JP2003149599A - 投影型表示装置 - Google Patents

投影型表示装置

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JP2003149599A
JP2003149599A JP2001350515A JP2001350515A JP2003149599A JP 2003149599 A JP2003149599 A JP 2003149599A JP 2001350515 A JP2001350515 A JP 2001350515A JP 2001350515 A JP2001350515 A JP 2001350515A JP 2003149599 A JP2003149599 A JP 2003149599A
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Japan
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light
projection
lens
incident
light source
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JP2001350515A
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English (en)
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Masahiro Ogawa
昌宏 小川
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反射型表示素子を用いた投影型表示装置とし
て、輝度むらの無い画像をスクリーンに投影するととも
に、光源系レンズ及び投影系レンズを安価な小口径レン
ズとし、低コストに製造することができるものを提供す
る。 【解決手段】正面方向に対して一方の方向に傾いた入射
方向から入射した光を反射して正面方向に出射するとと
もに複数の画素からの光の出射を制御して画像を表示す
る反射型表示素子1と、光源11からの光を光源系レン
ズ21により光束を拡大して反射型表示素子1に前記入
射方向から投射する光源系20と、前記反射型表示素子
1からの出射光を投影系レンズ24により光束を拡大し
て投影する投影系23と、前記反射型表示素子1の前に
配置され、光源系20からの投射光を反射型表示素子1
の正面方向に対して前記入射方向に所定角度傾いた方向
に沿う平行光に補正して前記反射型表示素子1に入射さ
せるとともに、前記反射型表示素子1の正面方向に出射
した反射光をその光束を縮小して投影系レンズ24に入
射させる中継光学部材25とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、反射型表示素子
を用いた投影型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、反射型の液晶表示素子や、一般に
DMDと略称されるマイクロミラー素子(Digital Micr
omirror Device)等の反射型表示素子を用いた投影型表
示装置の開発が研究されている。
【0003】図4は前記マイクロミラー素子を用いた従
来の投影型表示装置の側面図であり、この表示装置は、
マイクロミラー素子1と、前記マイクロミラー素子1に
光を投射する光源系10と、前記マイクロミラー素子1
からの出射光を図示しないスクリーンに投影する投影系
18とからなっている。
【0004】前記マイクロミラー素子1は、1つ1つの
画素を、縦横の幅が10μm〜20μmの極薄金属片
(例えばアルミニウム片)からなるマイクロミラーによ
り形成たものであり、これらのマイクロミラーの傾き方
向を切換えることにより画像を表示する。
【0005】図5は前記マイクロミラー素子1の表示原
理を示しており、このマイクロミラー素子1は、その正
面方向に対して実質的に垂直な基準面Lに対して一方の
方向と他方の方向とに傾き動作する複数のマイクロミラ
ー2からなる複数の画素が前記基準面Lに沿って行方向
及び列方向に配列した表示エリアAを有している。
【0006】なお、前記複数のマイクロミラー2は、行
方向及び列方向にマトリックス状に配列形成されたCM
OSをベースとする複数のミラー駆動素子(図示せず)
の上にそれぞれ設けられており、これらのミラー駆動素
子へのデジタル信号の印加により前記一方の方向と他方
の方向とにそれぞれ前記基準面Lに対して10°程度の
傾き角で傾動されるようになっている。
【0007】このマイクロミラー素子1は、その正面方
向、つまり前記基準面Lの法線hに沿った方向に対して
前記マイクロミラー2の一方の傾き方向に傾いた入射方
向から所定の角度範囲の入射角で前記表示エリアAに入
