JP2003140576A - 車両用指針計器 - Google Patents

車両用指針計器

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JP2003140576A
JP2003140576A JP2001332750A JP2001332750A JP2003140576A JP 2003140576 A JP2003140576 A JP 2003140576A JP 2001332750 A JP2001332750 A JP 2001332750A JP 2001332750 A JP2001332750 A JP 2001332750A JP 2003140576 A JP2003140576 A JP 2003140576A
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JP2001332750A
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Naoki Yokota
直樹 横田
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光指針の構造に工夫を凝らし、放電管によ
るレーダイメージに依存することなく、発光素子による
サーチラートイメージを与える安価な車両用指針計器を
提供する。 【解決手段】 乗用車のイグニッションスイッチがオン
されると、発光指針Pの発光素子70は、その発光によ
り、短時間の間、断面四角形状の光を、キャップ80の
開口部81を通して目盛り盤10aの表面に放射状に入
射する。このため、目盛り盤10aの表面には、扇形状
の光照射部が、回動基部51を中心にして形成される。
当該光照射部は、発光指針Pの回動に伴い目盛り盤10
aの表面を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両に採
用される指針計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、乗用車用指針計器におい
ては、特開平6−265373号公報にて示すようなも
のがある。この指針計器では、蛍光体層が目盛り盤の表
面中央領域に形成されている。そして、発光指針がその
指示値を増大する方向(時計方向)に目盛り盤の表面に
沿い回動するとき、当該発光指針からその反時計方向に
蛍光体層に向け紫外線を照射して当該蛍光体層のうち発
光指針の反時計方向側部分を発光させる。これにより、
発光指針の回動に伴いレーダイメージを与える指針計器
を提供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記指針計器
では、蛍光体層に紫外線を照射するために、発光指針に
高価な放電管を用いていることから、この放電管が発光
指針としての製造コストの上昇を招くという不具合があ
る。
【0004】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、発光指針の構造に工夫を凝らし、放電管に
よるレーダイメージに依存することなく、発光素子によ
るサーチラートイメージを与える安価な車両用指針計器
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用指針計器では、
最小目盛りから最大目盛りにかけて円弧状に目盛ってな
る目盛り部(11)を貫通穴部(12)を中心に形成し
てなる目盛り盤(10a)と、この目盛り盤の裏面側に
配設される内機本体(41)と、この内機本体から目盛
り盤の貫通穴部に向け回動可能に延出する指針軸(4
2)とを有する回動内機(40)と、指針軸の先端部に
目盛り盤の貫通穴部を介し回動基部(51)にて同軸的
に支持されて目盛り盤の表面に沿い延出する導光性指針
本体(50)と、回動基部をその表面側から覆う遮光性
キャップ(80)とを有し、指針本体内に回動基部側か
ら入射する指針用発光素子(60)からの光に応じて発
光する発光指針(P)と、指針用発光素子の発光駆動の
もと内機本体の駆動をアナログ入力に応じて制御する制
御手段(130、140)とを備える。
【0006】当該指針計器において、キャップ内に設け
られた発光素子であってその発光により該キャップの周
壁に形成した開口部(81)を通して目盛り盤の表面に
向け放射状に光を出射する演出用発光素子(70)を備
