JPH10217863A - 車両用物品キャリヤ - Google Patents

車両用物品キャリヤ

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Publication number
JPH10217863A
JPH10217863A JP10019443A JP1944398A JPH10217863A JP H10217863 A JPH10217863 A JP H10217863A JP 10019443 A JP10019443 A JP 10019443A JP 1944398 A JP1944398 A JP 1944398A JP H10217863 A JPH10217863 A JP H10217863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
locking member
recess
side rails
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10019443A
Other languages
English (en)
Inventor
John S Cucheran
ジョン・エス・クチェラン
R Porter Donald
ドナルド・アール・ポター
Alter K Lack
アルター・ケイ・ラック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAC PROD Inc
Original Assignee
JAC PROD Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by JAC PROD Inc filed Critical JAC PROD Inc
Publication of JPH10217863A publication Critical patent/JPH10217863A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R9/00Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
    • B60R9/04Carriers associated with vehicle roof
    • B60R9/045Carriers being adjustable or transformable, e.g. expansible, collapsible

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドレールの一部に沿った所望の位置に調
節自在のクロスバーを係止するのを可能にする車両用物
品キャリヤを提供する。 【解決手段】 一対のサイドレール(16)と、少なく
とも1本のクロスバー(18、20)と、クロスバー
(18、20)の対向する端(22)に固着されてサイ
ドレール(16)に沿って物品を調節自在に支持する一
対のブラケット部材(24)とを有する、車両用物品キ
ャリヤ(10)である。一実施例では、各ブラケット部
材(24)は円周方向のカム面(62)を有する回転体
(36)を含み、円周方向のカム面(62)が係止部材
(64)を付勢してサイドレール(16)との係合から
解放し、クロスバー(18、20)をサイドレール(1
6)に沿って調節自在に位置決めするのを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1995年12月
15日に出願された「車両用物品キャリヤ」と題する、
現在係属中の許可された米国出願第08/573,17
9号の一部継続特許出願である。
【0002】本発明は、車両用物品キャリヤに関し、よ
り詳細には車両のルーフまたはデッキリッド等の車両の
車体外部表面上方に物品を支持する調節自在の車両用物
品キャリヤに関する。
【0003】
【従来の技術】車両用の物品キャリヤは幅広く様々な用
途に使用されて、車両のルーフまたはデッキリッド等の
車両の車体外部表面上方に様々な物品を支持する。車両
用物品キャリヤによっては、車両の車体外部表面に動か
ないように固着された一対の屹立したサイドレールに沿
って調節自在に位置決め可能な1本または1本以上のク
ロスバーを介して調節自在となるものもある。斯かる車
両用物品キャリヤは、例えば、本出願の譲受人に全て譲
渡された米国特許第4,684,048号、第4,98
2,886号及び第5,082,158号に開示されて
いる。
【0004】
【解決しようとうする課題】現在使用されている車両用
物品キャリヤ及び前記の米国特許に例示された車両用物
品キャリヤは車両の室内に入れて運ぶには大き過ぎたり
または扱いにくい物品を運ぶ目的には非常に有益である
ことが証明されている。しかし、それでも尚、非常に簡
単な構造で且つ最小数の部品しか必要としない方法で物
品キャリヤの少なくとも1本のクロスバーの位置を調節
する手段を有して、サイドレールの一部に沿った所望の
位置に調節自在のクロスバーを係止するのを可能にする
車両用物品キャリヤが依然として必要とされている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記及びその他の目的は
本発明の好適な実施例による車両用物品キャリヤにより
もたらされる。1つの好適な実施例では、本発明の車両
用物品キャリヤは各々が内部に形成された溝を有する一
対の外部サイドレールを含んでおり、該外部サイドレー
ルの各々は車両の車体外部表面に動かないように固着さ
れているとともに、互いに略平行に位置決めされてい
る。最外端に動かないように固着された一対のブラケッ
ト部材を有するクロスバーが設けられている。該ブラケ
ット部材は解放自在に外部サイドレールと係合し、クロ
スバーが外部サイドレール上の所定の位置に迅速に係止
されて外部サイドレールに沿って長手方向に移動しない
ようにするのを可能にする。各ブラケット部材は、ま
た、手動で作動自在となるコントロールを含んでおり、
該コントロールは各ブラケット部材を外部サイドレール
から解放し、クロスバーを外部サイドレールに沿って容
易且つ摺動自在に位置決めして、様々な寸法の物品を該
クロスバー上に支持するのを可能にする。
【0006】1つの好適な実施例では、各ブラケット部
材は外部表面に形成された凹所及びベース部に形成され
た開口部を含んでいる。係止部材の頸部はベース部の開
口部を貫通して凹所内まで伸長する。該係止部材はベー
スプレートを含み、該ベースプレートは、関係する外部
サイドレールの溝内に載置するとともに、ブラケット部
材が解放位置にある時に、前記溝内を摺動自在に移動可
能な寸法にされている。回転体が前記凹所内に部分的に
位置決めされ且つ該凹所内に回動自在に取り付けられ
