JP2003137468A - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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JP2003137468A
JP2003137468A JP2001335548A JP2001335548A JP2003137468A JP 2003137468 A JP2003137468 A JP 2003137468A JP 2001335548 A JP2001335548 A JP 2001335548A JP 2001335548 A JP2001335548 A JP 2001335548A JP 2003137468 A JP2003137468 A JP 2003137468A
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で用紙のカールを矯正することが可
能な排紙装置を提供すること。 【解決手段】排紙ローラと加圧ローラとの接線方向に排
出された記録紙Kが接触する位置、具体的には読取部の
下面に湾曲付与板53を設けている。そのため、排紙ロ
ーラと加圧ローラとの間に搬送されてきた記録紙Kが両
ローラの接線方向、つまり斜め上方向に排出されると、
その記録紙Kは、幅方向の両端部における上方への移動
が一対の規制片53bで規制される。つまり、記録紙K
は、幅方向の中央部が幅方向の両端部よりも上方位置と
なった上に凸の形状で幅方向に湾曲される。従って、記
録紙Kが排紙ローラと加圧ローラとの間に達する前に、
記録紙Kの搬送方向にカールしている場合であっても、
記録紙Kが幅方向に湾曲されることに伴って、記録紙K
の搬送方向のカールを矯正することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機能付きファ
クシミリ装置(以下、複合機という)に代表される排紙
装置に関し、より詳しくは、読み取り後の原稿又は記録
済みの記録紙等の用紙を排出する排紙装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、複合機においては、電子写真方式
を用いて画像を記録紙に記録する方式が多用されてい
る。この電子写真方式を用いた複合機は、一般的には感
光体の表面を一様に帯電させる帯電器、感光体の表面に
光を照射して静電潜像を形成する露光器、その静電潜像
にトナーケースから供給されるトナーを付着させてトナ
ー画像を形成する現像器、そのトナー画像を記録紙に転
写させる転写器、及び転写されたトナー画像を記録紙に
定着させる定着器を備えている。そして、感光体への帯
電、露光、現像、及び記録紙への転写、定着という一連
のプロセスが、電子写真方式における一単位の記録プロ
セスである。このような記録プロセスを経た記録済みの
記録紙は、排紙装置を構成する排紙ローラと加圧ローラ
との間を、両ローラの接線方向に通過した後、排出口か
ら排紙トレイ上に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トナー画像
を記録紙に定着させる定着器は、トナー画像が形成され
た記録紙を記録側から加熱する加熱ローラと、その加熱
ローラと対向し、記録紙の反記録側を加圧する加圧ロー
ラとから構成されている。即ち、定着時には、記録紙の
記録側のみが加熱ローラで加熱されるため、加熱ローラ
により加熱される記録紙の記録側と、加熱されずに加圧
ローラで加圧される記録紙の反記録側との間には大きな
温度差が生じる。従って、記録紙に含まれる水分の蒸発
量が記録側と反記録側とでは異なる。具体的には、加熱
ローラで加熱される記録側の方が反記録側よりも水分の
蒸発量が多い。また、記録紙とトナーとでは熱収縮率が
異なり、具体的にはトナーの方が記録紙よりも熱収縮率
が大きい。そのため、トナー画像が形成された記録側の
方が、トナー画像が形成されない反記録側よりも熱収縮
率が大きくなる。その結果、定着後の記録紙、つまり記
録済みの記録紙が記録側を内側にしてカールする。
【0004】特に、卓上型の小型複合機では、記録紙カ
セットから排紙トレイに至る記録紙の搬送通路が、記録
紙の搬送方向に沿って小さな曲率半径で湾曲反転するよ
うに形成されている。そのため、記録紙が搬送通路を通
過することに伴って、記録紙が搬送方向に湾曲される。
