JP5268613B2 - 投写型画像表示装置 - Google Patents

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この発明は、ランプ光源が発した光を、ライトパイプで均一な照度分布の光に整形出射し、その光を表示デバイス上に照明することにより形成された映像光を、投写レンズを用いてスクリーン上に拡大投写する投写型画像表示装置に関するものである。
光を整形するライトパイプを有する投写型画像表示装置を開示した先行文献として、例えば特許文献1がある。
特許文献1に係る技術では、ランプ光源と、ランプ光源から出射された光を通過させるカラーホイールと、カラーホイールを通過した光をミキシングする角筒形状のライトパイプと、表示デバイスと、投写レンズなどを有する。
ランプ光源から出射された光は、楕円面鏡によって収斂される。カラーホイールは、赤、緑、青の各色用のフィルターを有する。当該カラーホイールは、映像信号の同期信号に同期して回転する。カラーホイールの当該回転により、フィールドシーケンシャルで照明光束をカラー化する。当該カラーホイールによってカラー化された光束は、ライトパイプに導かれ、表示デバイスを介して、投写レンズに向けて進む。
上記ライトパイプは、ランプ光源の集光像が持つ輝度ムラを低減する光強度均一化素子である。ライトパイプの出射端面近傍においては、照明光源となる均一光源面を形成する。ライトパイプから出射された光は、表示デバイス上に転写され、投写レンズによりスクリーン上に拡大投写される。
特開2002−122805号公報
上記特許文献1に係る投写型画像表示装置では、ライトパイプは複数の平板ミラーを組み合わせることにより構成されている。従来の技術はこのような構成になっており、ライトパイプを構成する短冊状の4枚の平板ミラーは製造コストの観点から、大きな平面ミラーを短冊状にカットすることが一般的である。このため、破断面となるミラーの端面は傷、欠け、異物、汚れ等の反射率を損なう欠陥が生じ易い。また、一枚ずつ成型した場合も成型時に生じるバリ等の処理で、端面は同様の欠陥が生じ易い。
また、ライトパイプを構成する短冊状の4枚の平板ミラーの端面には、前述の製造方法により、傷、欠け、異物、汚れ等の反射率を損なう欠陥が全く無い状態で製造することは困難である。欠陥が全く無いものを選別してライトパイプ4を製造すると、コストが非常に高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、上述のような課題を解消するためになされたもので、安価な製造コストで作成でき、映像品位を著しく損ねることが無い投写型画像表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の投写型画像表示装置は、光源と、前記光源からの光を反射し、集光するリフレクターと、内面が光の反射面の角筒形状であり、前記リフレクターで集光された光を入射し、前記反射面で複数回反射させて出射するライトパイプとを、備えており、前記ライトパイプの内面の角部において、当該ライトパイプの光出射側の第一の端面から、当該ライトパイプの光入射側の第二の端面に向けて所定の距離Lだけ離れた位置までの範囲では、光学欠陥を有さない。ここで、L=D/tanθmであり、Dは、前記ライトパイプの前記第一の端面の開口部の対角寸法であり、θmは、前記リフレクターで反射され、前記ライトパイプの第二の端面に入射する光のうち、最大強度を有する光の前記第二の端面における前記光源の光軸を基準とした入射角度である。
そして、前記ライトパイプは、(A)平面ミラーを短冊状に切断することにより、複数の平板ミラーを作成し、(B)前記複数の平板ミラーから、前記所定の距離Lの範囲で前記光学欠陥を有さない前記平板ミラーを選択し、(C)前記所定の距離Lの範囲で前記光学欠陥を有さないように、前記(B)で選択した前記平板ミラーを組み合わせる、ことにより作成する。
本発明では、ライトパイプの内面の角部において、当該ライトパイプの光出射側の第一の端面から、当該ライトパイプの光入射側の第二の端面に向けて所定の距離だけ離れた位置までの範囲では、光学欠陥を有さない。
