JP2003139926A - 光反射フィルムおよびそれを用いた画像表示用バックライト装置 - Google Patents
光反射フィルムおよびそれを用いた画像表示用バックライト装置Info
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Abstract
く、高画質の画像を長期にわたって維持できる反射フィ
ルムを提供する。 【解決手段】少なくとも片面が光反射性の表面を持つ光
反射フィルムであって、該光反射性表面の光沢度が10
0以下であり、かつ該光反射性表面は表皮層を有してな
っていて、該表皮層には無機粒子濃度が0.1重量%以
下で粒子が含有されていることを特徴とする光反射フィ
ルム。
Description
される光反射フィルムの改良に関し、さらに詳しくは、
たとえば液晶画面用のエッジライトあるいは直下型ライ
トの面光源の反射板、およびリフレクターに用いられる
部材であって、長期間使用しても導光板を傷つけ発光異
常など引き起こすことのない光反射フィルムに関するも
のである。
エッジから冷陰極線管を照明光源とした、いわゆるエッ
ジライト方式が広く使用されている(特開昭63−62
104号公報)。この照明方法において、より光を効率
的に活用するため、冷陰極線管の周囲にリフレクターが
設けられ、更に導光板から拡散された光を液晶画面側に
効率的に反射させるために導光板の下には反射板が設け
られている。これにより冷陰極線管からの光のロスを少
なくし、液晶画面を明るくする機能を付与している。ま
た近年、液晶テレビのような大画面用では、エッジライ
ト方式では画面の高輝度化が望めないことから直下型ラ
イト方式が採用されてきている。この方式は、液晶画面
の下部に冷陰極線管を並列に設けるもので、反射板の上
に平行に冷陰極線管が並べられる。反射板は平面状であ
ったり、冷陰極線管の部分を半円凹状に成形したものな
どが用いられる。
るリフレクターや反射板(面光源反射部材と総称する)
には、高い反射機能が要求され、従来、白色染料、白色
顔料を添加したフィルムや内部に微細な気泡を含有させ
たフィルムが単独で、もしくはこれらのフィルムと金属
板、プラスチック板などとを張り合わせたものが使用さ
れてきた。特に内部に微細な気泡を含有させたフィルム
を使用した場合には、輝度の向上効果や均一性に優れる
ことから広く使用されている。このような内部に微細な
気泡を含有したフィルムは特開平6−322153号公
報、特開平7−118433号公報などに開示されてい
る。
した用途の拡大はめざましく、従来のノートパソコンの
他に、据え置き型のパソコン、液晶テレビ、携帯電話の
ディスプレイ、各種ゲーム機などで広く採用されてきて
いる。このような用途拡大に応じて画面の高輝度化、高
精細化が進む一方、薄型・軽量化が非常に強く望まれて
いる。この要求に応えるにはまず各構成部材を薄膜成型
することとともに、各部材の間隙を極限まで狭めること
が有効である。したがって、優れた反射材料である光反
射フィルムにおいても、直上に位置する導光板との距離
をできるだけ接近させて配置させる必要がある。ところ
が、従来の光反射フィルムにおいては、導光板との距離
を接近させた場合、長期間にわたる使用において、面状
光源の輝度均一性が低下したり、あるいは一部に極端に
明るい部分(以下、「輝線」ということがある)が発生
するという問題があり、薄型化の妨げとなっていた。
手段として、従来多用されてきたアクリル樹脂製の導光
板に代わってより薄型・軽量化が可能なシクロポリオレ
フィン樹脂製の導光板が特にノートパソコン用LCDで
多用されるようになってきた。シクロポリオレフィン樹
脂は、 (1)アクリルに対して薄板成形性にすぐれバックライ
トの薄型化が図れる。 (2)アクリルに対して比重が小さく、同サイズであっ
ても軽量化が図れる。 といったメリットがあり、薄型軽量が求められる上記用
途に展開されつつある。通常光反射フィルムあるいは反
