JP2003149549A - 撮像レンズ - Google Patents

撮像レンズ

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JP2003149549A
JP2003149549A JP2001351754A JP2001351754A JP2003149549A JP 2003149549 A JP2003149549 A JP 2003149549A JP 2001351754 A JP2001351754 A JP 2001351754A JP 2001351754 A JP2001351754 A JP 2001351754A JP 2003149549 A JP2003149549 A JP 2003149549A
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lens body
image pickup
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Tomohiro Saito
共啓 斉藤
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B3/04Simple or compound lenses with non-spherical faces with continuous faces that are rotationally symmetrical but deviate from a true sphere, e.g. so called "aspheric" lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0015Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design
    • G02B13/002Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface
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    • G02B9/02Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having one + component only

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの中心厚さを変化させた場合でも、バ
ックフォーカス距離の変化を最小限に抑えることがで
き、無調整光学系に好適な撮像レンズを提供する。 【解決手段】 レンズ本体1は、 (1)|r1 |>|r2 | (2)|r1 |>1.5×fl (但し、r1 はレンズ本体1の第1面の中心曲率半径、
2 はレンズ本体1の第2面の中心曲率半径、flはレ
ンズ系全体の焦点距離)の条件を満足することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像レンズに係り、
特に携帯型のコンピュータ、テレビ電話、携帯電話等に
搭載されるCCD、CMOS等の撮像素子を利用した撮
像装置(例えば、CCDカメラ)に用いられ、無調整光
学系に好適な1枚レンズ構成の撮像レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアの進展が著しく、
例えば、携帯型のコンピュータやテレビ電話、携帯電話
等に搭載するためのCCD、CMOS等の撮像素子を利
用したカメラ、例えば、CCDカメラの需要が著しく高
まっている。
【0003】このような撮像レンズとしては、小型化、
低コスト化に有利なことから従来より、1枚のレンズを
用いたいわゆる単玉レンズ系が用いられている。
【0004】図10はこのような従来の単玉レンズ系の
撮像レンズユニットを示したもので、レンズ本体10
は、円筒状のマウント11により、CCDあるいはCM
OS等の撮像素子の受光面である撮像面12に対して所
定間隔をもって支持されるようになっており、従来は、
前記マウント11に対してレンズ本体10をねじにより
螺入、螺出させることにより、レンズ本体10の撮像面
に対するバックフォーカス距離(合焦位置)の調整を行
なうことができるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
このような撮像レンズにおいては、組立工程の簡略化や
更なる低コスト化のためにレンズ本体10をマウント1
1に直接装着し、ピント調整を行なわないで組み立てら
れる、いわゆる無調整光学系が要求されるようになって
きている。
【0006】このような無調整光学系においては、組立
時の調整機構が存在しないため、勝されるレンズ本体の
バックフォーカス距離のばらつきを無くさなければなら
ない。レンズ本体のバックフォーカス距離は、通常、レ
ンズの中心厚さの変化に伴って変化する。そこで、レン
ズの中心厚さが変化してもバックフォーカス距離を変化
させないために、例えば、レンズ本体10として平凸レ
ンズを用いることが考えられる。しかしながら、レンズ
本体10として平凸レンズを用いた場合、各種収差の補
正を十分に行なうことができず、光学特性を向上させる
ことができないという大きな問題がある。また、このよ
うな無調整光学系に使用されるレンズ本体を設計する際
には、その特性上、焦点距離の微調整をレンズの中心厚
さを変化させることにより行なうことが効果的である。
