JP3722098B2 - 発光指針計器 - Google Patents
発光指針計器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3722098B2 JP3722098B2 JP2002212213A JP2002212213A JP3722098B2 JP 3722098 B2 JP3722098 B2 JP 3722098B2 JP 2002212213 A JP2002212213 A JP 2002212213A JP 2002212213 A JP2002212213 A JP 2002212213A JP 3722098 B2 JP3722098 B2 JP 3722098B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- dial
- pointer
- light shielding
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 21
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 claims description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源によって指針を発光させる発光指針計器に関するものであり、車両等に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、自動車用のスピードメータ等のように指針によって表示を行う計器において、光源の光を指針に導いて指針自体を発光させるようにしたものがある。これは、文字盤の裏面側に回動内機を配置し、その指針軸を文字盤の貫通孔から表面側に延出し、この指針軸先端部に固定され文字盤の表面に沿って回動する指針を透光性材料から形成し、導光体により導いた光源からの光を文字盤の貫通孔を通して指針に供給して指針を発光させるものである。
【0003】
この種の発光指針計器において、回転中心領域は遮光キャップで覆われているので、この部分から指針軸の軸方向への光漏れ、つまり運転者の目へ直接向かう方向光は発生しない。しかし、遮光キャップと文字盤との間から文字盤表面に沿う方向の光漏れが発生することがある。これは、遮光キャップのまわりが日食時の太陽コロナ状に明るく照明されるもので、文字盤と指針とのコントラストが弱くなり指針の視認性が低下する可能性がある。
【0004】
この対策として、たとえば、特許第2927214号公報に示される指針照明装置では、文字盤の貫通孔周縁部に略円環状の遮光部材を取付けている。すなわち、遮光部材は文字盤表面側に延出する円筒状の遮光壁と、この遮光壁の外周側に文字盤表面に沿い径方向に延びるフランジとを有している。これにより、上述の文字盤表面に沿う方向の光漏れを防止するものである。ところで、文字盤の裏面には、文字盤照明用の導光板が積層配置され、導光板には、文字盤の貫通孔に対応する貫通孔が設けられており、遮光部材を装着することによって文字盤と導光板が積層固定される。つまり、遮光部材は、文字盤と導光板を固定するための固定手段の役割も果たしている。
【0005】
従来の発光指針計器のその他の例として、図4に示すものがある。図4に示す従来の発光指針計器100においては、文字盤2を透光性材料で形成し且つ表面に印刷等を施すことで導光板を省略し、替わって、樹脂材料で形成されるケース10に文字盤2を固定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の発光指針計器100においては、上述の遮光部材である遮光リング70は、ケース10に設けられた貫通孔10aと同軸上に、貫通孔10aの周縁部に位置決めして固定されている。一方、回動内機であるムーブメント3は、プリント基板9に取付けられているので、指針軸であるシャフト3aと遮光リング70の位置関係は、ケース10およびプリント基板9それぞれの寸法ばらつきの影響を受ける。このため、シャフト3aの中心軸と遮光リング70の遮光壁71の中心軸との位置ばらつき、つまり同軸度のばらつきはかなり大きくなる。したがって、シャフト3aに固定される指針4に装着される遮光キャップ8の内周面と遮光壁71の外周面とが接触してシャフト3aの円滑な回動が妨げられることを防止するために、遮光キャップ8の内周面と遮光壁71の外周面との間の隙間を大きく設定している。すなわち、遮光キャップ8の直径を大きく設定している。
【0007】
