JP2003076182A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置

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JP2003076182A
JP2003076182A JP2002151022A JP2002151022A JP2003076182A JP 2003076182 A JP2003076182 A JP 2003076182A JP 2002151022 A JP2002151022 A JP 2002151022A JP 2002151022 A JP2002151022 A JP 2002151022A JP 2003076182 A JP2003076182 A JP 2003076182A
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sheet
fixing device
guide member
discharging
conveyance guide
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Seiji Saito
聖治 斎藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6573Feeding path after the fixing point and up to the discharge tray or the finisher, e.g. special treatment of copy material to compensate for effects from the fixing
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/13Details of longitudinal profile
    • B65H2404/131Details of longitudinal profile shape
    • B65H2404/1317End profile
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
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    • G03G2215/00662Decurling device

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コストアップを招くことなくカールの矯正が
容易に行えるとともに矯正された後に再度カールが生じ
るのを防止することが可能な構成を備えた定着装置を提
供する。 【解決手段】 トナー像を担持しているシート42をシ
ート排出搬送路途中に対向配置されている加熱部材11
Aおよび加圧部材11Bを用いてトナー像を熱・圧力に
より定着した後、排紙部材12に向けて搬送する構成を
備えた定着装置11において、加熱部材11Aおよび加
圧部材11Bから繰り出された際にシート42に発生し
ている湾曲方向と逆方向に折り返した状態を維持したま
まで上記排紙部材を介して上記シートを排出させる構成
13を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置および画
像形成装置に関し、さらに詳しくは、定着されたシート
に発生しているカールの矯正構造に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタあるいはファクシミリ
装置などの画像形成装置においては、潜像担持体上に形
成された静電潜像を現像プロセスにおいて可視像処理し
た後、その可視像を記録媒体の一つである記録用紙等の
シートに対して静電転写し、転写された可視像が加熱定
着されて複写物あるいは記録物として得られるようにな
っている。定着に用いられる構成の一つに、シートの搬
送路を挟んで対向する加熱ローラおよび加圧ローラを配
置し、これら両ローラによりシートを挟持搬送する過程
でトナー像に対して熱・圧力を作用させて定着する熱ロ
ーラ定着方式を用いた構成がある。熱ローラ定着方式
は、熱効率が高く高速化が図れること、伝熱効率が高く
安定した定着効率が得られること、およびシートの搬送
媒体として利用できることにより構造が簡単であること
などの利点があることから近年多用されるようになって
いる。
【0003】定着後のシートは、加熱ローラおよび加圧
ローラの近傍に配置されている排紙ローラを用いた排紙
部材により排紙トレイなどに排出される。定着後のシー
トでは、加熱ローラと接触する側であるトナー担持面が
この裏面との間での含有湿度の違いにより、担持面側に
仮想中心が存在する湾曲面となる。この湾曲面はシート
