JP2003149123A - 粒径分布測定装置 - Google Patents

粒径分布測定装置

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JP2003149123A JP2001344430A JP2001344430A JP2003149123A JP 2003149123 A JP2003149123 A JP 2003149123A JP 2001344430 A JP2001344430 A JP 2001344430A JP 2001344430 A JP2001344430 A JP 2001344430A JP 2003149123 A JP2003149123 A JP 2003149123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度校正のために様々な粒子径の標準粒
子を用いることができる粒径分布測定装置を提供する。 【解決手段】 測定対象試料Sに光La,Lbを照射す
ることによって生ずる散乱光Lsを所定の角度毎に検出
する複数の検出器7を備え、各検出器7からの出力に基
づいて、測定対象試料Sの粒径分布を求める粒径分布測
定装置1であって、所定の粒径を有する複数の標準粒子
Sa1 ,Sa2 ,…について各検出器7からの出力とし
て得られるべき値を基準値ライブラリDaとして記憶部
10に記憶し、その基準値ライブラリDaに記憶した標
準粒子Sa1 ,Sa2 ,…の中から選択された標準粒子
Sa1 〜Sa5 により装置校正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ回折/散乱
式の粒径分布測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粒径分布測定装置で粒径分布
を演算する際、測定対象試料に光を照射することによっ
て生ずる回折光または散乱光の強度分布を測定対象試料
の周囲に配置された複数の検出器(各検出器は個々にチ
ャンネルを有している)からの検出値データをもとに演
算する。ところが、各検出器には個体差があり、その受
光面積も検出器毎に異なるため、これを感度校正する必
要がある。また、粒径分布測定装置が複数の光源を有す
る場合には、各光源によって生じる光の強度を校正する
必要もあった。
【0003】粒径分布測定装置の校正方法としては、例
えば、ポリスチレンラテックス球(以下、PSL球とい
う)を用いた理論値にほゞ近い散乱光および回折光を発
生させる標準粒子を測定対象試料として測定し、そのと
き得られた回折光または散乱光の検出値と、標準粒子の
散乱光の基準値との比を校正定数として記憶し、サンプ
ル測定時にはこの校正定数をもとにサンプルからの散乱
光強度を補正していた。これによって、正確な測定を可
能としている。
【0004】また、一般的に測定対象試料に照射するレ
ーザ光の照射方向から見て前方に配置された検出器はた
とえば1mm程度の大きな粒子による回折/散乱光を検
出し、後方に配置された検出器は数十nm〜数μm程度
の小さな粒子による回折光や散乱光を検出するものであ
る。このため、粒径分布の測定範囲が例えば数十nm〜
数mmのように広範囲である粒径分布測定装置は、その
検出器が前方から後方まであるので、これら全ての検出
器による測定感度を校正するには、粒子径の異なる複数
種類の標準粒子を測定する必要がある。
【0005】前記装置校正は、例えば粒径分布測定装置
の消耗部品交換や修理などのメンテナンスを行ったあと
や、光学部品の位置を調整した後にも行われており、望
ましくは定期的に行われる。
【0006】図6は従来の粒径分布測定装置における標
準粒子の表示画面の一例を示している。ここで、例示す
る装置校正の際に標準粒子として用いられるPSL球
は、その粒子径が例えば直径が1mm,100μm,1
0μm,1μm,80nmの5種類などであり、それぞ
れ「Sample1」〜「Sample5」と表示され
ている。21は各検出器のチャンネルを示しており、2
2a〜22eは各標準粒子を測定対象試料とした場合に
各検出器のチャンネルが検出する散乱光または回折光の
基準値である。
【0007】粒径分布測定装置の装置校正を行なうとき
には、前記標準粒子を順次用いて測定対象試料として実
際に測定し、各検出器のチャンネルからの検出値を基準
値22a〜22eと比較することにより、各検出器によ
って得られる検出値の補正値を求め、これを記憶するこ
とによって行っていた。そして、粒径分布が未知の測定