従って、定着を経た記録紙が搬送通路の湾曲反転された
箇所を通過する構成の場合には、定着によってカールさ
れた記録紙が、搬送通路の湾曲反転された箇所を通過す
ることに伴ってさらにカールされ、かかる場合には、記
録紙のカールが助長される。また、記録紙が搬送通路の
湾曲反転された箇所を通過した後、その記録紙にトナー
画像を定着させる構成の場合には、搬送通路の湾曲反転
された箇所を通過することに伴ってカールされた記録紙
が、定着によってさらにカールされ、かかる場合にも、
記録紙のカールが助長される。
【0005】その結果、記録紙が搬送方向にカールした
ままの状態で排出口付近の排紙トレイ上に排出される。
そして、このようにカールされた記録紙が次々に排出さ
れてカールしたままの状態で排出口付近に堆積すると、
先に排出された記録紙が、後から排出されてくる記録紙
によって押し出されて排紙トレイから落下する可能性が
ある。
【0006】そこで、排紙ローラと加圧ローラとの接線
方向が斜め上方を向くように両ローラの位置を設定し
て、記録紙を排出口からできるだけ離間した位置の排紙
トレイ上に堆積させる構成が考えられる。しかし、記録
紙を読取部と記録部との間の空間に排出する構成の小型
複合機の場合には、排出口から斜め上方に向かって排出
された記録紙が幅方向の全体に亘って読取部の下面に接
触する。そのため、記録紙が接触する部分の面積が広
く、記録紙と読取部の下面との間に作用する摩擦力が大
きくなってカールが助長される。その結果、排紙トレイ
上における記録紙の堆積状態が悪化して、排紙トレイ上
に多くの記録紙を堆積できなくなる。特に、排紙トレイ
上に堆積可能な記録紙の枚数が元々少ない小型複合機に
あっては、カールした記録紙の堆積に伴って、堆積可能
な記録紙の枚数がさらに少なくなる。また、後から排出
されてくるカールしたままの記録紙が、先に排紙トレイ
上に堆積されたカールしたままの記録紙に衝突すると、
前記先に排出された記録紙が排紙トレイから落下する可
能性がある。
【0007】一方、記録紙がカールした場合であっても
多くの記録紙を堆積可能とするために、排紙トレイ上の
空間、つまり読取部と記録部との間の空間を広くとる構
成は、複合機の大型化を招くため好ましくない。また、
一度カールした記録紙のカールを除去して記録紙を排出
口から排紙トレイ上に排出するために、記録紙の搬送通
路を上記とは反対側にも湾曲反転させる構成が考えられ
る。しかし、このように記録紙の搬送通路を反対側にも
湾曲反転させる構成は、記録紙の搬送通路が長くなって
複合機の大型化を招くとともに、記録紙の搬送通路が長
くなった分だけ搬送通路の途中で記録紙のジャムが発生
する可能性が高くなるため好ましくない。
【0008】また、原稿の画像を読み取った後、その読
み取り後の原稿を排出する複合機の読取系においては、
原稿に光を照射して画像を読み取る方式が多用されてい
る。そのため、光の照射による原稿のカールの程度は、
上記のように記録紙を加熱ローラで直接加熱する定着に
よる記録紙のカールよりも小さい。しかし、原稿の搬送
通路は、記録紙の搬送通路よりも小さな曲率半径で湾曲
反転するように形成されている。そのため、原稿が搬送
通路を通過することによるカールの程度は、記録紙が搬
送通路を通過することによるカールよりも大きい。その
結果、複合機の読取系においても、上記のような複合機
の記録系と同様に、原稿の搬送方向にカールが起こり得
る。
【0009】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、簡単な構成で用紙の
カールを矯正することが可能な排紙装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、排紙ローラと加圧ロ
ーラとの間に搬送されてきた用紙を両ローラの接線方向
に排出する排紙装置において、両ローラの接線方向に排
出された用紙が接触する位置に、用紙の排出方向に対し
て直交する用紙の幅方向に用紙を湾曲させる湾曲付与手
段を設けた。
【0011】従って、請求項1に記載の発明によれば、
排紙ローラと加圧ローラとの間に搬送されてきた用紙が
両ローラの接線方向に排出されると、その用紙は、湾曲
付与手段で排出方向に対して直交する幅方向に湾曲され
る。その結果、用紙が排紙ローラと加圧ローラとの間に
達する前に、用紙の搬送方向にカールしている場合であ
