JP2010230326A - 指針計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を複雑にすることなく良好な組付性を得ることが可能な指針計器を提供すること。
【解決手段】(a)に示すように、ケーシング17に装着された表示板13には、円周状の指標部131の延長方向における指標部131形成領域外に欠損部134が形成されている。そして、(b)に示すように、略S字形状の指針9を振り切り側回動規制位置R2でシャフト8aに打ち込む際に、指針9の指標部131よりも奥側に配置される部分が、欠損部134を挿通可能となっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、指針の回転角度により被測定量の大きさを指示する指針計器に関する。
従来技術として、例えば下記特許文献1に開示された指針計器がある。この指針計器は、円弧状に目盛が配列された略ドーナツ形状の目盛板と、この目盛板の目盛を指示する指針とを備えている。この指示計器の指針は、ムーブメントの回転軸に取り付けられる基部と、基部より回転軸と直交する方向へ延出する第1指針部、第1指針部より回転軸と平行な方向に延出する第2指針部、第2指針部より第1指針部と逆方向に延出する第3指針部、第3指針部より第2指針部と同一方向に延出する第4指針部、および第4指針部より第1指針部と同一方向に延出し目盛板の目盛を指示する第5指針部とを有しており、略S字形に形成されている。そして、目盛板は、指針の第3指針部と第5指針部との間に位置するように配置されている。
この指針計器の各部品を組み付けるときには、ケースに取り付けられたムーブメントの回転軸に回転軸方向正面側から指針の基部を打ち込み固定した後、目盛板を回転軸方向の正面側から2方向に移動させてケースに取り付けるようになっている。具体的には、指針を正面から見て真上に位置する状態とし、目盛板を中心よりも真上方向にずれた位置に正面側からケースに仮設置し、その後回転軸に直交する方向にスライドさせて、略S字形をなす指針の第3指針部と第5指針部との間に目盛板を設置するようになっている。
特開2006−98160号公報
しかしながら、上記従来技術の指針計器では、略S字形状をした指針と目盛板とが干渉しないように、上記したような少なくとも2方向に移動する組付け動作が必要であるとともに、略S字形をなす指針の第3指針部と第5指針部との隙間に目盛板をスライドして配設するため、組付け作業が比較的困難であるという問題がある。また、上記従来技術の指針計器では、作業性向上のために、目盛板を正面側からケースに仮設置するための位置決め手段、および、略S字形をなす指針の第3指針部と第5指針部との間に目盛板をスライド設置するための案内手段を、ケースに設けているが、構造が複雑になるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、構造を複雑にすることなく良好な組付性を得ることが可能な指針計器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
回転軸を出力軸とする駆動体を有する基部と、
円弧状に延びる指標部を有し、基部に装着された表示板と、
表示板の表示方向に突出する駆動体回転軸に装着された指針と、を備え、
指針は、
回転軸に固定されるボス部と、
ボス部から回転軸の径外方向に延設された第1腕部と、
第1腕部よりも表示方向前方において、基端部から先端部に向かって回転軸の径内方向に延設された第2腕部と、
第2腕部よりも表示方向前方において、基端部から先端部に向かって回転軸の径外方向に延設され、指標部に沿って移動して指標部を指示するポインタ部と、
第1腕部の先端部と第2腕部の基端部とを接続する第1接続部と、
第2腕部の先端部とポインタ部の基端部とを接続する第2接続部と、が一体成形されおり、
表示板が第2腕部とポインタ部との間に配設されている指針計器であって、
表示板には、指標部の形成領域外に、指針を回転軸に装着する際に、第1腕部、第2腕部、および第1接続部を、回転軸の軸線方向に挿通可能な欠損部が形成されている
ことを特徴としている。
これによると、表示板を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して基部に装着した後、第1腕部、第2腕部、および第1接続部が表示板の欠損部を通過するように、指針を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して回転軸に装着することができる。したがって、表示板が指針の第2腕部とポインタ部との間に配設される指針計器であっても、表示板の指標部形成領域外に欠損部を設けるという簡単な構造により、表示板および指針を同一の一方向から組み付けることができる。このようにして、構造を複雑にすることなく良好な組付性を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明では、
