JP2003150649A - 情報出力装置、情報表示装置、情報管理システム、情報管理方法、記録媒体、プログラム - Google Patents
情報出力装置、情報表示装置、情報管理システム、情報管理方法、記録媒体、プログラムInfo
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Abstract
のできる情報出力装置、情報表示装置、情報管理システ
ム等を提供することを目的とする。 【解決手段】 設計段階で、製品を構成する全ての部品
の情報をテーブルに盛り込むとともに、生産段階や保守
管理段階での観点で、一部の部品をアセンブリやセット
とする際に、情報の追加や変更を行う。このとき、製品
を構成する個々の部品に対し、複数の表示モードに応じ
てEPS区分を設定し、設計部門、生産部門、保守管理
部門のそれぞれの観点で必要な部品構成情報(部品構成
図)をツリー状に表示できるようにした。
Description
構成等の情報を出力する情報出力装置、情報表示装置、
情報管理システム等に関する。
各種工業製品(以下、製品と適宜称する)は、複数の部品
を組み合わせることによって構成されているのは周知の
通りである。このような製品は、設計段階において、コ
ストや性能、組立やメンテナンスの容易性等、様々な点
を考慮して設計される。そして、製品を構成する部品
は、その名称や必要数等の情報が部品構成図(表)等に記
載される。
て組み立てられるに際し、個々の部品を全てその場で組
み上げるのではなく、一部の特定の部品については、他
のラインや他の部品工場等で予め複数の部品を組み立て
てアセンブリとしておくことが広く行われている。これ
は、コストの低減、生産効率の向上等の他に、部品の製
造に専門技術が必要とされる等の理由があるからであ
る。例えば、自動車のエンジンを例に挙げれば、エンジ
ンの組立ラインで全ての部品を一から組み立てるのでは
なく、ピストンにピストンリングを予め組み付けたり、
セルモータ(Self‐Starting Motor)であれば、モータ本
体にブラシ等の所定の部品を組み付けた状態のセルモー
タアセンブリとして専門工場で組み立てておき、これを
組立ラインでエンジンに組み付けること等が行われてい
る。このため、設計段階あるいは生産準備段階では、生
産工程で用いられるアセンブリ等の情報を盛り込んだ生
産工程用の部品構成図も別途作成している。
や修理等の保守を行うために、製品を構成する部品は販
売される。この際も、消耗品等、部品単体で取り扱われ
るものもあれば、ユーザサイドでの分解や組立が困難で
あるためにアセンブリで取り扱われるものもある。ま
た、同じ部分を構成する部品であっても、場合によって
アセンブリの状態で出荷されたり部品単体で出荷される
こともある。この場合のアセンブリは、あくまでもメン
テナンスや修理を行うときの必要性、効率やコスト等を
考慮して設定されるため、必ずしも生産工程と同じ構成
のアセンブリであるとは限らない。例えば、自動車のエ
ンジンのオーバーホールを行う場合、ピストンに装着さ
れている複数のピストンリングを交換するのが必須であ
れば、これら複数のピストンリングを同梱し、いわゆる
セットとして出荷すること等が行われている。また、セ
ルモータであれば、消耗品であるブラシのみを交換する
こともあれば、セルモータ全体を交換することもあるた
め、ブラシ単体の他、セルモータ・アセンブリが保守用
の部品として用意される。このため、保守用として準備
される部品についても、その管理等のために保守用の部
品構成図を作成する必要がある。
は、設計段階、生産段階、出荷後の保守段階のそれぞれ
で、部品を取り扱う単位が様々に異なっている。このた
め、それぞれの段階で用いる部品構成図等を個別に作成
しなければならず、これは多大な手間がかかり、開発の
迅速化の妨げとなっている。また開発後も、作成した部
品構成図等の管理には煩雑な手間がかかるのは容易に推
測することができる。例えばある部品に設計変更が生じ
た場合、その設計変更を、部品そのものだけでなく、設
計段階、生産段階、保守段階のそれぞれで取り扱う部品
構成図に正確に反映を図らなければならず、これらが設
計変更の迅速化の妨げになってしまうのである。
てなされたもので、製品の部品管理等の効率化を図るこ
とのできる情報出力装置、情報表示装置、情報管理シス
テム等を提供することを目的とする。
明の情報出力装置は、製品を構成する部品のそれぞれに
ついて複数の表示モードに対する属性情報を情報格納部
に格納し、イメージ出力制御部では、その属性情報に基
づき、特定の表示モードにおける製品の部品構成を示す
イメージを出力させることを特徴とする。複数の表示モ
ードの一例としては、例えば製品を設計する段階での部
品構成、生産する段階での部品構成、保守管理する段階
での部品構成等があり、これらの中から、指定された表
示モードでの部品構成を示すイメージを出力させるので
ある。属性情報としては、部品毎に、その部品を含む複
数の部品から構成されるアセンブリや部品セット等の部
品集合体を特定する集合体特定情報を用いることができ
る。そして、イメージ出力制御部では、この集合体特定
