JP4259187B2 - 車両用指針計器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に採用するに適した車両用指針計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用指針計器は、車両の運転席前方且つインストルメントパネル直下に配置されるコンビネーションメータ内に形成されて、車両情報、たとえば走行速度等を表示している。
【0003】
近年、ユーザーニーズの多様化により、斬新な見映えのコンビネーションメータの実現に対する要求が強まっている。
【0004】
コンビネーションメータの見映えを斬新なものとするための方策の一つとして、車両用指針計器をコンビネーションメータの外部へコンビネーションメータとは分離独立させて配置することが考えられる。
【0005】
この場合、車両用指針計器を、たとえばインストルメントパネル上に設置することにより、車両用指針計器の存在感を強調する、あるいは、運転者の視認方向において他の表示装置と重ねて配置することにより、立体感を強調することが可能となる。
【0006】
車両用指針計器をコンビネーションメータの外部へ独立させて配置可能とするために、指針を、環状の指針担体に固定し、指針担体の外周側に配置した指針駆動装置により指針担体を回転させることが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0007】
上述の構成によれば、車両用指針計器は単独で設置可能になるとともに、目盛盤上の目盛や文字等の内側のスペース(従来の車両用指針計器においては指針を回動させるためのムーブメントが取付けられているスペース)に、各種情報表示手段を設置することが可能となる。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−131099号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の特許文献(特開2000−131099号公報)に開示される車両用指針計器は、全体が遮光性を有する、言い換えると車両用指針計器の背後が透けて見えない構成となっている。
【0010】
このため、上述の車両用指針計器を、たとえばインストルメントパネル上に突出して設けた場合、この車両用指針計器はこの車両用指針計器自体が、運転者の前方視界の障害物になる可能性がある。
【0011】
また、上述の車両用指針計器を、運転者の視認方向において他の表示装置、たとえば液晶パネル等と重ねて、つまり他の表示装置と運転席の間に設置する場合、車両用指針計器により他の表示装置の視認性が低下してしまう可能性がある。
【0012】
なお、上述の特許文献(特開2000−131099号公報)においては、この問題に対する解決策は示されていない。
【0013】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、車両用指針計器を透かして車両用指針計器の背後を視認可能として斬新な見映えの車両用指針計器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
【0015】
本発明の請求項1に記載の車両用指針計器は、目盛、文字等から構成される意匠部を備える目盛盤と、意匠部に対する位置により測定値を指示する指針と、指針を保持する環状の指針担体と、指針担体を回転させる指針駆動装置と、指針担体の外周を回転可能に支持する保持手段とを備える車両用指針計器において、車両用指針計器はフロントガラスと運転席との間、または運転席前方に配置されて車両情報を運転者に対して表示する表示装置と運転席との間に配置され、目盛盤は透明材料により形成され、意匠部は、目盛盤に透光性あるいは非透光性の処理を施して形成され且つ円弧状に配列され、指針および指針担体は目盛盤の裏側、且つ意匠部の背後に配置され、指針担体の内周側空間および目盛盤を透過してフロントガラス外方あるいは表示装置を視認可能である構成としている。
【0016】
従来の車両用指針計器においては、指針担体の内周側空間は目盛盤により塞がれるとともに、この部分には各種表示部材、たとえば液晶パネル等が配置されている。したがって、指針担体の内周側空間を透過して車両用指針計器の背後を視認することは不可能であり、車両用指針計器の見映えを斬新なものとすることが困難であった。
【0017】
これに対して、本発明の請求項1に記載の車両用指針計器においては、指針担体の内周側空間を空洞状態とし、透明な目盛盤および指針担体の内周側空間を通して車両用指針計器の背後、すなわち、フロントガラス外方の景色あるいは車両用指針計器と重ねて配置される表示装置を視認することができる。言い換えると、本発明の請求項1に記載の車両用指針計器は、環状の指針担体をその外周側に配置した指針駆動装置により駆動する構造のメリットを最大限に活かした構成となっている。これにより、車両用指針計器をスケルトン構造のように見せて、斬新な見映えの車両用指針計器を実現することができる。
【0018】
本発明の請求項2に記載の車両用指針計器は、目盛盤は、指針担体と略同心上の開口部を備える構成としている。
【0019】
この場合、目盛盤の透明部分を介さずに、指針担体の内周側空間を通して直接車両前方あるいは車両用指針計器と重ねて配置される表示装置を視認することができる。したがって、斬新な見映えの車両用指針計器を実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両用指針計器を自動車に搭載される速度計用に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態による車両用指針計器である速度計1の正面図である。
【0022】
図2は、本発明の一実施形態による速度計1の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。図2においては、右側が運転席側であり、速度計1は運転者により図2の右方から視認される。また、図2において上下方向が自動車の上下方向である。
【0023】
図3は、本発明の一実施形態による速度計1の自動車内における配置状況を説明するための模式図である。
【0024】
図4は、本発明の一実施形態による速度計1における、保持手段であるローラの配置を示す平面図である。
【0025】
図5は、本発明の一実施形態による速度計1の電気回路を説明するための構成図である。
【0026】
速度計1は、図3に示すように、自動車のフロントガラスGと運転席Sとの間においてインストルメントパネルP上に配置され、当該自動車の走行速度を指示している。
【0027】
目盛盤2は、透明材料、たとえば透明なポリカーボネート樹脂により環状に形成されている。つまり、目盛盤2には、図2に示すように開口部2dが形成されている。この開口部2dは、後述する指針担体5と略同心上に形成されている。
【0028】
また、目盛盤2には、意匠部としての目盛21および数字22が設けられている。目盛21および数字22は、目盛盤2の裏面2bに遮光性塗料を用いて印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成されている。
【0029】
また、目盛盤2の外周壁2cには、発光ダイオード3が目盛盤2内に光を入射するように取付けられている。発光ダイオード3からの光により、目盛21および数字22が照明されて運転者により視認される。さらに、発光ダイオード3が発する光は目盛盤2の裏面2bから外部へ、すなわち図2の左方へ出射され、この光により、後述する指針4が照明されて運転者により視認される。発光ダイオード3は、全ての目盛21および数字22の明るさが均一となり、且つ指針4の明るさがその回動角度にかかわらず一定となるように、個数および取付け位置が設定されている。
【0030】
目盛盤2の裏面側(図2において右側)には、目盛21および数字22に対する位置により測定値である自動車の走行速度を指示する指針4、および指針4を保持する環状の指針担体5が配置されている。
【0031】
指針4は、たとえば赤色透明のポリカーボネート樹脂により形成され、目盛盤2とともに走行速度を指示するポインタ41と、ポインタ41を指針担体5に固定するためのステー42とから構成されている。ステー42は、指針担体5に圧入あるいは接着等により固定される。
【0032】
指針担体5は、耐磨耗性に優れ、且つ摩擦係数の小さい樹脂材料から形成されている。指針担体5の外周には、図2に示すように、リングギヤ51が形成されるとともに、リングギヤ51と同軸上に段部52が形成されている。段部52の外径寸法は、本発明の一実施形態による速度計1においては、リングギヤ51の歯底円直径よりも小さく設定されている。
【0033】
指針担体5は、図4に示すように、指針担体5の外周である段部52を回転可能に支持する保持手段としてのアジャストローラ81およびローラ82により保持されている。本発明の一実施形態による速度計1においては、アジャストローラ81は1個、ローラ82は2個設けられている。
【0034】
アジャストローラ81およびローラ82は、図4に示すように、指針担体5と同軸円周上においてほぼ等角度間隔、つまり略120度間隔で配置されており、これにより、指針担体5の回転中心が規定される。アジャストローラ81はピン91を中心軸として、ローラ82は、ピン92を中心軸としてそれぞれ自由に回転する。
【0035】
ピン92は、ケース13に固定されており、したがって、2個のローラ82とケース13との位置関係も固定されている。一方、ピン91は、アダプタ10に固定され、このアダプタ10は、ケース13に形成されるガイド溝13aに摺動可能に嵌合している。すなわち、アダプタ10は、ガイド溝13a内を、図4の左右方向(図2の上下方向)に移動可能となっている。また、ガイド溝13a内には、弾性部材11が装着されている。弾性部材11は、その弾性力によりアダプタ10を指針担体5に向けて付勢するように装着されている。つまり、アジャストローラ81は、図4において、常に指針担体5を2個のローラ82に押付けている。
【0036】
このような構成としたことにより、アジャストローラ81、ローラ82、指針担体5の製品寸法ばらつきを吸収してアジャストローラ81およびローラ82と指針担体5とを必ず密着させることができる。したがって、指針担体5の回転中心位置を常に正確に維持されるので、指針4と目盛盤2との位置関係が常に正確に維持される。
【0037】