また、上述の従来の発光指針計器100におけるケース10においては、その樹脂成形時に発生した内部の残留応力が、成形後に高温環境下に置かれることにより開放されて変形を生じる、という特性がある。従来の発光指針計器100を自動車用に適用した場合、自動車のフロントガラス直下に搭載されるため太陽の輻射熱を受ける、あるいは暖房用ヒータの温風の熱を受ける等によりケース10の温度が上昇してケース10が変形する。このとき、ケース10の文字盤2を保持固定している部分は、図4において上下方向に移動するので、遮光リング70もケース10と共に図4における上下方向に移動する。これにより、遮光リング70外周面が遮光キャップ内周面に接触してシャフト3aの円滑な回動が妨げられる可能性がある。これを防止するために、遮光キャップ8の内周面と遮光壁71の外周面との間の隙間をさらに大きくする必要があり、遮光キャップ8の直径がかなり大きくなってしまう。このため、遮光キャップ8の大きさが限定されてしまい指針4のデザイン設計上の自由度が低下するという問題がある。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は、遮光部材の形状および固定方法に工夫を凝らし、遮光キャップ直径の拡大を抑制しつつ、ケースが変形しても遮光部材外周が遮光キャップ内周に接触して指針軸の円滑な回動が妨げられることを防止できる発光指針計器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
【0010】
本発明の請求項1に記載の発光指針計器は、文字盤と、文字盤を固定するケースと、文字盤の裏面側に配置されて文字盤の貫通孔を通り回動可能に指針軸を延出してなる回動内機と、指針軸の先端部に支持され文字盤の表面に沿って回動する透明材料からなる指針と、指針の回転中心領域の表面を覆うように指針に取付けられる遮光キャップと、文字盤の裏面側に配置される指針発光用の光源と、指針と光源との間に設けられる導光体と、貫通孔を通り文字盤表面側に延出し貫通孔から文字盤表面外周に向かう光源からの光を遮る略円環状の遮光部材とを備え、
遮光部材は、文字盤表面側に延出する円筒状の遮光壁とこの遮光壁の外周側に文字盤表面に沿い径方向に延びる円環状のフランジと遮光部材の指針軸の軸方向移動を規制する規制部とを有し、規制部は、文字盤の裏面、またはケースの裏面に係止する発光指針計器において、導光体は指針軸と略同軸上に回動内機または回動内機が取付けられる部材に固定され、遮光部材は遮光壁と導光体とを同軸上として導光体の外周面に押圧接触する構成とした。このような構成とすることで、遮光壁と指針軸、つまり遮光壁と遮光キャップとの位置精度に対して、従来の発光指針計器のようにケースの寸法ばらつきが影響を及ぼすことを排除できるので、遮光壁と指針軸の同軸度を高められる、すなわち遮光壁と遮光キャップとの同軸度を高められる。これにより、遮光壁と遮光キャップとの隙間を小さくすると共に、遮光キャップ外径寸法を従来の場合よりも小さくすることができる。
【0011】
また、指針軸、導光体および遮光部材の三者の位置関係、特に指針軸の径方向の位置関係が固定されるので、ケースが変形した場合、つまり貫通孔位置が指針軸径方向にずれた場合、遮光部材とケースとの相対位置関係が変動するのみで、遮光部材と遮光キャップとの位置関係は変わらない。したがって、遮光キャップの外径を従来の場合よりも小さくする、すなわち、指針軸の軸方向への光漏れ、言い換えると運転者の目へ直接向かう方向の光を遮光可能な必要最小限度の大きさにすることができる。これにより、遮光キャップ直径の拡大を抑制しつつ、ケースが変形しても遮光部材外周が遮光キャップ内周に接触して指針軸の円滑な回動が妨げられることを防止できる発光指針計器を実現できる。
【0012】
請求項2に記載の発明では、前記部材はプリント基板である構成とした。これにより、回動内機の固定保持と電気接続とを同時に行えるので、発光指針計器の組付け作業性を向上できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による発光指針計器を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に、図面に基づいて説明する。
【0014】
コンビネーションメータ1は、当該自動車の車室内の運転席前方に設けられ、当該自動車の作動状態(走行速度、エンジン回転数等)を指針4の回動により運転者が視認可能に表示するものである。
【0015】
以下、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の構造について簡単に説明する。図1に、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図を示す。
【0016】
コンビネーションメータ1は、指針4を文字盤2の表面に沿って回動させて、指針4の角度により所定の物理量(走行速度、エンジン回転数等)を指示しており、図1の右側が運転席側である。
【0017】
文字盤2は、樹脂あるいは金属等の薄板で形成され、その表面(図1の右側表面)には、目盛および数字(図示せず)が設けられている。また、文字盤2は、コンビネーションメータ1のケース10に固定されている。
【0018】
文字盤2の裏側には、指針4を回動させる回動内機であるムーブメント3が配置されている。ムーブメント3は、たとえば交差コイル式駆動部を備え、外部からの電気信号に対応した角度だけ指針軸であるシャフト3aを回動させる。シャフト3aは、文字盤2の貫通孔2a、およびケース10に貫通孔2aと対応して設けられる貫通孔10aを通り、文字盤2の表面側に延出されている。また、シャフト3aの先端には、指針4が固定されている。
【0019】
指針4は、透明材料、たとえば透明なアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂等で形成されている。指針4は、シャフト3aに固定され、ムーブメント3により文字盤2の表面に沿って回動する。