射した光を、前記複数のマイクロミラー2の傾き方向の
切換えにより前記正面方向と斜め方向とに反射して画像
を表示するものであり、前記マイクロミラー2を図5に
実線で示した方向に傾き動作させると、前記入射方向か
ら入射した光が、その経路を図に実線で示したように、
前記マイクロミラー2によりマイクロミラー素子1の正
面方向に反射され、そのマイクロミラー2に対応する画
素の正面方向から見た表示が明表示になる。
【0008】また、前記マイクロミラー2を図5に二点
鎖線で示した方向に傾き動作させると、前記入射方向か
ら入射した光が、その経路を図に破線で示したように、
前記マイクロミラー2により前記正面方向に対して斜め
方向に反射され、そのマイクロミラー2に対応する画素
の正面方向から見た表示が暗表示(黒)になる。
【0009】すなわち、このマイクロミラー素子1は、
前記複数のマイクロミラー2の傾き方向の切換えによ
り、これらのマイクロミラー2に対応する画素の正面方
向から見た表示の明るさを制御して画像を表示するもの
であり、前記明表示の明るさは、入射光を正面方向に反
射させる時間に応じて変化するため、前記マイクロミラ
ー2を図5に実線で示した方向に傾けておく時間を制御
することにより、階調のある画像を表示することができ
る。
【0010】一方、前記光源系10は、図4に示したよ
うに、光源11と、前記光源11の出射側に配置された
導光ロッド14と、前記光源11と導光ロッド14との
間に配置されたカラーホィール15と、前記導光ロッド
14からの出射光を前記マイクロミラー素子に投射する
光源系レンズ17とからなっており、この光源系10
は、前記マイクロミラー素子1に前記入射方向(正面方
向に対してマイクロミラー2の一方の傾き方向に傾いた
方向)から光を投射するように、その投射光路の軸線O
10を、前記マイクロミラー素子1の正面方向に対して
前記マイクロミラー2の一方の傾き方向に所定角度傾け
て、前記マイクロミラー素子1の斜め前方に配置されて
いる。
【0011】前記光源11は、高輝度の白色光を出射す
る超高圧水銀灯等の光源ランプ12と、この光源ランプ
12からの出射光を前方に向けて集光反射するリフレク
タ13とからなっている。
【0012】また、前記カラーホィール15は、前記光
源11からの出射光(白色光)を、複数の色、例えば
赤、緑、青の3色に順次着色するために設けられてい
る。図6は前記カラーホィール15の正面図であり、こ
のカラーホィール17は、赤、緑、青の3色のカラーフ
ィルタ16R,16G,16Bを周方向に並べて設けた
円板状の回転板からなっている。
【0013】このカラーホィール15は、その回転によ
り前記カラーフィルタ16R,16G,16Bが順次前
記導光ロッド14の入射端面15の前を通過するよう
に、回転中心を前記マイクロミラー素子1への投射光路
の側方にずらして配置されている。
【0014】また、前記導光ロッド14は、前記マイク
ロミラー素子1の表示エリアAの形状(矩形状)と相似
な断面形状を有する透明角棒または内面全体に反射膜が
設けられた角筒からなっており、その一端面が入射端面
とされ、他端面が出射端面とされている。
【0015】この導光ロッド14は、前記光源11の出
射側に、その入射端面を前記光源11に対向させるとと
もに、中心軸線を前記投射光路の軸線O10に一致させ
て配置されている。
【0016】この導光ロッド14は、前記光源11から
の出射光を均一な強度分布の光束とするために設けられ
ており、前記光源11から前記リフレクタ13により集
光反射されて出射し、前記カラーホィール15により
赤、緑、青のいずれかの色に着色した光を、前記入射端
面から入射させ、その光を、図4に矢線で示したように
導光ロッド14の各側面と外気である空気層との界面で
全反射させながら導光ロッド14内をその長さ方向に導
いて、均一な強度分布の光束として前記出射端面から出
射する。
【0017】また、前記光源系レンズ17は、レンズ収
差を小さくするために、複数枚のレンズを組合わせて構
成されており、この光源系レンズ17は、前記導光ロッ
ド14の出射側に、レンズ光軸を前記投射光路の軸線O
10に一致させて配置されている。
【0018】また、前記投影系18は、複数枚のレンズ
を組合わせて構成されたレンズ収差の小さい投影系レン
ズ19からなっており、この投影系レンズ18は、その
レンズ光軸を、前記マイクロミラー素子1の正面方向に
出射した反射光(複数のマイクロミラー2により正面方
向に反射された光)の光束の軸線Oに一致させて前記
マイクロミラー素子1の前方に配置されている。
【0019】この投影型表示装置は、前記光源11から
光(白色光)を出射させ、前記カラーホィール15を高
速で回転駆動することにより、前記光源系10から赤、
緑、青の光を順次前記マイクロミラー素子1に投射する
とともに、前記赤、緑、青の光の投射周期に同期させて
