JP4259250B2 - 車両用指針計器 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に採用するに適した車両用指針計器に関するものである。
従来の車両用指針計器は、たとえば車両の走行速度を指示する速度計、エンジンの回転数を指示するタコメータ、燃料タンク内の燃料残量を指示する燃料計、エンジン冷却水温度を指示する水温計等の複数の計器を横方向、つまり車両の幅方向に並べて配置している(特許文献1参照)。
この場合、運転者が各計器の指示値を確認するためには、運転者は視線を横方向に大きく動かさなければならず、各計器の指示値を素早く読み取ることは困難である。
この問題の解決手段として、各計器の指示値読み取りに必要な運転者の視線移動量を小さくするために、複数の計器を同心上あるいは略同心上に配置することが考えられる。
たとえば、指針を、環状の指針担体に固定し、指針担体の外周側に配置した指針駆動装置により指針担体を回転させることが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
この構成によれば、目盛盤上の目盛や文字等の内側のスペース(従来の車両用指針計器においては指針を回動させるためのムーブメントが取り付けられているスペース)に、他の計器を設置することが可能であり、つまり、複数の計器を同心上あるいは略同心上に配置することが可能となり、各計器の指示値読み取りに必要な運転者の視線移動量を小さくする、言い換えると計器の視認性を向上することができる。
特開2002−71494号公報 特開2000−141099号公報
しかしながら、特許文献2に示される計器のような構成においては、複数の計器を同心上あるいは略同心上に配置可能となるものの、複数の計器がほぼ同一平面上に配置されているため、見映えが平板的且つ立体感に乏しくなり、面白味に欠けるという問題がある。
また、特許文献2に示される計器を、たとえば車両のダッシュボード上に設置することで、計器の存在を際立たせて斬新な見映えを得ることも可能であるが、この場合、計器の外形の内側は不透光性となるので、運転者の車両前方視界の一部を妨げる可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、車両用指針計器の構成に工夫を凝らして、良好な視認性を確保しつつ斬新な見映えの車両用指針計器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の車両用指針計器は、円弧状且つ筒状のケースとケース内に円弧の軸の周りに回転可能に配置される指針とケース内に配置される文字盤と指針を回転させる駆動手段とを備える指針計器部を複数個備える車両用指針計器であって、複数個のケースに接続されて複数個のケースの位置関係を維持する基部を備え、複数個のケースは同心上に配置され、隣接する2つの指針計器部において、一方のケースの内径寸法は他方のケースの外形寸法よりも大きく且つ一方のケースは運転者の視認方向において他方のケースよりも運転者側に配置される構成としている。
この場合、各ケースの内周側空間は空洞状態になっているので、隣接する2つの指針計器部において内側に位置する指針計器部、外側の指針計器部の内周側空間を通して視認可能であり、且つ複数個の指針計器部は同心上に視認される。さらに、隣接する2つの指針計器部において、外側に位置する指針計器部は、運転者の視認方向において、内側に位置する指針計器部よりも運転者により近づいて配置されている。すなわち、隣接する2つの指針計器部において、各指針計器部は運転者からの視認距離が異なって配置されているために、両者は立体的に視認される。
これにより、2つの指針計器部を同心上に配置し、且つ両者を立体的に視認させて、視認性に優れ且つ斬新な見映えの車両用指針計器を実現することができる。
また、同心上に配置された複数個の指針計器部のうち最も内側にある指針計器部の内周側空間を通して、車両用指針計器の前方を見通すことができる。
本発明の請求項2に記載の車両用指針計器は、駆動手段は、モータと、このモータにより駆動されて回転する柔軟なループ状部材とから構成され、ループ状部材の一部はケース内に円弧に沿って回転可能に配置され、ループ状部材には指針が固定され、モータに駆動されてループ部材が回転するとそれに連動して指針がケース内において円弧の軸の周りに回転する構成としている。
このような比較的単純な構造とすることで、指針を回転させるための駆動手段の体格増大、重量増大を抑えることができる。また、ループ状部材として樹脂材料、あるいは繊維材料等を用いることで、モータに駆動される部材、つまり被駆動部材の質量を小さくできるので、指針の動きの応答性を向上することができる。
また、指針の所定の応答性を実現するために必要なモータの出力を小さくすることができるので、モータを小型化して車両用指針計器における駆動機構が占めるスペースを小さくして、車両用指針計器の車両への搭載性を向上することができる。
