JP2003141632A - 貸し出し品の管理方法及び管理システム、並びにそれらに用いる貸し出し品の返却装置 - Google Patents

貸し出し品の管理方法及び管理システム、並びにそれらに用いる貸し出し品の返却装置

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JP2003141632A
JP2003141632A JP2001331291A JP2001331291A JP2003141632A JP 2003141632 A JP2003141632 A JP 2003141632A JP 2001331291 A JP2001331291 A JP 2001331291A JP 2001331291 A JP2001331291 A JP 2001331291A JP 2003141632 A JP2003141632 A JP 2003141632A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リネン品等の貸し出し品の紛失の問題を効果
的に解決することができる貸し出し品の管理方法を実現
する。 【解決手段】 貸出・返却フロントで、客を特定する識
別情報に関連付けて貸し出し品の荷札情報を記憶し貸出
登録を行う過程と、電子式識別荷札の接近を検出し、蓋
を自動的に開閉する返却ポイントをロッカールームに設
け、返却ポイントに返却された貸し出し品の荷札情報に
基づいて該貸し出し品の返却登録を行う過程と、チェッ
クアウトする際に、客が貸し出し品を返却する場合、該
貸し出し品の荷札情報に基づいて返却登録を行う過程
と、チェックアウトする際に、記憶済みの識別情報に係
る荷札情報と、各返却登録内容とに基づいて客に貸し出
した品物が全て返却済みであるか否かを判断し、未返却
の品物がある場合には、その旨を報知する過程とからな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サウナや健康ラン
ドのような温浴施設、あるいはレジャー施設等における
貸し出し品の管理方法及び装置に係り、特に、非接触式
の電子式識別荷札(以下、RFIDタグと称する)を用
いた貸し出し品の管理方法及び管理システム、並びにそ
れらに用いる貸し出し品の返却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康思考、癒し系ブームにも乗
り、温浴施設を伴ったレジャー施設が増えている。こう
いった施設では、バスローブ、施設内ユニフォーム等の
リネン品を客に貸し出し利用してもらっている。しかし
ながら、一部の心無い客によるリネン品の紛失が問題と
なっており、施設側としてはその紛失防止が課題となっ
ているが、現在まで効果的な対策が見つかっていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況におい
て、施設側がリネン品等の貸し出し品の管理をあまり厳
しくすると、一部の客のために通常の客にまで自分が疑
われているような不快感を与え、ひいてはその施設への
好感度に影響を与える虞がある。また、その一方で施設
側に大きな負担がかかる管理方法は好ましくない。
【0004】リネン品が紛失した場合、施設側か、リネ
ン品をレンタルしているリネンサプライヤーがその紛失
分の額を負担しなければならない。特に最近は高級感を
売り物にする施設が人気を集めており、このような施設
では品質のよい高価なリネン品を使用しているところか
ら、リネン品の紛失が多く、その負担額は相当の金額に
なっており、効果的な対策が切望されている。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、リネン品等の貸し出し品の紛
失の問題を効果的に解決することができる貸し出し品の
管理方法及び管理システム、並びにそれらに用いる貸し
出し品の返却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の貸し出し品の管理方法は、固有
の荷札情報を有する非接触式の電子式識別荷札が取り付
けられている貸し出し品の管理方法であって、前記貸し
出し品を客に貸し出す際に、該客を特定する識別情報に
関連付けて前記貸し出し品の荷札情報を記憶し貸出登録
を行う貸出登録過程と、前記電子式識別荷札の接近を検
出し、蓋を自動的に開閉する返却ポイントを少なくとも
1箇所設け、前記返却ポイントに返却された前記貸し出
し品の荷札情報に基づいて該貸し出し品の返却登録を行
う第1の返却登録過程と、客がチェックアウトする際
に、該客が持参して前記貸し出し品を返却する場合、該
貸し出し品の荷札情報に基づいて該貸し出し品の返却登
録を行う第2の返却登録過程と、客がチェックアウトす