前記マイクロミラー素子1に赤、緑、青の画像データを
順次書込むことにより、前記マイクロミラー素子1に
赤、緑、青の画像を順次表示させ、前記マイクロミラー
素子1から順次出射する赤、緑、青の画像光を、前記投
影系18により拡大して図示しないスクリーンに投影
し、これらの色の画像が合成されたカラー画像を観察さ
せる。
【0020】ところで、この投影型表示装置は、前記マ
イクロミラー素子1に前記入射方向から入射し、前記複
数のマイクロミラー2により正面方向に反射されて前記
マイクロミラー素子1の正面方向に出射した光を投影系
レンズ19によりスクリーンに投影するものであるた
め、前記マイクロミラー素子1の正面方向に出射して前
記投影系レンズ19に入射する光の強度分布が不均一で
あると、スクリーンに投影された画像に輝度むらが発生
する。
【0021】そのため、従来の投影型表示装置では、図
4に示したように、前記光源系10からの投射光を、光
源系レンズ17により前記マイクロミラー素子1の正面
方向に対して前記入射方向に所定角度傾いた方向に沿う
平行光に補正して前記マイクロミラー素子1に入射さ
せ、前記マイクロミラー素子1の正面方向に均一な強度
分布の平行光を出射させて前記投影系レンズ19に入射
させることにより、輝度むらの無い画像をスクリーンに
投影するようにしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
光源系10からの投射光を光源系レンズ17により平行
光に補正して前記マイクロミラー素子1に入射させるの
では、前記光源系レンズ17を、前記マイクロミラー素
子1の表示エリアの全域に平行光を投射することができ
る大口径のレンズとする必要がある。
【0023】しかも、上記従来の投影型表示装置は、前
記マイクロミラー素子1の正面方向に出射した平行光を
直接投影系レンズ19に入射させるものであるため、前
記投影系レンズ19も大口径のレンズとする必要があ
る。
【0024】このように、従来の投影型表示装置は、輝
度むらの無い画像をスクリーンに投影するために、光源
系レンズ17及び投影系レンズ19として高価な大口径
レンズを使用しなければならす、したがって低コストに
製造することが難しい。
【0025】これは、前記マイクロミラー素子1を用い
た投影型表示装置に限らず、複数の画素が行方向及び列
方向に配列した表示エリアを有し、正面方向に対して一
方の方向に傾いた入射方向から入射した光を反射して前
記正面方向に出射するとともに、前記複数の画素からの
光の出射を制御して画像を表示する反射型表示素子、例
えば反射型の液晶表示素子を用いた投影型表示装置にお
いても言えることである。
【0026】この発明は、反射型表示素子を用いた投影
型表示装置として、光源系からの投射光を前記反射型表
示素子に平行光として入射させ、前記反射型表示素子か
ら均一な輝度分布の平行光を出射させて、輝度むらの無
い画像をスクリーンに投影することができるとともに、
光源系レンズ及び投影系レンズを安価な小口径レンズと
し、低コストに製造することができるものを提供するこ
とを目的としたものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明の投影型表示装
置は、複数の画素が行方向及び列方向に配列した表示エ
リアを有し、正面方向に対して一方の方向に傾いた入射
方向から入射した光を反射して前記正面方向に出射する
とともに、前記複数の画素からの光の出射を制御して画
像を表示する反射型表示素子と、光源からの光を光源系
レンズにより光束を拡大して前記反射型表示素子に前記
入射方向から投射する光源系と、前記反射型表示素子か
らの出射光を投影系レンズにより光束を拡大して投影す
る投影系と、前記反射型表示素子の前に配置され、前記
光源系からの投射光を前記反射型表示素子の正面方向に
対して前記入射方向に所定角度傾いた方向に沿う平行光
に補正して前記反射型表示素子に入射させるとともに、
前記反射型表示素子の正面方向に出射した反射光をその
光束を縮小して前記投影系レンズに入射させる中継光学
部材とを備えたことを特徴とするものである。
【0028】この投影型表示装置は、前記光源からの光
を前記光源系レンズにより光束を拡大して前記反射型表
示素子に前記入射方向(反射型表示素子の正面方向に対
して一方の方向に傾いた方向)から投射し、その投射光
を、前記反射型表示素子の前に配置された前記中継光学
部材により前記反射型表示素子の正面方向に対して前記
入射方向に所定角度傾いた方向に沿う平行光に補正して
前記反射型表示素子に入射させるとともに、前記反射型
表示素子の正面方向に出射した反射光を、前記中継光学
部材により光束を縮小して前記投影系レンズに入射さ
せ、その光を前記投影系レンズにより光束を拡大して図
示しないスクリーンに投影する。
【0029】この投影型表示装置によれば、前記光源系
からの投射光を平行光として前記反射型表示素子に入射
させるようにしているため、前記反射型表示素子から均
一な強度分布の平行光を出射させることができ、したが
って、前記投影系レンズに均一な強度分布の光を入射さ
せ、輝度むらの無い画像をスクリーンに投影することが
できる。
【0030】そして、この投影型表示装置では、前記光
源系を、光源からの光を光源系レンズにより光束を拡大
して前記反射型表示素子に前記入射方向から投射する構
成とし、この光源系からの投射光を前記中継光学部材に
より平行光に補正して前記反射型表示素子に入射させる
とともに、前記反射型表示素子から出射した平行光を、
前記中継光学部材により光束を縮小して投影系レンズに
入射させるようにしているため、前記光源系レンズ及び
投影系レンズは安価な小口径レンズでよく、したがって
低コストに製造することができる。
【0031】この発明の投影型表示装置において、前記
反射型表示素子は、正面方向に対して実質的に垂直な基
準面に対して一方の方向と他方の方向とに傾き動作する
複数のマイクロミラーからなる複数の画素が前記基準面
に沿って行方向及び列方向に配列した表示エリアを有
し、正面方向に対して前記マイクロミラーの一方の傾き
方向に傾いた入射方向から入射した光を前記複数のマイ
クロミラーの傾き方向の切換えにより前記正面方向と斜
め方向とに反射して画像を表示するマイクロミラー素子
が好ましい。
【0032】また、前記中継光学部材は、凸レンズ状の
曲面をもったレンズからなっており、そのレンズ光軸
を、反射型表示素子の正面方向と実質的に平行で、且つ
前記反射型表示素子の表示エリアの周縁のうち、光源系
からの光の入射方向とは反対側の縁部の中央付近を通る
直線に一致させて配置されているのが好ましい。
【0033】さらに、前記中継光学部材は、円形な凸レ
ンズの一部を前記反射型表示素子の表示エリアに対応す
る形状に切り取った形状のレンズからなっているのがよ
り好ましい。
【0034】また、前記投影系レンズは、そのレンズ光
軸を前記レンズからなる中継光学部材のレンズ光軸と実
質的に一致させて配置されているのが望ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】図1及び図2はこの発明の第1の
実施例を示しており、図1は投影型表示装置の側面図、
図2はマイクロミラー素子の前に配置された中継光学部
材の正面図である。
【0036】この実施例の投影型表示装置は、反射型表
示素子としてマイクロミラー素子1を用いたものであ
り、図1に示したように、マイクロミラー素子1と、前
記マイクロミラー素子1に光を投射する光源系20と、
前記マイクロミラー素子1からの出射光を投影する投影
系23と、前記マイクロミラー素子1の前に配置された
中継光学部材25とを備えている。
【0037】前記マイクロミラー素子1は、図5に示し
たように、その正面方向に対して実質的に垂直な基準面
Lに対して一方の方向と他方の方向とに傾き動作する複
数のマイクロミラー2からなる複数の画素が前記基準面
Lに沿って行方向及び列方向に配列した表示エリアAを
有しており、前記正面方向、つまり前記基準面Lの法線
hに沿った方向に対して前記マイクロミラー2の一方の
傾き方向に傾いた入射方向から所定の角度範囲の入射角
で入射した光の反射方向を前記複数のマイクロミラー2
の傾き方向の切換えにより制御して画像を表示する。
【0038】一方、前記光源系20は、光源11と、前
記光源11の出射側に配置された導光ロッド14と、前
記光源11と導光ロッド14との間に配置されたカラー
ホィール15と、前記導光ロッド14の出射端面から出
射した光をその光束を拡大して前記マイクロミラー素子
1に前記入射方向(マイクロミラー素子1の正面方向に
対してマイクロミラー2の一方の傾き方向に傾いた方
向)から投射する光源系レンズ21とからなっており、
この光源系20は、その投射光路の軸線O20を、前記
マイクロミラー素子1の正面方向に対して前記マイクロ
ミラー2の一方の傾き方向に所定角度傾けて、前記マイ
クロミラー素子1の斜め前方に配置されている。
【0039】なお、この光源系21の光源11と導光ロ
ッド14とカラーホィール17は、図4に示した従来の
表示装置と同じものであるから、その説明は図に同符号
を付して省略する。
【0040】前記光源系レンズ21は、レンズ収差を小
さくするために、複数枚のレンズを組合わせて構成され
ており、この光源系レンズ21は、前記導光ロッド14
の出射側に、レンズ光軸を前記投射光路の軸線O20
一致させて配置されている。
【0041】一方、前記マイクロミラー素子1の前に配
置された中継光学部材25は、凸レンズ状の曲面をもっ
た1枚のレンズからなっている。
【0042】この中継光学部材25は、図2のように、
図に仮想線(二点鎖線)で示した凸レンズ26の一部を
前記マイクロミラー素子1の表示エリアAに対応する矩
形状に切り取った形状のレンズからなっており、前記矩
形状の一側縁の中央付近にレンズ光軸26aをもってい
る。
【0043】そして、前記中継光学部材25は、図1の
ように、前記マイクロミラー素子1の直前に、そのレン
ズ光軸25aを、前記マイクロミラー素子1の正面方向
(基準面Lの法線hに沿った方向)と実質的に平行で、
且つ前記マイクロミラー素子1の表示エリアAの周縁の
うち、前記光源系20からの光の入射方向とは反対側の
縁部(図1において下側の縁部)の中央付近を通る直線
に一致させて配置されている。
【0044】この中継光学部材25は、図1のように、
前記光源系20からの投射光を前記マイクロミラー素子
1の正面方向に対して前記入射方向に所定角度傾いた方
向に沿う平行光に補正して前記マイクロミラー素子1に
入射させるとともに、前記マイクロミラー素子1の正面
方向に出射した反射光(複数のマイクロミラー2により
正面方向に反射された光)の光束の軸線Oを前記レン
ズ光軸25a方向に屈折させ、前記光束を前記レンズ光
軸25aに向かって集束するように縮小して前記投影系
レンズ24に入射させる。
【0045】また、前記投影系23は、複数枚のレンズ
を組合わせて構成されたレンズ収差の小さい投影系レン
ズ24からなっており、この投影系レンズ24は、その
レンズ光軸24aを前記中継光学部材25のレンズ光軸
25aと実質的に一致させて配置されている。
【0046】この投影系レンズ24は、前記マイクロミ
ラー素子1の正面方向に出射し、前記中継光学部材25
により光束を縮小されて入射した光を、その光束を拡大
して、前記マイクロミラー素子1の前面と平行(マイク
ロミラー素子1の基準面Lと平行)に配置された図示し
ないスクリーンに投影する。
【0047】この投影型表示装置は、前記光源11から
の光を前記光源系レンズ21により光束を拡大して前記
マイクロミラー素子1に前記入射方向(マイクロミラー
素子1の正面方向に対してマイクロミラー2の一方の傾
き方向に傾いた方向)から投射し、その投射光を、前記
マイクロミラー素子1の前に配置された前記中継光学部
材25により前記マイクロミラー素子1の正面方向に対
して前記入射方向に所定角度傾いた方向に沿う平行光に
補正して前記マイクロミラー素子1に入射させるととも
に、前記マイクロミラー素子1の正面方向に出射した反
射光を、前記中継光学部材25により光束を縮小して前
記投影系レンズ24に入射させ、その光を前記投影系レ
ンズ24により光束を拡大して前記スクリーンに投影す
る。
【0048】すなわち、この実施例では、上述したよう
に、凸レンズ状の曲面をもったレンズからなる中継光学
部材25を、そのレンズ光軸25aを前記マイクロミラ
ー素子1の正面方向と実質的に平行で、且つ前記マイク
ロミラー素子1の表示エリアAの周縁のうち、前記光源
系20からの光の入射方向とは反対側の縁部の中央付近
を通る直線に一致させて配置しているため、前記光源1
1から出射し、前記光源系レンズ21により光束を拡大
されて前記マイクロミラー素子1に前記入射方向から投
射された光が、前記中継光学部材25により、前記マイ
クロミラー素子1の正面方向に対して前記入射方向に所
定角度傾いた方向に沿う平行光に補正されて前記マイク
ロミラー素子1に入射し、その光が、図5に実線で示し
た方向に傾き動作されたマイクロミラー2によりマイク
ロミラー素子1の正面方向に、前記基準面Lの法線hに
沿った平行光として反射される。
【0049】そして、前記マイクロミラー素子1の正面
方向に出射した平行光は、前記中継光学部材25に再び
入射し、この中継光学部材25により、そのレンズ光軸
25aに向かって集束するように光束を縮小されて前記
投影系レンズ24に入射し、この投影系レンズ24によ
り光束を拡大されて、前記マイクロミラー素子1の前面
と平行に配置されたスクリーンに投影される。
【0050】この投影型表示装置によれば、前記光源系
20からの投射光を平行光として前記マイクロミラー素
子1に入射させるようにしているため、前記複数のマイ
クロミラー2から均一な強度分布の平行光を出射させる
ことができ、したがって、前記投影系レンズ24に均一
な強度分布の光を入射させ、輝度むらの無い画像をスク
リーンに投影することができる。
【0051】そして、この投影型表示装置では、前記光
源系20を、光源11からの光を光源系レンズ21によ
り光束を拡大してマイクロミラー素子1に前記入射方向
から投射する構成とし、この光源系20からの投射光を
前記中継光学部材25により平行光に補正して前記マイ
クロミラー素子1に入射させるとともに、前記マイクロ
ミラー素子1の正面方向に出射した平行光を、前記中継
光学部材25により光束を縮小して投影系レンズ24に
入射させるようにしているため、前記光源系レンズ21
及び投影系レンズ24は安価な小口径レンズでよく、し
たがって低コストに製造することができる。
【0052】さらに、この投影型表示装置は、前記マイ
クロミラー素子1の正面方向に出射した平行光を、前記
中継光学部材25により光束を縮小して投影系レンズ2
4に入射させるようにしたものであるため、複数枚のレ
ンズにより構成する前記投影系レンズ24のレンズ数
を、図4に示した従来の投影型表示装置の投影系レンズ
19のレンズ数よりも少なくすることができる。
【0053】すなわち、図4に示した従来の投影型表示
装置は、マイクロミラー素子1の正面方向に出射した平
行光をそのまま投影系レンズ19に入射させるものであ
るため、前記投影系レンズ19を、平行光をレンズ焦点
に向けて屈折させるように設計する必要があり、したが
って、前記投影系レンズ19を多数枚のレンズにより構
成しなければならない。
【0054】それに対して、この実施例の投影型表示装
置は、マイクロミラー素子1の正面方向に出射した平行
光を、前記中継光学部材25により光束を縮小して投影
系レンズ24に入射させ、その光を前記投影系レンズ2
4により光束を拡大してスクリーンに投影するものであ
り、前記中継光学部材25が、従来の投影型表示装置に
おける投影系レンズ19の入射側レンズに代わる機能を
もっているため、前記投影系レンズ24のレンズ数を少
なくし、この投影系レンズ24をさらに安価にして、投
影型表示装置の製造コストを低減することができる。
【0055】また、この実施例では、前記中継光学部材
25を、凸レンズ状の曲面をもったレンズとし、この中
継光学部材25を、そのレンズ光軸25aを前記マイク
ロミラー素子1の正面方向と実質的に平行で、且つ前記
マイクロミラー素子1の表示エリアAの周縁のうち、光
源系20からの光の入射方向とは反対側の縁部の中央付
近を通る直線に一致させて配置しているため、前記光源
系20からの投射光を平行光に補正して前記マイクロミ
ラー素子1に入射させるとともに、前記マイクロミラー
素子1の正面方向に出射した平行光をその光束を縮小し
て小口径の投影系レンズ24に入射させることができ
る。
【0056】そして、前記レンズからなる中継光学部材
25は、前記光源系レンズ21及び投影系レンズ24に
比べて非常に安価であり、したがって、投影型表示装置
の製造コストをより低減することができる。
【0057】さらに、この実施例では、前記中継光学部
材25を、図2に示したように、円形な凸レンズ26の
一部をマイクロミラー素子1の表示エリアAに対応する
形状に切り取った形状のレンズとしているため、中継光
学部材25をさらに安価にし、投影型表示装置の製造コ
ストをさらに低減するとともに、前記中継光学部材25
を前記マイクロミラー素子1の周囲に突出しないように
配置し、その部分を省スペース化することができる。
【0058】また、この実施例では、前記投影系レンズ
24を、そのレンズ光軸24aを前記中継光学部材25
のレンズ光軸25aと実質的に一致させて配置している
ため、マイクロミラー素子1の正面方向に出射し、前記
中継光学部材25により光束を縮小されて投影系レンズ
24に入射した光を、前記投影系レンズ24により光束
を拡大して、前記マイクロミラー素子1の前面と平行に
配置されたスクリーンに、ピントの合った高品質の画像
として結像させることができる。
【0059】しかも、この投影型表示装置によれば、前
記光源系20と投影系23とのなす角度を、前記光源系
レンズ21及び投影系レンズ24を投影系23による投
影光路及び光源系20からの投射光路に干渉させること
無く小さくし、装置を小型化することができる。
【0060】すなわち、図4に示した従来の投影型表示
装置は、光源系10からの投射光を、大口径の光源系レ
ンズ17により平行光に補正してマイクロミラー素子1
に入射させ、前記マイクロミラー素子1の正面方向に反
射された平行光を大口径の投影系レンズ19に入射させ
るものであるため、前記光源系レンズ17を投影系10
による投影光路に干渉させないようにし、また前記投影
系レンズ19を光源系10からの投射光路に干渉させな
いようにするには、光源系レンズ10と投影系18との
なす角度を大きくする必要があり、したがって装置の小
型化が難しい。
【0061】それに対して、この実施例の投影型表示装
置は、光源11からの光を小口径の光源系レンズ21に
より光束を拡大してマイクロミラー素子1に投射し、そ
の光を前記中継光学部材25により平行光に補正して前
記マイクロミラー素子1に入射させるとともに、前記マ
イクロミラー素子1の正面方向に反射された平行光を、
前記中継光学部材25により光束を縮小して小口径の投
影系レンズ24に入射させるようにしているため、前記
光源系レンズ21を前記投影系23による投影光路に干
渉させること無く、また前記投影系レンズ24を前記光
源系20からの投射光路に干渉させること無く、前記光
源系レンズ20と投影系23とのなす角度を小さくする
ことができ、したがって装置の小型化を図ることができ
る。
【0062】図3はこの発明の第2の実施例を示す投影
型表示装置の側面図であり、この実施例の投影型表示装
置は、光源系20を、導光ロッド14の出射端面から出
射し、光源系レンズ21により光束を拡大されて投射さ
れる光を、ミラー22により反射させてマイクロミラー
素子1に投射する構成としたものである。
【0063】この実施例の投影型表示装置は、光源系2
0にミラー22を備えさせ、この光源系20を、前記ミ
ラー22により反射された光を前記マイクロミラー素子
1にその入射方向から投射するように配置したものであ
るが、前記光源系20の他の構成は上述した第1の実施
例と同じであり、また投影系23及び前記マイクロミラ
ー素子1の前に配置された中継光学部材25も第1の実
施例と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付
して省略する。
【0064】なお、上記第1および第2の実施例の投影
型表示装置は、反射型表示素子としてマイクロミラー素
子1を用いたものであるが、反射型表示素子は、複数の
画素が行方向及び列方向に配列した表示エリアを有し、
正面方向に対して一方の方向に傾いた入射方向から入射
した光を反射して前記正面方向に出射するとともに、前
記複数の画素からの光の出射を制御して画像を表示する
ものであれば、前記マイクロミラー素子1に限らず、例
えば反射型の液晶表示素子(アクティブマトリックス液
晶表示素子または単純マトリックス液晶表示素子)でも
よい。
【0065】その場合、前記反射型の液晶表示素子は、
その正面方向、つまり液晶層を挟んで対向する一対の基
板の法線に沿った方向に対して一方の方向に傾いた入射
方向から入射し、液晶層を透過して反射膜により反射さ
れた光を、プリズムシート等により屈折させて正面方向
に出射する構成とすればよい。
【0066】ただし、前記マイクロミラー素子1と液晶
表示素子とを比較すると、マイクロミラー素子1は、そ
の画素サイズ(マイクロミラー2の縦横の幅)が10μ
m〜20μmと液晶表示素子の画素サイズ(100μm
〜200μm程度)に比べてはるかに小さく、また液晶
表示素子のように偏光板を必要としないため、入射光を
ほとんどロスすることなく効率良く反射する。
【0067】したがって、反射型表示素子は前記マイク
ロミラー素子1が好ましく、このマイクロミラー素子1
を用いることにより、高精細で、しかも明るい画像をス
クリーンに投影することができる。
【0068】
【発明の効果】この発明の投影型表示装置は、複数の画
素が行方向及び列方向に配列した表示エリアを有し、正
面方向に対して一方の方向に傾いた入射方向から入射し
た光を反射して前記正面方向に出射するとともに、前記
複数の画素からの光の出射を制御して画像を表示する反
射型表示素子と、光源からの光を光源系レンズにより光
束を拡大して前記反射型表示素子に前記入射方向から投
射する光源系と、前記反射型表示素子からの出射光を投
影系レンズにより光束を拡大して投影する投影系と、前
記反射型表示素子の前に配置され、前記光源系からの投
射光を前記反射型表示素子の正面方向に対して前記入射
方向に所定角度傾いた方向に沿う平行光に補正して前記
反射型表示素子に入射させるとともに、前記反射型表示
素子の正面方向に出射した反射光をその光束を縮小して
前記投影系レンズに入射させる中継光学部材とを備えた
ものであるため、光源系からの投射光を前記反射型表示
素子に平行光として入射させ、前記反射型表示素子から
均一な輝度分布の平行光を出射させて、輝度むらの無い
画像をスクリーンに投影することができるとともに、光
源系レンズ及び投影系レンズを安価な小口径レンズと
し、低コストに製造することができる。
【0069】この発明の投影型表示装置において、前記
反射型表示素子は、正面方向に対して実質的に垂直な基
準面に対して一方の方向と他方の方向とに傾き動作する
複数のマイクロミラーからなる複数の画素が前記基準面
に沿って行方向及び列方向に配列した表示エリアを有
し、正面方向に対して前記マイクロミラーの一方の傾き
方向に傾いた入射方向から入射した光を前記複数のマイ
クロミラーの傾き方向の切換えにより前記正面方向と斜
め方向とに反射して画像を表示するマイクロミラー素子
が好ましく、このマイクロミラー素子を用いることによ
り、高精細で、しかも明るい画像をスクリーンに投影す
ることができる。
【0070】また、前記中継光学部材は、凸レンズ状の
曲面をもったレンズからなっており、そのレンズ光軸
を、前記反射型表示素子の正面方向と実質的に平行で、
且つ前記反射型表示素子の表示エリアの周縁のうち、光
源系からの光の入射方向とは反対側の縁部の中央付近を
通る直線に一致させて配置されているのが好ましく、こ
のようにすることにより、前記光源系からの投射光を平
行光に補正して前記反射型表示素子に入射させるととも
に、前記反射型表示素子の正面方向に出射した平行光を
その光束を縮小して前記投影系レンズに入射させること
ができる。また、前記レンズからなる中継光学部材は、
前記光源系レンズ及び投影系レンズに比べて非常に安価
であるため、投影型表示装置の製造コストをより低減す
ることができる。
【0071】さらに、前記中継光学部材は、円形な凸レ
ンズの一部を前記反射型表示素子の表示エリアに対応す
る形状に切り取った形状のレンズからなっているのが好
ましく、このようにすることにより、前記中継光学部材
をさらに安価にし、投影型表示装置の製造コストをさら
に低減するとともに、前記中継光学部材を前記反射型表
示素子の周囲に突出しないように配置し、その部分を省
スペース化することができる。
【0072】また、前記投影系レンズは、そのレンズ光
軸を前記レンズからなる中継光学部材のレンズ光軸と実
質的に一致させて配置するのが望ましく、このようにす
ることにより、前記反射型表示素子の正面方向に出射
し、前記中継光学部材により光束を縮小されて前記投影
系レンズに入射した光を、前記投影系レンズにより光束
を拡大して、前記反射型表示素子の前面と平行に配置さ
れたスクリーンに、ピントの合った高品質の画像として
結像させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す投影型表示装置
の側面図。
【図2】前記投影型表示装置の中継光学部材の正面図。
【図3】この発明の第2の実施例を示す投影型表示装置
の側面図。
【図4】従来の投影型表示装置の側面図。
【図5】マイクロミラー素子の表示原理を示す図。
【図6】光源系に設けられたカラーホィールの正面図
【符号の説明】
1…マイクロミラー素子(反射型表示素子) 2…マイクロミラー L…基準面 20…光源系 11…光源 14…導光ロッド 15…カラーホィール 21…導光ロッド 21…光源系レンズ 22…ミラー 23…投影系 24…投影系レンズ 24a…投影系レンズのレンズ光軸 25…中継光学部材 25a…中継光学部材のレンズ光軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素が行方向及び列方向に配列した
    表示エリアを有し、正面方向に対して一方の方向に傾い
    た入射方向から入射した光を反射して前記正面方向に出
    射するとともに、前記複数の画素からの光の出射を制御
    して画像を表示する反射型表示素子と、 光源からの光を光源系レンズにより光束を拡大して前記
    反射型表示素子に前記入射方向から投射する光源系と、 前記反射型表示素子からの出射光を投影系レンズにより
    光束を拡大して投影する投影系と、 前記反射型表示素子の前に配置され、前記光源系からの
    投射光を前記反射型表示素子の正面方向に対して前記入
    射方向に所定角度傾いた方向に沿う平行光に補正して前
    記反射型表示素子に入射させるとともに、前記反射型表
    示素子の正面方向に出射した反射光をその光束を縮小し
    て前記投影系レンズに入射させる中継光学部材とを備え
    たことを特徴とする投影型表示装置。
  2. 【請求項2】反射表示素子は、正面方向に対して実質的
    に垂直な基準面に対して一方の方向と他方の方向とに傾
    き動作する複数のマイクロミラーからなる複数の画素が
    前記基準面に沿って行方向及び列方向に配列した表示エ
    リアを有し、正面方向に対して前記マイクロミラーの一
    方の傾き方向に傾いた入射方向から入射した光を前記複
    数のマイクロミラーの傾き方向の切換えにより前記正面
    方向と斜め方向とに反射して画像を表示するマイクロミ
    ラー素子であることを特徴とする請求項1に記載の投影
    型表示装置。
  3. 【請求項3】中継光学部材は、凸レンズ状の曲面をもっ
    たレンズからなっており、そのレンズ光軸を、反射型表
    示素子の正面方向と実質的に平行で、且つ前記反射型表
    示素子の表示エリアの周縁のうち、光源系からの光の入
    射方向とは反対側の縁部の中央付近を通る直線に一致さ
    せて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    投影型表示装置。
  4. 【請求項4】中継光学部材は、円形な凸レンズの一部を
    反射型表示素子の表示エリアに対応する形状に切り取っ
    た形状のレンズからなっていることを特徴とする請求項
    3に記載の投影型表示装置。
  5. 【請求項5】投影系レンズは、そのレンズ光軸を中継光
    学部材のレンズ光軸と実質的に一致させて配置されてい
    ることを特徴とする請求項3または4に記載の投影型表
    示装置。
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