射板は、この導光板の直下に配置されてバックライトの
一部を形成している。
クリル樹脂に比べて軟らかく傷が付きやすい。このため
導光板の設計によっては長期使用時に光反射フィルムあ
るいは反射板と導光板が擦れ合うことによって、傷が付
き発光異常を引き起こすという問題が今まで以上に顕在
化してきた。
し、導光板を傷つけて発光異常を引き起こすことなく、
高画質の画像を長期にわたって維持できる光反射フィル
ムを提供することを目的とするものである。
した結果、反射板として用いられる光反射フィルムが表
面を粗面化するために比較的多くの無機粒子を含有して
おり、この粒子によって形成されたフィルム表面上に突
出した突起、あるいは表面から脱落した粒子が導光板を
擦ることによって導光板のキズが発生していることを突
き止めた。
と導光板が極めて近接して配置されることによって、面
状光源全体にかかる応力による光反射フィルムと導光板
の位置ズレの繰り返しによって光反射フィルムと導光板
が擦れ合い導光板表面にキズを発生させているという知
見を得た。その結果、導光板内部での光線進行方向に変
化が生じることによって当初の光学的性能が発揮できな
くなっていたと推定される。
合でもキズを発生させない光反射フィルムについて鋭意
検討し、光反射フィルムの少なくとも導光板と相対する
面に無機粒子含有量の少ない表皮層を形成することが非
常に効果的であることを見いだし、また、この効果は粒
径や形状に依らず該粒子含有量に支配されていることを
解明し、本発明に至った。また、さらには該表皮層厚み
が特定の値以上であれば完全に上記課題を解決できるこ
とを見いだして本発明を完成させたものである。
題を鑑み、鋭意検討した結果、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、少なくとも片面が光反射性の表面
を持つ光反射フィルムであって、該光反射性表面の光沢
度が100以下であり、かつ該光反射性表面は表皮層を
有してなっていて、該表皮層には無機粒子濃度が0.1
重量%以下で無機粒子が含有されていることを特徴とす
る光反射フィルムである。
態について説明する。
面が光反射性の表面を持ち、該光反射性表面の光沢度が
100以下であり、かつ該光反射表面には表皮層が形成
されており、該表皮層の無機粒子濃度が0.1重量%以
下であることが必要である。
層を設けた面から測定した値が100以下であることが
必要であり、好ましくは90以下、特に好ましくは85
以下である。光沢度が100を越えた場合、輝度ムラが
発生し、最終製品とした際、見る角度によって輝度が低
下したりするなどの問題が発生する。
るフィルムの光反射性表面に表皮層を設けることが必要
であり、光沢度は、該表皮層に含有させる無機粒子の量
によってコントロールすることができる。
有される無機粒子の濃度は0.1重量%以下であること
が必要であり、好ましくは0.08重量%以下、特に好
ましくは0.05重量%以下である。更に輝線防止効果
や光沢度を満足する限り、表皮層の無機粒子濃度は0重
量%でもよく、またその他の添加物、例えば有機粒子を
含有せしめても良い。無機粒子濃度が0.1重量%を越
えると十分な輝線防止効果が得られないが、表皮層に特
定量の無機粒子あるいは有機粒子などを添加することは
光沢度を100以下とする有効な手段となる点で好まし
いのである。有機粒子としてはシリコーン化合物、架橋
スチレン、架橋アクリル、架橋メラミンなどが例示でき
るが、柔軟性等の点からシリコーン化合物が特に好まし
く適用できる。無機微粒子としては、シリカ、アルミ
ナ、酸化チタン(アナターゼ型、ルチル型)、酸化亜
鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、ゼオライト、カオ
リン、タルクなどを0.1重量%以下の範囲で用いるこ
とができ、またこれらを併用あるいは有機粒子を併用す