る際に、前記貸出登録過程で記憶した該客の識別情報に
係る荷札情報と、前記第1または第2の返却登録過程に
おける返却登録内容とに基づいて該客に貸し出した品物
が全て返却済みであるか否かを判断し、未返却の品物が
ある場合には、その旨を報知する過程とからなることを
特徴としている。
【0007】請求項2に記載の貸し出し品の管理方法
は、請求項1に記載の貸し出し品の管理方法において、
前記客を特定する識別情報は、客の履物を収容する下足
ロッカーのキー番号か、あるいは客の脱衣を収納する脱
衣ロッカーのキー番号であり、前記貸出登録過程におい
て、客から前記下足ロッカーのキーか、あるいは前記脱
衣ロッカーのキーの少なくともいずれか一つのキーを預
り、このキー番号を用いて前記貸出登録を行うことを特
徴とする。
【0008】請求項3に記載の貸し出し品の管理システ
ムは、固有の荷札情報を有する非接触式の電子式識別荷
札が取り付けられている貸し出し品の管理システムであ
って、客を特定する識別情報に関連付けて前記貸し出し
品の荷札情報を記憶する記憶手段と、前記貸し出し品を
客に貸し出す場合、前記記憶手段に該客の識別番号を用
いて該貸し出し品の荷札情報を記憶させる貸し出し管理
手段と、前記電子式識別荷札の接近を検出し、蓋を自動
的に開閉する少なくとも1つの返却装置と、前記返却装
置に設けられ、返却された前記貸し出し品の荷札情報を
送信する送信手段と、客がチェックアウトする際、該客
が持参して返却した前記貸し出し品の荷札情報を読み取
る読み取り手段と、前記記憶手段の記憶内容と、前記送
信手段から送信された荷札情報または前記読み取り手段
で読み取られた荷札情報とに基づいて、前記客に貸し出
した品物が全て返却済みであるか否かを判断する判断手
段と、前記判断手段により、未返却の品物があると判断
された場合には、その旨を報知する警報手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0009】請求項4に記載の貸し出し品の返却装置
は、投入口を備えた収納部と、前記投入口を覆う蓋と、
この蓋の近傍に配設され、非接触式の電子式識別荷札の
荷札情報を読み取る第1の読み取り手段とを備え、前記
第1の読み取り手段が前記荷札情報を読み取った場合
に、前記蓋を所定時間だけ自動的に開けて閉めるととも
に、該読み取った荷札情報を出力することを特徴として
いる。
【0010】請求項5に記載の貸し出し品の返却装置
は、請求項4に記載の貸し出し品の返却装置において、
前記第1の読み取り手段が同一の前記荷札情報を継続し
て一定時間以上読み取った状態である場合には、その旨
の警報を出力することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の貸し出し品の返却装置
は、請求項4または請求項5に記載の貸し出し品の返却
装置において、前記荷札情報を読み取る第2の読み取り
手段を前記収納部内部の所定位置に配設し、前記第2の
読み取り手段が前記荷札情報を継続して一定時間以上読
み取った状態である場合には、その旨の警報を出力する
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態による貸し出し品の管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。この貸し出し品の管理システムは温浴施設
に構築されている。本実施形態においては、貸し出し品
の一例としてリネン品を扱う。図1に示すように、事務
所には、店舗データを記録する各種ファイルを記憶する
記憶装置を備えた店舗データ記憶用のサーバー1と、各
種データの集計や出力を行う店舗データ管理用の管理用
パーソナルコンピュータ(管理用PC)2とを備える。
【0013】リネン品貸出・返却フロントには、リネン
品の貸出登録や返却登録などの貸出・返却処理を行う貸
出・返却用パーソナルコンピュータ(貸出・返却用P
C)3と、この貸出・返却用PC3に接続されたプリン
タ4と、リネン品に取り付けられている非接触式の電子
式識別荷札(RFIDタグ)から荷札情報であるRFI
Dタグ番号(以下、単にタグ番号と称する)を読み取る
タグリーダ(タグ読み取り装置)として機能するアンテ
ナ5と、このアンテナ5が読み取ったタグ番号等を貸出
・返却用PC3に送信するコントローラ6とを備える。
プリンタ4は、客に渡す貸し出し品明細や精算明細を伝
票に印字して発行するためのものである。
【0014】女子用、男子用の各ロッカールームには、
返却された貸し出しリネン品のタグ番号およびタグ番号
読み取りエラー等のエラー状態をサーバー1へ送信する
送信用パーソナルコンピュータ(送信用PC)7と、こ
の送信用PC7に接続されたコントローラ6と、このコ
ントローラ6に接続されたアンテナ5を有する返却ボッ
クス8とを備える。この返却ボックス8は、客が借りて
いる貸し出し品を返却するためのものである。
【0015】温浴施設内には通信ネットワーク(LA
N)9が構築されており、事務所,リネン品貸出・返却
フロント,女子用、男子用の各ロッカールームなどから
それぞれLAN9に接続することができる。上記サーバ
ー1および各PC2,3,7はそれぞれLAN9に接続
し、このLAN9を介して相互にデータ通信することが
可能である。各PC2,3,7はサーバー1のクライア
ントコンピュータであり、それらサーバー1と各PC
2,3,7とからサーバー・クライアントシステムが構
成される。
【0016】なお、送信用PC7,コントローラ6,お
よび返却ボックス8は上記ロッカールーム以外にも設置
可能である。
【0017】図2は、図1に示す返却ボックス8の構成
例を示す図である。図3は、図2に示す返却ボックス8
の平面図である。図2、図3に示す返却ボックス8は、
本体部10と、返却する貸し出し品の投入口に設けられ
た電動で開閉する蓋11と、本体部10の内部に置かれ
た収納容器12とから構成される。蓋11の枠部には、
第1のアンテナ5−1が埋め込まれている。また、収納
容器12の上端の開口部には第2のアンテナ5−2が設
けられている。これら第1,第2のアンテナ5−1,2
はそれぞれタグリーダ(タグ読み取り装置)として機能
する。
【0018】第1のアンテナ5−1は、返却されるリネ
ン品が接近したことを検出するためのものである。図2
に示すように、RFIDタグ14が取り付けられたリネ
ン品13が客によって返却ボックス8へ投入されると、
第1のアンテナ5−1はRFIDタグ14のタグ番号を
読み取り、蓋11が自動的に開く。これにより、投入さ
れたリネン品は収納容器12に収納され、その後、一定
時間経過すると蓋11が自動的に閉じる。返却ボックス
8はこの蓋11を閉じるまでの時間(開時間)を計測す
るためのタイマーを有する。
【0019】第2のアンテナ5−2は、収納容器12の
収容量が満杯状態になったことを検出するためのもので
ある。収納容器12内の返却リネン品が満杯になり、リ
ネン品のRFIDタグ14が第2のアンテナ5−2に接
近すると、第2のアンテナ5−2はタグ番号を読み取
り、この読み取り可能な状態が一定時間以上の間継続す
ると、満杯を知らせるための警報を発する。これによ
り、収納容器12が満杯状態になったことが分かる。
【0020】各アンテナ5−1,2は、図1に示すよう
に、コントローラ6に接続されており、第1のアンテナ
5−1で読み取ったタグ番号や、第2のアンテナ5−2
が発する満杯警報などの信号を、それぞれコントローラ
6に出力する。
【0021】図4は、図1に示すサーバー1に記憶され
る貸出管理ファイルF1の構成例を示す図である。図4
に示すように、貸出管理ファイルF1には、ロッカー番
号(ロッカーNO.)毎に、貸し出し品のタグ番号(タ
グNO.)および貸し出し状態を示すフラグが記録され
る。この例では、フラグ「1」が貸し出し中を示し、フ
ラグ「0」が返却済みを示す。
【0022】図4の例では、ロッカー番号「0543」
の人が、タグ番号「2345」のRFIDタグが付いて
いるリネン品と、タグ番号「3456」のRFIDタグ
が付いているリネン品とを借り、それぞれ現在使用中で
あることを示している。これらリネン品が返却される
と、それぞれのフラグが「1」から「0」へリセットさ
れる。
【0023】図5は、図1に示すサーバー1に記憶され
る貸出品ファイルF2の構成例を示す図である。図5に
示すように、貸出品ファイルF2には、貸し出し品のタ
グ番号毎に、貸し出し品の種別、レンタル金額(料
金)、使用開始日、貸し出し品の原価、貸し出し回数、
現在の状態などが記録される。この例では、状態「0」
が未使用(在庫中)を示し、状態「1」が貸し出し中
(使用中)を示し、状態「2」が返却済み(使用済み)
を示し、状態「3」が洗濯中(洗濯業者に預け中)を示
す。
【0024】なお、貸し出し品には1品毎に固有のタグ
番号が予め付与され、貸し出し品に取り付けられている
RFIDタグには該固有のタグ番号が記録されている。
図5においては、例えば、タグ番号「2345」のRF
IDタグが付いている貸し出し品は、種別が「男性用の
Lサイズのガウン」であり、レンタル料金が「500
円」、使用開始日が「2001年1月1日」、原価が
「5000円」、これまでの貸し出し回数が「20
回」、現在の状態が「未使用であり、在庫中」であるこ
とを示している。
【0025】また、上記貸出品ファイルF2から各種リ
ストを得ることができる。例えば、「未使用(在庫中)
貸し出し品の一覧」や「貸し出し中(使用中)貸し出し
品の一覧」、「返却済み(使用済み)貸し出し品の一
