JP2003146144A - 車両用物品キャリヤ - Google Patents

車両用物品キャリヤ

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JP2003146144A JP2002313185A JP2002313185A JP2003146144A JP 2003146144 A JP2003146144 A JP 2003146144A JP 2002313185 A JP2002313185 A JP 2002313185A JP 2002313185 A JP2002313185 A JP 2002313185A JP 2003146144 A JP2003146144 A JP 2003146144A
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R9/00Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
    • B60R9/04Carriers associated with vehicle roof
    • B60R9/045Carriers being adjustable or transformable, e.g. expansible, collapsible

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスバーにより引き起こされる風切り音を
最小化すべく改善された車両用物品キャリヤを提供す
る。 【解決手段】 車両用物品キャリヤは、横方向に離間さ
れた一対のサイドレールを含む。各サイドレールには一
対のクロスバーが着脱自在に連結される。各クロスバー
は、サイドレールとに軸心方向に整列された第1もしく
は収納モードおよび各サイドレール間を横方向に張り亙
る第2もしくは担持モードで動作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷台(luggage rac
k)などの車両用物品キャリヤに関し、より詳細には、車
両の長手軸心と平行に配向された第1もしくは収納モー
ドおよび車両の長手軸心と直交して配向された第2もし
くは物品担持モードにて動作可能(operable)なクロスバ
ーを有する車両用物品キャリヤに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車は一般的に、車両の外部に
種々の物品を支持する荷台などの物品キャリヤを備えて
いる。また殆どの車両用物品キャリヤは、車両ルーフ
(もしくはトランク)上で横方向に離間された一対のサイ
ドレールであって車両の長手軸心に平行に整列された一
対のサイドレールを含んでいる。殆どの車両用物品キャ
リヤは、各サイドレール間のスペースに張り亙る2本以
上のクロスバーも含む。上記クロスバーは各サイドレー
ルと協働し、当該キャリヤに物品を固定するための繋止
点を提供する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】斯かる車両用物品キャ
リヤは物品の支持などに関しては良好に機能するが、依
然として改善の余地はある。たとえば、車両用物品キャ
リヤのクロスバーは車両乗員に聞こえる風切り音の一因
となる。一般的に風切り音は不都合と思われることか
ら、車両用物品キャリヤのクロスバーにより引き起こさ
れる風切り音を最小化することは重要な課題である。
【0004】車両用物品キャリヤのクロスバーにより引
き起こされる風切り音を減少するひとつの試みは、クロ
スバーの空気力学特性を改善することであった。残念乍
ら、この点に関する尽力を続けても風切り音が更に改善
され得るかは疑わしい。故に当業界においては、車両乗
員室内で聞こえる風切り音を最小化すべく改善されたク
ロスバー構成に対する要望が在る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のおよび他の目的
は、横方向に離間された一対のサイドレールを含む車両
用物品キャリヤにより達成される。上記サイドレールに
対しては、一対のクロスバーが連結される。各クロスバ
ーは、サイドレールと軸心方向に整列された第1もしく
は収納モード、および、各サイドレール間のスペースを
横方向に張り亙る第2もしくは担持モードで動作可能で
ある。第1実施例においては各サイドレールおよび各ク
ロスバーを相互係合する配向アセンブリにより、各クロ
スバーは第1および第2モードの一方にのみ配向されるの
が確実とされる。すなわち、上記各クロスバーは上記張
設位置と収納位置との間の配向には枢動し得ない。第2
実施例において各クロスバーは、張設位置と収納位置と
の間の動作範囲の全体に亙り枢動可能である。各クロス
バーが上記サイドレールに沿い長手方向に再位置決めさ
れるのを可能とすべく、別体の機構も配備される。第3
実施例において各クロスバーは、該クロスバーをサイド
レールに固定するための枢動ラッチを含む。これによ
り、他の実施例では配備される回転可能ノブは排除され
る。また並進可能シュラウドによれば、張設モードおよ
び収納モード間の遷移が促進される。第4実施例におい
ては、代替的なラッチが採用されると共に、上記クロス
バーはサイドレールに対して水平枢動可能であり且つ垂
直回動可能である。
【0006】本発明の更なる適用分野は、以下の詳細な
説明から明らかとなろう。尚、本発明の好適実施例を示
す詳細な説明および特定例は例示目的のみを企図してお
り、本発明の有効範囲の限定を意図しないことを理解す
べきである。
【0007】本発明の利点および目的が達成される様式
を理解すべく、添付図面に示された特定実施例を参照し
て本発明の更に詳細な説明を行う。これらの図面は本発
明の好適実施例を図示のみすることから有効範囲を制限
するとは見做されないことを理解し乍ら、本発明は添付
図面を用いて付加的な特定性および詳細を以て記述かつ
説明される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下における好適実施例の説明は
単に例示的なものに過ぎず、本発明自体、本発明の用途
もしくは用法を制限することは企図されない。
【0009】本発明は、荷台などの車両用物品キャリヤ
に関する。該車両用物品キャリヤは、横方向に離間され
た一対のサイドレールを含む。上記サイドレールに対し
ては一対のクロスバーが連結され、該クロスバーは2つ
のモードの一方にて動作可能である。第1モードにおい
て上記クロスバーは、サイドレールと軸心方向に整列し
