JP2003148368A - 流体機械用ロータの軸支持構造 - Google Patents

流体機械用ロータの軸支持構造

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JP2003148368A
JP2003148368A JP2001345090A JP2001345090A JP2003148368A JP 2003148368 A JP2003148368 A JP 2003148368A JP 2001345090 A JP2001345090 A JP 2001345090A JP 2001345090 A JP2001345090 A JP 2001345090A JP 2003148368 A JP2003148368 A JP 2003148368A
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shaft
bearing
housing
bearing portion
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JP2001345090A
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Hideyuki Inose
秀之 猪瀬
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GKN Driveline Japan Ltd
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Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータ回転軸の3点支持部分のうち、2点の
支持部分をハウジングまたはロータ回転軸に対して軸方
向移動可能とし、残りの1点の支持部分でロータ回転軸
とハウジングとを固定することにより、ロータ回転軸を
分割することなく簡単な構造で3点支持を可能とする流
体機械用ロータの軸支持構造を提供する。 【解決手段】 ロータ22からオフセットしてプーリ部
材41を配置して、回転駆動力を入力するロータ回転軸
20を、ハウジング11とロータ回転軸20の両者に圧
入される第1の軸受部30と、ロータ回転軸20または
ハウジング11の一方に圧入されるとともに、他方に軸
方向移動可能に嵌合される第2の軸受部31および第3
の軸受部32とで3点支持することにより、第1の軸部
材30によって組み付けられたロータ回転軸20を位置
決めしつつ、ロータ回転軸20の軸方向への組み付けお
よび分解を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を送給するル
ーツ式やリショルム式などの流体機械にあって、とりわ
け、ロータ回転軸を3箇所の軸受部で支持するようにな
った流体機械用ロータの軸支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータを用いた流体機械は、ロータ回転
軸に取り付けたロータを回転することにより流体を加圧
して送給するようになっており、例えば、特許第277
2976号公報に開示されるように、平行配置された2
本のロータ回転軸にそれぞれ設けたロータをハウジング
内で相対回転させることにより、ハウジングに設けた吸
入ポートから導入した流体を吐出ポートから排出するよ
うになっている。
【0003】前記2本のロータ回転軸は、タイミングギ
アを介して互いに同期しつつ逆回転させるようになって
おり、かつ、2本のロータ回転軸の一方の端部には、ロ
ータからオフセットする端部にプーリが設けられて、こ
のプーリに回転駆動力が入力されるようになっている。
【0004】ところで、前記プーリが設けられた入力側
のロータ回転軸は、プーリに作用するベルトの張力がロ
ータに影響しないように3箇所の軸受部を介してハウジ
ングに3点支持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
流体機械用ロータの軸支持構造では、プーリを設けたロ
ータ回転軸を3箇所の軸受部を介して支持しようとした
場合、その3箇所の軸受部をロータ回転軸とハウジング
の両方に圧入する手法ではロータ回転軸の組付けが困難
になる。又、ロータ回転軸を強度の優れる鉄鋼材、ハウ
ジングを軽量なアルミ材等で構成した場合には、温度変
化時の熱膨張格差の吸収が困難となり、適正なシメシロ
が維持できなくなる可能性がある。
【0006】このため、ロータ回転軸をタイミングギア
とプーリとの間で分割して、その分割端部間に端部材と
環状部材を用いたカップリングを配置するなどして軸の
偏心及び熱膨張格差を吸収する必要がある。
【0007】ところが、このようにロータ回転軸を2分