覧」、「洗濯中(洗濯業者に預け中)貸し出し品の一
覧」などを作成可能である。
【0026】次に、上述した貸し出し品の管理システム
において客がリネン品を借り、その後、返却する際の処
理の流れを図6〜図8を参照して説明する。図6〜図8
は、図1に示す貸し出し品の管理システムにおける処理
の概要を説明するためのフローチャートであり、装置
(例えば、サーバー1や各PC2,3,7内のCPU)
が行う処理そのものを示すものではない。
【0027】先ず、図6を参照して、客が施設にチェッ
クインする際にリネン品を貸し出す時の処理を説明す
る。初めに、客は下足をロッカーに入れて施錠後、ロッ
カーキーを抜き、その後、チェックインするためにリネ
ン品貸出・返却フロントに行く。そして、リネン品貸出
・返却フロントで店員にロッカーキーを預けるととも
に、貸出を希望する品物(ガウンやタオル等)を告げ
る。この後、図6の処理を開始する。
【0028】店員は客からロッカーキーを受け取り、貸
出・返却用PC3にロッカーキーのキー番号を入力する
(ステップSP10、SP11)。このキー番号の入力
は、貸出・返却用PC3のキーボードにより行うもので
あってもよく、あるいは、バーコードを利用するもので
あっても、あるいは、RFIDタグを利用して行うもの
であってもよい。
【0029】次いで、店員は客が貸出を希望している品
物を収納棚より取りだし、この品物に取り付けられてい
るRFIDタグのタグ番号をアンテナ(タグリーダ)5
で読み取らせる(ステップSP12)。ここで、コント
ローラ6は、アンテナ5で読み取られたタグ番号を貸出
・返却用PC3に送信する。このタグ番号を受け取る
と、貸出・返却用PC3は、サーバー1の貸出管理ファ
イルF1(図4参照)に、上記ステップSP11で入力
されたキー番号に対応付けて、受け取ったタグ番号を登
録する(ステップSP13)。この貸出登録により、図
4に示すように、例えばキー番号「0543」に対応し
てタグ番号「2345」が貸出管理ファイルF1に記録
され、該当フラグが「1(貸し出し中)」にセットされ
る。
【0030】また、貸出・返却用PC3は、サーバー1
の貸出品ファイルF2(図5参照)の内容を更新する。
この更新時には、貸出登録を行った貸し出し品のタグ番
号の貸し出し回数を1増加し、状態を「1(貸し出し
中)」に変更する。
【0031】次いで、店員は客に貸出登録済みの貸し出
し品をキー番号控えとともに渡す(ステップSP1
4)。このキー番号控えは、プリンタ4により印字して
発行され、客がチェックアウトする際に必要となる。以
上で、貸し出しおよび貸出登録の処理が終了する。
【0032】次に、図7を参照して、客が貸し出し品を
返却ボックス8に返却する時の処理を説明する。先ず、
図2に示す返却ボックス8において、第1のアンテナ
(タグリーダ)5−1は、RFIDタグの接近によりR
FIDタグのタグ番号を読み取り可能か否かを監視す
る。ここで、図2に示すように、客が貸し出し品(リネ
ン品13)を返却ボックス8に投入すると、第1のアン
テナ5−1はRFIDタグ14からタグ番号を読み取
り、ステップSP21へ移行する(ステップSP2
0)。
【0033】次いで、蓋11が既に開いた状態であるか
否かをチェックし、開いていない場合には蓋11を開け
る。一方、前の客の返却により既に蓋11が開いている
状態での返却の場合には、そのままステップSP23へ
移行する(ステップSP21、SP22)。
【0034】次いで、返却ボックス8に接続されている
コントローラ6は、上記ステップSP20で第1のアン
テナ5−1が読み取ったタグ番号を送信用PC7へ出力
する。送信用PC7はコントローラ6からタグ番号を受
け取ると、該タグ番号をサーバー1へ送信する。サーバ
ー1は、送信用PC7からタグ番号を受け取ると、該タ
グ番号に対応付けられている貸出管理ファイルF1のフ
ラグおよび貸出品ファイルF2の状態を更新(返却登
録)する(ステップSP23)。具体的には、貸出管理
ファイルF1のフラグを「1(貸し出し中)」から「0
(返却済み)」に変更する。また、貸出品ファイルF2
の状態を「1(貸し出し中)」から「2(返却済み)」
に変更する。
【0035】次いで、返却ボックス8において、タイマ
ーをスタートさせる(ステップSP24)。このタイマ
ーには蓋11の開時間を規定するためのタイマー値が予
め設定されている。次いで、タイマーがタイムアウトす
ると、蓋11を閉じる(ステップSP25、SP2
6)。
【0036】なお、返却ボックス8において、第1のア
ンテナ5−1は、同一のタグ番号を継続して一定時間以
上読み取った状態であることの検出も行う。この検出時
にはその旨を報知するための警報(異常警報)信号を出
力する。また、第2のアンテナ5−2は、収納容器12