ここで、上述の弾性部材11としては、ガイド溝13a内に組み付けられた状態で所定の弾性力をアダプタ10に作用することができる弾性体であれば何でもよい。たとえば、金属製のコイルばねや板ばね等、あるいは柔軟なゴムや樹脂等を用いることが可能である。
【0038】
目盛盤2の裏側(図2において右側)には、カラー12が設置されている。カラー12は、樹脂材料等から円環上に形成されるとともに遮光性を有している。カラー12は、指針担体5と同軸上として指針担体5のリングギヤ51を完全に覆うようにしてピン92の先端に固定されている。カラー12は、指針担体5の軸方向位置(図2における左右方向位置)を規制するとともに、リングギヤ51を運転者の視線から遮り速度計1の見栄えの低下を防止している。
【0039】
目盛盤2の裏側(図2において右側)には、指針担体5を回転させる指針駆動装置であるステッピングモータ7が設置されている。ステッピングモータ7のシャフト7aにはギヤ6が固定され、ギヤ6は指針担体5のリングギヤ51と噛合っている。したがって、ステッピングモータ7が駆動されてシャフト7aが回転すると、シャフト7aのトルクはギヤ6を介してリングギヤ51に伝達され、指針担体5が回転する。また、ギヤ6は、耐磨耗性に優れ、且つ摩擦係数の小さい樹脂材料から形成されている。
【0040】
以上説明した、目盛盤2、指針4、指針担体5およびステッピングモータ7は、図2に示すように、樹脂材料から形成されるケース13内に収容固定されている。ケース13には、指針担体5と同軸上、目盛盤2の開口部2dと同軸上且つほぼ同一直径の円筒孔13bが形成されている。
【0041】
次に、以上説明した、本発明の一実施形態による速度計1の電気回路構成について説明する。
【0042】
本発明の一実施形態による速度計1においては、コントローラ14により、目盛盤2および指針4照明用の光源である発光ダイオード3の点灯制御、および指針4回動用のステッピングモータ7の駆動制御を行っている。
【0043】
図5の電気回路構成図に示すように、コントローラ14には、バッテリ16から電力が常時供給されている。また、コントローラ14は、イグニッションスイッチ15が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続され、その検出結果に基づいて、発光ダイオード3の点灯制御を行なっている。また、コントローラ14には速度センサ17が接続され、コントローラ14は、その検出信号に基づいてステッピングモータ7を駆動して指針担体5、つまり指針4がそのときの自動車の走行速度を指示する角度に回動させる。
【0044】
以上説明した、本発明の一実施形態による速度計1においては、指針担体5の内周側空間であるケース13の円筒孔13bおよび目盛盤2の開口部2dを透過して速度計1の背後を視認可能である構成としている。
【0045】
従来の車両用指針計器においては、指針担体の内周側空間は目盛盤により塞がれるとともに、この部分には各種表示装置、たとえば液晶パネル等が配置されている。したがって、指針担体の内周側空間を透過して車両用指針計器の背後を視認することは不可能であり、車両用指針計器の見映えを斬新なものとすることが困難であった。
【0046】
これに対して、本発明の一実施形態による速度計1においては、指針担体5の内周側空間を空洞状態とし、ここを通して速度計1の背後を視認することができる。言い換えると、本発明の一実施形態による速度計1は、環状の指針担体5をその外周側に配置したステッピングモータ7により駆動するという構造のメリットを最大限に活かした構成としている。これにより、速度計1をスケルトン構造のように見せて、斬新な見映えの速度計1を実現することができる。
【0047】
また、運転者は目盛盤2の開口部2dを通して速度計1の背後、つまりフロントガラスG前方の景色を視認できるので、斬新な見映えを実現しつつ、運転者の車外視野を十分確保することができる。
【0048】
また、本発明の一実施形態による速度計1においては、目盛盤2の意匠部である目盛21および数字22の背景部分は透明状態となっている。これにより、速度計1の背後を視認するための空間、つまり指針担体5の内周側空間を、より広く見せて、斬新な見映えの速度計1を実現することができる。
【0049】
図6には、本発明の一実施形態による速度計1の変形例における自動車内配置状況を説明する模式図を示す。
【0050】
この変形例では、自動車内における設置場所を変更している。すなわち、運転席S前方に配置されて車両情報を運転者に対して表示する表示装置であるコンビネーションメータCと運転席Sとの間に配置している。
【0051】
速度計1は、図6に示すように、運転者のコンビネーションメータCの視認方向において、コンビネーションメータCと部分的に重なるように配置されている。すなわち、速度計1とコンビネーションメータCとは、運転者からの視認距離が異なって、言い換えると両者は立体的に配置されている。
【0052】
従来の車両用指針計器においては、指針担体の内周側空間は目盛盤により塞がれるとともに、この部分には各種表示装置、たとえば液晶パネル等が配置されており、指針担体の内周側空間を透過して車両用指針計器の背後を視認することは不可能である。このため、速度計とコンビネーションメータとは運転者の視認方向において重ならないように配置する必要があり、両者の立体感は強調できるものの斬新な見映えを得ることは困難である。
【0053】