割して3点支持した場合には、部品点数の増大やこれに
伴う組付け作業性の悪化が来されてしまう。
【0008】そこで、本発明は、ロータ回転軸の3点支
持部分のうち、2点の支持部分をハウジングまたはロー
タ回転軸に対して軸方向移動可能とし、残りの1点の支
持部分でロータ回転軸とハウジングとを固定することに
より、ロータ回転軸を分割することなく簡単な構造で3
点支持を可能とする流体機械用ロータの軸支持構造を提
供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1の発明は、ロータを設けたロータ回転軸が
3箇所の軸受部を介してハウジングに回転自在に支持さ
れるとともに、前記ロータ回転軸に前記ロータからオフ
セットして回転駆動力を入力するプーリ部材が配置され
て、前記ロータの回転により流体を送給する流体機械で
あって、前記ロータ回転軸を回転支持する3箇所の軸受
部は、前記ハウジングと前記ロータ回転軸の両者に圧入
される第1の軸受部と、前記ロータ回転軸または前記ハ
ウジングの一方に圧入されるとともに、他方に軸方向移
動可能に嵌合される第2の軸受部および第3の軸受部と
で構成したことを特徴としている。
【0010】この場合、ロータ回転軸が第1,第2,第
3の軸受部によってハウジングに3点支持されることに
より、プーリ部材に入力されるベルト張力がロータに影
響するのを防止できる。そして、これら3点支持する軸
受部のうち、第2,第3の軸受部がロータ回転軸または
ハウジングの他方に軸方向移動可能となっているので、
ロータ回転軸を軸方向に組付けおよび分解が可能とな
り、かつ、第1の軸受部がハウジングとロータ回転軸の
両者に圧入されることにより、組み付けられたロータ回
転軸を位置決めすることができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の流体
機械用ロータの軸支持構造において、前記ロータ回転軸
は、1対のロータにそれぞれ設けられる第1の回転軸お
よび第2の回転軸で構成されるとともに、これら第1の
回転軸と第2の回転軸との間に回転力を伝達するタイミ
ングギアが設けられ、前記第1の軸受部を前記タイミン
グギアと前記ロータとの間に配置したことを特徴として
いる。
【0012】この場合、ハウジングとロータ回転軸の両
者に圧入される第1の軸受部がタイミングギアとロータ
との間に配置されることにより、ロータの位置決めおよ
びタイミングギアの噛み合いを適正に行うことができ
る。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の流体機械用ロータの軸支持構造において、前記第2
の軸受部または前記第3の軸受部の少なくともいずれか
1つをニードルベアリングとしたことを特徴としてい
る。
【0014】この場合、ニードルベアリングは径方向厚
さが小さいものとして提供されるため、ロータ回転軸に
予備組付けしておくことが可能となり、これによってロ
ータ回転軸の組付けと同時にニードルベアリングの組付
けが可能となるため、ロータ回転軸の組付け性が向上さ
れる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1または2に記
載の流体機械用ロータの軸支持構造において、前記第2
の軸受部または前記第3の軸受部の少なくともいずれか
一方と前記ハウジングとの間に、前記ロータ回転軸を軸
方向一方に付勢する付勢手段を設けたことを特徴として
いる。
【0016】この場合、付勢手段によってロータを軸方
向一方に位置決めして保持することができるため、ロー
タによる流体の移送効率を高めることができる。
【0017】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれか一項に記載の流体機械用ロータの軸支持構造
において、前記第2の軸受部と前記第3の軸受部との間
のハウジングの剛性が、前記第2の軸受部と前記第3の
軸受部との間の前記ロータ回転軸の剛性より高く設定さ
れていることを特徴としている。
【0018】この場合、第2の軸受部と第3の軸受部と
の間のハウジング剛性をロータ回転軸の剛性より高くし
たので、ハウジング及びロータ回転軸の第1、第2、第
3の軸受部の位置ずれを吸収することが可能となる。ま
た、プーリ部材に付与された例えばベルトテンション荷
重を、プーリ部材の軸受部分で確実に支持することがで
きる。すなわち、シャフト剛性をハウジング剛性より高
く設定するとプーリ部材の軸受部分でベルトテンション
荷重を支持することができなくなり、他の軸受部分に過
負荷が加わることになる。
【0019】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
のいずれか一項に記載の流体機械用ロータの軸支持構造
