JP4550344B2 - ビデオプロジェクタ用光投射システム - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、ビデオプロジェクタ用の光投射のシステムに関し、例えば、DMD(ディジタル・マイクロミラー装置、Digital Micromirror Device)技術に基づくビデオプロジェクタ用の光学的な投射(illumination、照射、投光、放射、照明)のシステムに関する。
【0002】
DMD(ディジタル・マイクロミラー装置)技術に基づくビデオ投射システムはますます普及している。特に、そのシステムによって、特に画像そのものの明るさ(輝度)および解像度に関して優れた画像品質が得られ、例えば映像管(kinescope)を用いた装置と比較して小さいプロジェクタ・サイズが得られる。
【0003】
DMD装置は、基本的に、1組のアルミニウム製の正方形(四角)のミラーを具えている。そのミラーは、1辺がマイクロメートル・サイズ、例えば16μmであり、各ミラーは、投射される画像の要素(画像エレメント)即ちピクセルに関連付けられて設けられている。上述のミラーは、対角線(diagonal)の周りに小さな角度、例えば±10度だけ回転でき、その双方向の回転は、ミラーの下に位置しかつその回転軸について互いに反対の(対向)位置にある2つの電極によって形成される。従って、そのミラーが“休止(rest)”状態にあるとき、即ち2つの電極のいずれによっても引きつけられないとき、その光は、ミラー平面の垂線に対して約20度の角度でそのミラーに当たる。ミラーが一方向に回転した場合、反射光線は、投影レンズにおいて影響を与えない偏向を受け、従ってスクリーンに送られることはない。従って、対応するピクセルは“オフ”状態となる。反対方向の回転が生じた場合は、ピクセルは“オン”状態となる。その理由は、反射光が、投影レンズに影響を与えて、スクリーンに送られるからである。
【0004】
SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)のタイプの静的メモリのセルが、画像の各ピクセルに対応付けられていて、ミラー回転を生じさせる電極を方向付けるための情報を含んでいる。反射光がたとえ常に同じ強度を有する場合でも、ピクセルが“オン”状態を維持する時間(期間)が変化して、人間の目によって生じる積分作用によって輝度(luminosity)変化の効果が得られる。ビデオプロジェクタは、ほんの1つのDMD装置を含んでいてもよく、その場合、そのミラーは3原色、即ち赤、緑および青によって順次照射される。その3原色は、発光ランプの光を、少なくとも3つのセグメントに分離された、カラー・ホイールと呼ばれる回転ホイール(輪)に送ることによって得られる。各原色は、ダイクロイック・フィルタ(dichroic filter、干渉フィルタ)で、即ち3原色の1つに関連する波長に関して選択的なダイクロイック・フィルタで構成されている。ホイール回転によって、光ビームがDMD装置に送られ、異なる3つの全ての色が順次得られる。その反対に、3つのDMD装置を有するビデオプロジェクタの場合は、発光ランプの光はプリズムによって3原色に分離され、各色は異なる1つのDMD装置に送られる。
【0005】
DMDビデオプロジェクタにおいて、光学的な投射のシステムの選択は特に重要である。その理由は、ビデオプロジェクタそのものの寸法形状(ディメンション)と利用手順の双方がそれによって決まるからである。
【0006】
図1には、既知の第1の投射システムが基本図で示されている。この基本図では、垂直なスクリーン22への正面投影のために水平位置にビデオプロジェクタ21が配置されているものとしてプロットされており、従って、上述の図は、上述のビデオプロジェクタ21の上面図に相当する。このような前提は、特に断らない限り、後の全ての図面に適用される。さらに、図面を明瞭にするために、様々な図面において、同じ参照番号で示されたブロックは同じ機能を有する。参照番号1は、パラボラ・リフレクタ(放物線形反射器)を有する発光ランプを示している。番号2は、直方体の光学的グラス(ガラス)からなる一体的(integrating、一体化)ロッド(棒)4の入射部に光を集束する(その焦点を形成する)非球面集光レンズ(aspheric condenser、非球面コンデンサ)を示しており、その機能は発光ランプ1からの均一な(一様な)光ビームによって得られる。一体的ロッド4の前にはカラー・ホイール3が設けられており、上述のように、カラー・ホイール3によって、図1の例のように、ほんの1つのDMD装置を用いたビデオプロジェクタにおけるその複数のダイクロイック・フィルタを通してそれぞれの色が再生される。幾つかの事例では、発光ランプ1からカラー・ホイール3までの距離(部分)は、反射光線が周囲の空間に拡がって周囲を照射するのを防ぐための図示されていない集光器(collector)で密閉されている。