っても、用紙が幅方向に湾曲されることに伴って、用紙
の搬送方向のカールが矯正される。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の排紙装置において、湾曲付与手段を、両ローラの接
線方向に排出された用紙が接触する位置から垂下する一
対の規制片で構成した。
【0013】従って、請求項2に記載の発明によれば、
両ローラの接線方向に排出された用紙は、上方への移動
が一対の規制片で規制されて幅方向に湾曲される。つま
り、用紙の幅方向において、規制片で規制される部分と
規制されない部分とで上下位置が異なり、その結果、用
紙は幅方向に湾曲される。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の排紙装置において、両ローラの接線方向に排出され
た用紙が排出方向の上流側から下流側に向かう程、その
用紙の幅方向が小さな曲率半径で湾曲されるように前記
一対の規制片を設けた。
【0015】従って、請求項3に記載の発明によれば、
両ローラの接線方向に排出された用紙は、排出方向の上
流側から下流側に向かう程、幅方向が小さな曲率半径で
湾曲される。その結果、用紙の搬送方向のカールが確実
に矯正される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る排紙装置を
複合機に具体化した一実施形態を図面を用いて説明す
る。
【0017】図1(a),(b)に示すように、複合機
1には、原稿給送部10、読取部20、記録紙供給部3
0、記録部40及び記録紙排出部50が装設されてい
る。また、読取部20手前のパネルPには、操作部60
及び表示部70が配設されている。
【0018】図2に示すように、原稿給送部10は、原
稿Gを載置する原稿台11と、原稿台11上の原稿Gを
最上から1枚ずつ分離して読取部20に供給する分離ロ
ーラ12と、分離された原稿Gを給送する複数の給送ロ
ーラ13とを備えている。また、原稿給送部10は、モ
ータ等の駆動源によって回転駆動される排紙ローラ14
と、その排紙ローラ14と対向し、読み取り後の原稿G
を加圧する加圧ローラ15と、排紙ローラ14と加圧ロ
ーラ15との接線方向に排出された原稿Gを堆積させる
原稿排出台16とを備えている。さらに、原稿給送部1
0は、原稿給送部10の下方に配設された読取部20に
対して開閉回動可能なカバー17を備えている。このカ
バー17の上部は、原稿排出台16として機能する。
【0019】読取部20は、静止した状態の原稿Gを読
み取るためにカバー17を開けた後で原稿Gを載置する
透明な原稿載置板21と、原稿台11上に載置された原
稿Gを給送しながら読み取るために原稿Gが上面を通過
する透光板22とを備えている。尚、読取部20は、原
稿Gに光を照射する光源、原稿Gからの反射光の光路を
変更するミラー、光源及びミラーを移動させるための移
動機構、ミラーからの光を収束させる集光レンズ、集光
レンズを通して入射した光に基づき原稿Gの画像を読み
取る撮像素子(CCD)等を備えている(いずれも図示
略)。
【0020】図3に示すように、記録紙供給部30は、
所定サイズ、例えば最も使用頻度の多いA4縦サイズ
(幅210mm×長さ297mm)の記録紙Kを積層状
態で収容する記録紙カセット31を備えている。また、
記録紙供給部30は、使用者の所望に応じたサイズの記
録紙Kを載置する手差しトレイ32を備えている。さら
に、記録紙供給部30は、記録紙カセット31内の記録
紙K又は手差しトレイ32上に載置された記録紙Kを最
上から1枚ずつ分離して記録部40に供給する給紙ロー
ラ33を備えている。
【0021】記録部40は、外周面に光導電膜を有する
感光体ドラム41と、その感光体ドラム41の光導電膜
を所定電位に一様帯電させる帯電器42と、感光体ドラ
ム41上に静電潜像を形成する露光器43と、感光体ド
ラム41上の静電潜像にトナーを供給して、その静電潜
像を現像する現像器44とを備えている。また、記録部
40は、トナー画像を感光体ドラム41上から記録紙K
上に転写させる転写器45と、記録紙K上のトナー画像
を加熱定着させる定着器46とを備えている。そして、
この定着器46は、トナー画像が形成された記録紙Kを
記録側から加熱する加熱ローラ46aと、その加熱ロー
ラ46aと対向し、記録紙Kの反記録側を加圧する加圧
ローラ46bとから構成されている。
