JP6387558B1 - 貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法 - Google Patents

貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6387558B1
JP6387558B1 JP2017140761A JP2017140761A JP6387558B1 JP 6387558 B1 JP6387558 B1 JP 6387558B1 JP 2017140761 A JP2017140761 A JP 2017140761A JP 2017140761 A JP2017140761 A JP 2017140761A JP 6387558 B1 JP6387558 B1 JP 6387558B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
uniform
card
type
loan
loaned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017140761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019021177A (ja
Inventor
水本 哲平
哲平 水本
達郎 小沢
達郎 小沢
Original Assignee
株式会社マーケテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マーケテック filed Critical 株式会社マーケテック
Priority to JP2017140761A priority Critical patent/JP6387558B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6387558B1 publication Critical patent/JP6387558B1/ja
Publication of JP2019021177A publication Critical patent/JP2019021177A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】制服等の貸与品の適切な在庫管理を可能とする。【解決手段】第一のリーダー10aを用いて、貸与品13の無線通信タグの貸与品IDと、貸与品種カード14の無線通信タグの貸与品種IDとを読取する。読取された貸与品IDに種類IDを関連付けてデータベースに記憶させる。第二のリーダー11aを用いて、貸与品13の無線通信タグの貸与品IDと、被貸与者の被貸与者カードの無線通信タグの被貸与者IDとを読取する。読取された被貸与者IDを、当該被貸与者IDと読取された貸与品IDに対応するデータベースの貸与品IDに関連付けて記憶させる。貸与品管理部206は、データベースの貸与品種IDに属する貸与品IDの数と、当該貸与品種IDに属する貸与品IDに関連付けられた被貸与者IDの数と、に基づいて、前記貸与品種IDに属する貸与品IDの貸与品の在庫数を算出する。【選択図】図2

Description

本発明は、貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法に関する。
従来より、制服等の貸与品に関係する技術が存在する。例えば、特開2001−278412号公報(特許文献1)には、貸与品貸し出しシステムが開示されている。このシステムでは、衣類や服飾品などの貸与品に設けられ、当該貸与品に関連する情報が記録されたIDタグと、客先の要求に応じて倉庫から出庫される貸与品のIDタグに記録された情報を読み取る情報取得手段とを備える。そして、このシステムは、情報取得手段が取得した情報に基づき、倉庫から出庫する貸与品が客先の要求に適合するか否かを判断する判断手段を備える。これにより、客先の要求に正確に対処できるとしている。
又、特開2012−203890号公報(特許文献2)には、コンピュータによって実行される貸与管理方法が開示されている。この貸与管理方法では、貸与品の貸与状況の確認をするためにサーバから借用者端末に確認要求を通知し、借用者端末から確認要求に対する応答を受信する。この応答に含まれる応答時間、貸与品の確認日時(撮影日時)、貸与品の所在(位置)を取得し、応答の内容を解析して、現在の貸与品を紛失する危険度を求め、過去の貸与品の紛失状況から、借用者端末に確認要求の送信間隔を通知する。これにより、借用者に貸与品の貸与状況を確認させて注意を喚起させ、貸与品の紛失を抑止するとしている。
又、特開2005−352981号公報(特許文献3)には、店舗や施設等に設置されたゲートに情報読み取り手段を備える身分照合システムが開示されている。このシステムでは、制服に付随した制服付随情報記憶手段の記憶内容と身分証明書に付随した身分証明書付随情報記憶手段の記憶内容とを情報読み取り手段で読み取り、情報確認手段は、読み取った情報を記憶装置内のデータベースを参照して身分照合確認を行う。確認結果が不正であった場合は、アラーム出力手段が警告を出力する。これにより、スーパーマーケットや百貨店、警察、消防署、レストラン等の制服を盗難等の手段で不正に入手し使用した者がいたとしても、その者の店舗や施設等への不正侵入を防止することが出来るとしている。
又、特開2008−3761号公報(特許文献4)には、制服に取り付けられたICタグを読み出すICタグリーダと、当該ICタグリーダが読み取ったICタグの情報により制服の状態を管理する管理装置とを有する制服管理システムが開示されている。このシステムでは、管理装置は、従業員のロッカーに備えられたICタグリーダにより、制服に取り付けられたICタグを読み取った結果、得られる制服有無の状態、出勤表示ボードにより管理される社員の出勤有無の状態、予め登録されている社員のスケジュールの状態などから、制服の着脱と勤務状態とを関連付けて判断する。これにより、管理装置は、異常を検出し、アラートをディスプレイ装置に表示したり、警告音を出力したりする等の通知を行い、制服の盗難や紛失などの異常状態を検出するとしている。
特開2001−278412号公報 特開2012−203890号公報 特開2005−352981号公報 特開2008−3761号公報
ところで、現在、制服等の貸与品についての発注、納品、在庫管理の仕組みは、下記のようになされている。図14に示すように、先ず、組織の制服調達者は、組織の職場毎に制服の貸与を受ける被貸与者(又は着用者)の貸与品種(種類)(服種、サイズ等)と数量を集計し、全制服についての種類と数量を示す書類と、被貸与者を示す名簿とを制服製造者に知らせる。書類と名簿を受け取った制服製造者は、書類を用いて種類毎に制服を製造し、制服の納品時に、名簿を用いて製造した制服を職場単位(係レベル)に分けてケースに収納し、そのケースを職場毎に発送する。
制服製造者は、ケース毎に、その職場が必要とする制服の種類を送付内容として収納する。ケース毎に送付内容を変更する作業は、ピッキングと呼ばれ、主に、上述の名簿に基づいて行われる。又、制服製造者は、製造した制服のうち、職場に発送しない残りの制服を在庫分として制服調達者に発送する。
職場にケースが到着すると、職場の制服配布者がケースから制服を取り出し、被貸与者毎に被貸与者の身分証(職員証、社員証等)を確認しながら、配布予定の被貸与者に、被貸与者に合った種類の制服を配布・貸与する。被貸与者は、自分に合った種類の制服を着用する。
そして、被貸与者が組織を退職する等して、制服が不要となった場合、被貸与者が職場の制服配布者に制服を返却し、制服配布者は、制服の貸与と返却を管理する。又、制服を交換するタイミングで、制服調達者は、職場毎の制服配布者から、発注が必要な制服の種類と数量を聞いて集計する。
ここで、現在の制服の在庫管理では、制服の識別情報、種類、被貸与者の識別情報等のデータの入力が煩雑であるため、システム化が殆ど行われておらず、帳簿等の紙媒体をベースに、人手による制服の在庫管理がなされている。
しかしながら、人手による制服の在庫管理は、組織が大きくなる程、制服の識別情報、種類、被貸与者の識別情報が増加するため、正確に制服の在庫管理することが困難になる。特に、制服の在庫を確実に捕えることが出来ないと、在庫の制服減少に伴う発注時期を見逃す可能性があり、制服製造に所定の期間を要することから、制服交換がタイムリーに出来ない事態も発生し得る。これを避ける目的で制服の過剰発注も考えられるが、この場合、無駄な制服の在庫が増加するという欠点がある。
