JP2003134279A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2003134279A JP2003134279A JP2001327039A JP2001327039A JP2003134279A JP 2003134279 A JP2003134279 A JP 2003134279A JP 2001327039 A JP2001327039 A JP 2001327039A JP 2001327039 A JP2001327039 A JP 2001327039A JP 2003134279 A JP2003134279 A JP 2003134279A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成処理処理中のジョブがある場合で
も，残りの処理時間に応じて新たに入力されたジョブの
割込み処理を可能とすること。 【解決手段】 画像形成に関するジョブを入力して画像
を形成する画像形成装置において，処理中のジョブにつ
いての残りの処理時間の算出と（Ｓ１０４），入力した
ジョブについての画像形成処理に要する予測処理時間の
算出と（Ｓ２０４）を行い，ジョブの処理中に新たなジ
ョブが入力された場合に（Ｓ２０２のＹｅｓ側），処理
中のジョブの残りの処理時間と，新たなジョブの予測処
理時間とに基づいて，新たなジョブを処理中のジョブに
割込ませて処理するか否かを切り替える（Ｓ２０３，Ｓ
２０５）。
も，残りの処理時間に応じて新たに入力されたジョブの
割込み処理を可能とすること。 【解決手段】 画像形成に関するジョブを入力して画像
を形成する画像形成装置において，処理中のジョブにつ
いての残りの処理時間の算出と（Ｓ１０４），入力した
ジョブについての画像形成処理に要する予測処理時間の
算出と（Ｓ２０４）を行い，ジョブの処理中に新たなジ
ョブが入力された場合に（Ｓ２０２のＹｅｓ側），処理
中のジョブの残りの処理時間と，新たなジョブの予測処
理時間とに基づいて，新たなジョブを処理中のジョブに
割込ませて処理するか否かを切り替える（Ｓ２０３，Ｓ
２０５）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，入力した画像形成
に関する１又は複数のジョブを所定の順序で画像形成す
る複写機，プリンタ，ファクシミリ等の画像形成装置に
関するものである。
に関する１又は複数のジョブを所定の順序で画像形成す
る複写機，プリンタ，ファクシミリ等の画像形成装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複写機，プリンタ，ファクシミリ等の画
像形成装置において，複写機の原稿読取部やパソコン等
から入力した画像形成に関するジョブが複数入力された
場合，原則として入力した順序でジョブが処理（画像形
成）される。しかし，例えば，非常に処理時間の長いジ
ョブが先に入力された後に，処理時間の短いジョブが新
たに入力された場合には，後のジョブが長時間待たされ
てしまう等の問題点があった。これを解決するため，従
来より，特開２００１−１２７９２８号公報に示される
ように，設定された優先度の高いジョブや処理時間の短
いジョブから優先して処理するもの（従来技術）があっ
た。
像形成装置において，複写機の原稿読取部やパソコン等
から入力した画像形成に関するジョブが複数入力された
場合，原則として入力した順序でジョブが処理（画像形
成）される。しかし，例えば，非常に処理時間の長いジ
ョブが先に入力された後に，処理時間の短いジョブが新
たに入力された場合には，後のジョブが長時間待たされ
てしまう等の問題点があった。これを解決するため，従
来より，特開２００１−１２７９２８号公報に示される
ように，設定された優先度の高いジョブや処理時間の短
いジョブから優先して処理するもの（従来技術）があっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，前記従
来技術では，まだ画像形成処理が開始されていない予約