対象試料を測定する場合には、まず検出器の各チャンネ
ルにおける検出値を装置校正によって求められた補正値
によって補正し、補正後の検出値を用いて解析演算を行
っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、必要と
する例えば5種類の標準粒子について各種1つの標準粒
子の基準値しか記憶していなかったため、前記装置校正
のために用いる標準粒子が入手困難になる場合もあり、
必要とする標準粒子のうち1種類でも標準粒子が入手で
きなくなると、検出器の装置校正が行えないことがあっ
た。このため、標準粒子として設定されている粒子径の
PSL球が生産中止などになった場合には、検出器の校
正を行なう校正用のプログラムを作成しなおす必要があ
った。
【0009】本発明は、上述の事柄を考慮に入れてなさ
れたものであって、その目的は、装置校正のために様々
な粒子径の標準粒子を用いることができる粒径分布測定
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明の粒径分布測定装置は、測定対象試料に光
を照射することによって生ずる回折光または散乱光を所
定の角度毎に検出する複数の検出器を備え、各検出器か
らの出力に基づいて、測定対象試料の粒径分布を求める
粒径分布測定装置であって、所定の粒径を有する複数の
標準粒子について各検出器からの出力として得られるべ
き値を基準値として記憶部に記憶し、その基準値を記憶
した標準粒子の中から選択された標準粒子により装置校
正を行なうことを特徴としている。(請求項1)
【0011】したがって、各検出器における検出値の校
正に用いる標準粒子の粒子径に幾らかの幅を持たせるこ
とができ、一つの検出器に対して一つの粒子径の標準粒
子のみに限られることなく複数の標準粒子の中から入手
しやすい標準粒子を選択してこれを装置校正に用いるこ
とができる。
【0012】第2発明の粒径分布測定装置のより詳細な
構成は、測定対象試料に光を照射することによって生ず
る回折光または散乱光を所定の角度毎に検出する複数の
検出器と、所定の粒径を有する標準粒子について各検出
器からの出力として得られるべき値を基準値として記憶
する記憶部と、記憶した前記標準粒子を測定し、各検出
器からの検出値を前記基準値と比較して各検出器毎の校
正定数を求め、これを記憶する校正プログラムおよび、
任意の測定対象試料を測定し、各検出器からの検出値を
前記校正定数によって補正した後に解析演算することに
よって前記測定対象試料の粒径分布を求める演算プログ
ラムを実行可能とする演算処理部とを備えた粒径分布測
定装置において、前記記憶部が、一つの検出器に対して
複数の標準粒子の基準値を記憶し、前記校正プログラム
が、その基準値を記憶した標準粒子の中から選択された
標準粒子の基準値を用いて校正定数を求め、それを記憶
することを特徴としている。(請求項4)
【0013】したがって、校正に用いる標準粒子は一つ
の検出器に対して一つの粒子径のみに限られることなく
複数の標準粒子の中から入手しやすい標準粒子を選択し
て用いることができる。また、仮に用意された標準粒子
の中に、入手可能な標準粒子がない事態が生じたとして
も、校正プログラムを作りなおす必要はなく、基準値の
データのみを変更するだけで、これに対応することがで
きる。
【0014】第1発明の前記基準値がそれぞれの標準粒
子毎にファイルにまとめられて記憶部に記憶されてお
り、校正に用いられる標準粒子およびその基準値を画面
上で選択可能とした場合(請求項2)、および、第2発
明の前記記憶部がそれぞれの標準粒子毎に前記基準値を
ファイルにまとめて記憶しており、前記校正プログラム
が校正に用いられる標準粒子およびその基準値を画面上
で選択可能とした場合(請求項5)には、基準値の管理
を容易に行うことができる。また、粒径分布測定装置の
利用者は校正時に適切な標準粒子を選択しやすくなり、
適正な装置校正を行うことができる。
【0015】第1発明の前記各標準粒子によって校正の
対象となる前記検出器の範囲を設定可能とした場合(請
求項3)、および、第2発明の前記校正プログラムが、
前記各標準粒子によって校正の対象となる前記検出器の
範囲を設定可能とした場合(請求項6)には、装置校正
をより正確に行うことができる。また、標準粒子の種類
によっては広範囲の検出器を一度に校正可能とすること
により、装置校正にかかる時間を短縮することも可能で
ある。
【0016】前記基準値を外部記憶媒体またはデータ通