回転軸を出力軸とする駆動体を有する基部と、
円弧状に延びる指標部を有し、基部に装着された表示板と、
表示板の表示方向に突出する駆動体回転軸に装着された指針と、を備え、
指針は、
回転軸に固定されるボス部と、
ボス部から回転軸の径外方向に延設された第1腕部と、
第1腕部よりも表示方向前方において、基端部から先端部に向かって回転軸の径内方向に延設された第2腕部と、
第2腕部よりも表示方向前方において、基端部から先端部に向かって回転軸の径外方向に延設され、指標部に沿って移動して指標部を指示するポインタ部と、
第1腕部の先端部と第2腕部の基端部とを接続する第1接続部と、
第2腕部の先端部とポインタ部の基端部とを接続する第2接続部と、が一体成形されおり、
表示板が第2腕部とポインタ部との間に配設されている指針計器であって、
表示板には、指標部の形成領域外に、表示板を基部に装着する際に、ポインタ部を、回転軸の軸線方向に挿通可能な欠損部が形成されていることを特徴としている。
これによると、指針を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して回転軸に装着した後、ポインタ部が表示板の欠損部を通過するように、表示板を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して基部に装着することができる。したがって、表示板が指針の第2腕部とポインタ部との間に配設される指針計器であっても、表示板の指標部形成領域外に欠損部を設けるという簡単な構造により、指針および表示板を同一の一方向から組み付けることができる。このようにして、構造を複雑にすることなく良好な組付性を得ることができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の指針計器において、
指標値のゼロ点側と最大値側との両側で、指針の回動が規制されるようになっており、
表示板の欠損部は、最大値側の指針回動規制位置に対応して形成されていることを特徴としている。
これによると、請求項1に記載の指針計器の場合には、表示板を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して基部に装着した後、位置を決めやすい最大値側の指針回動規制位置で、指針を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して回転軸に装着し、指標値のゼロ点側に向けて回動させることができる。
また、請求項2に記載の指針計器の場合には、指針を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して回転軸に装着した後、指針を最大値側の指針回動規制位置まで回動して位置決めし、表示板を表示方向前方側から回転軸の軸線方向に移動して基部に装着し、指標値のゼロ点側に向けて回動させることができる。
また、請求項4に記載の発明では、表示板は、指標部と指標部の周辺部との回転軸の軸線方向における位置が異なっていることを特徴としている。
これによると、指標部が周辺部よりも突出していたり周辺部よりも凹んでいたりする、回転軸の軸線方向に交差する方向のスライド移動を行い難い表示板であっても、指針の第2腕部とポインタ部との間に容易に配設することができる。
本発明を適用した第1の実施形態における指針計器であるタコメータTを備えたコンビネーションメータ100の部分正面図である。 図1中のII−II線断面図である。 図1中のIII−III線断面図である。 タコメータTの電気回路構成を説明する模式図である。 タコメータTに用いる表示板13の正面図である。 (a)、(b)は、タコメータTを組み立てる際の工程別の正面図である。 タコメータTを組み立てる際の工程別の正面図である。 (a)、(b)、(c)は、第2の実施形態におけるタコメータTを組み立てる際の工程別の正面図である。 他の実施形態における表示板13の正面図である。 他の実施形態における表示板13の正面図である。 他の実施形態における指針9の断面図である。 他の実施形態における指針9の断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1の実施形態)
以下、本発明を適用した指針計器を自動車に搭載されるコンビネーションメータ100に組み込まれたタコメータTに適用した場合を例に説明する。
図1は、本発明を適用した第1の実施形態における指針計器であるタコメータTを備えたコンビネーションメータ100の部分正面図である。図2は、図1中のII−II線断面図であり、図3は、図1中のIII−III線断面図である。また、図4は、タコメータTの電気回路構成を説明する模式図であり、図5は、タコメータTに用いる表示板13の正面図である。
コンビネーションメータ100は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設され、図1に示すように、当該自動車のエンジンの回転速度を指示するタコメータTを備えるとともに、さらに図示しない他の計器や各種インジケータ等を備えている。運転席は、図2においてコンビネーションメータ100の左側にあり、コンビネーションメータ100は、図2において左側から、図3において上側から運転者によって視認される。