において、前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間
のロータ回転軸の剛性が、前記第2の軸受部と前記第3
の軸受部との間のロータ回転軸の剛性より高く設定され
ていることを特徴としている。
【0020】この場合、ロータ回転軸の第1の軸受部と
第2の軸受部との間の剛性を第2の軸受部と第3の軸受
部との間より高く設定したので、プーリ部材に付与され
た例えばベルトテンション荷重によるロータ回転軸の倒
れを低減することができる。
【0021】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
のいずれか一項に記載の流体機械用ロータの軸支持構造
において、前記第3の軸受部の作用点が、前記プーリ部
材の厚み方向の略中心線上に位置していることを特徴と
している。
【0022】この場合、第3の軸受部の作用点がプーリ
部材の厚み方向の略中心線上に位置しているので、プー
リ部材に付与されたベルトテンション荷重によってモー
メントの発生が抑制され、第3の軸受部によってロータ
回転軸の偏心を低減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0024】(第1実施形態)図1,図2は本発明にか
かる流体機械用ロータの軸支持構造の第1実施形態を示
し、図1は本発明の軸支持構造を用いた過給器10の断
面図、図2は図1中のA部拡大断面図である。
【0025】図1は流体機械としてのルーツ式の過給器
10を示し、この過給器10は、図1に示すように平行
配置される第1の回転軸としての駆動側回転軸20と、
第2の回転軸としての被動側回転軸21とを備え、これ
ら回転軸20,21の両端部は、密閉されたハウジング
11の対向壁間に回転自在に支持される。
【0026】前記ハウジング11は、駆動側回転軸20
の配置部分が外方に大きく突出するハウジング延長部1
2aを設けたハウジング本体12と、このハウジング本
体12の開口部12bを密閉するハウジング閉止壁13
とを備えて構成され、かつ、ハウジング閉止壁13の外
側にはギア収納室14aを形成するカバー14が取り付
けられる。このとき、前記ハウジング閉止壁13は、ハ
ウジング本体12に植設した位置決めピン15を係合し
つつ、前記カバー14とともにハウジング本体12にボ
ルト16を介して共締めされる。
【0027】そして、ハウジング本体12とハウジング
閉止壁13との間に密閉された流体チャンバ17が構成
され、この流体チャンバ17内には互いに係合される1
対のロータ22,23が収納される。
【0028】前記1対のロータ22,23のうち、一方
のロータ22は前記駆動側回転軸20に形成したねじ部
20aに螺合固定されるとともに、他方のロータ23は
前記被動側回転軸21に形成したねじ部21aに螺合固
定され、それぞれのロータ22,23は駆動側回転軸2
0および被動側回転軸21の回転に伴って一体に回転す
る。
【0029】前記駆動側回転軸20は前記被動側回転軸
21より長く形成されて、ハウジング本体12のハウジ
ング延長部12aに配置される。そして、駆動側回転軸
20の一端部(図中右端部)20bを、第1の軸受部と
しての第1ボールベアリング30を介してハウジング閉
止壁13に回転自在に支持するとともに、駆動側回転軸
20の中間部20cを、第2の軸受部としての第2ボー
ルベアリング31を介してハウジング本体12の前記ハ
ウジング閉止壁13に対向する端壁12cに回転自在に
支持し、また、駆動側回転軸20の他端部(図中左端
部)20dを、第3の軸受部としての第3ボールベアリ
ング32を介して前記ハウジング延長部12aの先端部
12dに回転自在に支持するようになっている。尚、第
3ボールベアリング32は後述のボス部40外周に嵌合
されるようになっている。
【0030】前記被動側回転軸21は、前記駆動側回転
軸20と所定間隔をもって平行配置され、この被動側回
転軸21の一端部(図中右端部)21bを、第4ボール
ベアリング33を介してハウジング閉止壁13に回転自
在に支持するとともに、被動側回転軸12の他端部(図
中左端部)21cを、第5ボールベアリング34を介し
て端壁12cに回転自在に支持するようになっている。
【0031】前記ハウジング延長部12aの先端から突
出する駆動側回転軸20の他端部20dには、この他端
部20dに一体回転可能に取り付けられたボス部40を
介してプーリ部材としてのプーリ41がボルト42固定
される。このプーリ41には軸直角方向に配置される図
外のベルトが周回され、このベルトを介して回転駆動力
が駆動側回転軸20に入力される。
【0032】前記駆動側回転軸20および前記被動側回
転軸21のそれぞれの一端部20b,21bは、前記ハ
ウジング閉止壁13からギア収納室14a内に突出さ
れ、その突出した各端部20b,21bに互いに噛合さ
れる第1,第2タイミングギア50,51が取り付けら