る。該回転体は円周方向のカム面を含んでおり、該カム
面は前記係止部材の頭部に当接係合するように位置決め
されている。また、付勢部材がブラケット部材内に位置
決めされるとともに、前記頸部に作動自在に連結され
て、回転体が「係止」位置にある時には、係止部材を関
係するサイドレールの溝と当接(即ち、締着)係合させ
る。回転体が回転されて「解放」位置になると、カム面
が頸部をブラケット部材の外側方向へ付勢して、ベース
プレートが溝内で解放され(即ち、緩められ)、これに
より、回転子が解放位置に保持されている間は、ブラケ
ット部材をサイドレールに沿って摺動自在且つ調節自在
に位置決めするのが可能となる。回転体は、使用者の手
の2本以上の指と係合して、最小限の力で容易に回動さ
れるような構造にされている。回転体が一旦解放される
と、付勢部材が係止部材を付勢させて、サイドレールの
溝内で係止係合状態にする。
【0007】前記の好適な実施例では、各外部サイドレ
ールの溝は一対の張り出した棚部を含んでおり、該棚部
の各々は隔置されて形成された複数の穴を有している。
係止部材のベースプレートも一対の屹立部を含んでお
り、該屹立部は、前記の張り出した棚部の一対の切欠き
と整列され、且つ、回転体を適切に回転して係止部材が
係止位置へ付勢されると、該一対の切欠き内で係合する
ように位置決めされている。
【0008】前記の好適な実施例では、回転体は中央部
材の対向する側に形成された一対の窪みを含み、前記ブ
ラケット部材の外部表面と略同一平面を成すように前記
凹所内に位置決めされる。該窪みにより手の指で中央部
材を容易に掴んで回転体を回動するのが可能となる。代
替の好適な実施例では、ブラケット部材に回動自在に取
り付けられたレバー部材が組み込まれている。該レバー
部材は円周方向のカム部を含み、該カム部は、レバー部
材が開放または解放位置へ回転されると前記係止部材を
直線状に付勢して解放位置に至らしめ、また、レバー部
材が閉鎖または係止位置へ回転されると付勢部材が係止
部材を付勢して係止位置へ至らしめるのを可能にする。
【0009】別の代替の好適な実施例では、スライド部
材がブラケット部材内に形成された凹所内に摺動自在に
位置決めされる。該スライド部材は長手方向のカム面を
含むとともに、閉鎖または係止位置へ移動されると、長
手方向に摺動自在に移動されて係止部材を係止位置から
解放位置へ付勢して、付勢部材が係止部材を付勢して係
止位置へ戻すのを可能にする。1つの好適な態様では、
スライド部材は可撓性を有する突出した舌部によりブラ
ケット部材の凹所内に保持され、該舌部はブラケット部
材の内部壁に形成されてスライド部材に形成された長手
方向に伸長するスロット内に係合する。スライド部材は
一旦凹所内に組み込まれると、長手方向に摺動自在に移
動することができるが、ブラケット部材の凹所から離昇
することができない。別の好適な態様では、スライド部
材は独立した固定部材によりブラケット部材の凹所内に
保持され、該独立した固定部材はブラケット部材の所定
の壁に形成されたスロットを貫通してスライド部材の内
部表面壁部まで伸長して該内部表面壁部に固定されてい
る。このように、一旦ブラケット部材の凹所内に組み込
まれるとスライド部材はブラケット部材の壁に形成され
たスロットの全長に一致して摺動自在に移動することが
できるが、該凹所から離脱することはできない。
【0010】このように、上記の好適な実施例では、関
係するサイドレールの全長に沿った所望の位置でブラケ
ット部材を都合よく係止及び解放するための最小数の可
動部品が含まれる。各ブラケット部材の係止部材により
もたらされる締着係合及び屹立した表面と溝部材の対応
する一対の切欠きとの係合がサイドレールに沿った多数
の所望の位置においてクロスバーを極度に確実に締着さ
せる機能を果たす。
【0011】下記の明細書及び冒頭の特許請求の範囲を
読み且つ添付の図面を参照することで当業者には本発明
の様々な利点が明白となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の車両
用物品キャリヤ10が車体外部表面14に取り付けられ
た車両12が図示されている。車両用物品キャリヤ10
は一対の外部サイドレール16を備えており、該一対の
外部サイドレール16は車体外部表面14に動かないよ
うに固着されるとともに、互いに略平行に位置決めされ
ている。外部サイドレール16は、また、車体外部表面
14の全長の大部分に沿って伸長するように位置決めさ
れている。複数の中間スラット17を車体外部表面14
に任意に設けて固着することが可能である。固定クロス
バー18が調節自在のクロスバー20と同様に設けられ
る。しかしながら、2本の調節自在のクロスバーを進ん
で設けることも可能であるが、大抵の用途においては2
本のクロスバーの一方のみを調節自在とすれば済むこと
が予想されることは理解できることである。調節自在の
クロスバー20は最外側端部22を有しており、一対の
ブラケット部材24が該最外側端部22に動かないよう
に固定されている。該ブラケット部材24はそれぞれの
外部サイドレール16の各々の全長に沿って調節自在に
位置決めが可能であり、調節自在のクロスバー20を必
要に応じて固定クロスバー18に対して位置決めして斯
かる双方のクロスバーの上に様々のサイズの物品を支持
することを可能にしている。
【0013】図2及び図3を参照すると、ブラケット部
材24の一方がより詳細に図示されている。特に図3を
参照すると、各ブラケット部材24は外部表面28及び
内部表面30を有したハウジング26を含んでいる。該
外部表面28は略円形開口部34により部分的に形成さ
れた中空部または凹所32含んでいる。回転体36が該
凹所32内に位置決めされ、該回転体36は円形開口部
34より若干小径の径を有する略円形形状にされて、ハ
ウジング26に組付けられた時に円形開口部34内に嵌
合するようにされている。
【0014】更に図3を参照すると、ハウジングの内部
表面30は該内部表面30から略垂直に伸長する一体に
形成された取付ポスト38を含んでいる。該取付ポスト
38は孔40の形態をした中央に配置された開口部を含
んでいる。取付ポスト38及び孔40の双方は円形開口
部34のほぼジオメトリック中心に在るように配置され
る。ハウジング26は、更に、ベース部42を含み、該
ベース部42は該ベース部を貫通して伸長する孔44の
形態をした開口部を有している。複数の足部46(図2
に図示)がベース部42と一体に形成されている。調節
自在のクロスバー20(図1)は1本または1本以上の
ねじの切られたねじ(図示なし)を介して従来の方法で
ハウジング26に動かないように固着されて、調節自在
のクロスバー20及びブラケット部材24が堅牢で頑丈
な一体部材を形成するようにされている。
【0015】図2を更に参照すると、回転体36は中央
