削減
のみならず各部品の小型軽量化が必須となっている。
ために、イジェクト動作時に高速回転駆動されていたデ
ィスクを確実に停止させるための機構も提案されてい
る。
号公報に開示された従来のディスク装置の構成が示され
ている。図4は、トレーをディスク装置から引き出した
状態の斜視図であり、図5はトレーが装着位置に係止さ
れた状態を示す平面図である。シャーシ18の右側に延
在する延在部18bには起立した側面18cが設けられ
ており、この起立側面18c内側にイジェクト動作時に
ディスクDAの外周が摺接する制動部材51が固着され
ている。制動部材51は、トレー12がディスク装置内
に装着されているときにはディスクDAの外周から離間
した位置に設けられており、ディスクDAの回転動作を
妨げることはない。
設けられたイジェクト操作用つまみ14が図中C方向に
スライド操作された(イジェクト操作された)状態が示
されている。イジェクト操作用つまみ14がC方向に操
作されると係止部材41の係止部41cがシャーシ18
に植設されたピン43から離間して係止を解除する。そ
して、係止部材41が係止解除動作すると、押圧機構2
1の押圧レバー47がコイルバネ48のバネ力によりシ
ャーシ18の後部内壁18aを押圧しているため、その
反力によりトレー12はイジェクト方向(A方向)に押
し出される。このイジェクト動作によりトレー12は前
面ベゼル15がシャーシ18から所定距離Lだけ離間し
た位置に摺動し、これによりトレー12はユーザが引き
出すことができる程度まで押し出される。トレー12が
ディスク装置内の装着位置からイジェクト位置までイジ
ェクトされると、ディスクDAはその外周がシャーシ1
8の起立側面18cの内側に設けられた制動部材51に
当接する。これにより、慣性により回転していたディス
クDAは制動されその回転が停止する。
面18cの内側に制動部材51を設けることで、小型軽
量化の要求を満足しつつ確実にイジェクト動作時におい
て高速回転するディスクを制動することが可能となる。
置のシャーシ18には防塵等のためカバーが取り付けら
れるが、図4〜図6から分かるようにディスクDAをイ
ジェクトする際にはディスクDAをトレー12ごと手前
に引き出すためシャーシ18の手前右側にはねじ止めす
る部材を設けることができず(このような部材を設ける
とイジェクト動作時にディスクDAが当接してイジェク
トできない)、従ってシャーシ18の手前右側について
はカバーを曲げてシャーシ18に係止する等しなければ
ならず、この部分ではがたつきが生じやすく、テープを
巻いてがたつきを防止する等煩雑となっていた。
みなされたものであり、その目的は、ディスクを確実に
イジェクトできるとともにイジェクト動作時にディスク
の回転を確実に停止させ、かつカバーのがたつきも防止
できるディスク装置を提供することにある。
に、本発明は、トレーに装着されたディスクを回転駆動
するディスク装置において、前記トレーのイジェクト動
作過程で前記ディスクの外周に当接して前記ディスクの
回転を制動するとともにその上端部が前記ディスク装置
のカバー下面に当接する制動部材を有することを特徴と
する。
摺動自在に保持するとともにその一側面が起立するシャ
ーシを有し、前記制動部材は前記起立した側面の内側に
設けられ、前記制動部材は前記起立した側面の起立高さ
以上に突出することが好適である。
従来のようにディスクの外周に当接(あるいは摺接)し
てディスクの回転を制動する制動部材を設けるととも
に、この制動部材にカバーのがたつきを防止する機能も
持たせる、すなわち制動機能とカバー保持機能を兼用さ
せることで小型軽量化の要求を満たしつつ上記の目的を
達成することができる。具体的には、制動部材の一部、
例えばその上面を従来以上に上方(カバー方向)に延在
あるいは突出させてカバー下面に当接させ、カバーとの
隙間をなくせばよい。
形態について説明する。なお、本実施形態に係るディス
ク装置のイジェクト機構及び動作は上述した従来例と同
一であるのでその説明は省略する。
の分解斜視図が示されている。シャーシ18の前面には
従来と同様にベゼル15が設けられ、シャーシ18の右
側(引き出す側を前面とした右側)には起立した側面1
8cが設けられている。また、シャーシ18の四隅、す
なわち左側の手前と奥、右側の奥2カ所にはそれぞれね
じ穴18e、18f、18g、18hが形成されてお
り、カバー50の対応する位置に設けられたねじ穴50
a、50b、50c、50dをこれらのねじ穴に合わ
せ、ねじを用いてカバー50をシャーシ18に取り付け
る。
側には従来装置と略同一位置に制動部材51が固着され
ている。制動部材51は略直方体の形状をなし、その材
質は弾性部材、例えばフエルトやスポンジ、ゴムなどか
ら構成される。
イジェクト動作時にディスクDAに当接してその回転を
止めればよいため、ディスクの外周の高さと略同一位置
に存在すればよいが、本実施形態においては図1に示さ
れるように制動部材51はシャーシ18の起立側面18
cの高さよりも突出した上面を有しており、この上面が
ねじで取り付けられたカバー50の下面に当接する。
の縦断面図が示されている。図2(a)は本実施形態の
断面図であり、図2(b)は比較のため従来装置の縦断
面図である。図2(a)に示されるように、制動部材5
1の上面はシャーシ18の起立側面18cの高さ以上に
突出しカバー50の下面に当接している。一方、図2
(b)に示されるように、従来装置の制動部材51はカ
バー50の下面に当接しておらず、カバー50との間に
隙間が生じてがたつきが生じる。図2(a)から、本実