れる。
【0033】そして、駆動側回転軸20の回転は前記第
1,第2タイミングギア50,51を介して被動側回転
軸21に伝達されることにより、これら駆動側回転軸2
0と駆動側回転軸21とは同期して相互に逆回転するよ
うになっている。これによって、ロータ22,23は互
いに噛み合うように回転して、流体チャンバ17内に導
入した流体を目的部分に移送するようになっている。
【0034】ここで、本実施形態では前記第1ボールベ
アリング30のインナーレース30aを、駆動側回転軸
20の一端部20bに圧入するとともに、アウターレー
ス30bを、ハウジング閉止壁13に形成したベアリン
グ取付穴13aの内周に圧入するようになっている。つ
まり、第1ボールベアリング30は、駆動側回転軸20
側およびハウジング11側両者に圧入されている。
【0035】また、前記第2ボールベアリング31のイ
ンナーレース31aを、駆動側回転軸20の中間部20
cに圧入するとともに、アウターレース31bを、ハウ
ジング11の端壁12cに形成したベアリング取付穴1
2eの内周に軸方向の摺動を可能に嵌合するようになっ
ている。つまり、第2ボールベアリング31は、駆動側
回転軸20に圧入され、ハウジング11側に軸方向移動
可能となっている。
【0036】更に、前記第3ボールベアリング32のイ
ンナーレース32aを、駆動側回転軸20に取付けた前
記ボス部40に圧入する一方、ハウジング延長部12a
の先端部12d内周に軸方向の摺動を可能に嵌合するよ
うになっている。つまり、第3ボールベアリング32
は、前記第2ボールベアリング31と同様に駆動側回転
軸20に圧入され、ハウジング11側に軸方向移動可能
となっている。
【0037】また、第2の軸受部としての第2ボールベ
アリング31と第3の軸受部としての第3ボールベアリ
ング32との間のハウジング12の剛性は、第2ボール
ベアリング31と第3ボールベアリング32との間の駆
動側回転軸20の剛性より高く設定されている。また、
第1の軸受部としての第1ボールベアリング30と第2
の軸受部としての第2ボールベアリング31の間の駆動
側回転軸20の剛性は、第2ボールベアリング31と第
3ボールベアリング32との間の駆動側回転軸20の剛
性より高く設定されている。さらに、第3の軸受部とし
ての第3ボールベアリング32の作用点が、プーリ部材
としてのプーリ41の厚み方向の略中心線L上に位置し
ている。
【0038】また、本実施形態では前記第2ボールベア
リング31は、図2に示すように、この第2ボールベア
リング31のアウターレース31bとベアリング取付穴
12eの底部との間に、付勢手段としての皿ばね60を
受け座61を介して介在させ、この皿ばね60によって
前記アウターレース31bを図中左方に押圧することに
より、駆動側回転軸20に他端部20d方向への付勢力
を常時付加するようになっている。
【0039】更に、前記皿ばね60および受け座61
は、第5ボールベアリング34にも設けて、駆動側回転
軸21を図中左方に押圧付勢するようになっている。
【0040】尚、この第1実施形態では第1ボールベア
リング30および第4ボールベアリング33のそれぞれ
の内側にシールリング70が配置されるとともに、第2
ボールベアリング31の外側にパッキン71が嵌合さ
れ、かつ、第5ボールベアリング34の外側に閉止板7
2が取り付けられることにより、流体チャンバ17内が
気密構造となっている。
【0041】(作用)以上の構成により本実施形態の過
給器10にあっては、駆動側回転軸20が第1,第2,
第3ボールベアリング30,31,32を介してハウジ
ング11に3点支持されることにより、駆動側回転軸2
0の他端部20dに設けてロータ22からオフセットさ
れたプーリ41に入力されるベルト張力が、駆動側回転
軸20を傾斜するなどしてロータ22に影響するのを防
止することができる。
【0042】そして、駆動側回転軸20を3点支持した
第1,第2,第3ボールベアリング30,31,32の
うち、第2,第3ボールベアリング31,32がハウジ
ング11に対して軸方向移動可能となっているので、駆
動側回転軸20の軸方向の組付けおよび分解が可能とな
る。
【0043】つまり、駆動側回転軸20を組み付ける際
には、第1ボールベアリング30を介して駆動側回転軸
20を支持した状態で、他端部20d方向から第2ボー
ルベアリング31を挿入して中間部20cに圧入し、次
いで、ボス部40とともに第3ボールベアリング32を
ハウジング延長部12aの先端部12dに挿入すること
になる。
【0044】一方、駆動側回転軸20の分解時は、組付
け時とは逆にボス部40とともに第3ボールベアリング
32を取り外すとともに、カバー14の固定用のボルト
16を外して、駆動側回転軸20を他端部20d側端か
ら図中右方に打撃することにより、駆動側回転軸20を