信手段を介して記憶部に追加可能とした場合(請求項
7)には、基準値を適宜追加することにより、将来的に
入手可能となる多種多様な標準粒子に対応することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の粒径分布測定装
置1の構成を概略的に示す図である。図1において、2
は測定対象試料Sを散乱した状態で封入するセル、3は
このセル2にレーザ光Laを照射するHe−Neレーザ
管からなる光源、4はこのレーザ光Laの径を拡大する
ビーム拡大器、5はセル2に平行光Lbを照射するタン
グステンランプからなる光源、6はこの平行光Lbから
不要な波長の光を除去するフィルタ、7は測定対象試料
Sによって発生した回折光または散乱光(以下、回折光
も含めて散乱光Lsと表現する)を検出する検出器、8
はこの散乱光Lsのうちレーザ光Laの進行方向に対し
て前方に生じた散乱光Lsを対応する検出器7に集光さ
せるレンズである。
【0018】9は各検出器7によって検出される散乱光
Lsの強度を用いて測定対象試料Sの粒径分布を算出す
る演算処理装置であって、この演算処理装置9は、記憶
部10と、記憶部10に記憶されたプログラムおよびデ
ータを用いて各検出器7によって検出された散乱光Ls
の強度を解析して測定対象試料Sの粒径分布を求める処
理部11とを有している。また、9aは求められた粒径
分布を表示する表示部である。
【0019】なお、本例の装置構成は以下の説明を容易
とするための一例を示すものであって、この構成を限定
するものではない。すなわち、例えばセル2の形状は円
柱状であることを限定するものではなく箱型であっても
よい。同様に、光源3,5は2種類あることに限定され
るものではない。また、検出器7の配置や数、レンズ
4,8の位置や種類なども任意に選択可能である。
【0020】前記記憶部10は、例えばハードディスク
ドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、
CD−ROM、DVD−ROMのような外部記憶装置に
加えて半導体メモリなどの記憶媒体からなり、この記憶
部10には、少なくとも、所定粒子径の標準粒子Sa
(本例の場合、一例として5種類の標準粒子Sa1 〜S
5 )を測定対象試料Sとして測定したときに各検出器
7によって検出されるべき散乱光Lsの基準値(ベース
データ)Dsと、このベースデータDsを用いて粒径分
布測定装置1を校正する校正プログラムPaと、任意の
測定対象試料Sを測定したときに得られる散乱光Lsの
検出値からこの測定対象試料Sの粒径分布を求める演算
プログラムPbとを記憶している。
【0021】また、前記記憶部10には、全検出器7か
らの検出値を校正するために用いる必要数(本例の場合
は5)より多くの標準粒子に対応できるように、少なく
とも5種類より多くの標準粒子に対応する基準値を基準
値ファイルとして記憶するライブラリデータDaを有し
ている。
【0022】前記ライブラリデータDaとして記憶され
る基準値ファイルの数は多くあればあるほど粒径分布測
定装置1の装置校正に用いることができる標準粒子Sa
の幅を広げることができ、状況に柔軟に対応することが
できるが、1つの検出器7に対して2種類以上の標準粒
子Saの基準値をライブラリデータDa内に用意するこ
とにより、入手可能な標準粒子Saを選択して用いるこ
とができることができる。つまり、校正可能な検出器7
の範囲が重複部分を有する標準粒子を複数持つことによ
り、1つの標準粒子が生産中止になったときに、別の標
準粒子を選択して用いることを可能としている。
【0023】なお、ライブラリデータDaに記憶される
基準値ファイルはフロッピーディスクドライブ、CD−
ROM、DVD−ROMのような外部記憶媒体またはデ
ータ通信手段を介して外部から記憶部に書き込み、追加
して蓄積可能としている。すなわち、新しく生産される
ようになった標準粒子Saに合わせてライブラリデータ
Daを増やすことができる。また、不要となった標準粒
子Saに関する基準値は削除することも可能である。
【0024】前記ベースデータDsは、利用者が前記ラ
イブラリデータDaとして登録されている各標準粒子S
aの中から、全ての検出器7による検出値を校正できる
5種類(本例の場合)の標準粒子Saを選択することに
より、本装置の校正に用いる基準値として、校正プログ
ラムPaによって作成されるものである。つまり、前記
記憶部10に記録されているベースデータDsは少なく