て収納される。第2モードにおいて上記クロスバーは、
上記各サイドレール間のスペースを横方向に張り亙る。
【0010】図面に戻ると、図1は小型バンの形態の自
動車10を示している。車両10のルーフには、車両用物品
キャリヤ12が取付けられる。車両用物品キャリヤ12は、
横方向に離間された一対の平行なサイドレール・アセン
ブリ14aおよび14bを含む。またサイドレール・アセンブ
リ14aおよび14bに対しては、一対のクロスバー・アセン
ブリ16aおよび16bが連結される。
【0011】各クロスバー・アセンブリ16a、16bは、サ
イドレール・アセンブリ14a、14bの凹所領域18a、18b内
に嵌合されるという第1もしくは収納モード(stowed mod
e)にて動作可能である。上記収納モードにおいて各クロ
スバー・アセンブリ16a、16bは、サイドレール・アセン
ブリ14a、14bに対して夫々軸心方向に整列される。該収
納モードは、図1において実線で示される。
【0012】各クロスバー・アセンブリ16a、16bはま
た、サイドレール・アセンブリ14aおよび14b間のスペー
スに亙り突出するという第2もしくは張設モード(spanni
ng mode)においても動作可能である。上記張設モードに
おいて各クロスバー・アセンブリ16a、16bは、サイドレ
ール・アセンブリ14aおよび14bに対して横方向に整列さ
れる。該張設モードは、図1において点線で示される。
【0013】上記収納モード位置と張設モード位置との
間におけるクロスバー・アセンブリ16aおよび16bの遷移
を促進すべく、凹所領域18a、18bの逆側の端部には間隙
20aおよび20bが夫々配備される。間隙20aおよび20bは一
方のクロスバー・アセンブリ16aもしくは16bが収納モー
ド位置に在る時にも他方のクロスバー・アセンブリ16a
もしくは16bの一端を張設モード位置において収容す
る。この様にしてユーザは、車両10の逆側へと歩行する
ことを必要とせずに、収納されたクロスバー・アセンブ
リ16a、16bを該車両の一側から接続解除して該アセンブ
リを車両の横断方向に再位置決めし得る。間隙20aおよ
び20bは、クロスバー・アセンブリ16aもしくは16bの遠
位端が着座する場所を提供する一方、近位端は近傍のサ
イドレール・アセンブリに再固定される。
【0014】次に図2を参照すると、第1実施例に係る
サイドレール・アセンブリ14aおよびクロスバー・アセ
ンブリ16aが示される。サイドレール・アセンブリ14aお
よびクロスバー・アセンブリ16aの一端のみが示される
が、当業者であれば、それらの逆端部は好適に同一的に
構成されることを理解すべきである。同様に、サイドレ
ール・アセンブリ14aおよびクロスバー・アセンブリ16a
のみが示されるが、当業者であれば他方のサイドレール
・アセンブリ14bおよびクロスバー・アセンブリ16bは好
適に同一的に構成されることを理解すべきである。
【0015】サイドレール・アセンブリ14aは好適に
は、L形状凹所領域18aを同時に形成する成形プロセス
により長寸プラスチック部材として形成される。凹所領
域18aの底面26に形成されたチャネル24内には、長寸で
金属製のスラット(slat)22が配設される。スラット22
は、スロット28の形態の長寸開口を含む。スロット28は
スラット22の内部容積に対するアクセスを提供するが、
該内部容積上にはスラット22の一部を形成すべく対向す
る一対の唇部30が張り出している。
【0016】スラット22は凹所領域18aの全長に沿い延
在し得るが、現時点では斯かる長さもしくは延伸範囲
を、予見される付属部品をサイドレール・アセンブリ14
aに取付ける上で合理的に必要な量のみに制限するのが
好適である。たとえば上記スラットの長さは、クロスバ
ー・アセンブリ16aの端部の幅の5倍に等しくされ得
る。また、他の材料が用いられ得るが、現時点では押出
成形アルミニウムもしくはロール成形金属からスラット
22を形成するのが好適である。
【0017】スラット22からオフセットされ且つスラッ
ト22の両側にて、サイドレール・アセンブリ14aの底面2
6には横方向に離間された一対の位置決め孔32aおよび32
bが形成される。位置決め孔32aおよび32bは好適には、
各孔を相互接続する軸線が本質的にスラット22に直交す
る如く、サイドレール・アセンブリ14aが形成されると
きに所定位置に成形される。所望であれば孔32aおよび3
2bは代替的に、所望に応じた所定位置にて中刳りもしく
は穿孔され得る。同様に、所望であれば、剛性を付加す
べく各位置決め孔32aおよび32bには、金属円筒などの強
化用スリーブが配設され得る。
【0018】位置決め孔32aおよび32bの位置は、クロス
バー・アセンブリ16aが収納モード位置にあるときに間
隙20aの長さを決定する。間隙20aは少なくとも、張設モ
ード位置に配向された一方のクロスバー・アセンブリの
端部を収容するに十分な長さであって、他方のクロスバ
ー・アセンブリは同一のサイドレール・アセンブリに沿
い収納モード位置に配向されるという長さとされねばな
らない。
【0019】クロスバー・アセンブリ16aは好適には、
長寸プラスチック・クロスバー本体34を含むべく成形プ
ロセスにより形成される。クロスバー・アセンブリ16a
は、クロスバー本体34の端部に取付けられた端部支持部
36も含む。端部支持部36もまた好適には、成形プロセス
によりプラスチック部材として形成される。
【0020】端部支持部36は、該端部支持部の取付表面
に本質的に直交して該表面から延在すべく離間された一
対の位置決め突起38aおよび38bを含む。位置決め突起38
aおよび38bは好適には端部支持部36と一体的となるべく
所定位置に成形されるが、個別部材として端部支持部36
に固定されてもよい。位置決め突起38aおよび38bは、位
置決め孔32aおよび32bのサイズ、形状、間隔および角度
と相補すべく構成される。故に、位置決め突起38aおよ
び38bは位置決め孔32aおよび32b内に着脱自在に挿入さ
れ得る。この様にして位置決め突起38aおよび38bは位置
決め孔32aおよび32bと協働することで、上記第1もしく
は収納モードにおいてクロスバー・アセンブリ16aを配
向するための配向アセンブリ(orientation assembly)の
一部を形成する。
【0021】クロスバー・アセンブリ16aに連結された
係止アセンブリ40は、端部支持部36を貫通して形成され
た開口を貫通して延在する好適には金属製の螺条付部材
44に連結された好適にはプラスチックの回転可能ノブ42
を含む。螺条付部材44は、たとえばアルミニウムなどの