第2ボールベアリング31との圧入部分から抜きつつ、
ハウジング閉止壁13とともにハウジング本体12から
外すことができる。
【0045】また、前記駆動側回転軸20が組み付けら
れた状態では、第2,第3ボールベアリング31,32
がハウジング11に対して軸方向に移動されるが、第1
ボールベアリング30が内外周共に圧入されているた
め、駆動側回転軸20をハウジング11に対して位置決
めすることができる。
【0046】従って、本実施形態の駆動側回転軸20
は、駆動側回転軸20が第1,第2,第3ボールベアリ
ング30,31,32によって3点支持されるにもかか
わらず、この駆動側回転軸20を分割する必要が無くな
るため、分割端部同士の接続が不要となって部品点数の
増加を防止しつつ容易に組付けおよび分解することがで
きる。
【0047】また、本実施形態では前記第1ボールベア
リング30が、流体チャンバ17とギア収納室14aと
を隔成するハウジング閉止壁13に設けられたことによ
り、第1ボールベアリング30によってロータ22およ
びタイミングギア50を近傍で支持できるため、これら
ロータ22,タイミングギア50の支持を確実に行っ
て、ロータ22の位置決めおよび第1,第2タイミング
ギア50,51の噛み合いを適正に行うことができる。
【0048】更に、本実施形態では第2ボールベアリン
グ31に皿ばね60を設けて、駆動側回転軸20を他端
部20d方向に押圧付勢したので、ロータ22を軸方向
一方に位置決めして一定位置に保持することができるた
め、過給器10の性能を高めて流体の移送効率を向上す
ることができる。
【0049】また、第2ボールベアリング31と第3ボ
ールベアリング32との間のハウジング12の剛性を駆
動側回転軸20の剛性より高くしたので、ハウジング2
1及び駆動側回転軸20の第1、第2、第3のボールベ
アリング30、31、32の位置ずれを吸収することが
可能となり、駆動側回転軸20を第1、第2、第3のボ
ールベアリング30、31、32によって良好な状態で
支持することができる。
【0050】また、駆動側回転軸20の剛性をハウジン
グ20の剛性より高く設定するとプーリ41の軸受部分
でベルトテンション荷重を支持することができなくな
り、他の軸受部分に過負荷が加わることになるが、第2
ボールベアリング31と第3ボールベアリング32との
間のハウジング20の剛性を駆動側回転軸20の剛性よ
り強くしたので、プーリ41に付与された例えばベルト
テンション荷重を、プーリ41の軸受部分で確実に支持
することができる。
【0051】さらに、駆動側回転軸20の第1ボールベ
アリング30と第2ボールベアリング31との間の剛性
を第2ボールベアリング31と第3ボールベアリング3
2との間より高く設定したので、プーリ41に付与され
た例えばベルトテンション荷重による駆動側回転軸20
の倒れを低減することができる。
【0052】また、第3ボールベアリング32の作用点
がプーリ41の厚み方向の略中心線L上に位置している
ので、プーリ41に付与されたベルトテンション荷重に
よってモーメントの発生が抑制され、第3ボールベアリ
ング32によって駆動側回転軸20の偏心を低減するこ
とができる。
【0053】(第2実施形態)図3は本発明の第2実施
形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符
号を付して重複する説明を省略して述べる。
【0054】図3は前記図1と同様に本発明の軸支持構
造を用いたルーツ式過給器10aの断面図で、駆動側回
転軸20は第1タイミングギア50の取付部を更に延長
して、その先端部20eにプーリ41を取り付けるよう
になっているとともに、ハウジング11のハウジング延
長部14bはカバー14から突出するようになってい
る。尚、同図では駆動側回転軸20を上方に、駆動側回
転軸21を下方に配置した状態で示してある。
【0055】そして、第1の軸受部としての第1ボール
ベアリング30のインナーリング30aを、駆動側回転
軸20の中間部20fに圧入するとともに、アウターリ
ング30bを、ハウジング閉止壁13のベアリング取付
穴13aの内周に圧入するようになっている。
【0056】また、第2の軸受部としての第2ボールベ
アリング31のインナーレース31aを、駆動側回転軸
20の一端部20gに圧入するとともに、アウターリン
グ31bを、端壁12cのベアリング取付穴12eの内
周に軸方向の摺動を可能に嵌合するようになっている。
【0057】更に、第3の軸受部としての第3ボールベ
アリング32のインナーレース32aを、駆動側回転軸
20の他端部20hに軸方向の摺動を可能に嵌合すると
ともに、アウターレース32bを、ハウジング延長部1
4bの先端部14cに圧入するようになっている。
【0058】このとき、前記駆動側回転軸20の先端部
20e側は、第1ボールベアリング30の嵌合部分から