一体的ロッド4からの出射光は、レンズ・システムによって、特定の事例では、リレー(中継)レンズとして知られている、まとめて参照番号5で示されている3つの集束レンズによって集められる。上述のレンズ5は、ミラー6およびプリズム7とともに、発光ランプ1によって放射された光を、番号9で示された画像マイクロフォーム(microform)装置、即ちDMD装置に向けて伝搬する。焦点が合わせられた画像がその装置上に形成され、その画像は一体的ロッド4の出射部における画像が拡大されたものである。この投射の図は、画像マイクロフォーム装置9上に焦点が形成されるもので、重要な(critical)またはアッベ(Abbe)の照明(illumination:投射)として知られている。発光ランプ1から画像マイクロフォーム装置9までの光路(光学的経路)は2つの偏向を受ける。第1の偏向はミラー6の反射面によるものであり、第2の偏向はプリズム7によるものである。プリズム7は、その光ビームを、画像マイクロフォーム装置9用の製造業者の仕様による要求に従って画像マイクロフォーム装置9に向けて約20度の角度で伝搬する。プリズム7は、例えばTIR(Total Internal Reflection)等の一般的プリズムであり、即ちそのプリズムを参照番号8で示された第2のプリズムから分離する約10μmの空気層の存在によって、全反射で作用する。上述のプリズム8は、画像マイクロフォーム装置9の表面上でマイクロミラーから到来する光ビームを、参照番号10で示された投影レンズに向けて偏向し、その投影レンズは画像を垂直のスクリーン22上に投影する。
【0007】
図1における点線は、発光ランプ1によって放射された光ビームの光路を示している。上述の発光ランプ1の投射軸に沿って方向付けられた第1のセグメント(線分)ABは、上述の投射ランプ1と同一線上にある点Aから始まって、ミラー面6と同一線上にある点Bに達する。上述の第1のセグメントABは、図1aのP1で示された第1の平面上にある。図1aにおいて、その光路の基本的透視図はビデオプロジェクタ21内のものであることを述べておく。
【0008】
次いで、光ビームは、図1aにおいて明らかに分かるようにミラー6によって上向きに偏向され、プリズム7上に位置する第2の平面P2に関連する点Cに達し、そこから画像マイクロフォーム装置9の表面に関連する点Dに反射される。上述のように、画像は、画像マイクロフォーム装置9によって光ビームを変調することによって形成される。最後に、上述の変調された光ビームは、投影レンズ10の直接的外部の点Eに達し、即ち投影軸の一部である投影セグメントDEを特定する点Eに達する。セグメントDEの延長線はスクリーン22に達する。
【0009】
ミラー6は、セグメントBCに沿って光路を上向きに偏向し、即ち光路はセグメントの代わりに長方形状の上面図において傾斜して現れる。上述の偏向は、非常に重要なもので、図1に示されていない関連する大きい体積のパイロット・カード(手段)を保持する(bear)任意の大きなサイズの構成部品、例えばプリズム7および8および画像マイクロフォーム装置9が、セグメントABおよび/または一体的ロッド4に沿って光ビームの光路に干渉するのを防ぐ。
【0010】
投射システムは、ミラー後方投影構成、即ち画像が上向きに投影される構成において使用される。その理由は、発光ランプ1の投射軸が水平でありかつ投影軸に実質的に垂直であり、従って、ビデオプロジェクタ21を直立状態に配置して、投影レンズ10が画像を上向きに送るようにし、発光ランプ1の位置を変えることなく、図1に示された位置において放熱(熱の放散)用の最適状態に配置され、ビデオプロジェクタ21の長いサービス寿命が保証される。
【0011】
しかし、図1によるビデオプロジェクタ用の投射システムは、光路のセグメントABの上または付近のいずれかに配置された大きなサイズの構成部品のために全体の寸法形状が、特に上述の高さが、大き過ぎるという欠点を有する。
【0012】
図2の構成において、ビデオプロジェクタ31の既知の第2の投射システムの基本図が示されている。各点ABB’CDEを通って延びる点線によって表された光路は、参照番号6’、6’’、6’’’でそれぞれ示された3つの反射面によって偏向され、面6’、6’’は光路を下向きに反射する。一方、面6’’’はそれを上向きに反射する。お分かりのように、光路の展開は、より大きい構成部品に対して干渉の問題が生じないように行われる。それによって、図1の解決策についてより制限された高さ寸法形状が得られる。このシステムでは、既知のコーラー(Kohler)構成による画像マイクロフォーム装置9の代わりに、投影レンズ10の入射部上に光ビームが集束される。反射面6’’’は、画像マイクロフォーム装置9に送られる光ビームの正しい角度投影(angle shot)を形成する。それによって、図1のプリズム7と8の双方が必要でなくなる。参照番号5で示された1組の3つのレンズまたはリレー・レンズによって画像の焦点合わせが行われる。