とも装置校正に用いる標準粒子Saの数(本例では5)
に測定器7のチャンネル数(本例の場合90)をかけた
数の基準値のデータを有するものである。
【0025】Dbは前記校正プログラムPaによって作
成される各検出器7の校正定数データであり、各標準粒
子Saを測定対象試料Sとして粒径分布測定装置1を用
いて実際に測定した検出値と、ベースデータDsとして
記録された基準値とを比較してその比を求めることによ
って得られる定数である。本例の場合検出器7のチャン
ネル数が90チャンネルであるから、校正定数データD
bは各検出器7に対応する90の定数が得られる。な
お、本例ではこの校正定数データを校正定数ファイルD
bとして記憶部10に記録する例を示す。
【0026】Dcは粒径分布測定装置1を用いた測定対
象試料Sの測定によって得られる各検出器7の検出値デ
ータであり、測定ファイルとして記憶部10に保存され
る。Ddは前記演算プログラムPbが検出値データDc
を校正定数データDbによって補正して、解析すること
により求められる粒径分布データである。したがって、
前記表示部9aにはこの粒径分布データDdに基づく粒
径分布をグラフGなどによって表示する。
【0027】前記検出器7は散乱光Lsの角度に合わせ
た複数の検出器7a,7b,7cからなり、例えば、レ
ーザ光Laによって生じた前方の散乱光Lsを検出する
リング状に設置した複数の検出器7aにはチャンネルC
h01〜Ch77が、レーザ光Laによって生じた側方
または後方の散乱光Lsを検出する検出器7bの各々7
1 〜7b6 にはチャンネルCh78〜Ch83が、平
行光Lbによって生じた側方または後方の散乱光Lsを
検出する各検出器7cの各々7c1 〜7c6 にはチャン
ネルCh84〜Ch90が割り当てられている。
【0028】なお、各検出器7の配置や数は適宜選択可
能であり、また、各検出器7に割り当てるチャンネル数
も適宜選択できることはいうまでもない。しかしなが
ら、検出器7に割り当てるチャンネル数は前方から後方
の順番、またはその逆の順番に割り当てることにより後
の信号処理を容易に行うことができる。
【0029】図2は前記ベースデータDsの内容の一例
と、その設定画面Wの一例を示す図である。そして、こ
の設定画面Wは、所定粒子径を有する5つの標準粒子S
1〜Sa5 (図中には「Sample1」〜「Sam
ple5」として表わす)を測定対象試料Sとして測定
したときに前記各検出器7a,7b,7cの各チャンネ
ルCh01〜Ch90によって出力されるべき値(検出
値)を演算によって求めた理論値からなる基準値Ds
(以下、各標準粒子Sa1 〜Sa5 に対応する基準値を
Ds1 〜Ds5 とする)の一覧を表示する。
【0030】図2において、各基準値Ds1 〜Ds5
各値Ds101 〜Ds590 はMie散乱理論に従って理論
演算によって求められたものである例を示しているが、
これらの基準値Ds101 〜Ds590 の値はこのような理
論値に限られるものではない。すなわち、校正対象とな
る粒径分布測定装置1の各検出器7の配置や測定に用い
る光源3,5の種類など、光学系の構造が同じである標
準となる粒径分布測定装置を用意し、この標準の粒径分
布測定装置において各標準粒子Sa1 〜Sa5をそれぞ
れ測定したときに検出器7からの出力(検出値)に応じ
て求められる標準の検出値を基準値としてもよい。この
場合、理論演算では求められない散乱光Lsによる影響
(現時点で理解されていない現象によって生じた散乱光
による影響)をも考慮に入れて粒径分布測定装置1の装
置校正を行うことができるので、より正確な校正を行う
ことができる。
【0031】また、Ds1min〜Ds5minはそれぞれ標準
粒子Sa1 〜Sa5 を用いて校正可能な検出器7のチャ
ンネル番号の最小値を示しており、Ds1max〜Ds5max
は最大値を示している。したがって、図2に示す例で
は、標準粒子Sa1 を用いてチャンネルCh81〜90
の検出器7による検出値を校正することができ、標準粒
子Sa2 を用いてチャンネルCh78〜81の検出器7
による検出値を校正することができる。
【0032】以下、同様に標準粒子Sa3 はチャンネル
Ch30〜57、標準粒子Sa4 はチャンネルCh8〜
30、標準粒子Sa5 はチャンネルCh1〜8に対応し
て、その検出器7による検出値を校正する。そして、前
記各標準粒子Sa1 〜Sa5によって校正される検出器
2のチャンネルの範囲は、それぞれ検出する散乱光La
が強いところ(基準値の値が大きいところ)に応じて適
