JP2003144331A - 調理網及びそれを備えた調理鍋 - Google Patents

調理網及びそれを備えた調理鍋

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JP2003144331A
JP2003144331A JP2001351128A JP2001351128A JP2003144331A JP 2003144331 A JP2003144331 A JP 2003144331A JP 2001351128 A JP2001351128 A JP 2001351128A JP 2001351128 A JP2001351128 A JP 2001351128A JP 2003144331 A JP2003144331 A JP 2003144331A
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cooking net
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Hideo Nishina
英雄 仁科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼肉調理により発生した油分を有効に処理可
能な調理網を提供するとともに、焼肉調理により発生し
た油分が鍋料理に与える悪影響を防止可能なしゃぶしゃ
ぶ焼肉兼用の調理鍋を提供すること。 【解決手段】 調理網は、任意の個所に通風孔(3)が
形成された調理部(2)を備えるとともに、該調理部
(2)は、その任意の部分(202)を中央部近傍(2
01)に向けて下側に傾斜させて傾斜面としたことを特
徴とし、及び調理鍋は、鍋部(7)と、該鍋部(7)の
任意の個所に突出させた、上端を開口とした中空の凸部
(8)と、前記開口を閉塞するようにして前記凸部
(8)の先端部に載置された調理網(1)を備えて、前
記鍋部(7)において鍋料理を可能にするとともに前記
調理網(1)上において焼肉等の加熱料理を可能にした
調理鍋であって、調理網として前記調理網(1)を用い
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調理網及びそれを備
えたしゃぶしゃぶ焼肉兼用の調理鍋に係り、より詳しく
は、焼肉等の加熱調理により発生する油分を有効に処理
可能である調理網及び、この調理網を備えることにより
焼肉等の加熱調理により発生した油分がしゃぶしゃぶ料
理に与える悪影響を防止可能な調理鍋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、しゃぶしゃぶ等の鍋料理と焼
肉料理とを同時に行うことが可能な焼肉としゃぶしゃぶ
兼用の鍋(以下においては「兼用鍋」と称する。)が提
供されている。
【0003】即ち、図4はこの兼用鍋31を示す斜視図
であり、この兼用鍋31では、鍋部32の略中央部に焼
肉調理部33が形成されており、前記鍋部32において
しゃぶしゃぶ等の鍋料理を可能にするとともに、前記焼
肉調理部33上において焼肉等を可能としている。
【0004】ここで、前記焼肉調理部33について説明
すると、この兼用鍋31において前記焼肉調理部33
は、鍋部32の略中央部に略円筒状の凸部34を形成す
るとともに、この凸部34の上端に鋳物網等の調理網3
5を載置して構成され、前記調理網35はその任意の個
所に通風孔36を備えている。
【0005】そして、この兼用鍋31をガスコンロ、ガ
スバーナー、炭等の加熱源上に載置することにより、鍋
部32においてしゃぶしゃぶ等を行うことができるとと
もに、調理網35上で焼肉料理等を行うことを可能と
し、一つの調理鍋により2種類の料理を楽しむことがで
きるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図5は前記従
来から提供されている兼用鍋31における調理網35の
側面構造を示す断面図であり、図に示すように従来から
兼用鍋31に用いられている調理網35は、その周縁部
から中央部に向けてわずかに上側に傾斜させた構造にし
ているとともに、その周縁部には縁部を形成し、これに
より、焼肉調理により発生した油分等を周縁部に溜める
ようにし、調理網35の下方に配置されるガスバーナー
や炭等の加熱源上に油分が落下して煙が発生することを
防止している。そしてこのことは、調理鍋に用いられる
調理網に限らず、焼肉専用のロースターに用いられる焼
網、鋳物網等の場合も同様であり、即ち、従来から焼肉
等に用いられている調理網では、側面視野において緩や
かな略山型になるように構成し、これにより油分が加熱
源上に落下することを防止していた。
【0007】しかしながら、特に前述の兼用鍋の場合に
は、焼肉調理部の周辺に鍋部が形成されており、これに