え、制御手段は、内機本体へのアナログ入力の停止に伴
い、指針用発光素子の発光駆動の停止のもと、所定の短
時間の間、演出用発光素子の発光駆動及び発光指針の回
動のための内機本体の駆動を行うように制御することを
特徴とする。
【0007】これにより、内機本体へのアナログ入力の
停止に伴い、指針用発光素子の発光駆動の停止のもと、
所定の短時間の間、演出用発光素子が発光駆動されると
ともに内機本体が発光指針の回動のため駆動されるの
で、演出用発光素子が上記短時間の間キャップの開口部
を通して目盛り盤の表面に向け光を放射状に出射しつつ
回動する。このため、演出用発光素子により目盛り盤の
表面に形成される扇形状の光照射部が、回動基部を中心
に発光指針の回動と共に目盛り盤の表面を移動する。従
って、このように移動する扇形状の光照射部は、サーチ
ライトイメージとして視認され得る。また、このような
作用効果は、発光指針に放電管を用いることなく発光ダ
イオードのような演出用発光素子を採用することで達成
できる。従って、発光指針に放電管を用いる必要もなく
コストの低減に役立つ。
【0008】また、請求項2に記載の発明に係る車両用
指針計器では、環状の見返し板(100)と、この見返
し板の底壁(101)の開口部(101a)にその裏面
側から併設されて最小目盛りから最大目盛りにかけて円
弧状に目盛ってなる目盛り部(11)を貫通穴部(1
2)を中心に形成してなる目盛り盤(10a)と、見返
し板の周壁(102)の先端開口部に設けられて目盛り
盤の表面に対向するブラックフェイスとしてのフロント
パネル(120)と、目盛り盤の裏面側に配設される内
機本体(41)と、この内機本体から目盛り盤の貫通穴
部に向け回動可能に延出する指針軸(42)とを有する
回動内機(40)と、指針軸の先端部に目盛り盤の貫通
穴部を介し回動基部(51)にて同軸的に支持されて目
盛り盤の表面に沿い延出する導光性指針本体(50)
と、回動基部をその表面側から覆う遮光性キャップ(8
0)とを有し、指針本体内に回動基部側から入射する指
針用発光素子(60)からの光に応じて発光する発光指
針(P)と、指針用発光素子の発光駆動のもと内機本体
の駆動をアナログ入力に応じて制御する制御手段(13
0、140)とを備える。
【0009】当該指針計器において、キャップ内に設け
られた発光素子であってその発光によりキャップの上壁
(80a)に形成した開口部(82)を通してフロント
パネルの裏面或いは当該フロントパネルの裏面及び見返
し板の周壁の内面に向け放射状に光を出射する演出用発
光素子(70a)を備え、制御手段は、内機本体へのア
ナログ入力の停止状態にて、指針用発光素子の発光駆動
の停止のもと、所定の短時間の間、演出用発光素子の発
光駆動及び発光指針の回動のための内機本体の駆動を行
うように制御することを特徴とする。
【0010】これにより、内機本体へのアナログ入力の
停止に伴い、指針用発光素子の発光駆動の停止のもと、
所定の短時間の間、演出用発光素子が発光駆動されると
ともに内機本体が発光指針の回動のため駆動されるの
で、演出用発光素子が上記短時間の間キャップの開口部
を通してフロントパネルの裏面或いは当該フロントパネ
ルの裏面及び見返し板の周壁の内面に向け光を放射状に
出射しつつ回動する。このため、演出用発光素子により
フロントパネルの裏面に形成される扇形状の光照射部
が、回動基部を中心に発光指針の回動と共にフロントパ
ネルの裏面或いは当該フロントパネルの裏面及び見返し
板の周壁の内面を移動する。従って、このように移動す
る扇形状の光照射部は、サーチライトイメージとして視
認され得る。その他の作用効果は、請求項1に記載の発
明と同様である。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1或いは2に記載の発明において、制御手段は、演出用
発光素子の発光駆動及び発光指針の回動のための内機本
体の駆動を行う制御を、車両の原動機の始動用キーの当
該原動機を始動させる操作時に開始することを特徴とす
る。これにより、車両の原動機の始動用キーの当該原動
機を始動させる操作時において請求項1或いは2に記載
の発明と同様の作用効果を達成できる。
【0012】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】(第1実施形態)図1は、本発明に係る乗
用車用指針計器を示しており、この指針計器は、タコメ
ータとして、当該乗用車の車室内に設けたインストルメ