したがって、投写される映像において映像品位を著しく損ねることが無い投写型画像表示装置を、安価にて提供することができる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態>
図1は、本実施の形態に係る投写型画像表示装置100の構成を示す図である。
投写型画像表示装置100は、ランプ光源1、ランプリフレクター2、カラーホイール3、ライトパイプ4、集光光学系5、表示デバイス6、および投写レンズ7を備えている。
ランプ光源1としては、アーク放電を利用した、高圧水銀ランプやハロゲンランプなどのアーク光源を採用できる。
ランプリフレクター2は、回転楕円体面形状に成型された、反射部材である。ここで、当該回転楕円体面形状の中心は、ランプ光源1の光軸上に存する。ランプリフレクター2は、ランプ光源1から出射された光を反射し、当該光を集光させる。
ここで、楕円体面は、一方の焦点から発した光を、もう片方の焦点に集光することが幾何光学的に知られている。図1に示す投写型画像表示装置100において、ランプ光源1は、回転楕円体面形状をしたランプリフレクター2の一方の焦点に配置される。そして、ランプ光源1から出射した光は、ランプリフレクター2の内面で反射し、リフレクター2のもう一方の焦点に向かって集光する。
カラーホイール3は、赤色を透過させるフィルター、緑色を透過させるフィルター、および青色を透過させるフィルターを円周上に配置されることにより、構成される。カラーホイール3は、ランプ光源1とライトパイプ4との間に配置される。当該構成のカラーホイール3は、ランプリフレクター2から反射された光を入射する。そして、カラーホイール3が軸回転することにより、当該カラーホイール3を透過する光の色を時分割で変化させる。すなわち、カラーホイール3より後段(図1におけるランプ光源1の非配置側)の光学系に対しては、赤・緑・青の光が時間軸に沿って順番に出力される。ここで、当該カラーホイール3の回転は、モーター3aの駆動力により実現される。
ライトパイプ4は、内面は光の反射面で構成されており、当該ライトパイプ4の断面形状は、中空の角形形状である(つまり、角筒形状である)。ここで、当該反射面の対面する部分同士は平行をなしている。
たとえば、ライトパイプ4として、内面が光の反射面となった、断面形状がダクト形状(四角筒形状)であるパイプを採用できる。ライトパイプ4は、ランプリフレクター2で反射され、カラーホイール3を透過した光を入射する。そして、当該入射光を反射面で複数回反射させ、当該複数回反射の結果、均一な照度分布となった光を、ライトパイプ4の出射部から出射する。なお、ライトパイプ4の光入出面の中心は、ランプ光源1の光軸上に配置される。
ライトパイプ4ができるだけ多くの光を取り込むことができるように、光の集光する側のランプリフレクター2の焦点位置と、ライトパイプ4の入射面とが一致するように、当該ライトパイプ4は配置される。
集光光学系5は、少なくとも1以上のレンズから構成される。集光光学系5は、ライトパイプ4から出射され照度分布が均一となった光束全体を集光し、表示デバイス6上に転写する。
表示デバイス6は、投写型画像表示装置100に入力された映像信号を元にして、ライトパイプ4から出射された照明光を、映像光として出力する。表示デバイス6の例としては、透過型または反射型液晶パネルや、光の反射する方向をスイッチングするマイクロミラーをアレイ状に並べて作られた素子が挙げられる。また、表示デバイス6の他の例としては、多数の反射ミラーの高さを可変させてミラー間の干渉を発生させ、光の反射する方向をコントロールする素子なども挙げられる。
たとえば、表示デバイス6が、画素を構成する可動式のマイクロミラーを数十万個以上配列した反射型ライトバルブである場合には、次の構成となる。各マイクロミラーは、映像信号に基づいて角度を制御される。各マイクロミラーは、オン状態とオフ状態とで所定の角度だけ変化させる。各マイクロミラーは、オフ状態のときに入射光を光吸収板(図示せず)に向けて反射し、オン状態のときに入射光を投写レンズ7に向けて反射する。
