JP2003141930A - 導電性ペースト、導体膜及びセラミック電子部品 - Google Patents
導電性ペースト、導体膜及びセラミック電子部品Info
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Abstract
の少ない、高精度のパターンを形成することが可能な導
電性ペースト、該導電性ペーストを用いて形成される導
体膜及び該導体膜を備えたセラミック電子部品を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 導電性粉末と、有機ビヒクルとを含有す
る導電性ペーストにおいて、主溶剤がオイゲノールであ
る有機ビヒクルを用いる。また、有機ビヒクル中の溶剤
の75重量%以上をオイゲノールとする。また、添加剤
として、脂肪酸系多価カルボン酸、脂肪酸アマイド、水
添ひまし油からなる群より選ばれる少なくとも1種を含
有させる。本願発明の導電性ペーストを焼結させること
により導体膜を形成する。本願発明の導電性ペーストを
用いて形成した導体膜を積層型のセラミック電子部品の
内部導体とする。
Description
ト、導体膜及びセラミック電子部品に関し、詳しくは、
セラミックグリーンシートにファインライン電極などの
導体パターンを形成する際に用いられる導電性ペース
ト、及びそれを用いて形成した導体膜及び該導体膜を備
えたセラミック電子部品に関する。
ターンを形成するのに用いられる導電性ペーストとして
は、従来より、導電性粉末と有機ビヒクルを配合してな
る導電性ペーストが用いられている。
する導電性粉末としては、銀粉、パラジウム、白金、ニ
ッケル粉などの金属粉末が一般的に用いられている。ま
た、有機ビヒクルとしては、エチルセルロースやアクリ
ル樹脂などに、溶剤としてテルピネオール、ブチルカル
ビトール、ブチルカルビトールアセテート、あるいはそ
れらの混合物などを配合したものが一般的に用いられて
いる。
積層セラミック電子部品(例えば、積層インダクタ)を
製造する場合、通常は、以下のような方法によりその製
造が行われている。 (1)図3(a)に示すように、スクリーン印刷などの方法
により、導電性ペーストをセラミックグリーンシート5
1上に印刷してコイルパターン52を形成する。 (2)コイルパターン52が形成されたセラミックグリー
ンシート51を所定枚数積層するとともに、その上下両
面側にコイルパターンの形成されていない外装用のセラ
ミックグリーンシート51aを積層して圧着し、予めセ
ラミックグリーンシート51に形成しておいたビアホー
ル54を介して各コイルパターン52を導通させること
により積層体56の内部にコイル55を形成する。 (3)それから、積層体56を焼成した後、図3(b)に示
すように、コイルパターンと導通するように積層体の両
端部に外部電極57a,57bを形成する。これによ
り、セラミック中に配設されたコイルと、該コイルと導
通する外部電極を備えた積層インダクタが得られる。
ネオール、ブチルカルビトール、ブチルカルビトールア
セテート、あるいはそれらの混合物などを主たる溶剤と
する有機ビヒクルを配合した導電性ペーストを、スクリ
ーン印刷法などの方法によりセラミックグリーンシート
に印刷した場合、印刷にじみが発生し、スクリーン印刷
版のパターン開口形状である設計図形と比較して印刷図
形(コイルパターン)の面積が大きくなるという問題が
ある。
なるほど導電性ペースト中の溶剤がセラミックグリーン
シートにしみ込みにくく、溶剤がセラミックグリーンシ
ート上に広がり易くなり、印刷図形(コイルパターン)
のにじみがさらに大きくなりやすいという問題点があ
る。
ため、印刷にじみの大きいセラミックグリーンシートが
多く用いられた場合には、得られる積層セラミック電子
部品の電気特性のばらつきが大きくなるという問題点が
ある。
あり、セラミックグリーンシートなどに印刷にじみの少
ない、高精度のパターンを形成することが可能な導電性
ペースト、該導電性ペーストを用いて形成される導体膜
及び該導体膜を備えたセラミック電子部品を提供するこ
とを目的とする。
に、本願発明(請求項1)の導電性ペーストは、導電性
粉末と、主溶剤がオイゲノールである有機ビヒクルとを
含有することを特徴としている。
拡がりにくいオイゲノールである有機ビヒクルを用いる
ことにより、印刷にじみを少なくして、設計図形にほぼ
一致する高精度の印刷図形(印刷パターン)を得ること
が可能になる。
有機ビヒクル中の溶剤の75重量%以上がオイゲノール
であることを特徴としている。
オイゲノールとすることにより、印刷にじみをさらに確
実に抑制して、高精度の印刷図形(印刷パターン)を得
ることが可能になり、本願発明をより実効あらしめるこ
とができる。
有機ビヒクルが、添加剤として、脂肪酸系多価カルボン