にカールを引き起こす原因となる。シートにカールが発
生すると次のような問題が生じる。例えば、水平方向に
排出されるシートの場合に下側の面がトナー担持面であ
るとすると、下側に向けて湾曲した状態のカールが生じ
たままで排出された場合、排紙トレイに排出される時点
で下側に向けて先端が垂れ下がってしまい、先端が排紙
トレイの載置面に突き当たって進行が妨げられることが
原因してジャムを発生する場合がある。
【0004】従来、シートのカールを矯正するための構
成として、対峙した状態でシートを挟持搬送可能な排紙
ローラの一方の曲率半径を他方に比べて極端に小さく
し、その曲率の違いによりカールが生じている方向と逆
方向に屈曲させながら搬送するようにした構成(例え
ば、特開平5−162916号公報)、搬送ガイド部材
の一方をカールの発生方向とは逆方向に延長された形状
とし、その一方を他方に接近させて搬送路内を移動する
シートを一方の搬送ガイドの形状に倣わせてカールを矯
正するようにした構成や搬送ガイドのガイド面に沿わせ
る方向付けによりカールを取り除くようにした構成ある
いはシートの挟持搬送位置を変化させて搬送方向を変化
させることによりカールを矯正する構成(例えば、特開
平7−121039号公報、特開平7−285721号
公報、特開平8−137309号公報、特開平8−29
0857号公報)、あるいは、排紙ローラの周面を利用
してカールを矯正するために、排紙ローラの周面に沿っ
て一対のコロを当接させ、排紙ローラとこれに当接する
一対のコロとでシートを挟持搬送することにより排紙ロ
ーラの周面に沿ってシートのカールを矯正するようにし
た構成がある(例えば、特許第2547722号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シートは、トナー像を
担持している面とそうでない面とで含有湿度が異なる関
係で、トナー像を担持している面側に湾曲してカールを
生じる。従って、従来のカール矯正構造では、カールの
生じている方向と逆方向に負荷を作用させて折り返すこ
とによりカールを打ち消すようになっている。カールが
生じている方向と逆方向にシートを折り曲げる構成のう
ちで、搬送路を構成する不動状態のガイド部材を利用し
た場合には、シートの先端がカール矯正後に再度ガイド
部材と接触しながら移動することから、カールとは逆方
向に折り曲げられているシートの先端が移動する際の抵
抗が大きくなりやすく、搬送不良を生じる虞がある。こ
れに対して、特許第547722号の公報に開示されて
いるように、シートの搬送路中に位置する搬送コロを利
用してカールを矯正する構成を用いた場合には、排紙ロ
ーラに対する搬送コロの当接状態を維持するための構成
が必要となり、さらには、排紙ローラと搬送コロとの当
接位置に向けてシートを誘導するための構成が必要とな
ることから、構成が複雑化することは否めなくなる。特
に、シートは、排紙ローラと搬送コロとの当接位置に進
入する際、搬送ガイド部を離れてしまうことから、上記
当接位置に誘導するのが困難な場合があり、この場合に
は上述した場合と同様に搬送不良が発生しやすくなる。
【0006】カールの矯正のための構成の別な形式とし
ては、定着装置から搬送されるシートをその搬送路に沿
って並置された一対のローラで挟持搬送する際にローラ
同士の搬送速度を異ならせてシートに張力を与え、この
状態でローラ同士の間に配置されている中間ローラによ
ってカールの発生方向と逆方向に押圧して癖付けするこ
とによりカールを矯正する構成(例えば特開平8−22
7188号公報)あるいは、定着装置から排出されたシ
ートを排出部材である排紙ローラとこのローラの周面に
沿って配置されている一対のコロとで挟持することによ
り、シートの移動方向上流側のコロによりカールと逆方
向に折り返し、次いで、排紙ローラ周面に倣って移動さ
せた後、再度排紙ローラ処とで挟持しながら排出する構
成(例えば、特開2000−122351号公報)があ
る。しかし、これら各公報に開示されているカール矯正
のための構成においては、次のような問題がある。カー
ルの矯正に関しては、カールと逆方向に折り曲げること
も必要であるが、矯正されたシートが矯正後に再度カー
ル癖が付かないようにすることも必要となる。このため
には、シートの撓み剛性、いわゆる、腰の強さが重要と
なる。しかし、上記従来の公報には、カールの矯正に関
する開示はあるものの、矯正後での搬送時に再度カール
が生じてしまうのを防止する構成に関しては何ら開示さ
れていない。特に、特開平8−227188号公報や特
開2000−1223551号公報では、カールと逆方
向に折り返したにも関わらず、カール矯正後の搬送部材
によって再度カールと同じ方向に折り曲げながら排出さ
れる構成が開示されているだけである。
【0007】本発明の目的は、上記従来の定着装置にお
ける問題に鑑み、コストアップを招くことなくカールの