情報に基づき、製品を構成する部品の階層構成を特定し
てツリー状のイメージを出力させることもできる。ツリ
ー状のイメージは、部品のそれぞれについて設定され
た、ツリー状のイメージにおけるレベルを示すレベル情
報に基づいて出力させることもできる。なお、部品構成
を示すイメージは、情報出力装置自体にて表示すること
によって出力しても良いし、ネットワーク等を介して接
続される他の表示装置等で表示を行ない、当該情報出力
装置では表示装置等に対してイメージを出力させる構成
とすることもできる。
構成要素から構成される要素集合体の情報を表示する情
報表示装置として捉えることもでき、この情報表示装置
は、同一の要素集合体において互いに異なる複数の組織
形態のそれぞれに対応した組織図を表示できる。さらに
言えば、外部からの入力に基づいて指定受付手段で指定
を受け付けた組織形態の組織図を表示手段に表示するこ
とができる。ところで、この情報表示装置では、同一の
要素集合体において互いに異なる複数の組織形態のそれ
ぞれに対応した組織図を表示するためのグラフデータを
用いる。このグラフデータは、外部のデータベースから
ネットワーク等を介して受け取っても良い。この場合、
この情報表示装置は、いわゆるホストに対するクライア
ントとして機能する。また、この情報表示装置にグラフ
データの格納手段を備える構成とすることもでき、この
場合、情報表示装置単体で、全ての機能を備えることに
なる。ここで、グラフデータは、複数の組織形態のそれ
ぞれで、要素集合体を構成する複数の構成要素を特定す
る情報を含む。また、特定の組織形態の組織図を変更す
るためグラフデータの変更手段をさらに備えることもで
きる。なお、このような情報表示装置で情報を取り扱う
構成要素や要素集合体は、部品や、部品から構成される
製品や、アセンブリ等に限るものではなく、同一の要素
集合体が複数の組織形態を取り得るのであれば、他のい
かなるものであっても良い。例えば、複数の組織形態を
取る人事組織等にも適用できるのである。
入出力を制御するホスト装置と、このホスト装置にネッ
トワークを介してアクセス可能なクライアント装置とか
らなる情報管理システムとして捉えれば、部品集合体を
構成する複数の部品の組織図を複数のモードで形成する
ための情報をデータベースに格納しておき、クライアン
ト装置で組織図のモードの指定を受け付けると、このク
ライアント装置からの要求に対してホスト装置から転送
された情報に基づいて、指定されたモードでの部品の組
織図を出力することを特徴とするものとすることができ
る。より具体的には、データベースに、部品が属する部
品集合体を特定する集合体特定情報およびこの集合体特
定情報が有効となるモードを特定するインデックス情報
を関連付けて格納しておく。そして、ホスト装置は、ク
ライアント装置の要求に応じ、指定されたモードで有効
となる集合体特定情報をインデックス情報に基づいて抽
出してクライアント装置に転送する。クライアント装置
では、ホスト装置から転送された集合体特定情報に基づ
いて個々の部品が属する部品集合体を特定することによ
って、指定されたモードでの組織図を出力する。また、
クライアント装置は、データベースに格納された情報
を、ホスト装置を介して読み出し、その情報を外部から
の入力に基づいて編集することもできる。そして、クラ
イアント装置で編集された情報は、ホスト装置を介して
データベースに格納された情報に反映させる。
ドのそれぞれで、部品が属する部品集合体の指定を受け
付けると、モードを識別するモード識別情報とそのモー
ドで部品が属する部品集合体を特定する集合体特定情報
を関連付けて格納することを特徴とする。このようにし
て、モード毎に部品の集合体特定情報を格納した後、出
力すべき情報のモードの指定を外部から受け付けたとき
には、格納された情報に基づき、指定されたモードに対
応したモード識別情報が関連付けられた集合体特定情報
を抽出する。そして、抽出された集合体特定情報に基づ
き、部品集合体を構成する部品の関係を示すツリー図を
表示させる。このようにして、同一の製品に対し、これ
を構成する部品集合体と部品の関係を示すツリー図を複
数のモードで表示させることができる。
コンピュータ読み取り可能な記録媒体としても捉えるこ
とができる。この場合、部品構成管理データは、記録媒
体に形成される管理ファイルに記録され、この管理ファ
イルは、製品を構成する部品と個々の部品が属する部品
集合体とを関連付ける属性情報を記録した属性情報領域
と、属性情報のそれぞれが有効となるモードを示すモー
ド情報を記録したモード情報領域と、を有する。そし
て、モード情報は、部品集合体に対する部品の組織構成
を複数のモードのうちの特定のモードで表示するため、
特定のモードが指定されたときにそのモードで有効とな
る属性情報を指すものである。これにより、コンピュー
タが記録媒体からこのような部品構成管理データを読み
取り、外部からの入力によって特定のモードが指定され
ると、このコンピュータは、モード情報領域のモード情
報を参照し、指定されたモードで有効な属性情報を特定
することができる。そして、特定された属性情報の内
容、すなわち部品と、その部品が関連付けられた部品集
