JP2003150983A - 発券システム - Google Patents

発券システム

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JP2003150983A
JP2003150983A JP2001351781A JP2001351781A JP2003150983A JP 2003150983 A JP2003150983 A JP 2003150983A JP 2001351781 A JP2001351781 A JP 2001351781A JP 2001351781 A JP2001351781 A JP 2001351781A JP 2003150983 A JP2003150983 A JP 2003150983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動発券機における発券障害発生時に、券片
の再発行に要する時間を短縮した発券システムを提供す
ること 【解決手段】 利用者との対話操作により入力された列
車情報や料金情報に基づきホストコンピュータ2によっ
て発券処理を実行する自動発券機3と,窓口係員が選択
した列車情報や料金情報と前記ホストコンピュータ2の
指示とに従って発券処理を実行する窓口端末4と,発券
障害が発生した自動発券機3から前記障害時に入力済の
情報を受信し且つ格納部502に格納すると共に,該格
納情報を前記窓口端末4に送信するサーバ5と,を備
え、前記窓口端末4が前記サーバ5内の格納部502に
格納された情報を照会して該情報を取得することによ
り、障害発生により発券されなかった券片を前記窓口端
末4にて発券可能となるよう構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が対話操作
により指定した列車の乗車券や航空機の航空券等の発券
処理を、オンライン接続されたホストコンピュータの指
示に従って実行する発券システムであって、発券処理の
途中に自動発券機に障害が発生した場合、この自動発券
機に隣接する他の端末で前記指定された乗車券等を代行
発券する発券システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道の駅または空港等に設置され
ている自動発券機において、発券処理の途中に何らかの
障害が発生して発券処理が行われなくなった場合には、
係員呼び出し音等で利用者に呼び出された係員が、利用
者の購入した券片やお釣を障害が発生した自動発券機か
ら取り出し、その自動発券機を復旧させた後、当該自動
発券機で利用者の所望する券片を再発行して利用者に渡
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、発券処理の途中に自動発券機にて障害が発
生すると、係員が障害の発生している自動発券機の設置
場所まで来て障害の要因を排除し、その自動発券機を復
旧させてから所望の券片とお釣を利用者に渡すという一
連の動作が行われている間に時間が掛かり、その間、利
用者はその場に足止めさせられてしまうという不具合が
あった。
【0004】そこで本発明の目的は、上記不具合を解消
し、利用者の券片購入中に自動発券機に障害が発生して
発券処理が行われなくなった際に、当該利用者が障害発
生時に購入していた券片を再発行するのに要する時間を
短縮した発券システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の発券システムは、利用者との対話操作によ
り入力された列車情報や料金情報に基づきホストコンピ
ュータによって発券処理を実行する自動発券機と,窓口
係員が選択した列車情報や料金情報と前記ホストコンピ
ュータの指示とに従って発券処理を実行する窓口端末
と,発券障害が発生した自動発券機から前記障害時に入
力済の情報を受信し且つ格納すると共に,該格納情報を
前記窓口端末に送信するサーバと,を備え、前記窓口端
末が前記サーバ内の格納部に格納された情報を照会して
該情報を取得することにより、障害発生により発券され
なかった券片を前記窓口端末にて発券可能となるよう構
成している。
【0006】また本発明の発券システムでは、自動発券
機が、障害発生時に入力済の情報をバーコード編集する
編集手段と,前記編集手段により編集されたバーコード
情報を用紙に印刷して出力する印刷手段と,を備え、且
つ前記窓口端末が、前記印刷手段により出力された印刷
済用紙に印刷済のバーコードからバーコード情報を読み
取る読取手段を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
から図5を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一
実施形態における発券システムの構成図であり、図2は
本実施形態における自動発券機の外観の一例を示す図、
図3は自動発券機の構成図である。また、図4は本実施