好適には金属であるスタンプ成形された雌ネジ付きプレ
ートもしくはT状突起部材の形態である自動整列係止部
材46に螺着係合する。以下において相当に詳細に記述さ
れる如く、係止部材46内へと螺条付部材44を締め付ける
べく回転可能ノブ42を回転することにより、係止部材46
はスラット22の各唇部30の下側面に当接係合することで
クロスバー・アセンブリ16aをサイドレール・アセンブ
リ14aに係止する。また係止部材46から螺条付部材44を
緩めるべく回転可能ノブ42を回転することにより、係止
部材46はスラット22の各唇部30から係合解除されると共
にスロット28の軸心と整列することでクロスバー・アセ
ンブリ16aをサイドレール・アセンブリ14aから解除す
る。
【0022】螺条付部材44の末端48は、該螺条付部材44
が係止部材46から接続解除されるのを防止するための螺
条未形成領域(unsettled thread area)50を含む。すな
わち、螺条付部材44と係止部材46との間の相対回転が生
じたとき、係止部材46は螺条付部材44の末端48に向かい
移動し得る。しかし係止部材46が螺条未形成領域50に到
達したとき、該係止部材46は螺条付部材44から更にまた
は偶発的には旋回離脱し得ない。
【0023】次に図3および図4(ならびに依然として
図2)を参照し、係止アセンブリ40の作用を相当に詳細
に記述する。係止部材46は、当該矩形基部52から延在す
る直立配向部分もしくはカラー54を有する矩形基部52を
含む。基部52は、スラット22の各唇部30の間のスロット
28の幅より小さな幅を有する。また基部52は、スロット
28の幅よりも大きな長さを有する。この様にして、係止
部材46はスロット28内に挿入されてから90°回転されて
各唇部30の下側に位置して所定位置に係止される。
【0024】基部52から上方へと突出する複数の円錐部
材もしくは歯部56は、スラット22の各唇部30に摩擦的に
係合することで、該各唇部の間における相対回転を防止
する。歯部56は所定位置に、鋳造され、加工され、また
は、基部52の角隅部を上方に屈曲して形成され得る。
【0025】螺条付部材44に沿う係止部材46の垂直位置
は、配向部分54がスロット28の深度に張り亙る如く制御
される。すなわち係止部材46がスラット22内に配設され
たとき、スラット22の各唇部30は配向部分54の近傍にあ
る。この様にして配向部分54はスラット22と相互作用す
ることで、基部52の配向を制御し得る。
【0026】より詳細には配向部分54は、対向して配設
された2個の係合角隅部58aおよび58bの形態の2個の停
止部を含む。配向部分54はまた、対向して配設された2
個の回転許容円形部60aおよび60bも含む。円形部60aお
よび60bによれば係止部材46は、スラット22に対する回
転が許容され得る。しかし、角隅部58aおよび58bは係止
部材46が90°以上回転するのを防止する。より詳細には
螺条付部材44が回転する間、円形部60aおよび60bはスラ
ット22の各唇部30に対して回転する。しかし90°の円弧
の終端にて、係合角隅部58aおよび58bは各唇部30に夫々
当接係合する。故に、係止部材46の更なる回転は防止さ
れる。
【0027】上述から理解され得る如く係止部材46は、
各唇部30に対して直交して配向された第1もしくは係合
位置、または、各唇部30に対して平行に配向された第2
もしくは解除位置へと容易に回転され得る。係合位置に
おいてクロスバー・アセンブリ16aは、サイドレール・
アセンブリ14aに係止される。解除位置においてクロス
バー・アセンブリ16aは、サイドレール・アセンブリ14a
から取外し可能である。係止部材46が解除された後、ク
ロスバー・アセンブリ16aはサイドレール・アセンブリ1
4aから揚動されて該サイドレール・アセンブリに対し再
位置決めされ得る。
【0028】次に図5を参照すると、クロスバー・アセ
ンブリ16bはサイドレール・アセンブリ14aに対する第2
もしくは張設モードで示される。示された如く、クロス
バー・アセンブリ16bの端部支持部36は間隙20a内に着座
する。もちろん、他方のクロスバー・アセンブリがサイ
ドレール・アセンブリ14aから取外されたなら、張り亙
るクロスバー・アセンブリ16bはスラット22の長さに沿
う任意の箇所へと位置決めされ得る。
【0029】上記第2もしくは張設モードにおいて、位
置決め突起38aおよび38bはスラット22のスロット28内に
挿入される。より詳細には突起38aおよび38bは位置決め
孔32aおよび32bから取外されて、これらの位置決め孔に
対して90°に再配向される。スラット22の各唇部30に対
する突起38aおよび38bの当接係合により、サイドレール
・アセンブリ14aに対するクロスバー・アセンブリ16bの
角度は維持される。この様にしてスラット22は位置決め
突起38aおよび38bと協働することで、クロスバー・アセ
ンブリ16bを上記第2もしくは張設モードに配向するため
の配向アセンブリの一部を形成する。
【0030】上記の説明から明らかではあるが、以下に
おいては図1乃至図5を参照して収納モードから張設モ
ードへのクロスバー・アセンブリ16bの遷移又はその逆
の遷移を記述する。上記収納モードにおいて係止アセン
ブリ40は、クロスバー・アセンブリ16bをサイドレール
・アセンブリ14bに固定すべく通常的に係止される。そ
の後に回転可能ノブ42は反時計方向に回転されること
で、係止部材46をスラット22の各唇部30から緩める。反
時計方向の回転を継続すると係止部材46は、各唇部30の
下方における係止位置から、スロット28と整列された解
除位置まで90°旋回される。各唇部30に対する配向部分
54の係合角隅部58aおよび58bの当接により、係止部材46
の過剰回転は防止される。
【0031】両方の係止アセンブリ40が解除されたな
ら、クロスバー・アセンブリ16bはサイドレール・アセ
ンブリ14bから離間揚動され、該サイドレール・アセン
ブリに対して横断方向に再配向され得る。次にクロスバ
ー・アセンブリ16bの遠位端は、対向するサイドレール
・アセンブリ14aの間隙20a内に位置決めされ得る。これ
と同時にまたはその後にクロスバー・アセンブリ16bの
近位端は、係止部材46および位置決め突起38aおよび38b
がスロット28内に挿入される如く位置決めされ得る。必
要であれば、回転可能ノブ42の操作により係止部材46の
僅かな再位置決めが実施され得る。
【0032】係止部材46ならびに位置決め突起38aおよ
び38bが適切に位置決めされたなら回転可能ノブ42は時
計方向に回転されることで、各唇部30に対する係合角隅
部58aおよび58bの相互作用により制御される如き係合位
置へと係止部材46を旋回させる。回転可能ノブ42の時計
方向の回転を継続すると、係止部材46は各唇部30の下方
に固定され且つクロスバー・アセンブリ16bはサイドレ
ール・アセンブリ14bに係止される。
【0033】対向するサイドレール・アセンブリ14aに
対してクロスバー・アセンブリ16bの逆端部を固定する
には、同様の操作が実施される。クロスバー・アセンブ
リ16bを収納モード位置へと戻すには、逆の手順が実施
される。
【0034】次に図6乃至図8を参照すると、本発明の
第2実施例が示される。車両用物品キャリヤ100は、横
方向に離間された2本のサイドレール102aおよび102bを
含む。サイドレール102aおよび102bの各端部には、一対
のクロスバー104aおよび104bが連結される。クロスバー
104aおよび104bは、図6に示された如くサイドレール10
2aおよび102bの間のスペースに亙り延在する第1もしく
は張設モード、および、図7に示された如くサイドレー
ル102aおよび102bと軸心方向に整列された第2もしくは
収納モードにおいて動作可能である。
【0035】図8に示された如く、張設モードと収納モ
ードとの間の遷移を促進すべくクロスバー104aおよび10
4bは一端にてサイドレール102aおよび102bに枢動連結さ
れる。より詳細にはクロスバー104aは、サイドレール10
2bに枢動連結された枢動機構106aを含む。同様に、クロ
スバー104bはサイドレール102aに枢動連結された枢動機
構106bを含む。
【0036】クロスバー104aを収納モード(図7参照)に
おいてはサイドレール102bに固定し且つ張設モード(図
6参照)においてはサイドレール102aに固定すべく、該
クロスバー104aの逆端部には固定機構108aが配備され
る。同様に、クロスバー104bを収納モード(図7参照)に
おいてはサイドレール102aに固定し且つ張設モード(図
6参照)においてはサイドレール102bに固定すべく、該
クロスバー104bの逆端部には固定機構108bが配備され
る。図9乃至図11には、代表的な固定機構108aが示さ
れる。
【0037】図9乃至図11に示された如く固定機構10
8aは、サイドレール102bに固定された可動取付部材112b
に対してクロスバー104aのシュラウド110aを相互接続す
る。シュラウド110aは、好適にはネジの形態である少な
くとも一個の固定部材111aによりクロスバー104aに固定
される。シュラウド110aは、可動取付部材112bのタブ11
6bを挟持すべく離間された一対のシュラウド・アームを
提供するスロット開口114aを含む。シュラウド110aおよ
びタブ116bを相互に固定すべく、好適には螺条付シャフ
ト118aの形態の締着部材がこれらのシュラウドおよびタ
ブを貫通する。またクロスバー104aをサイドレール102b
に固定すべく、好適には螺条付ナット120aの形態の保持
部材が螺条付シャフト118aに係合する。ナット120aに関
して螺条付シャフト118aの逆端部に形成されたノブ122a
により、螺条付ナット120aとの接続を締め付けもしくは
緩めるための螺条付シャフト118aの回動が促進される。
好適には、シャフト118aが係合解除された後でさえもシ
ュラウド110aに連結されたままとなるべくナット120aは
シュラウド110aに堅固に固定される。この様にして、収
納位置と張設位置との間においてクロスバー104aを枢動
する前後において、シャフト118aはナット120aに対して
容易に係合かつ係合解除され得る。当業者であれば、不
図示ではあるが固定機構108bは好適には固定機構108aと
同一的に構成されることを理解し得よう。
【0038】可動取付部材112bは好適には、サイドレー
ル102bに対して摺動可能に固定される。より詳細には、
螺条付シャフト123bの形態の固定部材が可動取付部材11
2bをサイドレール102bに沿い選択的に固定する。また螺
条付シャフト123bに対しては雌ネジ付きプレート124bの
形態のアンカが螺着係合し、該アンカは、サイドレール
102bにおける長寸スロット126bを画成すべく対向する一
対の唇部125bの内面に摩擦的に係合する。好適には、可
動取付部材112bの縁部に沿いT状突起部127bが一体的に
配備されることで、スロット126b内に存在する間は各唇
部125bを摺動的に収容する。可動取付部材112bの内部に
配備されたオリフィス128bは、雌ネジ付きプレート124b
とは逆側にて螺条付シャフト123bに固定されたノブ129b
を収容する。ノブ129bを回動することにより螺条付シャ
フト123bは各唇部125bに対する雌ネジ付きプレート124b
の摩擦的係合を解除することから、サイドレール102bに
沿う可動取付部材112bの摺動移動が可能とされる。
【0039】サイドレール102bに対しては、別の可動取
付部材112b'も摺動可能に固定される。可動取付部材112
b'は好適には、可動取付部材112bと同一的に構成され
る。同様に、図6乃至図8に示された如く、サイドレー
ル102aに対しては2個の可動取付部材112aおよび112a'
が摺動可能に固定される。可動取付部材112aおよび112
a'は好適には、可動取付部材112bおよび112b'と同一的
に構成される。各可動取付部材112を配備することによ
り、クロスバー104aおよび104bは張設モードに在る間に
サイドレール102aおよび102bに沿い選択的に位置決めさ
れ得る。
【0040】枢動機構106aは、サイドレール102bに固定
された可動取付部材112b'に対してクロスバー104aのシ
ュラウド132aを相互接続する。シュラウド132aは、ネジ
形態の少なくとも一個の固定部材134aによりクロスバー
104aに固定される。シュラウド132aは、可動取付部材11
2b'のタブ116b'を挟持する一対のシュラウド・アームを
提供するスロット開口136aを含む。シュラウド132aおよ
びタブ116b'を相互に固定すべく、該両者を、部分的螺
条付シャフト140aの形態の枢動部材が貫通する。螺条付
シャフト140aに対しては螺条付ナット142aが係合するこ
とで両者を固定する。図示されてはいないが当業者であ
れば、枢動機構106bは好適に枢動機構106aと同一的に構
成されることを理解し得よう。
【0041】次に図12乃至図14を参照すると、本発
明の第3実施例が示される。車両用物品キャリヤ200
は、横方向に離間された一対のサイドレール202aおよび