本発明の請求項3に記載の車両用指針計器においては、モータとしてステッピングモータを用いるとともに、ループ状部材として歯付きベルトを用いる構成としている。
ステッピングモータは、1つの駆動パルスが入力されると所定の単位角度(つまり1ステップ)だけ駆動軸であるシャフトを回転させるものである。駆動パルスの個数を変えることによりシャフトを所望の角度だけ回転させることができる。また、駆動パルスの周波数を変えることによりシャフトの回転速度を自由に変えることができる。すなわち、角度センサ等の位置センサ無しに、オープン制御により正確に所望の角度だけ回転させることができる。
一方、歯付きベルトにおいては、歯付きベルトに設けられた多数の歯型状の突起が歯車状のドライブプーリと噛合うことによりトルクが伝達されるため、通常のV−ベルト伝導の場合におけるベルトとドライブプーリ間の相対滑りは発生しない。
したがって、ステッピングモータのシャフトの回転角度と、ケース内における指針の回転角度との間には常に一定の関係が成立している。言い換えると、車両用指針計器の作動中において、ステッピングモータのシャフトの回転角度が同一角度であれば、指針が文字盤上で指示する物理量の指示値も同一値となり、指示値の再現性に優れる計器を実現できる。
これにより、高精度な車両用指針計器を実現できる。
本発明の請求項4に記載の車両用指針計器においては、ケース内に円弧に沿って配置される電気導体と、指針の回転中は常に電気導体に接触するように指針に設けられる集電部材と、指針に取り付けられ且つ集電部材に接続される光源とを備え、指針は、光源からの光により発光表示される構成とした。
これにより、指針に設けられた集電部材がケースに設けられた電気導体に常に接触することで、回転中の指針に容易に電力を供給することが可能となる。したがって、指針に取り付けられた光源からの光により指針を容易に発光表示させることができ、斬新な見映えの車両用指針計器を実現することができる。
以下、本発明による車両用指針計器を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。図1において、上下方向が自動車の上下方向である。
図2は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。図2において、右側が運転席側である。
図3は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、指針部駆動メカニズム構成を説明する説明図である。
図4は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する説明図である。
車両用指針計器であるコンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方に配置されて当該自動車に関する情報を表示している。
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1は、複数個の指針計器部として、図1に示すように、2つの指針計器部、すなわち自動車の走行速度を指示する速度計Aおよびエンジン回転速度を指示する回転計Bを備えている。
指針計器部である速度計Aは、図2に示すように、円弧状且つ筒状のケース2Aと、ケース2A内に配置されるとともにケース2Aの円弧の軸まわりに回転する指針3Aと、ケース2A内に配置される表示意匠部である文字盤4Aと、指針3Aを回転させる駆動手段としてのステッピングモータ13Aおよび歯付きベルト11Aとから構成されている。
一方、指針計器部である回転計Bは、円弧状且つ筒状のケース2Bと、ケース2B内に配置されるとともにケース2Bの円弧の軸まわりに回転する指針3Bと、ケース2B内に配置される表示意匠部である文字盤4Bと、指針3ABを回転させる駆動手段としてのステッピングモータ13Bおよび歯付きベルト11Bとから構成されている。
また、ケース2Aおよびケース2Bは、その下側端部において、図2に示すように、共通の基部100に接続固定されている。つまり、基部100により、両ケース2A、2Bに位置関係が維持されている。本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1は、自動車のダッシュボード(図示せず)に、両ケース2A、2Bをダッシュボード上に突出させ且つ基部100がダッシュボード内となるように、言い換えると両ケース2A、2Bのみが運転者から視認される状態で取り付けられている。
ここで、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1における、速度計Aと回転計Bとの位置関係、すなわち、ケース2Aとケース2Bとの位置関係について説明する。
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1において、ケース2Aおよびケース2Bは同心上に配置されている。また、隣接する2つの指針計器部である速度計Aおよび回転計Bにおいて、図2に示すように、一方のケースであるケース2Aの内径寸法dAは、他方のケースであるケース2Bの外径寸法DBより大きく形成されている。さらに、ケース2Aは、運転者の視認方向(図2中の左右方向)においてケース2Bよりも運転者側(図2中の右側)に配置されている。
次に、速度計Aおよび回転計Bの構成について説明する。なお、速度計Aおよび回転計Bは、ケース2Aおよびケース2Bの直径寸法等が異なる点およびそれに関連してケース2A、2B内に収容される部品の寸法が異なる点を除いて構造的にはまったく同一である。したがって、以下、速度計Aを例に説明する。
ケース2Aは、たとえば樹脂材料等から、図1に示すように、円弧状且つ筒状に形成されている。
また、ケース2Aの内部には、図2に示すように、後述する指針3Aのケース2A内におけるケース2Aの軸方向(図2における左右方向)の位置を規制するためのガイド部21A、22Aが設けられている。ガイド部21A、22Aは、図2に示すように、ケース2Aの径方向(図2における上下方向)に所定の間隔Cを保つように形成されている。
また、ガイド部21A、22Aの運転席と反対側(図2において左側)には、電気導体であるターミナル61A、62Aが設けられている。ターミナル61A、62Aは、たとえばフレキシブルプリント基板(図示せず)上の導電パタンとして形成され、このフレキシブルプリント基板をガイド部21A、22Aへ貼着することによってケース2Aに固定されている。ターミナル61A、62Aは、それぞれケース2Aの円弧形状と同心上に、また互いに電気的に絶縁されて設けられている。これらのターミナル61A、62Aは、後述する指針3Aに装着される光源である発光ダイオード7Aに電力を供給するためのものであり、指針3Aの回転範囲、すなわち走行速度が0km/h時における指針3Aの位置から最高速度(一実施形態においては160km/h)時における指針3Aの位置の範囲を確実に覆うように設置されている。なお、設置されるターミナルの個数は、たとえば、指針3Aに搭載される発光ダイオードの電極の個数に対応して設定され、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータの場合は、発光ダイオード7Aは2個の電極を有するので、2個のターミナル61A、62Bが設けられている。
ガイド部21A、22Aの運転席側には、図2に示すように、ケース2Aの円弧の軸方向から(図2の右側から)視認される表示意匠部である文字盤4Aが設けられている。
文字盤4Aは、図2に示すように、ガイド部21A、22Aと同一平面形状に形成されている。文字盤4Aは、透光性材料、たとえば無色透明なポリカーボネート樹脂から形成され、その運転席側の表面(図2において右側表面)には、図2に示すように、表示意匠部としての目盛部41Aおよび文字部42Aが、遮光性あるいは半透光性の着色層として印刷等により設けられている。また、文字盤4Aの周方向の両端部には、図1に示すように、文字盤4A照明用の光源である発光ダイオード5Aが、文字盤4A内に光を入射可能に配置されている。本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード5Aとして白色発光ダイオードを用いている。
また、文字盤4Aの裏面(図2において左側表面)には、拡散反射層(図示せず)が設けられている。この、拡散反射層は、たとえば網点印刷層あるいはシボ面からなり、文字盤4Aに入射した発光ダイオード5Aからの光を拡散反射して、文字盤4Aを面状に均一な明るさで発光させるためのものである。したがって、文字盤4A照明用光源(図示せず)が点灯されると、文字盤4A全面が発光ダイオード5Aの発光色、つまり白色で均一な明るさで発光し、且つ目盛部41Aおよび文字部42Aが、遮光性着色層で形成される場合は黒色で、半透光性着色層で形成される場合はその色で視認される。
指針3Aは、ケース2Aの径方向断面形状が、図2に示すように、略H字上として、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂から形成されている。指針3Aは、ケース2A内において、図2に示すように、指針3AのH字の上下の各凹部にケース2Aのガイド部21A、22Aがそれぞれ嵌合させて装着されている。指針3Aとガイド部21A、22A(文字盤4Aを含む)との嵌合状態は、指針3Aが、ケース2A内において滑らかに回転可能であるような嵌め合いに設定されている。指針3Aは、図2に示すように、文字盤4Aの前面側(図2において右側)に位置し、文字盤4Aの表面に沿って移動して速度を指示するポインタ31Aと、ポインタ31Aを支持する支持部32Aとから構成されている。指針3Aは、透光性を有する材質、たとえば無色透明なポリカーボネート樹脂等から形成されている。
支持部32Aのポインタ31Aと反対側には、ポインタ31Aを照明して発光表示させるための光源である発光ダイオード7Aが、ポインタ31Aに光を入射可能に配置されている。発光ダイオード7Aは、図2に示すように、プリント基板8A上に実装され、このプリント基板8Aが支持部32Aのポインタ31Aと反対側に固定されている。本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード7Aとして赤色発光ダイオードを用いている。したがって、ポインタ31Aは発光ダイオード7Aの発光色、つまり赤色で発光表示される。
また、支持部32Aには、集電部材であるコレクタピン91A、92Aが、それぞれケース2Aに取り付けられたターミナル61A、62Aに接触するように配置されている。すなわち、支持部32Aに、指針3Aがケース2Aに取り付けられた状態において各ターミナル61A、62Aに向かって開口する貫通孔33A、34Aが設けられ、この貫通孔33A、34A内にコレクタピン91A、92Aが摺動可能に嵌合されている。これらの貫通孔33A、34Aはプリント基板8Aにより塞がれている。そして、各貫通孔33A、34A内において、プリント基板8Aとコレクタピン91A、92A間には、導電性の弾性部材、たとえば金属からなるスプリング10Aが配置されている。スプリング10Aは、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においてはコイルスプリングが使用されている。指針3Aがケース2Aに取り付けられると、スプリング10Aは圧縮状態となり、このスプリング10Aの弾性力により各コレクタピン91A、92Aが各ターミナル61A、62Aに押圧される。また、プリント基板8Aにおいては、発光ダイオード7Aの各電極に接続する導電パタン(図示せず)が各貫通孔33A、34Aに達するとともにスプリング10Aと接触している。
したがって、発光ダイオード7Aの電極の一方は、スプリング10Aおよびコレクタピン91Aを介してターミナル61Aに電気的に接続され、発光ダイオード7Aの電極の他方は、スプリング10Aおよびコレクタピン92Aを介してターミナル62Aに電気的に接続されている。これにより、指針3Aが当該自動車の走行速度に対応して回転しても、常時指針3Aの発光ダイオード7Aへ電気を供給することができる。
また、指針3Aのポインタ31Aを除く表面、特に、ケース2Aの両ガイド部21A、22A間の隙間から見える部分には、遮光性着色処理、たとえば黒色塗装が施されてポインタ31Aのみが発光表示され、ポインタ31A以外の指針3Aが発光して視認されることがないようにしている。
また、支持部32Aには、図2に示すように、指針3Aを回転させる駆動手段でありループ状部材である歯付きベルト11Aが固定されている。
以上説明した指針部3および文字盤4を収容するケース21Aの運転席側には、透明カバー19Aが設けられている。透明カバー19Aは、たとえば、無色透明のポリカーボネート樹脂の薄板から形成され、コンビネーションメータ1内への異物の侵入を防止している。また、透明カバー19Aの内側(図2における左側)表面には、図2に示すように、文字盤4Aの実体に対応した部分、言い換えると、視認方向(図2の左右方向)においてケ−ス2Aの両ガイド部21A、22Aに対応した部分にハーフミラー膜Hが貼着されている。ハーフミラー膜Hは、入射した光の一部を反射し、残りを透過させる特性を有するものである。
これにより、ケース2A内部が明るい時、すなわち自動車が作動中で各発光ダイオード5A、7Aが点灯しポインタ31および文字盤4Aが照明されているときは、ポインタ31A、文字盤4Aの目盛部41Aおよび文字部42Aは運転者により視認され、コンビネーションメータ1は速度計として視認される。このとき、文字盤4Aは、ほぼ全域がハーフミラー膜Hを透過して視認される。これに対して、ポインタ31Aの場合、その長手方向の両端部(図2において上下端部)はハーフミラー膜Hを透過して視認され、中央部はハーフミラー膜Hを透過せずに視認される。ハーフミラー膜Hは、透明カバー19Aよりも光透過率が低い(たとえば、透明カバー19Aの50%)ので、ポインタ31Aは、ハーフミラー膜Hを透過せずに視認される中央部の発光輝度が高く、ハーフミラー膜Hを透過して視認される両端部の発光輝度が低くなる。これにより、指針であるポインタ31Aの発光輝度を部分的に変えて、斬新な見映えのコンビネーションメータ1を実現できる。
一方、ケース2A内部が暗い時、すなわち自動車が非作動中で各発光ダイオード5A、7Aが消灯しているときは、ポインタ31A、文字盤4Aの目盛部41Aおよび文字部42A等は見えず、ハーフミラー膜Hは鏡として作用する。このため、コンビネーションメータ1においては、ハーフミラー膜Hが貼着された部分が鏡面として、またハーフミラー膜Hが貼着されない部分が黒色の帯状に視認される。言い換えると、そこにコンビネーションメータ1ではなくて鏡だけが存在するように視認される。
基部100は、図1に示すように、ケース2Aの両端部においてケース2Aに接続固定されている。基部100は、樹脂材料等からなり、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、ケース2Aと一体的に形成されている。
また、基部100には、図2に示すように、回転計Bのケース2Bも、ケース2Aと同様に一体的に形成されている。
基部100の内部には、速度計Aの指針3Aを回転させる駆動手段であるステッピングモータ13Aおよび歯付きベルト11Aの一部、テンショナ15Aが収容、固定されている。また、回転計Bの指針3Bを回転させる駆動手段であるステッピングモータ13Bおよび歯付きベルト11Bの一部、テンショナ15Bが収容、固定されている。さらに、コンビネーションメータ1の電気回路を構成するプリント基板101が収容されている。
プリント基板101は、たとえばガラスエポキシ基板等からなり、ステッピングモータ13A、13Bの駆動、発光ダイオード7A、7B、発光ダイオード5A、5Bの点灯・消灯を制御する制御回路102が実装されている。この制御回路102は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
次に、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1における速度計Aの指針3A、回転計Bの指針3Bの駆動手段構成および作動について説明する。なお、速度計Aおよび回転計Bは、それらの駆動手段構成は、ケース2Aおよびケース2Bの寸法の違いに起因する事項、たとえば歯付きベルト11A、11Bの周長等が異なる点、速度計Aにおいて歯付きベルト11Aの周長が長いためアイドラが追加されている点を除いて構造的にはまったく同一である。したがって、以下、速度計Aを例に、主に図3に基づいて説明する。
指針3Aの駆動手段は、モータであるステッピングモータ13Aと、ループ状部材である歯車付きベルト11Aから構成されている。
すなわち、ステッピングモータ13Aが発生したトルクを、ステッピングモータ13Aのシャフト14Aに固定されたドライブプーリ15Aを介して歯付きベルト11Aへ伝達し、それにより歯付きベルト11Aをケース2A内で回転させて歯付きベルト11Aに固定された指針3Aを回転させている。
ステッピングモータ13Aは、1つの駆動パルスが入力されると所定の単位角度(つまり1ステップ)だけ駆動軸であるシャフト14Aを回転させるものである。駆動パルスの個数を増減することによりシャフト14Aを所望の角度だけ回転させることができる。つまり、同一駆動パルスに対するシャフト14Aの回転角度の再現性が高い。また、駆動パルスの周波数を変えることによりシャフト14Aの回転速度を自由に変えることができる。したがって、指針3A駆動用アクチュエータとしてステッピングモータ13Aを採用することにより、ロータリソレノイド等アナログ式アクチュエータにおいて正確な回転角度制御を行う場合において必要不可欠である位置センサまたは角度センサを用いることなしに、精度の高い回転角度制御を行うことができる。
ステッピングモータ13Aのシャフト14Aには、図3に示すように、ドライブプーリ15Aが固定されている。ドライブプーリ15Aは、図3に示すように歯車状に形成され、歯付きベルト11Aの突起12Aと噛合っている。
歯付きベルト11Aは、図3に示すように、ループ状に形成されるとともに、その全周に亘って突起12A、すなわち歯が等間隔で配置されている。なお、図3においては、歯付きベルト11Aの一部においてのみ突起12Aを描いてある。
ここで、ステッピングモータ13Aが発生したトルクを確実に歯付きベルト11Aに伝達するためには、予め歯付きベルト11Aに適正な張力を発生せしめる必要がある。そのために、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、図3に示すように、基部100内にテンショナ16Aを設置している。
テンショナ16Aは、樹脂材料あるいは金属材料から略円筒状に形成されている。テンショナ16Aは、基部100内において、図3に示すように、ケース2Aとドライブプーリ15Aとの間に配置され、歯付きベルト11Aの背面(突起12Aの無い側)に押圧接触している。テンショナ16Aは、スプリング17Aの弾性力により図3中の矢印Cの方向に付勢されている。これにより、歯付きベルト11Aには、その長手方向に沿って、すなわち図3中の矢印E方向に張力が作用する。この張力により、歯付きベルト11Aは所定のトルクを伝達可能となるとともに、自動車走行時にコンビネーションメータ1が振動した際に、歯付きベルト11Aがドライブプーリ15A、または指針3Aから外れる、あるいは噛合いがずれるという不具合を防止することができる。
また、基部100内には、図3に示すように、ドライブプーリ15Aとケース2Aとの間にアイドラプーリ18が設けられて、ケース2Aとドライブプーリ15A間の歯付きベルト11Aの移動を滑らかに誘導している。