ントパネルに配設されている。
【0015】当該指針計器は、図1或いは図2にて示す
ごとく、計器板10、導光板20、配線板30、回動内
機40、発光指針P、複数の導光板用発光素子90を備
えている。これら計器板10、導光板20、配線板3
0、回動内機40、発光指針P及び各発光素子90は、
環状の見返し板100、断面コ字状ケーシング110及
びフロントパネル120で構成するハウジング内に組み
付けられている。
【0016】計器板10は、その外周部にて、見返し板
100の底壁101に形成した開口部101aにその裏
面側から併設されている。当該計器板10は、図1にて
示すごとく、目盛り盤10aを有しており、この目盛り
盤10aは、見返し板100の底壁101の開口部10
1aを通りその表面側に向け露呈している。
【0017】当該目盛り盤10aは、円弧状目盛り部1
1を備えており、この目盛り部11は、目盛り盤10a
の外周部に沿い形成されている。なお、目盛り部11
は、複数の目盛り11a及び複数の目盛り値11bによ
り、当該乗用車のエンジンの回転数を目盛って形成され
ている。また、目盛り盤10aの表面のうち目盛り部1
1の各目盛り11aび各目盛り値11bを除く部分は、
不透光な暗色となっており、各目盛り11a及び各目盛
り値11bは無色透明となっている。
【0018】導光板20は、図2にて示すごとく、計器
板10にその裏面側から併設されており、この導光板2
0は、その裏面側から入射する光を導光し、その表面側
から目盛り盤10aにその裏面から入射する。このよう
に入射する光は、目盛り盤10aの各目盛り11a及び
各目盛り値11bを通り透過する。
【0019】配線板30は導光板20の裏面に沿うよう
に後述する内機本体41の端面に支持されている。回動
内機40は、内機本体41にて、ケーシング110内に
てその底壁111に装着されており、この回動内機40
の指針軸42は、配線板30の貫通穴部31、導光板2
0の貫通穴部21及び目盛り盤10aの貫通穴部12を
通り回動可能に延出している。なお、目盛り盤10aに
おいて、貫通穴部12は円弧状目盛り部11の半径方向
中心に位置している。
【0020】発光指針Pは、図1にて示すごとく、無色
透明の導光樹脂材料からなる長手状指針本体50と、指
針用発光素子60及び演出用発光素子70と、断面コ字
状の遮光性キャップ80とを備えている。指針本体50
は、その回動基部51にて、指針軸42の先端部に支持
されており、この指針本体50の指針部52は、回動基
部51から目盛り盤10aの表面に沿いその半径方向に
延出している。しかして、指針部52はその後壁52a
からの入射光を導光して、その表面にて発光する。な
お、回動基部51は、指針部52の後壁52aの下部か
ら後方に板状に延出して形成されている。
【0021】指針用発光素子60は、回動基部51の表
面の上方に支持されており、この発光素子60は、その
発光部にて、指針部52の後壁52aに対向している。
これにより、当該発光素子60は、その発光により、指
針部52内にその後壁52aから光を入射する。なお、
発光素子60は発光ダイオードで構成されている。
【0022】演出用発光素子70は、図2にて示すごと
く、回動基部51の表面の上方にて発光素子60の直後
に支持されており、この発光素子60は、その発光部に
て、図2にて示すごとく、キャップ80の開口部81を
通して、目盛り盤10aの表面を傾斜状に臨むように位
置している。このため、発光素子70の発光軸は、開口
部81の開口面を通り、目盛り盤10aの表面に対し、
所定の鋭角をなしている。しかして、発光素子70は、
その発光により、キャップ80の開口部81を通して目
盛り盤10aの表面に断面四角形状の光を放射状に入射
する。なお、発光素子70は発光ダイオードで構成され
ている。
【0023】キャップ80は、指針本体50の回動基部
51を、その表面側から両発光素子60、70と共に覆
うように指針本体50に組み付けられており、このキャ
ップ80は、上記開口部81を有している。ここで、こ
の開口部81は、指針本体50と同軸的にかつ指針部5
2の後方に位置している。
【0024】複数の発光素子90は、目盛り盤10aの
目盛り部11に対応する位置にて、配線板30の表面に
当該目盛り部11の円弧方向に沿い間隔をおいて配設さ
れている。しかして、これら各発光素子90は、その発
光により、導光板20にその裏面から入射する。なお、