部材52の対向する側に形成された一対の窪みまたは凹
所50を有した外部表面48を含んでいる。従って、回
転体36は、手の2本または2本以上の指で中央部材5
2を掴んで回転体36を時計方向または反時計方向に回
転することで使用者により容易に手で回動することがで
きる。
【0016】再度図3を参照すると、ブラケット部材2
4が係止位置にあるのが分かる。回転体36は、孔40
を貫通して伸長して回転体36の開口部56にねじ係合
するねじの切られたねじ54またその他の同様な固定部
材により取付ポスト38に固着される。回転体36は、
また、取付ポスト38を収容する開口部60を有した中
央に配置されたボス部58を含んでいる。このように、
回転体36は取付ポスト38に固着される一方で、該取
付ポスト38の回りを自由に回動する。回転体36が容
易に回動できるならば、任意の形態を用いて回転体36
を取付ポストに取り付けることが可能であることが理解
できる。
【0017】図3及び図8乃至図10を更に参照する
と、回転体36の構造が更により詳細に分かる。回転体
36は開口部60の一部の周りに円周方向に伸長するカ
ム面62を含んでいる。該カム面62は平坦部62a
(図8及び図10に図示)を含んでいるが、該平坦部の
機能は下記に説明する。特に図9及び図10を参照する
と、カム面62の傾斜が良く分かる。カム面62は開口
部60の周りを約180度に亘って伸長する如く図示さ
れているが、カム面62は180度以上または以下の移
動円弧を有することが可能であることは理解できる。例
えば、カム面62を90度の移動円弧に亘って伸長する
ように形成することが可能であり、この場合、傾斜がよ
り際立った(より険しい)ものにされる必要があること
は明らかである。回転体36を都合よく且つ容易に係止
及び解放動作させるには、図8に図示した如く、カム面
が180度の移動円弧を有しているのが最も望ましい。
【0018】更に図3を参照すると、ブラケット部材2
4が孔44を貫通して伸長する係止部材64を含んでい
るのが分かる。図5を簡単に参照すると、該係止部材6
4はベースプレート66と、頸部68と、頭部70とを
含んでいる。該頸部68は中間長さ部73を形成する一
対の切欠き72を含んでいる。前記ベースプレート66
は互いに真向かいに位置決めされた一対の屹立表面74
を含んでいる。前記頸部68及び頭部70はベースプレ
ート66を打抜くか、または、切り抜き、次いで、該ベ
ースプレート66から略垂直に伸長するように折り曲げ
ることによりベースプレート66と一体に形成される。
同様に、屹立表面74はベースプレート66から打ち抜
いて形成される。しかしながら、頸部68及び屹立表面
74は、所望であれば、独立した部品から形成できるこ
とは十分に理解できることである。また、係止部材64
は、ある一定の形態のベースプレート及び頸部を含むよ
うにされていれば、様々なデザインにすることが可能で
あることは十分に理解できることである。
【0019】更に図3を参照すると、各外部サイドレー
ル16は外部壁76と、内部壁78と、一対の張り出し
棚部80とを含んでおり、該外部壁76、内部壁78、
及び一対の張り出し棚部80により溝82が形成されて
いる。外部サイドレール16は各々任意の取付パッド8
4上に支持されるとともに、ねじの切られたねじにより
従来の方法で車両の車体外部表面14(図1)に固着さ
れる。各外部サイドレール16は一枚の鋼等の適当な強
度を備えた材料片から圧延形成されるのが好適である
が、適切な固定要素で一体に固着された多数の材料部分
から形成することも可能である。
【0020】更に図3及び図7を参照すると、張り出し
棚部80は各々複数の隔置された切欠き86を含んでい
るのが分かる。該切欠き86は、図3に示す如く、係止
部材64が係止位置へ付勢された時に、該係止部材64
の屹立表面74と係合するようにされている。本発明の
この特徴については次の節において詳しく説明する。ま
た、切欠き86は、所望であれば、上記に説明した構成
に替えて、前記張り出し棚部を完全に貫通して伸長する
ように形成することが可能であることは十分に理解でき
ることである。また、切欠きのない従来のサイドレール
を使用しても、クロスバー20をサイドレール16に沿
った所望の位置に並外れて確実に固着することが可能で
あることも十分に理解できることである。
【0021】更に図3及び図6を参照すると、ブラケッ
ト部材24は、また、付勢部材88を含んでいる。図6
に示す如く、該付勢部材88は、T字状の切り抜き90
と、該T字上の切り抜きの結果生じるリップ部92とを
有した一定の長さのばね鋼から形成されている。前記リ
ップ部92は係止部材64の頭部70と係合するV字状
部分92aを含んでいる。付勢部材88は若干の曲率を
持たせて形成されて、係止部材64に連結され且つ凹所
32内に位置決めされた時に、係止部材64に付勢力を
付与するようにされている。
【0022】更に図3及び図6を参照すると、係止部材
64の中間長さ部73は付勢部材88のT字状の切り抜
き90内に係合して、付勢部材の一部90aが係止部材
64の肩部72aに載置するようにされている。付勢部
材88が長手方向に若干移動すると、リップ部92のV
字状部分92aが頭部70上を摺動して、図7に示す如
く、該頭部70がV字状部分92a内に捕捉されるよう
にされている。
【0023】回転体36が図3に示す如く「係止」位置
にある時には、ベースプレート66が張り出し棚部80
に向かって上方へ付勢されて、屹立表面74が張り出し
棚部80の対応する一対の切欠き86内に係合するよう
にされている。クロスバー20の再位置決めが所望され
る場合には、回転体36を手の2本または2本以上の指
で掴んで「解放」位置へ回転させる。これにより、カム
面62が頭部70を付勢し、従って、係止部材64全体
が付勢部材88の付勢力に打ち勝って下方へ付勢され
る。これにより、屹立表面74が、図4に示す如く、切
欠き86との係合から解放される。
【0024】回転体36が完全に解放位置へ付勢される
と、頭部70及びV字状部分92aが移動してカム面6
2の平坦部62aと接触する。この時点で回転体36を
解放することが可能であり、平坦部62aが係止部材6
4を解放位置に保持する。回転体36が解放位置にある
間は、ブラケット部材24全体は外部サイドレール16
に沿って自由に摺動して新たな所望の位置へ移動するこ
とができる。回転体の再位置決めが一旦なされると、回
転体36を付勢して係止位置へ戻し、付勢部材88がも
たらす力により屹立表面74が新たな一対の切欠き86
内に係合するまで再度係止部材64の頭部70が上方へ
付勢される。この点に関しては、係止部材64の屹立表
面74が一対の切欠き86の真下に位置決めされない場
合には、屹立表面が対応する一対の切欠き86内で係合
するようになるまで、ブラケット部材24を更に若干長