形態におけるサーバの構成図、図5は窓口端末の構成図
である。尚、本実施形態の発券システムは、鉄道の駅等
に設置されているものとして以下説明するが、本発券シ
ステムの設置可能な場所は鉄道の駅に限定されることは
なく、空港や乗船場等においても設置可能であることは
言うまでもない。
【0008】<発券システムの構成>本実施形態の発券
システム1は、図1のように、発券システム1における
全ての機能を制御,管理する制御部(図示せず)を有す
るホストコンピュータ2と、利用者が選択した乗降車駅
および列車名等の情報と前記ホストコンピュータ2の指
示とに従って発券処理を実行する自動発券機3と、窓口
係員が選択した乗降車駅および列車名等の情報と前記ホ
ストコンピュータ2の指示とに従って発券処理を実行す
る窓口端末4と、障害が発生した自動発券機3から前記
障害時の取引情報を受信し且つ蓄積し、該取引情報を窓
口端末4に送信するサーバ5と、が同一ネットワーク上
に備えられている。尚、本実施形態では、自動発券機3
と窓口端末4とがそれぞれ2台ずつ設けられているが、
各自動発券機3及び窓口端末4のシステム1における設
置台数はこれに限定されることはない。
【0009】ここで、前記ホストコンピュータ2では、
後述の如く自動発券機3から利用者により入力された料
金情報等を記憶装置(図示せず)に随時格納する情報格
納処理も行われる。
【0010】<自動発券機の構成>前記自動発券機3に
は、図2に示すように、クレジットカード等の磁気カー
ドが利用者により挿入されるカード挿入口3aと、明細
書や障害発生時の券片引き換え用紙が自動発券機3内か
ら外部へ送出される明細出力部3bと、印刷された乗車
券等が発券機外部へ送出される券片送出口3cと、利用
者の操作手順等の画面が表示され且つ利用者によりデー
タ入力が行われる表示入力部3dと、紙幣及び硬貨の入
金や釣銭の出金が行われる現金入出金口3eと、切符や
定期券を挿入する券片挿入口3fと、が設けられてい
る。ここで、表示入力部3dはタッチパネル方式等によ
るものである。
【0011】また自動発券機3の内部は、図3のよう
に、中央処理装置(CPU:図示せず)と主記憶装置
(図示せず)とを具備し,蓄積プログラム方式により自
動発券機3における各種処理の制御を行う制御部301
と、何らかの障害が発生したことを感知する障害発生感
知部302と、自動発券機3の障害発生時における利用
者との取引内容等(取引情報)を作成する取引情報作成
部303と、前記取引情報をバーコード編集するバーコ
ード編集部304と、入金額,出金額,釣銭の支払額を
算出する料金算出部305と、紙幣または硬貨の入金処
理や釣銭の出金処理を行う入出金処理部306と、利用
者の操作手順等を示す各種操作誘導画面パターンが格納
される画面パターン格納部307と、適当な操作誘導画
面を画面パターン格納部307から適宜選択して表示入
力部3dに表示する画面表示部308と、明細書や,前
記バーコード編集部304によりバーコード編集された
取引情報を印刷して出力する明細印刷部309と、前記
表示入力部3dから入力された発券用情報に基づいて切
符等を印刷して出力する券片印刷部310と、ホストコ
ンピュータ2及びサーバ5とのオンライン制御を行う通
信制御部311と、が備えられている。尚、符号312
は、前記通信制御部311と,ホストコンピュータ2及
びサーバ5とを各々つなぐ通信回線である。
【0012】また、本発券システム1に設けられた各自
動発券機3には、各自動発券機3に固有の端末番号が予
め付与されており、付与された端末番号は、各自動発券
機3の制御部301内にある主記憶装置に格納されてい
る。
【0013】<窓口端末の構成>続いて、本実施形態に
おける窓口端末の内部構成を図4を参照して説明する。
図4に示すように、窓口端末4内には、中央処理装置
(CPU:図示せず)と主記憶装置(図示せず)とを具
備し,蓄積プログラム方式により窓口端末4における各
種処理の制御を行う制御部401と、障害発生時の取引
情報等を編集したバーコードを読み取るバーコード読取
部402と、クレジットカード等の磁気カードに書き込
まれている情報の読み取りを行うカード読取部403
と、紙幣または硬貨の入金処理や釣銭の出金処理を行う
入出金処理部404と、窓口係員の操作手順等を示す各
種操作誘導画面パターンが格納される画面パターン格納
部405と、適当な操作誘導画面を画面パターン格納部
405から適宜選択して、窓口端末4の表示入力部(図
示せず)に表示する画面表示部406と、クレジットカ
ード明細書や領収書等を印刷して出力する明細印刷部4
07と、窓口係員との対話操作により、タッチパネル方
式等による窓口端末4の表示入力部(図示せず)から入
力された発券用情報に基づいて切符等を印刷して出力す
る券片印刷部408と、ホストコンピュータ2及びサー
バ5とのオンライン制御を行う通信制御部409と、が
備えられている。尚、符号410は、前記通信制御部4
09と,ホストコンピュータ2及びサーバ5とを各々つ