投写レンズ7は、表示デバイス6において形成された映像光をスクリーン上に拡大投写する。
カラーホイール3の働きにより、表示デバイス6には赤・緑・青色の光が順番に照明される。また、カラーホイール3から透過される各色の光に同期して、表示デバイス6にはその色に対応する映像信号が入力される。これにより、スクリーン上には赤・緑・青各色の映像光が順番に映し出される。ここで、色の交代周期が十分に早ければ、これらの色は観測者の頭の中で合成され、全体としてフルカラーの映像として視認される。
図2は、ライトパイプ4の詳細構成の1例を示す透視斜視図である。
図2に例示する構成では、ライトパイプ4は、短冊状にカットまたは成形された4枚の平板ミラー4a、4b、4c、4dから構成される。内面が反射面となるように、当該4枚の平板ミラー4a〜4dを組み立てることにより、ダクト状(四角筒形状)のライトパイプ4が形成される。
図3は、図2で例示したライトパイプ4の内面で、複数回反射される光線の様子を示す断面図である。
ライトパイプ4の入射面4iから取り込まれた光は、ライトパイプ4の内面で反射を繰り返しながら進み、出射面4oから出射する。光線は、ライトパイプ4内で何度も反射を繰り返すことにより、さまざまな角度の光線が混合する。これにより、ライトパイプ4の出射面4oでは断面の照度が均一な光束となる。
図2に示すように、ライトパイプ4を4枚の平板ミラー4a〜4dで構成する場合には、製造コストの観点から、各平板ミラー4a〜4dは、図4に図示する方法により作成する。つまり、図4(A)に図示するように、大型の平面ミラーMを用意する。そして、図4(A)に図示するように、当該平面ミラーMを短冊状にカットする。当該カットにより、複数の平板ミラー4a〜4dが作成される。
ところで、上記カットによる平板ミラー4a〜4dの作成方法を採用した場合には、破断面となる平板ミラー4a〜4dの端辺部には、傷、欠け、異物、汚れ等の反射率を損なう光学欠陥が生じ易い。
また、上記と異なり、平板ミラー4a〜4dを一枚ずつ成型した場合においても、当該成型時に生じるバリ等の処理で、平板ミラー4a〜4での端辺部には同様の光学欠陥が生じ得る。
図5は、ライトパイプ4に生じた光学欠陥が引き起こす問題を説明する図である。
図5の構成では、ライトパイプ4を構成する平板ミラー4b,4dの端辺部が、当該ライトパイプ4の内部において角部の構成要素となっている。ここで、本願発明では、「角部」とは、ライトパイプ4の内側における、一の平面(一の内壁面)と他の平面(他の内壁面)とが交差する部分を指す。
図4で説明したように、平板ミラー4b,4dの端辺部には光学欠陥が形成される。図5では、当該光学欠陥を符号8で図示している。このように、ライトパイプ4の内の角部に位置する光学欠陥8で反射した光は、プリズム効果により、本来の白色光が虹色に分光される事態が生じることもあり、また著しく反射率を損ねることもあり、さらには光が反射されないという事態も発生することもある。図5,6を用いて詳しく説明する。
図5において、Aで囲まれたライトパイプ4の出射面は、集光光学系5の作用で表示デバイス6上に効率良く照明光を照射する為、一般的には表示デバイス6上の照明領域と共役関係にある。また、表示デバイス6と映像が投写されるスクリーン面は共役関係にある。つまり、図5の符号Aで囲まれたライトパイプ4の出射面は、スクリーンに投写された映像を示す図6において、映像コーナー部A’に相当する。
また、光学欠陥8が存在する符号Bで反射した光は、符号Aで囲まれたライトパイプ4の出射面において符号B’’付近を通過する。したがって、図5のライトパイプ4の内部の符号Aから符号Bまでの各角部(一点鎖線)は、図6に示す映像の符号A’から符号B’までの一点鎖線に相当する。
図5のライトパイプ4の出射部付近の符号A−符号B間の角部(一点鎖線)に存在する光学欠陥8で反射した光は、プリズム効果により、分光の発生、反射率の損失、さらには光が反射されないという事態も発生する為、図6の映像の符号A’−符号B’間(一点鎖線)において、虹色及び黒の筋が表示され、映像品位を著しく損ねる。なお、図5の符号A−符号B間に複数の光学欠陥8が連なる場合には、映像部位の欠損はより深刻なものとなる。