【0020】
文字盤2の裏側(図1の左側)には、ムーブメント3が取付けられる部材であり且つコンビネーションメータ1の電気回路部を形成するプリント基板9が配置されている。ムーブメント3は、プリント基板9に固定されると同時に電気的に接続されている。また、プリント基板9には、指針4を照明するための光源である発光ダイオード6が実装されている。
【0021】
指針4と発光ダイオード6との間には、発光ダイオード6が発する光を指針4へ導いて指針4を発光させるための導光体5が配置されている。導光体5は、略円筒状に透明なアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂等で形成されている。導光体5は、シャフト3aと同軸上に、すなわち、導光体5の貫通孔5aにシャフト3aを挿通させてプリント基板9に取付けられている。発光ダイオード6からの光は、導光体5内を進行して導光体5の端面5bから出射されて指針4に入射する。導光体5の端面5bはリング状に発光するので、指針4は、その回動角度如何に関わらず常に安定した輝度で発光表示される。
【0022】
ところで、導光体5の端面5bの指針4に対向していない部分から出射される光は、図1中の右方向、すなわち運転者に向かって進み運転者を眩惑させる可能性がある。そこで、指針4に、指針4の端面5bに対応する部分である回転中心領域の表面を覆うための遮光キャップ8を装着している。遮光キャップ8は、遮光性を有する金属薄板あるいは樹脂等で形成されている。
【0023】
上述の文字盤2、プリント基板9、ムーブメント3等は、樹脂製のケース10内に収容固定されている。また、ケース10には、透明カバー11が取付けられてコンビネーションメータ1内への塵埃の侵入を防止して、文字盤2や指針4を清浄に維持している。
【0024】
導光体5の外周部には、図1に示すように、遮光部材である遮光リング7が装着されている。遮光リング7は、遮光性を有するように着色された樹脂等で略円筒状に形成されている。
【0025】
遮光リング7は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴を成す部品であり、その形状、および効果について以下に詳細に説明する。図2には、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の遮光リング7の斜視外観図を示す。
【0026】
先ず、遮光リング7の形状について説明する。
【0027】
遮光リング7は、図1および図2に示すように、円筒状の遮光壁7a、遮光壁7aの外周側に文字盤2の表面に沿って遮光壁7aの半径方向に延びる円環状のフランジ7b、遮光リング7のシャフト3aの軸方向への移動を規制する規制部7c、および導光体5の外周面に当接する位置決め部7dを備えている。ここで、規制部7cおよび位置決め部7dは、それぞれ4個ずつが遮光壁7aと同軸上且つ円周方向等間隔で設けられると共に、各規制部7cおよび各位置決め部7dは、図2に示すように、径方向に重ならないように設けられている。
【0028】
遮光リング7がコンビネーションメータ1に装着されると、位置決め部7dが導光体5の外周面に押圧接触し、遮光壁7aは導光体5と同軸上の位置関係となり、遮光壁7aは導光体5外周面の文字盤2の表面側(図1において右側)に突出した部分を同軸状に覆っている。これにより、導光体5から文字盤2の表面外周側へ漏れる光が遮断されるので、導光体5から文字盤2への漏光により文字盤2あるいは指針4の視認性が低下することを防止できる。
【0029】
また、導光体5はムーブメント3のシャフト3aと同軸上に固定されているので、遮光壁7aは導光体5を介してシャフト3aと同軸上に、言い換えると遮光キャップ8と同軸上に配置される。つまり、遮光壁7aと遮光キャップ8との位置精度に対して、従来の発光指針計器100のようにケース10の寸法ばらつきが影響を及ぼすことをなくして、遮光壁7aと遮光キャップ8とを精度良く同軸上に配置できる。これにより、遮光壁7aと遮光キャップ8間の隙間G寸法を、必要最小限度に小さく設定する、すなわち遮光キャップ8の直径を従来発光指針計器100の場合より小さくすることができる。
【0030】
一方、フランジ7bが文字盤2表面に押圧接触すると共に、規制部7c先端部の係止部7eが文字盤2の裏面に積層配置されるケース10に係止し、これにより、遮光リング7がシャフト3aの軸方向へ移動することが規制される。すなわち、遮光リング7は、文字盤2およびケース10を積層して固定する役割も果たしている。
【0031】
次に、遮光リング7の作用効果について説明する。
【0032】
コンビネーションメータ1が自動車に搭載され、太陽の輻射熱を受ける、あるいは暖房用ヒータの温風の熱を受ける等によりケース10の温度が上昇すると、ケース10成形時における残留応力が開放されケース10が変形する。
【0033】