宜定められている。
【0033】ここで、本例では各検出器7のチャンネル
が、光La,Lbの照射方向に対して前方から順番に付
けられているので、各標準粒子Sa1 〜Sa5 によって
その検出値を校正できる検出器7のチャンネルの範囲
(最小値Ds1min〜Ds5minおよび最大値Ds1max〜D
5maxによって決まる範囲)を連続的に設定でき、校正
処理を簡単に行うことができる。しかしながら、校正で
きる検出器7のチャンネルの範囲は不連続に設定されて
もよく、例えば、検出器7の各チャンネルごとに校正の
対象となっているかどうかを選択的に設定するようにし
てもよい。この場合は、各基準値Ds101 〜Ds590
表示するセルの横に校正対象となるチャンネルに印を付
けるチェック欄を設けて任意に設定できるようにするな
ど種々の方法が考えられる。
【0034】W1 〜W5 は基準値ライブラリDaの中か
ら各標準粒子Sa1 〜Sa5 として選択したファイルの
名前を示す窓である。すなわち、本例の場合は標準粒子
Sa 1 〜Sa5 として、それぞれ粒子径が83nm,1
μm,10μm,100μm,1000μmの標準粒子
の基準値をライブラリDaの中から選択している。した
がって、例えば、基準値Ds101 〜Ds190 および最小
チャンネルDs1min,最大チャンネルDs1maxはファイ
ル名「83nm.q01」というライブラリDa内に登録された
基準値データのファイルが示す内容である。
【0035】また、Wpはプルダウン選択メニューであ
る。図示するように、作業者が前記プルダウンメニュー
Wpを開いた状態で、仮に、その中から「81nm.q01」と
いう基準値データのファイルを選択すると、前記基準値
Ds101 〜Ds190 および最小チャンネルDs1min,最
大チャンネルDs1maxは全て粒子径が81nmである標
準粒子に合わせて変更される。すなわち、前記校正プロ
グラムPaがライブラリDaを構成する基準値ファイル
を画面に表示し、その中から校正に用いる標準粒子を画
面上で選択可能としている。したがって、操作性が向上
し、操作者は極めて容易に標準粒子Saを選択すること
ができる。
【0036】また、Baは設定を保存するボタン、Bb
は設定を取り止めるボタンである。そして、この設定画
面W内の各セルに表示されている基準値Ds101 〜Ds
590および数値Ds1min〜Ds5min,Ds1max〜Ds
5maxは自在に変更可能としている。図2に示す例の場合
は、基準値Ds511 を表示するセルにカーソルCが表示
されており、このカーソルCを移動させて各セル内の基
準値Ds101 〜Ds590を編集可能としている。
【0037】上述した基準値Ds101 〜Ds590 の編集
はMie散乱理論などに基づく理論演算によって求めら
れた基準値や、標準の粒径分布測定装置によって求めら
れた基準値では正確な測定結果が得られないときに、各
基準値Ds101 〜Ds590 を適宜変更できるようにする
ためのものである。また、前記最小チャンネルDs1m in
〜Ds5min,最大チャンネルDs1max〜Ds5maxの範囲
を適宜調整できるようにするためのものである。なお、
各セルに表示された基準値Ds101 〜Ds590を変更し
て設定終了後に前記OKボタンBaを押すことにより、
図3に示すようなポップアップウィンドウW’が開く。
【0038】図3は、仮に図2において、基準値Ds
101 〜Ds190 のどれかを変更した場合に表示されるポ
ップアップウィンドウW’の例を示す図である。図3に
おいて、Iは新しいファイル名を入力するための入力部
であり、ここに例えば「90nm」という新しい名前を
入力すると、前記ライブラリDaに「90nm.q01」という
新しい基準値のファイルが作成されて保存される。すな
わち、もう一度図2に示す設定画面Wを表示させて、前
記プルダウンメニューWpを開くと、新たに作成された
「90nm」という新しい名前の標準粒子が表示され
る。
【0039】図4は、本例における各標準粒子Sa1
Sa5 の基準値Ds1 〜Ds5 をグラフにして示す図で
ある。図4において横軸は各検出器7に付されたチャン
ネルを示しており、縦軸は各チャンネルの検出器7に対
応する基準値の大きさを示している。
【0040】そして、横軸の下欄には各チャンネルの検
出器7からの出力(検出値Dc)を校正する標準粒子S
1 〜Sa5 を示している。これは、図2において説明
したように、標準粒子Sa1 〜Sa5 によって校正でき
る検出器7のチャンネルが、それぞれ81〜90,78