ることもできる。また本発明における有機粒子、無機粒
子は球状であることが好ましい。粒子の平均粒子径は
0.01〜10μmが好ましく、0.03〜5μmであ
ることがより好ましい。0.01μm以上であることに
よりハンドリング性と光沢度低減の効果が発現し、逆に
10μmを越える場合には表面が必要以上に粗面化され
てしまったり、粒子の脱落が起こりやすくなるため好ま
しくない。
損なわれない範囲内で各種の添加剤を添加することがで
きる。添加剤としては、例えば、蛍光増白剤、架橋剤、
耐熱安定剤、耐酸化安定剤、有機の滑剤、帯電防止剤、
核剤、カップリング剤などを用いることができる。
は、有機成分を主体とする樹脂が好ましく、例えばポリ
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、メタ
クリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリ
デン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、フ
ッ素系樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は単独で用
いてもよく、あるいは2種以上の共重合体もしくは混合
物としたものを用いてもよい。中でもポリエステル樹
脂、アクリルもしくはメタクリル樹脂が耐熱性、粒子分
散性、塗布性、光沢度の点から好ましく使用される。
く、より好ましくは0.1〜15μm、特に0.5〜1
0μmが好ましく、さらには1〜5μmが最も好まし
い。厚みが0.1μm未満の場合には、表皮層の耐久性
が不足することがあり、更に輝線防止効果が不十分とな
る。また0.5μm以上となると十分な耐久性と輝線防
止効果が得られるが、逆に15μmを越える場合には輝
度が低下するおそれがある。
層を構成する熱可塑性樹脂を共押出などの方法によって
基材フィルムに積層する方法、さらに必要に応じて該積
層フィルムを延伸する方法、または基材フィルムの延伸
の途中工程で表皮層を塗布する方法、あるいは延伸処理
などが終了した基材フィルム上に表皮層を塗布する方法
などが挙げられるが、特に限定されるものではない。
は任意の手段で塗布することができる。例えば、グラビ
アコート、ロールコート、スピンコート、リバースコー
ト、バーコート、スクリーンコート、ブレードコート、
エアーナイフコート、ディッピングなどの方法を用いる
ことができる。また、塗布後に塗布層を硬化する場合、
その硬化方法は、公知の方法をとりうる。
線、放射線などの活性線を用いる方法、さらにはこれら
の組み合わせによる方法などが適用できる。このとき、
架橋剤などの硬化剤を併用することが好ましい。また、
塗布層を設ける方法としては、上述した通り基材フィル
ム製造時に塗布(インラインコーティング)してもよい
し、結晶配向完了後の基材フィルム上に塗布(オフライ
ンコーティング)してもよい。
では表皮層樹脂の押出量の調整により可能であり、コー
ティング法ではコーティング塗液の樹脂濃度や塗液粘度
の調整、その他コーティング条件によって任意に調整が
可能である。さらに表皮層中の粒子濃度は、表皮層を構
成する樹脂と粒子の混合比率により任意に調整できる。
フィルムとその表面に設けた表皮層とからなり、基材フ
ィルムとしては、光の反射率が高く、色調に偏りがない
ことから白色フィルムを用いることが好ましい。
フィルムに有機系、無機系の染料や微粒子などを添加し
たもの、フィルムを構成する樹脂成分に該樹脂成分とは
非相溶性の樹脂、および/または有機もしくは無機の粒
子を混合して溶融押出しした後、少なくとも1方向に延
伸し、内部に微細な気泡を形成させたもの、発泡性粒子
を添加し、溶融押出することによって発泡させたもの、
炭酸ガスなどの気体を溶融樹脂に注入して押出発泡させ
たものなど、見かけ上白色性を有するものが好ましく用
いられる。
率が向上し、輝度が向上するものとして、フィルムを構
成する樹脂成分に該樹脂成分とは非相溶性の樹脂、およ
び/または有機もしくは無機の粒子を混合して溶融押出
しした後、少なくとも1方向に延伸し、内部に微細な気
泡を形成させたものが好ましい。更に表層部の気泡を内
層部よりも微細に形成させた複合白色フィルムが特に好
ましく、内部に微細な気泡を形成させたフィルムの少な
くとも片面に、有機もしくは無機の微粒子を添加した熱
可塑性樹脂を共押出などの方法によって積層し、さらに
延伸することで得ることができる。
樹脂としては、溶融押出しによってフィルムを形成し得
るものであれば特に限定されないが、好ましい例とし
て、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ
ウレタン、ポリフェニレンスルフィドなどがある。特に
寸法安定性や機械的特性が良好で、可視光線域における
吸収がほとんどないなどの点からポリエステルが好まし
い。
レンテレフタレート(以下、PETと略称する)、ポリ
エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート(以
下、PENと略称する)、ポリプロピレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−シク
ロヘキシレンジメチレンテレフタレートなどである。も
ちろん、これらのポリエステルはホモポリマーであって
もコポリマーであってもよいが、好ましくはホモポリマ
ーである。コポリマーである場合の共重合成分として
は、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環族
ジカルボン酸、炭素数2〜15のジオール成分を挙げる
ことができ、これらの例としては、たとえばイソフタル
酸、アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、スルホン酸塩
基含有イソフタル酸、およびこれらのエステル形成性化
合物、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、分子量400〜2万のポ
リアルキレングリコールなどを挙げることができる。
が損なわれない範囲内で各種添加物、たとえば耐熱安定
剤、耐酸化安定剤、有機の滑剤、有機、無機の微粒子、
耐光剤、帯電防止剤、核剤、カップリング剤などが添加
されていてもよい。
テルを用いて白色フィルム基材としたものについて詳述
する。基材としてポリエステルを用い、白色化するに
は、各種の白色染料、白色顔料を添加する方法、上記し
た内部に微細な気泡を含有させる方法などがあるが、本
発明の効果がより顕著に発現するには、内部に微細な気
泡を含有させる方法が好ましい。
しては、(1)発泡剤を含有せしめ押出時や製膜時の熱
によって発泡、あるいは化学的分解により発泡させる方
法、(2)押出時または押出後に炭酸ガスなどの気体ま
たは気化可能な物質をポリエステルに添加し、発泡させ
る方法、(3)ポリエステルと非相溶性の熱可塑性樹脂
をポリエステルに添加し、溶融押出後、1軸または2軸
に延伸する方法、(4)有機もしくは無機の微粒子をポ
リエステルに添加して溶融押出後、1軸または2軸に延
伸する方法などを挙げることができる。本発明において
は、微細な気泡を形成することにより光の反射界面を増
加させることが好ましく、この点から上記(3)もしく
は(4)の方法を用いることが好ましい。
(厚み方向の断面積サイズ)は0.5μm2 〜50μm
2 、好ましくは1μm2 〜30μm2 のものが輝
度向上の点で好ましい。
ずれでもよいが、特にフィルム上面から下面に至るまで
の間のすべての面内において少なくとも1個の気泡が存
在している構造が好ましい。
せられる光がフィルム表面から入射するが、この入射光
が内部の気泡によってすべて反射されることが最も好ま
しい形態である。実際にはフィルム内部を通過する光も
あり、この部分は損失となるが、これをカバーするため
に入射光側(光源側)とは反対面のフィルム面側にアル
ミニウム、銀などの金属蒸着を施すことが好ましい。ま
た、光損失をより減少させるには、該気泡含有ポリエス
テルフィルムの表面に、内層部とは気泡の大きさが異な
る表面層を別途設けることが好ましい。この表面層は、
ポリエステル樹脂に有機もしくは無機の微粒子を含有さ
せ、前記内部気泡含有フィルムの製造時に内層部と共押
出し複合化した後、少なくとも1方向に延伸することに
よって得られる。また、表面層の気泡は、内層部の気泡
よりも小さい方が輝度の点で好ましい。その厚み方向の
断面サイズの比率(表面層の気泡の大きさ/内層部の気
泡の大きさ)は特に限定されないが、好ましくは0.0
5〜0.8、より好ましくは0.07〜0.7、最も好
ましくは0.1〜0.6である。気泡の大きさは、添加
する粒子のサイズによってコントロールすることができ
る。このような表面層は基材フィルムの片表面または両
表面に形成すればよい。
ムは表面層と内層部から構成される複合フィルムであ
り、光反射フィルムとするには、該基材フィルム表面に
更に前述した表皮層を設けることになる。複合フィルム
を基材とした光反射フィルムは、表皮層と複合基材フィ
ルムからなり、さらに複合基材フィルムは表面層、内層
部から構成されることになる。このように基材フィルム
としての表面層と光反射フィルムとしての表皮層は異な
るものである。
る、ポリエステル樹脂とは非相溶性の樹脂、および内層
部、表面層に添加される有機もしくは無機の微粒子につ
いて述べる。ポリエステル樹脂と非相溶性の樹脂(以
降、非相溶性樹脂と省略する)とは、ポリエステル以外
の熱可塑性樹脂であって、かつポリエステル中に粒子状
に分散し得るものである。一例を挙げれば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン
などのポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリア
クリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリロ
ニトリル樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、フッ素
樹脂などが好ましい。これらは単独重合体であっても共
重合体であってもよく、2種以上を併用してもよい。特
にポリエステルとの臨界表面張力差が大きく、延伸後の
熱処理によって変形しにくい樹脂が好ましく、ポリオレ
フィン系樹脂、中でもポリメチルペンテンが特に好まし
い。非相溶性樹脂の白色フィルム中の含有量は特に限定
されず、製膜時の破れ、非相溶性樹脂を核とした気泡形
成による輝度を考慮して選定すればよく、通常は3〜3
5重量%が好ましく、より好ましくは4〜30重量%、
さらには5〜25重量%の範囲内であることが最も好ま
しい。3重量%未満では輝度向上効果が小さく、35重
量%を越える場合には製膜時にフィルム破れが発生しや
すい。
層に添加する無機微粒子としては、それ自体を核として
気泡を形成し得るものが好ましく、たとえば炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、酸化チタン(アナ
ターゼ型、ルチル型)、酸化亜鉛、硫酸バリウム、硫化
亜鉛、塩基性炭酸鉛、雲母チタン、酸化アンチモン、酸
化マグネシウム、リン酸カルシウム、シリカ、アルミ
ナ、マイカ、タルク、カオリンなどを用いることができ
る。これらの中で400〜700nmの可視光域におい
て吸収の少ない炭酸カルシウム、硫酸バリウムを用いる
ことが特に好ましい。可視光域で吸収があると輝度が低
下する問題が発生する。有機微粒子の場合には、溶融押
出によって溶融しないものが好ましく、架橋スチレン、
架橋アクリルなどの架橋微粒子が特に好ましい。また、