合体の情報を得て、その情報に基づき、製品を構成する
部品の組織図を形成することが可能となる。
プログラムとして捉えることもでき、このプログラムで
は、データベースから部品集合体を構成する部品の組織
図を複数のモードで形成するための情報をデータベース
から読み出し、読み出した情報から、特定のモードに対
応する組織図の情報を抽出して出力する。このとき、情
報を読み出す処理では、モードを識別するモード識別情
報とそのモードにて部品が属する部品集合体を特定する
集合体特定情報を読み出し、情報を抽出して出力する処
理では、指定されたモードに対応したモード識別情報が
関連付けられた集合体特定情報を抽出することもでき
る。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態における製品構成情報管理システムの構成を説明
するための図である。この図1に示すように、製品構成
情報管理システムは、データベース(情報格納部)10を
有したサーバ(情報出力装置、ホスト装置、コンピュー
タ、コンピュータ装置)11と、このサーバ11に対
し、LANやインターネット等のネットワークを介して
接続可能な複数のクライアント(情報表示装置、クライ
アント装置)20からなる。
イアント20と通信する通信部12、データベース10
に対するデータの入出力を制御する入出力制御部(イメ
ージ出力制御部)13を有している。このサーバ11
は、各クライアント20からの要求に応じ、データベー
ス10にデータを格納(入力)したり、データベース10
に格納されているデータに基づく出力を行う。
てサーバ11と通信する通信部21、ユーザが所望のデ
ータの入出力等を行うための操作を行うキーボードやマ
ウス等からなる入力部(指定受付手段)22、データベー
ス10から転送されたデータを一時的に格納するメモリ
(格納手段)23、メモリ23に格納されたデータに基づ
いた出力を行う表示部(表示手段)24、を備えている。
ここで、本実施の形態において、このようなクライアン
ト20は、設計部門、生産部門、保守管理部門のそれぞ
れに割り当てられており、以下の説明では、設計部門の
クライアント20E、生産部門のクライアント20P、
保守管理部門のクライアント20Sと適宜称するものと
する。
ステムでは、設計部門にて製品を設計する際、設計部門
のクライアント20Eの入力部22にて、製品(部品集
合体、要素集合体)を構成する全ての部品(構成要素)に
関する情報を入力する。図2は、このようにして入力す
る情報を示すテーブル(グラフデータ、部品構成管理デ
ータ)の一例である。このテーブルは、データベース1
0に形成される管理ファイルに記録され、入出力制御部
13によってそのテーブルに含まれる情報が管理され
る。設計部門のクライアント20Eにて入力する情報と
しては、まず、製品を構成する部品の名称、個数の他、
個々の部品に付与された部品番号がある。さらに、製品
を構成するにあたり、部品の相互関係(上下関係)を示す
情報(属性情報、集合体特定情報)として、その部品が属
する部品(あるいは製品)を示す親部品(の部品番号)、そ
の部品が属するレベルの情報も管理ファイルの属性情報
領域に記録される。ここで、部品が属するレベルとは、
製品のレベルを“0”としたときに、部品が属する階層
を“1”、“2”、“3”等のレベル情報で示すもので
ある。すなわち、製品を構成する部品やアセンブリをレ
ベル“1”とすると、レベル“1”の部品やアセンブリ
を構成する部品をレベル“2”、レベル“2”の部品や
アセンブリを構成する部品をレベル“3”、というよう
に設定し、そのレベル情報に基づいて、製品の部品構成
を示すため、各部品の階層構成をツリー状のイメージで
ある組織図にて示す。
生産部門、保守管理部門のそれぞれで情報を引き出すと
きに用いるインデックス情報(モード識別情報、モード
情報)としてのEPS区分が、テーブルの管理ファイル
のモード情報領域に記録される。すなわち、設計部門で
用いる部品の情報であれば“E”、生産部門で用いる部
品の情報であれば“P”、保守管理部門で用いる部品の
情報であれば“S”を、インデックス情報として付与す
るのである。このEPS区分は、設計部門のクライアン
ト20E、生産部門のクライアント20P、保守管理部
門のクライアント20Sのそれぞれでテーブル情報を作
成・編集する際に設定することができる。図2に示した
テーブルでは、まず設計部門の立場で全ての部品を列挙
した状態であり、未だ生産部門や保守管理部門の立場で
の情報が盛り込まれていないため、全ての部品に対し、
“E”、“P”、“S”のインデックス情報が仮に付与
されている。
ーブルは、エンジンユニットX001の部品構成を示す
もので、シリンダブロックA101、シリンダヘッドB
201、オイルパンC301、ピストンD401、クラ
ンクE501、セルモータアセンブリ(図中ではAss
yと表記)F601は、エンジンユニットX001を親
部品とするレベル“1”の部品とされている。ピストン
リングA・D411およびピストンリングB・D412
は、計4個あるピストンD401のそれぞれに取り付け
られるものなので、ピストンD401を親部品とするレ
ベル“2”の部品とされている。
アント20Eにおける操作によってテーブルに入力され
た情報は、通信部21からネットワークを介し、サーバ
11の通信部12で受信される。するとサーバ11の入
出力制御部13では、受信した情報をデータベース10
に格納する。
者が、生産工程での生産性や部品調達等を考慮し、その
時点で図2のような状態となっているテーブルに対し、
入力部22からの入力によって情報の追加・変更を行
う。例えば、設計部門で作成したテーブルに記載された
部品のうち、複数の部品を組み立ててアセンブリとして
おくような場合には、アセンブリ自体の情報をテーブル
に追加するとともに、このアセンブリとアセンブリを構
成する部品との関係の情報をテーブルに盛り込むのであ
る。
ブルに対し、生産部門の立場からの情報の追加・変更を
行ったものである(変更部分が着色してある)。本実施の
形態では、ピストンD401、ピストンリングA・D4
11、ピストンリングB・D412とから構成されるピ
ストンアセンブリP401を予め組み立てておき、これ
をエンジンユニットX001の生産工程で用いるように
なっている。このとき、生産部門で用いるために新たに
設定した部品、この場合にはピストンアセンブリP40
1に対しては、新たに発生させた部品番号が付与され
る。このとき、同じ部品(この場合はピストンD40
1、ピストンリングA・D411、ピストンリングB・
D412)であっても、親部品あるいは子部品に変更が
生じた場合は、その部品の情報(を記載したテーブルの
行)を新たに追加する。そして、このピストンアセンブ
リP401に関する情報として、その親部品の部品番号
(この場合はエンジンユニットX001)、部品の属する
レベル等が盛り込まれる。また、ピストンアセンブリP
401を構成するピストンD401、ピストンリングA
・D411、ピストンリングB・D412については、
その親となるピストンアセンブリP401の部品番号、
アセンブリ化による変更されるレベルの情報等が盛り込
まれる。
変更元の部品には、前記したように、設計部門でEPS
区分が仮に付与されているため、その修正を行う。図3
に示した例では、ピストンアセンブリP401を新たに
設けることにより、ピストンD401、ピストンリング
A・D411、ピストンリングB・D412が追加・変
更の対象となっている。生産部門で用いるピストンアセ
ンブリP401を構成するピストンD401、ピストン
リングA・D411、ピストンリングB・D412、つ
まり親部品がピストンアセンブリP401となっている
ピストンD401、ピストンリングA・D411、ピス
トンリングB・D412に対しては、EPS区分に
“P”を付与する(図3中、符号(1)の部分)。これに伴
ない、変更元となる部品であるピストンD401、ピス
トンリングA・D411、ピストンリングB・D412
に対し、設計部門でテーブルを作成した際に仮に付与し
たEPS区分から“P”を削除する(図3中、符号(2)
の部分)。なお、このようにしてEPS区分の修正を行
った際、“E”、“P”、“S”のいずれかが残ってい
る限り、その部品の情報(が記載されたテーブルの行)を
削除することは行わない。
アント20Pにおける操作によってテーブルに入力され
た情報は、通信部21からネットワークを介し、サーバ
11の通信部12で受信される。するとサーバ11の入
出力制御部13では、受信した情報をデータベース10
に格納し、元の情報に上書きする。
では、担当者が、製品出荷後にメーカ側あるいはユーザ
側で製品の保守管理を行うときの作業性、コスト、製品
の機能維持等の面を考慮し、その時点で図3のような状
態となっているテーブルに対し、入力部22からの入力
によって情報の追加・変更を行う。例えば、複数の部品
を組み立ててアセンブリとして供給する場合には、アセ
ンブリ自体の情報をテーブルに追加する。また、部品の
機能上、複数の部品を同時に交換するような場合は、そ
れら複数の部品を予めセットにして供給することがあ
り、これら複数の部品をセットとした情報を追加する。
このとき、アセンブリやセットを構成する部品を単体で
供給するケースもあるため、このような場合には部品単
体の情報もテーブルに設定しておく必要がある。
ブルに対し、保守管理部門の立場からの情報の追加・変
更を行ったものである(変更部分が着色してある)。本実
施の形態では、ピストンD401、ピストンリングA・
D411、ピストンリングB・D412からなるセット
として構成されるピストンキットS401を設定してい
る。さらに、ピストンリングA・D411、ピストンリ
ングB・D412からなるセットとしてピストンリング
セットS402が設定されており、ピストンキットS4
01は、このピストンリングセットS402をピストン
D401に組み合わせた設定となっている。また、セル
モータアセンブリF601は、本実施の形態では、設計
段階、生産段階では、予めセルモータメーカ等によって
製造された製品をそのまま購入している(図4のテーブ
ル中、“購入品”という表記がこれを示している)。し
かし、保守管理を行う際には、セルモータの機能を維持
するうえで、セルモータアセンブリF601を構成する
ブラシS602のみを交換すれば良いこともある。これ