酸、脂肪酸アマイド、水添ひまし油からなる群より選ば
れる少なくとも1種を含有することを特徴としている。
脂肪酸アマイド、水添ひまし油からなる群より選ばれる
少なくとも1種を含有させることにより、導電性ペース
トにチクソ性を付与することが可能になる。したがっ
て、印刷にじみをさらに確実に抑制して、高精度の印刷
図形(印刷パターン)を得ることが可能になり、本願発
明をさらに実効あらしめることができる。
が、積層型のセラミック電子部品の内部導体の形成に用
いられるものであることを特徴としている。
ラミック電子部品の内部導体の形成に用いることによ
り、所望のパターンを有する内部導体を備えた、信頼性
の高い積層セラミック電子部品を得ることが可能にな
る。
請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペーストを焼結
させたものであることを特徴としている。
求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペーストを焼結さ
せることにより形成されたものであり、印刷にじみの少
ない印刷図形(印刷パターン)を焼結させるようにして
いるので、形状精度の高い導体膜を得ることが可能にな
る。
電子部品は、請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペ
ーストを焼結させることにより形成された導体膜を備え
ていることを特徴としている。
品は、請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペースト
を焼結させることにより形成された、形状精度の高い導
体膜を備えているので、所望の特性を実現することが可
能なセラミック電子部品を提供することができるように
なる。
前記導体膜が積層体の内部に配設された積層型のセラミ
ック電子部品であることを特徴としている。
1〜4のいずれかに記載の導電性ペーストを焼結させる
ことにより形成された、形状精度の高い導体膜を積層体
の内部に備えているので、所望の特性を実現することが
可能な積層型のセラミック電子部品を提供することがで
きるようになる。
えば、導電性粉末として、銀粉未80重量%に対し、オ
イゲノールを主たる成分とする溶媒にエチルセルロース
などの有機バインダーを溶解した有機ビヒクルを、20
重量%の割合で加えて攪拌混合することにより作製され
る。そして、この導電性ペーストを用いて積層セラミッ
ク電子部品(ここでは積層インダクタ)を製造する場
合、例えば、以下に説明するような方法により、積層イ
ンダクタが製造される。なお、以下では、1つの積層イ
ンダクタを製造する場合について説明するが、通常は、
多数個のコイルパターンが形成されたマザー基板を積層
して、積層体ブロック中に多数個のコイルを形成した
後、積層体ブロックを所定の位置で切断して、個々の積
層インダクタに分割することにより、多数個の積層イン
ダクタを同時に製造する方法が適用される。
ェライトグリーンシート1に、導電性ペーストをスクリ
ーン印刷して、コイルパターン2を形成するとともに、
上下の両面側のグリーンシート1a,1bには、コイル
パターン2と引出し電極パターン3を形成する。なお、
所定のグリーンシート1には、各コイルパターン2を導
通させるためのビアホール4を形成しておく。
a,1bを所定枚数積み重ねるとともに、上下の両面側
にコイルパターンの形成されていない外装用グリーンシ
ート(図示せず)を積み重ねて、圧着し、各グリーンシ
ート1,1a,1bに形成されたコイルパターン2を導
通させて、コイル5を積層体6中に形成した後、脱バイ
ンダー処理及び焼成を行う。
5と導通するように、積層体6の両端部に外部電極7
a,7b(図2)を形成する。これにより、図2に示す
ような積層インダクタが得られる。なお、この実施形態
にかかる積層セラミック電子部品(積層インダクタ)の
寸法は、長さL=1.0mm、幅W=0.5mm、高さH=
0.5mmである。
インダクタ)を製造する場合に、主溶剤がオイゲノール
である有機ビヒクルを含有する導電性ペーストを用いる
ことにより、印刷にじみを少なくすることが可能にな
り、設計図形とほぼ同じ形状を有する所望のパターンの
内部電極を形成することが可能になり、意図する特性を
備えた積層セラミック電子部品を得ることが可能にな
る。
をさらに詳しく説明する。 [実施例1]まず、フェライトのスラリーを準備し、離
型剤処理したPETフィルムからなるキャリヤフィルム
上に、ドクターブレードを用いて塗布し、乾燥して厚み
が約40μmのフェライトグリーンシートを作製した。
ール(溶剤)及びエチルセルロース(有機バインダー)
を以下の割合で配合して、導電性ペーストを作製した。 銀粉末 80.0重量% オイゲノール 18.0重量% エチルセルロース 2.0重量% なお、この導電性ペーストの粘度は、ある程度高いこと