〜81,30〜57,8〜30,1〜8であることを示
しており、隣り合う数個〜数十個の検出器7のチャンネ
ルにおいて検出値の比を求めるものである。ここで、各
標準粒子Sa1 〜Sa5 によって校正できる検出器7の
チャンネルの範囲に重なり(本例の場合、チャンネル
8,30,81において重なっている)を設けているこ
とが分かるが、これによって検出器7の全体としての光
強度分布の比率を求めることができる。
【0041】また、図4が示すように、粒子径が83n
mの標準粒子Sa1 を測定対象試料Sとした場合におけ
る基準値Ds1 は主に後半のチャンネルCh70以降の
検出器7に散乱光Lsを検出させるものである。同様
に、粒子径が1μmの標準粒子Sa2 を測定した場合は
チャンネルCh79を中心に前後15チャンネル程度、
粒子径が10μmの標準粒子Sa3 を測定した場合はチ
ャンネルCh45を中心に前後15チャンネル程度、粒
子径が100μmの標準粒子Sa4 を測定した場合はチ
ャンネルCh25を中心に前後15チャンネル程度、粒
子径が1mmの標準粒子Sa5 を測定した場合はチャン
ネルCh25以前の検出器7に散乱光Lsを検出させる
ものであることが分かる。
【0042】したがって、一般的に、前記標準粒子Sa
1 ,Sa2 ,…の基準値Ds1 ,Ds2 …が大きい部分
に対応する検出器7のチャンネル81〜90,78〜8
1,…を、その標準粒子Sa1 ,Sa2 ,…を用いた校
正の対象とすることによって、より正確な装置校正を行
うことが可能である。そして、この点を考慮に入れて図
4における基準値Ds1 ,Ds2 ,…の分布を見ると、
標準粒子Sa5 によって校正できる検出器7のチャンネ
ルはCh1〜8のみならず、Ch1〜20程度まで広げ
ることができることが分かる。
【0043】各標準粒子Sa1 〜Sa5 によって校正さ
れるチャンネルの設定は図2において説明した設定画面
Wを用いて行うことが可能であり、校正プログラムPa
が基準値の大きさから自動的に判断するようにプログラ
ムされていてもよい。つまり、校正プログラムPaに各
基準値Ds101 〜Ds590 の大きさから、各チャンネル
の検出器7を校正するのに最も適した標準粒子Sa1
Sa5 を自動的に選択する選択機能を持たせてもよい。
【0044】すなわち、図4には理解しやすいように、
基準値Ds1 ,Ds2 ,…の分布が、一つのピーク値を
有する緩やかな分布となる例を示しているが、現実の基
準値Ds1 〜Ds5 は多数のピークを有する分布となっ
ているので、校正プログラムPaが、各検出器7のチャ
ンネル毎に最も適した標準粒子Sa1 〜Sa5 を自動的
に選択することにより、より正確な装置校正を可能とす
るものである。また、これによって入手可能な標準粒子
Sa1 〜Sa5 の組み合わせを用いた場合における最も
効果的な粒径分布測定装置1の装置校正を行うことも可
能となる。
【0045】いずれにしても、各標準粒子Sa1 〜Sa
5 によって校正の対象となる検出器7のチャンネルの範
囲を設定可能としたことにより、将来的に加わるかもし
れないあらゆる標準粒子Saに対応することができる。
【0046】なお、チャンネルCh58〜77のように
リング状に設置された検出器7aの外周側に位置する検
出器7による検出値はその面積が大きいので、受光面積
の僅かな違いによって検出値が変わることはほとんどな
い。したがって、本例ではチャンネルCh58〜77に
関する検出値の校正を行わないことによって、装置校正
を簡略化する例を示している。しかしながら、これらの
チャンネルCh58〜77に相当する検出器7から得ら
れる検出値も校正するようにしてもよい。
【0047】図5は粒径分布測定装置1の校正から未知
の測定対象試料Sの粒径分布を測定するまでの一連の流
れを示す図である。すなわち、前記校正プログラムPa
による装置校正は、ステップS1〜S5に示す手順で行
われ、演算プログラムPbによる未知資料の測定は、ス
テップS6〜S8に示す手順で行われる。
【0048】S1は装置校正に用いる標準粒子Sa1
Sa5 を選択するステップである。このステップS1に
おける選択方法は、既に図2を用いて説明した通りであ
り、このとき標準粒子Sa1 〜Sa5 の粒子径は複数用
意された中から選択されるので、入手可能な標準粒子S
1 〜Sa5 を容易に選ぶことができる。また、このス
テップS1において、各標準粒子Sa1 〜Sa5 によっ
て校正する検出器のチャンネルの範囲も選択可能であ