手方向に調節する必要があることは十分に理解できるこ
とである。
【0025】図3に示す如く、車両用物品キャリヤ10
のブラケット部材24は、また、該ブラケット部材24
がそれぞれの外部サイドレール16に固着された時に、
空気力学的に効果があるばかりでなく美的にも好ましい
漸次弯曲した輪郭を形成する。回転体の外部表面48
は、回転体36の回転位置に関係なく、ブラケット部材
24の外部表面28と略同一面を成したままとなる。ブ
ラケット部材24が関係するサイドレールに確実に固着
されることから、車両が荒れ地を移動する時に従来開発
された物品キャリヤ装置に起こりがちなぐらつき、振動
またはその他の嫌な運動または騒音が実質的に生じな
い。
【0026】回転体36は、更に、ブラケット部材24
の外部サイドレール16に対する締着及び解放を迅速且
つ容易に行い、クロスバー20の再位置決めが必要な場
合には、該クロスバー20の外部サイドレール16に沿
った再位置決めを容易に行えるようにしている。ブラケ
ット24の外部サイドレール16への固着は最小数の可
動部品で且つ複雑な構造技術を必要とせずに達成され
る。ブラケットハウジング26は適当な高強度プラスチ
ックから形成されるのが好適である。係止部材64は単
一の材料部分から形成されるのが好適である。回転体3
6もまた適当な高強度を有したプラスチックの単一片か
ら成形されるのが好適である。
【0027】図11を参照すると、本発明の代替の好適
な実施例による車両用物品キャリヤ100が図示されて
いる。該車両用物品キャリヤ100は車両12の車体外
部表面14に固着された如く図示されている。一対の外
部サイドレールまたはスラット116が車体外部表面1
4に動かないように取り付けられている。また、中間ス
ラット117を任意に車体外部表面14に固着して、該
車体外部表面に対して追加の保護を設けることが可能で
ある。
【0028】車両用物品キャリヤ100は、また、調節
自在のクロスバー118及び120を備えている。各ク
ロスバー118及び120は、該クロスバー118及び
120各々の最外側端部に固着された一対のブラケット
部材124により外部サイドレール116上に支持され
る。しかしながら、2本の調節自在のクロスバーが例示
されているが、前記車両用物品キャリヤ100は単に1
本の調節自在のクロスバーと、外部サイドレール116
に動かないように固着されて調節自在の動きができない
1本のクロスバーとを含むようにすることが可能である
ことは十分に理解できることである。いずれの場合に
も、車両用物品キャリヤ100は一方または他方の構成
に限定されるものではない。
【0029】図12乃至図17を参照して、各ブラケッ
ト部材124がもたらす係止及び解放動作を説明する。
しかしながら、先ず、ブラケット部材124が係止部材
及び付勢部材の2つの構成要素を含み、該ブラケット部
材及び係止部材は、それぞれ、ブラケット部材24の説
明に関連して説明された係止部材64及び付勢部材88
と構造上は同一なものであることを十分に理解しておく
必要がある。従って、これらの構成要素の説明は繰り返
し行わず、それぞれ符号64及び88で示される。
【0030】最初に図12、図14及び図15を参照す
ると、ブラケット部材124は外部表面128と、内部
壁130と、底部131とを有するハウジング126を
含んでいる(図15)。該底部131は係止部材64の
頸部68が貫通して突出する開口部133を有してい
る。外部表面128は中空部または凹所132を含んで
いる。レバー部材134が該凹所132内に部分的に取
り付けられる。該レバー部材134は、ハウジング12
6の外部表面128の外形に溶け込んでブラケット部材
124に漸次弯曲した空気力学的効果があり且つ美的に
好ましい外観を付与する外形を有した外部表面136を
有している。窪み164(図14)が外部表面136に
一体に形成されて、1本または1本以上の指が該窪み内
に挿入されて、レバー部材134を付勢して開放位置と
閉鎖位置(即ち、それぞれ、解放位置と係止位置)との
間で回動するのが可能となる。
【0031】図15を参照すると、内部壁130は略円
形形状を有した取付ポスト138または取付部分と、該
内部壁を同軸状に貫通するように形成された孔140
と、該内部壁の裏側外部表面部144に形成された小凹
部領域142とを含んでいる。レバー部材134は中央
に配置された孔148及び環状支持部150を有したボ
ス部146を含んでいる。該ボス部146は、環状支持
部150が取付ポスト138の周りに形成された部分的
円周方向溝154内に嵌合する間に、取付ポスト138
の凹部領域152内に挿入可能となる径にされている。
この実施例ではシャフトの一部がねじの切られたねじ1
56である外部固定要素が前記孔140内に挿入されて
貫通して孔148にねじ係合して、レバー部材134を
取付ポスト138に保持する。これにより、レバー部材
134が取付ポスト138に対して回動動作を行うこと
が可能となる。小凹部領域142によりねじ156の頭
部が裏側外部表面部144より若干下方に位置決めされ
て、該裏側外部表面部より突出して見えることがないよ
うにされている。
【0032】図15及び図16を参照すると、レバー部
材134は、該レバー部材の内部表面160の一部の周
りに円周方向に伸長するカム面158を含んでいる。該
カム面158はレバー部材134の開放または解放方向
への回転移動を制限するリップ部162を含んでいる。
しかしながら、様々なその他の手段を該リップ部162
の代わりに用いてレバー部材134の回転動作を制限す
ることが可能であることは十分に理解できることであ
る。斯かる手段には内部壁130上に形成されて凹所1
32内へ突出する突出肩部またはタブが含まれる。窪み
164の下部内縁表面164a(図16)はハウジング
126の底部131の上部表面131aと当接して、レ
バー部材134の係止方向への回転動作を制限する。
【0033】図14及び図16から明白な如く、ブラケ
ット部材124のハウジング126は一対の一体に形成
されたT字状の足部166を含んでいる。該T字状の足
部166は外部サイドレール116の溝82内に入って
ブラケット部材124が外部サイドレール116から離
昇するのが防止される。ブラケット部材124のハウジ
ング126は、レバー部材134と同様に、各々様々な
材料から形成することが可能であるが、適当な高強度の
プラスチックから射出成型されるのが好適である。
【0034】図15及び図16を参照すると、係止部材
64が係止位置にあるのが分かる。カム面158は、レ
バー部材134が図16に示す係止(即ち、閉鎖)位置
にあった場合に、付勢部材88と僅かに接触するように
位置決めされている。これにより、付勢部材88が係止
部材64を上昇位置に保持して、係止部材64の屹立表