ここで、レーザカッターやウォータカッター等の切断装置を用いて平板ミラー4a〜4dの切断を行えば、平板ミラー4a〜4dの端辺部において上記光学欠陥が発生することを抑制することができる。しかしながら、これらの切断装置は、高価で大型であり、製造コスト増大の要因となる。
そこで、本発明に係るライトパイプ4では、以下に説明する構成を有するように作成する。
図7は、本発明のライトパイプ4の特徴部を説明するための透視斜視図である。また、図8は、本発明のライトパイプ4の特徴部を説明するための側面断面図である。図7,8に示すライトパイプ4も、4枚の平板状ミラー4a〜4dで構成された、角筒形状(具体的はダクト状の四角筒形状)である。また、当然、ライトパイプ4の内面は反射面で構成されている。
ランプリフレクター2で反射・集光されたランプ光源1は、図8においてライトパイプ4の入射面4iに入射する。当該入射した光を光軸(一点鎖線)を含む平面でみた場合において、光軸と成す入射角度θごとに光の強度をプロットする。すると、一般的に図9に示すような特性を持つ。ここで、図9の縦軸は光の強度を示し、図9の横軸は入射角度θを示す。図8において光軸より図面上側に振れる角度は、図9において横軸のプラス側に図示される。他方、図8において光軸より図面下側に振れる角度は、図9において横軸のマイナス側に図示される。
入射光の強度が最大の入射角度をθm(−θm)とすると、図7において、平板ミラー4aと平板ミラー4cとが平行であり、平板ミラー4bと平板ミラー4dとが平行である場合には、ライトパイプ4から出射する最大強度の光も光軸と成す角がθm(−θm)となる。
本発明では、ライトパイプ4の内面の角部において、当該ライトパイプ4の光出射側の第一の端面(出射面4o)から、当該ライトパイプ4の光入射側の第二の端面(入射面4i)に向けて、所定の距離Lだけ離れた位置までの範囲では、光学欠陥を有さない。つまり、平面ミラーMの切断により生成される平板ミラー4a〜4cとして、端辺部の一部に光学欠陥を有さないものを選択・採用する。そして、ライトパイプ4の内面の角部において当該範囲に光学欠陥を有さないように、各平板ミラー4a〜4cを組み立てる。
ここで、所定の距離Lは、ライトパイプ4の第一の端面(出射面4o)の開口部の対角寸法D(図7参照)を、tanθmで除算した値である(L=D/tanθm)。上記したように、θmは、ランプリフレクター4で反射され、ライトパイプ4の第二の端面(入射面4i)に入射する光のうち、最大強度を有する光の当該第二の端面における光軸を基準とした入射角度である。
図7,8において、ライトパイプ4の内面の角部において出射面4oと交差する点を「A」と記し、当該Aからライトパイプ4の入射面4i方向に距離Lだけ離れた位置を「C」記す。
ライトパイプ4の内面の角部において、Cから入射面4iの範囲において光学欠陥があっても問題ない。これは、次の理由からである。Cから入射面4iの範囲で反射した光は、出射面4oから距離Lの範囲でもう一度反射し、前述のライトパイプ4の機能によりさまざまな角度の光線と混合される。ライトパイプ4の内面において、反射面積の大半は光学欠陥の生じる端面部以外からなる平面部であり、当該平面部での反射光と混合し、光学欠陥による影響が薄められる為である。
以上のように、本実施の形態に係る投写型画像表示装置100では、ライトパイプ4の内面の角部において、第一の端面(出射面4o)から距離Lの範囲において、光学欠陥を有さない。
したがって、投写される映像において、虹色及び黒の筋等の映像品位を著しく損ねることが無い投写型画像表示装置を提供することができる。
ここで、平板ミラー4a〜4dの端辺部に全く光学欠陥を有さないような、当該平板ミラー4a〜4dの切断(形成)を行うことは、製造コスト増大の観点から好ましくない。一方、安価な切断装置を用いた切断処理により平板ミラー4a〜4dを作成したとしても、平板ミラー4a〜4dの端辺部全体に渡り光学欠陥が発生することは稀であり、一部の端辺部で発生するに留まる。