されたジョブについての処理順序を決定するものであ
り，既に画像形成処理が開始されているジョブの処理時
間が長い場合には，その後に入力されたジョブは，例え
処理時間が短くても長時間待たされてしまうという問題
点があった。従って，本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり，その目的とするところは，画像形成処理
処理中のジョブがある場合でも，残りの処理時間に応じ
て新たに入力されたジョブの割込み処理を可能とする画
像形成装置を提供することにある。
来技術では，まだ画像形成処理が開始されていない予約
されたジョブについての処理順序を決定するものであ
り，既に画像形成処理が開始されているジョブの処理時
間が長い場合には，その後に入力されたジョブは，例え
処理時間が短くても長時間待たされてしまうという問題
点があった。従って，本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり，その目的とするところは，画像形成処理
処理中のジョブがある場合でも，残りの処理時間に応じ
て新たに入力されたジョブの割込み処理を可能とする画
像形成装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は，画像形成に関するジョブを入力して画像を
形成する画像形成装置において，処理中の前記ジョブに
ついての残りの処理時間を算出する残り処理時間算出手
段と，前記ジョブの処理中に新たな前記ジョブが入力さ
れた場合に，前記残りの処理時間に基づいて，前記新た
なジョブを前記処理中のジョブに割込ませて処理するか
否かを切り替える割込み処理切替え手段と，を具備して
なることを特徴とする画像形成装置である。これには，
例えば，前記割込み処理切替え手段が，前記残りの処理
時間が所定時間以上である場合に，前記新たなジョブを
割込ませて処理するものが考えられる。これにより，画
像形成処理処理中のジョブがある場合でも，その残りの
処理時間に応じて新たに入力されたジョブの割込み処理
がなされるので，印刷処理中のジョブの残りの処理時間
が長い場合に，入力された新たなジョブが長時間待たさ
れるという問題が解決される。
に本発明は，画像形成に関するジョブを入力して画像を
形成する画像形成装置において，処理中の前記ジョブに
ついての残りの処理時間を算出する残り処理時間算出手
段と，前記ジョブの処理中に新たな前記ジョブが入力さ
れた場合に，前記残りの処理時間に基づいて，前記新た
なジョブを前記処理中のジョブに割込ませて処理するか
否かを切り替える割込み処理切替え手段と，を具備して
なることを特徴とする画像形成装置である。これには，
例えば，前記割込み処理切替え手段が，前記残りの処理
時間が所定時間以上である場合に，前記新たなジョブを
割込ませて処理するものが考えられる。これにより，画
像形成処理処理中のジョブがある場合でも，その残りの
処理時間に応じて新たに入力されたジョブの割込み処理
がなされるので，印刷処理中のジョブの残りの処理時間
が長い場合に，入力された新たなジョブが長時間待たさ
れるという問題が解決される。
【０００５】また，入力した前記ジョブについての画像
形成処理に要する予測処理時間を算出する予測処理時間
算出手段を具備し，前記割込み処理切替え手段が，前記
残りの処理時間と前記新たなジョブについての前記予測
処理時間とに基づいて，前記新たなジョブを割込ませて
処理するか否かを切り替えるものも考えられる。これに
は，例えば，前記割込み処理切替え手段が，前記残りの
処理時間に対する前記新たなジョブについての前記予測
処理時間の差が所定時間以上である場合に，前記新たな
ジョブを割込ませて処理するものが考えられる。これに
より，残りの処理時間と大差のない処理時間を要する新
たなジョブが割込み処理されてしまうといった弊害を防
止できるまた，前述した２つの割込み判断基準の両方を
採用したもの，即ち，前記割込み処理切替え手段が，前
記残りの処理時間が所定時間以上である場合であって，