より焼肉調理部の周辺でしゃぶしゃぶ等を行う構造とし
ているため、従来の調理網を用いた場合には、焼肉等に
より発生した油分が鍋部に落下してしまい、しゃぶしゃ
ぶ等の味を悪くしてしまうことが考えられる。
【0008】そこで、本発明は、焼肉調理により発生し
た油分を有効に処理可能な調理網を提供するとともに、
焼肉調理により発生した油分が鍋料理に与える悪影響を
防止可能なしゃぶしゃぶ焼肉兼用の調理鍋を提供するこ
とを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の調理網は、焼肉
等の加熱調理に用いられる調理網であって、任意の個所
に通風孔が形成された調理部を備えるとともに、該調理
部は、その任意の部分を中央部近傍に向けて下側に傾斜
させて傾斜面としたことを特徴としている。
【0010】また、この調理網を備えた本発明の調理鍋
は、鍋部と、該鍋部の任意の個所に突出させた、上端を
開口とした中空の凸部と、前記開口を閉塞するようにし
て前記凸部の先端部に載置された調理網を備えて、前記
鍋部において鍋料理を可能にするとともに前記調理網上
において焼肉等の加熱料理を可能にした調理鍋であっ
て、前記調理網として前述の本発明の調理網を用いたこ
とを特徴としている。
【0011】本発明の調理網では、焼肉等の加熱調理を
行う調理部の任意の部分を中央部に向けて下側に傾斜さ
せており、これにより、焼肉等により発生した油分は、
調理部の中央部分に集められ、その後調理部の熱により
蒸発する。
【0012】そのため、本発明の調理網を用いることに
より、焼肉等の加熱調理により発生した油分を有効に処
理することができる。
【0013】また、本発明の調理鍋では、しゃぶしゃぶ
等の鍋料理と焼肉料理等を同時に行うことを可能にした
調理鍋において、焼肉料理用の調理網として前述の調理
網を用いているため、これにより、焼肉等により発生し
た油分が鍋部に落下して鍋料理の味に悪影響を与えるこ
とを有効に防止することができる。
【0014】
【実施例】本発明の調理網の実施例について図面を参照
して説明すると、図1は、本実施例の調理網を示す斜視
図であり、また、図2は図1におけるA−A線端面図で
あり、図において1が本実施例の調理網である。
【0015】そして、本実施例の調理網1は、全体を鋳
物により形成するとともに、略円盤形状の調理部2を備
え、この調理部2には任意の個所に複数個の通風孔3を
形成している。
【0016】また、前記調理部2の周縁部全域を上側に
わずかに延長させ、これにより周縁部に縁部4を形成し
ている。
【0017】更に、前記縁部4と対向する下側には周方
向に沿って係合凸部5を形成し、これにより、本実施例
の調理網1を後述の兼用鍋等に備えた場合にその位置を
固定可能としている。但し、この係合凸部5は必ずしも
必要なものではなく、これを備えない構成としても良
い。
【0018】次に、図2において、前記調理部2は、そ
の周縁部から中央部近傍201にかけた部分202を下
側にわずかに傾斜させて傾斜面にし、中央部近傍201
は水平面としている。そのため、本実施例の調理網1を
用いて焼肉等を行った場合には、焼肉により発生した油
分はまず、傾斜面202に沿って中央部近傍201に流
れていき中央部近傍201に集められる。そうすると、
中央部近傍201に集められた油分は調理部2の熱によ
り蒸発する。そしてこのとき、中央部近傍201は、一
般的にガスバーナーや炭等の加熱源を真下に備えており
調理部の他の部分と比較して温度が高いため、この部分
に集められた油分は短時間で蒸発する。
【0019】このように、本実施例の調理網では、焼肉
により発生した油分を温度が高い中央部に集めて蒸発さ
せることができるため、油分を有効に処理することが可
能である。
【0020】なお、本実施例では調理部2を略円盤形状
とした場合について説明したが、本発明の調理網におけ
る調理部は必ずしも円盤形状である必要は無く、平面視
野において矩形状あるいはその他の多角形状であっても
良い。また、調理部2全体における傾斜面202の割合
は特には限定されず、任意の割合で良い。
【0021】次に、本発明の調理鍋の実施例について図
面を参照して説明すると、図3は本実施例の調理鍋6を
示す斜視図であり、図において7は鍋部である。即ち、
本実施例の調理鍋6では内部に水等を蓄えることが可能
な鍋部7を備えており、この鍋部7の中央部近傍には円
筒状の凸部8が形成され、これらが鋳物により一体形成
されている。
【0022】そして、この凸部8内周側に前記係合凸部
5が嵌合されるようにして、凸部8の上端部に前述の調
理網1が載置されている。
【0023】次に、本実施例の調理鍋6の作用について
説明すると、本実施例の調理鍋6を用いる場合には、こ
れをガスコンロ、ガスバーナー等の加熱源上に備えると