また、歯付きベルト11Aに対する指針3Aの固定方法は、指針3Aの支持部32Aに設けられた突起(図示せず)と歯付きベルト11Aの突起12Aとを噛合わせることにより行われる。
以上説明した駆動手段によれば、ステッピングモータ13Aの回転時においては、歯付きベルト11Aとドライブプーリ15Aとの間、および歯付きベルト11Aと指針3Aとの間ですべりや噛合いのずれが生じない。
したがって、ステッピングモータ13Aのシャフト14Aの回転角度と、ケース2A内における指針3Aの回転角度との間には常に一定の関係が成立している。言い換えると、ステッピングモータ13Aのシャフト14Aの回転角度と、ポインタ31Aが文字盤4A上で指示する自動車の走行速度との間には常に一定の関係が成立している。
これにより、コンビネーションメータ1の速度計A上において、当該自動車の走行速度を正確に指示することができる。
次に、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成および作動について、図4に基づいて説明する。
制御回路102は、バッテリ104に常時電力が供給可能に接続されている。また、制御回路102には、イグニッションスイッチ103が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。また、制御回路102には、速度計Aの入力としての当該自動車の走行速度を検出する速度センサ105、回転計Bの入力としてのエンジン回転速度を検出する回転センサ106が接続されている。また、制御回路102には、速度計Aの指針3Aを回転させるためのステッピングモータ13A、回転計Bの指針3Bを回転させるためのステッピングモータ13Bが接続されている。さらに、制御回路102には、両ポインタ31A、31B発光表示用発光ダイオード7A、7B、両文字盤4A、4B照明用発光ダイオード5A、5Bが接続されている。
運転者によりイグニッションスイッチ103がONされると、制御回路102はイグニッションスイッチ103がONされたことを検知して、各発光ダイオード5A、5B、7A、7Bを点灯させる。これにより、速度計Aの文字盤4Aおよびポインタ31A、回転計Bの文字盤4Bおよびポインタ31Bが発光表示される。このとき、各ポインタ31A、31Bの中央部、すなわち透明カバー19Aのハーフミラー膜Hが貼着されていない部分を透過して視認される部分は、その両端部、つまりハーフミラー膜Hを透過して視認される部分よりも一際明るく視認される。
また、制御回路102は、速度センサ105からの検出信号に基づいて走行速度を算出し、算出した走行速度に対応した角度だけシャフト14Aを回動させるようにステッピングモータ13Aを駆動する。これにより、ポインタ31Aが文字盤4Aに沿って回転して走行速度を指示する。
さらに、制御回路102は、回転センサ106からの検出信号に基づいてエンジン回転速度を算出し、算出したエンジン回転速度に対応した角度だけシャフト14Bを回動させるようにステッピングモータ13Bを駆動する。これにより、ポインタ31Bが文字盤4Bに沿って回転してエンジン回転速度を指示する。
運転者によりイグニッションスイッチ104がOFFされると、制御回路102はイグニッションスイッチ103がOFFされたことを検知して、各発光ダイオード5A、5B、7A、7Bを消灯させる。これにより、透明カバー19Aのハーフミラー膜Hが貼着された部分が鏡面として、またハーフミラー膜Hが貼着されない部分が黒色の帯状に視認される。
また、制御回路102は、ポインタ31Aが文字盤4A上において速度0を指示するようにステッピングモータ13Aを駆動する。その後、制御回路102は、ステッピングモータ13Aへの通電を停止する。
さらに、制御回路102は、ポインタ31Bが文字盤4B上において回転速度0を指示するようにステッピングモータ13Bを駆動する。その後、制御回路102は、ステッピングモータ13Bへの通電を停止する。
以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、複数の指針計器部として速度計Aと回転計Bを備え、速度計Aおよび回転計Bは、それぞれ円弧状且つ筒状のケース2A、2Bと、ケース2A、2B内に円弧の軸の周りに回転可能に配置される指針3A、3Bと、ケース2A、2B内に配置される文字盤4A、4Bと、指針3A、3Bを回転させる駆動手段であるステッピングモータ13A、13Bおよびループ状部材である歯付きベルト11A、11Bとを備える構成としている。また、ケース2A、2Bは、共通の基部100に接続固定されることで両者の位置関係が維持されている。さらに、ケース2Aの内径寸法dAは、他方のケースであるケース2Bの外径寸法DBより大きく形成され、ケース2Aおよびケース2Bは同心上、且つケース2Aは運転者の視認方向(図2中の左右方向)においてケース2Bよりも運転者側(図2中の右側)となるように配置されている。言い換えると、ケース2Aおよびケース2Bは同心上、且つケース2Aはケース2Bよりも運転者に近づいては位置されている。
これにより、速度計Aおよび回転計Bを同心上に配置することで、両計器A、Bの指示値を確認する際の運転者の視線移動量を小さくして、コンビネーションメータ1の視認性を向上させるとともに、速度計Aに対する運転者からの視認距離と回転計Bに対する運転者からの視認距離とを異なるように配置することで両計器A、Bを立体的に視認させてコンビネーションメータ1の見映えを斬新なものとすることができる。
また、ケース2A、2Bを、共通の基部100に固定することで、両計器A、Bの位置関係を正確に維持できるとともに、自動車へのコンビネーションメータ1の取り付けは、基部100を介しすることにより容易に行うことができる。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、指針3Aを回転させる駆動手段としてステッピングモータ13Aおよび歯付きベルト11Aを、また、指針3Bを回転させる駆動手段としてステッピングモータ13Bおよび歯付きベルト11Bを採用している。
ステッピングモータ13Aは、駆動パルスの個数を増減することによりシャフト14Aの回転角度を制御でき、且つ駆動パルスの周波数を変えることによりシャフト14Aの回転速度を制御できる。したがって、ロータリソレノイド等アナログ式アクチュエータにおいて正確な回転角度制御を行う場合において必要不可欠である位置センサまたは角度センサを用いることなしに、精度の高い回転角度制御を行うことができる。
また、歯付きベルト11Aにより、ステッピングモータ13Aのシャフト14Aの回転角度に対して指針3Aの回転角度が常に一義的に定まる。
これにより、速度計Aおよび回転計Bの指示精度の高いコンビネーションメータ1を実現することができる。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、速度計Aにおいて、ケース2A内に円弧に沿って配置されたターミナル61A、62Aに、指針3Aに装着されるコレクタピン91A、92Aがスプリング10Aの付勢力により押圧接触し、これにより、指針3Aに搭載される発光ダイオード7Aに電気が供給され、且つ回転計Bにおいては、ケース2B内に円弧に沿って配置されたターミナル61B、62Bに、指針3Bに装着されるコレクタピン91B、92Bがスプリング10Bの付勢力により押圧接触して、これにより、指針3Bに搭載される発光ダイオード7Bに電気が供給される構成としている。
これにより、指針3A、3Bが回転中どの位置にあっても、常に容易に発光ダイオード7A、7Bに電気を供給してポインタ31Aを発光表示することができる。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、同心上に配置された2個の指針計器部のうち内側にある回転計Bのケース2B内周側空間を通して、コンビネーションメータ1の前方を見通すことができる。このため、コンビネーションメータ1が自動車のダッシュボード上に設置される場合、この空間をとおして車両前方を見通せるので、コンビネーションメータ1が運転者の前方視界を妨げることのないコンビネーションメータ1を提供できる。
なお、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、駆動手段であるループ状部材として歯付きベルト11A、11Bを用いているが、これに替えて、ほとんど伸縮しない柔軟なワイヤ等を用いてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1におけるテンショナ16A、16Bを付勢するためのスプリング18A、18Bを廃止して、テンショナ16A、16Bを単純なアイドラとして作用させてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、速度計Aのケース2Aに2個のターミナル61A、62Aを設けているが、これを3個以上としてもよい。この場合、電極の個数が3個の2色発光ダイオードを用いて、ポインタ31Aの発光色を必要に応じて切り替えることが可能となる。これは、回転計Bにおいても同様である。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、速度計Aのポインタ31A照明用の発光ダイオード7Aを赤色発光ダイオードとしているが、他の発光色の発光ダイオードとしてもよい。この場合、回転計Bにおいて、ポインタ31B照明用の発光ダイオード7Bの発光色を発光ダイオード7Aと同じにしてもよいし、発光ダイオード7Aと異なるものとしてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤4A照明用の発光ダイオード5Aの発光色を白色としているが、他の発光色、たとえばアンバーあるいは黄緑色等としてもよい。