面74が外部サイドレール116内に形成された対応す
る一対の切欠き(図15)内に係合するのが可能とな
る。この係合は図4及び図7の実施例に関連して説明し
た係合と同一のものである。レバー部材134が解放
(即ち、「開放」)位置へ回転されると、カム面158
が付勢部材88を圧迫する。これにより、係止部材64
全体が下方へ付勢されて、係止部材64の屹立表面74
が外部サイドレール116の関係する一対の切欠き86
から解放される。リップ部162がレバー部材134の
回転移動を所定の範囲に制限する。次いで、ブラケット
部材124全体を外部サイドレール116に沿って長手
方向に摺動自在に移動して、必要に応じて、該ブラケッ
ト部材の再位置決めをすることが可能となる。
【0035】図18及び図19を参照すると、本発明の
代替の好適な実施例によるブラケット部材200が図示
されている。該ブラケット部材200はスライド部材2
06が挿入される漸次弯曲した外側部204に形成され
た凹部領域202を含んでいる。該凹部領域202は一
体に形成された可撓性の突出した舌部210を有した内
部壁208と、開口部214が内部に形成された基部2
12とにより部分的に形成されている。該舌部210は
前記内部壁208の外側方向へ伸長するように形成され
るとともに、若干の可撓性が生じるような厚さを有して
いる。図21を簡単に参照すると、内部壁208の一部
とともに舌部210が斜視図にて図示されている。
【0036】図19、図20及び図22を参照すると、
スライド部材206はブラケット部材200の外部表面
204に溶け込んで空気力学的に効果があり且つ美的訴
求を行うとともに一体に形成された外観を提供するよう
に形成された外形を有した外部表面218を有してい
る。屹立部219が該外部表面218と一体に形成され
ており、該屹立部219は1本または1本以上の指で掴
むことができて、係止位置と解放位置との間を容易に摺
動できるようにされている。スライド部材206は、ま
た、細長いスロット220を含んでおり、該細長いスロ
ット220はスライド部材の所定の壁部222に形成さ
れている。該スロット220は前記壁部222を完全に
貫通する程深くはない。先細りした切欠き224がスロ
ット220に対して略垂直に伸長している。
【0037】特に図22を参照すると、スライド部材2
06は長手方向のカム面226を含んでいる。該カム面
226は「係止」位置に対応する第1の部分228と、
スライド部材206が前記凹所202内で水平方向に移
動された時に、係止部材64を垂直方向に移動させる中
間または第2の部分230と、「解放」位置に対応する
第3の部分232とを含んでいる。
【0038】図18及び図19を参照すると、スライド
部材206はブラケット部材200の組み立て中に方向
矢印233に従って挿入される。スライド部材206が
凹所202内へ下降されると、舌部210が切欠き部2
24内に係合し、スライド部材206が凹所202内へ
移動するに連れて、切欠き224により図19の図中の
右方向に付勢される。スライド部材206が完全に凹所
202内に挿入される直前に舌部210がスロット22
0内にスナップ係合する。この時点で、スライド部材2
06は凹所202から離昇することはできないが、スロ
ット220の全長に一致して長手方向に摺動することが
可能となる。従って、スロット220の長さがスライド
部材206の最大可能摺動移動量を画定することにな
る。勿論、凹所202の長さもまたスライド部材206
の長手方向の摺動移動量を制限することが理解できる。
【0039】図19及び図23を参照すると、係止位置
にあるスライド部材206が図示されている。カム面2
26の第1の部分228が付勢部材88に僅かに係合し
ている。係止部材64の屹立表面74が外部サイドレー
ル116の対応する一対の切欠き86内に係合する。こ
の点に関しては、係止部材64、付勢部材88及び外部
サイドレール116の構造は本書で既に説明した構造と
同一であることは十分に理解できることである。この位
置においては、ブラケット部材200は外部サイドレー
ル116に沿って長手方向に移動することはできない。
【0040】図24及び図25を参照すると、スライド
部材206が図25の図中で右方向に摺動移動すると、
カム面226が付勢部材88を付勢し、従って、係止部
材64が下方へ付勢されて、屹立表面74が切欠き86
から解放される。譬え操作者がスライド部材206を解
放しても、カム面226の第3の部分232が付勢部材
88の付勢力に抗して係止部材64を解放位置に保持す
るのを可能にする。この位置において、外部サイドレー
ル116に沿った新たな所望の位置にブラケット部材2
00を再位置決めをすることが可能となる。
【0041】図26を参照すると、本発明の別の代替の
好適な実施例によるブラケット部材300が図示されて
いる。該ブラケット部材300は前記ブラケット部材2
00と同様であり、図26及び図27においては、同様
の構成要素は図18乃至図25において使用された参照
符号に対応する参照符号で表すこととするが、本実施例
ではそれぞれ100だけ増大させた参照符号により表す
こととする。ブラケット部材300は、舌部210が省
略されるとともに、該舌部に代わってスロット340
(図27)がハウジング304の内部壁308に形成さ
れ、且つ、スロット220に代わって壁部322に孔3
44が形成される点においてのみブラケット部材200
と異なっている。スロット340は孔344にねじ係合
する外部固定要素342と協働して、凹所302内にス
ライド部材306を保持する。その他の全ての作動特徴
は図18乃至図25のブラケット部在200に関連して
説明したものと同一である。特に図27を参照すると、
スロット304の全長がスライド部材306の摺動移動
量の最大長を画定する。
【0042】組み立てに際しては、スライド部材306
が凹所302内へ下降されて、次いで、外部取付要素3
42が孔344内にねじ係合させられる。係止動作及び
解放動作は図18乃至図25に関連して説明したものと
同一である。
【0043】図28及び図29を参照すると、外部サイ
ドレール116の代替の好適な実施例が例示されてい
る。図28を参照すると、外部サイドレール400は一
対の内側方向に垂れ下がったリップ部402を含んでお
り、該リップ部の各々は複数の隔置された切欠き404
を含んでいる。図29を簡単に参照すると、リップ部5
02を有した別の外部サイドレール500が図示されて
いる。該リップ部502は各々隔置されて形成された切
欠き504を有している。実施例400及び500は、
係止部材64の屹立表面74を著しく修正することなく
本発明の外部サイドレール116に組み込まれた切欠き
を様々な位置に配置できることを例示するものである。
ある例では、係止部材64に一切の修正加える必要がな
い場合がある。
