JP2003136217A - 真空ダイカスト鋳造用押出しピン - Google Patents

真空ダイカスト鋳造用押出しピン

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JP2003136217A
JP2003136217A JP2001330370A JP2001330370A JP2003136217A JP 2003136217 A JP2003136217 A JP 2003136217A JP 2001330370 A JP2001330370 A JP 2001330370A JP 2001330370 A JP2001330370 A JP 2001330370A JP 2003136217 A JP2003136217 A JP 2003136217A
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JP
Japan
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ring
casting
mold
ejection pin
diameter
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Application number
JP2001330370A
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English (en)
Inventor
Kazumi Tsuruta
一美 鶴田
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出しピンの金型への組付けに際し、Oリン
グを傷つけないようにした押出しピンを提供すること。 【解決手段】 真空ダイカスト鋳造の金型内から鋳造品
を取出すに際し使用され、金型内から鋳造品を突出す外
周面をOリングでシールされた押出しピンにおいて、鋳
造品に対向する一端側の外径がOリング19の内径より
細径の細径部16と、前記細径部16の反対側に伸び、
Oリング19の内径でシールを行う太径部17と、この
細径部16と太径部17の間を滑らかに連結するテーパ
部18と、から構成されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は真空ダイカスト鋳造
の金型内から鋳造品を取出すに際し使用され、金型内か
ら鋳造品を突出す外周面をOリングでシールされた押出
しピンに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種押出しピンを図2により説
明すると、可動金型1と固定金型2の間に形成された金
型キャビティ6内に鋳造品3が鋳造された後、鋳造品3
を両金型1および2から取出すに際し、可動金型1が図
中左方向に後退し、両金型1および2開かれるととも
に、押出しピン4が鋳造品3を金型キャビティ6内から
突出されるようになっている。 【0003】真空ダイカスト鋳造においては金型キャビ
ティ6内を真空にするため、押出しピン4と可動金型1
の間に形成される隙間をシールするためのOリング5、
7が設けてある。 【0004】 【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、この押
出しピン4の金型1および2への組付けはOリング5を
傷つけ易く、傷のある場合は金型キャビティ6内を高真
空にできないという欠点があった。それは押出しピン4
の組付け時に同押出しピン4の鋳造品3に対向する先端
面CがOリング5の内径面を通過する際に傷つけるもの
で、金型キャビティ6内面の一部を形成する先端面Cの
面取りができないことに起因する。Oリング5の先端面
Cの面取りは同面取り部に溶融金属が入り込み、ピン4
の動作不良の原因となったり、鋳造品3にバリとなって
残ってしまったりするからである。従って、Oリング5
の押出しピン4への組み付けに際し、Oリング5の先端
面Cを覆うとともに、Oリング5を滑らかにガイドする
ための特殊な冶具を必要とした。 【0005】本発明の目的は従来の押出しピンにあるよ
うな、押出しピンの金型への組付けの際、Oリングを傷
つけ易かったという欠点および取付け用の特殊な冶具を
必要とするという欠点を取除き、押出しピンの金型への
組付けに際し、Oリングを傷つけず、更に特殊な冶具も
必要としない押出しピンを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明は、真空ダイカスト鋳造の金型内から鋳造品を
取出すに際し使用され、金型内から鋳造品を突出す外周
面をOリングでシールされた押出しピンにおいて、鋳造
品に対向する一端側の外径がOリング内径より細径の細
径部と、前記細径部の反対側に伸び、Oリング内径でシ
ールを行う太径部と、この細径部と太径部の間を滑らか
に連結するテーパ部と、から構成されることを特徴とす
る真空ダイカスト鋳造の金型に使用される押出しピンと
した。 【0007】これにより押出しピンの金型への組付けの
際、Oリングを傷つけることなく組み付けができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1に
より説明する。図示してない固定盤に固着された固定金
型10に対し同じく図示されてない可動盤に固着された
可動金型11が進退し、鋳造時に両金型10および11
が金型当接面Aで当接し、両金型10および11が形成
した金型キャビティ12内に図示してない射出装置から
溶湯が注入され、冷却後、鋳造品15として取出される
ようになっている。 【0009】鋳造品取出時には可動金型11が金型当接
面Aから後退(図中左向する)するとともに、可動金型
11の背後面Bからは押出し板13に支持され、先端面
Cが金型キャビティ12の内面の一部を形成している押
出しピン14が金型キャビティ12内に突出され、鋳造
品15を金型キャビティ12内から突出すようにしてい
る。 【0010】押出しピン14は先端面Cが金型キャビテ
ィ12の内面の一部を構成する細径部16とその反対方
向に伸びる太径部17と細径部16および太径部17と
を滑らかに連結するテーパ部18から構成される。この
細径部16はOリング19の内径より細い外径となって
おり、金型10および11への押出しピン14の組みつ
けの際、細径部16がOリング19の内径を傷つけるこ
となく通過することが可能である。 【0011】また太径部17はその外径面とOリング1
9により可動金型11との間に形成された隙間をシール
するようにしている。Oリング19は可動金型11の背
後面Bに取付けたシール板20に組付けてある。このシ
ール板20と可動金型11の隙間はOリング21でシー
ルするようにしている。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように本発明においては当
初に揚げた、押出しピンの金型への組付けの際、Oリン
グを傷つけ易かったととともに、特殊な冶具を必要とし
たという欠点が取除かれ、Oリングを傷つけることのな
く、しかも特殊な冶具を必要としない押出しピンとなっ
た。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の1実施形態を示す押出しピンの金型へ
取付けたときの説明図である。 【図2】従来の押出しピンの金型へ取付けたときの説明
図である。 【符号の説明】 10 固定金型 11 可動金型 12 金型キャビティ 13 押出し板 14 押出しピン 15 鋳造品 16 細径部 17 太径部 18 テーパ部 19、21 Oリング 20 シール板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 真空ダイカスト鋳造の金型内から鋳造品
    を取出すに際し使用され、金型内から鋳造品を突出す外
    周面をOリングでシールされた押出しピンにおいて、 鋳造品に対向する一端側の外径がOリング内径より細径
    の細径部と、 前記細径部の反対側に伸び、Oリング内径でシールを行
    う太径部と、 この細径部と太径部の間を滑らかに連結するテーパ部
    と、 から構成されることを特徴とする真空ダイカスト鋳造の
    金型に使用される押出しピン。
JP2001330370A 2001-10-29 2001-10-29 真空ダイカスト鋳造用押出しピン Pending JP2003136217A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009166091A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Toyota Motor Corp 減圧ダイカスト装置
KR101688205B1 (ko) * 2015-07-21 2016-12-20 일심정공 주식회사 진공압을 이용한 용융 경금속 주조장치
KR101688204B1 (ko) * 2015-07-21 2016-12-20 일심정공 주식회사 진공압을 이용한 용융 경금속 주조장치용 용융물 냉각장치
CN108555241A (zh) * 2017-04-14 2018-09-21 新兴重工湖北三六机械有限公司 一种顶料杆

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CN108555241B (zh) * 2017-04-14 2024-05-28 新兴重工湖北三六一一机械有限公司 一种顶料杆

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