なぐ通信回線である。
【0014】尚、本実施形態の窓口端末4には、自動発
券機3と同様に、クレジットカード等の磁気カードが利
用者により挿入されるカード挿入口と、明細書等が窓口
端末4内から外部へ送出される明細出力部と、印刷され
た乗車券等が発券機外部へ送出される券片送出口と、利
用者の操作手順等の画面が表示され且つ利用者によりデ
ータ入力が行われる表示入力部と、紙幣及び硬貨の入金
や釣銭の出金が行われる現金入出金口と、切符,定期券
もしくは後述の如く券片引き換え用紙を挿入する券片挿
入口と、が設けられている。ここで、表示入力部はタッ
チパネル方式等によるものである。
【0015】<サーバの構成>また、本実施形態におけ
るサーバの内部構成を図5を参照して説明する。図5に
示すように、サーバ5内には、サーバ5における各種処
理の制御を行う制御部501と、前記自動発券機3より
受信した障害発生時の取引情報を格納する障害発生時情
報格納部502と、自動発券機3及び窓口端末4とのオ
ンライン制御を行う通信制御部503と、が備えられて
いる。尚、符号504は、前記通信制御部503と,自
動発券機3及び窓口端末4とを各々つなぐ通信回線であ
る。
【0016】<取引情報の構成>続いて、以上のように
構成された発券システムにおいて送受信される取引情報
の構成を、図6を参照して説明する。図6は本システム
において送受信される取引情報を説明するための図であ
り、図6(a)は自動発券機による券片発券途中で障害
が発生した際に、自動発券機からサーバ5へ送信される
取引情報電文の一例を示す図,図6(b)は障害発生時
の取引情報が編集されたバーコード情報が印刷/出力さ
れている券片引き換え用紙の一例を示す図である。
【0017】本実施形態において送受信される取引情報
は、障害発生時の日時を示す障害発生時間,どんな種類
の障害が発生したかを示す障害番号,障害が発生した自
動発券機3の端末番号,障害発生により発券できない券
片の発券番号等の各情報から成るキー情報と,後述の如
く利用者の入力により確定した料金情報及び列車情報
と,を有している。具体的には、図6(a)に示すよう
に、キー情報,発券総枚数,発券済枚数,購入金額,支
払手段(現金支払いか、あるいはクレジットカードによ
る支払いか),入金額,出金額,支払額の各項目を有し
ている。
【0018】<本システムの動作>次に、本発券システ
ムにおける自動発券機による処理動作について、図7及
び図8を参照して説明する。図7は、自動発券機におい
て券片発券処理の途中で発券障害が発生した際のホスト
コンピュータ,自動発券機及びサーバでの処理動作を説
明するためのフローチャートであり、図8はホストコン
ピュータ,窓口端末及びサーバでの処理動作を説明する
ためのフローチャートである。
【0019】図7において、まず利用者が、画面表示部
308により自動発券機3の表示入力部3dに順次表示
される各操作画面の指示に従い、乗降車駅もしくは利用
区間,特急列車や普通列車等の列車種類,利用希望の特
急列車等の列車名,指定席や自由席等といった座席種
類,等の各項目を列車情報として入力すると(ステップ
101)、料金算出部305が、入力された列車情報の
各項目に基づいて乗車料金を算出する(ステップ10
2)。これにより、算出した料金情報と,利用者によっ
て入力された前記列車情報と,が自動発券機3にて確定
される。
【0020】各情報における発券処理内容が確定する
と、画面表示部308は、発券処理中であることを示す
画面を画面パターン格納部307より選択して自動発券
機3の表示入力部3dに表示し、確定した前記料金情報
及び列車情報を、通信制御部311及び通信回線312
を介してホストコンピュータ2に送信する(ステップ1
03)。
【0021】ホストコンピュータ2は、受信した情報に
基づいて発行する券片の券面に印刷する券面情報を作成
し、その券面情報を自動発券機3に送信する(ステップ
104)。
【0022】ステップ104終了後、自動発券機3は、
ホストコンピュータ2から受信した券面情報を券片印刷
部310により未印刷券片の一方の面に印刷して発券用
の乗車券及び料金券を作製し(ステップ105)、通常
時では、これら乗車券及び料金券の発券が行われ(ステ
ップ106)、利用者の入金額と前記料金情報とに基づ
いて利用者に支払うお釣の金額が計算され(ステップ1
07)、自動発券機3の入出金処理部306によって、
利用者に支払われる釣銭の紙幣や硬貨が現金入出金口3
eから排出される(ステップ108)。
【0023】ここで、ステップ105における券片作製
処理後でステップ106の発券が行われる前(即ち、発
券処理中)に自動発券機3において発券障害が発生した
場合、自動発券機3内の障害発生感知部302にて発券
障害の発生が感知され(ステップ109)、しかる後
に、上述の如く、障害発生時間,障害番号,端末番号,
発券番号等の各情報,前記料金情報,及び列車情報から
成る取引情報が、取引情報作成部303にて作成される