タコメータTは、前面側、すなわち視認者側から、図2に示すように、指針9、表示板13、文字板2および液晶表示器1が配置されている。以下に、タコメータTの構成について説明する。なお、図2では、図1に示す指針9が上方位置(断面図示位置)に回動した状態の断面を示している。
タコメータTは、大きくは、文字2aを備えた文字板2、目盛13aを備えた表示板13、ムーブメント8により回動されて文字2aおよび目盛13aを指示する指針9等から構成されている。文字板2の中央部には、表示装置としての液晶表示器1が配置されている。液晶表示器1には、例えば、図1に示すように、当該自動車の累積走行距離を指示するオドメータが表示されるようになっており、区間走行距離を指示するトリップメータに表示切替が可能となっている。
表示装置である液晶表示器1は、たとえばドットマトリクス型のものが用いられている。液晶表示器1は、その外径が略円形に形成されている。液晶表示器1の一端側には、図2に示すように、液晶表示器1を制御回路に接続するためのリード線としてのフレキシブル回路基板1aが接続延出されている。
液晶表示器1の裏面側には、照明部材である第1導光板3が液晶表示器1に密着させて配置されている。第1導光板3は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から成型加工により作られている。第1導光板3は、光源である発光ダイオード6が発する光を液晶表示器1の裏面に導いて、液晶表示器1を透過照明するためのものである。第1導光板3は、その平面形状が液晶表示器1と同等に形成されるとともに、一端側、つまり液晶表示器1のフレキシブル回路基板1aと同じ側が、図2に示すようにL字状に折れ曲がっている。
液晶表示器1の周囲には、文字板2が配置されている。文字板2は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板から略環状に形成されている。文字板2は、液晶表示器1の前面側に重ねて配置され、文字板2の中央部の貫通孔である開口窓2bを介して液晶表示器1が視認される。
文字板2には、指標部としての文字2aが設けられている。文字2aは、文字板2の表面(図2において左側の面、表示方向Z側の面)あるいは裏面(図2において右側の面)に印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成されている。すなわち、文字2a以外の部分に不透光性着色層あるいは半透光性着色層を設けると共に、文字2aを透明なままとする、あるいは半透光性着色層を設ける等の処理を施してある。これにより、文字板2が透過照明されると、文字2aが発光表示される。
文字板2の裏面側には、照明部材である第2導光板4が液晶表示器1に密着させて配置されている。第2導光板4は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から成型加工により作られている。第2導光板4は、光源である発光ダイオード6もしくは図示を省略した別の発光ダイオードが発する光を文字板2の裏面に導いて、文字板2を透過照明するためのものである。第2導光板4は、その平面形状が文字板2の文字2aが設けられた領域をカバーしつつ略C字状に形成されるとともに、C字の両端部が、第1導光板3の場合と同様にL字状に折れ曲がっている。
以上説明した、液晶表示器1、文字板2、第1導光板3および第2導光板4は、ブラケット5に収容保持されて一体化されて表示ユニットDを構成している。ブラケット5は、樹脂材料を成型加工して形成されている。表示ユニットDは、図2に示すように、ブラケット5をスクリュウ12で締め付けることによりプリント基板11に固定されている。
プリント基板11は、たとえばガラスエポキシ基板等からなり、タコメータTを含むコンビネーションメータ1の電気回路部を形成している。プリント基板11には、第1導光板3のL字状に折れ曲がった部分の先端に対向して光源である発光ダイオード6が、第2導光板4のL字状に折れ曲がった部分の先端に対向して光源である図示しない発光ダイオードが、それぞれ実装されている。
プリント基板11には、液晶表示器1のフレキシブル回路基板1aが、図2に示すように、コネクタ1bを介して接続されている。