除々に先細りとなっており、その先端部20eにプーリ
41を取り付けるためのボス部40が取り付けられる。
【0059】また、前記ハウジング延長部14bの基部
内周と駆動側回転軸20との間にシールリング70が設
けられるとともに、第2ボールベアリング31の外側が
第5ボールベアリング34と同様に閉止板72によって
閉塞されるようになっている。
【0060】(作用)従って、この第2実施形態の過給
器10aにあっては、駆動側回転軸20を3点支持した
第1,第2,第3ボールベアリング30,31,32の
うち、第2ボールベアリング31がハウジング11に対
して軸方向移動可能となり、かつ、第3ボールベアリン
グ32が駆動側回転軸20に対して軸方向移動可能とな
っているので、駆動側回転軸20の軸方向の組付けおよ
び分解が可能となる。
【0061】つまり、駆動側回転軸20の組付けは、先
ずカバー14を取り外した状態で駆動側回転軸20を、
第1ボールベアリング30を介して支持しておき、この
状態で第2ボールベアリング31を駆動側回転軸20の
一端部20gに圧入し、次いでカバー14の取り付けと
ともに第3ボールベアリング32を駆動側回転軸20の
他端部20hに挿通することにより行われる。
【0062】また、駆動側回転軸20の分解は、カバー
14とともに第3ボールベアリング32を取り外し、こ
の状態で駆動側回転軸20の先端部20eから図中左方
に打撃などを加えることにより、駆動側回転軸20を第
1ボールベアリング30の圧入部分から抜きつつ、第2
ボールベアリング31を駆動側回転軸20とともにベア
リング取付穴12eから抜くことができる。
【0063】このため、この第2実施形態では前記第1
実施形態と同様に、駆動側回転軸20が第1,第2,第
3ボールベアリング30,31,32によって3点支持
されるにもかかわらず、この駆動側回転軸20を分割す
る必要が無くなるため、部品点数の増加を防止しつ容易
に組付けおよび分解することができる。
【0064】(第3実施形態)図4は本発明の第3実施
形態を示し、前記第1,第2実施形態と同一構成部分に
同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。
【0065】図4は前記図1と同様に本発明の軸支持構
造を用いた過給器10bの断面図で、この第3実施形態
の過給器10bは前記第2実施形態の過給器10aと概
ね同様の構成を採るが、特に異なる構成としては、第2
の軸受部としてニードルベアリング35を用いて駆動側
回転軸20の一端部20gを支持するようになってい
る。また、駆動側回転軸21の他端部21cにあっても
ニードルベアリング36を介して支持するようになって
いる。尚、この第3実施形態の過給器10bは、ロータ
22,23がスパイラル形状となったリショルム式とし
て構成される。
【0066】前記ニードルベアリング35,36は、回
転軸20,21の外周に直接接触するように配列される
複数の細径ローラ35a,36aと、これら細径ローラ
35a,36aの外側を覆ってそれぞれの配列状態を保
持するホルダー35b,36bとで構成される。
【0067】そして、前記ニードルベアリング35,3
6を回転軸20,21の端部20g,21cに嵌着した
状態で、ハウジング本体12の端壁12cに形成した取
付穴12g,12hに軸方向の摺動を可能に差し込むよ
うになっている。
【0068】また、この第3実施形態では、第3ボール
ベアリング32のインナーリング32aを、ボス部41
の外周に圧入するようになっているとともに、アウター
リング32bを、ハウジング延長部14bの先端部14
cに軸方向に摺動可能に嵌合するようになっている。
【0069】(作用)従って、この第3実施形態の過給
器10bにあっては、ニードルベアリング35がハウジ
ング11に対して軸方向移動可能となり、かつ、第3ボ
ールベアリング32がハウジング延長部14bに対して
軸方向移動可能となっているので、駆動側回転軸20の
軸方向の組付けおよび分解が可能となる。
【0070】つまり、駆動側回転軸20の組付けは、先
ずカバー14を取り外した状態で駆動側回転軸20を、
ハウジング閉止壁13のベアリング取付穴13aから差
し込んでニードルベアリング35を端壁12cに支持し
つつ、駆動側回転軸20に圧入した第1ボールベアリン
グ30を前記ベアリング取付穴13aに圧入し、次い
で、カバー14を取り付けた後、ボス部40に圧入した
第3ボールベアリング32を、ハウジング延長部14b
の先端部14cに差し込むことにより行われる。
【0071】また、駆動側回転軸20の分解は、組み立
て手順とは逆に、ボス部40とともに第3ボールベアリ
ング32を取り外した後、カバー14を取り外し、そし
て、駆動側回転軸20の一端部20gを図中右方に打撃
するなどして、ニードルベアリング35を取付穴12g
から抜き出しつつ、第1ボールベアリング30をこれの
圧入状態にあるベアリング取付穴13aから取り出すこ
とができる。
【0072】このため、この第3実施形態では前記第1
実施形態と同様に、3点支持された駆動側回転軸20を
分割する必要が無くなるため、部品点数の増加を防止し
つ容易に組付けおよび分解することができる。
【0073】また、第2の軸受部を径方向厚さt(図4
参照)が小さいニードルベアリング35で構成したの
で、このニードルベアリング35を駆動側回転軸20に
予備組付けしておくことが可能となり、これによって駆
動側回転軸20の組付けと同時にニードルベアリング3
5の組付けが可能となるため、該駆動側回転軸20の組
付け性を向上することができる。尚、このことは、駆動
側回転軸21にあってもニードルベアリング36を用い
たことにより、同様の機能を有することになる。
【0074】この場合、第3の軸受部(この実施形態で
は第3ボールベアリング32)にニードルベアリングを
用いることもできる。
【0075】ところで、本発明の流体機械用ロータの軸
支持構造にあっては、前記第1,第2,第3実施形態に
示した構造に限ることなく、本発明の主旨を逸脱しない
範囲内で各種実施形態を採用することができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ロータ
からオフセットして回転駆動力を入力するプーリ部材が
配置されたロータ回転軸を、ハウジングとロータ回転軸
の両者に圧入される第1の軸受部と、ロータ回転軸また
はハウジングの一方に圧入されるとともに、他方に軸方
向移動可能に嵌合される第2の軸受部および第3の軸受
部とを介して3点支持するようにしたので、プーリ部材
に入力されるベルト張力がロータに影響するのを防止で
きるとともに、第1の軸部材によって組み付けられたロ
ータ回転軸を位置決めしつつ、ロータ回転軸を軸方向に
組付けおよび分解が可能となる。従って、前記ロータ回
転軸は3点支持されるにもかかわらず分割する必要が無
くなるため、分割端部同士の接続が不要となって部品点
数が増加されるのを防止しつつ容易に組み付けおよび分
解することができる。
【0077】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ハウジングとロータ回転軸の両
者に圧入した第1の軸受部を、タイミングギアとロータ
との間に配置したので、ロータおよびタイミングギアの
支持を確実に行って、ロータの位置決めおよびタイミン
グギアの噛み合いを適正に行うことができる。
【0078】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、第2の軸受部または第3
の軸受部の少なくともいずれか1つをニードルベアリン
グとしたので、このニードルベアリングは径方向厚さが
小さいためロータ回転軸に予備組付けしておくことが可
能となり、これによってロータ回転軸の組付け性を向上
することができる。
【0079】請求項4に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、前記第2の軸受部または
前記第3の軸受部の少なくともいずれか一方と前記ハウ
ジングとの間に、前記ロータ回転軸を軸方向一方に付勢
する付勢手段を設けたので、この付勢手段によってロー
タを軸方向一方に位置決めして保持することができるた
め、流体機械の性能を高めることができる。
【0080】請求項5記載の発明によれば、第2の軸受
部と第3の軸受部との間のハウジング剛性をロータ回転
軸の剛性より高くしたので、ハウジング及びロータ回転
軸の第1、第2、第3の軸受部の位置ずれを吸収するこ
とが可能となり、ロータ回転軸を第1、第2、第3の軸
受部によって良好な状態で支持することができる。
【0081】また、シャフト剛性をハウジング剛性より
高く設定するとプーリ部材の軸受部分でベルトテンショ
ン荷重を支持することができなくなり、他の軸受部分に
過負荷が加わることになるが、第2の軸受部と第3の軸
受部との間のハウジング剛性をロータ回転軸の剛性より
高くしたので、プーリ部材に付与された例えばベルトテ
ンション荷重を、プーリ部材の軸受部分で確実に支持す
ることができる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、ロータ回転
軸の第1の軸受部と第2の軸受部との間の剛性を第2の
軸受部と第3の軸受部との間より高く設定したので、プ
ーリ部材に付与された例えばベルトテンション荷重によ
るロータ回転軸の倒れを低減することができる。
【0083】請求項7記載の発明によれば、第3の軸受
部の作用点がプーリ部材の厚み方向の略中心線上に位置
しているので、プーリ部材に付与されたベルトテンショ
ン荷重によってモーメントの発生が抑制され、第3の軸