矯正が容易に行えるとともに矯正された後に再度カール
が生じるのを防止することが可能な構成を備えた定着装
置および画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トナー像を担持しているシートをシート排出搬送路途中
に対向配置されている加熱部材および加圧部材を用いて
トナー像を熱・圧力により定着した後、排紙部材に向け
て搬送する構成を備えた定着装置において、上記加熱部
材および加圧部材から繰り出された際に上記シートに発
生している湾曲方向と逆方向に折り返した状態を維持し
たままで上記排紙部材を介して上記シートを排出させる
構成を備えていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に加えて、上記シート排出搬送路は、上記加熱部材お
よび加圧部材の対向位置を始点として上記湾曲方向に沿
って設けられるとともに湾曲方向と逆方向に折り返され
て上記排紙部材が配置されている位置を終点とする構成
とされ、上記搬送ガイド部材は、上記搬送路が上記シー
トの湾曲方向からこれと逆方向に変化する位置に設けら
れ、上記シートは、上記シート排出搬送路において始
点、搬送ガイド部材および終点の順に移動して該搬送ガ
イド部材により折り返された状態を維持しながら移動す
ることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明に加えて、上記湾曲方向と逆方向に折り返した状態を
維持したままで上記排紙部材を介して上記シートを排出
させる構成として、上記排紙部材における上記シートの
挟持位置からの接線を越えない位置で上記シートを折り
返す搬送ガイド部材が設けられていることを特徴として
いる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明に加えて、上記搬送ガイド部材は、上記シー
ト排出搬送路に対して接近若しくは離間可能に設けられ
ていることを特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明に加えて、上記搬送ガイド部材は、弾性体により上記
シート排出搬送路に向けて付勢され、上記シートと対向
した際に排紙部材におけるシート挟持位置からの接線を
越えない位置に移動可能であることを特徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1乃至4の
うちの一つに記載の発明に加えて、上記搬送ガイド部材
は、上記シートに対して摺擦抵抗が少ない構成とされて
いることを特徴としている。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明に加えて、上記搬送ガイド部材は、ローラが用いられ
ることを特徴としている。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項6記載の発
明に加えて、上記搬送ガイド部材は、シートに当接可能
な低摩擦抵抗面を有するリブ状ガイド板が用いられるこ
とを特徴としている。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
うちの一つに記載の発明に加えて、上記搬送ガイド部材
により湾曲方向と逆方向に折り返され状態のままでシー
トが移動する位置に配置されている排紙部材は、上記シ
ートの排出方向と直角な方向で複数配置され、カールが
発生している湾曲方向と反対方向に癖付けされて上記搬
送ガイド部材によりガイドされるシートに対して、上記
シートの排出方向での撓み剛性を高める構成を備えてい
ることを特徴としている。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明に加えて、上記排紙部材は、上記シート排出搬送路
を挟んで上記シートのトナー像担持面と対向する一方が
他方よりも上記シートの排出方向と直角な方向での長さ
が長くされるとともに長くされた方向での端部が他の周
面よりも大径のフランジ部とされ、他方が該フランジ部
間において対向当接することを特徴としている。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項1乃至1
0のうちの一つに記載の定着装置を画像形成装置に用い
ることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係
る排紙装置が用いられる画像形成装置の一例を示す模式
図であり、同図に示された画像形成装置は、複写機とプ
リンタとしての機能を併せ持つ複合機であるが、本発明
にいう画像形成装置は、これに限らず、ファクシミリ装
置あるいは複合機能だけでなく単一機能のものも含んで
いる。
【0020】図1において画像形成装置は、原稿の画像
を読み取る画像読み取り部3が上部に配置され、この画
像読み取り部3の下方に空間部S(図1参照)を隔てて
画像形成部1が略装置の中央に配置されている。画像形
成部1の下方には、用紙などのシートを供給可能な給紙
部2が配置されている。
【0021】画像形成装置には、図1に示すように、手
差し給紙を行うための手差し給紙台47が開閉自在に画
像形成装置の右側面に設けられている。手差し給紙台4
7は、通常、画像形成装置内に収納されており、必要に
応じて支点47Jを中心に回動させて倒した状態にして
使用するようになっている。手差し給紙台47の先端側
からは、手差し給紙台47内に収納された補助台47a
が引出せるようになっている。
【0022】画像形成部1では、像担持体としてのドラ
ム状の感光体5の周囲に、感光体5の表面に帯電処理を
行う帯電装置6、画像情報を感光体5の表面にレーザ光
で照射する露光装置7、感光体5の表面に露光されて形
成された静電潜像を可視化する現像装置8、感光体5上
で現像されたトナー像を用紙42に転写する転写装置
9、転写後の感光体5の表面に残留するトナーを除去回
収するクリーニング装置10等がそれぞれ配置されてい
る。給紙部2は、主に未使用の用紙等のシート(以下、
シートという)42を積載収納するための給紙カセット
21を備えている。給紙カセット21には、裏紙などを
セットしても良い。給紙カセット21は、装置正面側か
ら画像形成装置に対して着脱可能であり、用紙補給時の
操作性や作業性を良くしている。給紙カセット21内で
回動可能に支持された底板22はシート42が積載さ
れ、その最上位のシート42を給紙ローラ23に押し付
けるようにバネ24で加圧されている。給紙部2では、
画像形成指令があると、最上位のシート42が給紙ロー
ラ23の回転により給紙カセット21から送り出され、
転写部(転写装置9の位置)の手前に設けたレジストロ
ーラ14へと搬送される。搬送されたシート42は、レ
ジストローラ14によってその搬送を一時止められ、感
光体5上のトナー像とシート42の先端との位置関係が
所定の位置になるようにタイミングを設定されたうえで
給送され、転写部を通過する際にトナー像を複写され
る。
【0023】画像読み取り部3では、コンタクトガラス
32上に載置される図示しない原稿画像の読み取り走査
を行うために、原稿照明用光源43と複数のミラー44
Mを備えた読み取り走行体31が往復移動する。この読
み取り走行体31により走査された画像情報は、レンズ
31aの後方に設置されているCCD等の光電変換素子
44で画像信号として読み込まれる。読み込まれた画像
情報に対応する画像信号は、デジタル化されて画像処理
される。画像読み取り部3では、画像処理された信号に
基づいて露光装置7の図示しないレーザダイオードの発
光により感光体5の表面に静電潜像を形成する。すなわ
ち、レーザダイオードからの光信号は、公知のポリゴン
ミラーやレンズを介して感光体5に至り、感光体5の表
面に静電潜像を形成する。静電潜像は感光体5の回転と
ともに移動し、現像装置8から供給されるトナーで可視
像化され、さらに移動して転写装置9に向う。図示して
いないが、画像読み取り部3の上方には、原稿を自動的
にコンタクトガラス上に搬送する自動原稿搬送装置が取
り付けられるようになっている。自動原稿搬送装置は、
任意に着脱できるようになっていて、画像形成装置に必
ずしも装備されていなくても良い。
【0024】空間部Sには、定着後に定着装置11から
排出されるシート42を収容する排紙トレイ60が配置
されている。複写を終えたシート42は、定着装置11
を通過する間にトナー像が定着され、給紙部2から定着
装置11を通過して排出されるまでの間に後述するシー
ト排出搬送路Pによるカールを矯正されて排紙部材12
に至る。
【0025】定着装置11の構成は、図2に詳細が示さ
れている。図2において定着装置11は、装置筐体内に
加熱ローラ11Aおよび加圧ローラ11Bがそれぞれ配
置されている。
【0026】加熱ローラ11Aは、シート材に担持され
ているトナー像に接触する側に配置された熱良導体から
なる材質の中空円筒と、この中空円筒表面に離型層を有
したローラであり、内部に熱源(図示されず)が配置さ
れている。加圧ローラ11Bは、芯金の表面に弾性体層
を有したローラ部材であり、加熱ローラ11Aと圧接し
ながら連動して回転することによりシートを挟持搬送す
る際の定着ニップ部を構成できるようになっている。シ
ートに担持されたトナー像は、加熱ローラ11Aおよび
加圧ローラ11Bとで挟持搬送される際に熱・圧力の作
用により加熱定着される。
【0027】定着装置11の筐体内には、加熱ローラ1
1Aと加圧ローラ11Bとの対向位置を始点とするシー
ト排出搬送路Pが設けられている。シート排出搬送路P
は、加熱ローラ11Aと加圧ローラ11Bとが対向する
位置を始点としてこれら両方のローラ11A、11Bの
対向位置で得られる接線S1に沿って上方に延長され、
シートに生じているカールの湾曲方向に沿った方向に延
長部の途中が折り返されたうえで略水平方向に変化する
位置に終点を有しており、終点位置には、一対のローラ
を用いた排紙部材12が配置されている。つまり、シー
ト排出搬送路Pは、上記始点からシート42の湾曲方向
に沿って設けられると共に湾曲方向と逆方向に折り返さ
れて上記排紙部材12が位置する終点に亘って形成され
ている。
【0028】シート排出搬送路Pは、始点から折り返さ
れる部分に至る曲率半径が実際のカールにおける曲率半
径よりも大きくされてカールの発生を助長しない状態と
されている。このため、シート排出搬送路Pの延長部が
ローラ同士の対向部より上方に延長されていることか
ら、カールの湾曲方向に沿って折り返される部分が排紙
部材12よりも上位に位置し、この上位位置から終点の
排紙部材12に至る位置には、シートの移動方向におい
て排紙部材12の手前側にローラで構成された搬送ガイ
ド部材13が設けられている。
【0029】搬送ガイド部材13は、シート排出搬送路
Pにおけるカールが生じている湾曲方向に沿って折り返
された部分から排紙部材12に至る搬送路中でカールが
生じている湾曲方向と反対方向にシートをガイドできる
位置に配置されている。図2においては、排紙部材12
の位置よりも上位で折り返されているシート排出搬送路
Pの湾曲方向と反対方向にシートを湾曲させることがで
きる状態でシートと対向できる位置に配置され、シート
におけるトナー像担持面の裏側に対向している。従っ
て、シート排出搬送路Pでは、搬送ガイド部材13をシ
ートが経由することにより、シート42は、加熱ローラ
11Aと加圧ローラ11Bとの対向位置、搬送ガイド部
材13および排紙部材12の順に移動する。換言すれ
ば、始点から上方に延長されて折り返された後方部にお
いてカールが生じている方向と反対側に湾曲された形態
とされ、終点の排紙部材12に達する。
【0030】搬送ガイド部材13は、図3(A)に示す
ように、略水平方向に延長されたシート排出搬送路Pの
終点に位置する排紙部材12で得られる接線S2よりも
下方に位ように、接線S2よりも下位に配置された場合
のように、カールと反対方向に湾曲させた形態の搬送路
を通過したシートが搬送ガイド部材13の位置から再度
起き上がって排紙部材12に挟持されるのを阻止し、再
度カールと同じ方向の搬送形態(図3(B)中、矢印P
1で示す状態)が生じるのを防止している。
【0031】本実施例は以上のような構成であるから、
加熱定着後に加熱ローラ11Aと加圧ローラ11Bとに
より挟持搬送されるシートは、シート排出搬送路Pの形
態に沿って移動する。このとき、加熱ローラ11Aと加
圧ローラ11Bとの挟持搬送位置を通過したシートは、
シート排出搬送路Pの途中においてカールを生じている
湾曲方向に沿って移動し、搬送ガイド部材13の位置に
達する。搬送ガイド部材13に達したシートは、今まで
とは反対の湾曲方向が設定されて排紙部材12に導入さ
れるので、排紙部材12によって挟持搬送された際の張
力発生時に排紙部材12と搬送ガイド部材13とでカー
ルが生じている方向と反対に湾曲するように癖付けされ
てカールを矯正される。しかも、搬送ガイド部材13の
位置でカールの発生方向とは反対方向に湾曲されるシー
トは、排紙部材12に対する搬送ガイド部材13の配置
関係(接線S2を越えない位置に配置されている搬送ガ
イド部材13)により、カールの発生方向と逆方向に折
り返された状態を維持したまま排紙部材12に導入され
るので、排紙部材12に導入される際に再度カールと同
じ方向に湾曲されるようなことがないので、矯正後の搬
送過程で再度カールが発生するような事態を確実に防止
されることになる。
【0032】本実施例によれば、加熱ローラ11Aおよ
び加圧ローラ11Bとの対向位置から搬送されるシート
42が排紙部材12に至るまでの間に排紙部材12での
接線を越えない位置に配置されている搬送ガイド部材1
3のみに対向するだけでカールが生じている湾曲方向と
反対に湾曲され、その状態を維持したままで排紙部材1
2により排出されるので、例えば、前述した特開平8−
227188号公報や特開2000−123551号公
報に開示されているような折り返し後に排紙部材で排出
する構成と違って、排紙部材により再度折り曲げられる
こともなく、カール矯正されたままで排出することがで
きる。なお、搬送ガイド部材13は、シート42との間
で摺擦抵抗の少ないものを用いることが望ましく、上述
したローラに限らず、シート42の移動方向と直角な方
向に相当するシート42の幅方向で適所に配置されたリ
ブ状ガイド板を用いることが可能である。この場合のリ
ブ状ガイド板は、シートに当接する面が低摩擦係数を有
するポリアミドやデルリン等の樹脂材料が用いられる。
【0033】次に本発明の実施形態に係る別実施例につ
いて説明する。図4および図5に示す実施例は、排紙部
材12に対して導入される際のシートの搬送性を向上さ
せることに特徴がある。図4において、搬送ガイド部材
13は、シート排出搬送路Pにおける折り返された部分
から排紙部材12が位置する終点に至る搬送路に対して
接近若しくは離間可能に設けられており、シート42に
対向当接した場合には、図2に示した場合と同様に、排
紙部材12の接線12の下方に位置しないで接線S2を
越えない位置に向けて遠ざかり、シート42と対向しな
い場合には、シート42の搬送路に接近するように位置
決めされる。搬送ガイド部材13は、図5に示すよう
に、板バネなどの弾性材料を用いた支持部材14(図5
(A)参照)、14’(図5(B)参照)により支軸が
支持されて接近位置に向けて付勢されることによりシー
ト42に当接できる位置に位置決めされる。本実施例で
は、接近位置から離れる場合の駆動力としてシート42
の展張状態の変化を利用している。つまり、シート42
の先端が排紙部材12に挟持されて搬送されると、搬送
ガイド部材13によってカールを打ち消す方向に力が作
用しているシート42は、排紙部材12によって先端が
挟持されて展張されると、搬送ガイド部材13を押し上
げることになる。このため、搬送ガイド部材13は接近
位置から排紙部材12の接線S2を越えない位置に離れ
ることができる反面、支持部材14に復元力が蓄勢され
ることによりシート42へのカール矯正力を作用し続け
ることができる。図5において矢印は、搬送ガイド部材
13の変位方向を示している。
【0034】本実施例は以上のような構成であるから、
シート排出搬送路Pにおいて折り返されて搬送ガイド部
材13に達するシート42は搬送ガイド部材13によっ
てカールとは反対方向に湾曲されて排紙部材12に導入
され、排紙部材12と搬送ガイド部材13とで展張され
ることによりカールを打ち消す方向の癖付けが行われ
る。
【0035】排紙部材12に挟持されて搬送されるシー
ト42は、搬送ガイド部材13によって湾曲方向が切り
換えられることにより搬送ガイド部材13との間で展張
されることになる。シート42が展張されると、それま
での進行方向と異なる方向に屈曲される位置である搬送
ガイド部材13がシート42の搬送に対する抵抗部材と
なる。このため、本実施例では、シート42が挟持され
る位置間、つまり、加熱ローラ11Aと加圧ローラ11
Bとによる挟持位置と排紙部材12による挟持位置との
間で展張されるのを利用して搬送ガイド部材13を排紙
部材12の接線S2を越えないカール矯正位置から離す
ことができる。これにより、排紙部材12によって挟持
された段階で搬送ガイド部材13がシート42をカール
矯正方向に湾曲させる際に発生していた負荷よりも大き
い負荷が作用する緊急時には、カール矯正位置からさら
に大きく離すことができるので、搬送抵抗を少なくして
シートの張力増加による破損などを防止することができ
る。
【0036】次に本発明の実施形態に係る他の実施例に
ついて説明する。図6乃至図8に示す実施例は、シート
自体の剛性を高めることにより排紙部材12から排出さ
れるシートに再度カールが生じるのを防止することを特
徴としている。図6において、排紙部材12は、シート
Lの排出方向と直角な方向に相当するシートの幅方向に
平行する軸方向を有する支軸15,16(便宜上、図
6,7においては、支軸16に関しての符号が一つの排
紙部材12のみを対象として示してあるが、全ての排紙
部材12が同様な構成である)の軸方向で複数配置され
て回転可能に支持されている対向する一対のローラで構
成されている。
【0037】排紙部材12を構成するローラのうちで、
一方のローラ12Aはゴム製ローラであり、他方のロー
ラ12Bが一方のローラ12Aよりも軸方向の長さを長
くされた樹脂製若しくはゴム製ローラである。他方のロ
ーラ12Bは、軸方向両端が両端間に位置する胴部より
も大径のフランジ部とされ、一方のローラ12Aと共に
シートLを挟持搬送する際にシートの一部をフランジ部
に乗り上げさせることができるようになっている。この
ため、シートを排出方向と直角な幅方向で波打たせるこ
とにより排出方向での曲げ剛性を高めて排出方向での巻
き癖、いわゆるカールの発生を阻止するようになってい
る。
【0038】図7は、本実施例の構成を示す図であり、
同図において、搬送ガイド部材13が支軸15,16の
軸方向で排紙部材12を構成するローラ12A、12B
の配置位置間に設けられており、設置構成は、図2に示
した場合と同様に、排紙部材12における接線(図2に
おいて符号S2で示す線)よりも下方に位置しない状態
で位置決めされている。図8は、図7に示した構成の斜
視図を示している。
【0039】本実施例は以上のような構成であるから、
排紙部材12の構成によるシートの曲げ剛性の向上に加
えて、搬送ガイド部材13による曲げ剛性の増加が得ら
れることによりシート排出時に排出方向で再度のカール
発生が確実の防止できる。特に、排紙部材12による曲
げ剛性の増加はシートのトナー担持面側に位置する他方
のローラ12Bによりトナー像担持面側に向けたカール
の防止効果を高め、搬送ガイド部材13はシートのトナ
ー像担持面と反対の面に向けたカールの発生を防止する
ことができる。この結果、シートの表裏両面に対しての
カールの発生を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、定着後に
繰り出されるシートをそのシートに発生している湾曲方
向と逆方向に折り返した状態を維持したままで排紙部材
により排出することができるので、カールを矯正された
シートは再度カールと同じ方向に折り曲げられることが
ない。これにより、排紙部でのカールの発生を確実に防
止することが可能となる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、シートは移
動過程において湾曲方向と逆方向に折り返され得る部材
である搬送ガイド部材によってのみ折り曲げられるの
で、あり曲げられた後に対向する部材による折り曲げ作
用を受けることがない。これにより、カールを矯正され
たシートに再度カールが発生することが確実に防止され
る。
【0042】請求項3記載の発明によれば、搬送ガイド
部材が排紙部材の接線を越えない位置でシートを折り返
すことができるので、折り返した位置での湾曲方向と折
り返し位置を通過した位置に配置されている排紙部材で
の湾曲方向との2つの方向が現出することがない。これ
により、一旦カールと逆方向に湾曲させた後に再度湾曲
させることによりカールと同じ方向に湾曲させるような
ことを未然になくすことが可能となる。
【0043】請求項4および5記載の発明によれば、搬
送ガイド部材が接離可能であり、特に請求項5記載の発
明では、弾性体に付勢された状態でシートと対向した場
合に排紙部材の接線を越えない位置に離れることができ
るので、カール矯正のための折り返しができると共にシ
ートに異常な負荷が作用した場合にはシートの張力増加
による破損を防止できる位置に移動できる。
【0044】請求項6乃至8記載の発明によれば、搬送
ガイド部材がシートに対して摺擦抵抗の少ない構成であ
り、請求項7記載の発明ではローラが、請求項8記載の
発明ではシートに当接可能な低摩擦係数を有するリブ状
ガイド板がそれぞれ用いられることにより、シートへの
搬送抵抗の増加を防止してシートの破損をなくすことが
可能となる。
【0045】請求項9および10記載の発明によれば、
シート自体での曲げ剛性を高めることができるので、搬
送ガイド部材を通過した後、排紙部材を通過する際にカ
ールの発生が起こるのを防止することが可能となり、搬
送ガイド部材により矯正された状態を排紙部においても
維持することが可能となる。
【0046】請求項11記載の発明によれば、定着後、
排紙部材に向けて移動するシートに発生しているカール
を搬送ガイド部材により除去できると共に、搬送ガイド
部材により除去された状態を維持したままで排紙部材に
移動させることができるので、定着後に排出されるシー
トのカールをなくしてジャムの発生を確実に防止するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための定着装置
が適用される画像形成装置の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係る実施例による定着装置
の要部構成を示す図である。
【図3】図2に示した定着装置での排紙部材と搬送ガイ
ド部材との配置構成を説明するための図であり、(A)
は、本実施例による配置構成を、(B)は他の構成によ
る不具合を説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態に係る別実施例による定着装
置の要部構成を示す模式図である。
【図5】図4に示した構成に用いられる搬送ガイド部材
の支持構成を説明するための図である。
【図6】本発明の実施形態に係る他の実施例による定着
装置に用いられる排紙部材の構成を示す正面図である。
【図7】図6に示した定着装置の排紙部材と搬送ガイド
部材との配置構成を説明するための正面図である。
【図8】図7に示した配置構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 画像形成部 11 定着装置 11A 加熱部材である加熱ローラ 11B 加圧部材である加圧ローラ 12 排紙部材 12A 排紙部材を構成するローラの一方 12B 排紙部材を構成するローラの他方 13 搬送ガイド部材 P シート排出搬送路 S1 加熱部材と加圧部材とで得られる接線 S2 排紙部材で得られる接線 L シート

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を担持しているシートをシート排
    出搬送路途中に対向配置されている加熱部材および加圧
    部材を用いてトナー像を熱・圧力により定着した後、排
    紙部材に向けて搬送する構成を備えた定着装置におい
    て、 上記加熱部材および加圧部材から繰り出された際に上記
    シートに発生している湾曲方向と逆方向に折り返した状
    態を維持したままで上記排紙部材を介して上記シートを
    排出させる構成を備えていることを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 上記シート排出搬送路は、上記加熱部材および加圧部材
    の対向位置を始点として上記湾曲方向に沿って設けられ
    るとともに湾曲方向と逆方向に折り返されて上記排紙部
    材が配置されている位置を終点とする構成とされ、上記
    搬送ガイド部材は、上記搬送路が上記シートの湾曲方向
    からこれと逆方向に変化する位置に設けられ、上記シー
    トは、上記シート排出搬送路において始点、搬送ガイド
    部材および終点の順に移動して該搬送ガイド部材により
    折り返された状態を維持しながら移動することを特徴と
    する定着装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の定着装置において、 上記湾曲方向と逆方向に折り返した状態を維持したまま
    で上記排紙部材を介して上記シートを排出させる構成と
    して、上記排紙部材における上記シートの挟持位置から
    の接線を越えない位置で上記シートを折り返す搬送ガイ
    ド部材が設けられていることを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の定着装置におい
    て、 上記搬送ガイド部材は、上記シート排出搬送路に対して
    接近若しくは離間可能に設けられていることを特徴とす
    る定着装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の定着装置において、 上記搬送ガイド部材は、弾性体により上記シート排出搬
    送路に向けて付勢され、上記シートと対向した際に排紙
    部材におけるシート挟持位置からの接線を越えない位置
    に移動可能であることを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のうちの一つに記載の定着
    装置において、 上記搬送ガイド部材は、上記シートに対して摺擦抵抗が
    少ない構成とされていることを特徴とする定着装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の定着装置において、 上記搬送ガイド部材は、ローラが用いられることを特徴
    とする定着装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の定着装置において、 上記搬送ガイド部材は、シートに当接可能な低摩擦抵抗
    面を有するリブ状ガイド板が用いられることを特徴とす
    る定着装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のうちの一つに記載の定着
    装置において、 上記搬送ガイド部材により湾曲方向と逆方向に折り返さ
    れ状態のままでシートが移動する位置に配置されている
    排紙部材は、上記シートの排出方向と直角な方向で複数
    配置され、カールが発生している湾曲方向と反対方向に
    癖付けされて上記搬送ガイド部材によりガイドされるシ
    ートに対して、上記シートの排出方向での撓み剛性を高
    める構成を備えていることを特徴とする定着装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の定着装置において、 上記排紙部材は、上記シート排出搬送路を挟んで上記シ
    ートのトナー像担持面と対向する一方が他方よりも上記
    シートの排出方向と直角な方向での長さが長くされると
    ともに長くされた方向での端部が他の周面よりも大径の
    フランジ部とされ、他方が該フランジ部間において対向
    当接することを特徴とする定着装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のうちの一つに記載の
    定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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