が望ましいことから、通常は、一般の回転粘度計で70
〜150ps程度になるように調整される。
ーン印刷法により、上記フェライトグリーンシート上に
印刷した。このとき、スクリーン印刷版のパターン開口
寸法(ライン幅)100μmに対し、ライン幅が平均で
102μmと、印刷にじみが殆どなく、微細で高精度の
ラインを印刷することができた(表1参照)。
グリーンシートを用いて、上述の実施形態で示した方法
により、積層セラミック電子部品(積層インダクタ)を
製造し、得られた積層インダクタについて、コイルイン
ピーダンス値を調べた。その結果、コイルインピーダン
ス値は910mΩ(表1参照)であり、後述の従来の導
電性ペーストを用いた場合(800mΩ前後)よりも、
コイルインピーダンス値が大幅に改善されることが確認
された。
ゲノール(主溶剤)、テルピネオール(副溶剤)及びエ
チルセルロース(有機バインダー)を以下の割合で配合
して、導電性ペーストを作製した。 銀粉未 : 80.0重量% オイゲノール : 13.5重量% テルピネオール : 4.5重量% エチルセルロース : 2.0重量% この実施例2の導電性ペーストは、主溶剤であるオイゲ
ノールの他に、副溶剤としてテルピネオールを配合した
ものである。なお、全溶剤中のオイゲノールの割合は7
5重量%である。
フェライトグリーンシート上に、同一パターンで印刷し
たところ、ライン幅が平均で105μmのラインを印刷
することができた(表1参照)。
いて製造した積層セラミック電子部品(積層インダク
タ)について、コイルインピーダンス値を調べたとこ
ろ、コイルインピーダンス値は905mΩであり、後述
の従来の導電性ペーストを用いた場合の800mΩ前後
から、大幅に改善されることが確認された(表1参
照)。
ゲノール(主溶剤)、ブチルカルビトール(副溶剤)及
びエチルセルロース(有機バインダー)を以下の割合で
配合して、導電性ペーストを作製した。 銀粉未 : 80.0重量% オイゲノール : 13.5重量% ブチルカルビトール : 4.5重量% エチルセルロース : 2.0重量% この実施例3の導電性ペーストは、主溶剤であるオイゲ
ノールの他に、副溶剤としてブチルカルビトールを配合
したものである。なお、全溶剤中のオイゲノールの割合
は75重量%である。
フェライトグリーンシート上に、同一パターンで印刷し
たところ、ライン幅が平均で104μmのラインを印刷
することができた(表1参照)。
いて製造した積層セラミック電子部品(積層インダク
タ)について、コイルインピーダンス値を調べたとこ
ろ、コイルインピーダンス値は900mΩであり、後述
の従来の導電性ペーストを用いた場合の800mΩ前後
から、大幅に改善されることが確認された(表1参
照)。
ゲノール(主溶剤)、脂肪酸系多価カルボン酸(添加
剤、楠本化成株式会社製、商品名ディスパロン215
0)及びエチルセルロース(有機バインダー)を以下の
割合で配合して、導電性ペーストを作製した。 銀粉末 : 80.0重量% オイゲノール : 17.5重量% 脂肪酸系多価カルボン酸 : 0.5重量% エチルセルロース : 2.0重土% この実施例4の導電性ペーストは、銀粉と溶剤の濡れ性
の向上と、チクソ性の付与のため、添加剤として、脂肪
酸系多価カルボン酸を添加したものである。
フェライトグリーンシート上に、同一パターンで印刷し
たところ、ライン幅が平均で100μmのラインを印刷
することができた(表1参照)。また、この実施例4の
導電性ペーストを用いて製造した積層セラミック電子部
品(積層インダクタ)について、コイルインピーダンス
値を調べたところ、コイルインピーダンス値は920m
Ωであり、後述の従来の導電性ペーストを用いた場合の
800mΩ前後から、大幅に改善されることが確認され
た(表1参照)。なお、上記実施例においては、添加剤
が脂肪酸系多価カルボン酸である場合を示したが、脂肪
酸アマイド、水添ひまし油を添加しても同様の効果を得
ることができる。
剤として、オイゲノールに代えて、テルピネオールを用
いた導電性ペースト(比較例1)、ブチルカルビトール
を用いた導電性ペースト(比較例2)及びブチルカルビ
トールアセテートを用いた導電性ペースト(比較例3)
を作製し、実施例1と同様のフェライトグリーンシート
上に、上記実施形態1の場合と同一の条件で印刷した。
なお、比較例1,2,3における溶剤の割合は表1に示
すような割合とした。
た場合の印刷パターンのライン幅は、(1)比較例1の場
合、平均で115μm、(2)比較例2の場合、平均で12
3μm、(3)比較例3の場合、平均で120μmと、印刷
にじみは上記実施例1〜4の導電性ペーストを用いた場
合よりも大きかった(表1参照)。
ストを用いてコイルを形成した積層セラミック電子部品