【0013】
しかし、図2のシステムはミラー後方投影構成では使用できない。それは、セグメントABと一致するランプ軸が水平であるがセグメントDEで示された投影軸に実質的に垂直でないためである。従って、ビデオプロジェクタ31が、ミラー後方投影に必要な直立状態で配置された場合は、ランプ軸は上向きに傾斜され、その場合、ランプは光学的放熱を保証できず、寿命が結果として相当短くなるであろう。
【0014】
図2に示されたシステムの別の欠点は、投影レンズの入射部に集束される(焦点が合せられる)画像がより小さいことによる。その理由は、画像マイクロフォーム装置9からの光線が収束する光線であって、画像マイクロフォーム装置9からの光ビームの一部が失われるので、投影レンズ10は垂直に移動できないからである。その結果、画像位置は、スクリーン上で調整できず、即ちいわゆる垂直オフセットを行うことができない。
【0015】
従って、一般的投射システムは幾つかの欠点を有する。最も重要な欠点は、そのサイズが大きいことであり、全ての可能な構成で(正面(前面)投影、天井投影、後方投影で)ビデオプロジェクタを使用し直立画像位置(いわゆるオフセット)を調整することができないことである。特に、40’’(インチ)より大きいスクリーンを有するテレビジョン装置において広く使用されるミラー後方投影において、ビデオ・プロジェクタは、直立状態で配置され、光ビームを上向きにミラーに送り、そのミラーはスクリーン上に後方に反射し、そのランプの冷却問題が生じる。
【0016】
本発明の目標
(目的)は、上述の欠点を解消でき、制限された寸法形状で任意の構成で利用可能なビデオプロジェクタの製造を可能にするビデオプロジェクタ用の光学的な投射のシステムを実現することである。
【0017】
そのような目標
(目的)を達成するために、本発明の目的は、詳細な説明の重要な部分を形成する請求の範囲の特徴を含む光学的な投射のシステムを実現することである。
【0018】
本発明の別の目的、特徴および利点は、発明を制限しない例で示された詳細な説明および図面から明らかになる。
【0019】
図3を参照すると、これには本発明によるDMD技術に基づくビデオ投影(プロジェクション)用投射の光学システムが示されている。前述と同様に、図1および図2のブロック中の参照番号と同じ番号をもったブロックは先に述べた機能と同じ機能を実行する。
【0020】
図3に示されているビデオプロジェクタ41は、点ABB’CDEを通って伸びる点線によって概略的に示された光路(通路)を有し、これは面P1に対して垂直に配置されたミラーのような第1の反射面11により第1の偏向を受ける。従って、セグメントABおよびBB’は共に水平面と平行で、図2aの斜視図に示された面P1中にある。光路の第2の偏向は上方に傾斜した第2の反射面11’によって行われ、図3では、その水平面への投影はセグメントの代わりに長方形によって表されている。
【0021】
セグメントB’Cに沿う光路(パス)は上方に傾斜している。即ち、投影レンズ10の面P2に到達し、これによってプリズム7、8およびその関連する駆動カード(駆動手段、driving card)を具えた画像マイクロフォーム装置9を挿入するのを可能にしている。前述のようにこれらの成分は全体的にかなりの大きさの寸法をもっている。この例では、実際には上述の成分は、現在は投影軸によって特定される寸法に関してビデオプロジェクタ41の反対側にある一体的ロッド4のような下側のスペースに嵩高の成分が存在しないことにより容易に配置される。それによって上記成分は光路のいずれの部分とも交叉(交差)することはない。これとは逆に小さい垂直寸法をもった投影レンズ10は光学軸を飛び越え、それによって全ビデオプロジェクタ41を小さな垂直寸法をもつように製造することができる。
【0022】
その結果、図1のシステムとは違って、面P1からP2への光学軸を有するセグメントB’Cの上方への傾斜を制限されたものにすることができ、ビデオプロジェクタ41の垂直寸法を大幅に減少させることができる。
【0023】
既に述べたように、光路の第3の偏向は参照番号7によって示されているTIRプリズム7によって与えられる。このプリズムはセグメントCDによって表される正しい傾斜をもって光ビームを画像マイクロフォーム装置9に送る。図1に示すように、プリズム8は画像マイクロフォーム装置9からの光ビームを投影レンズ10に送る。
【0024】
ミラー11および11’、プリズム7および画像マイクロフォーム装置9によって行われる偏向により、セグメントDEが関連する投影軸は水平面と平行になり且つ発光ランプ1の投影軸に関連するセグメントABと実質的に垂直になる。上述の説明に従って、ビデオプロジェクタ41をミラーバック投影(ミラー後方投影:mirror back projection)用に垂直位置で使用することができる。さらに、面P1上の光学軸の投影は、面P1上で交叉点XでセグメントDEの投影と交叉するセグメントABにより、閉じられたライン(閉ライン)を形成する。これによって、図4の閉じられたパスはBB’CDXによって示される。従って、ビデオプロジェクタ41の寸法はセグメントDEに沿う投影軸の方向に制限されたものになる。