先ず、図4に示す従来の発光指針計器100においては、ケース10が変形すると、ケース10の文字盤2を保持固定している部分は、図4において上下方向に移動する。このとき、遮光リング70はケース10と共に図4の上下方向に移動するため、遮光リング70と指針4に固定される遮光キャップ8の間の隙間Gが変化する。したがって、従来の発光指針計器100においては、ケースが変形しても、遮光リング70と遮光キャップ8とが接触しないように遮光キャップ8の直径Dを大きく設定している。
【0034】
これに対して、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、ケース10が変形すると、ケース10の文字盤2を保持固定している部分が、従来の発光指針計器100の場合と同様に、図1の上下方向に移動する。これにより、遮光リング7においては、ケース10に係止している規制部7cがケース10に押されて図1の上下方向に弾性変形するが、遮光リング7自体は移動しない。つまり、ケース10の変形により貫通孔10a位置が移動しても、遮光壁7aと遮光キャップ8間の隙間Gの大きさは変化しない。したがって、遮光壁7aと遮光キャップ8間の隙間G寸法を従来の発光指針計器100のように拡大する必要がなく必要最小限度に小さく設定することが可能となる。これにより、遮光キャップ8の直径Dを、従来の発光指針計器100の場合よりも小さくすることができる。
【0035】
以上説明した、本発明の一実施形態におけるコンビネーションメータ1では、導光体5をシャフト3aと略同軸上にムーブメント3が取付けられるプリント基板9に固定し、遮光リング7は、遮光壁7aが導光体5と同軸上になるようにして導光体5の外周面に押圧接触する構成とした。このような構成とすることで、遮光壁7aとシャフト3aの同軸度を高められる、すなわち遮光壁7aと遮光キャップ8の同軸度を高めることができる。これにより、遮光壁7aと遮光キャップ8との位置精度に対して、従来の発光指針計器100のようにケース10の寸法ばらつきが影響を及ぼすことを排除できるので、遮光壁7aと遮光キャップ8との隙間Gを小さくすると共に、遮光キャップ外径寸法を従来の場合よりも小さくすることができる。
【0036】
また、シャフト3a、導光体5および遮光リング7の三者の位置関係、特に同軸度の良好な精度を維持できるので、ケース10が変形した場合、つまり貫通孔10aの位置がシャフト3aの径方向にずれた場合、遮光リング7とケース10との相対位置関係が変動するのみで、遮光リング7と遮光キャップ8との位置関係は変わらないので、遮光壁7aと遮光キャップ8間の隙間G寸法を従来の発光指針計器100のように拡大する必要がなく必要最小限度に小さく設定することが可能となる。これにより、遮光キャップ8の直径Dを、従来の発光指針計器100の場合よりも小さくすることができる。
【0037】
図3には、本発明の一実施形態の変形例によるコンビネーションメータ1の部分断面図を示す。
【0038】
この変形例においては、導光体5の固定方法を変更している。すなわち、上述の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、導光体5をプリント基板9に取付けているが、変形例によるコンビネーションメータ1においては、図3に示すように、ムーブメント3に直接固定している。これにより、導光体5とシャフト3aの同軸度をより向上させることができる。
【0039】
なお、以上説明した、本発明の一実施形態およびその変形例によるコンビネーションメータ1では、光源として発光ダイオード6を用いているが、他の光源、たとえば電球あるいは放電管等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の遮光リング7の斜視外観図である。
【図3】本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の変形例の断面図である。
【図4】従来のコンビネーションメータ100の部分断面図である。
【符号の説明】
1 コンビネーションメータ(発光指針計器)
2 文字盤
2a 貫通孔
3 ムーブメント(回動内機)
3a シャフト(指針軸)
4 指針
5 導光体
6 発光ダイオード(光源)
7 遮光リング(遮光部材)
7a 遮光壁
7b フランジ
7c 規制部
7d 位置決め部
7e 係止部
8 遮光キャップ
9 プリント基板(部材)
10 ケース
10a 貫通孔
11 透明カバー
70 遮光リング
100 コンビネーションメータ
Claims (2)
- 文字盤と、
前記文字盤を固定するケースと、
前記文字盤の裏面側に配置されて前記文字盤の貫通孔を通り回動可能に指針軸を延出してなる回動内機と、
前記指針軸の先端部に支持され前記文字盤の表面に沿って回動する透明材料からなる指針と、
前記指針の回転中心領域の表面を覆うように前記指針に取付けられる遮光キャップと、
前記文字盤の裏面側に配置される前記指針発光用の光源と、
前記指針と前記光源との間に設けられる導光体と、
前記貫通孔をとおり前記文字盤表面側に延出し前記貫通孔から前記文字盤表面外周側に向かう前記光源からの光を遮る略円環状の遮光部材とを備え、
前記遮光部材は、前記文字盤表面側に延出する円筒状の遮光壁と前記遮光壁の外周側に前記文字盤表面に沿い径方向に延びる円環状のフランジと前記遮光部材の前記指針軸の軸方向移動を規制する規制部とを有し、