これに対して、運転者は、コンビネーションメータ1の大部分を直接視認するとともに、コンビネーションメータCの一部分を、速度計1の指針担体5の内周側空間を透過して視認する。
【0054】
したがって、速度計1の立体的に視認させると同時にコンビネーションメータCの一部を、速度計1を透過して視認させることにより、速度計1とコンビネーションメータCの立体感を強調しつつ、斬新な見映えの速度計1およびコンビネーションメータCを実現することができる。
【0055】
なお、以上説明した、本発明の一実施形態およびその変形例による速度計1においては、目盛盤2に開口部2dを設けているが、これを設けない構成としてもよい。すなわち、透明な目盛盤2と指針担体5の内周側空間とを通して速度計1の背後を視認可能としてもよい。これによっても、上述の本発明の一実施形態による速度計1と同様の効果を得ることができる。
【0056】
また、以上説明した本発明の一実施形態およびその変形例による速度計1においては、目盛盤2および指針4照明用の光源として発光ダイオード3を用いているが、発光ダイオード3に限る必要はなく、他の光源、たとえば電球、放電灯、EL等を用いてもよい。
【0057】
また、以上説明した、本発明の一実施形態およびその変形例による速度計1においては、指針担体5を回転させる指針駆動装置としてステッピングモータ7を用いているが、他の回転式駆動装置、たとえば直流電動機等を用いてもよい。
【0058】
また、以上説明した、本発明の一実施形態およびその変形例による速度計1においては、ステッピングモータ7のシャフト7aに固定されたギヤ6を指針担体5のリングギヤ51に直接噛合わせているが、ギヤ6とリングギヤ51の間にアイドラギヤを介在させてもよい。
【0059】
また、以上説明した、本発明の一実施形態およびその変形例による速度計1においては、ステッピングモータ7のシャフト7aから指針担体5へのトルク伝達手段としてギヤ6およびリングギヤ51、つまり歯車機構を採用しているが、他のトルク伝達手段、たとえば摩擦伝導機構を用いてもよい。
【0060】
また、以上説明した、本発明の一実施形態およびその変形例においては、車両用指針計器として速度計1を例に挙げて説明したが、他の種類の車両用指針計器に適用してもよい。たとえば、エンジン回転速度を指示するタコメータ、あるいは時計等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による車両用指針計器である速度計1の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態による速度計1の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。
【図3】本発明の一実施形態による速度計1の自動車内における配置状況を説明する模式図である。
【図4】本発明の一実施形態による速度計1における、保持手段であるローラの配置を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施形態による速度計1における電気回路を説明する構成図である。
【図6】本発明の一実施形態による速度計1の変形例における自動車内の配置状況を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 速度計(車両用指針計器)
2 目盛盤
2a 表面
2b 裏面
2c 外周壁
2d 開口部
21 目盛(意匠部)
22 数字(意匠部)
3 発光ダイオード
4 指針
41 ポインタ
42 ステー
5 指針担体
51 リングギヤ
52 段部
6 ギヤ
7 ステッピングモータ(指針駆動装置)
7a シャフト
81 アジャストローラ(保持手段)
82 ローラ(保持手段)
91 ピン
92 ピン
10 アダプタ
11 弾性部材
12 カラー
13 ケース
13a ガイド溝
14 コントローラ
15 イグニッションスイッチ
16 バッテリ
17 速度センサ
C コンビネーションメータ(表示装置)
G フロントガラス
P インストルメントパネル
S 運転席
Claims (2)
- 目盛、文字等から構成される意匠部を備える目盛盤と、
前記意匠部に対する位置により測定値を指示する指針と、
前記指針を保持する環状の指針担体と、
前記指針担体を回転させる指針駆動装置と、
前記指針担体の外周を回転可能に支持する保持手段と、を備える車両用指針計器において、
前記車両用指針計器はフロントガラスと運転席との間、または運転席前方に配置されて車両情報を運転者に対して表示する表示装置と運転席との間に配置され、
前記目盛盤は透明材料により形成され、
前記意匠部は、前記目盛盤に透光性あるいは非透光性の処理を施して形成され且つ円弧状に配列され、
前記指針および前記指針担体は前記目盛盤の裏側、且つ前記意匠部の背後に配置され、
前記指針担体の内周側空間および前記目盛盤を透過して前記フロントガラス外方あるいは前記表示装置を視認可能であることを特徴とする車両用指針計器。 - 前記目盛盤は、前記指針担体と略同心上の開口部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。
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