【0044】上記の説明から当業者には本発明の広範な
教示が様々な態様で実施できるということが理解できよ
う。従って、本発明を特定の例に関連して説明して来た
が、当業者には添付の図面、本明細書及び冒頭の特許請
求の範囲を細かく検討すればその他の修正が明白となる
ことから、本発明の真の範囲は斯かる例に限定されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両の車体外部表面に固着された本発明の車
両用物品キャリヤの好適な実施例を図示した車両の一部
の斜視図である。
【図2】 ブラケット部材の斜視図である。
【図3】 ブラケット部材の内部構造及び係止部材が係
止位置にある時のサイドレールの断面を図示した図1の
断面線3−3に沿った断面図である。
【図4】 ブラケット部材が解放位置にあるのを図示し
たブラケット部材と、サイドレールとの側面断面図であ
る。
【図5】 本発明の係止部材の斜視図である。
【図6】 本発明の付勢部材の斜視図である。
【図7】 ブラケット部材が係止位置にあるのを図示し
た図3の断面線7−7に沿った断面図である。
【図8】 回転体の底面図である。
【図9】 回転体のカム面の一部を図示した図8の方向
線9−9の方向から見た回転体の図である。
【図10】 回転体の斜視図である。
【図11】 本発明の代替の好適な実施例による車両用
物品キャリヤが取り付けられた車両の斜視図である。
【図12】 ブラケット部材のレバー部材が係止または
閉鎖位置にあるのを図示した図11に図示した車両用物
品キャリヤの一方のブラケット部材の側面図である。
【図13】 レバー部材が開放または解放位置にあるの
を図示した図12のブラケット部材の図である。
【図14】 図12の断面線14−14に沿ったブラケ
ット部材の断面図である。
【図15】 ブラケット部材が係止位置にあるのを例示
した図12の断面線15−15に沿った断面図である。
【図16】 ブラケット部材が係止位置にあるのを図示
した一方のブラケット部材のレバー部材の内側表面の図
である。
【図17】 ブラケット部材が解放位置にある時の図1
6のブラケット部材の図である。
【図18】 本発明のブラケット部材の代替の好適な実
施例の分解断面図である。
【図19】 係止位置にある図18のブラケット部材の
断面図である。
【図20】 図18及び図19のブラケット部材と一緒
に使用されたスライド部材の斜視図である。
【図21】 ブラケット部材内の凹所内にスライド部材
を保持するのに使用されるタブの斜視図である。
【図22】 図20の断面線22−22に沿ったスライ
ド部材の部分断面図である。
【図23】 双方とも係止位置にあるスライド部材及び
係止部材を図示した図19の断面線23−23に沿った
部分側面断面図である。
【図24】 解放位置にある図19のブラケット部材の
図である。
【図25】 係止部材及びスライド部材が解放位置にあ
る図24の断面線25−25に沿った部分断面図であ
る。
【図26】 図18乃至図25のブラケット部材の代替
の好適な実施例の側面断面図である。
【図27】 図26の断面線27−27に沿った図26
のブラケット部材の一部の断面図である。
【図28】 車両用物品キャリヤの外部サイドレールの
代替の好適な態様の一部の斜視図である。
【図29】 外部サイドレールの別の代替の好適な態様
の斜視図である。
【符号の説明】
10 車両用物品キャリヤ 12 車両 14 車体外部表面 16 サイドレール 18、20 クロスバー 24 ブラケット部材 26 ハウジング 28 外部表面 30 内部表面 32 凹所 34 円形開口部 36 回転体 38 取付ポスト 40 孔 42 基部 44 孔 46 足部 48 外部表面 50 凹所 52 中央部材 54 ねじ 56 開口部 58 ボス部 60 開口部 62 カム面 62a 平坦部 64 係止部材 66 ベースプレート 68 頸部 70 頭部 72 切欠き 73 中間長さ部 74 屹立表面 76 外部壁 78 内部壁 80 張り出し棚部 82 溝 86 切欠き 88 付勢部材 90 切り抜き 92 リップ部分 92a V字状部
フロントページの続き (71)出願人 594204239 1801 East Ellsworth R oad,Ann Arbor,Michi gan 48108,United Stat es ofAmerica (72)発明者 ドナルド・アール・ポター アメリカ合衆国ミシガン州48348,クラー クストン,モーニング・ミスト・ドライブ 8767 (72)発明者 アルター・ケイ・ラック アメリカ合衆国ミシガン州48093,ウォー レン,ランド・ドライブ 29018

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車体外部表面の上方に物品を支持
    する車両用物品キャリヤにおいて、 前記車両の車体外部表面に固着され且つ該車両の車体外
    部表面に沿って互いに略平行に伸長する一対のサイドレ
    ールであって、各該サイドレールが少なくとも該サイド
    レールの全長の大部分に沿って伸長する溝を含んでいる
    一対のサイドレールと、 該サイドレール上に各該サイドレールに対して略垂直に
    位置決めされた時に、該サイドレール間に架橋するのに
    十分な長さを有した少なくとも1本のクロスバーと、 前記サイドレール及び前記車両の車体外部表面の上方に
    前記クロスバーを差し上げて支持する、前記クロスバー
    の各端部に固着された少なくとも1つのブラケット部材
    であって、各該ブラケット部材が、 凹所、及び内部に開口部が形成された基部を有したハウ
    ジングと、 前記基部から突出し且つ前記開口部を貫通して前記凹所
    内へ伸長するとともに、前記開口部の方向に移動自在と
    なる頸部を有した係止部材と、 該係止部材と作動自在に関係した該係止部材を前記サイ
    ドレール中の関係する方のサイドレールに対して係止位
    置に付勢する付勢部材と、 少なくとも部分的に前記凹所内に位置決めされ且つ使用
    者の手の1本または1本以上の指によって前記ハウジン
    グに対して移動自在となる手動で係合自在となるアクチ
    ュエータであって、 該アクチュエータが、第1の方向に移動された時に、前
    記付勢部材によりもたらされる付勢力に抗して前記係止
    部材を前記基部の外側方向へ付勢し、それによって、前
    記係止部材を前記サイドレール中の前記関係する方のサ
    イドレールに対して解放位置に配置するとともに、前記
    第1の方向と反対の第2の方向に移動された時に、前記
    付勢部材が前記係止部材を前記サイドレール中の前記関
    係する方のサイドレールに対して係止位置に付勢するの
    を可能にするようにされたカム面を含んでいる手動で係