前記規制部は、前記文字盤の裏面、または前記ケースの裏面に係止する発光指針計器において、
前記導光体は前記指針軸と略同軸上に前記回動内機または前記回動内機が取付けられる部材に固定され、
前記遮光部材は前記遮光壁と前記導光体とを同軸上として前記導光体の外周面に押圧接触することを特徴とする発光指針計器。 - 前記部材はプリント基板であることを特徴とする請求項1に記載の発光指針計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002212213A JP3722098B2 (ja) | 2002-07-22 | 2002-07-22 | 発光指針計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002212213A JP3722098B2 (ja) | 2002-07-22 | 2002-07-22 | 発光指針計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004053449A JP2004053449A (ja) | 2004-02-19 |
JP3722098B2 true JP3722098B2 (ja) | 2005-11-30 |
Family
ID=31935210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002212213A Expired - Fee Related JP3722098B2 (ja) | 2002-07-22 | 2002-07-22 | 発光指針計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3722098B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4592331B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2010-12-01 | 矢崎総業株式会社 | 車両用表示装置 |
US6983717B1 (en) * | 2005-01-05 | 2006-01-10 | Yazaki North America, Inc. | Indicator assembly with halo-free pointer |
JP5733199B2 (ja) * | 2011-12-23 | 2015-06-10 | 株式会社デンソー | 表示装置及び表示装置の製造方法 |
JP7275975B2 (ja) * | 2019-08-07 | 2023-05-18 | 日本精機株式会社 | 計器装置 |
-
2002
- 2002-07-22 JP JP2002212213A patent/JP3722098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004053449A (ja) | 2004-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6116111B2 (ja) | インストルメントクラスタのポインタ構造 | |
KR20010050230A (ko) | 지침계기 | |
JP4650210B2 (ja) | 車両用指針計器 | |
JP3722098B2 (ja) | 発光指針計器 | |
JP2005274438A (ja) | 車両用表示装置 | |
US9021978B2 (en) | Indicator displaying device | |
JP2006162569A (ja) | 指針計器 | |
JP2013117402A (ja) | 計器装置 | |
JP2007093366A (ja) | 車両用計器 | |
US20140355236A1 (en) | Vehicular display apparatus | |
JP2006118892A (ja) | 指針計器 | |
JP3855954B2 (ja) | 車両用指針計器 | |
JP4933069B2 (ja) | 車両用指針計器 | |
JP4513051B2 (ja) | 車両用計器 | |
JP5136491B2 (ja) | 指針計器 | |
JP2005156454A (ja) | 指針照明装置 | |
JP6146379B2 (ja) | 計器 | |
JP4487983B2 (ja) | 計器 | |
JP4175321B2 (ja) | 指針計器 | |
JP2005181017A (ja) | 車両用計器 | |
JP2004325179A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2004144583A (ja) | 発光指針計器 | |
CN112572148B (zh) | 仪表装置 | |
JP5874564B2 (ja) | 表示装置 | |
JP5093009B2 (ja) | 車両用計器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050607 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |