JP2005293218A - 補修部品の部品構成管理システム - Google Patents

補修部品の部品構成管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005293218A
JP2005293218A JP2004107197A JP2004107197A JP2005293218A JP 2005293218 A JP2005293218 A JP 2005293218A JP 2004107197 A JP2004107197 A JP 2004107197A JP 2004107197 A JP2004107197 A JP 2004107197A JP 2005293218 A JP2005293218 A JP 2005293218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
product
information
database
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004107197A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Itano
睦夫 板野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004107197A priority Critical patent/JP2005293218A/ja
Priority to US11/092,649 priority patent/US20050222700A1/en
Priority to GBGB0506554.5A priority patent/GB0506554D0/en
Publication of JP2005293218A publication Critical patent/JP2005293218A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

【課題】 多数の部品からなる製品の部品構成を管理する。
【解決手段】 製品を構成する部品を、製品に対応する部品の一覧表を格納するデータベースと、部品の相互間の階層関係を表すデータベースとを記憶するサーバにより管理する。部品の設計変更・打ち切りなどが発生すると、サーバはその部品の情報を収集し、その部品が用いられる製品を検索する。そして、その製品の部品構成のうち、変更された部品に関する部分の部品構成を作成して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、補修部品の部品構成を管理するシステムに関する。
自動車、二輪車、汎用機(発電機、耕運機、船外機、芝刈機などエンジンが用いられる製品)に例示される機械製品は、複雑に組み合わされた非常に多数の部品から構成されている。機械製品を製造するメーカは多種類の機械製品の各々に使用される部品の情報を管理している。しかも、こうした製品は量産が打ち切られた後にもきわめて多種類の補修部品を供給できる体制を整えておかなければならない。
製品の種類と仕様とに基づいて、複数の製品のバリエーションとしての複数の製品バリエーションと製品と仕様に関わる複数の装備とを関連付ける製品バリエーション表を計算する製品バリエーション計算部と、複数の装備のうち、部品の仕様の差を決める複数の装備としての複数の仕様差装備と部品に基づいて、複数の仕様差装備の各々の組合せとしての仕様差装備バリエーションと仕様差装備と部品とを関連付けた部品特性表を計算する部品適用部と、仕様差装備バリエーションと製品バリエーションとに基づいて、仕様差装備バリエーションを含む製品バリエーションとしての抽出製品バリエーションと部品とを関連付けた部品表を計算する部品表計算部とを具備する装備適用計算システムが知られている(特許文献1参照)。
各仕様製品の各機種を構成しかつ少なくとも1つの各機種で使用可能となる複数のユニットに分割して登録し、これらユニットの下層に当該ユニットを構成する少なくとも一つの部品を登録し、製品の受注を受けると、この受注内容に応じてユニットを選択し組み合わせて製品の部品モデル表を作成する部品管理方法が知られている(特許文献2参照)。
特開2003−296376号公報 特開2003−228408号公報
階層的な包含関係を有する多数の部品を管理する方法として、図19に示すように関係木構造200のデータベースを用いて管理する方法が考えられる。製品202は、複数のL1部品(レベル1部品)204により構成されている。L1部品204の各々は、L2部品(レベル2部品)206により構成されている。L2部品はL3部品(レベル3部品)208により構成されている。ある製品Aについて、その部品は関係木構造200により表現される。他の製品Bについて、その部品は製品Aと要素が違う関係木構造200により表現される。
こうした関係木構造200により表現される部品に設計変更が加えられ、あるいは部品の生産が打ち切られる場合、以下の場合に応じて異なる管理が求められる。
(1)部品の設計図が変更される場合
部品は、設計者により異なる形状又は異なる素材に設計変更されることがある。設計変更によって発生する部品の複数のバージョンは、設変部番(設計変更部品番号)により管理される。
(2)組合せの変化による設計変更の場合
部品は、関係木構造200に示される組合せが変更されることにより設計変更されることがある。例えば、あるL1部品204を構成するために用いられていたL2部品が違うL2部品によって置き換えられる。あるいはL2部品だった部品がL1部品として管理されるようになる。この場合、最小単位の部品は物理的にまったく変化しておらず、その組合せが変化している。
(3)製品により設変進行が異なる場合
特定の種類の部品は、種類が異なる複数の製品に用いられることがある。その場合、その特定種類の部品に対して、製品の違いに応じて上述した(1)あるいは(2)の設計変更が異なる場合がある。例えば製品Aに対しては、ある部品Xのバージョンaが用いられ、製品Bに対しては、同じ部品Xの違うバージョンbが用いられることがある。
(4)量産用の部品と補修部品とが異なる場合
製品を工場で量産するために使用される部品と、補修用に販売される部品とで構成が異なる場合がある。
(1)、(2)、(3)、及び(4)の場合が混在することにより、部品の管理、特に設計変更の管理は複雑になる。関係木構造200を用いた部品構成の管理は、設計変更の発生に応答して関係木構造200の全体をその都度、設計変更のバージョンまで含めた部品構成を完全に反映するものにすることにより行われる。こうした管理は、部品の種類や設計変更のバージョンが非常に多い製品では、非常に多くの計算時間とメモリを用いて行われる。
部品の管理は、部品の設計変更を行う部門、部品の構成に関する情報を管理する部門など複数の部門で行われる。部品の設計変更を関係木構造で完全に管理することは、ある部門が管理に必要とする管理番号と他の部門が管理に必要とする管理番号とを包含した部門横断的な管理番号により実現される。こうした管理は、部門ごとに独自の管理番号が設定される場合に対して、著しく複雑になる。
さらに、自動車、二輪車、汎用機などのある種類の製品の量産が終了した場合、その製品に使用されている部品のうち、量産されている他の製品にも共通して使用されている部品は、それ以後も量産が続けられるため、入手は容易である。他方、ある種類の製品の量産が終了した場合、その製品にのみ使用されていた部品は、調達が容易でなくなり、しかも価格も異なる場合がある。そのため、量産が打ち切られた部品を補修部品として調達する手順、及び価格を管理する技術が求められている。
しかも、自動車・二輪車などの部品は、自社工場で製造されるもの、多数のメーカーにより順次加工されるものなど、さまざまに異なる工程を経て製造されるため、量産が終了された後に補修部品を確実に入手できるように管理しておくことは困難である。
本発明の目的は、製品に適用される補修部品の管理を容易にするシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、製品の量産が終了した後に補修部品を調達する方法の管理を容易にするシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、部品の量産が終了したときにその部品に関連する部品をその後も入手する方法を容易に確保するシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、補修部品に用いられている部品に対して設計変更が加えられたとき、その設計変更の情報を補修部品の情報に自動的に反映させるシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、同一シリーズでバージョンの違う部品の各々が異なる種類の製品に適用されるとき、そのバージョンの違いも含めて適切な補修部品の調達を可能にするシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、補修用部品の管理・調達業務を少ない労力で短時間で行うことを可能にするシステムを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による部品構成管理システム(1)は、部品管理サーバ(20)と、通信ネットワーク(3)を介して部品管理サーバ(20)に接続された部品構成情報作成サーバ(30)とを備えている。
部品管理サーバ(20)は、量産される製品の種類を特定する製品ID(102)と製品に使用される部品の種類を特定する部品ID(104、106)とを対応づける部品管理データベース(82、84)を備えている。部品管理データベース(82、84)は、大きい構成要素からより小さい構成要素へと階層関係をなす部品の部品ID(104、106)を、当該階層関係と共に格納している。
部品構成管理システム(1)は更に、量産が打ち切られる製品を特定する製品IDである打切製品ID(107)を格納する打切製品情報データベース(99)と、量産が打ち切られる部品を特定する部品IDである打切部品IDを格納する打切部品情報データベース(97)と、部品ID(110)と部品IDにより特定される部品を調達する手順を記述した調達手順情報(114)とを対応づけて格納する調達データベース(94)と、部品ID(110)と部品IDにより特定される部品の量産が中止された後における部品の単価を示す単価情報(111)とを対応づけて格納する単価データベース(92)とを備えている。
部品構成情報作成サーバ(30)は更に、部品管理サーバ(20)より打切製品情報データベース(99)に格納された打切製品ID(107)を収集する製品打切情報収集部(52)と、製品打切情報収集部(52)が打切製品ID(107)を収集したとき、部品管理データベース(82、84)において打切製品ID(107)に対応するすべての階層の部品の部品IDを使用部品IDとして抽出する使用部品抽出部(58、60)と、使用部品抽出部(58、60)が使用部品IDを抽出したとき、使用部品IDのうち、打切部品情報データベース(97)における打切部品IDと照合して一致するものを打切使用部品IDとして抽出する打切使用部品抽出部(70)とを備えている。
部品構成情報作成サーバ(30)は更に、打切使用部品抽出部(70)が打切使用部品IDを抽出したとき、調達データベース(94)において打切使用部品IDに対応する調達手順情報(114)を打切使用部品調達手段情報として抽出する調達手順情報抽出部(71)と、打切使用部品抽出部(70)が打切使用部品IDを抽出したとき、単価データベース(92)において打切使用部品IDに対応する単価情報(111)を打切使用部品単価情報として抽出する単価情報抽出部(64、66)と、打切使用部品ID(122)と、打切使用部品調達手段情報(124)と、打切使用部品単価情報(126)とを対応づけて格納する部品支給構成管理データベース(120)と、部品支給構成管理データベース(120)を検索可能な入出力装置(34、35)とを備えている。
製品または部品の量産が打ち切られた場合、打ち切られた製品・部品に関しても補修用の部品の販売を続けていく必要がある。特に自動車、二輪車の場合は長期間、補修用の部品を供給することが求められる。製品の量産が打ち切られると、ある場合には、その製品に用いられていたある種の部品は他の製品にも使用されているために自社工場で容易に入手できる。他の場合には、その製品を外部の工場に発注する必要が生じる。さらに他の場合には、自社工場で製造するが、製造のための原材料の手配などがその都度必要になる場合がある。
このように、量産打ち切り後の補修部品の確保にはさまざまな要因が介在しており難しい。本発明の部品構成管理システムによれば、製品または部品の量産が打ち切られた場合、その後で量産が打ち切られた補修用部品を入手する手順が容易に作成される。特に自動車、二輪車のように、部品点数が極めて多く、かつ補修部品を長期に渡って供給する必要がある製品の場合には、こうしたシステムは有用性が高い。
部品管理サーバにより、部品の設計図、部品の相互の互換性、部品を手配する方法などの情報を管理する業務部門により使用される。補修部品を手配する部門は、部品管理サーバを適宜参照しながら、製品を組み立てるのに必要な部品と手順とを調べる業務部門により使用される。
本発明による部品構成管理システム(1)において、部品管理サーバ(20)は、製品の構成部分であるセクションを特定するセクションID(108)と、セクションID(108)により特定されるセクションに使用され部品管理データベース(82、84)において最上位の階層にある部品を特定する部品ID(110)とを対応づけて格納するセクションデータベース(86)を備えている。使用部品抽出部(58、60)は、部品管理データベース(82、84)を用いて、すべての使用部品IDをセクションの区分に従って抽出する。
セクションは、例えばトランスミッションの場合、トランスミッションケース、クラッチ(ロー、セカンド、サード)、メインシャフトなど、部品を販売するための管理において用いられる部品のグループである。こうした部品構成管理システムによれば、部品に関する情報が更新されたとき、その部品に係るセクションの構成情報が容易に作成される。
本発明による部品構成管理システム(1)は更に、設計変更情報作成サーバ(40)を備えている。部品管理サーバ(20)は、部品ID(110)と部品IDにより特定される部品に施された設計変更に関する情報である設計変更情報(109)とを対応づけて格納する設計変更データベース(100)を備えている。設計変更情報作成サーバ(40)は、設計変更データベース(100)より部品ID(110)と設計変更情報(109)とを収集する設変情報収集部(132)と、設変情報収集部(132)により収集された部品である設変部品が適用される製品である設変製品を特定する設変製品IDを部品管理データベースにより検索する設変製品検索部(134)と、部品管理データベース(82、84)において設変製品に対応し階層関係のすべての階層の部品を設変製品使用部品として抽出し、抽出された設変製品使用部品と部品支給構成管理データベース(120)に格納された使用部品とを照合して異なる部分を示す変化部品リストを生成し出力する変化部品リスト作成部(138)とを備えている。
こうした部品構成管理システムによれば、補修用の部品に使用されていた部品に対して設計変更が行われたとき、補修用の部品がその設計変更を反映することが容易である。部品構成管理システムのオペレーターは、変化部品リストを参照して、補修用の部品に設計変更後の部品を適用すべきか設計変更前の部品を適用するかを判断することにより、顧客満足度の高い(コストが低い・品質が高い・納期が短いなど)補修用部品を迅速に選択できる。
こうした部品構成管理システムによれば、部品に関する情報が更新されたとき、製品にかかる部品のコストを計算することが容易である。更に、セクション又は第1階層部品にかかる部品のコストを計算することも容易である。
部品のコストは、法的なルールにより製品の量産中と量産後とで異なる場合がある。こうした部品構成管理システムによれば、そうしたコストの違いを組み込んだ部品・製品のコスト又は価格の計算が容易である。
異なる箇所の抽出は、定期的に、例えば1日に1回行われることが好ましい。こうした部品構成管理システムによれば、部品構成が変化したほぼリアルタイムで把握される。これは、設計変更への対応を自動化することによる大きなメリットである。
本発明による部品構成管理システム(1)において、部品管理サーバ(20)は更に、製品ID(102)と製品が属する製品カテゴリを示すカテゴリ情報(103)とを対応づけて格納するカテゴリデータベース(98)を備えている。設計変更データベース(100)は部品ID(110)と部品IDに特定される部品に設計変更が施される製品カテゴリ(103)とを対応づけて格納している。変化部品リスト作成部(138)は、製品カテゴリ(103)の区分に応じて変化部品リストを出力する。
カテゴリは、例えば2輪車・4輪車・汎用機の区別、試作タイプ・量産タイプの区別、エンジン・フレームの区別を表す。こうした部品構成管理システムによれば、例えばある部品が2輪車と4輪車とで共通に使用され、設計変更において2輪車と4輪車とでその部品の異なるバージョンが使用される場合、その使用に合わせた部品の構成情報を作成することが容易である。
自動車、二輪車、汎用機などの複雑な機械製品は、部品を様々な会社や部門に手配して入手する。そのため、各々の部品に対応して、手配先と手配の手順を示す手配情報が管理されることが好ましい。本発明の部品構成管理システムによれば、部品の設計変更や部品・製品の生産の打ち切りがあった場合に、手配情報を適切なものに更新することができる。
車両は構成する部品の点数が多く、長期にわたって使用され、設計変更又は部品の生産打ち切りが発生することが多い。特に、エンジン又はトランスミッションの部品管理は複雑な処理が求められる。本発明の部品構成管理システムは、そうした複雑な部品構成の管理業務を容易にする。
本発明によれば、製品に適用される補修部品の管理を容易にするシステムが提供される。
さらに本発明によれば、製品の量産が終了した後に補修部品を調達する方法の管理を容易にするシステムが提供される。
さらに本発明によれば、部品の量産が終了したときにその部品に関連する部品をその後も入手する方法を容易に確保するシステムが提供される。
さらに本発明によれば、補修部品に用いられている部品に対して設計変更が加えられたとき、その設計変更の情報を補修部品の情報に自動的に反映させるシステムが提供される。
さらに本発明によれば、同一シリーズでバージョンの違う部品の各々が異なる種類の製品に適用されるとき、そのバージョンの違いも含めて適切な補修部品の調達を可能にするシステムが提供される。
さらに本発明によれば、補修用部品の管理・調達業務を少ない労力で短時間で行うことを可能にするシステムが提供される。
以下、図面を参照しながら本発明による部品構成管理システムについて詳細に説明する。
本発明による部品構成管理システムは、部品の種類が多い製品に好適に用いられる。特に、製品の仕様変更、部品の設計変更などによる部品の構成の変化が多く、量産中止後も長期に渡って供給することが必要になる補修部品を管理するために好適に用いられる。そうした製品として、自動車、二輪車、あるいは汎用機におけるエンジン、トランスミッションが例示される。
図1を参照して、本発明による部品構成管理システム1は、部品更新情報管理サーバ10、部品管理サーバ20、部品構成情報作成サーバ30、及び設計変更情報作成サーバ40を備えている。以上の4台のサーバは、パーソナルコンピュータ、ワークステーションに例示されるコンピュータシステムを用いて構成することが可能であり、ネットワーク3によって通信可能に接続されている。
部品更新情報管理サーバ10は、通信部11、演算処理部12、記憶部13、入力部14、及び出力部15を備えている。部品管理サーバ20は、通信部21、演算処理部22、記憶部23、入力部24、及び出力部25を備えている。部品構成情報作成サーバ30は、通信部31、演算処理部32、記憶部33、入力部34、及び出力部35を備えている。設計変更情報作成サーバ40は、通信部41、演算処理部42、記憶部43、入力部44、及び出力部45を備えている。
図2を参照して、部品管理サーバ20の記憶部23は、L1部番データベース82、L2部番データベース84、セクションデータベース86、部品データベース88、部番データベース90、部品単価データベース92、部品手配データベース94、量産情報データベース97、カテゴリデータベース98、打切製品情報データベース99、及び設計変更データベース100を格納している。
図3を参照して、L1部番データベース82は、二輪車、四輪車、汎用機(耕耘機、芝刈機、発電機など)の製品のモデルとバリエーションを特定する製品ID102と、その製品を構成するL1部品を特定するL1部番104とを格納している。
ここでL1部品について説明する。メーカは、製品を構成する部品を、ネジなどの小部品、少なくとも1つの小部品を含んだ中部品、少なくとも1つの中部品を含んだ大部品と、階層的な包含関係をなす部品の各々に対して管理用の番号を付して管理している。そうした階層関係のうちの最上位をなす部品が、本明細書においてL1部品(レベル1部品)と呼ばれ、その管理用の番号はL1部番と呼ばれる。1車種の自動車は、例えば数万種類のL1部品により構成される。L1部番データベース82においてある製品IDに対応するL1部番104のL1部品を全て集めることにより、その製品を製造するために工場で必要とされる部品は全て集められる。
図4を参照して、L2部番データベース84は、L1部番104とL2部番106とを対応づけて格納している。L2部番106は、L1部品を構成する部品であるL2部品(レベル2部品)に付与された管理用の番号である。
L1部番104とL2部番106とは、それ自身がL1部番であるかL2部番であるかを識別する情報を有している必要は無い。ある部品番号がL1部番であるかL2部番であるかは、L1部番データベース82あるいはL2部番データベース84と照合することにより識別される。
L2部品のさらに下位の階層に、L3部品(レベル3部品)、L4部品(レベル4部品)等があってもよい。本実施例では説明を簡単にするために階層はL2部品までとする。
図5を参照して、セクションデータベース86は、セクション108と、部番110とを対応づけて格納している。部番110は、L1部番104、L2部番106のいずれをも含んでいてよい。
ここでセクションについて説明する。メーカは、製品を構成する部品を、製品の部分ごとに描かれたマップによりリスト化している。そのマップの各々がセクションである。例えばエンジンの場合、シリンダーヘッド、オイルポンプ、エキゾーストマニホールドなどの各々がセクションである。
図6を参照して、部品データベース88は、製品ID102と、部番110とを対応づけて格納している。部品データベース88は、ある製品を構成する部品を、L1部番とL2部番との階層的な区別なくフラットに管理している。製品ID102には、製品の区分を示す区分情報が含まれている。区分情報は、例えば2輪車・4輪車・汎用機の区別、試作タイプ・量産タイプの区別、エンジン・フレームの区別である。
図7を参照して、部番データベース90は、SP部番112と、部番(あるいは設変部番)110とを対応づけて格納している。部番110は、対応する補修部品に対して設計変更が加えられたとき、その設計変更による補修部品のバージョンの情報を含んで補修部品を特定する番号である。SP(スペアパーツ)部番112は、部品の設計変更を行う部門において部品を管理するために使用する番号である。SP部番は、設計変更によるバージョンの情報を含まない。
図8を参照して、部品単価データベース92は、部番110と、現用単価111aと、旧型単価111bとを対応づけて格納している。部品は現用の部品と旧型の部品とで単価が異なることがある。例えば、自動車の部品を製造するために用いられる金型の償却費は、製造が予定されている台数で割られて加算されるため、生産終了後の旧型部品には金型のコストが加算されない。そうした単価の差を計算することが必要な場合があるため、部品単価データベース92には現用単価111aと旧型単価111bとが格納されている。そうした区別が必要とされない部品の場合には、現用単価111aと旧型単価111bとは同じであるか、あるいはいずれか一方のみが入力される。
図9を参照して、部品手配データベース94は、部番110と、手配情報114とを対応づけて格納している。手配情報114は、部品を入手するための手配先、及び手配の手順を含む情報である。
図10を参照して、量産情報データベース97は、部番110と、量産情報113とを対応づけて格納している。量産情報113は、部品が量産中であるか、既に量産が中止されているかを示す情報である。
図11を参照して、カテゴリデータベース98は、製品ID102と、カテゴリ情報103とを対応づけて格納している。カテゴリ情報103は、製品の分類を表す。例えば量産品と試作品との区分、車両における2輪車と4輪車の区分を表す。
図12を参照して、打切製品情報データベース99は、打切時期105と、打切製品107とを対応づけて格納している。打切製品107は、通常は製品IDにより示されている。打切製品107は、量産が終了となる製品を特定する識別子であり、打切時期105は、対応する打切製品107の量産が終了となる時期を示す情報である。
図13を参照して、設計変更データベース100は、部番110と、その部番110により特定される部品に対して施される設計変更の情報を示す設計変更情報109と、その部品に対して設計変更が施される対象となる製品カテゴリ(2輪車・4輪車・汎用機の区分など)とを対応づけて格納している。
図14を参照して、部品構成情報作成サーバ30の記憶部33は、更新情報収集プログラム52、部番抽出プログラム53、製品検索プログラム54、カテゴリ情報収集プログラム55、セクション検索プログラム56、L1部番検索プログラム58、L2部番検索プログラム60、部品情報収集プログラム63、部品コスト算出プログラム64、部品コスト出力プログラム66、現用/旧型判定プログラム70、手配情報作成プログラム71、及び部品支給構成管理データベース120を備えている。
図15を参照して、部品支給構成管理データベース120は、打切使用部品ID122と、打切使用部品調達手段情報124と、打切使用部品単価情報126とを対応づけて格納している。打切使用部品ID122は、量産が打ち切られる部品の種類を特定する識別子であり、通常は部番110が用いられる。打切使用部品調達手段情報124は、量産が打ち切られた後で当該部品を調達するための手順・方法が記載されている情報である。打切使用部品単価情報126は、量産が打ち切られた製品に対する補修部品の単価である。自動車の場合には、製品の量産が終了した後は、金型の代金が控除された型レス単価である。
図16を参照すると、設計変更情報作成サーバ40の記憶部43が格納しているプログラムが示されている。記憶部43は、設変情報収集プログラム132と、設変製品検索プログラム134と、変化点抽出プログラム138とを格納している。
以上の構成を備えた部品構成管理システムの動作について以下に説明する。以下の説明においては、部品構成情報作成サーバ30の演算処理部32が記憶部33からプログラムを読み出し、そのプログラムに記述された手順に従って行う動作は、記憶部33のプログラムが行う動作として説明される。更に、設計変更情報作成サーバ40の演算処理部42が記憶部43からプログラムを読み出し、そのプログラムに記述された手順に従って行う動作は、記憶部43のプログラムが行う動作として説明される。
(ステップS2):図17を参照して、部品の設計変更が行われると、設計変更情報が部品更新情報管理サーバ10の入力部14から入力され、記憶部13に格納される。設計変更情報は、SP部番112を含んでいる。
(ステップS4):設計変更情報は、設計変更前の部品と設計変更後の部品との互換性を示す互換性情報を含んでいる。部品更新情報管理サーバ10は、互換性情報に非互換であることが示されている設計変更情報を判別し、部品構成情報作成サーバ30に送信する。
設計変更前の部品と設計変更後の部品とに互換性がある場合は、部品の構成情報を更新する必要がない。メーカへの部品の発注などのときに、基本となる(設計変更により発生するバージョンを含まない)部品番号を元にして、当該製品に適用される最新のバージョンの部品が選択されればよい。
(ステップS6):部番抽出プログラム53は、受信した設計変更情報に含まれるSP部番112を検索キーとして部番データベース90を検索し、対応する(設変)部番110を抽出する。
(ステップS8):ある製品の機種の生産が打ち切られるとき、更新情報収集プログラム52は、その情報を収集する。典型的には、ニューモデルの車種が市場に投入されるに当たって旧モデルの車種の生産が打ち切られる場合である。あるいはある部品の生産が打ち切られたとき、更新情報収集プログラム52は、部番110と共に部品構成情報作成サーバ30に入力される。
(ステップS10):オペレータは、入力部34から製品の区分を示すカテゴリ情報を入力する。区分情報は、例えば2輪車・4輪車・汎用機の区別、試作タイプ・量産タイプの区別、エンジン・フレームの区別である。製品検索プログラム54は、ステップS6において抽出された部番110を検索キーとして部品データベース88を検索し、少なくとも1つの製品ID102を抽出する。
抽出された製品ID102は、部番110により特定される部品が適用される全ての製品を示す。その中から、入力された製品区分の製品IDに絞り込むために、製品検索プログラム54は、抽出された製品IDの中から、カテゴリデータベース98においてオペレータにより入力されたカテゴリ情報103に対応する製品ID102を更に抽出する。
区分情報が用いられることにより、例えば製品の区分によって異なる設計変更のバージョンが使用される場合に、適切な部品構成の作成が容易になる。
(ステップS12):L1部番検索プログラム58は、製品ID102を検索キーとしてL1部番データベース82を検索し、L1部番104を抽出する。そのなかから、セクション検索プログラム56は、セクションデータベース86を検索し、部番110とセクション108が一致するL1部番104を更に抽出する。
(ステップS14):L2部番検索プログラム60は、L1部番104を検索キーとしてL2部番データベース84を検索し、L2部番106を抽出する。これにより、製品の全部番、すなわち製品ID102に示される製品を構成する部品が、部品間の階層構造と共にすべて得られる。
(ステップS16):現用/旧型判定プログラム70は、ステップS12において抽出されたL1部番104とステップS14において抽出されたL2部番106とをキーとして量産情報データベース97を検索し、抽出されたL1部品とL2部品の各々に対応する量産情報113を取得する。量産情報113にその部品が「量産中」である事が示されている場合、その部品は現用であると言われる。量産情報113にその部品が「量産終了」である事が示されている場合、その部品は旧型であると言われる。現用/旧型判定プログラム70は、生産が打ち切られたことを示す打切情報が部品構成情報作成サーバ30に入力されると、その打切情報と部番110とをマッチングして一致すると、現用であった部番を旧型になったと判定し、量産情報データベース97においてその部番110に対応する量産情報113を「量産終了」に更新する。
旧型となった部品に関しては、自社工場以外の工場に発注するために必要な手順などの情報を管理するか、自社工場で製造するために必要な原材料や手順の情報を管理する必要がある。
例えばある車種に使用され、その車種の製造が打ち切りになったが他の車種で使用されている部品は、「現用」の部品である。こうした部品については、量産が行われているために、補修部品として入手することが容易である。そのため、ステップS18以降では旧型部品についてのみ処理が行われる。
(ステップS18):手配情報作成プログラム71は、部品手配データベース94においてステップS14で得られた全ての部番に対応する手配情報114を抽出し、部品支給構成管理データベース120に、部番を打切使用部品ID122として格納するとともに、それに対応づけて打切使用部品調達手段情報124として格納する。部品情報収集プログラム63は、ステップS14で得られた全ての部番に対して、関連情報を検索して打切使用部品調達手段情報124に付け加える。
ある部品が現用であるとき、その部品はそれ以後も工場内で製造が続けられるか、あるいは工場から発注されるメーカにおいて製造が続けられる。そのため、その部品を補修部品として入手するためには従来の入手方法と同じでよく、手配情報114には、従来その部品を入手する手順を示す情報が記録される。ある部品が旧型であるとき、例えば工場ではその部品の量産はもう行われない。そのため、補修部品としてその部品が必要となった場合に入手できるように、その部品の原料を指定する情報、製造手順、あるいはその部品を発注するメーカなどの情報が手配情報114として記録される。
(ステップS20):部品コスト算出プログラム64は、部品単価データベース92を参照して、全部番に対してコストを算出する。コストの算出は、ステップS16において抽出された現用/旧型区分に応じて、現用単価111a/旧型単価111bを用いて行われる。算出されたコストは、部品支給構成管理データベース120に打切使用部品単価情報126として格納される。こうした手順により、金型のコストが現用には加算され旧型には加算されないことを加味したコストが自動的に得られる。
(ステップS22):部品支給構成管理データベース120に登録された打切使用部品ID122、打切使用部品調達手段情報124、打切使用部品単価情報126は、部品構成情報作成サーバ30の入力部34からの操作により出力部35に出力される。
以上の動作により、部品に設計変更が加えられたとき、あるいは製品または部品の生産が打ち切られたとき、その部品に関連する部品構成の更新情報が作成される。これにより、ある車種の車両の量産が打ち切られた後でも、既に量産を中止されている補修部品を手配する手順がスムーズに進められる。
次に図18を参照して、部品の構成情報がどのように変化したかを抽出する変化点抽出の動作について説明する。以下に説明する動作が、例えば1日1回行われることにより、その日の部品の構成の変化を知らせるリストが毎日得られる。
(ステップS24):設計変更データベース100に設計変更情報109の登録が行われると、設変情報収集プログラム132は、設計変更データベース100から(設変)部番110、設計変更情報109、及びその設計変更が適用される製品カテゴリ103を収集し、記憶部43に格納する。
(ステップS26):オペレータは、製品のカテゴリ(製品区分)を示す製品カテゴリ103を入力部34から入力する。製品カテゴリ103区分情報は、例えば2輪車・4輪車・汎用機の区別、試作タイプ・量産タイプの区別、エンジン・フレームの区別である。設変製品検索プログラム134は、部番110と製品カテゴリ103とを用いて、部品データベース88を検索し、製品ID102を抽出する。
(ステップS28):L1部番検索プログラム58は、製品ID102を検索キーとしてL1部番データベース82を検索し、L1部番104を抽出する。そのなかから、セクション検索プログラム56は、セクションデータベース86を検索し、部番110とセクション108が一致するL1部番104を更に抽出する。
(ステップS30):L2部番検索プログラム60は、L1部番104を検索キーとしてL2部番データベース84を検索し、L2部番106を抽出する。これにより、製品の全部番、すなわち製品ID102に示される製品を構成する部品が、部品間の階層構造と共にすべて得られる。
(ステップS32):現用/旧型判定プログラム70は、各々の部番110に示される部品が現用か旧型かを判定する。現用/旧型判定プログラム70は、生産が打ち切られたことを示す打切情報が部品構成情報作成サーバ30に入力されると、その打切情報と部番110とをマッチングして一致すると、現用であった部番を旧型になったと判定する。
現用の部品については、量産が行われているために、補修部品として入手することが容易である。そのため、ステップS18以降では旧型部品についてのみ処理が行われる。
(ステップS34):部品情報収集プログラム63は、ステップS14で得られた全部番に対して、関連情報を検索して付け加える。関連する情報は、例えば部品名、その部品をどのメーカーにどういう順序で手配するか等を示す情報である。
(ステップS36):部品コスト算出プログラム64は、部品単価データベース92を参照して、全部番に対してコストを算出する。コストの算出は、ステップS16において抽出された現用/旧型区分に応じて、現用単価111a/旧型単価111bを用いて行われる。
(ステップS38):変化点抽出プログラム68は、すでに部品構成情報管理データベース96に格納されている部品構成情報の中から、今回新しく部品が設計変更されることに伴って部品構成が変化した部分に対応する部品構成情報を抽出する。
(ステップS40):変化点抽出プログラム68は、ステップS38で抽出された部品構成情報と、今回新しく設計変更された部品に伴って変化した部品構成とを照合し、異なっている部分を変化点として抽出する。変化点抽出プログラム68は、抽出した変化点の一覧を記憶部33に格納し、出力部35(モニタ、プリンタ等)に出力する。
こうした変化点抽出により、量産終了後の補修部品を支給するための構成情報に、その補修部品に関連する部品の設計変更情報があることがすぐに分かる。そのため、ユーザに供給される補修部品は、可能な限り最新の設計変更に基づくものが提供される。またはユーザのニーズによっては、設計変更の以前のバージョンに遡って補修部品を支給することも容易になる。
(ステップS42):変化点抽出プログラム68は、部品構成情報管理データベース96に、今回の設計変更に伴って変化した全部品情報を書き込む。
こうした部品構成管理システムによれば、部品構成が変化した箇所が容易に把握される。さらに、補修部品の支給構成において、部品の設計変更が適宜、反映される。
図1は、部品構成管理システムの構成を示す。 図2は、部品サーバの記憶部に格納されているデータベースの構成を示す。 図3は、L1部番データベースの構成を示す。 図4は、L2部番データベースの構成を示す。 図5は、セクションデータベースの構成を示す。 図6は、部品データベースの構成を示す。 図7は、部番データベースの構成を示す。 図8は、部品単価データベースの構成を示す。 図9は、手配データベースの構成を示す。 図10は、量産情報データベースの構成を示す。 図11は、カテゴリデータベースの構成を示す。 図12は、打切製品情報データベースの構成を示す。 図13は、設計変更データベースの構成を示す。 図14は、部品構成情報作成サーバの記憶部に格納されているプログラムを示す。 図15は、部品支給構成管理データベースの構成を示す。 図16は、設計変更情報作成サーバの記憶部に格納されているプログラムを示す。 図17は、部品構成管理システムの動作を示すフローチャートである。。 図18は、部品構成管理システムの動作を示すフローチャートである。 図19は、関係木構造を示す。
符号の説明
1 部品構成管理システム
3 ネットワーク
10 部品更新情報管理サーバ
20 部品管理サーバ
30 部品構成情報作成サーバ
40 設計変更情報作成サーバ
11、21、31、41 通信部
12、22、32、42 演算処理部
13、23、33、43 記憶部
14、24、34、44 入力部
15、25、35、45 出力部
82 L1部番データベース
84 L2部番データベース
86 セクションデータベース
88 部品データベース
90 部番データベース
92 部品単価データベース
94 部品手配データベース
96 部品構成情報管理データベース
102 製品ID
104 L1部番
106 L2部番
108 セクション
110 部番
111a 現用単価
111b 旧型単価
112 SP部番

Claims (5)

  1. 部品管理サーバと、
    通信ネットワークを介して前記部品管理サーバに接続された部品構成情報作成サーバ
    とを具備し、
    前記部品管理サーバは、
    量産される製品の種類を特定する製品IDと前記製品に使用される部品の種類を特定する部品IDとを対応づける部品管理データベースと、前記部品管理データベースは大きい構成要素からより小さい構成要素へと階層関係をなす部品の部品IDを、当該階層関係と共に格納し、
    量産が打ち切られる製品を特定する前記製品IDである打切製品IDを格納する打切製品情報データベースと、
    量産が打ち切られる部品を特定する前記部品IDである打切部品IDを格納する打切部品情報データベースと、
    前記部品IDと前記部品IDにより特定される前記部品を調達する手順を記述した調達手順情報とを対応づけて格納する調達データベースと、
    前記部品IDと前記部品IDにより特定される前記部品の量産が中止された後における前記部品の単価を示す単価情報とを対応づけて格納する単価データベース
    とを備え、
    前記部品構成情報作成サーバは、
    前記部品管理サーバより前記打切製品情報データベースに格納された前記打切製品IDを収集する製品打切情報収集部と、
    前記製品打切情報収集部が前記打切製品IDを収集したとき、前記部品管理データベースにおいて前記打切製品IDに対応するすべての階層の前記部品の部品IDを使用部品IDとして抽出する使用部品抽出部と、
    前記使用部品抽出部が前記使用部品IDを抽出したとき、前記使用部品IDのうち、前記打切部品情報データベースにおける前記打切部品IDと照合して一致するものを打切使用部品IDとして抽出する打切使用部品抽出部と、
    前記打切使用部品抽出部が前記打切使用部品IDを抽出したとき、前記調達データベースにおいて前記打切使用部品IDに対応する調達手順情報を打切使用部品調達手段情報として抽出する調達手順情報抽出部と、
    前記打切使用部品抽出部が前記打切使用部品IDを抽出したとき、前記単価データベースにおいて前記打切使用部品IDに対応する単価情報を打切使用部品単価情報として抽出する単価情報抽出部と、
    前記打切使用部品IDと、前記打切使用部品調達手段情報と、前記打切使用部品単価情報とを対応づけて格納する部品支給構成管理データベースと、
    前記部品支給構成管理データベースを検索可能な入出力装置
    とを備える
    部品構成管理システム。
  2. 請求項1に記載された部品構成管理システムであって、
    前記部品管理サーバは更に、
    製品の構成部分であるセクションを特定するセクションIDと、前記セクションIDにより特定されるセクションに使用され前記部品管理データベースにおいて最上位の階層にある部品を特定する前記部品IDとを対応づけて格納するセクションデータベース
    を具備し、
    前記使用部品抽出部は、前記部品管理データベースを用いて、すべての前記使用部品IDを前記セクションの区分に従って抽出する
    部品構成管理システム。
  3. 請求項1または2のうちのいずれか1項に記載された部品構成管理システムであって、
    更に、設計変更情報作成サーバ
    を具備し、
    前記部品管理サーバは、
    前記部品IDと前記部品IDにより特定される部品に設計変更が施されたことを示す設計変更情報とを対応づけて格納する設計変更データベースを備え、
    前記設計変更情報作成サーバは、
    前記設計変更データベースより前記部品IDと前記設計変更情報とを収集する設変情報収集部と、
    前記設変情報収集部により収集された前記部品である設変部品が適用される製品である設変製品を特定する設変製品IDを前記部品管理データベースにより検索する設変製品検索部と、
    前記部品管理データベースにおいて前記設変製品に対応し前記階層関係のすべての階層の前記部品を設変製品使用部品として抽出し、抽出された前記設変製品使用部品と前記部品支給構成管理データベースに格納された前記使用部品とを照合して異なる部分を示す変化部品リストを生成し出力する変化部品リスト作成部
    とを具備する
    部品構成管理システム。
  4. 請求項3に記載された部品構成管理システムであって、
    前記部品管理サーバは更に、
    前記製品IDと前記製品が属する製品カテゴリを示すカテゴリ情報とを対応づけて格納するカテゴリデータベースを備え、
    前記設計変更データベースは更に、
    前記部品IDと前記部品IDに特定される部品に前記設計変更が施される前記製品カテゴリとを対応づけて格納し、
    前記変化部品リスト作成部は、前記製品カテゴリの区分に応じて前記変化部品リストを出力する
    部品構成管理システム。
  5. 請求項1から4のうちのいずれか1項に記載された部品構成管理システムであって、
    前記部品は車両を補修するために用いられる
    部品構成管理システム。
JP2004107197A 2004-03-31 2004-03-31 補修部品の部品構成管理システム Withdrawn JP2005293218A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004107197A JP2005293218A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 補修部品の部品構成管理システム
US11/092,649 US20050222700A1 (en) 2004-03-31 2005-03-29 Components-structure management system for repair components
GBGB0506554.5A GB0506554D0 (en) 2004-03-31 2005-03-31 Components-structure management system for repair components

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004107197A JP2005293218A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 補修部品の部品構成管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005293218A true JP2005293218A (ja) 2005-10-20

Family

ID=34567601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004107197A Withdrawn JP2005293218A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 補修部品の部品構成管理システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050222700A1 (ja)
JP (1) JP2005293218A (ja)
GB (1) GB0506554D0 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200196A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Kubota Corp 生産計画方法
JP2007249848A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Fujitsu Ltd 部品備蓄数管理方法及び部品備蓄管理システム
JP2009294702A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd 工作機械の補給部品管理方法及び装置
JP2014056432A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 情報処理装置およびプログラム
JP2014146338A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Dspace Digital Signal Processing & Control Engineering Gmbh 制御機器開発における製品バリエーションをデータ管理するためのコンピュータ実装される方法
JP2021012636A (ja) * 2019-07-09 2021-02-04 日東工業株式会社 選定システム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052535A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Class Technology Co Ltd 生産体系作成システムおよび生産体系作成方法
US8311953B1 (en) * 2009-06-08 2012-11-13 Google Inc. Estimating aggregate costs using tokens
GB2473231A (en) * 2009-09-03 2011-03-09 Russel Ennis A method and system for managing component objects
US20130290365A1 (en) * 2011-01-20 2013-10-31 Nec System Technologies, Ltd. Component management apparatus, component management method and non-transitory storage medium
US9703888B2 (en) * 2013-12-18 2017-07-11 Dassault Systemes Americas Corp. Component obsolescence registry
US10121177B2 (en) * 2015-05-05 2018-11-06 Partfiniti Inc. Techniques for configurable part generation

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1599841A (en) * 1977-01-24 1981-10-07 Beckley A S Modular impact energy absorbing system for vehicles
US5767848A (en) * 1994-12-13 1998-06-16 Hitachi, Ltd. Development support system
DE10028912A1 (de) * 2000-06-10 2001-12-20 Bosch Gmbh Robert Herstellungsverfahren für ein elektronisches Gerät
US20040078172A1 (en) * 2001-06-22 2004-04-22 Moore Richard S. Structured system for the planning, integration, analysis and management of new product development on a real-time, enterprise-wide basis

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200196A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Kubota Corp 生産計画方法
JP2007249848A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Fujitsu Ltd 部品備蓄数管理方法及び部品備蓄管理システム
JP2009294702A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd 工作機械の補給部品管理方法及び装置
JP2014056432A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 情報処理装置およびプログラム
JP2014146338A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Dspace Digital Signal Processing & Control Engineering Gmbh 制御機器開発における製品バリエーションをデータ管理するためのコンピュータ実装される方法
JP2021012636A (ja) * 2019-07-09 2021-02-04 日東工業株式会社 選定システム
JP7403914B2 (ja) 2019-07-09 2023-12-25 日東工業株式会社 選定システム

Also Published As

Publication number Publication date
GB0506554D0 (en) 2005-05-04
US20050222700A1 (en) 2005-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050222700A1 (en) Components-structure management system for repair components
JP3547990B2 (ja) 生産管理システム、生産管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6092048A (en) Task execution support system
JP2002510098A (ja) 製品コンフィグレーション方法とシステム
US8983957B2 (en) Method of operating a repository for three-dimensional printing data
JP4747474B2 (ja) 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
EP3037983A1 (en) Data processing system, data processing method, and data processing device
JP2019153051A (ja) 情報収集表示システム、情報収集方法および情報表示方法
JP2003150649A (ja) 情報出力装置、情報表示装置、情報管理システム、情報管理方法、記録媒体、プログラム
JPH10333709A (ja) 工程情報管理システム
JP4011995B2 (ja) 製品設計支援装置及び方法
US20050096934A1 (en) Part lifetime managing system
US20050071259A1 (en) System and apparatus for managing information on chemical substances used in product
JP2002002915A (ja) 流体機械に含まれる部品の管理方法、該部品の発注方法及び該部品の管理システム
US20020169646A1 (en) Planning and administrating a manufacturing plant
CN112733274A (zh) 一种汽车热管理一维仿真数据的管理方法、存储介质及管理系统
JPH08234977A (ja) ソフトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式
JP2007066263A (ja) 製品不具合検索システム及び製品不具合データベース構築方法
JP2020091594A (ja) 設計情報検索装置、設計情報検索方法およびプログラム
KR20000037467A (ko) 인터넷상에서 기계를 판매하는 방법과 그 시스템
JP6969824B1 (ja) 仕様展開技法システム
JP4152687B2 (ja) 部品管理支援方法
JPH08202541A (ja) システム設計方法及びシステム設計支援装置
JP3644389B2 (ja) 図面に記載された物を製造することが可能な製造機械を検索する検索装置及びプログラム
KR100678438B1 (ko) 웹기반 금형 유휴 설비 실시간 활용 시스템을 통한금형가공 수발주 연계 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070131