202bを含む。サイドレール202aおよび202bの各端部には
一対のクロスバー204aおよび204bが連結される。クロス
バー204aおよび204bは、図12に示された如くサイドレ
ール202aおよび202bの間のスペースに亙り延在する第1
もしくは張設モード、および、図13に示された如くサ
イドレール202aおよび202bと軸心方向に整列された第2
もしくは収納モードにおいて動作可能である。
【0042】図14に示された如く、張設モードと収納
モードとの間の遷移を促進すべくクロスバー204aおよび
204bはサイドレール202aおよび202bに夫々枢動連結され
る。より詳細にはクロスバー204aは、サイドレール202b
に枢動連結された枢動ラッチ機構206aを含む。同様に、
クロスバー204bはサイドレール202aに枢動連結された枢
動ラッチ機構206bを含む。
【0043】クロスバー204aを収納モード(図13参照)
においてはサイドレール202bに固定し且つ張設モード
(図12参照)においてはサイドレール202aに固定すべ
く、枢動ラッチ機構206aに関してクロスバー204aの逆端
部には固定機構208aが配備される。同様に、クロスバー
204bを収納モード(図13参照)においてはサイドレール
202aに固定し且つ張設モード(図12参照)においてはサ
イドレール202bに固定すべく、枢動ラッチ機構206bに関
してクロスバー204bの逆端部には固定機構208bが配備さ
れる。代表的な固定機構208bは、図15乃至図16に相
当に詳細に示される。
【0044】図15乃至図18に示された如く固定機構
208bは、サイドレール202bの凹所内に固定された可動取
付部材212bに対し、クロスバー204bのシュラウド210bを
相互接続する。シュラウド210bは、ネジ形態の少なくと
も一個の固定部材211bによりクロスバー204bに対して入
れ子式に摺動可能に固定される。固定部材211bはクロス
バー204bに対して固定されるが、シュラウド210bは固定
部材211bおよびクロスバー204bの両者に対して移動可能
である。故にシュラウド210bは、図17に示された如き
伸張もしくは係合モードと図18に示された如き縮動も
しくは係合解除モードとの間で並進され得る。斯かる移
動は、シュラウド210bに形成されたスロット213bが対処
する。
【0045】シュラウド210bは、可動取付部材212bのキ
ノコ状の小片(nub)216bを包むスロット開口214bを含
む。シュラウド210bの基部217bはキノコ状小片216bの頂
部の下側と該小片の幹部分の両側とを摺動する一方、開
口214bの近傍の該シュラウドの各壁部は小片216bの両側
に当接する。スロット開口214b内には枢動可能ラッチ21
8bの形態の締着部材が枢動的に存在し、該締着部材は小
片216bに係合する係止モードおよび小片216bを解除する
解除モードで動作可能である。心棒220bはラッチ218bを
シュラウド210bに固定すると共に、該ラッチ218bに対す
る回転軸の役割を果たす。開口214b内にはスプリング・
クリップ222bの形態の付勢部材が嵌装され、該付勢部材
はラッチ218bを係止モードへと付勢する。小片216bから
ラッチ218bを係合解除すべく、スプリング222bの付勢が
該ラッチの内側端部を押下げることで克服されると、該
ラッチの外側端部は小片216bから揚動離間されて該小片
216bから解除され得る。小片216bから解除されたなら、
上記シュラウドは小片216bから離間して並進されること
で、クロスバー204bが枢動するための間隙を提供し得
る。
【0046】当業者であれば、固定機構208aは好適に固
定機構208bと同一的に構成されることを理解し得よう。
同様に、固定機構206aおよび206bは好適には、並進可能
なシュラウドを除き固定機構208aおよび208bと同一的に
構成される。図19を参照すると、固定機構206bが示さ
れる。シュラウド210b'は、ネジ形態の少なくとも一個
の固定部材211b'によりクロスバー204bに堅固に固定さ
れる。シュラウド210b'には、何らのスロットも配備さ
れない。この様にしてクロスバー204bには、1個の固定
シュラウド210b'および1個の並進可能シュラウド210b
が配備される(図17および図18参照)。同様に、クロ
スバー204aには、1個の固定シュラウド210a'および1
個の並進可能シュラウド210aが配備される(図12参
照)。
【0047】再び図15および図16を参照すると、可
動取付部材212bは好適にはサイドレール202bに摺動可能
に固定される。より詳細には、螺条付シャフト223bの形
態の固定部材が可動取付部材212bをサイドレール202bに
沿い選択的に固定する。螺条付シャフト223bに対しては
雌ネジ付きプレート224bの形態のアンカが螺着係合し、
該アンカは、サイドレール202b内の長寸スロット226bを
画成すべく対向する一対の唇部225bの内面に摩擦的に係
合する。好適には、可動取付部材212bの縁部に沿いT状
突起部227bが一体的に配備され、スロット226b内に存在
する間は各唇部225bを摺動的に収容する。螺条付シャフ
ト223b上には、雌ネジ付きプレート224bとは逆側にノブ
228bが配備される。ノブ228bを回動することにより螺条
付シャフト223bは各唇部225bに対する雌ネジ付きプレー
ト224bの摩擦的係合を解除することから、サイドレール
202bに沿う可動取付部材212bの摺動移動が可能とされ
る。
【0048】再び図12乃至図14を参照すると、サイ
ドレール202bに対しては別の可動取付部材212b'も摺動
可能に固定される。可動取付部材212bは好適には、可動
取付部材212bと同一的に構成される。同様に、サイドレ
ール202aに対しては2個の可動取付部材212aおよび212
a'が摺動可能に固定される。可動取付部材212aおよび21
2a'は好適には、可動取付部材212bおよび212b'と同一的
に構成される。各可動取付部材212を配備することによ
り、クロスバー204aおよび204bは張設モードに在る間は
サイドレール202aおよび202bに沿い選択的に位置決めさ
れ得る。
【0049】図12乃至図19を集合的に参照すると、
各クロスバーを収納モードから張設モードへと再位置決
めするには、各クロスバーの一方の固定機構208を小片
から係合解除し、各クロスバーは張設位置に向けて逆側
の固定機構206の回りで枢動される。各クロスバー204は
また、依然としてサイドレール202に対し本質的に直交
し乍らも該クロスバー204の端部が小片216から横方向に