一方、他の観点で、現在の制服の在庫管理についてのシステム化は進んでいるものの、システム化された一例として、例えば、制服IDを有するバーコードを制服に埋め込むことで、このバーコードを利用したシステムが制服レンタル業で使用されている。しかしながら、このシステムでは、種類や被貸与者の識別情報を加味していない。
他のシステムとして、UHF(Ultra High Frequency、極超短波)帯のRFID(Radio Frequency Identifier)を制服に装着し、制服の在庫管理を行うシステムが提案されている。このシステムでは、RFIDを利用して、段ボールに収納された制服の総数を一括して読取することが出来る等の特徴を有する。しかしながら、UHF帯のRFIDを使用することで、制服の在庫管理の目的で段ボール箱を開封せずに中身の制服を計数することが出来るが、段ボール箱への制服の入れ方等により必ずしも正しい計数値が得られない場合がある。更に、制服を配布する際に、制服の制服IDを読み取って、配布数を計数する方法もあるが、UHF帯の通信距離が長いため、読み取る場所の周辺に存在する他の制服の制服IDも一括で同時に読み取ってしまい、ここでも、正確な計数値が得られない状況が発生する。
又、セキュリティ対策として不正目的で制服が流用することを防止するために、制服の識別情報と被貸与者の識別情報とを紐付ける必要があるが、被貸与者の識別情報は、通常、身分証のうち、13.56MHzのRFIDに内蔵していることが多い。そのため、制服のUHF帯のRFIDにおける制服の識別情報と、身分証の13.56MHzのRFIDにおける被貸与者の識別情報とを紐付ける場合、2種類のRFIDのそれぞれに対応する2種類のリーダーが必要となり、コストが掛かるという課題が生じる。
一方、リーダーを使用せずに制服の識別情報と被貸与者の識別情報とを紐付ける場合、人手によるキーボード入力が必要となり、識別情報の入力の手間及び入力ミスが懸念される。
上述のような課題は、組織が制服のみならず他の貸与品を被貸与者に貸与する場合についても同様に生じ得る。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、手軽な作業で制服等の貸与品の適切な在庫管理と、セキュリティ対策としての組織外への流出防止を確実にすることが可能な貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る貸与品所在管理システムは、第一のID読取部と、第一の関連付け部と、第二のID読取部と、第二の関連付け部と、貸与品管理部と、を備える。第一のID読取部は、第一のリーダーを用いて、貸与品の無線通信タグの貸与品IDと、当該貸与品の貸与品種を識別する貸与品種カードの無線通信タグの貸与品種IDとを読取する。第一の関連付け部は、前記読取された貸与品IDに貸与品種IDを関連付けてデータベースに記憶させる。第二のID読取部は、第二のリーダーを用いて、前記貸与品の無線通信タグの貸与品IDと、当該貸与品の被貸与者を識別する被貸与者カードの無線通信タグの被貸与者IDとを読取する。第二の関連付け部は、前記読取された被貸与者IDを、当該被貸与者IDと読取された貸与品IDに対応する前記データベースの貸与品IDに関連付けて記憶させる。貸与品管理部は、前記データベースの貸与品種IDに属する貸与品IDの数と、当該貸与品種IDに属する貸与品IDに関連付けられた被貸与者IDの数と、に基づいて、前記貸与品種IDに属する貸与品IDの貸与品の在庫数を算出する。前記貸与品は、制服であり、前記貸与品種カードは、服種カードとサイズカードとに分割される。前記服種カードは、長方形状の本服種カードの上方半分に、服種記載部分を有し、当該本服種カードの下方半分に、透明部分を有し、前記服種記載部分の下方に、当該服種記載部分の服種に対応する服種IDを記憶した無線通信タグを内蔵し、複数の服種に対応して複数設けられる。前記サイズカードは、長方形状の本サイズカードの下方半分に、サイズ記載部分を有し、当該本サイズカードの上方半分に、透明部分を有し、前記サイズ記載部分の上方に、当該サイズ記載部分のサイズに対応するサイズIDを記憶した無線通信タグを内蔵し、複数のサイズに対応して複数設けられる。前記複数の服種カードと前記複数のサイズカードのうち、特定の制服の貸与品種に対応する特定の服種カードと特定のサイズカードとを相互に重ね合せることで、前記特定の服種カードの透明部分に前記特定のサイズカードのサイズ記載部分が現れるとともに、前記特定のサイズカードの透明部分に前記特定の服種カードの服種記載部分が現れ、前記特定の服種記載部分の無線通信タグの服種IDと前記特定のサイズ記載部分の無線通信タグのサイズIDとを前記特定の制服の貸与品種の貸与品種IDとして一括読取可能な状態にする。
又、第一のID読取部は、貸与品製造場所における第一のリーダーを用いて、貸与品の無線通信タグの貸与品IDと、当該貸与品の貸与品種を識別する貸与品種カードの無線通信タグの貸与品種IDとを読取する。第二のID読取部は、貸与品配布場所における第二のリーダーを用いて、前記貸与品の無線通信タグの貸与品IDと、当該貸与品の被貸与者を識別する被貸与者カードの無線通信タグの被貸与者IDとを読取する。貸与品管理部は、前記データベースのうち、特定の貸与品種IDに属する貸与品IDの数を、当該特定の貸与品種IDの貸与品の納入数として算出し、前記特定の貸与品種IDに属する貸与品IDのうち、被貸与者IDが関連付けられた貸与品IDの数を、当該特定の貸与品種IDの貸与品の貸与数として算出し、前記納入数から前記貸与数を減算した減算値を、前記特定の貸与品種IDの貸与品の在庫数を算出する。
本発明に係る貸与品所在管理方法は、コンピュータが実行する貸与品所在管理方法であって、上述と同様に、第一のID読取ステップと、第一の関連付けステップと、第二のID読取ステップと、第二の関連付けステップと、貸与品管理ステップと、を備える。
本発明によれば、手軽な作業で制服等の貸与品の適切な在庫管理と、セキュリティ対策としての組織外への流出防止を確実にすることが可能となる。
本発明の実施形態に係る制服所在管理システムの構成の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る制服所在管理システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る制服所在管理方法の第一の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制服所在管理方法の第二及び第三の実行手順を示すためのフローチャートである。 制服IDと種類IDとの読取と関連付けの一例を示す図(図5A)と、関連付けテーブルの一例を示す図(図5B)と、である。 制服IDと被貸与者IDとの読取の一例を示す図(図6A)と、関連付けテーブルにおける制服IDと被貸与者IDとの関連付けの一例を示す図(図6B)と、である。 制服IDのみの読取の一例を示す図(図7A)と、関連付けテーブルにおける返却情報の関連付けの一例を示す図(図7B)と、である。 種類カードを構成する服種カードとサイズカードの第一の例を示す図(図8A)と、種類カードを構成する服種カードとサイズカードの第二の例を示す図(図8B)と、である。 発注書テーブルと種類テーブルとピッキングリストテーブルとの一例を示す図である。 関連付けテーブルと納品書テーブルと、被貸与者IDと状況と貸与年月日とが関連付けられた関連付けテーブルとの一例を示す図である。 在庫テーブルと返却テーブルと、更新された状況と返却年月日とが関連付けられた関連付けテーブルとの一例を示す図である。 貸与数と返却数が更新された在庫テーブルと制服服種テーブルとの一例を示す図である。 制服貸与に伴い他の貸与品が貸与される場合の一例を示す図(図13A)と、複数の貸与品のそれぞれに対して無線通信タグと種類カードが用意された場合の一例を示す図(図13B)と、である。 従来の制服の発注、納品、在庫管理の仕組みの一例を示す概略図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
先ず、本発明の実施形態では、貸与品所在管理システムの一例として、制服を貸与品にした場合の制服所在管理システム1の構成を説明する。制服所在管理システム1は、図1に示すように、制服製造者側における第一の端末装置10と、制服配布者側における第二の端末装置11と、第一の端末装置10と第二の端末装置11とが通信可能に接続されるネットワーク上のサーバ12と、を備えている。