る。そして、基準値Daの記憶された複数の標準粒子S
aを任意に組み合わせて、装置校正が可能となる。
【0049】S2は各標準粒子Sa1 〜Sa5 を実際に
用いて検出値ファイルDcの作成を行なうステップであ
る。ここで、本例では5種類の標準粒子Sa1 〜Sa5
を測定対象試料Sとして測定したときに各検出器7のチ
ャンネルが検出する検出値からなる検出値ファイルDc
が作成されて、これが記憶部10に記録される。
【0050】S3は校正に用いる検出値ファイルDcの
選択を行なうステップであり、S4はステップS1によ
って選択された標準資料Sa1 〜Sa5 の基準値Ds
101 〜Ds590 と、ステップS3によって選択された検
出値ファイルDcとの比較を行ってその比を求める校正
演算を行なうステップである。ここで求められる比が校
正定数となる。また、このステップS4による校正には
各検出器7の感度校正に加えて各光源3,5から得られ
る光La,Lbの光量の差を含めた粒径分布測定装置1
の機差の校正も含まれる。
【0051】S5は前記ステップS4による校正演算に
よって求められた比である校正定数をまとめて、校正定
数ファイルDbとして記憶部10に記録するステップで
ある。この校正定数ファイルDbの作成によって校正処
理は終了する。すなわち、通常の粒径分布の測定では続
くステップS6から処理を行なうだけでよい。
【0052】なお、前記校正プログラムPaを用いた校
正処理は、粒径分布測定装置1の製造時または出荷する
前に、1台ずつ行われるものであるが、出荷後は光学系
を構成する光源3,5や検出器7などの部品を交換した
り調整しないかぎり、定期的に行なう必要のないもので
ある。しかしながら、所定の間隔をおいて定期的に校正
処理を行なうことにより、各部の経時変化による影響を
補正することができ、より正確な粒径分布を測定するこ
とが可能である。
【0053】次いで、S6は粒径分布が未知である測定
対象試料Sの測定を行って、測定対象試料Sを測定した
ときの各検出器7の検出値を検出値ファイルDcとして
前記記憶部10に記録するステップである。
【0054】そして、S7はステップS6によって求め
られた検出値ファイルDcとして記録された検出値を前
記校正定数ファイルDbを用いて補正するステップであ
る。
【0055】S8は補正された検出値ファイルDcを用
いて、Mie散乱理論等を用いた粒径分布の演算を行な
うステップであり、これによって未知の測定対象試料S
の粒径分布が粒径分布データDdとして記憶部10に記
録される。また、粒径分布データDdに従って表示部9
aに粒径分布のグラフGなどが表示される。
【0056】すなわち、本発明の粒径分布測定装置1を
用いることにより、ライブラリDaに登録されている複
数の標準粒子Saの中から粒径分布測定装置1の装置校
正に用いる標準粒子Sa1 〜Sa5 を適宜選択できる。
したがって、これまで装置校正に用いてきた標準粒子S
1 〜Sa5 が生産中止などになって、入手困難となっ
た場合に、別の入手可能な標準粒子を用いて装置校正を
行うことができる。
【0057】また、仮にライブラリDa内に入手可能な
標準粒子がない場合が生じたとしても、このライブラリ
Daに入手可能な標準粒子の基準値ファイルを追加する
だけで、校正プログラムPaや演算プログラムPbの内
容を一切変更する必要がない。したがって、新たな標準
粒子に対する対応をより速やかに行うことができる。な
お、ライブラリDaに対する基準値ファイルの追加方法
は、フロッピーディスクのような外部記録媒体を用いる
ことも考えられるが、インターネットなどを介して粒径
分布測定装置1の製造者側からダウンロードできるよう
にすることが望ましい。
【0058】上述の例では、粒径分布測定装置1の校正
に用いる標準粒子として5種類の標準粒子Sa1 〜Sa
5 を用いる例を示しているが、本発明は、標準粒子の数
を限定するものではない。すなわち、粒径分布測定装置
1の構成、粒径分布の測定範囲および標準粒子に含まれ
る粒子径によっては標準粒子は4種類以下であっても、
6種類以上であってもよい。
【0059】同様に上述の例では、説明を容易に行うた
めに、演算処理部11によって実行可能であるプログラ
ムを校正プログラムPaと演算プログラムPbに分けて
表現しているが、これらを分ける必要はない。また、各
データDa〜Dd,Dsも説明のために開示している
が、本発明は各ファイルの存在を限定するものではな
い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粒径分布測定装置の装置校正のために決められた粒子径