オフセットされる様にも並進される。この並進移動に対
応すべく、一方のシュラウド210は各クロスバー204上へ
と入れ子式に縮動する。次に各クロスバー204の固定機
構208は小片216の近傍に位置決めされると共に、該クロ
スバーは逆方向へと並進されることで固定機構208を小
片216の頂部上へと移動させ、引き続き該小片に対して
ラッチ218により固定される。
【0050】次に図20および図21を参照すると、本
発明の更に別の実施例が示される。車両用物品キャリヤ
300は、横方向に離間された2本のサイドレール302aお
よび302bを含む。サイドレール302aおよび302bの各端部
には、一対のクロスバー304aおよび304bが連結される。
クロスバー304aおよび304bは、図20に示された如くサ
イドレール302aおよび302b間のスペースに亙り延在する
第1もしくは張設モード、および、図21に示された如
くサイドレール302aおよび302bと軸心方向に整列された
第2もしくは収納モードにおいて動作可能である。
【0051】張設モードと収納モードとの間の遷移を促
進すべく、クロスバー304aおよび304bはサイドレール30
2aおよび302bに対して回転可能に且つ枢動可能に連結さ
れる。より詳細にはクロスバー304aは、サイドレール30
2bに枢動連結された回転/枢動機構306aを含む。同様
に、クロスバー304bはサイドレール302aに枢動連結され
た回転/枢動機構306bを含む。
【0052】クロスバー304aを収納モード(図21参照)
においてはサイドレール302bに固定し且つ張設モード
(図20参照)においてはサイドレール302aに固定すべ
く、枢動機構306aに関してクロスバー304aの逆端部には
固定機構308aが配備される。同様に、クロスバー304bを
収納モード(図21参照)においてはサイドレール302aに
固定し且つ張設モード(図20参照)においてはサイドレ
ール302bに固定すべく、枢動機構306bに関してクロスバ
ー304bの逆端部には固定機構308bが配備される。図22
乃至図26には、代表的な固定機構308aが示される。
【0053】図22乃至図26に示された如く、固定機
構308aはクロスバー304aの端部片310aをサイドレール30
2aの取付部分312aに相互接続する。端部片310aは好適に
は、クロスバー304aの下部と一体的に形成される。端部
片310aは、相補形状ラッチ316aを自身内部に収容するポ
ケット314aを含む。
【0054】ラッチ316aは好適には、回転軸を形成する
心棒318aにより端部片310a内に枢動可能に取付けられ
る。ラッチ316aは、サイドレール302aに対して係合され
る係止モード(図22および図25参照)およびサイドレ
ール302aから係合解除される解除モード(図23および
図26参照)において動作可能である。上記ラッチのハ
ンドル320aは、端部片310aの上側表面に沿い延在すると
共に、ラッチ316aのアーム322aに概略的に直交して配向
される。ハンドル320aは、係止モードおよび解除モード
の間でラッチ316aを移動するためにユーザにより操作さ
れるレバーの役割を果たす。
【0055】アーム322aは、端部片310aを貫通して形成
された部分的スロット開口324aを貫通延伸する。スロッ
ト開口324aは、心棒318aの回りでラッチ316aが枢動する
間における所望動作範囲に適応すべきサイズとされる。
アーム322aは、ラッチ316aが係止モードに在るときにサ
イドレール302aの取付部分312aの唇部328aに対して摩擦
的に係合するための捕捉部326aを含む。
【0056】スプリング・クリップ330aの形態の付勢部
材は、捕捉部326aが唇部328aに係合する如く閉じモード
に向けてラッチ316aを付勢する。ラッチ316aを解除すべ
く、上記スプリング・クリップの付勢はハンドル320aを
揚動することで克服され、アーム322aは唇部328aから離
間枢動し、且つ、捕捉部326aは該唇部から離脱する。次
にクロスバー304aは、取付部分312aから離間揚動され且
つサイドレール302aに対して回転される。当業者であれ
ば、不図示ではあるが他方の固定機構308bは好適には固
定機構308aと同一的に構成されることを理解し得よう。
【0057】次に図27乃至図29を参照し、回転/枢
動機構306aを記述する。機構306aは、好適にはクロスバ
ー304aの下部と一体的に形成された端部片340aを含む。
端部片340aに形成された開口344a内には、ピン342aの形
態の案内部材が位置される。開口344aは好適には、クロ
スバー304aが該クロスバー自身の長手軸心回りで回転す
るのを同時に防止し乍ら、サイドレール302bおよびピン
342aに対するクロスバー304aの枢動を許容すべく三角形
スロットとして形状化される。クロスバー304a自身の長
手軸心回りにおける該クロスバーの回転は、開口344aの
壁部に対してピン342aを当接係合することで達成され
る。
【0058】端部片340aの下部は、湾曲面(radiused su
rface)346aを提供すべく部分的に球形状とされる。湾曲
面346aは、サイドレール302bのキャビティ350b内に固定
された相補形状ディッシュ348b内に嵌合する。ピン342a
をディッシュ348b内に収容すべく、該ディッシュを貫通
するオリフィス352bが配備される。湾曲面346aおよび湾
曲ディッシュ(radiused dish)348bは協働することで、
サイドレール302bに対するクロスバー304aの枢動および
回転を制御する。
【0059】図示されてはいないが当業者であれば、他
方の回転/枢動機構306bは好適には回転/枢動機構306a
と同一的に形成されることを理解し得よう。
【0060】故に、2つのモードで作動する車両用物品
キャリヤが提供される。第1モードにおいて各クロスバ
ーは、各々がサイドレールに平行に位置する如く収納さ
れる。このモードは、上記車両用物品キャリヤからの風
切り音を減少する。第2モードにおいて各クロスバーは
車両の長手軸心を横断する方向に配向されることで、各
サイドレール間のスペースに張り亙ると共に所望の負荷
を担持する支持構造を提供する。
【0061】当業者であれば上記記述から、本発明の広
範囲な教示は種々の形態で実施され得ることを理解し得
よう。故に、本発明はその特定の実施例に関して記述さ
れたが発明の有効範囲はその様に制限されるべきではな
い、と言うのも、当業者であれば図面、明細書および添
付の各請求項を吟味することで他の改変が明らかとなる
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の教示を取入れた車両用物品キ
ャリヤが取付けられた車両の斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施例に係るサイドレー
ル/クロスバー・アセンブリの収納モードにおける斜視
図である。
【図3】図3は、本発明の上記第1実施例の上記クロス
バー・アセンブリの係止部材の係止モードにおける平面
図である。
【図4】図4は、本発明の上記第1実施例の上記クロス
バー・アセンブリの係止部材の解除モードにおける平面
図である。
【図5】図5は、上記第1実施例のサイドレール/クロ
スバー・アセンブリの張設モードにおける斜視図であ
る。
【図6】図6は、本発明の第2実施例に係る車両用物品
キャリヤの張設モードにおける平面図である。
【図7】図7は、本発明の上記第2実施例に係る車両用
物品キャリヤの収納モードにおける平面図である。
【図8】図8は、上記張設モードおよび収納モードの間
で枢動している本発明の上記第2実施例に係る車両用物
品キャリヤの平面図である。
【図9】図9は、本発明の第2実施例の車両用物品キャ
リヤのクロスバーおよびサイドレールの張設モードにお
ける斜視図である。
【図10】図10は、本発明の第2実施例の車両用物品
キャリヤのクロスバーおよびサイドレールの収納モード
における斜視図である。
【図11】図11は、本発明の第2実施例の車両用物品
キャリヤのクロスバーおよびサイドレールの分解斜視図
である。
【図12】図12は、本発明の第3実施例に係る車両用
物品キャリヤの張設モードにおける斜視図である。
【図13】図13は、本発明の第3実施例に係る車両用
物品キャリヤの収納モードにおける平面図である。
【図14】図14は、上記張設モードおよび収納モード
の間で枢動している本発明の上記第3実施例に係る車両
用物品キャリヤの斜視図である。
【図15】図15は、本発明の第3実施例の車両用物品
キャリヤのクロスバーおよびサイドレールの張設モード
における斜視図である。
【図16】図16は、本発明の第3実施例の車両用物品
キャリヤのクロスバーおよびサイドレールの分解斜視図
である。
【図17】図17は、本発明の第3実施例の車両用物品
キャリヤのクロスバーおよびサイドレールの伸張モード
における底面図である。
【図18】図18は、本発明の第3実施例の車両用物品
キャリヤのクロスバーおよびサイドレールの縮動モード
における底面図である。
【図19】図19は、本発明の第3実施例の車両用物品
キャリヤのクロスバーおよびサイドレールの底面図であ
る。
【図20】図20は、本発明の第4実施例に係る車両用
物品キャリヤの張設モードにおける斜視図である。
【図21】図21は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の収納モードにおける平面図である。
【図22】図22は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の固定機構の係止モードにおける斜視図である。
【図23】図23は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の固定機構の解除モードにおける斜視図である。
【図24】図24は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の固定機構の分解図である。
【図25】図25は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の固定機構の係止モードにおける断面図である。
【図26】図26は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の固定機構の解除モードにおける断面図である。
【図27】図27は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の回転/枢動機構の斜視図である。
【図28】図28は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の回転/枢動機構の非回転状態における断面図である。
【図29】図29は、第4実施例の車両用物品キャリヤ
の回転/枢動機構の回転状態における断面図である。
【符号の説明】
10…車両 12…車両用物品キャリヤ 14a、14b…サイドレール・アセンブリ 16a、16b…クロスバー・アセンブリ 18a、18b…凹所領域 20a、20b…間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラルド ジェイ.クミタ アメリカ合衆国,ミシガン 48101,アレ ン パーク,メルボルン 10728 (72)発明者 ドナルド アール.ポッター アメリカ合衆国,ミシガン 48348,クラ ークストン,モーニング ミスト ドライ ブ 8767 Fターム(参考) 3D020 AA01 AB01 AC01 AD03 AD05 AE02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドレールと、 該サイドレールに着脱自在に連結されたクロスバーと、 上記クロスバーを上記サイドレールに対して軸心方向に
    整列させる第1位置および上記クロスバーを上記サイド
    レールに対して横方向に整列させる第2位置のうちの一
    方において上記サイドレールおよび上記クロスバーを相
    互係合させる少なくとも一個の配向部材と、 を備えた車両用物品キャリヤ。
  2. 【請求項2】 前記配向部材は更に、前記サイドレール
    および前記クロスバーを相互係合させる少なくとも一個
    の配向突起であって該サイドレールおよびクロスバー間
    の相対回転を防止する少なくとも一個の配向突起を更に
    備えて成る、請求項1記載の車両用物品キャリヤ。
  3. 【請求項3】 前記第1位置において前記配向突起を受
    容する第1配向受容部と、前記第2位置において上記配向
    突起を受容する別個の第2配向受容部とを更に備えて成
    る、請求項2記載の車両用物品キャリヤ。
  4. 【請求項4】 前記第1配向受容部は離間された前記一
    対の突起を受容する一対の配向孔を更に備え、且つ、前
    記第2配向受容部は離間された上記一対の突起を受容す
    るスロットを更に備えて成る、請求項3記載の車両用物
    品キャリヤ。
  5. 【請求項5】 当該車両用物品キャリヤは、第1モード
    においては前記クロスバーを前記サイドレールに係止す