第一の端末装置10には、第一のリーダー10aが通信可能に接続され、第一のリーダー10aは、制服13に内蔵された無線通信タグ(RFID)と、制服13の種類を識別する種類カード14に内蔵された無線通信タグ(RFID)とを非接触の無線通信で読み取る。制服13の無線通信タグは、例えば、制服13に取り付けられるエンブレム13a(ワッペン)に内蔵される。
制服13に装着されるエンブレム13aには、無線通信タグとして、例えば、洗濯耐性を有する13.56MHzの周波数帯のFeliCa(登録商標) Lite−Sインレット(以下、インレットとする)を組み込み、このインレットに制服IDを記憶させる。又、種類カード14には、無線通信タグとして、上述と同様のインレットを組み込み、このインレットに種類IDを記憶させる。
尚、制服13にエンブレム13aを取り付けることで、制服13に無線通信タグを取り付けているが、これに限らず、他の形態により貸与品に無線通信タグを取り付けても良い。
又、第二の端末装置11には、上述と同様に、第二のリーダー11aが通信可能に接続され、第二のリーダー11aは、制服13の無線通信タグと、制服13の被貸与者を識別する被貸与者カード15に内蔵された無線通信タグ(RFID)とを非接触の無線通信で読み取る。制服配布者は、被貸与者に制服13を貸与する際に、第二のリーダー11aで制服13の無線通信タグと被貸与者カード15の無線通信タグとを読み取る。一方、被貸与者が制服13を制服配布者に返却する際に、制服配布者は、第二のリーダー11aで制服13の無線通信タグを単独で読み取る。
ここで、制服13の無線通信タグと種類カード14の無線通信タグは、被貸与者カード15の無線通信タグと同一の周波数帯に設定され、第一のリーダー10aと第二のリーダー11aは、前記周波数帯と同一の周波数帯に設定される。被貸与者カード15は、通常、社員証、職員証等、13.56MHzの周波数帯を用いたIC身分証であることが多い。そこで、本発明では、制服13の無線通信タグと種類カード14の無線通信タグを13.56MHzの周波数帯とし、第一のリーダー10aと第二のリーダー11aも、これらに対応して13.56MHzの周波数帯とする。これにより、後述するように、制服製造場所における第一のリーダー10aでの制服13の無線通信タグと種類カード14の無線通信タグとの読取と、制服配布場所(職場)における第二のリーダー11aでの制服13の無線通信タグと被貸与者カード15の無線通信タグとの読取とを簡便化し、制服IDと種類IDと被貸与者IDとを相互に関連付けてデータベース化し易くする。
又、ネットワーク上のサーバ12は、図示しないネットワーク用の端末装置で構成され、例えば、クラウド型のサーバである。サーバ12には、第一のリーダー10aで読み取られた制服IDと種類IDと、第二のリーダー11aで読み取られた制服IDと被貸与者IDとが収集され、相互に関連付けられる。
尚、第一の端末装置10と、第二の端末装置11と、サーバ12とは、図示しないCPU、ROM、RAM等を内蔵しており、CPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM等に記憶されているプログラムを実行する。又、後述する各部についても、CPUがプログラムを実行することで当該各部を実現する。
次に、図2〜図4を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、ある組織の制服調達者が、制服の種類と数量を記載した書類と、被貸与者を記載した名簿とを、制服製造者に通知する。制服製造者は、書類に基づいて種類毎の制服を製造し、名簿に基づいて製造した制服を職場単位に分けてケースに収納する。
ここで、制服製造者が制服13をケースに収納する際に、制服13の種類を示す種類カード14を用意し、第一の端末装置10を起動させ、第一のリーダー10aが無線通信タグを読み取り可能な状態とする。そして、制服製造者が、第一の端末装置10を操作し、登録メニューを選択し、第一のリーダー10aの上に種類カード14を設置し(図3:S101)、種類カード14の上から制服13のエンブレム13aを設置する(かざす)(図3:S102)。
すると、第一の端末装置10の第一のID読取部201は、図5Aに示すように、第一のリーダー10aを用いて、制服13の無線通信タグの制服ID(例えば、「a001」)と、当該制服13の種類を識別する種類カード14の無線通信タグの種類ID(例えば、「100−01」)とを読取する(図3:S103)。
ここで、第一のリーダー10aの上に制服13と種類カード14が載置される場合は、第一のリーダー10aの直上に種類カード14が置かれ、その上に制服13のエンブレム13aが置かれる。この場合、第一のID読取部201は、第一のリーダー10aを用いて特定の周波数帯の発信電波を発信すると、第一のリーダー10aに最も近い種類カード14の無線通信タグが先に発信電波を受信し、発信電波による電力で種類IDの情報を返信電波として返信する。次に、第一のリーダー10aに二番目に近い制服13のエンブレム13aの無線通信タグが発信電波を受信し、発信電波による電力で制服IDの情報を返信電波として返信する。つまり、第一のID読取部201は、第一のリーダー10aを介して、種類IDと制服IDとをこの順番で一括で受信する(種類IDと制服IDとを一緒に受信する)ため、2種類の情報を一括受信した場合に、最初の情報を種類IDとし、次の情報を制服IDとして認識して一括で読取する。
尚、上述は、一例であり、第一のID読取部201が制服IDと種類IDとを読取する方法に特に限定は無い。例えば、制服製造者が、第一のリーダー10aに種類IDを読み取らせ、次に、制服IDを読み取らせる場合もある。つまり、この場合は、一括読取で無く、連続読取となる。他に、制服製造者が、第一のリーダー10aに制服IDを読み取らせ、次に、種類IDを読み取らせる場合もある。このような連続読取の場合は、第一のID読取部201は、第一のリーダー10aを介して、2種類の情報をそれぞれ単独で連続的に受信した場合に、前記2種類の情報のうち、制服IDと種類IDとをそれぞれ認識して連続で読取する。
ここで、第一のID読取部201の認識方法に特に限定は無く、例えば、制服IDに、制服IDを識別可能な識別情報を付与し、第一のID読取部201は、受信した情報に、当該識別情報が含まれるか否かを判定することで、受信した情報が制服IDであるか否かを認識する。識別情報は、例えば、特定の文字列(「a」)であったり、制服IDの情報を構成する特定の文字数であったりする。種類IDであっても同様である。又、上述の認識方法は、第一の端末装置10で駆動させるソフトウェアにより実現することが出来る。このように、第一のID読取部201が、2種類の情報を一括又は連続で受信すれば、制服IDと種類IDとをそれぞれ認識して読取することが出来る。
尚、制服製造者が、第一のリーダー10aに種類IDを読み取らせ、次に、誤って、別の種類IDを読み取らせた場合、第一のID読取部201は、エラーを表示したり、制服製造者に再読取を促す画面を表示したりすれば良い。制服IDが二回連続で読み取られた場合も同様である。
さて、次に、第一の端末装置10の第一の関連付け部202は、前記読取された制服ID(「a001」)に種類ID(「100−01」)を関連付けてデータベースに記憶させる(図3:S104)。
具体的には、第一の関連付け部202は、ネットワーク上のサーバ12にアクセスし、サーバ12のデータベースを構成する所定のメモリ203を参照して、図5Aに示すように、メモリ203に設けられた関連付けテーブル500に、制服ID501(「a001」)に種類ID502(「100−01」)を関連付けて記憶させる。このように、制服13と種類カード14とを読み取ることにより、制服IDに種類IDを簡単に紐付けてデータベース化することが出来る。又、データベースへのデータ入力は、キーボードによる打ち込みで無く、第一のリーダー10aの読取で済むため、制服製造者の手間を削減することが出来る。