かつ前記残りの処理時間に対する前記新たなジョブにつ
いての前記予測処理時間の差が所定時間以上である場合
に，前記新たなジョブを割込ませて処理するものであっ
てもよい。
形成処理に要する予測処理時間を算出する予測処理時間
算出手段を具備し，前記割込み処理切替え手段が，前記
残りの処理時間と前記新たなジョブについての前記予測
処理時間とに基づいて，前記新たなジョブを割込ませて
処理するか否かを切り替えるものも考えられる。これに
は，例えば，前記割込み処理切替え手段が，前記残りの
処理時間に対する前記新たなジョブについての前記予測
処理時間の差が所定時間以上である場合に，前記新たな
ジョブを割込ませて処理するものが考えられる。これに
より，残りの処理時間と大差のない処理時間を要する新
たなジョブが割込み処理されてしまうといった弊害を防
止できるまた，前述した２つの割込み判断基準の両方を
採用したもの，即ち，前記割込み処理切替え手段が，前
記残りの処理時間が所定時間以上である場合であって，
かつ前記残りの処理時間に対する前記新たなジョブにつ
いての前記予測処理時間の差が所定時間以上である場合
に，前記新たなジョブを割込ませて処理するものであっ
てもよい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら，本
発明の実施の形態について説明し，本発明の理解に供す
る。尚，以下の実施の形態は，本発明を具体化した一例
であって，本発明の技術的範囲を限定する性格のもので
はない。ここに，図１は本発明の実施の形態に係る複写
機Ｘの概略構成を表すブロック図，図２は本発明の実施
の形態に係る複写機Ｘにおける新たに入力したジョブの
割込み処理に関する処理手順を表すフローチャートであ
る。
発明の実施の形態について説明し，本発明の理解に供す
る。尚，以下の実施の形態は，本発明を具体化した一例
であって，本発明の技術的範囲を限定する性格のもので
はない。ここに，図１は本発明の実施の形態に係る複写
機Ｘの概略構成を表すブロック図，図２は本発明の実施
の形態に係る複写機Ｘにおける新たに入力したジョブの
割込み処理に関する処理手順を表すフローチャートであ
る。
【０００７】本発明の実施の形態に係る複写機Ｘは，原
稿を読み取って複写印刷する複写機能に加え，パソコン
等の端末から受信した印刷データを印刷するプリンタ機
能を有する複合型複写機である。まず，図１を用いて複
写機Ｘの概略構成について説明する。複写機Ｘは，パソ
コン等の端末と通信して印刷データ等を入力する端末通
信部１と，不図示の原稿台に載置された原稿の画像を読
み取る画像読取部２と，各種操作入力及びデータ表示を
行う液晶タッチパネル等で構成される表示操作部３と，
ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ等から構成され，前記ＲＯＭに
記憶された所定のプログラムに従って当該複写機Ｘの印
刷処理に関する各種演算及び制御を行う制御部４と，前
記印刷データ入力部１及び前記画像読取部２から入力さ
れた印刷データ及び画像データを印刷ジョブ（以下，単
にジョブという）として記憶する他，前記制御部４によ
って処理される各種データを記憶するハードディスク等
である記憶部５，前記制御部４からの制御指令に従って
前記記憶部５に記憶された前記ジョブを印刷処理する印
刷部６から構成されている。複写機Ｘは，一般的な複合
型複写機として機能するためのその他の構成も具備して
いるが，特に本発明の特徴をなすものではないので，こ
こでは説明を省略する。
稿を読み取って複写印刷する複写機能に加え，パソコン
等の端末から受信した印刷データを印刷するプリンタ機
能を有する複合型複写機である。まず，図１を用いて複
写機Ｘの概略構成について説明する。複写機Ｘは，パソ
コン等の端末と通信して印刷データ等を入力する端末通
信部１と，不図示の原稿台に載置された原稿の画像を読
み取る画像読取部２と，各種操作入力及びデータ表示を
行う液晶タッチパネル等で構成される表示操作部３と，
ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ等から構成され，前記ＲＯＭに
記憶された所定のプログラムに従って当該複写機Ｘの印
刷処理に関する各種演算及び制御を行う制御部４と，前
記印刷データ入力部１及び前記画像読取部２から入力さ
れた印刷データ及び画像データを印刷ジョブ（以下，単
にジョブという）として記憶する他，前記制御部４によ
って処理される各種データを記憶するハードディスク等
である記憶部５，前記制御部４からの制御指令に従って
前記記憶部５に記憶された前記ジョブを印刷処理する印
刷部６から構成されている。複写機Ｘは，一般的な複合
型複写機として機能するためのその他の構成も具備して
いるが，特に本発明の特徴をなすものではないので，こ
こでは説明を省略する。
【０００８】本複写機Ｘの特徴は，前記ジョブの印刷処
理中に新たな前記ジョブが入力（登録）された場合に，
処理中の前記ジョブの残りの処理時間に基づいて，前記
新たなジョブを割込ませて印刷処理させるか否かが切り
替わる点にある。以下，図２を用いて，前記新たなジョ
ブの割込み処理の手順について説明する。図２は，既に
１つの前記ジョブが入力されており，該ジョブの印刷処
理が開始される時点からの処理手順を表すものとする。
また，Ｓ１０１，Ｓ１０２，…は，処理手順（ステッ
プ）の番号を表す。まず，前記制御部４により，既に入
力されている前記ジョブの予測処理時間Ａが，該ジョブ
に含まれるページ数，印刷部数，用紙サイズ等の情報に
基づいて算出され，前記記憶部６に記憶される（Ｓ１０
１）。さらに，前記制御部４により，既に入力されてい
る前記ジョブが，これから印刷処理が行われる印刷実行
ジョブとして選択され（Ｓ１０２），該印刷実行ジョブ
について，前記印刷部６によって１枚目の印刷処理が実
行される（Ｓ１０３）。次に，前記制御部４により，前
記記憶部６に記憶された前記予測処理時間Ａから，１枚
分の印刷処理時間が減算されて更新される（Ｓ１０
４）。この更新後の前記予測処理時間Ａが，前記印刷実
行ジョブの残りの処理時間Ａ’となる。さらに，前記制
御部４により，処理中の前記印刷実行ジョブの全ての印
刷が終了したか否かが判別され（Ｓ１０５），終了して
いないと判別された場合には，Ｓ２０１へ移行し，前記
新たなジョブの入力の有無が確認される。そして，前記
制御部４により，前記新たなジョブの入力がないと判別
された場合には（Ｓ２０２のＮｏ側），Ｓ１０３へ戻っ
て，前記印刷部６により，前記印刷実行ジョブの残りの
印刷処理が実行される。一方，Ｓ２０２において，前記
新たなジョブの入力があったと判別された場合には（Ｓ
２０２のＹｅｓ側），処理中の前記印刷実行ジョブの前
記残りの処理時間Ａ’が予め設定された所定時間Ｃ以上
であるか否かが判別され，該所定時間Ｃ以上ではないと
判別された場合には，Ｓ１０３へ戻って，前記印刷部６
により，前記印刷実行ジョブの残りの印刷処理が実行さ
れる。一方，Ｓ２０３において，前記残りの処理時間
Ａ’が，前記所定時間Ｃ以上であると判別された場合
は，前記新たなジョブについての前記予測処理時間Ｂが
算出される（Ｓ２０４）。次に，前記印刷実行ジョブに
ついての前記残りの処理時間Ａ（更新後の前記予測処理
時間Ａ）に対する前記新たなジョブについての前記予測
処理時間Ｂの差（Ａ−Ｂ）が，所定時間Ｄ（＞０）以上
であるか否かが判別され（Ｓ２０５），該所定時間Ｄ以
上ではないと判別された場合は，Ｓ１０３へ戻って，前
記印刷部６により，前記印刷実行ジョブの残りの印刷処
理が実行される。一方，Ｓ２０５において，前記差（Ａ
−Ｂ）が前記所定時間Ｄ以上であると判別された場合に
は，処理中の前記ジョブ（既に入力されていた前記ジョ
ブ）の処理が中断され，前記新たなジョブが前記印刷実
行ジョブとして選択される（Ｓ２０６）。さらに，新た
に選択された前記印刷実行ジョブ（前記新たなジョブ）
について，全ページの印刷処理が実行される（Ｓ２０
７，Ｓ２０８）。これにより，前記新たなジョブの割込
み印刷がなされることになる。このように，前記残りの
処理時間Ａ’が，前記所定時間Ｃ以上であり，かつ前記