【0025】
一体的ロッド4からの出力光ビームは、前述のアッベ(Abbe)の構成に従って番号5によって表される3個の集中(集束)レンズ(リレー・レンズ)によって画像マイクロフォーム装置9上に集束される。画像マイクロフォーム装置9上に現れる画像は充分に大きく、投影レンズ10の入力(入射位置)に到達する光線は発散したものであるので、スクリーン22上の画像センタリング(オフセット)を確実に行うように上記投影レンズ10を小さい距離、±6mm垂直方向にシフトさせることができる。
【0026】
上述の説明から、ここに示された光路のダイアグラムにより小さな寸法のビデオプロジェクタの製造が可能になることが明らかであり、これは任意の構成に使用することができる。
【0027】
図3に示されたビデオプロジェクタ41は1個のDMDをもつものとして示されているが、このシステムは、図4に示されているビデオプロジェクタ51用に示されているように、2個のDMDまたは3個のDMD装置を使用したビデオプロジェクタでも使用することができる。
【0028】
この場合、カラー画像を得るために図3のカラー・ホイール3は使用されておらず、プリズム7からの光ビームは参照番号12によって示されるプリズムによってその3原色成分、即ち赤、緑、青に分離される。これらの3原色の各色は3個の画像マイクロフォーム装置9、9’、9’’の1つに正しい入射角で送られ、プリズム12に反射して戻される。プリズム12は光ビームをリセットしてそれをプリズム7および8を経由して投影レンズ10に送る。
【0029】
上述の説明から本発明の特徴およびそれに関連する効果は明らかである。
【0030】
本発明の照射システムによれば、各成分間のあらゆる光学的および機械的干渉を排除して、アッベの構成によるDMD装置を使用したビデオプロジェクタの製造が可能になるという効果が得られる。これにより制限された水平および垂直寸法をもったビデオプロジェクタの製造が可能になるという効果が得られ、ランプによって投射されるビームおよび特に一体的ロッドがプリズムおよびDMD装置の制御電子装置の近傍に位置するのを防止し、むしろ特にビデオプロジェクタによって与えられるスペース内の一体的ロッドおよびDMD装置は、投影方向によって特定される軸に関して正反対側に配置される。
【0031】
さらに、このようなビデオプロジェクタは後方投影(バック・プロジェクション)構成においても使用できるという効果がある。
【0032】
本発明の新規な精神、新しい考え方から逸脱しない範囲で、例によって説明した上述の投影システムについて多くの変更が可能なことは当業者には明らかである。また、本発明の実際の動作において、成分の形状、寸法はしばしば上述のものとは異なることがあり、また技術的に等価な要素と置換可能であることは明らかである。
【0033】
例えば、反射面11を単純なミラーの代わりに“コールド・ミラー”形式で構成することもできる。これによると、可視光線を越える波長、特に赤外線をもった光線を除去して光加熱効果を減少させることができ、その結果DMD装置に到達する熱の量が少なくなり、冷却が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、既知の第1の投射システムの概略的正面図を示している。図1aは、図1の投射システムの光路の概略的透視図を示している。
【図2】 図2は、図1の投射システムの光路の概略的透視図を示している。
【図3】 図3は本発明による投影システムの概略平面図を示す。図3aは図3の投影システムの光路の概略斜視図を示す。
【図4】 図4は本発明による投影システムの他の実施例の概略平面図である。

Claims (15)

  1. 第1の光学軸(AB)に沿う光ビームを照射する発光ランプ(1)と、第2の光学軸(DE)に沿う前記光ビームと交叉する投影レンズ(10)とを含み、
    前記第1の光学軸(AB)と第2の光学軸(DE)は、第1の面(P1)と該第1の面(P1)とは異なる第2の面(P2)にそれぞれ関連しており、
    また、前記光ビームを前記第1の光学軸(AB)と第2の光学軸(DE)を含む光路に沿って案内するための光学偏向手段(6;11、11’)と光学処理手段(7、8、9;7、8、9、12、9’、9”とを含み、
    前記光学処理手段(7、8、9;7、8、9、12、9’、9”)は少なくとも1つの画像形成装置(9;9、9’、9'')を含み、
    前記発光ランプ(1)と前記光学偏向手段中に含まれる第1の反射面(11)との間に形成された前記第1の光学軸(AB)に沿う前記光ビームは、前記第2の平面(P2)上にある前記投影レンズ(10)の下を通過し、