尚、制服IDと種類IDとを分離させている理由について、制服13の服種は、通常、上着、ズボン、夏用、冬用等の服種、サイズ等、膨大な数を有するため、制服製造者が、制服13の種類IDを見ながら、制服IDを付けることは、製造上、大きな負担になる。そこで、制服13のエンブレム13aから種類カード14を別に設けて、制服13のエンブレム13aの無線通信タグには、制服IDのみを記憶させ、種類カード14の無線通信タグには、種類IDのみを記憶させた方が、製造上の負担を軽減し、同一の種類の制服13に種類カード14を使い回しすることが出来て、制服IDと種類IDとの紐付け作業が容易になるからである。
さて、制服ID(「a001」)と種類ID(「100−01」)との関連付けが完了すると、S101に戻り、制服製造者は、次の制服13に対応する種類カード14と制服13とを第一のリーダー10aに設置して、制服ID(「a002」)と種類ID(「100−01」)との読取と、制服ID(「a002」)と種類ID(「100−01」)との関連付けとを行う。このように、制服製造者は、製造した制服13の全てについて制服IDと種類IDとの関連付けを繰り返す。
そして、製造した制服13の制服ID毎に種類IDの関連付けが完了すると、図5Bに示すように、関連付けテーブル500には、複数の制服ID501と、複数の種類ID502とが関連付けて記憶される。ここで、関連付けテーブル500の制服ID501について、同一の種類ID502に属する制服ID501を収集して、種類ID502毎に制服ID501を並び替え、種類ID502毎に属する制服ID501の数を算出することで、種類毎の制服13の納入数を簡単に算出することが出来る。
さて、制服製造者は、組織に納品すべき全ての制服13について、第一のリーダー10aの読取を完了し、ケース毎に制服13を収納し、送付内容を入れて、職場毎にケースを発送する。このようにして、製造された制服13は、職場毎に分割されて発送されるが、一定の在庫分の制服13は、制服調達者に発送され、交換分としてストックされる。
一方、職場において、制服配布者はケースを受け取り、名簿に記載された被貸与者に制服13を配布する。制服配布者は、制服13を配布する際に、第二の端末装置11を起動させ、第二のリーダー11aが無線通信タグを読み取り可能な状態にする。そして、制服配布者が、第二の端末装置11を操作して、貸与メニューを選択する。制服配布者は、被貸与者から被貸与者カード15(例えば、IC身分証)を受け取り、名簿に記載の氏名と被貸与者カード15に記載の氏名を照合し、両者が一致すれば、制服配布者は、第二のリーダー11aの上に被貸与者カード15を設置し(図4:S201)、被貸与者カード15の上から配布予定の制服13のエンブレム13aを設置する(図4:S202)。
すると、第二の端末装置20の第二のID読取部204は、図6Aに示すように、第二のリーダー11aを用いて、制服13の無線通信タグの制服ID(例えば、「a001」)と、当該制服13の被貸与者を識別する被貸与者カード15の無線通信タグの被貸与者ID(例えば、「z001」)とを読取する(図4:S203)。
ここで、上述と同様に、第二のリーダー11aの直上に被貸与者カード15が置かれ、その上に制服13のエンブレム13aが置かれるため、第二のID読取部204は、第二のリーダー11aを用いて特定の周波数帯の発信電波を発信すると、先ず、第二のリーダー11aに最も近い被貸与者カード15の被貸与者IDを受信し、次に、第二のリーダー11aに二番目に近い制服13のエンブレム13aの制服IDを受信する。そのため、第二のID読取部204は、第二のリーダー11aを介して、2種類の情報を一括で受信した場合に、最初の情報を被貸与者IDとし、次の情報を制服IDとして認識して一括で読取する。
尚、第二のID読取部204の読取方法は、第一のID読取部201の読取方法と同様に、特に限定は無い。例えば、制服配布者は、第二のリーダー11aに被貸与者IDを読み取らせ、次に、制服IDを読み取らせる場合や制服IDを読み取らせ、次に、被貸与者IDを読み取らせる場合も想定される。このような連続読取の場合であっても、第一のID読取部201の読取方法と同様に、第二のID読取部204は、第二のリーダー11aを介して、2種類の情報をそれぞれ単独で連続的に受信した場合に、2種類の情報のうち、貸与品IDと被貸与者IDとをそれぞれ認識して連続で読取すれば良い。第二のID読取部204の読取方法は、上述と同様に、第二の端末装置11のソフトウェアにより実現される。
又、制服配布者は、第二のリーダー11aに被貸与者IDを読み取らせ、次に、誤って、別の被貸与者IDを読み取らせた場合、第二のID読取部204は、上述と同様に、エラーを表示したり、制服配布者に再読取を促す画面を表示したりすれば良い。制服IDが二回連続で読み取られた場合も同様である。
次に、第二の端末装置11の第二の関連付け部205は、前記読取された被貸与者ID(「z001」)を、当該被貸与者IDと読取された制服ID(「a001」)に対応する前記データベースの制服ID(「a001」)に関連付けて記憶させる(図4:S204)。
具体的には、第二の関連付け部205は、ネットワーク上のサーバ12のメモリ203にアクセスし、図6Bに示すように、メモリ203の関連付けテーブル500を参照する。関連付けテーブル500には、制服製造者が関連付けた制服ID501と種類ID502とが記憶されている。
そこで、第二の関連付け部205は、先ほど読取された制服ID(「a001」)に対応する前記関連付けテーブル500の制服ID501(「a001」)を検索し、当該検索した制服ID501(「a001」)に、前記読取された被貸与者ID503(「z001」)を関連付けて記憶させる。これにより、上述と同様に、制服IDと被貸与者IDとの紐付けとデータベース化を簡単にし、制服配布者のキーボード入力の手間を削減する。特に、制服IDと被貸与者IDとの紐付けの手順により、誰にどの制服13を配布したかを確実に把握することが可能となる。
さて、制服IDと被貸与者IDとの関連付けが完了すると、サーバ12の貸与品管理部206は、前記データベースの種類IDに属する制服IDの数と、当該種類IDに属する制服IDに関連付けられた被貸与者IDの数と、に基づいて、前記種類IDに属する制服IDの制服13の在庫数を算出する(図4:S205)。
具体的には、貸与品管理部206は、メモリ203の関連付けテーブル500を参照し、関連付けテーブル500のうち、同一の種類IDに属する制服IDの数を、この種類IDの制服の納入数として算出する。次に、貸与品管理部206は、同一の種類IDに属する制服IDのうち、被貸与者IDが関連付けられた制服IDの数を、この種類IDの制服13の貸与数として算出する。貸与品管理部206は、前記納入数から前記貸与数を減算した減算値を、この種類IDの制服13の在庫数として算出する。貸与品管理部206は、このような処理を種類ID毎に行うことで、種類ID毎の制服13の在庫数を算出することが出来る。
上述のように、制服13の種類IDは、膨大な数に及ぶとともに、組織が大きくなる程、被貸与者の数も増加して、制服13の適切な在庫管理が困難になる。本発明では、種類IDや被貸与者IDが膨大になっても、簡単にデータベース化することが出来るため、制服配布者、制服調達者、制服製造者が最も必要とする特定の種類IDの制服13の在庫数を簡単に確認することが可能となる。データベースを利用することで、種類ID毎の制服13の納入数、貸与数(配布数)、在庫数を確実に把握することが出来る。
ここで、関連付けテーブル500の制服ID(「a001」)に被貸与者ID(「z001」)が関連付けられたということは、この制服ID(「a001」)の制服13は被貸与者ID(「z001」)の被貸与者に貸与されたことを意味する。そこで、貸与品管理部206は、関連付けテーブル500に状況504を項目として追加し、この状況504のうち、第二のリーダー11aで先ほど読み取られた制服ID501の状況504に、貸与を示す貸与情報を関連付けて記憶させても良い(図4:S206)。この場合、貸与品管理部206は、同一の種類IDに属する制服IDのうち、貸与情報が関連付けられた制服IDの数を、種類IDの制服13の貸与数として算出する。これにより、被貸与者IDが関連付けられた制服IDに貸与情報を関連付けて、制服IDの制服13の状況とその制服13の被貸与者を明確にすることが出来る。
尚、特定の種類IDの制服13の在庫数の算出が完了すると、S201に戻り、制服配布者は、次の被貸与者の被貸与者カード15を第二のリーダー11aの上に設置し(図4:S201)、被貸与者カード15の上から次の配布予定の制服13のエンブレム13aを設置して、制服IDと被貸与者IDとの読取と、データベースの制服IDと被貸与者IDとの関連付けとを繰り返す。データベースに制服IDと被貸与者IDとが関連付けられるたびに、種類IDの制服13の在庫数が算出される。