(ステップ110)。
【0024】この取引情報は、バーコード編集部304
にてバーコード編集され(ステップ111)、バーコー
ド編集された取引情報が明細印刷部309にて券片引き
換え用紙の券面に図6(b)のように印刷されて券片引
き換え用紙が作製され(ステップ112)、作製された
券片引き換え用紙が、明細印刷部309によって明細出
力部3bから自動発券機3の外部へ送出される(ステッ
プ113)。また前記取引情報は、ステップ113にお
ける券片引き換え用紙の送出処理とほぼ併行して、図6
(a)のような取引情報電文として通信制御部311を
介してサーバ5に送信される(ステップ114)。
【0025】通信制御部311を介してサーバ5に送信
された取引情報電文は、サーバ5の障害発生時情報格納
部502に格納される(ステップ115)。
【0026】次に、窓口端末4における代行発券処理動
作について図8を参照して説明する。まず、窓口係員
が、自動発券機3の明細印刷部309にて作成されたバ
ーコード付券片引き換え用紙を利用者から受け取り、券
片引き換え用紙を券片挿入口(図示せず)より挿入する
と、この券片引き換え用紙のバーコード情報が、窓口端
末4におけるバーコード読取部402にて読み取られ、
発券障害時の取引情報が窓口端末4に取得される(ステ
ップ201)。
【0027】続いて、窓口端末4の制御部401が、バ
ーコード読取部402にて読み取られた取引情報をキー
情報として、サーバ5の障害発生時情報格納部502内
を照会し(ステップ202)、障害発生時情報格納部5
02内に格納された取引情報電文の中から該当する取引
情報を取得する(ステップ203)。
【0028】こうしてサーバ5から該当取引情報を取得
した後、この取引情報を窓口端末4の制御部401が編
集し、通信制御部409及び通信回線410を介して、
発券障害時に確定済の料金情報及び列車情報をホストコ
ンピュータ2に送信する(ステップ204)。
【0029】ホストコンピュータ2は、受信した前記料
金情報及び列車情報に基づき、再発行する券片の券面に
印刷する券面情報を作成し、その券面情報を窓口端末4
に送信する(ステップ205)。
【0030】ステップ205処理後、窓口端末4は、ホ
ストコンピュータ2から受信した券面情報を券片印刷部
408で券片の一方の面に印刷して発券用の乗車券及び
料金券を再作製し(ステップ206)、これら乗車券及
び料金券の再発券が行われる(ステップ207)。
【0031】また、上記再発券処理とほぼ同時に、サー
バ5から取得した取引情報の内、入金額,出金額及び支
払額の各項目情報に基づいて利用者に支払うお釣の金額
が計算される(ステップ208)。こうして窓口端末4
の入出金処理部404により、利用者に支払われる釣銭
の紙幣や硬貨が排出されると共に、明細印刷部407に
て印刷された領収書等も排出される(ステップ20
9)。
【0032】以上のように、本システム1では、自動発
券機3において発券障害が発生した時、障害発生した自
動発券機3が券片引き換え用紙を発行し、且つ発券障害
発生時の取引情報をサーバ5に転送すると共に、窓口端
末4が、サーバ5に格納された取引情報を取得して代行
発券処理を行うため、障害発生時における券片再発行に
要する時間を短縮することができる。
【0033】尚、本実施形態では、窓口端末4のカード
挿入口より券片引き換え用紙を挿入してバーコード情報
を読み取るものとしているが、窓口端末4にバーコード
リーダーを設け、このバーコードリーダーによりバーコ
ード情報を読み取るようにしてもよい。
【0034】また、本実施形態では、障害発生時の取引
情報がバーコード情報として編集され、そのバーコード
情報が券片引き換え用紙に印刷されるが、バーコードで
はなくID番号が券片引き換え用紙に印刷され、窓口係
員が、そのID番号を窓口端末4に入力することによ
り、サーバ5の障害発生時情報格納部502内の取引情
報を照合,取得するようにしてもよい。
【0035】<他の実施形態>また、上記実施形態で
は、サーバ5に発券障害発生時の取引情報を格納してお
き、窓口端末4の制御部401が、格納された取引情報
を、バーコード付券片引き換え用紙のバーコード情報か
ら取得した取引情報をキー情報として照会し、該当する
取引情報を取得しているが、このサーバ5における機能
をホストコンピュータ2が有するように本システム1を
構成してもよい。
【0036】具体的には、まず上記実施形態においてサ
ーバ5内に設けられている障害発生時情報格納部502
をホストコンピュータ2内に設けておく。そして、自動
発券機3からの取引情報電文をホストコンピュータ2の
障害発生時情報格納部502に送信,格納し、窓口端末
4の制御部401が、上述の如く取引情報の照会,取得
処理を行うように、本システム1を構成すればよい。取
得処理終了後は、上記ステップ204以下、同様の処理
が行われることで、上記第一実施形態と同様の効果を達
成することができる。
【0037】また、上記第一実施形態では、券片引き換