新たなジョブの前記予測処理時間Ｂとの差が前記所定時
間Ｄ以上である場合にのみ，前記新たなジョブの割込み
印刷が行われるよう構成されているのは，前記残り時間
Ａ’が短い場合や，前記新たなジョブの前記予測処理時
間Ｂとの差が少ない場合には，前記新たなジョブをわざ
わざ割込ませるメリットは少ないからである。もちろ
ん，Ｓ２０３又はＳ２０５のいずれかの判別処理を省略
するものであってもよい。一方，前記新たなジョブにつ
いて全ての印刷処理が終了すると（Ｓ２０８のＹｅｓ
側），Ｓ１０２へ戻って，Ｓ２０６で中断された前記ジ
ョブが前記印刷実行ジョブとして選択され，該ジョブの
残りについて，前述した処理（Ｓ１０３〜）が実行され
る。そして，Ｓ１０５において，処理中の前記ジョブ
（既に入力されていた前記ジョブ）についての印刷処理
が全て終了したと判別された場合に処理が終了する。以
上説明したように，印刷処理中のジョブの残りの処理時
間及び該残りの処理時間と新たなジョブの予測処理時間
との差に応じて新たなジョブを割込ませて処理するか否
かが切り替えられるので（Ｓ２０３，Ｓ２０５），印刷
処理中のジョブの残りの処理時間が長い場合に，処理時
間の短い新たなジョブが長時間待たされてしまうという
問題が生じない。
理中に新たな前記ジョブが入力（登録）された場合に，
処理中の前記ジョブの残りの処理時間に基づいて，前記
新たなジョブを割込ませて印刷処理させるか否かが切り
替わる点にある。以下，図２を用いて，前記新たなジョ
ブの割込み処理の手順について説明する。図２は，既に
１つの前記ジョブが入力されており，該ジョブの印刷処
理が開始される時点からの処理手順を表すものとする。
また，Ｓ１０１，Ｓ１０２，…は，処理手順（ステッ
プ）の番号を表す。まず，前記制御部４により，既に入
力されている前記ジョブの予測処理時間Ａが，該ジョブ
に含まれるページ数，印刷部数，用紙サイズ等の情報に
基づいて算出され，前記記憶部６に記憶される（Ｓ１０
１）。さらに，前記制御部４により，既に入力されてい
る前記ジョブが，これから印刷処理が行われる印刷実行
ジョブとして選択され（Ｓ１０２），該印刷実行ジョブ
について，前記印刷部６によって１枚目の印刷処理が実
行される（Ｓ１０３）。次に，前記制御部４により，前
記記憶部６に記憶された前記予測処理時間Ａから，１枚
分の印刷処理時間が減算されて更新される（Ｓ１０
４）。この更新後の前記予測処理時間Ａが，前記印刷実
行ジョブの残りの処理時間Ａ’となる。さらに，前記制
御部４により，処理中の前記印刷実行ジョブの全ての印
刷が終了したか否かが判別され（Ｓ１０５），終了して
いないと判別された場合には，Ｓ２０１へ移行し，前記
新たなジョブの入力の有無が確認される。そして，前記
制御部４により，前記新たなジョブの入力がないと判別
された場合には（Ｓ２０２のＮｏ側），Ｓ１０３へ戻っ
て，前記印刷部６により，前記印刷実行ジョブの残りの
印刷処理が実行される。一方，Ｓ２０２において，前記
新たなジョブの入力があったと判別された場合には（Ｓ
２０２のＹｅｓ側），処理中の前記印刷実行ジョブの前
記残りの処理時間Ａ’が予め設定された所定時間Ｃ以上
であるか否かが判別され，該所定時間Ｃ以上ではないと
判別された場合には，Ｓ１０３へ戻って，前記印刷部６
により，前記印刷実行ジョブの残りの印刷処理が実行さ
れる。一方，Ｓ２０３において，前記残りの処理時間
Ａ’が，前記所定時間Ｃ以上であると判別された場合
は，前記新たなジョブについての前記予測処理時間Ｂが
算出される（Ｓ２０４）。次に，前記印刷実行ジョブに
ついての前記残りの処理時間Ａ（更新後の前記予測処理
時間Ａ）に対する前記新たなジョブについての前記予測
処理時間Ｂの差（Ａ−Ｂ）が，所定時間Ｄ（＞０）以上
であるか否かが判別され（Ｓ２０５），該所定時間Ｄ以
上ではないと判別された場合は，Ｓ１０３へ戻って，前
記印刷部６により，前記印刷実行ジョブの残りの印刷処
理が実行される。一方，Ｓ２０５において，前記差（Ａ
−Ｂ）が前記所定時間Ｄ以上であると判別された場合に