前記関連付けテーブル500の制服IDに複数の被貸与者IDが関連付けられた後に、例えば、制服配布者が、第二の端末装置11を介して、所定の種類IDを入力すると、第二の端末装置11と接続されたサーバ12の貸与品管理部206は、当該種類IDの入力を受けて、前記関連付けテーブル500から、当該種類IDに属する制服IDに関連付けられた被貸与者IDを収集して表示(出力)する。これにより、特定の種類IDの制服13を誰が貸与しているかを確実に把握することが出来る。被貸与者IDは、例えば、被貸与者の氏名や職場等を関連付けた別のテーブルと照合されることで、被貸与者IDの被貸与者が特定される。
ところで、被貸与者に貸与された制服13が返却される場合は、下記のようになる。被貸与者が自分の制服13を制服配布者に返却すると、制服配布者は、予め起動させた第二の端末装置11を操作して、返却メニューを選択し、第二のリーダー11aの上に返却予定の制服13のエンブレム13aを設置する(図4:S301)。
すると、第二のID読取部204は、図7Aに示すように、第二のリーダー11aを用いて、制服13の無線通信タグの制服ID(例えば、「a001」)のみを読取する(図3:S302)。
返却の場合は、制服13のエンブレム13aのみが第二のリーダー11aの上に置かれるため、第二のID読取部204は、第二のリーダー11aを介して、制服13のエンブレム13aの制服IDのみを返信電波で受信する。つまり、第二のID読取部204は、第二のリーダー11aを介して1種類の情報を受信すると、上述した認識方法により、この情報を制服IDとして認識して読み取る。
次に、貸与品管理部206は、返却メニューにおいて前記制服IDのみが読み取られた場合、当該制服IDに対応する前記データベースの制服IDに関連付けられた貸与情報を、返却を示す返却情報に変更する(図3:S303)。
具体的には、貸与品管理部206は、図7Bに示すように、メモリ203の関連付けテーブル500を参照し、参照した関連付けテーブル500のうち、先ほど単独で読み取られた制服ID501(「a001」)を検索し、当該検索した制服ID501(「a001」)に関連付けられた状況504の貸与情報を返却情報に変更する。
そして、貸与品管理部206は、前記データベース12の種類IDに属する制服IDのうち、当該制服IDに関連付けられた返却情報の数に基づいて、前記種類IDに属する制服IDの制服13の返却数を算出する(図3:S304)。
具体的には、貸与品管理部206は、関連付けテーブル500の同一の種類IDに属する制服IDのうち、返却情報が関連付けられた制服IDの数を、この服種IDの制服13の返却数として算出する。これにより、所定の種類IDの制服13の返却数を簡単に算出することが出来る。又、データベースに返却情報を加味することで、種類IDが膨大になっても、所定の種類IDにおける制服13の貸与・返却状況を容易に把握することが出来る。
尚、貸与情報が返却情報に変更された場合、貸与情報が関連付けられた制服IDの数が減るため、貸与品管理部206が算出する貸与数は、返却数の増加分、減少することになる。
次に、貸与品管理部206は、前記データベースの種類IDに属する制服IDの数(納入数)と、当該種類IDに属する制服IDに関連付けられた貸与情報の数(貸与数)と、当該種類IDに属する制服IDに関連付けられた返却情報の数(返却数)と、に基づいて、前記種類IDに属する制服IDの納入数、貸与数、在庫数、返却数を示した貸与・返却状況を算出する(図3:S305)。在庫数は、上述のように、納入数から貸与数を減算した値である。これにより、制服13が返却されると、随時、当該制服13の種類IDにおける制服13の貸与・返却状況が更新される。
尚、更に、制服13を返却する被貸与者がいる場合は、S301に戻り、上述の手順が繰り返される。
ところで、制服13は、夏用・冬用、上着、ズボン等の服種と、服種毎のサイズとに細分化される。例えば、制服のうち、ワイシャツを一例に挙げると、ワイシャツの服種やサイズは200種を超える。すると、制服の種類に対応して種類カード14をそのまま製造すると、膨大な数になり、種類カード14の管理が煩雑となる。
そこで、例えば、種類カード14を、服種カード14aとサイズカード14bとに分割し、制服13の服種に対応する服種IDの無線通信タグを服種カード14aに設け、制服13のサイズに対応するサイズIDの無線通信タグをサイズカード14bに設け、服種カード14aとサイズカード14bとを組み合わせることで、服種IDとサイズIDとの組み合わせを種類IDとする種類カード14を構成する。これにより、服種カード14aとサイズカード14bとの組み合わせにより、この制服13に対応する種類カード14を簡単に作製することができるため、制服の種類毎に種類カード14を製造する必要が無くなる。又、服種カード14aとサイズカード14bとを使い回しすることが出来るため、種類カード14の管理も容易になる。
服種カード14aとサイズカード14bとを組み合わせた種類カード14の構成に特に限定は無い。例えば、図8Aに示すように、服種カード14aは、長方形状のカードのうち、上方半分に、服種(例えば、「男子 合制服 上衣」)を記載した服種記載部分14a1を設け、下方半分に、透明部分14a2を設け、服種記載部分14a1の下方に無線通信タグ14a3を内蔵させる。この無線通信タグ14a3には、服種(例えば、服種ID等)が記憶される。一方、サイズカード14bは、長方形状のカードのうち、下方半分に、サイズ(例えば、「A−6号」)を記載したサイズ記載部分14b1を設け、上方半分に透明部分14b2を設け、サイズ記載部分14b1の上方に無線通信タグ14b3を内蔵させる。この無線通信タグ14b3には、サイズ(例えば、サイズID等)が記憶される。そして、この服種カード14aの服種記載部分14a1を上方に位置させ、サイズカード14bのサイズ記載部分14b1を下方に位置させて、相互に重ね合せることで、それぞれの透明部分14a2、14b2から、服種記載部分14a1とサイズ記載部分14b1とが現れ、服種記載部分14a1の無線通信タグ14a3とサイズ記載部分14b1の無線通信タグ14b3とが一括読取可能な状態になる。これにより、服種カード14aとサイズカード14bとの組み合わせにより、服種とサイズとの紐付け作業を簡便にし、ペアリング性を確保することが出来る。
その他に、例えば、図8Bに示すように、服種カード14aは、長方形状のカードの上方半分に、上述の服種記載部分14a1を設け、服種記載部分14a1の下方中央の端部に、凹部14a2の形状を設け、服種記載部分14a1の下方に無線通信タグ14a3を内蔵させる。一方、サイズカード14bは、長方形状のカードの下方半分に、上述のサイズ記載部分14b1を設け、サイズ記載部分14b1の上方中央の端部に、前記凹部14a2に装着する凸部14b2の形状を設け、サイズ記載部分14b1の上方に無線通信タグ14b3を内蔵させる。又、服種カード14aとサイズカード14bとを固定するために、透明プレート14cを用意し、透明プレート14cは、服種カード14aの凹部14a2にサイズカード14bの凸部14b2を合わせた場合のサイズに対応し、周縁に凸部14c1を設ける。この服種カード14aをサイズカード14bに合わせて、両者を一体として透明プレート14cの凸部14c2に嵌め合わせる。これにより、上述と同様に、服種とサイズとの紐付け作業を簡便にし、ペアリング性を確保することが出来る。
又、本発明の実施形態では、ネットワーク上のサーバ13のデータベースにおいて、関連付けテーブル500に必要最小限の制服ID501と、種類ID502と、被貸与者ID503と、状況504とを関連付けるように構成したが、他の項目を更に追加しても良い。
例えば、制服調達者が、第二の端末装置11を用いて、サーバ13のデータベースに発注書テーブルを発注書として入力して記憶させる。発注書テーブル900には、図9に示すように、発注管理番号901と、発注年月日902と、種類ID903と、発注数904とが関連付けて記憶される。データベースには種類テーブル905が予め記憶され、種類ID906と、服種907と、サイズ908とが関連付けて記憶されている。種類テーブル905の服種907とサイズ908との組み合わせが、上述した服種カード14aとサイズカード14bとの組み合わせに対応する。