各発光素子90は、共に、発光ダイオードで構成されて
いる。
【0025】フロントパネル120は、見返し板100
の周壁102の先端開口部に嵌着されているもので、こ
のフロントパネル120は、ブラックフェイスとしての
役割を果たす。このため、当該フロントパネル120
は、光透過率5%乃至30%程度のスモーク材料で形成
されている。
【0026】次に、当該指針計器の電気回路構成につい
て図3を参照して説明すると、回転センサ130は、当
該乗用車のエンジンの回転数を検出する。制御回路14
0は、マイクロコンピュータを主たる構成素子として有
するもので、この制御回路140は、バッテリBから直
接給電されて、上記マイクロコンピュータによる演算処
理のもと、イグニッションスイッチIGのオンに伴い、
指針用発光素子60及び複数の導光板用発光素子90の
発光駆動の停止のもとに、発光素子70の発光駆動及び
内機本体41の駆動を所定の短時間(例えば、1秒乃至
3秒)の間制御する。
【0027】また、当該制御回路140は、イグニッシ
ョンスイッチIGのオンに伴う上記所定の短時間の経過
後、回転センサ130の検出出力に基づく内機本体41
の駆動及び指針用発光素子60及び複数の導光板用発光
素子90の発光駆動を制御する。また、当該制御回路1
40は、イグニッションスイッチIGのオフに伴い、発
光素子Pを目盛り部11の零を表す目盛り値11bを指
示する位置に戻すように内機本体41の駆動を制御する
とともに、発光指針Pの零を表す目盛り値11bへの戻
り時に指針用発光素子60及び複数の導光板用発光素子
90の発光駆動を停止するように制御する。
【0028】以上のように構成した本第1実施形態にお
いて、制御回路140は、バッテリBから直接給電され
て、そのマイクロコンピュータを常時作動させている。
このとき、発光指針Pは、目盛り盤10aの表面上にて
目盛り部11の目盛り値「0」を指示し、各発光素子6
0、70、90は共に非発光状態にある。従って、フロ
ントパネル120の内側を当該フロントパネル120を
通して視認することはできない状態にある。
【0029】このような状態において、イグニッション
スイッチIGがオンされると、制御回路140は、演出
用発光素子70を発光駆動制御するとともに内機本体4
1を駆動制御する。これにより、発光素子70は、その
発光により、上記短時間の間、断面四角形状の光を、キ
ャップ80の開口部81を通して目盛り盤10aの表面
に放射状に入射する。このため、目盛り盤10aの表面
には、扇形状の光照射部が、回動基部51を中心にして
形成される。
【0030】また、上述のようなイグニッションスイッ
チIGのオンに伴う内機本体41の駆動制御に応じて、
発光指針Pは、上記短時間に亘り、目盛り部11の目盛
り値「0」から図1にて時計方向に回動した後反時計方
向に回動し目盛り値「0」に戻る。
【0031】このため、上記扇形状の光照射部が、回動
基部51を中心として、上述のような発光指針Pの時計
方向への回動及び反時計方向への回動に伴い、当該発光
指針Pの回動と共に回動するように目盛り盤10aの表
面上を移動する。従って、このようなイグニッションス
イッチIGのオンに伴う扇形状の光照射部の移動が運転
者によりフロントパネル120を通してサーチライトイ
メージにて認識される。また、このような作用効果は、
発光指針Pに放電管を用いることなく、発光ダイオード
である発光素子70を採用することで達成できるので、
発光指針Pに放電管を用いる必要もなくコストの低減に
役立つ。
【0032】上記短時間の経過により制御回路140に
よる当該短時間の間の制御が終了し、当該乗用車のエン
ジンが、イグニッションスイッチIGの上記オンのもと
作動状態におかれると、制御回路140は、そのマイク
ロコンピュータによる演算処理に伴い、発光素子60及
び複数の発光素子90を同時に発光駆動制御するととも
に、回転センサ130の検出出力に応じて、内機本体4
1を駆動制御する。なお、発光素子70の発光駆動は、
該短時間の間の制御の終了で停止する。
【0033】上述のように発光素子60が発光駆動され
ると、この発光素子60は、その発光により、発光素子
Pの指針部52内にその後壁52aから光を入射する。
このため、発光指針Pは、その指針部52にて発光す
る。また、上述のように内機本体41が回転センサ13
0の検出出力に応じて駆動されると、回動内機40は、
内機本体41により発光指針Pを回動する。
【0034】また、上述のように複数の発光素子90が
発光駆動されると、これら各発光素子90は、その発光
により、導光板20内にその裏面側から光を入射する。
すると、導光板20は、その入射光を導光して、目盛盤
10aにその裏面側から入射する。このように目盛盤1
0aに入射した光は、目盛り部11の各目盛り11a及
び目盛り値11bを透過する。これにより、目盛盤10
aは、各目盛り11a及び目盛り値11bにて照明され
る。その結果、目盛盤10aの上記照明のもと、発光指
針Pの発光による当該乗用車のエンジンの回転数の指示
がフロントパネル120を通して視認され得る。
【0035】以上のような状態において、イグニッショ
ンスイッチIGがオフされると、制御回路140は、発
光素子Pを目盛り部11の零を表す目盛り値11bを指
示する位置に戻すように内機本体41の駆動を制御する
とともに、発光指針Pの零を表す目盛り値11bへの戻
り時に指針用発光素子60及び複数の導光板用発光素子
90の発光駆動を停止するように制御する。これによ
り、発光指針Pは零を表す目盛り値11bへ戻り、この
とき指針用発光素子60及び複数の導光板用発光素子9
0はその発光を停止する。
【0036】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態を示している。この第2実施形態では、発光指針
Pにおいて、発光素子70に代えて発光素子70aを採
用した構成となっている。発光素子70aは、図4にて
示すごとく、回動基部51の表面の上方にて発光素子6
0の直後に支持されており、この発光素子70aは、そ
の発光部にて、キャップ80の開口部82(後述する)
を通して、フロントパネル120の図示下部を傾斜状に
臨むように位置している。このため、発光素子70aの
発光軸は、開口部82の開口面を通り、目盛り盤10a
の表面に対し、所定の鋭角をなしている。しかして、発
光素子70aは、その発光により、キャップ80の開口
部82を通してフロントパネル120の裏面に断面四角
形状の光を放射状に入射する。なお、発光素子70aは
発光ダイオードで構成されている。
【0037】キャップ80は、上記第1実施形態にて述
べた開口部81に代えて、上記開口部82を有してお
り、この開口部82は、キャップ80の上壁(図4にて
符号80a参照)に形成されて、発光素子70aからの
光をフロントパネル120に向け図4にて図示二点鎖線
で例示するごとく断面四角形状にて放射状に通過させる
ように形成されている。また、制御回路140は、上記
第1実施形態にて述べた発光素子70に代えて発光素子
70aを当該発光素子70と同様に発光駆動制御する。
その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0038】以上のように構成した本第2実施形態にお
いて、イグニッションスイッチIGがオンされると、制
御回路140は、演出用発光素子70aを発光駆動制御
するとともに内機本体41を駆動制御する。これによ
り、発光素子70aは、その発光により、上記第1実施
形態にて述べた所定の短時間の間、断面四角形状の光を
キャップ80の開口部82を通してフロントパネル12
0の裏面に放射状に入射する。このため、フロントパネ
ル120の裏面には、扇形状の光照射部が、回動基部5
1を中心にして形成される。
【0039】また、上記第1実施形態と同様に、上述の
ようなイグニッションスイッチIGのオンに伴う内機本
体41の駆動制御に応じて、発光指針Pは、上記短時間
に亘り、目盛り部11の目盛り値「0」から図1にて時
計方向に回動した後反時計方向に回動し目盛り値「0」
に戻る。
【0040】このため、上記扇形状の光照射部が、回動
基部51を中心として、上述のような発光指針Pの時計
方向への回動及び反時計方向への回動に伴い、当該発光
指針Pの回動と共に回動するようにフロントパネル12
0の裏面上を移動する。このため、このようなイグニッ
ションスイッチIGのオンに伴うフロントパネル120
の裏面上における扇形状の光照射部の移動が運転者によ
りフロントパネル120を通してサーチライトイメージ
にて認識される。その他の作用効果は上記第1実施形態
と同様である。
【0041】なお、本発明の実施にあたり、上記第1或
いは第2実施形態において、イグニッションスイッチI
Gのオン時に限ることなく、例えば、イグニッションス
イッチIGのオフ時や当該乗用車のパーキングブレーキ
による制動操作時に、発光素子Pの発光素子70或いは
70aの発光駆動制御及び内機本体41の駆動制御を、
発光指針Pを一旦目盛り値「0」に戻した後、上記短時
間の間、イグニッションスイッチIGのオン時と同様に
行ってもよい。これによれば、イグニッションスイッチ
IGのオフ時や当該乗用車のパーキングブレーキによる
制動操作時にも、上記第1或いは第2の実施形態にて述
べたと実質的に同様のサーチライトイメージを提供でき
る。
【0042】また、本発明の実施にあたり、発光素子7
0或いは70aは、発光素子60、90とは異なる色で
発光する発光ダイオードであってもよい。
【0043】また、本発明の実施にあたり、発光素子7
0或いは70aは、発光色を異にする少なくとも2つの
発光ダイオードで構成し、これら各発光ダイオードの発
光駆動制御を時を異にして行うことで、上記サーチライ
トイメージを色変化を伴うように提供してもよい。
【0044】また、上記第1実施形態では、発光素子7
0によりキャップ80の開口部81を通して目盛り盤1
0aの表面に光を入射するようにしたが、これに代え
て、上記第2実施形態にて述べた発光素子70a及びキ
ャップ80の開口部82をも採用し、フロントパネル1
20の裏面にも開口部82を通して発光素子70aから
光を入射することで、目盛り盤10a側だけでなく、フ
ロントパネル120側でもサーチライトイメージを提供
するようにしてもよい。この場合、見返し板100の内
壁にもサーチライトイメージを提供するように発光素子
70aから光を入射するようにしてもよく、このような
入射は、発光素子70、70a以外の発光素子を別途キ
ャップ80内に設けて行うようにしてもよい。
【0045】また、本発明の実施にあたり、発光素子7
0或いは70aは、発光ダイオードに限ることなく、例
えば、ランプでもよい。
【0046】また、本発明の実施にあたり、配線板20
の表面のうち指針軸42の軸周り近傍領域に複数の指針
用発光素子(例えば、発光ダイオード)を配設し、これ
ら各指針用発光素子の光を導光板20の貫通穴部21及
び目盛り盤10aの貫通穴部12を通して発光指針Pの
回動基部内に入射し、この入射光を指針部52内に導光
することで指針部52を発光させるようにして、発光素
子60を廃止してもよい。
【0047】また、本発明の実施にあたり、上記第1実
施形態では、フロントパネル120を廃止してもよい。
【0048】また、本発明の実施にあたり、乗用車用指
針計器に限ることなく、一般に電気自動車等の自動車そ
の他の車両用指針計器に本発明を適用してもよい。この
場合、イグニッションスイッチIGは、例えば、電気自
動自動車では走行用電動機を始動するキースイッチであ
ればよく、一般には、車両の走行用原動機の始動用キー
スイッチであればよい。また、当該指針計器は、タコメ
ータとしての計器に限ることなく、スピードメータその
他のメータとしての指針計器であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用車用指針計器の第1実施形態
を示す部分破断正面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う概略断面図である。
【図3】上記第1実施形態の電気回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
10a…目盛り盤、11…目盛り部、12…貫通穴部、
40…回動内機、41…内機本体、42…指針軸、50
…指針本体、51…回動基部、60…指針用発光素子、
70、70a…演出用発光素子、80…キャップ、8
1、82…開口部、100…見返し板、101…底壁、
101a…開口部、120…フロントパネル、130…
回転センサ、140…制御回路、P…発光指針。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F074 AA02 AA04 BB06 DD02 DD03 EE02 EE03 FF01 GG02 GG06 GG09 3D044 BA03 BC01 BD01 5C096 AA22 AA27 BA03 BB48 EA03 FA11 FA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最小目盛りから最大目盛りにかけて円弧
    状に目盛ってなる目盛り部(11)を貫通穴部(12)