しかしながら、平凸レンズの場合には、レンズ本体10
の中心厚さを変化させても、焦点距離は変化しないた
め、このような調整手法が使えないという問題もある。
また、平凸レンズではないタイプのレンズを用いた場合
には、レンズ本体10の中心厚さが変化すると、それに
伴って、バックフォーカス距離も変化してしまうため、
このような従来のレンズでは無調整光学系に用いること
ができないという問題を有している。
【0007】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、レンズの中心厚さを変化させた場合でも、バックフ
ォーカス距離の変化を最小限に抑えることができ、無調
整光学系に好適な撮像レンズを提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る撮像レンズは、レンズ本体
の合焦位置を調整することなく装着される無調整光学系
に適用される撮像レンズにおいては、前記レンズ本体
は、 (1)|r1 |>|r2 | (2)|r1 |>1.5×fl 但し、 r1 :レンズ本体の第1面の中心曲率半径 r2 :レンズ本体の第2面の中心曲率半径 fl:レンズ系全体の焦点距離 の条件を満足することを特徴とするものである。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、この
式(1)を満足することにより、バックフォーカス距離
の変化量を許容範囲内(焦点深度内)に最小限に抑えた
まま、レンズの中心厚さを調整することにより、焦点距
離を調整することが可能となり、また、前記式(2)を
満足することにより、レンズの中心厚さの変化によるバ
ックフォーカス距離の変化量を許容量以内に抑えること
が可能となる。
【0010】したがって、前記した各式を満足すること
により、レンズ本体を設計する際には、レンズ本体の中
心厚さを変化させることで焦点距離を敏感に調整するこ
とができるとともに、この焦点距離の変化に伴うバック
フォーカス距離の変化がほとんどないので、設計作業の
効率が向上するとともに、無調整光学系に極めて適した
ものとなる。また、レンズ本体の中心厚さが多少変化し
てもバックフォーカス距離の変化がほとんどないことか
ら、仮に製造上のばらつきにより個々のレンズ本体の中
心厚さが多少変化した場合でも、バックフォーカス距離
がほぼ一定に維持されて、レンズ本体の歩留まりを大幅
に向上させることができ、レンズ本体の生産性の向上を
図ることができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記レンズ本体は、 (3)0>r1 但し、 r1 :レンズ本体の第1面の中心曲率半径 の条件を満足することを特徴とするものである。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、この
式(3)を満足させてメニスカスレンズとすることによ
り、さらに無調整光学系に適した光学系とすることがで
きる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2において、前記レンズ本体は、 (4)|r1 |>3×|r2 | (5)|r1 |>3×fl 但し、 r1 :レンズ本体の第1面の中心曲率半径 r2 :レンズ本体の第2面の中心曲率半径 fl:レンズ系全体の焦点距離 の条件を満足することを特徴とするものである。
【0014】この請求項3に記載の発明によれば、この
式(4)を満足することにより、バックフォーカス距離
の変化量を許容範囲内(焦点深度内)に最小限に抑えた
まま、レンズの中心厚さを調整することにより、焦点距
離を調整することが可能となり、無調整光学系にさらに
好適となる。また、前記式(5)を満足することによ
り、レンズの中心厚さの変化によるバックフォーカス距
離の変化量を許容範囲内(焦点深度内)に抑えることが
さらに可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図9を参照して説明する。
【0016】図1は本発明に係る撮像レンズを示したも
ので、この撮像レンズは、レンズ本体1を有しており、
前記レンズ本体1の物体側には、絞り2が配置されると
ともに、前記レンズ本体1の第2面側には、CCDある
いはCMOS等の撮像素子の受光面である撮像面3がそ
れぞれ配設されている。
【0017】さらに、本実施形態においては、前記レン
ズ本体1は、次の条件を満たすようになっている。 (1)|r1 |>|r2 | (2)|r1 |>1.5×fl (3)0>r1 但し、r1 はレンズ本体1の第1面の中心曲率半径、r
2 はレンズ本体1の第2面の中心曲率半径、flはレン
ズ系全体の焦点距離である。
【0018】無調整光学系においては、バックフォーカ
ス距離(レンズ本体1の第2面と撮像面3との距離)を
一定にする必要があるが、前記式(1)を満足しない光
学系では、レンズの中心厚さの変化によりバックフォー
カス距離の変化量が大きくなってしまうため無調整光学
系に適用することができない。そして、前記式(1)を
満足することにより、バックフォーカス距離の変化量を
許容範囲内(焦点深度内)に最小限に抑えたまま、レン
ズの中心厚さを調整することにより、焦点距離を調整す
ることが可能となる。別の観点によれば、製造上のばら
つきにより、レンズの中心厚さが多少変化しても、バッ
クフォーカス距離は、ほとんど変化しないので、そのま
ま使用することができ、レンズ本体の歩留りを向上させ
ることができる。また、さらに好ましくは、次式(4)
を満足することにより、無調整光学系にさらに好適とな
る。 (4)|r1 |>3×|r2 | また、前記式(2)を満足することにより、レンズの中
心厚さの変化によるバックフォーカス距離の変化量を許
容量以内(焦点深度内)に抑えることが可能となる。ま
た、さらに好ましくは、次式を満足することにより、レ
ンズの中心厚さの変化によるバックフォーカス距離の変
化量を許容範囲内(焦点深度内)に抑えることがさらに
可能となる。 (5)|r1 |>3×fl さらに、前記式(3)を満足させてメニスカスレンズと
することにより、さらに無調整光学系に適した光学系と
することができる。
【0019】したがって、本実施形態においては、前記
各式を満足することにより、レンズ本体1の中心厚さを
変化させることにより焦点距離を敏感に調整することが
できるとともに、バックフォーカス距離の変化がほとん
どなく、無調整光学系に極めて適したものとなる。ま
た、レンズ本体1の中心厚さを変化させてもバックフォ
ーカス距離の変化がほとんどないことから、仮に製造上
のばらつきにより個々のレンズ本体1の中心厚さが多少
変化した場合でも、バックフォーカス距離の維持するこ
とができるので、レンズ本体1の歩留まりを向上させる
ことができ、レンズ本体1の生産性の向上を図ることが
できる。
【0020】また、図2および図3はこのような撮像レ
ンズを装着する場合の実施形態を示したもので、本実施
形態においては、図2に示すように、マウント5の上端
部にレンズ本体1を固着して支持するようにしてもよい
し、図3に示すように、レンズ本体1の外周部にこのレ
ンズ本体1を支持するための脚部6を一体的に形成し、
この脚部6によりレンズ本体1を支持するようにしても
よい。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例について図4から図9
を参照して説明する。
【0022】ここで、本実施例において、fは全系の焦
点距離(mm)、FNoはFナンバー、2ωは最大画角を
示す。また、rは光学面の中心曲率半径(mm)、dは
光軸上における各光学面間の間隔(mm)、ndは次の
光学面までの間に存在する光学材料(媒質)の屈折率、
νdはアッベ数を示す。
【0023】また、レンズの非球面の形状は、光軸方向
にZ軸、光軸と垂直方向にX軸をとり、光の進行方向を
正とし、k、a4 、a6 を非球面係数としたとき次式で
表している。
【0024】
【数1】
【0025】<実施例1>図4は本発明の第1実施例を
示したもので、本実施例においては、図1に示す第1実
施形態の撮像レンズと同様のレンズである。
【0026】なお、この第1実施例の撮像レンズは以下
の条件に設定されている。
【0027】 f=3.8mm、FNo2.8 面番号 曲率半径r 距離d 屈折率nd アッベ数νd 1(絞り) 0.000 0.1000 2(レンズ本体第1面) -6.829 1.5000 1.52 56.0 3(レンズ本体第2面) -1.649 0.0000 4(撮像面) 0.000 非球面係数 面番号 k a4 6 2 6.375771e+01 -3.375666e-02 1.096586e-02 3 1.330118e-01 9.593351e-03 -2.553620e-03 このような条件の下で、|r1 |=6.829、|r2
|=1.649であるから、前記(1)式を満足するも
のであり、3×|r2 |=4.947であるから、前記
(4)式をも満足するものである。
【0028】また、1.5×fl=5.7であるから、
前記(2)式を満足するものである。
【0029】さらに、前記(3)式も満足するものであ
る。
【0030】このような条件の下の第1実施例の撮像レ
ンズにおける、球面収差、非点収差、歪曲収差を図5に
示す。 <実施例2>図6は本発明の第2実施例を示したもの
で、本実施例においては、図1に示す第1実施形態の撮
像レンズにおけるレンズ本体1の第2面側にカバーガラ
ス4を配置するようにしたものである。
【0031】なお、この第2実施例の撮像レンズは以下
の条件に設定されている。
【0032】 f=2.22mm、FNo2.8 面番号 曲率半径r 距離d 屈折率nd アッベ数νd 1(絞り) 0.000 0.1000 2(レンズ本体第1面) -7.785 1.0000 1.52 56.0 3(レンズ本体第2面) -1.051 0.0000 4(カバーガラス第1面) 0.000 0.7000 1.52 64.0 5(カバーガラス第2面) 0.000 1.8588 6(撮像面) 0.000 非球面係数 面番号 k a4 6 2 0.000000e+00 -1.080629e-01 -5.078214e-01 3 -2.046093e-01 7.677059e-03 -5.632927e-02 このような条件の下で、|r1 |=7.785、|r2
|=1.051であるから、前記(1)式を満足するも
のであり、3×|r2 |=3.153であるから、前記
(4)式をも満足するものである。
【0033】また、1.5×fl=3.33であるか
ら、前記(2)式を満足するものであり、さらには、3
×fl=6.66であるから、前記(5)式をも満足す
るものである。
【0034】さらに、前記(3)式も満足するものであ
る。
【0035】このような条件の下の第2実施例の撮像レ
ンズにおける、球面収差、非点収差、歪曲収差を図7に
示す。 <実施例3>図8は本発明の第3実施例を示したもの
で、本実施例においては、第2実施例の場合と同様に、
図1に示す第1実施形態の撮像レンズにおけるレンズ本
体1の第2面側にカバーガラス4を配置するようにした
ものである。
【0036】なお、この第3実施例の撮像レンズは以下
の条件に設定されている。
【0037】 f=2.22mm、FNo2.0 面番号 曲率半径r 距離d 屈折率nd アッベ数νd 1(絞り) 0.000 0.1000 2(レンズ本体第1面) -7.604 0.9000 1.52 56.0 3(レンズ本体第2面) -1.044 0.0000 4(カバーガラス第1面) 0.000 0.7000 1.52 64.0 5(カバーガラス第2面) 0.000 1.8512 6(撮像面) 0.000 非球面係数 面番号 k a4 6 2 1.271349e+00 -1.325974e-01 -5.602758e-01 3 2.059637e-01 5.019090e-02 -1.498446e-02 このような条件の下で、|r1 |=7.604、|r2
|=1.044であるから、前記(1)式を満足するも
のであり、3×|r2 |=3.132であるから、前記
(4)式をも満足するものである。
【0038】また、1.5×fl=3.33であるか
ら、前記(2)式を満足するものであり、さらには、3
×fl=6.66であるから、前記(5)式をも満足す
るものである。
【0039】さらに、前記(3)式も満足するものであ
る。
【0040】このような条件の下の第3実施例の撮像レ
ンズにおける、球面収差、非点収差、歪曲収差を図9に
示す。
【0041】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係る撮像レンズは、式(1)および式(2)を満足す
ることにより、レンズ本体の中心厚さを変化させること
で焦点距離を敏感に調整することができるとともに、こ
の焦点距離の変化に伴うバックフォーカス距離の変化が
ほとんどないので、設計作業が効率よく行なえるととも
に、無調整光学系に極めて適したものとなる。また、レ
ンズ本体の中心厚さが多少変化してもバックフォーカス
距離の変化がほとんどないことから、仮に製造上のばら
つきにより個々のレンズ本体の中心厚さが多少変化した
場合でも、バックフォーカス距離がほぼ一定に維持され
て、レンズ本体の歩留まりを大幅に向上させることがで
き、レンズ本体の生産性の向上を図ることができる。
【0043】また、請求項2に記載の発明は、式(3)
を満足させてメニスカスレンズとすることにより、さら
に無調整光学系に適した光学系とすることができる。
【0044】また、請求項3に記載の発明は、式(4)
を満足することにより、バックフォーカス距離の変化量
を許容範囲内(焦点深度内)に最小限に抑えたまま、レ
ンズの中心厚さを調整することにより、焦点距離を調整
することが可能となり、無調整光学系にさらに好適とな
る。また、前記式(5)を満足することにより、レンズ
の中心厚さの変化によるバックフォーカス距離の変化量
を許容範囲内(焦点深度内)に抑えることがさらに可能
となる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮像レンズの実施の一形態を示
す概略構成図
【図2】 本発明の撮像レンズの装着例を示す説明図
【図3】 本発明の撮像レンズの他の装着例を示す説明
【図4】 本発明の撮像レンズの第1実施例を示す概略
構成図
【図5】 図4の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪
曲収差を示す説明図
【図6】 本発明の撮像レンズの第2実施例を示す概略
構成図
【図7】 図6の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪
曲収差を示す説明図
【図8】 本発明の撮像レンズの第3実施例を示す概略
構成図
【図9】 図8の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪
曲収差を示す説明図
【図10】 従来の撮像レンズの装着例を示す説明図
【符号の説明】
1 レンズ本体 2 絞り 3 撮像面 4 カバーガラス 5 マウント 6 脚部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ本体の合焦位置を調整することな
    く装着される無調整光学系に適用される撮像レンズにお
    いては、前記レンズ本体は、 (1)|r1 |>|r2 | (2)|r1 |>1.5×fl 但し、 r1 :レンズ本体の第1面の中心曲率半径 r2 :レンズ本体の第2面の中心曲率半径 fl:レンズ系全体の焦点距離 の条件を満足することを特徴とする撮像レンズ。
  2. 【請求項2】 前記レンズ本体は、 (3)0>r1 但し、 r1 :レンズ本体の第1面の中心曲率半径 の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮
    像レンズ。
  3. 【請求項3】 前記レンズ本体は、 (4)|r1 |>3×|r2 | (5)|r1 |>3×fl 但し、 r1 :レンズ本体の第1面の中心曲率半径 r2 :レンズ本体の第2面の中心曲率半径 fl:レンズ系全体の焦点距離 の条件を満足することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の撮像レンズ。
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