更に、制服調達者が、データベースにピッキングリストテーブルを名簿として記憶させる。ピッキングリストテーブル909には、組織の職場を示す所属910と、職員番号911と、氏名912と、服種913と、サイズ914とが関連付けて記憶される。これにより、制服調達者は、データベースを介して、制服製造者に書類と名簿とを知らせることが出来る。
一方、制服製造者は、第一の端末装置10を用いて、サーバ12のデータベースにアクセスし、発注書テーブル900を確認して、種類ID毎の制服を製造する。そして、制服製造者が、職場毎のケースに制服を収納する際に、制服13の制服IDと種類カード14(服種カード14aとサイズカード14b)の種類ID(服種とサイズ)とを第一のリーダー10aで読取し、データベースの関連付けテーブルに記憶させる。関連付けテーブル1000には、図10に示すように、制服ID1001と、種類ID1002とが関連付けて記憶される。この種類IDは、読取された服種とサイズから種類テーブル905で特定される。上述したように、この関連付けテーブル1000を用いて、同一の種類ID1002に属する制服ID1001の数を算出することで、種類ID1002毎の制服の納入数を簡単に算出することが出来るため、制服製造者は、種類ID1002毎の制服の納入数を確認しながら、職場毎の制服をケースに収納する。
そして、制服製造者は、納品日を決めると、発注書テーブル900と、ピッキングリストテーブル909と、関連付けテーブル1000とを用いて、データベースに納品書テーブルを記憶させる。納品書テーブル1003には、発注管理番号1004と、納品管理番号1005と、種類ID1006と、納入年月日1007と、所属1008と、納入数1009とが関連付けて記憶される。制服製造者は、納品書テーブル1003を確認して、職場毎のケースに送付内容を入れて、職場毎にケースを発送する。
一方、職場において、制服配布者がケースを受け取ると、ケースの制服を被貸与者毎に配布する際に、制服13の制服IDと被貸与者カード15の被貸与者IDとを第二のリーダー11aで読取し、データベース12の関連付けテーブル1000に記憶させる。関連付けテーブル1000には、先ほどの制服ID1001と種類ID1002に追加して、被貸与者ID1010と、状況1011と、貸与年月日1012とが関連付けて記憶される。これにより、上述したように、種類IDに属する制服IDの制服13の貸与数や在庫数が算出される。
ここで、在庫テーブル1100には、図11に示すように、種類ID1101と、納入数1102と、貸与数1103と、返却数1104と、在庫数1105とが関連付けて記憶される。制服配布者や制服調達者は、この在庫テーブル1100を確認することで、発注数や発注タイミングを簡単に決めることが出来る。
一方、職場において、被貸与者が制服13を制服配布者に返却すると、制服配布者が、制服13の制服IDを第二のリーダー11aで読取し、データベースの返却テーブル1106に記憶させる。返却テーブル1106には、制服ID1107と、返却年月日1108とが関連付けて記憶される。この返却テーブル1106と関連付けテーブル1000により、関連付けテーブル1000のうち、返却テーブル1106の制服ID1107に対応する制服ID1001の状況1011の貸与情報が返却情報に変更され、返却年月日1109が関連付けて記憶される。これにより、今度は、種類IDに属する制服IDの制服13の返却数が算出されるため、図12に示すように、在庫テーブル1100の返却数1104が「0」から「1」に変更され、貸与数1103が「380」から「379」に変更され、現状の制服13の在庫状況を示す在庫テーブル1100が更新される。
一方、制服調達者又は制服配布者が、第二の端末装置11に、特定の種類IDを含む制服テーブル作成の指示を入力すると、当該種類IDの制服13を貸与・返却に関わる被貸与者がリスト化された制服テーブルが生成される。制服テーブル1200には、図12に示すように、種類ID1201、制服ID1202と、被貸与者ID1203と、状況1204と、貸与年月日1205と、返却年月日1206とが関連付けて記憶される。これにより、特定の種類の制服を誰が貸与しているか、返却しているかを一見して確認することが可能となり、組織外への制服の流出を防止することが出来る。
このように、本発明では、現状の制服の発注・納入・在庫管理の仕組みを大きく崩さずに、制服ID、種類ID、被貸与者IDをデータベースに簡単に入力して関連付けることが出来るため、同一の種類IDに属する制服の納入数、貸与数、在庫数、返却数を正確に把握することが可能となり、制服調達者及び制服配布者の省力化に寄与する。又、適正な発注数と発注タイミングを決定出来るため、無駄な在庫を削減し、正確な制服の所在を把握することが出来る。更に、制服IDと被貸与者IDとを紐付けることで、セキュリティ対策として、組織外への制服の流出防止に寄与することが出来る。
ところで、S103とS104において、第一の関連付け部202がサーバ12のメモリ203を直接参照して、制服IDと種類IDとの関連付けを行っているため、第一の端末装置10がサーバ12にオンラインで接続されていることを前提としているが、他の方法でも構わない。例えば、制服製造者が、第一のリーダー10aを用いて、複数の制服IDと、複数の種類IDとを読み取った際に、第一のID読取部201は、第一の端末装置10の所定のメモリ(読取可能な携帯用記憶媒体、例えば、CD−ROM)を参照して、このメモリに作業ログとして制服IDと種類IDとの関連付けを行う。そして、制服製造者が、全ての制服IDと種類IDとの関連付けを終えて、その結果を記憶したメモリを制服調達者に納品する。制服調達者が、第二の端末装置11を用いて、ネットワーク上のサーバ12にアクセスするとともに、納品されたメモリにおける制服IDと種類IDとの関連付けをサーバ12に読み取らせ、サーバ12のデータベースのメモリ203に記憶させる。これにより、制服調達者のみがサーバ12のデータベースに接続すれば足りるため、制服製造者への情報漏えい等を防止することが出来る。
尚、本発明の実施形態では、制服を貸与品にした場合を一例として挙げたが、これに限定する必要は無い。即ち、一般的には、組織が被貸与者に制服を貸与する場合、制服だけでなく、制服貸与に伴って他の貸与品(付属品)も貸与する必要がある。図13Aに示すように、制服13以外の他の貸与品16として、例えば、専用のブーツ16a、ベルト16b、キャップ16c等を挙げることが出来る。これらは、例えば、組織のロゴが付与されていたり、組織仕様の構成であったりする。この場合、種類カード14の無線通信タグの種類IDのうち、制服13の種類を識別する第一の情報(例えば、服種とサイズとを示す「100−01」)に、当該制服13に関係する他の貸与品16の種類を識別する第二の情報(例えば、ブーツを示す「b1」、ベルトを示す「b2」、キャップを示す「c1」)を追加して記憶させることで、制服13の制服IDに、第一の情報のみならず、他の貸与品16の第二の情報を関連付けて、制服13と他の貸与品16の一括管理をすることが可能となる。又、制服IDに紐付けされる種類IDに、第二の情報が含まれることで、返却時に、被貸与者に貸与した貸与品及び他の貸与品を全て確認することが出来る。
又、上述では、一つの貸与品(制服13)に他の貸与品16を含めるように構成しているが、複数の貸与品のそれぞれに対して無線通信タグと種類カードを用意しても良い。図13Bに示すように、制服13と、ヘルメット13と、携帯端末装置13と、無線機13とのそれぞれには、無線通信タグを含むエンブレム13a(又は無線通信タグそのもの)と、各貸与品の種類IDを記憶する無線通信タグを内蔵した種類カード14とを備える。データベース化や在庫管理は、上述した通りである。これにより、複数の貸与品13のそれぞれは、別個に管理されるため、各貸与品13の正確な在庫管理を可能とする。尚、貸与品の種類に特に限定は無く、例えば、拳銃、手錠、携帯通信装置等、組織で使用される貸与品に適用しても構わない。上述した貸与品でも膨大な数の種類を想定されるため、制服以外の貸与品であっても、上述した作用効果を期待することは出来るであろう。