の上端の開口部に配設されており、ここで、タグ番号を
継続して一定時間以上読み取った状態であることの検出
を行う。この検出時にはその旨を報知するための警報
(満杯警報)信号を出力する。
【0037】これら警報信号は各アンテナ5−1,2か
らコントローラ6を介して送信用PC7に出力され、さ
らに、送信用PC7から管理用PCサーバー1へ通知さ
れる。これにより、従業員は、異常警報により、返却さ
れた貸し出し品が投入口等に引っ掛かるなどし、返却品
のタグ番号読み取りに不具合が生じていることを遠隔で
発見することができる。また、満杯警報により、収納さ
れた返却品を回収しなくてはならないことを、遠隔で発
見することができる。この結果、異常の発見や収納容器
12が満杯になっていないかを確かめるために、従業員
が施設内全ての返却ボックス8を頻繁に見まわる必要が
なくなるので、能率的な保守を行うことができる。
【0038】次に、図8を参照して、客が施設をチェッ
クアウトする際の処理を説明する。初めに、チェックア
ウトする客は、チェックイン時に渡されたキー番号控え
を持って、リネン品貸出・返却フロントに行く。この
際、借りた品物を返却ボックス8に返却していない場合
にはその貸し出し品も持参する。リネン品貸出・返却フ
ロントにおいて、店員はチェックアウトする客からキー
番号控えを受け取る(ステップSP30)。
【0039】次いで、店員は、客が未返却の貸し出し品
を持参している場合(ステップSP31の判断結果が
「YES」の場合)には、その貸し出し品も受け取り、
この貸し出し品についているRFIDタグのタグ番号を
アンテナ5を用いて読み取らせる(ステップSP3
2)。この読み取られたタグ番号はコントローラ6を介
して貸出・返却用PC3に送信される。貸出・返却用P
C3はコントローラ6からタグ番号を受け取ると、該タ
グ番号をサーバー1へ送信する。サーバー1は、貸出・
返却用PC3からタグ番号を受け取ると、該タグ番号に
対応付けられている貸出管理ファイルF1のフラグおよ
び貸出品ファイルF2の状態を更新(返却登録)する
(ステップSP33)。具体的には、貸出管理ファイル
F1のフラグを「1(貸し出し中)」から「0(返却済
み)」に変更する。また、貸出品ファイルF2の状態を
「1(貸し出し中)」から「2(返却済み)」に変更す
る。一方、未返却の貸し出し品がない場合(ステップS
P31の判断結果が「NO」の場合)にはステップSP
34へ移行する。
【0040】次いで、店員は客から受け取ったキー番号
控えのキー番号を貸出・返却用PC3に入力する(ステ
ップSP34)。次いで、貸出・返却用PC3は、入力
されたキー番号についての全貸出管理データ(タグ番
号、フラグ)をサーバー1の貸出管理ファイルF1から
読み出す(ステップSP35)。この読み出した貸出管
理データのフラグに基づいて、貸出・返却用PC3は未
返却品があるか否かを判断する(ステップSP36)。
具体的には、フラグ「1」の貸し出し品があった場合
に、当該貸し出し品を未返却品と判断する。
【0041】次いで、未返却品がある場合(ステップS
P36の判断結果が「YES」の場合)には、貸出・返
却用PC3は、サーバー1の貸出品ファイルF2から、
未返却の貸し出し品のタグ番号についての貸出品データ
(少なくとも種別データ)を読み出して、タグ番号とと
もに表示する(ステップSP37)。例えば、「『タグ
NO.3456 タオル 大サイズ』が返却されていま
せん」等を表示する。店員はこの表示に基づいて未返却
品がある場合の対応を定められている通りに行う。
【0042】一方、未返却品がない場合(ステップSP
36の判断結果が「NO」の場合)には、貸出・返却用
PC3はその旨を表示する(ステップSP38)。例え
ば、「貸し出し品はすべて返却済みです」等を表示す
る。
【0043】次いで、貸出・返却用PC3は、上記ステ
ップSP35で読み出した貸出管理データの全タグ番号
について、それぞれの貸出品データ(少なくとも種別デ
ータと料金データ)を、サーバー1の貸出品ファイルF
2から読み出す。この読み出した料金データと上記ステ
ップSP35で読み出した貸出管理データとに基づいて
貸し出し品の合計料金を算出し、店員がこの算出された
代金を受領して貸出・返却用PC3で精算処理を行う。
この精算処理終了後、貸出・返却用PC3は、プリンタ
4により、精算明細を伝票に印字して発行する。また、
貸出・返却用PC3は、精算処理が終了すると、サーバ
ー1の貸出管理ファイルF1の当該キー番号に関するデ
ータを消去する(ステップSP39)。
【0044】次いで、店員は、チェックイン時に受け取
って保管しているロッカーキーと、精算明細が印字され
た伝票(レシート)を客に渡して、チェックアウトの処