施形態によれば手前右側にねじ止めのスペースを設ける
ことなく、かつ部品点数を増大させることなく、ねじ止
めできないカバー部位のがたつきを防止できることが理
解されよう。
材51をがたとり部材としても兼用させているため、組
み立て工程を増加させることなくがたつきを防止して組
み付け性を向上させることができる。
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更
が可能である。
1の形状は略直方体としたが、シャーシ18の起立側面
18cの内側に取り付け可能であり、かつイジェクト動
作時にディスクの外周に当接するとともにディスク装着
時にはディスクから離間し、しかもカバー取り付け状態
においてカバー50の下面にその一部が当接する条件を
満たすものであれば任意の形状とすることができる。
が示されている。図3(a)は上述した制動部材51の
形状であり、直方体の1つの側面51bがイジェクト動
作時にディスクの外周に当接し、また上面51aがカバ
ー50の下面に当接してがたつきを防止する。
部材51であり、1つの側面51bがイジェクト動作時
にディスクの外周に当接するとともに上面51aがカバ
ー50の下面に当接してがたつきを防止する。側面51
bはイジェクト動作時にディスクに当接してその回転を
制動するために必要な面積だけあればよく、上面51a
はカバー50のがたつきを確実に防止するためにその当
接面積ができるだけ大きいことが望ましい。断面形状T
字形の形状とすることで、このような要求を満たすこと
ができる。
(a)の直方体の上面にさらに立方体形状の凸部が形成
されている(図3(b)と上下が逆になっている)。1
つの側面51bでディスクDAを制動するとともに、突
出部の上面51aでカバー50のがたつきを防止する。
このような形状によっても、イジェクト動作時のディス
ク回転制動機能とがたとり機能を達成することができ
る。
を起立側面18c内側に1個だけ設けているが、必要に
応じて複数個設けることももちろん可能である。また、
複数個の制動部材51を設けた場合に、全ての制動部材
51の上面をカバー50の下面に当接させる他、何れか
1つの制動部材51のみをカバー50の下面に当接させ
ることも可能である。
面を起立側面18cの高さ以上に突出させてカバー50
の下面に当接させているが、その逆であってもよい。す
なわち、制動部材51は従来装置と同様の高さとし、カ
バー50の制動部材51に対向する位置に凸部を設け、
カバー50取り付け時にこの凸部が制動部材51の上面
に当接することでがたつきを防止することも可能であ
る。
下面とを直接当接させればよく、この技術思想の範囲内
で種々の態様が可能である。
ュータに内蔵されるディスク装置を例示しているが、本
発明はこれに限らず、デスクチップ型のコンピュータに
内蔵するディスク装置や、コンピュータとは別個の外部
機器として使用されるディスク装置にも同様に適用でき
る。
ジェクト動作時に高速回転するディスクの回転を制動で
きるとともにカバーのがたつきを防止することもでき
る。
1 制動部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 トレーに装着されたディスクを回転駆動
するディスク装置において、 前記トレーのイジェクト動作過程で前記ディスクの外周
に当接して前記ディスクの回転を制動するとともに少な
くともその一部が前記ディスク装置のカバー下面に当接
する制動部材を有することを特徴とするディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記ディスク装置は前記トレーを摺動自在に保持すると
ともにその一側面が起立するシャーシを有し、 前記制動部材は前記起立した側面の内側に設けられ、 前記制動部材は前記起立した側面の起立高さ以上にその
一部が突出することを特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001343714A JP3719194B2 (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP3719194B2 JP3719194B2 (ja) | 2005-11-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006054620A1 (ja) * | 2004-11-17 | 2006-05-26 | Pioneer Corporation | ディスクドライブ装置 |
JP2010176737A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Teac Corp | ディスク装置及びディスクトレイの移動方法 |
US8104050B2 (en) | 2008-03-13 | 2012-01-24 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Optical disk apparatus having brake pad located near to front end of chassis block |
-
2001
- 2001-11-08 JP JP2001343714A patent/JP3719194B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3719194B2 (ja) | 2005-11-24 |
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