又、本発明の実施形態では、貸与品所在管理システムが各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、プログラムをシステムの装置に読み出させ、当該装置が前記各部を実現する。その場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各部が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法は、制服所在管理システムのみならず、組織でのあらゆる貸与品の在庫管理及び所在管理に有用であり、手軽な作業で制服等の貸与品の適切な在庫管理と、セキュリティ対策としての組織外への流出防止を確実にすることが可能な貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法として有効である。
1 貸与品所在管理システム
10 第一の端末装置
11 第二の端末装置
12 データベース
13 制服
14 種類カード
15 被貸与者カード
201 第一のID読取部
202 第一の関連付け部
203 メモリ(データベース)
204 第二のID読取部
205 第二の関連付け部
206 貸与品管理部

Claims (1)

  1. 第一のリーダーを用いて、貸与品の無線通信タグの貸与品IDと、当該貸与品の貸与品種を識別する貸与品種カードの無線通信タグの貸与品種IDとを読取する第一のID読取部と、
    前記読取された貸与品IDに貸与品種IDを関連付けてデータベースに記憶させる第一の関連付け部と、
    第二のリーダーを用いて、前記貸与品の無線通信タグの貸与品IDと、当該貸与品の被貸与者を識別する被貸与者カードの無線通信タグの被貸与者IDとを読取する第二のID読取部と、
    前記読取された被貸与者IDを、当該被貸与者IDと読取された貸与品IDに対応する前記データベースの貸与品IDに関連付けて記憶させる第二の関連付け部と、
    前記データベースの貸与品種IDに属する貸与品IDの数と、当該貸与品種IDに属する貸与品IDに関連付けられた被貸与者IDの数と、に基づいて、前記貸与品種IDに属する貸与品IDの貸与品の在庫数を算出する貸与品管理部と、
    を備える貸与品所在管理システムであって、
    前記貸与品は、制服であり、
    前記貸与品種カードは、服種カードとサイズカードとに分割され、
    前記服種カードは、長方形状の本服種カードの上方半分に、服種記載部分を有し、当該本服種カードの下方半分に、透明部分を有し、前記服種記載部分の下方に、当該服種記載部分の服種に対応する服種IDを記憶した無線通信タグを内蔵し、複数の服種に対応して複数設けられ、
    前記サイズカードは、長方形状の本サイズカードの下方半分に、サイズ記載部分を有し、当該本サイズカードの上方半分に、透明部分を有し、前記サイズ記載部分の上方に、当該サイズ記載部分のサイズに対応するサイズIDを記憶した無線通信タグを内蔵し、複数のサイズに対応して複数設けられ、
    前記複数の服種カードと前記複数のサイズカードのうち、特定の制服の貸与品種に対応する特定の服種カードと特定のサイズカードとを相互に重ね合せることで、前記特定の服種カードの透明部分に前記特定のサイズカードのサイズ記載部分が現れるとともに、前記特定のサイズカードの透明部分に前記特定の服種カードの服種記載部分が現れ、前記特定の服種記載部分の無線通信タグの服種IDと前記特定のサイズ記載部分の無線通信タグのサイズIDとを前記特定の制服の貸与品種の貸与品種IDとして一括読取可能な状態にする
    貸与品所在管理システム。
JP2017140761A 2017-07-20 2017-07-20 貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法 Active JP6387558B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017140761A JP6387558B1 (ja) 2017-07-20 2017-07-20 貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017140761A JP6387558B1 (ja) 2017-07-20 2017-07-20 貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6387558B1 true JP6387558B1 (ja) 2018-09-12
JP2019021177A JP2019021177A (ja) 2019-02-07

Family

ID=63518785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017140761A Active JP6387558B1 (ja) 2017-07-20 2017-07-20 貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6387558B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114341868A (zh) * 2019-08-28 2022-04-12 帝人株式会社 读取系统

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7002485B2 (ja) 2019-02-08 2022-02-10 株式会社ニフコ 車載カメラ用ブラケット
JP7195024B1 (ja) 2021-10-22 2022-12-23 株式会社金星 貸与管理システム、管理サーバ、及び、管理端末

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728964A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 製品品番入力用バーコード表
JP2001097512A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Hitachi Kokusai Electric Inc 物品管理システム
JP2002169879A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Kinboshi:Kk 商品の追跡管理システム及びその追跡管理方法
JP2002230088A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Sato Corp バーコードを用いたユニフォームの管理方法
JP2003141632A (ja) * 2001-10-29 2003-05-16 Teraoka Seiko Co Ltd 貸し出し品の管理方法及び管理システム、並びにそれらに用いる貸し出し品の返却装置
JP2006107065A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Hitachi Ltd 無線icタグおよび同タグを用いた物品管理システム
JP2006236052A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Aruze Corp 制服貸与システム
JP2008217390A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Fujitsu Ltd 情報受け渡し装置、方法、プログラム及び記憶媒体
JP2008308279A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Toppan Printing Co Ltd 通い函管理サーバ及び方法
JP2009070010A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Meidensha Corp 衣装情報管理システムおよび衣装情報管理方法
JP2009129122A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Fuji Electric Holdings Co Ltd 情報収集システム
JP2014145837A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Studio Arisu:Kk 写真システム
JP2015176446A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 富士通フロンテック株式会社 無線タグ、無線リードライタ装置、商品管理システム、無線タグのリユース方法、及びプログラム
JP2017058862A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 コバオリ株式会社 商品情報提供装置、商品情報システム、及び商品情報提供システム

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728964A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 製品品番入力用バーコード表
JP2001097512A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Hitachi Kokusai Electric Inc 物品管理システム
JP2002169879A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Kinboshi:Kk 商品の追跡管理システム及びその追跡管理方法
JP2002230088A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Sato Corp バーコードを用いたユニフォームの管理方法
JP2003141632A (ja) * 2001-10-29 2003-05-16 Teraoka Seiko Co Ltd 貸し出し品の管理方法及び管理システム、並びにそれらに用いる貸し出し品の返却装置
JP2006107065A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Hitachi Ltd 無線icタグおよび同タグを用いた物品管理システム
JP2006236052A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Aruze Corp 制服貸与システム
JP2008217390A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Fujitsu Ltd 情報受け渡し装置、方法、プログラム及び記憶媒体
JP2008308279A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Toppan Printing Co Ltd 通い函管理サーバ及び方法
JP2009070010A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Meidensha Corp 衣装情報管理システムおよび衣装情報管理方法
JP2009129122A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Fuji Electric Holdings Co Ltd 情報収集システム
JP2014145837A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Studio Arisu:Kk 写真システム
JP2015176446A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 富士通フロンテック株式会社 無線タグ、無線リードライタ装置、商品管理システム、無線タグのリユース方法、及びプログラム
JP2017058862A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 コバオリ株式会社 商品情報提供装置、商品情報システム、及び商品情報提供システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114341868A (zh) * 2019-08-28 2022-04-12 帝人株式会社 读取系统
CN114341868B (zh) * 2019-08-28 2024-04-09 帝人富瑞特株式会社 读取系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019021177A (ja) 2019-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11475464B2 (en) System and method for guaranteeing authenticity of branded goods
US20170017967A1 (en) Electronic anti-counterfeiting system and electronic anti-counterfeiting method thereof
JP6387558B1 (ja) 貸与品所在管理システム及び貸与品所在管理方法
US20130238471A1 (en) Systems and/or methods involving linked manufacturer serial numbers and unique identifiers applied to products
US9007214B2 (en) Security tag with display and price changing system
CA2762714C (en) Inventory and anti-theft alarm system
WO2009073579A2 (en) System and method for streamlined registration of electronic products over a communication network and for verification and management of information related thereto
WO2007149261A2 (en) Improved tracking system
US8947235B2 (en) Inventory and anti-theft alarm system
JP2006331069A (ja) 商品販売管理システムおよび商品販売管理方法
US9328537B2 (en) Inventory and anti-theft alarm system
Dolgui et al. RFID technology in supply chain management: state of the art and perspectives
US11956696B2 (en) System, software application and method of advanced interaction with transportable containers
JP2006215897A (ja) 商品管理システム
KR100719139B1 (ko) 알에프아이디와 이동통신단말기를 이용한 정품인증 서비스방법 및 시스템
JP2008123046A (ja) 情報表示システム,サーバ装置及び情報表示端末
CN114820155B (zh) 一种供应链金融平台的数据管理系统及方法
JP2004246887A (ja) 商品識別システム
KR20120047058A (ko) 제품 관리 시스템
AU769456B2 (en) Automated receiving and delivery system and method
Altunkan et al. Turkish pharmaceuticals track & trace system
JP2006146692A (ja) 商品位置表示システム、商品位置表示方法、個人情報管理プログラム及び商品位置管理プログラム
WO2008029830A1 (fr) Système de gestion d'articles
US9652775B2 (en) System, method, procedure and components for preparing an article for authentication and tracking
KR20060103383A (ko) Rfid를 이용한 제품 위조 방지 방법 및 그 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6387558

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150