そこで、安価な切断装置を用いて平面ミラーMを切断し、複数の平板ミラーを作成する。そして、当該複数の平板ミラーの中から、所望の平板ミラー4a〜4dを選択する。つまり、複数の平板ミラーから、所定の距離Lの範囲で光学欠陥を有さない平板ミラー4a〜4dを選択する。そして、角部の特定範囲のみ光学欠陥を有さないように、当該選択した平板ミラー4a〜4d組み合わせ、ライトパイプ4を作成する。
したがって、このようなライトパイプ4の構成を採用することにより、映像品位を著しく損ねることが無い投写型画像表示装置を製造するに当たり、製造コストが増大することも防止できる。
なお、本願発明(ライトパイプの角部の所定の範囲に光学欠陥を有さないという上記特徴事項)は、上記ダクト状のライトパイプ4のみに適用されるものでない。当該特徴事項は、内面は光の反射面で構成されており、断面形状が中空であり、反射面の対面する部分同士は平行となっていれば、断面が他の角形形状(一例であるが、菱形または4以上の多角形など)であるライトパイプ4全般に適用できる。
また、ライトパイプ4の一体成型の場合でも、ライトパイプ4内部の角部の一部には、光学欠陥が生じ易い。そこで、当該一体成型を採用する場合でも、映像品位を著しく損ねることが無い投写型画像表示装置の提供という観点から、上記特徴事項を適用することができる。
本願発明に係る投写型画像表示装置の全体構成を示す図である。 ライトパイプの概略構成を示す透視斜視図である。 ライトパイプ内を伝達する光の様子を示す断面図である。 平板ミラーの作成方法を説明するための図である。 ライトパイプ内部に光学欠陥が存在する場合の問題点を説明するための図である。 ライトパイプ内部に光学欠陥が存在する場合の問題点を説明するための図である。 本願発明に係るライトパイプの構成を説明するための透視斜視図である。 本願発明に係るライトパイプの構成を説明するための断面図である。 ライトパイプに入射する光の入射角度と当該光の強度との関係を示す図である。
符号の説明
1 ランプ光源、2 ランプリフレクター、3 カラーホイール、3a モーター、4 ライトパイプ、4a,4b,4c,4d 平板ミラー、4i 入射面、4o 出射面、5 集光光学系、6 表示デバイス、7 投写レンズ、8 光学欠陥、100 投写型画像表示装置、M 平面ミラー。

Claims (3)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を反射し、集光するリフレクターと、
    内面が光の反射面の角筒形状であり、前記リフレクターで集光された光を入射し、前記反射面で複数回反射させて出射するライトパイプとを、備えており、
    前記ライトパイプの内面の角部において、
    当該ライトパイプの光出射側の第一の端面から、当該ライトパイプの光入射側の第二の端面に向けて所定の距離Lだけ離れた位置までの範囲では、光学欠陥を有さない、
    ここで、L=D/tanθm、
    D:前記ライトパイプの前記第一の端面の開口部の対角寸法、
    θm:前記リフレクターで反射され、前記ライトパイプの第二の端面に入射する光のうち、最大強度を有する光の前記第二の端面における前記光源の光軸を基準とした入射角度であり、
    前記ライトパイプは、
    (A)平面ミラーを短冊状に切断することにより、複数の平板ミラーを作成し、
    (B)前記複数の平板ミラーから、前記所定の距離Lの範囲で前記光学欠陥を有さない前記平板ミラーを選択し、
    (C)前記所定の距離Lの範囲で前記光学欠陥を有さないように、前記(B)で選択した前記平板ミラーを組み合わせる、
    ことにより作成する、
    ことを特徴とする投写型画像表示装置。
  2. 前記ライトパイプは、
    4枚の平板ミラーを組み合わせて構成された四角筒形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  3. 前記光学欠陥は、
    傷、欠け、異物および汚れの少なくとも1つである、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投写型画像表示装置
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