プリント基板11には、図2および図3に示すように、指針9を回動させるための駆動体であるムーブメント8が実装されている。ムーブメント8は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機等の電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号(タコメータTにおいてはエンジンの回転速度信号)に基づいて駆動信号が印加され、それにより表示方向Zに突出した回転軸であるシャフト8aを回転させる。ムーブメント8は、そのシャフト8aを文字板2の中心と一致されて配置されている。ムーブメント8のシャフト8aの先端には、図2に示すように、指針9が固定されている。 指針9は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等により成型加工して形成されている。指針9は、図2および図3に示すように、ムーブメント8のシャフト8aに固定されるボス部9aと、ボス部9aからシャフト8aの径外方向に延設された第1腕部91と、第1腕部91よりも表示方向Z前方において基端部から先端部に向かってシャフト8aの径内方向に延設された第2腕部93と、第2腕部93よりも表示方向Z前方において基端部から先端部に向かってシャフト8aの径外方向に延設されたポインタ部95と、シャフト8aの軸線方向に延びて第1腕部91の先端部と第2腕部93の基端部とを接続する第1接続部92と、シャフト8aの軸線方向に延びて第2腕部93の先端部とポインタ部95の基端部とを接続する第2接続部94とを有している。
すなわち、指針9は略S字形状をなしており、第1腕部91と第2腕部93との間における第1接続部92よりも内側に表示ユニットDが配設され、第2腕部93とポインタ部95との間における第2接続部94よりも外側に後述する表示板13の指標部131が配設されている。
指針9のボス部9aを挟んで第1腕部91の反対側には、図2および図3に示すように、カウンタウェイト9bが設けられている。カウンタウェイト9bは、指針9におけるシャフト8a回りの不釣合いモーメントの大きさをできるだけ小さくして指針9の回転を滑らかにするためのものである。なお、カウンタウェイト9bには、比重量の大きい材質、たとえば金属材料等からなる錘を固定すれば、カウンタウェイト9bの体格を増大させずに、指針9におけるシャフト8a回りの不釣合いモーメントの大きさを小さくすることが可能である。
指針9は、ボス部9a、第1腕部91、第1接続部92、第2腕部93、第2接続部94、ポインタ部95およびカウンタウェイト9bを一体として成形加工により形成している。
指針9は、プリント基板11上の指針9のボス部9b近傍に対向して実装された発光ダイオード10が発する光により発光表示される。すなわち、発光ダイオード10が発する光がボス部9b付近から指針9内に入射し、指針9内を反射しながら進行し、ポインタ部95から出射することにより発光表示される。
指針9全体を一体成形により形成したので、指針9の形状精度を向上させて指針9の良好な見映えが得られるタコメータTを提供することができる。また、指針9は比較的複雑な形状としているが、一体成形したことにより、分割して形成したものを組み合わせた場合よりも、良好な剛性が得られて軽量化が可能であるとともに、導光性を向上することもできる。
文字板2の外周側かつ表示方向Z前側には、図2および図3に示すように、表示板13(具体的には、表示板13の指標部131)が配置されている。表示板13は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等により成型加工して形成されている。表示板13は、環状(ドーナツ形状)の一部を除いた形状である円弧状の指標部131を有しており、指標部131は、文字板2と同軸上、つまりムーブメント8のシャフト8aと同軸上に配置されている。
指標部131は、図5にも示すように、その表面から図5の紙面表側(表示方向Z前方、図2における左側)に突出する凸部として形成された目盛13aを備えている。表示板13の表面の目盛13aを除く部分には、印刷あるいはホットスタンプにより不透光性着色層が施されている。これにより、表示板13が、プリント基板11に実装された発光ダイオード14が発する光により導光板15を介して照射されると、目盛13aのみが発光表示される。
図5に示すように、表示板13の目盛13aが形成された円弧状の指標部131の内側は開口して開口窓133となっており、この開口窓133を介して、図1に示すように、表示ユニットDの液晶表示器1や文字板2が視認可能となっている。表示板13の指標部131よりも下部は横方向に大きく切欠かれており、開口窓133と連続する欠損部134となっている。すなわち、表示板13には、環状(円周状)の一部である円弧状の指標部131が設けられており、環状の残部に相当する指標部131の形成領域外(所謂、意匠範囲外)に欠損部134が形成されている。
図3から明らかなように、表示板13は、指標部131が指標部131よりも外周側の部分である周辺部132より表示方向Z側(シャフト8aの軸線方向におけるシャフト突出側)に突出している。すなわち、表示板13の指標部131と周辺部132とは、シャフト8aの軸線方向における位置が異なっている。