    合自在となるアクチュエータとを備えた少なくとも1つ
    のブラケット部材と、 を備えていることを特徴とする、車両の車体外部表面の
    上方に物品を支持する車両用物品キャリヤ。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータが回転体を備えてお
    り、前記ハウジングが前記凹所内に配置された取付ポス
    トを備えており、該回転体は該取付ポストに固着されて
    回動動作をなし得るようにされ、 前記回転体が、前記係止部材の前記頸部を前記凹所の外
    側方向へ付勢して、該係止部材を前記解放位置に配置す
    る円周方向のカム面を含む、請求項1に記載の車両用物
    品キャリヤ。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータが、閉鎖位置にある
    時に、前記ハウジング及び前記クロスバーの外部曲率と
    美的に溶け合うような形状にされたレバーを備え、 前記ハウジングが、更に、該レバーが連結されて回動動
    作をなし得るようにされた取付ポストを備る、請求項1
    に記載の車両用物品キャリヤ。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータが少なくとも部分的
    に前記凹所内に配置されて、該凹所内で長手方向の摺動
    動作を行うスライド部材を備え、 該スライド部材が、該スライド部材が長手方向に移動さ
    れて解放位置にされた時に、前記付勢部材の前記付勢力
    に抗して前記係止部材を解放位置へ付勢するとともに、
    前記スライド部材が第2の長手方向に反対の方向へ移動
    されて係止位置にされた時に、前記付勢部材が前記係止
    部材を前記係止位置へ付勢するのを可能にするカム面を
    含む、請求項1に記載の車両用物品キャリヤ。
  5. 【請求項5】 前記係止部材が前記サイドレール中の前
    記関係する方のサイドレールの前記溝内に載置するとと
    もに、該溝内で摺動自在に移動されるのが可能となる寸
    法を有したベースプレートを含んでおり、 各前記サイドレールが内部に形成された複数の隔置され
    た切欠きを含み、 前記ベースプレートが、前記アクチュエータが手動で付
    勢されて前記係止位置にされた時に、前記切欠きの一方
    及び前記サイドレール中の前記関係する方のサイドレー
    ル内に係合するようにされた少なくとも1つの屹立表面
    を含んでおり、前記屹立部が前記切欠きの一方内で前記
    の如く係合することにより前記係止部材が前記サイドレ
    ール中の前記関係する方のサイドレール内を摺動自在に
    移動するのが防止される、請求項1に記載の車両用物品
    キャリヤ。
  6. 【請求項6】 前記アクチュエータ部材が前記ブラケッ
    ト部材の前記ハウジングの外部表面と略同一平面を成す
    外部表面及び使用者の手の1本または1本以上の指で掴
    まれて前記アクチュエータの移動を可能にする少なくと
    も1つの部分を含む、請求項1に記載の車両用物品キャ
    リヤ。
  7. 【請求項7】 前記係止部材が前記頸部の上部端に前記
    付勢部材に作動自在に連結されるとともに、前記カム表
    面にも作動自在に連結される頭部を含む、請求項1に記
    載の車両用物品キャリヤ。
  8. 【請求項8】 前記付勢部材が前記係止部材と係合する
    切り抜きを有した所定の長さの弯曲したばね鋼を備え
    る、請求項1に記載の車両用物品キャリヤ。
  9. 【請求項9】 車両の車体外部表面の上方に物品を支持
    する、車両用物品キャリヤにおいて、 前記車両の車体外部表面に固着され且つ該車両の車体外
    部表面に沿って互いに略平行に伸長する一対のサイドレ
    ールであって、各該サイドレールが更に内部に形成され
    且つ少なくとも該サイドレールの全長の大部分に沿って
    伸長する溝を含んでいる一対のサイドレールと、 該サイドレール上に各該サイドレールに対して略垂直に
    位置決めされた時に、該サイドレール間に架橋するのに
    十分な長さを有した少なくとも1本のクロスバーと、 前記サイドレール及び前記車両の車体外部表面の上方に
    前記クロスバーを差し上げて支持する前記クロスバーの
    各端部に固着された少なくとも1つのブラケット部材で
    あって、各該ブラケット部材が、 凹所、該凹所内に配置された取付ポスト、及び内部に開
    口部が形成された基部を有したハウジングと、 前記基部から突出し且つ前記開口部を貫通して前記凹所
    内へ伸長するとともに、前記開口部の方向に移動自在と
    なる頸部を有した係止部材と、 該係止部材と前記ハウジングの内部表面との間に介在さ
    れた付勢部材と、 少なくとも部分的に前記凹所内に位置決めされ、且つ、
    前記ハウジングに対して閉鎖位置にされた時に、前記ブ
    ラケット部材の前記ハウジングの外部表面及び前記クロ
    スバーの外部輪郭と略美的に溶け合って美的に好ましい
    外観を提供する外形を備えた外部表面を有した手動で係
    合自在となるレバー部材であって、 該レバー部材が使用者の手の1本または1本以上の指と
    係合自在となる部分を有し且つ前記ハウジングに固着さ
    れて回動動作をなし得るようにされており、 前記レバー部材が、第1の方向に回転された時に、前記
    付勢部材によりもたらされる付勢力に抗して前記係止部
    材を前記基部の外側方向へカム作用により付勢し、それ
    によって、前記係止部材を前記サイドレール中の前記関
    係する方のサイドレールに対して解放位置に配置すると
    ともに、前記第1の方向と反対の第2の方向に回転され
    た時に、前記付勢部材が前記係止部材を前記サイドレー
    ル中の前記関係する方のサイドレールに対して係止位置
    に付勢するのを可能にするようにされたカム面を更に含
    んでいる手動で係合自在となるレバー部材とを備えた少
    なくとも1つのブラケット部材と、 を備えることを特徴とする、車両の車体外部表面の上方
    に物品を支持する車両用物品キャリヤ。
  10. 【請求項10】 前記レバー部材の前記の部分が該レバ
    ー部材内に形成された窪みを備え、該レバー部材を1本
    または1本以上の指で容易に移動できるようにした、請
    求項9に記載の車両用物品キャリヤ。
  11. 【請求項11】 前記レバー部材が前記車両の前記車体
    外部表面から分岐し且つ前記ブラケット部材の前記ハウ
    ジングの前記外部表面に対して略接線方向にある平面内
    で回動自在となる、請求項9に記載の車両用物品キャリ