に伴ない、セルモータアセンブリF601だけでなく、
これを構成するセルモータS601、ブラシS602に
ついても、保守用の部品としての設定がなされている。
ストンD401、ピストンリングA・D411、ピスト
ンリングB・D412、ピストンキットS401、ピス
トンリングセットS402、セルモータアセンブリF6
01、セルモータS601、ブラシS602のそれぞれ
について、その親部品の部品番号、部品の属するレベル
等の情報が盛り込まれる。さらに、情報の追加・変更の
対象となった変更元の部品には、設計部門で仮に付与さ
れたEPS区分の修正を行う。図4に示した例では、保
守管理部門用に設定を変更したピストンD401、ピス
トンリングA・D411、ピストンリングB・D41
2、ピストンキットS401、ピストンリングセットS
402、セルモータアセンブリF601、セルモータS
601、ブラシS602に対しては、EPS区分に
“S”を付与する(図4中、符号(3)の部分)。これに伴
ない、変更元となる部品であるピストンD401、ピス
トンリングA・D411、ピストンリングB・D41
2、セルモータアセンブリF601に対して、設計部門
でテーブルを作成した際に仮に付与したEPS区分から
“S”を削除する(図4中、符号(4)の部分)。
ライアント20Sにおける操作によってテーブルに入力
された情報は、通信部21からネットワークを介し、サ
ーバ11の通信部12で受信される。するとサーバ11
の入出力制御部13では、受信した情報をデータベース
10に格納し、元の情報に上書きする。
アント20E、生産部門のクライアント20P、保守管
理部門のクライアント20Sによって作成・変更された
結果のテーブルを示している。このテーブルに基づき、
クライアント20(設計部門のクライアント20E、生
産部門のクライアント20P、保守管理部門のクライア
ント20Sのいずれでもよいし、あるいはさらに他のク
ライアント20でも良い)では、設計部門、生産部門、
保守管理部門の中から、任意の部門を選択して、その部
門の立場における部品構成図を以下のようにして出力さ
せることができる。
た各部品には、“E”、“P”、“S”のうち、少なく
ともいずれか一つのEPS区分が付与されている。クラ
イアント20の入力部22にて所定の操作を行い、設計
部門、生産部門、保守管理部門のいずれかの表示モード
(組織形態、モード、組織構成)を指定すると、クライア
ント20では、ネットワークを介してサーバ11に対
し、指定された表示モードに対応した部品構成図(ツリ
ー図)を表示するためのデータの出力を要求する。サー
バ11は、入出力制御部13がデータベース10に格納
されている情報に基づき、部品構成図を表示させるため
のデータを生成する。これには、クライアント20側で
指定された設計部門、生産部門、保守管理部門のいずれ
かの表示モードに対応するEPS区分が付与されている
部品の情報を抽出するのである。例えばクライアント側
で設計部門が指定されたのであれば、EPS区分に
“E”が付与されている部品の情報を抽出する。する
と、抽出された各部品の情報には、親部品の部品番号、
その部品が属するレベルの情報が含まれているので、こ
の情報に基づき、クライアント20側で部品構成図を表
示させるためのデータを生成する。このようにして入出
力制御部13で生成されたデータは、通信部12からネ
ットワークを介してクライアント20に送信される。
ト20では、表示部24にて、データに基づいて形成さ
れる部品構成図を表示する。すなわち、前記抽出された
部品の情報からまず、レベル“0”に相当する製品に対
し、次のレベル“1”の部品をリンクさせて描画する。
次いで、レベル“1”の部品のそれぞれを親部品とする
レベル“2”の部品をリンクさせて描画する。この後
は、このような作業を順次下層のレベルに対して繰り返
すことにより、製品の部品構成をツリー状に示す部品構
成図を表示部24に表示させることができる。
部品構成図の一例を示すものである。図6は、設計部門
が指定された場合に表示部24に表示される部品構成図
の例であり、製品であるエンジンユニットX001に対
し、レベル“1”のシリンダブロックA101、シリン
ダヘッドB201、オイルパンC301、ピストンD4
01、クランクE501、セルモータアセンブリF60
1がリンクして表示されている。さらに、ピストンD4
01に対しては、レベル“2”のピストンリングA・D
411、ピストンリングB・D412がリンクして表示
される。
に表示部24に表示される部品構成図の例であり、図5
に示したテーブルからEPS区分として“P”が付与さ
れている部品を抽出して表示される。この部品構成図で
は、製品であるエンジンユニットX001に対し、レベ
ル“1”のシリンダブロックA101、シリンダヘッド
B201、オイルパンC301、ピストンアセンブリP
401、クランクE501、セルモータアセンブリF6
01がリンクして表示されている。さらに、ピストンア
センブリP401に対しては、これを構成するレベル
“2”のピストンD401、ピストンリングA・D41
1、ピストンリングB・D412がリンクして表示され
る。