理を終了する(ステップSP40)。
【0045】上述した実施形態によれば、貸し出し品に
取り付けられているRFIDタグに基づいて、貸し出し
品の返却管理を行うようにしたので、未返却品の発見を
確実に行うことができる。
【0046】さらに、RFIDタグを用いているので、
店員の貸出登録操作が簡単であり、且つ客に負担や不快
感を与える虞がないという効果が得られる。
【0047】また、下足ロッカーキーのキー番号を客の
識別データに利用するので、客の識別データを別途付与
する手間が省けるという効果が得られる。
【0048】また、下足ロッカーキーをチェックイン時
に客から預かって保管するので、客の履物(下足)を貸
出担保代わりとすることが可能となり、客がチェックア
ウトせずに帰ることを防止し、貸し出し品の紛失を未然
に防ぐことができる。
【0049】また、客がロッカールーム等に配置されて
いる無人化された返却ボックスに、借りている貸し出し
品を返却した場合でも、貸し出し品が返却されたことを
検出することができるので、施設側としては返却担当者
が不要となり、手間がかからないという効果が得られ
る。また、客側としても、貸し出し品の使用が終了した
時点で返却することができるので、わざわざフロントま
で返却品を持参する必要がなくなる。
【0050】なお、送信用PC7,コントローラ6,お
よび返却ボックス8を、客の利便性を考慮して複数設置
しておけば、客は無用となった貸し出し品を適宜返却す
ることができるので、客の施設への好感度が向上するこ
とを期待できる。
【0051】また、上述した実施形態の返却ボックスに
よれば、貸し出し品の投入口の蓋が自動的に開閉される
ので、手が汚れず衛生的であり、且つ手間が省け面倒く
さくないという効果が得られる。
【0052】さらに、返却ボックスの蓋は客が手動で開
閉することができない構造のため、一旦返却された品物
を取り出して持ち去られることを防止することができ
る。
【0053】また、貸し出し品のRFIDタグのタグ番
号が読み取れない場合には蓋が開動しないので、タグ番
号が読み取られないまま貸し出し品を収納容器に収めて
しまい、未返却として処理してしまうことを防止するこ
とができる。この結果、返却品のRFIDタグ番号の読
み取りが確実に行えるようになり、客との間で起こるト
ラブルを未然に防ぐことができるという効果が得られ
る。
【0054】また、貸し出し品が蓋に引っ掛かり、下に
落ちない場合には、第1のアンテナ(タグ読み取り装
置)5−1が同一のタグ番号を継続して所定時間以上読
み取った状態となり、その旨の検出信号(異常警報信
号)が出力されるので、従業員が直ぐにその異常を知る
ことができる。
【0055】また、返却ボックスの収納容器が貸し出し
品で満杯となった場合、第2のアンテナ(タグ読み取り
装置)5−2がタグ番号を継続して所定時間以上読み取
った状態となり、その旨の検出信号(満杯警報信号)が
出力されるので、従業員が直ぐに収納容器の満杯を知る
ことができる。
【0056】また、上述した実施形態によれば、貸し出
し品の1品毎に固有のタグ番号が付与されているので、
貸し出し品の管理を確実に行うことができる。例えば、
在庫(未使用品)データの出力や、貸し出し品の貸出実
績データの出力を行うことが可能であり、どのような品
物がどの程度、貸し出されているかを把握することがで
きる。
【0057】なお、上述した実施形態においては、LA
N(通信ネットワーク)を用いて貸し出し品の管理シス
テムを構成したが、データ伝送手段はこれに限定される
ものではない。例えば、リネン品貸出・返却フロントに
データ取得用のパーソナルコンピュータを配置し、この
パーソナルコンピュータに、有線または無線で各返却ボ
ックスから読み取ったタグ番号を直接送信するようにし
てもよい。
【0058】また、上述した実施形態においては、客を
識別する番号として下足ロッカーのキー番号を用いるよ
うにしたが、これに限定されるものではない。例えば、
客の脱衣を収納する脱衣ロッカーのキー番号を用いた
り、あるいは客に識別カードを渡し、この識別カードの
番号を客の識別番号としてもよい。この場合、客はその
識別カードを用いて施設内の有料設備を使用したり、飲
食を行ったりし、後で、リネン品貸出・返却フロントに
おいて貸し出し品の代金とともに精算するようにしても
よい。
【0059】また、客がチェックアウト時に持参した貸
し出し品を店員が受け取り返却するようにしたが、返却
ボックスをチェックアウト用フロントの近傍に設け、チ
ェックアウトする客が自分で返却するようにしてもよ
い。
【0060】なお、返却ボックスの具体的な構成につい
ては、上述した実施形態による構成に限定されるもので
はない。例えば、投入口の蓋の開動はスライド構造によ
るものであってもよい。また、開口部から投入された返