前述したように、表示板13の円弧状の指標部131は、指針9の第2腕部93とポインタ部95との間における第2接続部94よりも外側に配設され、表示ユニットDの文字板2は、指針9の第1腕部91と第2腕部93との間における第1接続部92よりも内側に配設されており、指針9がムーブメント8に回転駆動されると、指針9は、表示ユニットDや表示板13に干渉することなく回動する。このとき、指針9のポインタ部95は、表示板13の指標部131の表示方向Z前方で、円弧状の指標部131に沿って移動して指標部131の目盛13aおよび文字板2の文字2aを指示する。
プリント基板11には、液晶表示器1の表示駆動制御、各発光ダイオード6、10、14等の点灯・消灯制御、ムーブメント8の駆動制御を行なうコントローラ16が実装されている。コントローラ16は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
以上説明した、表示ユニットD、プリント基板11、表示板13等は、図2に示すように、樹脂材料から成形されるケーシング17内に収容保持されている。
また、表示板13の前面側には、図2に示すように、略枠状の見返し板18が装着され、さらに見返し板18の先端部には透明カバー19が装着されている。見返し板18は、たとえば樹脂材料から形成されている。透明カバー19は、透明な樹脂の薄板あるいはガラス等から形成されている。見返し板18および透明カバー19は、コンビネーションメータ1の見映えを整えると同時に、コンビネーションメータ1内部への埃、水分等の侵入を防止している。
一方、ケーシング17の背後には、図2に示すように、ロアカバー20が装着されている。ロアカバー20は、たとえば樹脂材料から形成されている。
次に、以上説明した、本実施形態におけるタコメータTの電気回路構成および作動について、図4に基づいて説明する。
図4の電気回路構成図に示すように、コントローラ16には、バッテリ22から電力が常時供給されている。また、コントローラ16には、イグニッションスイッチ21が、その操作状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ16には、その制御対象である、液晶表示器1、ムーブメント8、発光ダイオード6、10、14等が接続されている。
さらに、コントローラ16には、当該自動車のエンジン回転速度を検出する回転センサ23、当該自動車の走行距離を検出する距離センサ24が、検出信号を入力可能に接続されている。距離センサ24としては、たとえば変速機の出力軸であるプロペラシャフト(図示せず)の回転速度を検出するもの等が用いられている。この場合、プロペラシャフトの回転速度、デファレンシャルギヤの減速比(既知)および駆動車輪のタイヤ直径(既知)から、自動車の走行距離を算出することができる。
運転者によりイグニッションスイッチ21がONされると、コントローラ16はそれを検知して、タコメータTの表示制御作動を開始する。
コントローラ16は、発光ダイオード6、10、14等を点灯状態する。これにより、文字板2の文字2aが図示しない発光ダイオードからの光により、表示板13の目盛3aが発光ダイオード14からの光により、指針9が発光ダイオード10からの光により、それぞれ照明されて発光表示される。同時に、液晶表示器1が発光ダイオード6からの光により透過照明されて視認可能常態となる。
続いて、コントローラ16は、回転センサ23からの検出信号に基づきムーブメント8を駆動して、シャフト8aを所定角度、すなわち当該自動車のエンジン回転速度に対応する角度に回動させる。これにより、タコメータT部においては、指針9、詳しくはポインタ9cが文字板2上の所定の文字2aおよび表示板13指標部131の目盛13aを指示してエンジン回転速度が指示される。
続いて、コントローラ16は、距離センサ24からの信号に基づいて当該自動車の走行距離を算出し、液晶表示器1を駆動してその画面に当該自動車の走行距離、つまり、図1に示すように、累積走行距離(ODO)もしくは区間走行距離(TRIP)を表示する。
運転者によりイグニッションスイッチ21がOFFされると、コントローラ16は、そのことを検知して、発光ダイオード6、10、14等を消灯させる。また、コントローラ16は、ムーブメント8および液晶表示器1の駆動を停止する。
次に、本実施形態におけるタコメータTの製造方法、主に、ムーブメント8が取り付けられたプリント基板11およびケーシング17からなる基部に、表示板13、指針9、表示ユニットDを組み付ける方法について説明する。
まず、図6(a)に示すように、プリント基板11およびケーシング17からなる基部をなす構成に、表示板13を装着する表示板装着工程を実施する。表示板13の装着は、表示方向Z前方側からシャフト8aの軸線方向に(図6(a)の紙面表側から裏側に向かって)一方向に移動させて基部に装着する。なお、この時点までに、プリント基板11には、各発光ダイオード6、10、14、ムーブメント8、コントローラ16等の実装が完了している。