【0022】記録紙排出部50は、モータ等の駆動源に
よって回転駆動される排紙ローラ51と、その排紙ロー
ラ51と対向し、定着後の記録紙K、つまり記録済みの
記録紙Kを加圧する加圧ローラ52とを備えている。具
体的には、図4(a),(b)に示すように、排紙ロー
ラ51は、記録紙Kの搬送方向に対して直交する記録紙
Kの幅方向に沿って同一軸線上に4個設けられている。
また、加圧ローラ52は、排紙ローラ51の直上よりも
記録紙Kの搬送方向の上流側に同一軸線上に4個設けら
れている。
【0023】そして、モータによって反時計回りに回転
される排紙ローラ51と、その排紙ローラ51の回転に
伴って従動されて時計回りに回転される加圧ローラ52
との接線方向に記録紙Kが排出される。この記録紙Kが
排出される方向は、排紙ローラ51及び加圧ローラ52
の回転に伴って記録紙Kが排出される接線方向、つまり
記録紙Kの搬送方向の上流側から下流側に向かう斜め上
方向である。ここで、排紙ローラ51と加圧ローラ52
との間に搬送されてきた記録紙Kは、幅方向のセンター
基準で排出される。そのため、A4縦サイズ(幅210
mm×長さ297mm)の記録紙Kが主に使用される複
合機1の場合には、記録紙Kの幅方向に沿って隣り合う
2つの排紙ローラ51(加圧ローラ52)の間隔S1〜
S3を約70mmにする構成が好ましい。
【0024】また、図3に示すように、記録紙排出部5
0は、排紙ローラ51と加圧ローラ52との接線方向に
排出された記録紙Kを幅方向に湾曲させる湾曲付与板5
3と、排出された記録紙Kを堆積させる排紙トレイ54
とを備えている。具体的には、図5に示すように、湾曲
付与板53は、読取部20の下面に着脱可能に取り付け
られた取付部53aと、その取付部53aから垂下され
た一対の規制片53bとから構成されている。各規制片
53bは、記録紙Kの排出方向に沿って延設され、互い
に平行である。このように構成された湾曲付与板53に
対して、排紙ローラ51と加圧ローラ52との間から斜
め上方に向かって記録紙Kが排出されると、記録紙K
は、幅方向の両端部における上方への移動が各規制片5
3bで規制される。よって、A4縦サイズの記録紙Kが
主に使用される複合機1の場合には、両規制片53bの
間隔S4を約140mmにする構成が好ましい。
【0025】次に、複合機1において、記録紙カセット
31内の記録紙K又は手差しトレイ32上に載置された
記録紙Kに画データを記録して、その記録紙Kを排紙ト
レイ54に排出するときの作用について、図6(a),
(b)を参照しながら図2及び図3を用いて説明する。
【0026】さて、原稿台11又は原稿載置板21上に
載置された原稿Gを読取部20で読み取って、その読み
取った原稿Gの画データを記録紙Kにコピーする場合、
又は受信画データを記録紙Kに記録する場合には、記録
紙Kが給紙ローラ33で1枚ずつ分離される。そして、
その分離された記録紙Kが感光体ドラム41と転写器4
5との間に達すると、記録紙Kにトナー画像が転写され
る。その後、記録紙Kが加熱ローラ46aと加圧ローラ
46bとの間に達すると、記録紙Kにトナー画像が定着
される。このとき、記録紙Kは、記録側のみが加熱され
る。そのため、記録紙Kに含まれる水分の蒸発量が記録
側と反記録側とで異なるとともに、記録紙Kとトナーと
で熱収縮率が異なるため、定着後の記録紙K、つまり記
録済みの記録紙Kは、記録側を内側にしてカールする。
そして、このようにカールされた記録紙Kは、湾曲反転
された搬送通路を通過することに伴って、トナー画像が
定着された記録側を内側にして搬送方向に沿ったカール
が助長される(図6(a)参照)。
【0027】やがて、このように搬送方向にカールされ
た記録紙Kが排紙ローラ51と加圧ローラ52との間に
達すると、記録紙Kは、排紙ローラ51と加圧ローラ5
2との間から斜め上方に排出される。そして、湾曲付与
板53に達した記録紙Kは、幅方向の両端部における上
方への移動が各規制片53bで規制される。その結果、
記録紙Kは、幅方向の中央部が幅方向の両端部よりも上
方位置となった上に凸の形状で幅方向に湾曲される(図
6(b)参照)。やがて、記録紙Kの終端が排紙ローラ
51と加圧ローラ52との間から排出されると、記録紙
Kは、上記のように幅方向に湾曲されることに伴って、
搬送方向のカールが矯正された良好な状態で排紙トレイ
54上に堆積される。