有機微粒子は中空状のものを用いることもできる。上記
の微粒子は単独でも2種以上を併用してもよい。上記微
粒子の粒子径は特に限定されないが、通常0.05〜1
5μm、好ましくは0.1〜10μm、更に好ましくは
0.3〜5μmであることが望ましい。0.05μm未
満では気泡形成性が不十分であり、逆に15μmを越え
る場合には表面が必要以上に粗面化されてしまうため好
ましくない。基材フィルムの表面層に微粒子を含有さ
せ、内層部に非相溶樹脂を含有させる場合には、その微
粒子を核とした気泡径は内層部に形成される気泡径より
も小さい方が輝度の点で好ましい。さらに、上記微粒子
の基材フィルム中の含有量は1〜30重量%が好まし
く、より好ましくは2〜25重量%、さらには3〜20
重量%が最も好ましい。含有量が1重量%未満では輝度
向上効果が小さく、逆に30重量%を越える場合には製
膜時にフィルム破れが発生しやすい。
気泡含有率の目安となる比重は0.1以上1.3未満の
ものが使用できる。比重が0.1未満の場合にはフィル
ムとしての機械的強度が不十分であったり、折れやすく
取り扱い性に劣るなどの問題が生じる場合がある。一
方、1.3を越える場合には気泡の含有率が低すぎて反
射率が低下し、輝度が不十分になる傾向にある。また、
本発明においては比重が0.7〜1.1の範囲が好まし
く、基材となるフィルムが主にポリエステルにより構成
されていることが耐熱性、寸法安定性、長期使用安定性
等の点から好ましい。
射のために面光源に組込まれる板状材であって、具体的
には、液晶画面用のエッジライトの反射板、直下型ライ
トの面光源の反射板、および冷陰極線管の周囲のリフレ
クター、等に用いられ、画面の色調の点で反射板は白色
度が高い方が好ましく、また、黄味より青みがかった色
目の方が好ましい。この点を考慮して基材となる白色フ
ィルム中に蛍光増白剤を添加することが好ましい。蛍光
増白剤としては市販のものを適宜使用すればよく、たと
えば、“ユビテック”(チバガイギ−社製)、OB−1
(イーストマン社製)、TBO(住友精化社製)、“ケ
イコール”(日本曹達社製)、“カヤライト”(日本化
薬社製)、“リューコプア”EGM(クライアントジャ
パン社製)などを用いることができる。蛍光増白剤の白
色フィルム中の含有量は、0.005〜1重量%が好ま
しく、より好ましくは0.007〜0.7重量%、さら
には0.01〜0.5重量%の範囲内であることが最も
好ましい。0.005重量%未満では、その効果が小さ
く、1重量%を越える場合には、逆に黄味を帯びてくる
ので好ましくない。白色フィルムが複合フィルムの場合
には、蛍光増白剤は表層部に添加することが、より有効
である。
の厚みは10〜500μmが好ましく、20〜300μ
mがより好ましい。ここで基材とは、光反射フィルムの
表皮層を除いた部分を指す。厚みが10μm未満の場
合、反射率あるいは白色度、色目が低レベルである他、
取り扱い性が低下する傾向にある。一方、500μmよ
り厚い場合、光反射フィルムとして液晶ディスプレイな
どに用いた場合、重量が重くなりやすく、さらには高コ
ストとなりやすい。また、基材の白色フィルムが複合フ
ィルムである場合、その表面層/内層部の厚み比率は1
/30〜1/3が好ましく、1/20〜1/4がより好
ましい。表面層/内層部/表面層の3層複合フィルムの
場合、該比率は両表層部の合計/内層部で表される。
ついて、その一例を説明するが、かかる例に限定される
ものではない。
いて説明する。例えば、基材フィルムの内層部を押し出
す押出機Aと表面層を押し出す押出機Bを備えた複合製
膜装置において、押出機Aには、乾燥したPETチップ
90重量部とポリメチルペンテン10重量部と、ポリメ
チルペンテンの分散剤として分子量約4000のポリエ
チレングリコール1重量部とを混合した材料を供給す
る。押出機Bには、PET90重量部と、平均粒子径約
1μmの炭酸カルシウム10重量部と、蛍光増白剤0.