受部によってロータ回転軸の偏心を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における流体機械の断面
図。
【図2】図1中のA部拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施形態における流体機械の断面
図。
【図4】本発明の第4実施形態における流体機械の断面
図。
【符号の説明】
10,10a,10b 過給器(流体機械) 11 ハウジング 20 駆動側回転軸(ロータ回転軸) 21 駆動側回転軸 22,23 ロータ 30 第1ボールベアリング(第1の軸受部) 31 第2ボールベアリング(第2の軸受部) 32 第3ボールベアリング(第3の軸受部) 35 ニードルベアリング(第2の軸受部) 41 プーリ(プーリ部材) 50 第1タイミングギア 51 第2タイミングギア 60 皿ばね(付勢手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータを設けたロータ回転軸が3箇所の
    軸受部を介してハウジングに回転自在に支持されるとと
    もに、前記ロータ回転軸に前記ロータからオフセットし
    て回転駆動力を入力するプーリ部材が配置されて、前記
    ロータの回転により流体を送給する流体機械であって、 前記ロータ回転軸を回転支持する3箇所の軸受部は、前
    記ハウジングと前記ロータ回転軸の両者に圧入される第
    1の軸受部と、前記ロータ回転軸または前記ハウジング
    の一方に圧入されるとともに、他方に軸方向移動可能に
    嵌合される第2の軸受部および第3の軸受部とで構成し
    たことを特徴とする流体機械用ロータの軸支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の流体機械用ロータの軸
    支持構造において、 前記ロータ回転軸は、1対のロータにそれぞれ設けられ
    る第1の回転軸および第2の回転軸で構成されるととも
    に、これら第1の回転軸と第2の回転軸との間に回転力
    を伝達するタイミングギアが設けられ、前記第1の軸受
    部を前記タイミングギアと前記ロータとの間に配置した
    ことを特徴とする流体機械用ロータの軸支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の流体機械用ロ
    ータの軸支持構造において、前記第2の軸受部または前
    記第3の軸受部の少なくともいずれか1つがニードルベ
    アリングであることを特徴とする流体機械用ロータの軸
    支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の流体機械用ロ
    ータの軸支持構造において、前記第2の軸受部または前
    記第3の軸受部の少なくともいずれか一方と前記ハウジ
    ングとの間に、前記ロータ回転軸を軸方向一方に付勢す
    る付勢手段を設けた ことを特徴とする流体機械用ロー
    タの軸支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の流体機械用ロータの軸支持構造において、前記第
    2の軸受部と前記第3の軸受部との間のハウジングの剛
    性が、前記第2の軸受部と前記第3の軸受部との間の前
    記ロータ回転軸の剛性より高く設定されていることを特
    徴とする流体機械用ロータの軸支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の流体機械用ロータの軸支持構造において、前記第
    1の軸受部と前記第2の軸受部との間のロータ回転軸の
    剛性が、前記第2の軸受部と前記第3の軸受部との間の
    ロータ回転軸の剛性より高く設定されていることを特徴
    とする流体機械用ロータの軸支持構造。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に
    記載の流体機械用ロータの軸支持構造において、前記第
    3の軸受部の作用点が、前記プーリ部材の厚み方向の略
    中心線上に位置していることを特徴とする流体機械用ロ
    ータの軸支持構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046537A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Toshiba Kyaria Kk 密閉型回転式圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置

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