【0028】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)排紙ローラ51と加圧ローラ52との接線方向に
排出された記録紙Kが接触する位置、具体的には読取部
20の下面に湾曲付与板53を設けている。そのため、
排紙ローラ51と加圧ローラ52との間に搬送されてき
た記録紙Kが両ローラ51,52の接線方向、つまり斜
め上方向に排出されると、その記録紙Kは、幅方向の両
端部における上方への移動が一対の規制片53bで規制
される。つまり、記録紙Kは、幅方向の中央部が幅方向
の両端部よりも上方位置となった上に凸の形状で幅方向
に湾曲される。従って、記録紙Kが排紙ローラ51と加
圧ローラ52との間に達する前に、記録紙Kの搬送方向
にカールしている場合であっても、記録紙Kが幅方向に
湾曲されることに伴って、記録紙Kの搬送方向のカール
を矯正することができる。
【0029】(2)上記(1)のように記録紙Kの搬送
方向のカールを矯正することによって、記録紙Kが搬送
方向(排出方向)にカールしたままの状態で排紙トレイ
54上に堆積することがない。即ち、定着及び搬送通路
の通過に伴って搬送方向にカールされた記録紙Kの幅方
向の両端部における上方への移動を各規制片53bで規
制することによって、いわば強制的に記録紙Kを排出方
向に対して直交する幅方向にカールさせることにより、
記録紙Kの搬送方向のカールを除去している。そのた
め、記録紙Kをフラットな状態で排紙トレイ54上に堆
積させることができる。従って、先に排出された記録紙
Kが、後から排出されてくる記録紙Kによって押し出さ
れることはなく、前記先に排出された記録紙Kが排紙ト
レイ54から落下する可能性はない。また、後から排出
されてくる記録紙Kが、先に排紙トレイ54上に堆積さ
れた記録紙Kに衝突しても、単に積層されるだけであ
り、前記先に排出された記録紙Kが排紙トレイ54から
落下する可能性はない。その結果、排紙トレイ54上に
おける記録紙Kの堆積状態が良好なものとなり、排紙ト
レイ54上に多くの記録紙Kを堆積させることができ
る。
【0030】(3)一対の規制片53bを含む湾曲付与
板53を設けるのみで記録紙Kの搬送方向のカールを矯
正する構成である。そのため、記録紙Kが搬送方向にカ
ールした場合であっても多くの記録紙Kを堆積可能とす
るために、排紙トレイ54上の空間、つまり読取部20
と記録紙供給部30との間の空間を広くとる構成にする
必要がない。また、一度カールした記録紙Kのカールを
除去して記録紙Kを排紙ローラ51と加圧ローラ52と
の間から排紙トレイ54上に排出するために、記録紙K
の搬送通路を反対側にも湾曲反転させる構成にする必要
もない。従って、これら複合機1の大型化を招く構成と
比較して、簡単な構成で記録紙Kの搬送方向のカールを
矯正することができることは言うまでもない。換言すれ
ば、記録紙Kの搬送方向のカールを矯正しながらにし
て、複合機1を小型化することができる。
【0031】(4)排紙ローラ51と加圧ローラ52と
の間から排出された記録紙Kは、排紙トレイ54に達す
る前に湾曲付与板53の両規制片53bのみに接触す
る。そのため、湾曲付与板53を備えていない従来構成
と比較して、記録紙Kが接触する部分の面積が格段に狭
いため、記録紙Kと湾曲付与板53との間に作用する摩
擦力が小さくなる。従って、その摩擦力が原因となって
カールが助長されることはなく、排紙トレイ54上にお
ける記録紙Kの堆積状態を良好にでき、排紙トレイ54
上に多くの記録紙Kを堆積させることができる。また、
記録紙Kと湾曲付与板53との間に作用する摩擦力が小
さいため、記録紙Kをスムーズに排出することができ
る。
【0032】尚、前記実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・記録紙Kの排出方向の上流側から下流側に向かう程、
一対の規制片53b間の距離を短くした構成としてもよ
い。具体的には、図7(a)に示すように、記録紙Kの
排出方向の上流側から下流側に向かう程、一対の規制片
53b間の距離を直線的に短くした構成としてもよい。
又は、図7(b),(c)に示すように、記録紙Kの排
出方向の上流側から下流側に向かう程、一対の規制片5
3b間の距離を曲線的に短くした構成としてもよい。こ
れらのように構成すれば、排紙ローラ51と加圧ローラ
52との接線方向に排出された記録紙Kは、幅方向の両