03重量部とを混合した材料を供給する。もちろん押出
機A,Bに供給する原料の各成分は事前にペレタイズな
どの方法で混合しておいてもよい。押出機A、Bを28
0〜300℃に加熱し溶融押出しする。
機Bの原料が両表面に積層されるように複合化する。押
し出されたシートを表面温度10〜60℃の冷却ドラム
上で固化させる。このとき、均一なシートを得るために
静電気を印加してドラムに密着させることが好ましい。
冷却固化されたシートを70〜120℃に加熱されたロ
ール群に導き、長手方向に約2〜5倍延伸し、20〜4
0℃のロール群で冷却する。更に連続的にフィルムの端
部をクリップで把持しつつテンター内に導き、90〜1
20℃に予熱した後、幅方向に3〜6倍延伸する。引き
続き連続的に180〜230℃に加熱されたゾーンに導
き、約3〜20秒間熱処理を行いその後40℃以下に冷
却して基材となる白色フィルムを得る。光反射フィルム
として光沢度を100以下にするため、得られた白色フ
ィルムの一方の面に平均粒径0.6μmの球状シリカ粒
子を0.05%含有するアクリル樹脂塗液を塗布、乾燥
し、厚さ4μmの表皮層を設ける。 [特性の測定方法および評価方法] (1)表皮層の厚み フィルムの断面を、走査型電子顕微鏡S−2100A形
((株)日立製作所製)を用いて500〜5,000倍
に拡大観察して撮影した断面写真より、表皮層の長さを
厚み方向に計測し、拡大倍率から逆算して表皮層の厚み
を求めた。なお厚みを求めるに当たっては、互いに異な
る測定視野から任意に選んだ計5箇所の断面写真を使用
し、その平均値として算出した。 (2)光沢度 デジタル変角光沢度計UGV−5B(スガ試験機(株)
製)を用いて、光反射フィルムの表皮層側よりJIS
Z−8741に準じて測定した。なお、測定条件は入射
角=60゜、受光角=60゜とした。 (3)耐キズ性 厚み2mmのゼオノア(日本ゼオン製シクロポリオレフ
ィン樹脂)シートに網点印刷を施した透明導光板を用い
たバックライト(スタンレー(株)製)を分解し、耐キ
ズ性試験を実施した。図1に示す装置に準じて、透明導
光板4とフレーム2間に、光反射フィルム3を挟んだ状
態で、強制的にフレーム上部から500gの加重1を加
えた(ここでフレームの面積は600cm2 である)。
この状態を維持させながらフィルム3を横方向に移動さ
せ、透明導光板4にキズが発生するか強制テストを実施
し、下記の通り判定した。B級以上が合格である。 A級:全くキズが確認されない。 B級:浅いキズが数個確認されるが、実質問題ない。 C級:ハッキリ確認できるキズがある。 (4)バックライト輝度および輝度均一性 (3)と同一のバックライトを用い、バックライト輝度
を測定した。図2に示す装置に準じて、ゼオノア製透明
導光板5の網点印刷側に光反射フィルム6をセットし、
さらにフレーム7を重ね、透明導光板1の一方の端面よ
り冷陰極線管4として6Wの蛍光管を取り付けた。蛍光
管8を点灯し、導光板1側よりデジタル輝度計BM−7
を用いて輝度(cd/m2 )を測定した。輝度は面内を
均一に9分割した9点について測定し、ばらつきの大き
さを判定した。B級以上が合格である。 A級:ばらつきが5%未満 B級:ばらつきが5%以上10%未満 C級:ばらつきが10%以上 (5)バックライト耐久性 (3)と同一のバックライトを用いて耐久性を測定し
た。図3に示すように透明導光板9とフレーム10間に
光反射フィルム11を挟んだ状態で1000回繰り返し
撓ませ、キズの発生を観察した。B級以上が合格であ
る。 A級:全くキズが確認されない。 B級:浅いキズが数個確認されるが、実質問題ない。 C級:ハッキリ確認できるキズがある。
説明するが、特にこれらに限定されるものではない。 実施例1 押出機Aと押出機Bを有する複合製膜装置に、下記組成
の原料を供給した。 ・押出機A:180℃で4時間真空乾燥したPETチッ
プ90重量部、ポリメチルペンテン10重量部、及び、
分子量4000のポリエチレングリコール1重量部。 ・押出機B:平均粒径1.5μmの表面処理炭酸カルシ
ウムを14重量%含有したPETチップを180℃で4
時間真空乾燥したもの100重量部、及び、蛍光増白剤
(OB−1:イーストマン社製)を1重量%含有したP
ETマスターチップを180℃4時間真空乾燥したもの
3重量部。
℃で溶融押出し、押出機Aの溶融原料が内層に、押出機
Bの溶融原料が両表面層となるように合流させTダイよ
りシート状に押出した。複合フィルムの厚み構成比はB
/A/B(5/90/5)であった。このシートを表面
温度20℃の鏡面冷却ドラム上でキャストして未延伸シ
ートとした。このシートを90℃に加熱されたロール群
で予熱し、95℃で長手方向に3.5倍延伸した。その
後、シート端部をクリップで把持して95℃に加熱され
たテンター内に導き5秒予熱した後、その後連続的に1
10℃の雰囲気中で幅方向に3.5倍延伸した。更に連
続的に215℃の雰囲気中で8秒間の熱処理を行い、総
厚み188μmの白色基材フィルムを得た。
て平均粒径0.03μmの疎水処理球状シリカ粒子0.