    る割出し可能係止部材であって第2モードにおいては上
    記サイドレールから上記クロスバーを解除する割出し可
    能係止部材を更に備え、 上記第1モードは上記係止部材を、上記第2モードにおけ
    る該係止部材の整列に対して約90°にて整列させる、 請求項1記載の車両用物品キャリヤ。
  6. 【請求項6】 前記係止部材は各円形部により分離され
    て逆方向を向く一対の角隅部を有する配向カラーを含
    み、上記各角隅部は前記第1および第2モードにおいて停
    止部に係合する、請求項5記載の車両用物品キャリヤ。
  7. 【請求項7】 サイドレールと、 該サイドレールに連結された枢動機構と、 該枢動機構に連結されたクロスバーとを備え、 上記枢動機構は、 上記サイドレールに対する上記クロスバーの垂直回動お
    よび上記サイドレールに対する上記クロスバーの水平枢
    動を可能とすることにより、上記サイドレールと軸心方
    向に整列された収納モードから上記サイドレールに対し
    て横方向に整列された張設モードへと上記クロスバーの
    遷移を可能とする手段、 を更に備えて成る、車両用物品キャリヤ。
  8. 【請求項8】 前記手段は、前記クロスバーが該クロス
    バーの長手軸心の回りで回転するのを防止する手段を更
    に備えて成る、請求項7記載の車両用物品キャリヤ。
  9. 【請求項9】 前記手段は更に、 前記クロスバーおよび前記サイドレールの一方から延在
    するシャフトと、 上記クロスバーおよび上記サイドレールの他方に形成さ
    れたボアと、 上記クロスバーおよび上記サイドレールの一方に形成さ
    れた発散的側壁(divergent sidewalls)を有するスロッ
    トとを備え、 上記スロットおよび上記ボアは上記シャフトを自身内に
    受容する、 請求項8記載の車両用物品キャリヤ。
  10. 【請求項10】 前記クロスバーおよび前記サイドレー
    ルは夫々、相互に嵌合すべく相補形状とされた湾曲面を
    含む、請求項9記載の車両用物品キャリヤ。
  11. 【請求項11】 前記手段は、 前記サイドレール内に固定されると共に自身内に螺条付
    ボアが形成された湾曲ディッシュと、 前記クロスバーに形成された凹所通路内に配設されると
    共に上記螺条付ボアと螺着係合する螺条付部材であっ
    て、上記凹所通路は上記クロスバーの長手軸心に対して
    本質的に直交して整列された発散的側壁の一部を含む、
    螺条付部材と、 上記湾曲ディッシュ内に嵌合された上記クロスバーの湾
    曲面と、 を更に備えて成る、請求項7記載の車両用物品キャリ
    ヤ。
  12. 【請求項12】 前記枢動機構の逆側にて前記クロスバ
    ーに連結されたラッチ機構であって、前記収納モードに
    おいては前記サイドレールに固定され且つ前記張設モー
    ドにおいては別のサイドレールに固定されるラッチ機構
    を更に備えて成る、請求項7記載の車両用物品キャリ
    ヤ。
  13. 【請求項13】 前記ラッチ機構は、前記クロスバーに
    取付けられてスプリング付勢された枢動ラッチを更に備
    え、 上記ラッチは、前記収納モードにおいては上記サイドレ
    ールの唇部に摩擦的に係合する捕捉部であって前記張設
    モードにおいては前記別のサイドレールの唇部に摩擦的
    に係合する捕捉部を有する、 請求項12記載の車両用物品キャリヤ。
  14. 【請求項14】 第1サイドレールと、 該第1サイドレールから離間された第2サイドレールと、 上記第1サイドレールに移動可能に連結された第1および
    第2クロスバー取付部材と、 上記第2サイドレールに移動可能に連結された第3および
    第4クロスバー取付部材と、 収納モードにおいては当該第1クロスバーの一端にて上
    記第1クロスバー取付部材に枢動連結され且つ第2端部に
    ては上記第2クロスバー取付部材に着脱自在に固定され
    ると共に、張設モードにおいては上記第2端部にて上記
    第3クロスバー取付部材に着脱自在に固定される第1クロ
    スバーと、 収納モードにおいては当該第2クロスバーの一端にて上
    記第4クロスバー取付部材に枢動連結され且つ第2端部に
    ては上記第3クロスバー取付部材に着脱自在に固定され
    ると共に、張設モードにおいては上記第2端部にて上記
    第2クロスバー取付部材に着脱自在に固定される第2クロ
    スバーと、 を備えた車両用物品キャリヤ。
  15. 【請求項15】 前記第1クロスバーは前記一端にて前
    記第1クロスバー取付部材に対し枢動可能に且つ着脱自
    在に取付けられると共に、前記第2クロスバーは前記一
    端にて前記第4クロスバー取付部材に対し枢動可能に且
    つ着脱自在に連結される、請求項14記載の車両用物品
    キャリヤ。
  16. 【請求項16】 前記第2クロスバー取付部材は、前記
    収納モードにおいて前記第1クロスバーのラッチに係合
    する小片であって前記張設モードにおいて前記第2クロ
    スバーのラッチと係合する小片を含み、且つ、 前記第3クロスバー取付部材は、上記張設モードにおい
    て上記第1クロスバーのラッチと係合する小片であって
    上記収納モードにおいて上記第2クロスバーのラッチと
    係合する小片を含む、 請求項14記載の車両用物品キャリヤ。
  17. 【請求項17】 前記第1クロスバー取付部材は、前記
    第1サイドレールと摩擦的に係合する解除可能アンカを
    含む、請求項14記載の車両用物品キャリヤ。
  18. 【請求項18】 第1サイドレールと、 該第1サイドレールから離間された第2サイドレールと、 収納モードにおいては一端にて上記第1サイドレールに
    枢着され且つ第2端部にて上記第1サイドレールに着脱自
    在に固定されると共に、張設モードにおいては上記第2
    端部にて上記第2サイドレールに着脱自在に固定され、
    上記第2端部にては並進可能シュラウドを含むクロスバ
    ーと、 を備えた車両用物品キャリヤ。
  19. 【請求項19】 前記並進可能シュラウドは、前記クロ
    スバーおよび該シュラウドの一方に形成されたスロット
    を貫通する締着部材により上記クロスバーに連結され
    る、請求項18記載の車両用物品キャリヤ。
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