表示板装着工程を完了したら、次に、図6(b)に示すように、指針9のボス部9aを、プリント基板11上のムーブメント8のシャフト8aに固定して、指針装着工程を実施する。指針9の装着は、表示方向Z前方側からシャフト8aの軸線方向に(図6(b)の紙面表側から裏側に向かって)一方向に移動させて、指針9をシャフト8aに打ち込む。本実施形態のムーブメント8は、内部に機械的なスットパ機構を有しており、指標部131の指標値のゼロ点側と最大値側(所謂、振り切れ側)とに指針の回動規制位置R1、R2を持っている。指針9のムーブメント8シャフト8aへの打ち込みは、最大値側の回動規制位置R2で行う。
既に基部への装着が完了している表示板13は、この回動規制位置R2に対応する部分が欠損部134となっており、打ち込まれる指針9が表示板13に干渉しない。したがって、指針9を、表示方向Z前方側からシャフト8aの軸線方向に一方向に移動させて、シャフト8a軸線方向における所定位置に(指針9の第2腕部93が表示板13指標部131より表示方向Z後方側となり、ポインタ部95が指標部131より表示方向Z前方側となる位置に)装着することができる。
指針装着工程を完了したら、次に、図7に示すように、指針9を図示上方の所定回動位置R3まで回動する指針調整工程を実施した後、図示下方からプリント基板11およびケーシング17からなる基部に表示ユニットDを装着する表示ユニット装着工程を実施する。
指針調整工程における所定回動位置R3は、図7に示す二点鎖線よりも図示上方であればよい。すなわち、プリント基板11上の表示ユニットD固定位置、つまりスクリュウ12装着位置とシャフト8aを挟んで反対側となるような位置であればよい。換言すれば、第1腕部91、第1接続部92、および第2腕部93からなる指針9のコの字状部分の開口端が、プリント基板11上のスクリュウ12装着位置側(表示ユニットDを挿入する図示下端側)を向く位置であればよい。指針調整工程は、例えば、プリント基板11を組付け作業用の電気回路装置に接続してこの電気回路装置によりムーブメント8を駆動して行われる。
次の表示ユニット装着工程では、図示下方側(指針9の上記コの字状の開口端側)から第1腕部91と第2腕部93との間に、表示ユニットDをプリント基板11の面沿い方向に移動させつつ挿入する。そして、スクリュウ12を、プリント基板11を介してブラケット5の取付け孔に締め付けて、ブラケット5をプリント基板11に固定し、液晶表示器1のコネクタ1bをプリント基板11に接続して、表示ユニットDのプリント基板11を含む基部への装着が完了する。表示ユニット装着工程までを完了したら、指針9の0点位置補正を行う0点補正工程を実施する。
上述の構成および製造方法によれば、表示板13には、円周状の指標部131の延長方向における指標部131形成領域外に、指針装着工程において指針9の第1腕部91の先端側の部分、第1接続部92、および第2腕部93を、指針9装着方向(シャフト8aの軸線方向)に挿通可能な欠損部134が形成されている。また、開口窓133は指針9の第1腕部91の基端側の部分、および第2接続部94を挿通可能である。したがって、表示板装着工程で、表示板13を基部に表示方向Z前方側から一方向組付けした後、指針装着工程で、第1腕部91、第1接続部92、および第2腕部93が表示板13の欠損部134を通過するように、指針9をムーブメント8のシャフト8aに表示方向Z前方側から一方向組付けすることができる。
このようにして、表示板13の指標部131が、一体成形された指針9の第2腕部93とポインタ部95との間に配設されるタコメータTであっても、表示板13に欠損部134を設けるという簡単な構造により、表示板13および指針9を同一の方向から一方向組付けすることができ、斬新な見栄えのタコメータTであっても、構造を複雑にすることなく良好な組付性を得ることができる。
また、指針装着工程では、指針9が最大値側の指針回動規制位置R2で打ち込まれている。したがって、指針9の位置決めが容易であり、その後の指針調整工程や0点補正工程における指針9の回動調整が容易となる。
また、表示板13は、指標部131と指標部131の周辺部132とのシャフト8a軸線方向における位置が異なっており、指標部131が周辺部132よりも表示方向Zに突出している。このような形状の表示板13では、欠損部134を設けずにシャフト8a軸線方向に直交する方向へのスライド装着を行うことは、他の構成と干渉しやすく困難である。したがって、本発明を適用して、表示板13を表示方向Z前方側から一方向組付けできるメリットは極めて大きい。 (第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図8に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、表示板装着工程と指針装着工程との順番が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
本実施形態では、まず、図8(a)に示すように、指針9のボス部9aを、ムーブメント8が取り付けられたプリント基板11およびケーシング17からなる基部のムーブメント8のシャフト8aに固定して、指針装着工程を実施する。指針9の装着は、表示方向Z前方側からシャフト8aの軸線方向に(図8(a)の紙面表側から裏側に向かって)一方向に移動させて、指針9をシャフト8aに打ち込む。本実施形態では、指針9のムーブメント8シャフト8aへの打ち込みは、ゼロ点側の回動規制位置R1で行う。