05重量%を添加したアクリル樹脂塗剤を乾燥後の厚み
が2.5μmになるように塗布した。乾燥は150℃、
2分間の条件で熱風乾燥した。かくして得られた光反射
フィルムは、表1に示すとおり、優れた特性を示した。 比較例1 実施例1で得た白色基材フィルムをそのまま光反射フィ
ルムとして評価をした結果、不十分な特性を示すもので
あった。 実施例2〜8 実施例1と同様にして白色基材フィルムを得た。この白
色基材フィルムの片面に実施例1と同様にして表1の表
皮層を設けた。得られたフィルムの特性を表1に示す
が、何れも良好な特性を示している。 比較例2 押出機Aのみを有する単層製膜装置において平均粒子径
0.21μmのルチル型酸化チタン12重量%を含有し
たPETチップを十分に真空乾燥して押出機に供給し、
290℃でシート状に溶融押出し、20℃の冷却ドラム
上でキャストして未延伸シートを作成した。このシート
を実施例1の方法で長手方向、幅方向に延伸、熱処理を
施し、厚み188μmの白色基材フィルムを得た。得ら
れたフィルムは、表1に示すとおり、不十分なものであ
った。 比較例3 押出機B側に含まれる平均粒径1.5μmの表面処理炭
酸カルシウムの濃度を7重量%とし、実施例1と同様の
方法によって白色基材フィルムを得た。この白色基材フ
ィルムの片面に実施例1と同様の方法にて、乾燥後の厚
みが5.5μmの表皮層を設けた。得られたフィルムは
光沢度が107と100以上であり、バックライトの輝
度のバラツキが大きく不十分なものであった。 比較例4 実施例1と同様にして白色基材フィルムを得た。この白
色基材フィルムの片面に実施例1と同様の方法にて平均
粒径2.1μmの炭酸カルシウム粒子を0.15重量%
添加した表皮層を乾燥後の厚みが2.5μmになるよう
に塗布した。得られたフィルムは耐キズ性が不十分なも
のであった。
沢度が100以下であり、かつ該光反射表面には表皮層
が形成されており、該表皮層の粒子濃度が0.1重量%
以下であるので、導光板を傷つけ発光異常を引き起こす
ことなく、高画質の画像を長期にわたって維持できる反
射フィルムを提供できる。
れを液晶画面に用いれば、輝度に優れ、かつ長期使用に
おいても輝線低下もなく、良好な特性を維持することの
できる液晶画面を提供できるものである。
クライト構造の概略を示す装置の縦断面概略図である。
ックライト構造の概略を示す装置の縦断面概略図であ
る。
バックライト構造の概略を示す装置の縦断面概略図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも片面が光反射性の表面を持つ光
反射フィルムであって、該光反射性表面の光沢度が10
0以下であり、かつ該光反射性表面は表皮層を有してな
っていて、該表皮層には無機粒子濃度が0.1重量%以
下で無機粒子が含有されていることを特徴とする光反射
フィルム。 - 【請求項2】表皮層の厚さが0.1μm以上である請求
項1に記載の光反射フィルム。 - 【請求項3】比重が0.7〜1.1の範囲であり、基材
となるフィルムが主にポリエステルにより構成されてい
ることを特徴とする請求項1または2に記載の光反射フ
ィルム。 - 【請求項4】画像表示用バックライト装置に用いられる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光反
射フィルム。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の光反射フ
ィルムが用いられてなることを特徴とする画像表示用バ
ックライト装置。
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