表示部24に表示される部品構成図の例であり、図5に
示したテーブルからEPS区分として“S”が付与され
ている部品を抽出して表示される。この部品構成図で
は、製品であるエンジンユニットX001に対し、レベ
ル“1”のシリンダブロックA101、シリンダヘッド
B201、オイルパンC301、ピストンキットS40
1、クランクE501、セルモータアセンブリF601
がリンクして表示されている。さらに、ピストンキット
S401に対しては、これを構成するレベル“2”のピ
ストンD401、ピストンリングセットS402がリン
クして表示され、ピストンリングセットS402には、
レベル“3”のピストンリングA・D411、ピストン
リングB・D412がリンクして表示される。また、レ
ベル“1”のセルモータアセンブリF601には、これ
を構成するレベル“2”のセルモータS601とブラシ
S602がリンクして表示される。
れることが多々ある。このような設計変更は、テーブル
の情報にも反映する必要がある。ここで、製品を構成す
るある部品を設計変更した場合、設計変更前の部品と設
計変更後の部品における切換時期の管理が、特に生産部
門では重要であり、また製品の管理上、その切換時期の
情報をテーブルで保持している必要がある。さらに、設
計変更に伴なう部品の切換は、その生産の準備や、保守
部品としての供給等の面で、時期が、設計部門、生産部
門、保守管理部門でずれることが多い。このため、設計
変更時には、対象となる部品に対し、設計部門、生産部
門、保守管理部門のそれぞれにおける切換時期の情報
を、変更手段としての入力部22での入力によってテー
ブルに盛り込む。ここでは、設計変更前の部品が有効な
期間を、テーブル中に設けた“To”フィールドに設定
し、設計変更後の部品が有効となる期間の開始時期を
“From”フィールドに設定する。さらに、この製品
構成情報管理システムで保持しているカレンダー機能
と、“To”フィールドおよび“From”フィールド
の情報とに基づき、その時点で、各部品が有効であるか
否かを“有効”、“無効”で示す“状態フラグ”を設定
する。
を盛り込んだテーブルの一例である。例えば、ピストン
リングA・D411を設計変更する場合、設計変更後の
ピストンリングAに対し、新たな部品番号D413を付
与し、これをテーブルに追加する。そして、設計変更前
のピストンリングA・D411と、設計変更後のピスト
ンリングA・D413の切換時期について、設計部門、
生産部門、保守管理部門のそれぞれに対して設定する。
なおここで、設計変更の前後で部品番号を切り換えてい
るが、切換を行わずに同じ部品番号を維持し、他に部品
のバージョン情報等のフィールドを設けることで対応す
ることも可能である。なお、設計部門、生産部門、保守
管理部門における切換時期の設定は、一括して設定する
こともできるし、上記したテーブルへの情報の入力、追
加・変更と同様に、必要に応じて切換時期を変更するこ
と等も可能である。図5のテーブルの例では、現在日時
が2001年11月1日以降、2001年11月8日以
前であるときの表示状態を示しており、設計部門では既
に切換時期が過ぎているために、EPS区分として
“E”が付与されているピストンリングA・D411の
状態フラグは“無効”となっており、設計変更後のピス
トンリングA・D413が“有効”となっている。ま
た、生産部門および保守管理部門では、その生産の準備
や、保守部品としての供給等の面で、設計変更が反映さ
れる時期がずれていて、切換時期以前であるために、E
PS区分として“P”および“S”が付与されているピ
ストンリングA・D411の状態フラグは“有効”とな
っており、設計変更後のピストンリングA・D413が
“無効”となっている。
は、まず設計段階で、製品を構成する全ての部品の情報
をテーブルに盛り込んだ後、生産段階や保守管理段階で
の観点で、一部の部品をアセンブリやセットとする際
に、情報の追加や変更を行えばよい。つまり、設計段
階、生産段階、保守管理段階のそれぞれで個別に部品管
理のためのテーブルを作成する必要がなく、変更点のみ
の入力を行えば良いので、手間を大幅に削減することが
でき、開発や設計変更の迅速化を図ることが可能とな
る。加えて、部品の設計変更等が行われた場合、その部
品の切換時期も確実に管理することができるようになっ
ている。また、製品を構成する個々の部品に対し、EP
S区分をそれぞれ設定しているので、設計部門、生産部
門、保守管理部門のそれぞれの観点で必要な部品構成情
報(部品構成図)を容易に得ることができる。さらに、個
々の部品には、親子関係を示す情報およびレベルの情報
が付加されているので、これを元に製品の部品構成をツ
リー状に示す部品構成図を出力することができる。この
ようにして、上記製品構成情報管理システムによれば、
製品の部品構成の管理を一元化して効率良く行うことが
可能となるのである。
10に対するデータの入出力を行うサーバ11と、この
サーバ11に対しネットワークを介して接続するクライ
アント20からなる、いわゆるホストクライアントシス
テムを例に用いたが、1台のみのPCで、上記と同様の
製品構成情報管理を行うことも可能である。その場合、