却品を自然落下により収納容器に収めるのではなく、収
納容器まで動力により自動搬送するように構成してもよ
い。
【0061】例えば、図9に示す返却ボックス20よう
に、投入口21に投入されたリネン品13のRFIDタ
グ14のタグ番号をアンテナ5が読み取り、蓋11を開
動し、この開口部を通ってコンベア22上に落下したリ
ネン品13を該コンベア22が収納容器12へと搬送す
るようにする。また、収納容器12は開閉可能な取出口
23から搬出することができる。
【0062】なお、上述した実施形態においては、客の
チェックイン時に貸し出し品を貸し出すようにしたが、
リネン品貸出・返却フロントにおいて客が自分の識別番
号を確認可能なもの(キー番号控えや識別カード)を提
示すれば、随時貸し出し可能としてもよい。
【0063】また、温浴施設のリネン品を貸し出し品と
して扱うようにしたが、リネン品に限らず、客が来店時
等に品物を借り、帰る時までに返却する場合であれば、
品物の種類に限定されることなく貸し出し品として実施
可能である。
【0064】なお、上述した実施形態においては、貸し
出し品を個別料金で貸し出す場合に適用したが、施設利
用料金中にレンタル料金が含まれ、貸し出し品自体の料
金を個々に取らない場合にも、同様に適用することがで
きる。
【0065】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、3に記
載の発明によれば、返却ポイント(返却装置)が受け付
けと離れた位置にあり、且つ無人化されていても、客に
貸し出した品物が本当に返却済みであるかをチェックア
ウト時に自動的にチェックすることができる。
【0067】さらに、非接触式の電子式識別荷札(RF
IDタグ)を利用しているので、貸し出し時の荷札情報
(タグ番号)登録および返却時の荷札情報登録がRFI
Dタグリーダ(読み取り装置)を用いて自動的に行わ
れ、店員の処理操作が簡単になる。
【0068】また、請求項1、3、4に記載の発明によ
れば、非接触式の電子式識別荷札を利用して返却ポイン
ト(返却装置)の蓋を自動開閉するので、返却操作が簡
単であり、且つ、荷札情報を読み取れないと蓋が開かな
いことから返却品の荷札情報を確実に読み取ることがで
きる。また、蓋を手で開ける必要がないので衛生的であ
るとともに、蓋を手では開放することができない構成に
することで、返却済みの品物が盗まれることを防止可能
である。このように、リネン品等の貸し出し品の紛失の
問題を効果的に解決することが可能となる。
【0069】また、請求項2に記載の発明によれば、客
を特定する識別情報を簡単且つ確実に付与することがで
きる。また、キーを預かることにより、客の履物または
脱衣を貸し出し品の担保とすることができる。
【0070】また、請求項5に記載の発明によれば、返
却品が投入口等に引っ掛かり収納部内部に正常に収納さ
れない場合等の異常状態を自動的に検出し、異常を報知
する警報を出力する。したがって、従業員が常時返却装
置の近辺についていなくとも、異常が生じた場合には直
ぐに発見することができる。
【0071】また、請求項6に記載の発明によれば、収
納部に返却品が所定量以上収納された場合、つまり収納
部が満杯になった場合に、これを自動的に検出し、満杯
を報知する警報を出力する。したがって、収納部が満杯
となり、収納された返却品を回収しなければならない場
合には、その旨報知されるので、従業員が常時返却装置
の近辺についていなくとも直ぐに対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による貸し出し品の管理
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す返却ボックス8の構成例を示す図
である。
【図3】 図2に示す返却ボックス8の平面図である。
【図4】 図1に示すサーバー1に記憶される貸出管理
ファイルF1の構成例を示す図である。
【図5】 図1に示すサーバー1に記憶される貸出品フ
ァイルF2の構成例を示す図である。
【図6】 図1に示す貸し出し品の管理システムにおけ
る処理の概要を説明するための第1のフローチャートで
ある。
【図7】 図1に示す貸し出し品の管理システムにおけ
る処理の概要を説明するための第2のフローチャートで
ある。
【図8】 図1に示す貸し出し品の管理システムにおけ
る処理の概要を説明するための第3のフローチャートで
ある。
【図9】 本発明による返却ボックスの他の構成例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…サーバー、2…管理用PC、3…貸出・返却用P
C、4…プリンタ、5(,5−1,5−2)…アンテナ
(タグリーダ)、6…コントローラ、7…送信用PC、