この場合、回転計Bにおいて、文字盤4B照明用の発光ダイオード5Bの発光色を発光ダイオード5Aと同じにしてもよいし、発光ダイオード5Aと異なるものとしてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、ポインタ31A照明用光源、ポインタ31B照明用光源、文字盤4A照明用光源および文字盤4B照明用光源として発光ダイオードを用いているが、これらの光源の少なくとも一つを発光ダイオード以外の光源、たとえば電球、放電管、ELパネル等に置換えてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、複数の指針計器部として、速度計Aおよび回転計Bの2つを備えているが、これらの少なくとも一方を他の指針計器部、たとえばエンジン冷却水温度を指示する水温計、燃料残量を指示する燃料計、時計等に置換えてもよい。さらに、指針計器部の個数を3個以上としてもよい。
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。 本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。 本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、指針部駆動メカニズム構成を説明する説明図である。 本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する説明図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(車両用指針計器)
2A、2B ケース
21A、21B ガイド部
22A、22B ガイド部
3A、3B 指針
31A、31B ポインタ(指針)
32A、32B 支持部(指針)
33A、33B 貫通孔
34A、34B 貫通孔
4A、4B 文字盤(表示意匠部)
41A、41B 目盛部(表示意匠部)
42A、42B 文字部(表示意匠部)
5A、5B 発光ダイオード
61A、61B ターミナル(電気導体)
62A、62B ターミナル(電気導体)
7A、7B 発光ダイオード(光源)
8A、8B プリント基板
91A、91B コレクタピン(集電部材)
92A、92B コレクタピン(集電部材)
10A、10B スプリング(集電部材)
11A、11B 歯付きベルト(駆動手段、ループ状部材)
12A、12B 突起
13A、13B ステッピングモータ(駆動手段、モータ)
14A、14B シャフト
15A、15B ドライブプーリ(駆動手段)
16A、16B テンショナ(駆動手段)
17A、17B スプリング
18 アイドラプーリ
19A、19B 透明カバー
100 基部
101 プリント基板
102 制御回路
103 イグニッションスイッチ
104 バッテリ
105 速度センサ
106 回転センサ
A 速度計(指針計器部)
B 回転計(指針計器部)
C 矢印
DB 外径寸法
dA 内径寸法
E 矢印
H ハーフミラー膜

Claims (4)

  1. 円弧状且つ筒状のケースと、前記ケース内に前記円弧の軸の周りに回転可能に配置される指針と、前記ケース内に配置される文字盤と、前記指針を回転させる駆動手段とを備える指針計器部を複数個備える車両用指針計器であって、
    複数個の前記ケースに接続されて複数個の前記ケースの位置関係を維持する基部を備え、
    複数個の前記ケースは同心上に配置され、
    隣接する2つの前記指針計器部において、一方の前記ケースの内径寸法は他方の前記ケースの外形寸法よりも大きく且つ一方の前記ケースは運転者の視認方向において他方の前記ケースよりも運転者側に配置されることを特徴とする車両用指針計器。
  2. 前記駆動手段は、モータと、該モータにより駆動されて回転する柔軟なループ状部材とから構成され、
    前記ループ状部材の一部は前記ケース内に前記円弧に沿って回転可能に配置され、
    前記ループ状部材には前記指針が固定され、
    前記モータに駆動されて前記ループ部材が回転するとそれに連動して前記指針が前記ケース内において前記円弧の軸の周りに回転することを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。
  3. 前記モータとしてステッピングモータを用いるとともに、前記ループ状部材として歯付きベルトを用いることを特徴とする請求項2に記載の車両用指針計器。
  4. 前記ケース内に前記円弧に沿って配置される電気導体と、
    前記指針の回転中は常に前記電気導体に接触するように前記指針に設けられる集電部材と、
    前記指針に取り付けられ且つ前記集電部材に接続される光源とを備え、
    前記指針は、前記光源からの光により発光表示されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用指針計器。
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