    前記第1の平面(P1)上の前記光路の幾何学的投影は閉じたパス(BB’CDX)を含むものであることを特徴とする、ビデオプロジェクタ用投射システム。
  2. 前記第1の面(P1)に関連する前記第1の光学軸(AB)と前記第2の面(P2)に関連する前記第2の光学軸(DE)はそれぞれ互いに平行でなく、前記光ビームは、この光ビームを前記第1の面(P1)から前記第2の面(P2)にシフトする前記光学偏向手段(6;11、11’)と前記光ビームを前記第1の光学軸(AB)から前記第2の光学軸(DE)にシフトする前記光学処理手段(7、8、9;7、8、9、12、9’、9”とによって光路に沿って案内されるものであることを特徴とする、請求項1に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  3. 前記第1の面(P1)上の前記第2の光学軸(DE)の投影は前記閉じたパス(BB’CDX)に関連する交叉点(X)をもつものであることを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  4. 前記交叉点(X)は前記第1の面(P1)上の前記投影レンズ(10)の投影に関連するものであることを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  5. 前記光ビームは、前記光学処理手段(7、8、9;7、8、9、12、9’、9”とレンズ(5)とによって前記画像形成装置(9;9’、9”に集束されるものであることを特徴とする、請求項1乃至のいずれかに記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  6. 前記第1の面(P1)上で伸びる光路の部分には少なくとも反射面(11)が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれかに記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  7. 前記反射面(11)はコールド・ミラー形式のものであることを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  8. 前記第1の面(P1)上で伸びる光路の前記部分には少なくとも第2の反射面(11’)が設けられていることを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  9. 前記第1の面(P1)は前記第2の面(P2)の下に配置されており、前記第1の光学軸(AB)は前記第2の光学軸(DE)の下、特に前記投影レンズ(109)の下を通過することを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェク
  10. 前記投影レンズ(10)は小さい距離垂直方向にシフト可能であることを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  11. 前記光学処理手段(7、8、9;7、8、9、12、9’、9”は幾つかの画像形成装置(9、9’、9”を含むものであることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  12. 前記光学処理手段は色分離用プリズム(12)を含むものであることを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  13. 前記少なくとも1つの画像形成装置(9;9、9’、9” )は少なくとも1つのDMD装置を含むものであることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれかに記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  14. 前記光ビームは前記光学処理手段(7、8、9;7、8、9、12、9’、9”およびレンズ(5)によって臨界投射ダイアグラムまたはアッベのダイアグラムに従って前記画像形成装置(9、9’、9”に集束されることを特徴とする、請求項に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
  15. 前記ビデオプロジェクタ(41、51)は前記第1の光学軸(AB)の投影と、前記画像形成装置(9 )として、前記ビデオプロジェクタ(41、51)の寸法に関して前記第2の光学軸(DE)に沿う実質的に正反対側の位置に配置された画像マイクロフォーム装置(9)とを有するものであることを特徴とする、請求項1に記載のビデオプロジェクタ用投射システム。
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