8(,20)…返却ボックス、10…本体部、11…
蓋、12…収納容器、13…リネン品(貸し出し品)、
14…RFIDタグ、21…投入口、22…コンベア、
23…取出口、F1…貸出管理ファイル、F2…貸出品
ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 G06K 17/00 G06K 17/00 F L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の荷札情報を有する非接触式の電子
    式識別荷札が取り付けられている貸し出し品の管理方法
    であって、 前記貸し出し品を客に貸し出す際に、該客を特定する識
    別情報に関連付けて前記貸し出し品の荷札情報を記憶し
    貸出登録を行う貸出登録過程と、 前記電子式識別荷札の接近を検出し、蓋を自動的に開閉
    する返却ポイントを少なくとも1箇所設け、前記返却ポ
    イントに返却された前記貸し出し品の荷札情報に基づい
    て該貸し出し品の返却登録を行う第1の返却登録過程
    と、 客がチェックアウトする際に、該客が持参して前記貸し
    出し品を返却する場合、該貸し出し品の荷札情報に基づ
    いて該貸し出し品の返却登録を行う第2の返却登録過程
    と、 客がチェックアウトする際に、前記貸出登録過程で記憶
    した該客の識別情報に係る荷札情報と、前記第1または
    第2の返却登録過程における返却登録内容とに基づいて
    該客に貸し出した品物が全て返却済みであるか否かを判
    断し、未返却の品物がある場合には、その旨を報知する
    過程と、 からなることを特徴とする貸し出し品の管理方法。
  2. 【請求項2】 前記客を特定する識別情報は、 客の履物を収容する下足ロッカーのキー番号か、あるい
    は客の脱衣を収納する脱衣ロッカーのキー番号であり、 前記貸出登録過程において、 客から前記下足ロッカーのキーか、あるいは前記脱衣ロ
    ッカーのキーの少なくともいずれか一つのキーを預り、
    このキー番号を用いて前記貸出登録を行うことを特徴と
    する請求項1に記載の貸し出し品の管理方法。
  3. 【請求項3】 固有の荷札情報を有する非接触式の電子
    式識別荷札が取り付けられている貸し出し品の管理シス
    テムであって、 客を特定する識別情報に関連付けて前記貸し出し品の荷
    札情報を記憶する記憶手段と、 前記貸し出し品を客に貸し出す場合、前記記憶手段に該
    客の識別番号を用いて該貸し出し品の荷札情報を記憶さ
    せる貸し出し管理手段と、 前記電子式識別荷札の接近を検出し、蓋を自動的に開閉
    する少なくとも1つの返却装置と、 前記返却装置に設けられ、返却された前記貸し出し品の
    荷札情報を送信する送信手段と、 客がチェックアウトする際、該客が持参して返却した前
    記貸し出し品の荷札情報を読み取る読み取り手段と、 前記記憶手段の記憶内容と、前記送信手段から送信され
    た荷札情報または前記読み取り手段で読み取られた荷札
    情報とに基づいて、前記客に貸し出した品物が全て返却
    済みであるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により、未返却の品物があると判断された
    場合には、その旨を報知する警報手段と、 を備えたことを特徴とする貸し出し品の管理システム。
  4. 【請求項4】 投入口を備えた収納部と、 前記投入口を覆う蓋と、 この蓋の近傍に配設され、非接触式の電子式識別荷札の
    荷札情報を読み取る第1の読み取り手段とを備え、 前記第1の読み取り手段が前記荷札情報を読み取った場
    合に、前記蓋を所定時間だけ自動的に開けて閉めるとと
    もに、該読み取った荷札情報を出力することを特徴とす
    る貸し出し品の返却装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の読み取り手段が同一の前記荷
    札情報を継続して一定時間以上読み取った状態である場
    合には、その旨の警報を出力することを特徴とする請求
    項4に記載の貸し出し品の返却装置。
  6. 【請求項6】 前記荷札情報を読み取る第2の読み取り
    手段を前記収納部内部の所定位置に配設し、 前記第2の読み取り手段が前記荷札情報を継続して一定
    時間以上読み取った状態である場合には、その旨の警報
    を出力することを特徴とする請求項4または請求項5に
    記載の貸し出し品の返却装置。
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