の標準粒子が入手困難になった場合においても、標準粒
子の変更を行うことにより装置校正を行なうことができ
る。また、今後新たに生産される標準粒子にプログラム
の変更などを行なうことなく、基準値データの追加によ
って容易に対応して、装置校正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粒径分布測定装置の全体構成を示す図
である。
【図2】前記粒径分布測定装置を用いて標準粒子の変更
を行なう画面を説明する図である。
【図3】前記標準粒子の変更を行なう別の画面を示す図
である。
【図4】各標準粒子を用いた場合の検出値の基準値を示
す図である。
【図5】前記粒径分布測定装置を用いた装置校正手順お
よび粒径分布の測定手順を説明する図である。
【図6】従来の粒径分布測定装置における標準粒子の一
覧を表示する画面を示す図である。
【符号の説明】
1…粒径分布測定装置、La,Lb…光、Ls…回折光
または散乱光、7…検出器、10…記憶部、Da…基準
値(ライブラリ)、Db…校正定数、Dd…粒径分布、
Ds…基準値(ベースデータ)、Ds1 〜Ds5 …基準
値、Ds101 〜Ds590 …基準値、Pa…校正プログラ
ム、Pb…演算プログラム、S…測定対象試料、Sa
(Sa1 ,Sa2 ,…)…標準粒子、W…画面(設定画
面)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象試料に光を照射することによっ
    て生ずる回折光または散乱光を所定の角度毎に検出する
    複数の検出器を備え、各検出器からの出力に基づいて、
    測定対象試料の粒径分布を求める粒径分布測定装置であ
    って、所定の粒径を有する複数の標準粒子について各検
    出器からの出力として得られるべき値を基準値として記
    憶部に記憶し、その基準値を記憶した標準粒子の中から
    選択された標準粒子により装置校正を行なうことを特徴
    とする粒径分布測定装置。
  2. 【請求項2】 前記基準値がそれぞれの標準粒子毎にフ
    ァイルにまとめられて記憶部に記憶されており、校正に
    用いられる標準粒子およびその基準値を画面上で選択可
    能とした請求項1に記載の粒径分布測定装置。
  3. 【請求項3】 前記各標準粒子によって校正の対象とな
    る前記検出器の範囲を設定可能とした請求項1または2
    に記載の粒径分布測定装置。
  4. 【請求項4】 測定対象試料に光を照射することによっ
    て生ずる回折光または散乱光を所定の角度毎に検出する
    複数の検出器と、所定の粒径を有する標準粒子について
    各検出器からの出力として得られるべき値を基準値とし
    て記憶する記憶部と、記憶した前記標準粒子を測定し、
    各検出器からの検出値を前記基準値と比較して各検出器
    毎の校正定数を求め、これを記憶する校正プログラムお
    よび、任意の測定対象試料を測定し、各検出器からの検
    出値を前記校正定数によって補正した後に解析演算する
    ことによって前記測定対象試料の粒径分布を求める演算
    プログラムを実行可能とする演算処理部とを備えた粒径
    分布測定装置において、前記記憶部が、一つの検出器に
    対して複数の標準粒子の基準値を記憶し、前記校正プロ
    グラムが、その基準値を記憶した標準粒子の中から選択
    された標準粒子の基準値を用いて校正定数を求め、それ
    を記憶することを特徴とする粒径分布測定装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶部がそれぞれの標準粒子毎に前
    記基準値をファイルにまとめて記憶しており、前記校正
    プログラムが校正に用いられる標準粒子およびその基準
    値を画面上で選択可能とした請求項4に記載の粒径分布
    測定装置。
  6. 【請求項6】 前記校正プログラムが、前記各標準粒子
    によって校正の対象となる前記検出器の範囲を設定可能
    とした請求項4または5に記載の粒径分布測定装置。
  7. 【請求項7】 前記基準値を外部記憶媒体またはデータ
    通信手段を介して記憶部に追加可能とした請求項1〜6
    の何れかに記載の粒径分布測定装置。
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