(積層インダクタ)について、コイルインピーダンス値
を測定した。その結果、各比較例1,2,3の導電性ペ
ーストを用いた場合のコイルインピーダンス値は、(1)
比較例1の場合、815mΩ、(2)比較例2の場合、78
3mΩ、(3)比較例3の場合、796mΩと、本願発明の
各実施例1,2,3,4の導電性ペーストを用いた場合
よりも、低いことが確認された(表1参照)。これは、
比較例においては、印刷にじみが大きいため、コイルの
内径が小さくなり、インピーダンス値そのものが低下し
たことを示すものである。
における導電性ペーストの組成、印刷性(平均印刷ライ
ン幅)、コイルインピーダンス値を表1にまとめて示
す。
本願発明の導電性ペーストを用いることにより、印刷に
じみを抑制して、略設計値通りの印刷を行うことが可能
になることが確認された。また、上記各実施例で作製し
たセラミックグリーンシートを用いて製造した積層セラ
ミック電子部品(積層インダクタ)においては、コイル
インピーダンス値が、従来の800mΩ前後から、91
0mΩ前後へと大きく改善されることが確認された。
を製造する場合を例にとって説明したが、本願発明は、
積層インダクタに限らず、積層コンデンサ、多層基板、
LC複合部品、その他種々のセラミック電子部品に広く
適用することが可能である。
上記の各実施形態に限定されるものではなく、導電性粉
末の種類、副溶剤の種類、主溶剤であるオイゲノールと
副溶剤の割合、添加剤の有無及び添加剤の種類、有機ビ
ヒクルを構成する有機バインダーの種類などに関し、発
明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが
可能である。
導電性ペーストは、導電性粉末と、有機ビヒクルとを含
有する導電性ペーストにおいて、主溶剤がオイゲノール
である有機ビヒクルを用いるようにしているので、印刷
にじみを少なくすることが可能になり、設計図形にほぼ
一致する高精度の印刷図形(印刷パターン)を得ること
が可能になる。
に、有機ビヒクル中の溶剤の75重量%以上をオイゲノ
ールとした場合、印刷にじみをより少なくして、高精度
の印刷図形(印刷パターン)を得ることが可能になり、
本願発明を実効あらしめることが可能になる。
に、添加剤として、脂肪酸系多価カルボン酸、脂肪酸ア
マイド、水添ひまし油からなる群より選ばれる少なくと
も1種を含有させるようにした場合、印刷にじみをさら
に確実に抑制して、高精度の印刷図形(印刷パターン)
を得ることが可能になり、本願発明をより実効あらしめ
ることができる。
性ペーストを、積層セラミック電子部品の内部導体の形
成に用いることにより、所望のパターンを有する内部導
体を備えた、信頼性の高い積層セラミック電子部品を得
ることができる。
本願請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペーストを
焼結させることにより形成されたものであり、印刷にじ
みの少ない印刷図形(印刷パターン)を焼結させるよう
にしているので、形状精度の高い導体膜を得ることがで
きる。
電子部品は、請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペ
ーストを焼結させることにより形成された、形状精度の
高い導体膜を備えているので、所望の特性を実現するこ
とが可能なセラミック電子部品を提供することができ
る。
請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペーストを焼結
させることにより形成された、形状精度の高い導体膜を
積層体の内部に備えているので、所望の特性を実現する
ことが可能な積層型のセラミック電子部品を提供するこ
とができる。
ック電子部品(積層インダクタ)の要部構成を示す分解
図である。
ック電子部品(積層インダクタ)の外観斜視図である。
内部構造を示す分解斜視図、(b)は斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】導電性粉末と、主溶剤がオイゲノールであ
る有機ビヒクルとを含有することを特徴とする導電性ペ
ースト。 - 【請求項2】前記有機ビヒクル中の溶剤の75重量%以
上がオイゲノールであることを特徴とする請求項1記載
の導電性ペースト。 - 【請求項3】前記有機ビヒクルが、添加剤として、脂肪
酸系多価カルボン酸、脂肪酸アマイド、水添ひまし油か
らなる群より選ばれる少なくとも1種を含有することを
特徴とする請求項1又は2記載の導電性ペースト。 - 【請求項4】積層型のセラミック電子部品の内部導体の
形成に用いられるものであることを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載の導電性ペースト。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペ
ーストを焼結させたものであることを特徴とする導体
膜。 - 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ペ
ーストを焼結させることにより形成された導体膜を備え
ていることを特徴とするセラミック電子部品。 - 【請求項7】前記導体膜が積層体の内部に配設された積
層型のセラミック電子部品であることを特徴とする請求
項6記載のセラミック電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340805A JP3969059B2 (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 導電性ペースト、導体膜及びセラミック電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340805A JP3969059B2 (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 導電性ペースト、導体膜及びセラミック電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003141930A true JP2003141930A (ja) | 2003-05-16 |
JP3969059B2 JP3969059B2 (ja) | 2007-08-29 |
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ID=19154950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001340805A Expired - Lifetime JP3969059B2 (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 導電性ペースト、導体膜及びセラミック電子部品 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3969059B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005056674A1 (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-23 | Tdk Corporation | 積層セラミック電子部品のスペーサ層用の誘電体ペースト |
JP2005290153A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | プラズマディスプレイパネルの電極形成用インキおよびそれを用いたプラズマディスプレイパネルの電極基板の製造方法 |
JP2009231702A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Kyoto Elex Kk | ペースト組成物 |
JP2015076601A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 積層型インダクタ及びその製造方法 |
-
2001
- 2001-11-06 JP JP2001340805A patent/JP3969059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
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WO2005056674A1 (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-23 | Tdk Corporation | 積層セラミック電子部品のスペーサ層用の誘電体ペースト |
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JP2015076601A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 積層型インダクタ及びその製造方法 |
US9343228B2 (en) | 2013-10-11 | 2016-05-17 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Laminated inductor and manufacturing method thereof |
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---|---|
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