テーブル(グラフデータ)のデータは、PCのハードディ
スクドライブ等の格納手段に格納される。また、設計部
門、生産部門、保守管理部門それぞれの立場での情報
を、それぞれ設計部門のクライアント20E、生産部門
のクライアント20P、保守管理部門のクライアント2
0Sで入力する構成としたが、例えば設計段階で、設計
者が、設計部門、生産部門、保守管理部門それぞれの観
点で情報を入力することも可能である。また、設計部
門、生産部門、保守管理部門のそれぞれ異なる担当者が
これらの情報を入力するにしても、設計部門のクライア
ント20E、生産部門のクライアント20P、保守管理
部門のクライアント20Sは実際には1台であっても良
い。さらに、上記実施の形態としては、設計部門、生産
部門、保守管理部門の3つの部門の観点で情報を入力
し、部品構成図を出力できる構成としたが、これに限る
ものではない。例えば生産部門をさらに複数の工程に分
割し、それぞれの工程に応じた情報を盛り込むことも可
能である。加えて、上記実施の形態において各部品に対
して付与した部品番号はあくまでも一例であり、適宜設
定されたルールでここの部品に対する部品番号を付与す
れば良いことは言うまでもない。また、図2から図5に
示したようなテーブルに盛り込む情報の項目は、図に示
した以外のものを追加しても何ら支障はない。加えて、
このような製品構成情報管理システムは、製品の設計シ
ステム、すなわち製品や部品の設計図のデータ等にリン
クさせるようなことももちろん可能である。加えて、上
記実施の形態では、対象となる製品の一例として、自動
車のエンジンユニットを一例に挙げたが、もちろんこれ
に限るものではなく、複数の部品からなる製品等であれ
ば上記と同様の構成を適用することができる。
成されたテーブルの情報に基づいて複数の観点での部品
構成図を出力する機能を実現するプログラムは、以下の
ような記録媒体、プログラム伝送装置の形態とすること
もできる。すなわち、記録媒体としては、コンピュータ
装置に実行させる上記したようなプログラムを、CD−
ROM、DVD、メモリ、ハードディスク等の記録媒体
に、コンピュータ装置が読み取り可能に記憶させれば良
い。また、プログラム伝送装置としては、上記したよう
なプログラムを記憶させたCD−ROM、DVD、メモ
リ、ハードディスク等の記録手段と、この記録手段から
当該プログラムを読み出し、当該プログラムを実行する
装置側に、コネクタ、あるいはインターネットやLAN
等のネットワークを介して当該プログラムをコンピュー
タ装置に転送する転送手段とを備える構成とすれば良
い。このようなプログラム伝送装置は、コンピュータ装
置に、上記したような処理を行うプログラムをインスト
ールする際に好適である。これ以外にも、本発明の主旨
を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨
選択したり、他の構成に適宜変更することが可能であ
る。
製品の部品構成管理等の効率化を図り、開発や設計変更
の迅速化を図ることが可能となる。
テムの構成を示す図である。
ある。
入力したテーブルの一例である。
報を入力したテーブルの一例である。
一例である。
る。
出力装置、ホスト装置、コンピュータ、コンピュータ装
置)、13…入出力制御部(イメージ出力制御部)、20
…クライアント(情報表示装置、クライアント装置)、2
0E…設計部門のクライアント、20P…生産部門のク
ライアント、20S…保守管理部門のクライアント、2
2…入力部(指定受付手段)、23…メモリ(格納手段)、
24…表示部(表示手段)
Claims (16)
- 【請求項1】 製品を構成する部品のそれぞれについて
複数の表示モードに対する属性情報を格納した情報格納
部と、 前記情報格納部に格納された属性情報に基づき、前記複
数の表示モードのうちの特定の表示モードにおける前記
製品の部品構成を示すイメージを出力させるイメージ出
力制御部と、を備えることを特徴とする情報出力装置。 - 【請求項2】 前記イメージ出力制御部は、前記製品の
部品構成をツリー状のイメージで出力させることを特徴
とする請求項1記載の情報出力装置。 - 【請求項3】 前記情報格納部は、前記部品毎に設定さ
れる、当該部品を含む複数の前記部品から構成される部
品集合体を特定する集合体特定情報を前記属性情報とし
て格納し、 前記イメージ出力制御部は、前記集合体特定情報に基づ
き、前記製品を構成する部品の階層構成を特定して前記
ツリー状のイメージを出力させることを特徴とする請求
項2記載の情報出力装置。 - 【請求項4】 前記情報格納部は、前記部品のそれぞれ
について、前記ツリー状のイメージにおけるレベルを示
すレベル情報をさらに格納し、 前記イメージ出力制御部は、前記レベル情報に基づき、
前記ツリー状のイメージを出力させることを特徴とする
請求項2記載の情報出力装置。 - 【請求項5】 複数の構成要素から構成される要素集合
体の情報を表示する情報表示装置であって、 前記要素集合体における前記構成要素の組織図を表示す
る表示手段と、 前記表示手段に表示する前記組織図の指定を外部からの
入力に基づいて受け付ける指定受付手段と、を備え、 前記表示手段は、同一の前記要素集合体において互いに