端部における上方への移動が一対の規制片53bで規制
され、上に凸の形状で幅方向に湾曲される。そして、記
録紙Kは、排出方向の上流側から下流側に向かう程、幅
方向の中央部寄りにおける上方への移動が規制される。
つまり、記録紙Kは、排出方向の上流側から下流側に向
かう程、幅方向の中央部と幅方向の両端部との高低差が
大きな上に凸の形状で幅方向に湾曲される。換言すれ
ば、記録紙Kは、排出方向の上流側から下流側に向かう
程、幅方向が小さな曲率半径で湾曲される。従って、記
録紙Kの搬送方向のカールを確実に矯正することができ
る。
【0033】・記録紙Kの排出方向の上流側から下流側
に向かう程、一対の規制片53bの垂下量を長くした構
成としてもよい。具体的には、図8(a)に示すよう
に、記録紙Kの排出方向の上流側から下流側に向かう
程、一対の規制片53bの垂下量を直線的に長くした構
成としてもよい。又は、図8(b),(c)に示すよう
に、記録紙Kの排出方向の上流側から下流側に向かう
程、一対の規制片53bの垂下量を曲線的に長くした構
成としてもよい。これらのように構成すれば、排紙ロー
ラ51と加圧ローラ52との接線方向に排出された記録
紙Kは、幅方向の両端部における上方への移動が一対の
規制片53bによって規制され、上に凸の形状で幅方向
に湾曲される。そして、記録紙Kは、排出方向の上流側
から下流側に向かう程、幅方向の両端部における上方へ
の移動が下方位置で規制される。つまり、記録紙Kは、
排出方向の上流側から下流側に向かう程、幅方向の中央
部と幅方向の両端部との高低差が大きな上に凸の形状で
幅方向に湾曲される。換言すれば、記録紙Kは、排出方
向の上流側から下流側に向かう程、幅方向が小さな曲率
半径で湾曲される。従って、記録紙Kの搬送方向のカー
ルを確実に矯正することができる。
【0034】・図9に示すように、規制片53bの垂下
量よりも短い規制片53cを、一対の規制片53b間に
記録紙Kの排出方向に沿って延設した構成としてもよ
い。このように構成すれば、記録紙Kが排紙ローラ51
と加圧ローラ52との接線方向に勢いよく排出された場
合であっても、記録紙Kの幅方向の中央部における上方
への移動が規制片53cで規制される。そのため、規制
片53cを備えていない場合(図9の2点鎖線参照)と
比較して、記録紙Kが接触する部分の面積が狭く、記録
紙Kと湾曲付与板53との間に作用する摩擦力が小さく
なる。従って、記録紙Kを幅方向に湾曲させながら、記
録紙Kをスムーズに排出することができる。
【0035】・前記実施形態の複合機1は、図1(b)
に示すように、読取部20と記録部40との間の空間、
つまり排紙トレイ54上の空間が比較的狭い構成であ
る。そのため、排紙ローラ51と加圧ローラ52との接
線方向に排出された記録紙Kが接触する位置は、読取部
20の下面である。従って、両ローラ51,52の接線
方向に排出された記録紙Kを、読取部20の下面に設け
た湾曲付与板53で幅方向に湾曲させることができる。
【0036】このような構成とは異なり、読取部20と
記録部40との間の空間が広い構成の複合機1の場合に
は、両ローラ51,52の接線方向に排出された記録紙
Kは、読取部20の下面には接触しない。換言すれば、
かかる構成の場合には、両ローラ51,52の接線方向
に排出された記録紙Kが接触する位置は、読取部20と
記録部40との間の空間である。そこで、このような構
成の複合機1において、両ローラ51,52の接線方向
に排出された記録紙Kの幅方向の両端部が接触する位置
(前記空間)に、一対の規制部材(湾曲付与手段)を吊
設し、それら一対の規制部材をねじりコイルばね等の付
勢手段で下方に付勢する構成としてもよい。このように
構成すれば、一対の規制部材が前記実施形態における一
対の規制片53bと同様に機能するため、記録紙Kを幅
方向に湾曲させることができる。尚、付勢手段による一
対の規制部材の下方への付勢力を、記録紙Kの排出力に
よる一対の規制部材の上方への押し上げ力よりも大きく
する必要がある。
【0037】・読み取り後の原稿Gを排出する排紙装置
として原稿給送部10に前記実施形態を適用してもよ
い。具体的には、図2に2点鎖線で示すように、排紙ロ
ーラ14と加圧ローラ15との接線方向に排出された原
稿Gが接触する位置、具体的には原稿台11の下面に湾
曲付与板53を設けた構成としてもよい。このように構
成すれば、簡単な構成で原稿Gのカールを矯正すること
ができる。
【0038】・画像を記録紙Kに記録した後、その記録
済みの記録紙Kを排出するプリンタ等の画像形成装置又
は原稿Gの画像を読み取った後、その読み取り後の原稿
Gを排出するスキャナ等の画像読取装置に前記実施形態
を適用してもよい。
【0039】さらに、上記実施形態より把握される技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。 〔1〕請求項2又は請求項3に記載の排紙装置におい
て、用紙の排出方向の上流側から下流側に向かう程、一
対の規制片間の距離を短くした排紙装置。このように構
成すれば、両ローラの接線方向に排出された用紙は、幅
方向の両端部における上方への移動が一対の規制片で規
制され、上に凸の形状で幅方向に湾曲される。そして、
用紙は、排出方向の上流側から下流側に向かう程、幅方
向の中央部寄りにおける上方への移動が規制される。つ
まり、用紙は、排出方向の上流側から下流側に向かう
程、幅方向の中央部と幅方向の両端部との高低差が大き
な上に凸の形状で幅方向に湾曲される。従って、用紙の
搬送方向のカールを確実に矯正することができる。
【0040】〔2〕請求項2又は請求項3に記載の排紙
装置において、用紙の排出方向の上流側から下流側に向
かう程、一対の規制片の垂下量を長くした排紙装置。こ
のように構成すれば、両ローラの接線方向に排出された
用紙は、幅方向の両端部における上方への移動が一対の
規制片によって規制され、上に凸の形状で幅方向に湾曲
される。そして、用紙は、排出方向の上流側から下流側
に向かう程、幅方向の両端部における上方への移動が下
方位置で規制される。つまり、用紙は、排出方向の上流
側から下流側に向かう程、幅方向の中央部と幅方向の両
端部との高低差が大きな上に凸の形状で幅方向に湾曲さ
れる。従って、用紙の搬送方向のカールを確実に矯正す
ることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の発明によれば、簡単な構成で用紙
のカールを矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本実施形態の複合機の斜視図、(b)複
合機の正面図。
【図2】複合機上部の正断面図。
【図3】複合機下部の側断面図。
【図4】(a)排紙ローラ及び加圧ローラの配置関係を
示す模式平面図。 (b)排紙ローラ及び加圧ローラの配置関係を示す模式
側面図。
【図5】湾曲付与板の斜視図。
【図6】(a)搬送方向にカールされた記録紙の形状を
示す側面図。 (b)幅方向に湾曲された記録紙の形状を示す正面図。
【図7】(a)〜(c)別の実施形態の湾曲付与板の底
面図。
【図8】(a)〜(c)別の実施形態の湾曲付与板の側
断面図。
【図9】別の実施形態の湾曲付与板で幅方向に湾曲され
た記録紙の形状を示す正面図。
【符号の説明】
10…排紙装置としての原稿給送部、14…排紙ロー
ラ、15…加圧ローラ、50…排紙装置としての記録紙
排出部、51…排紙ローラ、52…加圧ローラ、53b
…湾曲付与手段としての規制片、G…用紙としての原
稿、K…用紙としての記録紙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排紙ローラと加圧ローラとの間に搬送さ
    れてきた用紙を両ローラの接線方向に排出する排紙装置
    において、両ローラの接線方向に排出された用紙が接触
    する位置に、用紙の排出方向に対して直交する用紙の幅
    方向に用紙を湾曲させる湾曲付与手段を設けた排紙装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の排紙装置において、湾
    曲付与手段を、両ローラの接線方向に排出された用紙が
    接触する位置から垂下する一対の規制片で構成した排紙
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の排紙装置において、両
    ローラの接線方向に排出された用紙が排出方向の上流側
    から下流側に向かう程、その用紙の幅方向が小さな曲率
    半径で湾曲されるように前記一対の規制片を設けた排紙
    装置。
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