    ヤ。
  12. 【請求項12】 前記係止部材が一対の屹立表面が形成
    されたベースプレートを含み、 前記サイドレール中の前記関係する方のサイドレールが
    内部に形成された複数の切欠きを含み、且つ前記一対の
    屹立表面が、前記レバー部材が前記閉鎖位置へ回転され
    て、前記係止部材が前記サイドレール中の前記関係する
    方のサイドレールの前記溝内で摺動自在に移動できない
    ようにされた時に、前記切欠きのそれぞれの対に係合す
    る、請求項9に記載の車両用物品キャリヤ。
  13. 【請求項13】 車両の車体外部表面の上方に物品を支
    持する、車両用物品キャリヤにおいて、 前記車両の車体外部表面に固着され且つ該車両の車体外
    部表面に沿って互いに略平行に伸長する一対のサイドレ
    ールであって、各該サイドレールが更に内部に形成され
    且つ少なくとも該サイドレールの全長の大部分に沿って
    伸長する溝を含んでいる一対のサイドレールと、 該サイドレール上に各該サイドレールに対して略垂直に
    位置決めされた時に、該サイドレール間に架橋するのに
    十分な長さを有した少なくとも1本のクロスバーと、 前記サイドレール及び前記車両の車体外部表面の上方に
    前記クロスバーを差し上げて支持する前記クロスバーの
    各端部に固着された少なくとも1つのブラケット部材で
    あって、各該ブラケット部材が、 凹所、取り付け壁、該取り付け壁から一体に形成された
    可撓性の突出した舌部、及び内部に開口部が形成された
    基部を有したハウジングと、 前記基部から突出し且つ前記開口部を貫通して前記凹所
    内へ伸長するとともに、前記開口部の方向に移動自在と
    なる頸部を有した係止部材と、 該係止部材と前記ハウジングの内部表面との間に介在さ
    れた付勢部材と、 手動で係合自在となるスライド部材であって、少なくと
    も部分的に前記凹所内に位置決めされ、且つ、前記可撓
    性の突出した舌部と係合自在となって前記スライド部材
    を前記凹所内に保持するとともに、該スライド部材が長
    手方向のみに摺動移動するのを可能にする長手方向に伸
    長したスロットを含み、更に、前記スライド部材が係止
    位置と解放位置との間を摺動自在に移動させられた時
    に、前記係止部材をカム作用により係止位置と解放位置
    との間で付勢する長手方向に伸長したカム面を含む手動
    で係合自在となるスライド部材とを備えた少なくとも1
    つのブラケット部材と、 を備えることを特徴とする、車両の車体外部表面の上方
    に物品を支持する車両用物品キャリヤ。
  14. 【請求項14】 前記スライド部材が、該スライド部材
    の組み立て中に前記凹所内に挿入された時に、前記可撓
    性の突出した舌部と係合して、該可撓性の突出した舌部
    が前記スライド部材の前記長手方向に伸長したスロット
    内に係合するのを容易にする内部に形成された切欠きを
    有した外部裏側表面を含む、請求項13に記載の車両用
    物品キャリヤ。
  15. 【請求項15】 前記スライド部材が前記ブラケット部
    材の外部表面の曲率に一致して美的に好ましい外観を提
    供するような形状にされた外部表面と、使用者の手の1
    本または1本以上の指と係合するのを容易にして、前記
    スライド部材が前記使用者により係止位置と解放位置と
    の間を長手方向に摺動自在に移動できるようにする屹立
    部とを有する、請求項13に記載の車両用物品キャリ
    ヤ。
  16. 【請求項16】 車両の車体外部表面の上方に物品を支
    持する、車両用物品キャリヤにおいて、 前記車体外部表面に固着され且つ該車体外部表面に沿っ
    て互いに平行に伸長する一対のサイドレールであって、
    各該サイドレールが更に内部に形成され且つ少なくとも
    該サイドレールの全長の大部分に沿って伸長する溝を含
    んでいる一対のサイドレールと、 該サイドレール上に各該サイドレールに対して略垂直に
    位置決めされた時に、該サイドレール間に架橋するのに
    十分な長さを有した少なくとも1本のクロスバーと、 前記サイドレール及び前記車体外部表面の上方に前記ク
    ロスバーを差し上げて支持する前記クロスバーの各端部
    に固着された少なくとも1つのブラケット部材であっ
    て、各該ブラケット部材が、 凹所、スロットを有した取付壁、及び内部に開口部が形
    成された基部を有したハウジングと、 前記基部から突出し且つ前記開口部を貫通して前記凹所
    内へ伸長するとともに、前記開口部の方向に移動自在と
    なる頸部を有した係止部材と、 該係止部材と前記ハウジングの内部表面との間に介在さ
    れた付勢部材と、 少なくとも部分的に前記凹所内に位置決めされた手動で
    係合自在となるスライド部材であって、前記取付壁の前
    記スロットと整列した孔を有した取付部を含み、前記凹
    所及び前記ハウジング内で係止位置と解放位置との間で
    摺動自在に移動可能となり、 更に、それぞれ、閉鎖位置と開放位置との間で摺動自在
    に長手方向に移動された時に、前記係止部材に係合し
    て、該係止部材を係止位置と解放位置との間で付勢する
    長手方向のカム表面を含む手動で係合自在となるスライ
    ド部材と、 前記取付壁の前記スロットを貫通して伸長し且つ前記ス
    ライド部材の前記孔内に係合して、前記スライド部材が
    前記凹所内で依然として長手方向に摺動移動するのを可
    能にしつつ、前記スライド部材を前記凹所内に確保する
    固定部材とを備えた少なくとも1つのブラケット部材
    と、 を備えることを特徴とする、車両の車体外部表面の上方
    に物品を支持する車両用物品キャリヤ。
  17. 【請求項17】 前記係止部材が一対の屹立表面が形成
    されたベースプレートを含み、 前記サイドレール中の前記関係する方のサイドレールが
    内部に形成された複数の切欠きを含み、且つ前記一対の
    屹立表面が、前記スライド部材が前記係止位置へ付勢さ
    れた時に、前記切欠きのそれぞれの対と係合して、前記
    係止部材が前記関係する方のサイドレールの前記溝内で
    摺動自在に移動できなくする、請求項16に記載の車両
    用物品キャリヤ。
  18. 【請求項18】 前記付勢部材が前記係止部材と係合す
    る切り抜きを有した所定の長さの弯曲したばね鋼を備え
    る、請求項16に記載の車両用物品キャリヤ。
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