    を中心に形成してなる目盛り盤(10a)と、 この目盛り盤の裏面側に配設される内機本体(41)
    と、この内機本体から前記目盛り盤の貫通穴部に向け回
    動可能に延出する指針軸(42)とを有する回動内機
    (40)と、前記指針軸の先端部に前記目盛り盤の貫通
    穴部を介し回動基部(51)にて同軸的に支持されて前
    記目盛り盤の表面に沿い延出する導光性指針本体(5
    0)と、前記回動基部をその表面側から覆う遮光性キャ
    ップ(80)とを有し、前記指針本体内に前記回動基部
    側から入射する指針用発光素子(60)からの光に応じ
    て発光する発光指針(P)と、 前記指針用発光素子の発光駆動のもと前記内機本体の駆
    動をアナログ入力に応じて制御する制御手段(130、
    140)とを備える車両用指針計器において、 前記キャップ内に設けられた発光素子であってその発光
    により前記該キャップの周壁に形成した開口部(81)
    を通して前記目盛り盤の表面に向け放射状に光を出射す
    る演出用発光素子(70)を備え、 前記制御手段は、前記内機本体への前記アナログ入力の
    停止に伴い、前記指針用発光素子の発光駆動の停止のも
    と、所定の短時間の間、前記演出用発光素子の発光駆動
    及び前記発光指針の回動のための前記内機本体の駆動を
    行うように制御することを特徴とする車両用指針計器。
  2. 【請求項2】 環状の見返し板(100)と、 この見返し板の底壁(101)の開口部(101a)に
    その裏面側から併設されて最小目盛りから最大目盛りに
    かけて円弧状に目盛ってなる目盛り部(11)を貫通穴
    部(12)を中心に形成してなる目盛り盤(10a)
    と、 前記見返し板の周壁(102)の先端開口部に設けられ
    て前記目盛り盤の表面に対向するブラックフェイスとし
    てのフロントパネル(120)と、 前記目盛り盤の裏面側に配設される内機本体(41)
    と、この内機本体から前記目盛り盤の貫通穴部に向け回
    動可能に延出する指針軸(42)とを有する回動内機
    (40)と、前記指針軸の先端部に前記目盛り盤の貫通
    穴部を介し回動基部(51)にて同軸的に支持されて前
    記目盛り盤の表面に沿い延出する導光性指針本体(5
    0)と、前記回動基部をその表面側から覆う遮光性キャ
    ップ(80)とを有し、前記指針本体内に前記回動基部
    側から入射する指針用発光素子(60)からの光に応じ
    て発光する発光指針(P)と、 前記指針用発光素子の発光駆動のもと前記内機本体の駆
    動をアナログ入力に応じて制御する制御手段(130、
    140)とを備える車両用指針計器において、 前記キャップ内に設けられた発光素子であってその発光
    により前記キャップの上壁(80a)に形成した開口部
    (82)を通して前記フロントパネルの裏面或いは当該
    フロントパネルの裏面及び前記見返し板の周壁の内面に
    向け放射状に光を出射する演出用発光素子(70a)を
    備え、 前記制御手段は、前記内機本体への前記アナログ入力の
    停止状態にて、前記指針用発光素子の発光駆動の停止の
    もと、所定の短時間の間、前記演出用発光素子の発光駆
    動及び前記発光指針の回動のための前記内機本体の駆動
    を行うように制御することを特徴とする車両用指針計
    器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記演出用発光素子の
    発光駆動及び前記発光指針の回動のための前記内機本体
    の駆動を行う制御を、車両の原動機の始動用キーの当該
    原動機を始動させる操作時に開始することを特徴とする
    請求項1或いは2に記載の車両用指針計器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004097343A1 (ja) * 2003-04-25 2004-11-11 Nippon Seiki Co. Ltd. 計器装置
JP2012032288A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Nippon Seiki Co Ltd 発光指針

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