ともに、鍋部7に水等を入れた後にガスバーナー等に着
火する。
【0024】そうすると、加熱源により本実施例の調理
鍋6が熱せられ、これにより、鍋部7内でしゃぶしゃぶ
等の鍋料理を行うことが可能になるとともに、調理網1
上で焼肉等の加熱料理を行うことが可能となる。
【0025】そしてこのとき、本実施例の調理鍋6で
は、焼肉等により発生した油分は、前述したように、調
理網1の中央部近傍201に集められた後に蒸発するた
め、油分が鍋部7に落下してしゃぶしゃぶ等の味に悪影
響を与えることが無く、鍋部6内では鍋本来の味を維持
することが可能である。
【0026】なお、本実施例の調理鍋6では、鍋部7に
略円筒形状の凸部8を形成してこの凸部8上に調理網を
載置する形態について説明したが、この凸部8は必ずし
も円筒状にする必要は無く、加熱源よりの熱を調理網に
伝えるための中空部を備えていればいずれの形状として
もとく、例えば平面視野において矩形状あるいはその他
の角状の凸部としても良い。
【0027】また、前述の実施例においては、調理網1
を含めて調理鍋6を鋳物により形成したが、調理鍋6は
必ずしも鋳物製にする必要は無く、調理鍋6の形状寸法
も特に限定されない。
【0028】更に、本発明の調理網は、必ずしもしゃぶ
しゃぶ焼肉兼用の調理鍋にのみ使用可能なものではな
く、焼肉料理全般に使用可能なものである。
【0029】
【発明の効果】本発明の調理網及びそれを備えた調理鍋
は以上説明したような形態で実施され、以下に記載する
ような効果を奏する。
【0030】本発明の調理網は、焼肉等の加熱調理に用
いられる調理網であって、任意の個所に通風孔が形成さ
れた調理部を備えるとともに、該調理部は、その任意の
部分を中央部に向けて下側に傾斜させたことを特徴とし
ており、これにより、焼肉等により発生した油分を、調
理部の中央部分に集めた後に調理部の熱により蒸発させ
ることができる。そのため、本発明の調理網を用いるこ
とにより、焼肉等の加熱調理により発生した油分を有効
に処理することができる。
【0031】また、本発明の調理鍋は、鍋部と、該鍋部
の任意の個所に突出させた、上端を開口とした中空の凸
部と、前記開口を閉塞するようにして前記凸部の先端部
に載置された調理網を備えて、前記鍋部において鍋料理
を可能にするとともに前記調理網上において焼肉等の加
熱料理を可能にした調理鍋であって、前記調理網として
前述の本発明の調理網を用いたことを特徴としており、
これにより、焼肉等により発生した油分が鍋部に落下し
て鍋料理の味に悪影響を与えることを有効に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理網の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線端面を示す図である。
【図3】本発明の調理鍋の実施例を示す斜視図である。
【図4】従来の兼用鍋を示す斜視図である。
【図5】従来の兼用鍋に備えられた調理網の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 調理網 2 調理部 201 調理部における中央部近傍 202 調理部における傾斜面 3 通風孔 4 縁部 5 係合凸部 6 調理鍋 7 鍋部 8 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼肉等の加熱調理に用いられる調理網であ
    って、 任意の個所に通風孔(3)が形成された調理部(2)を
    備えるとともに、該調理部(2)は、その任意の部分
    (202)を中央部近傍(201)に向けて下側に傾斜
    させて傾斜面としたことを特徴とする調理網。
  2. 【請求項2】鍋部(7)と、該鍋部(7)の任意の個所
    に突出させた、上端を開口とした中空の凸部(8)と、
    前記開口を閉塞するようにして前記凸部(8)の先端部
    に載置された調理網(1)を備えて、 前記鍋部(7)において鍋料理を可能にするとともに前
    記調理網(1)上において焼肉等の加熱料理を可能にし
    た調理鍋であって、 前記調理網(1)は、任意の個所に通風孔(3)が形成
    された調理部(2)を備えるとともに、該調理部(2)
    は、その任意の部分(202)を中央部近傍(201)
    に向けて下側に傾斜させて傾斜面としたことを特徴とす
    る調理鍋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6006444B1 (ja) * 2015-04-01 2016-10-12 株式會社 彰甫 直火グリルパン及びその製造方法

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