異なる複数の組織形態のそれぞれに対応した前記組織図
を表示するためのグラフデータに基づき、前記指定受付
手段で指定を受け付けた組織形態で前記組織図を表示す
ることを特徴とする情報表示装置。 - 【請求項6】 特定の組織形態の前記組織図を変更する
ため前記グラフデータの変更手段をさらに備えることを
特徴とする請求項5記載の情報表示装置。 - 【請求項7】 前記グラフデータは、複数の表示モード
のそれぞれで、前記要素集合体を構成する複数の前記構
成要素を特定する情報を含むことを特徴とする請求項5
記載の情報表示装置。 - 【請求項8】 前記グラフデータの格納手段をさらに備
えることを特徴とする請求項5記載の情報表示装置。 - 【請求項9】 データベースに対するデータの入出力を
制御するホスト装置と、当該ホスト装置にネットワーク
を介してアクセス可能なクライアント装置とからなる情
報管理システムであって、 前記データベースは、部品集合体を構成する複数の部品
の組織図を複数のモードで形成するための情報を格納
し、 前記クライアント装置は、前記組織図のモードの指定を
受け付けるとともに、指定されたモードに対応した情報
を前記ホスト装置に要求し、当該要求に対して当該ホス
ト装置から転送された情報に基づいて、前記指定された
モードでの部品の組織図を出力することを特徴とする情
報管理システム。 - 【請求項10】 前記データベースは、前記部品が属す
る部品集合体を特定する集合体特定情報および当該集合
体特定情報が有効となるモードを特定するインデックス
情報を関連付けて格納し、 前記ホスト装置は、前記クライアント装置の要求に応
じ、指定されたモードで有効となる前記集合体特定情報
を前記インデックス情報に基づいて抽出して当該クライ
アント装置に転送し、 前記クライアント装置は、前記集合体特定情報に基づい
て前記部品が属する部品集合体を特定することによっ
て、前記指定されたモードでの前記組織図を出力するこ
とを特徴とする請求項9記載の情報管理システム。 - 【請求項11】 前記クライアント装置は、前記データ
ベースに格納された情報を前記ホスト装置を介して読み
出し、当該情報を外部からの入力に基づいて編集し、編
集された当該情報を前記ホスト装置を介して前記データ
ベースに格納された情報に反映させることを特徴とする
請求項9記載の情報管理システム。 - 【請求項12】 情報管理装置における情報管理方法で
あって、 前記情報管理装置が、部品集合体を構成する部品につい
て、複数のモードのそれぞれで、当該部品が属する部品
集合体の指定を受け付けるステップと、 前記モードを識別するモード識別情報と当該モードにて
前記部品が属する前記部品集合体を特定する集合体特定
情報を関連付けて格納するステップと、を有することを
特徴とする情報管理方法。 - 【請求項13】 出力すべき情報のモードの指定を受け
付けるステップと、 格納された前記情報に基づき、指定されたモードに対応
したモード識別情報が関連付けられた集合体特定情報を
抽出するステップと、 抽出された前記集合体特定情報に基づき、当該部品集合
体を構成する前記部品の関係を示すツリー図を表示させ
るステップと、をさらに有することを特徴とする請求項
12記載の情報管理方法。 - 【請求項14】 部品構成管理データを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記部品構成管理データは、前記記録媒体に形成される
管理ファイルに記録され、 前記管理ファイルは、製品を構成するそれぞれの部品と
当該部品が属する部品集合体とを関連付ける属性情報を
記録した属性情報領域と、 前記属性情報のそれぞれが有効となるモードを示すモー
ド情報を記録したモード情報領域と、を有し、 前記モード情報は、前記部品集合体に対する前記部品の
組織構成を複数のモードのうちの特定のモードで表示す
るために当該特定のモードが指定されたとき、当該特定
のモードで有効な前記属性情報を指すものであることを
特徴とする部品構成管理データを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項15】 部品集合体を構成する部品の組織図を
複数のモードで形成するための情報を格納したデータベ
ースを制御するコンピュータ装置に実行させるプログラ
ムであって、 前記データベースから前記情報を読み出す処理と、 読み出した前記情報から、特定のモードに対応する組織
図の情報を抽出して出力する処理と、を前記コンピュー
タ装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 【請求項16】 前記情報を読み出す処理では、前記情
報として、前記モードを識別するモード識別情報と当該
モードにて前記部品が属する前記部品集合体を特定する
集合体特定情報を読み出し、 前記情報を抽出して出力する処理では、指定されたモー
ドに対応したモード識別情報が関連付けられた集合体特
定情報を抽出することを特徴とする請求項15記載のプ
ログラム。
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