指針装着工程を完了したら、図8(b)に示すように、指針9を最大値側の回動規制位置R2まで回動した後に、図8(c)に示すように、プリント基板11およびケーシング17からなる基部をなす構成に、表示板13を装着する表示板装着工程を実施する。表示板13の装着は、表示方向Z前方側からシャフト8aの軸線方向に(図8(c)の紙面表側から裏側に向かって)一方向に移動させて基部に装着する。
表示板13には、この回動規制位置R2に対応する部分が欠損部134となっており、シャフト8aの軸線方向に移動する表示板13は、既に打ち込まれて回動規制位置R2に回動されている指針9に干渉しない。したがって、表示板13を、表示方向Z前方側からシャフト8aの軸線方向に一方向に移動させて、シャフト8a軸線方向における所定位置に(表示板13の指標部131が、指針9のポインタ部95よりも表示方向Z後方側となり、指針9の第2腕部93表示方向Z前方側となる位置に)装着することができる。
指針装着工程および表示板装着工程を完了したら、第1の実施形態と同様に、指針調整工程、表示ユニット装着工程、0点補正工程を順次実施する。
上述の構成および製造方法によれば、表示板13には、円周状の指標部131の延長方向における指標部131形成領域外に、表示板装着工程において指針9のポインタ部95を、指針9装着方向(シャフト8aの軸線方向)に挿通可能な欠損部134が形成されている。また、開口窓133は指針9の第2接続部94を挿通可能である。したがって、指針装着工程で、指針9をシャフト8aに表示方向Z前方側から一方向組付けした後、表示板装着工程で、ポインタ部95が表示板13の欠損部134を通過するように、表示板13を基部に表示方向Z前方側から一方向組付けすることができる。
このようにして、表示板13の指標部131が、一体成形された指針9の第2腕部93とポインタ部95との間に配設されるタコメータTであっても、表示板13に欠損部134を設けるという簡単な構造により、表示板13および指針9を同一の方向から一方向組付けすることができ、斬新な見栄えのタコメータTであっても、構造を複雑にすることなく良好な組付性を得ることができる。
また、表示板装着工程では、指針9が最大値側の指針回動規制位置R2まで回動されている。したがって、表示板装着工程における指針9の位置決めが容易である。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記各実施形態では、文字板13に、開口窓133と連続する、幅方向に大きく広がった欠損部134を形成していたが、欠損部の形状はこれに限定されるものではない。例えば、図9や図10に示すような欠損部134を形成した表示板13であってもかまわない。
表示板装着工程の後に指針装着工程を行う場合には、第1腕部91、第1接続部92、および第2腕部93をシャフト8a軸線方向に挿通可能な欠損部134が形成されていればよい。したがって、欠損部134は、開口窓133と連続して径外方向に延び、欠損部134の最外部が第1腕部91、第1接続部92、および第2腕部93の回動軌跡よりも外周側にあるとともに、欠損部134の周方向の幅が、第1腕部91の先端側の部分、第1接続部92、および第2腕部93のいずれの幅よりも広ければよい。
指針装着工程の後に表示板装着工程を行う場合には、ポインタ部95をシャフト8a軸線方向に挿通可能な欠損部134が形成されていればよい。したがって、欠損部134は、開口窓133と連続して径外方向に延び、欠損部134の最外部がポインタ部95の回動軌跡よりも外周側にあるとともに、欠損部134の周方向の幅がポインタ部95の幅よりも広ければよい。
また、上記各実施形態では、指針9は、ボス部9aからシャフト8aの径外方向に延設された第1腕部91と、第1腕部91よりも表示方向Z前方において基端部から先端部に向かってシャフト8aの径内方向に延設された第2腕部93と、第2腕部93よりも表示方向Z前方において基端部から先端部に向かってシャフト8aの径外方向に延設されたポインタ部95と、シャフト8aの軸線方向に延びて第1腕部91の先端部と第2腕部93の基端部とを接続する第1接続部92と、シャフト8aの軸線方向に延びて第2腕部93の先端部とポインタ部95の基端部とを接続する第2接続部94とを有して、略S字形状をなしていたが、これに限定されるものではない。例えば、図11に示すようなS字形状であってもよいし、図12に示すようなN字形状であってもかまわない。
また、上記各実施形態では、ムーブメント8が内部に機械的なスットパ機構を有しており、指標部131の指標値のゼロ点側と最大値側(所謂、振り切れ側)とに指針の回動規制位置R1、R2を持っていたが、これに限定されるものではなく、回動規制位置は、例えば、ムーブメントの電気的なストッパ機構であってもよいし、ムーブメント外部の機械的なストッパ機構であってもよい。