え用紙に印刷されたバーコード情報が窓口端末4にて読
み取られて上述の如く再発券が行われているが、窓口端
末4に代わって自動発券機30を設け、障害発生した自
動発券機に隣接する自動発券機30において、代行発券
ができるようにしてもよい。
【0038】具体的には、まず自動発券機30に、障害
発生時の取引情報等を編集したバーコードを読み取るバ
ーコード読取部を設け、利用者が券片挿入口から券片引
き換え用紙を挿入すると、前記バーコード読取部にてバ
ーコード情報の読み取り処理を行うように自動発券機3
0の制御部が制御するように構成する。そして、この自
動発券機30の制御部が、バーコード読取部にて読み取
られた取引情報をキー情報として、サーバ5の障害発生
時情報格納部502内の取引情報の照会,取得処理を上
述の如く行う。この照会,取得処理終了後は、上記ステ
ップ204以下、同様の処理が行われることで、上記第
一実施形態と同様の効果を達成することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、自動発券機において発
券障害が発生した場合でも、窓口端末による代行発券が
可能となるため、乗車券や航空券等の券片の再発券操作
に要する時間を短縮することを可能とし、広範囲の発券
業務に適用でき、保守性に優れ且つ汎用性の高い発券シ
ステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の発券システムの構成図で
ある。
【図2】本実施形態の発券システムにおける自動発券機
の外観の一例を示す図である。
【図3】本実施形態の発券システムにおける自動発券機
の構成図である。
【図4】本実施形態の発券システムにおける窓口端末の
構成図である。
【図5】本実施形態の発券システムにおけるサーバの構
成図である。
【図6】本システムにおいて送受信される取引情報を説
明するための図であり、図6(a)は障害発生時に自動
発券機からサーバへ送信される取引情報電文の一例を示
す図,図6(b)はバーコード編集された取引情報が印
刷/出力されている券片引き換え用紙の一例を示す図で
ある。
【図7】発券障害が発生した際の発券システムにおける
自動発券機にて行われる処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図8】本実施形態の発券システムにおける窓口端末に
て行われる代行発券処理動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…発券システム、2…ホストコンピュータ、3…自動
発券機、3a…カード挿入口、3b…明細出力部、3c
…券片送出口、3d…表示入力部、3e…現金入出金
口、3f…券片挿入口、4…窓口端末、5…サーバ、3
01…制御部、302…障害発生感知部、303…取引
情報作成部、304…バーコード編集部、305…料金
算出部、306…入出金処理部、307…画面パターン
格納部、308…画面表示部、309…明細印刷部、3
10…券片印刷部、311…通信制御部、312…通信
回線、401…制御部、402…バーコード読取部、4
03…カード読取部、404…入出金処理部、405…
画面パターン格納部、406…画面表示部、407…明
細印刷部、408…券片印刷部、409…通信制御部、
410…通信回線、501…制御部、502…障害発生
時情報格納部、503…通信制御部、504…通信回
線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者との対話操作により入力された列
    車情報や料金情報に基づきホストコンピュータによって
    発券処理を実行する自動発券機と,窓口係員が選択した
    列車情報や料金情報と前記ホストコンピュータの指示と
    に従って発券処理を実行する窓口端末と,発券障害が発
    生した自動発券機から前記障害時に入力済の情報を受信
    し且つ格納すると共に,該格納情報を前記窓口端末に送
    信するサーバと,を備え、 前記窓口端末が前記サーバ内の格納部に格納された情報
    を照会して該情報を取得することにより、障害発生によ
    り発券されなかった券片を前記窓口端末にて発券可能と
    なるよう構成されたことを特徴とする発券システム。
  2. 【請求項2】 前記自動発券機は、障害発生時に入力済
    の情報をバーコード編集する編集手段と,前記編集手段
    により編集されたバーコード情報を用紙に印刷して出力
    する印刷手段と,を備え、且つ前記窓口端末は、前記印
    刷手段により出力された印刷済用紙に印刷済のバーコー
    ドからバーコード情報を読み取る読取手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発券システム。
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