また、上記各実施形態では、表示板13は、指標部131が周辺部132よりも表示方向Zに突出していたが、これに限定されるものではなく、例えば、指標部131が周辺部132よりも表示方向Z後側に凹んでいてもかまわない。指標部131と指標部131の周辺部132とのシャフト8a軸線方向における位置が異なっている表示板13を用いる場合には、欠損部134を設けずにシャフト8a軸線方向に直交する方向へのスライド装着を行うことは、他の構成と干渉しやすく困難である。したがって、本発明を適用して特に有効である。
また、上記各実施形態では、光源はいずれも発光ダイオードとしていたが、これに限定されるものではなく、例えば、電球、放電管、ELパネル等を用いてもかまわない。
また、上記各実施形態では、指針計器をタコメータTとしていたが、本発明を他の指針計器、例えば、走行速度を指示するスピードメータあるいは残存燃料量を表示する燃料計等に適用してもよい。
また、上記各実施形態では、液晶表示器1をオドメータもしくはトリップメータとしていたが、これらの計器に限定する必要は無く、液晶表示器1上に他の種類の計器、あるいは各種警告表示等を表示してもかまわない。
また、上記各実施形態では、表示装置として液晶表示器1を用いているが、他の種類の表示装置、例えば蛍光表示管等を用いてもよい。
8 ムーブメント(駆動体)
8a シャフト(回転軸)
9 指針
9a ボス部
11 プリント基板(基部の一部)
13 表示板
17 ケーシング(基部の一部)
91 第1腕部
92 第1接続部
93 第2腕部
94 第2接続部
95 ポインタ部
100 コンビネーションメータ
131 指標部
132 周辺部
133開口窓
134 欠損部
T タコメータ

Claims (4)

  1. 回転軸を出力軸とする駆動体を有する基部と、
    円弧状に延びる指標部を有し、前記基部に装着された表示板と、
    前記表示板の表示方向に突出する前記回転軸に装着された指針と、を備え、
    前記指針は、
    前記回転軸に固定されるボス部と、
    前記ボス部から前記回転軸の径外方向に延設された第1腕部と、
    前記第1腕部よりも前記表示方向前方において、基端部から先端部に向かって前記回転軸の径内方向に延設された第2腕部と、
    前記第2腕部よりも前記表示方向前方において、基端部から先端部に向かって前記回転軸の径外方向に延設され、前記指標部に沿って移動して前記指標部を指示するポインタ部と、
    前記第1腕部の先端部と前記第2腕部の基端部とを接続する第1接続部と、
    前記第2腕部の先端部と前記ポインタ部の基端部とを接続する第2接続部と、が一体成形されおり、
    前記表示板が前記第2腕部と前記ポインタ部との間に配設されている指針計器であって、
    前記表示板には、前記指標部の形成領域外に、前記指針を前記回転軸に装着する際に、前記第1腕部、前記第2腕部、および前記第1接続部を、前記回転軸の軸線方向に挿通可能な欠損部が形成されていることを特徴とする指針計器。
  2. 回転軸を出力軸とする駆動体を有する基部と、
    円弧状に延びる指標部を有し、前記基部に装着された表示板と、
    前記表示板の表示方向に突出する前記回転軸に装着された指針と、を備え、
    前記指針は、
    前記回転軸に固定されるボス部と、
    前記ボス部から前記回転軸の径外方向に延設された第1腕部と、
    前記第1腕部よりも前記表示方向前方において、基端部から先端部に向かって前記回転軸の径内方向に延設された第2腕部と、
    前記第2腕部よりも前記表示方向前方において、基端部から先端部に向かって前記回転軸の径外方向に延設され、前記指標部に沿って移動して前記指標部を指示するポインタ部と、
    前記第1腕部の先端部と前記第2腕部の基端部とを接続する第1接続部と、
    前記第2腕部の先端部と前記ポインタ部の基端部とを接続する第2接続部と、が一体成形されおり、
    前記表示板が前記第2腕部と前記ポインタ部との間に配設されている指針計器であって、
    前記表示板には、前記指標部の形成領域外に、前記表示板を前記基部に装着する際に、前記ポインタ部を、前記回転軸の軸線方向に挿通可能な欠損部が形成されていることを特徴とする指針計器。
  3. 指標値のゼロ点側と最大値側との両側で、前記指針の回動が規制されるようになっており、
    前記欠損部は、前記最大値側の指針回動規制位置に対応して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の指針計器。
  4. 前記表示板は、前記指標部と前記指標部の周辺部との前記回転軸の軸線方向における位置が異なっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の指針計器。
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