は，処理中の前記ジョブ（既に入力されていた前記ジョ
ブ）の処理が中断され，前記新たなジョブが前記印刷実
行ジョブとして選択される（Ｓ２０６）。さらに，新た
に選択された前記印刷実行ジョブ（前記新たなジョブ）
について，全ページの印刷処理が実行される（Ｓ２０
７，Ｓ２０８）。これにより，前記新たなジョブの割込
み印刷がなされることになる。このように，前記残りの
処理時間Ａ’が，前記所定時間Ｃ以上であり，かつ前記
新たなジョブの前記予測処理時間Ｂとの差が前記所定時
間Ｄ以上である場合にのみ，前記新たなジョブの割込み
印刷が行われるよう構成されているのは，前記残り時間
Ａ’が短い場合や，前記新たなジョブの前記予測処理時
間Ｂとの差が少ない場合には，前記新たなジョブをわざ
わざ割込ませるメリットは少ないからである。もちろ
ん，Ｓ２０３又はＳ２０５のいずれかの判別処理を省略
するものであってもよい。一方，前記新たなジョブにつ
いて全ての印刷処理が終了すると（Ｓ２０８のＹｅｓ
側），Ｓ１０２へ戻って，Ｓ２０６で中断された前記ジ
ョブが前記印刷実行ジョブとして選択され，該ジョブの
残りについて，前述した処理（Ｓ１０３〜）が実行され
る。そして，Ｓ１０５において，処理中の前記ジョブ
（既に入力されていた前記ジョブ）についての印刷処理
が全て終了したと判別された場合に処理が終了する。以
上説明したように，印刷処理中のジョブの残りの処理時
間及び該残りの処理時間と新たなジョブの予測処理時間
との差に応じて新たなジョブを割込ませて処理するか否
かが切り替えられるので（Ｓ２０３，Ｓ２０５），印刷
処理中のジョブの残りの処理時間が長い場合に，処理時
間の短い新たなジョブが長時間待たされてしまうという
問題が生じない。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
画像形成処理処理中のジョブがある場合でも，その残り
の処理時間に応じて新たに入力されたジョブの割込み処
理がなされるので，印刷処理中のジョブの残りの処理時
間が長い場合に，入力された新たなジョブが長時間待た
されるという問題が解決される。さらに，処理中のジョ
ブの残りの処理時間と新たなジョブの予測処理時間との
差も考慮されて割込み処理がなされるか否かが判別され
るので，残りの処理時間と大差のない処理時間を要する
新たなジョブが割込み処理されてしまうといった弊害も
防止できる。
画像形成処理処理中のジョブがある場合でも，その残り
の処理時間に応じて新たに入力されたジョブの割込み処
理がなされるので，印刷処理中のジョブの残りの処理時
間が長い場合に，入力された新たなジョブが長時間待た
されるという問題が解決される。さらに，処理中のジョ
ブの残りの処理時間と新たなジョブの予測処理時間との
差も考慮されて割込み処理がなされるか否かが判別され
るので，残りの処理時間と大差のない処理時間を要する
新たなジョブが割込み処理されてしまうといった弊害も
防止できる。
【図１】本発明の実施の形態に係る複写機Ｘの概略構成
を表すブロック図。
を表すブロック図。
【図２】本発明の実施の形態に係る複写機Ｘにおける新
たに入力したジョブの割込み処理に関する処理手順を表
すフローチャート。
たに入力したジョブの割込み処理に関する処理手順を表
すフローチャート。
１…端末通信部
２…画像読取り部
３…表示操作部
４…制御部
５…記憶部
６…印刷部
Claims (5)
- 【請求項１】 画像形成に関するジョブを入力して画像
を形成する画像形成装置において，処理中の前記ジョブ
についての残りの処理時間を算出する残り処理時間算出
手段と，前記ジョブの処理中に新たな前記ジョブが入力
された場合に，前記残りの処理時間に基づいて，前記新
たなジョブを前記処理中のジョブに割込ませて処理する
か否かを切り替える割込み処理切替え手段と，を具備し
てなることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 前記割込み処理切替え手段が，前記残り
の処理時間が所定時間以上である場合に，前記新たなジ
ョブを割込ませて処理するものである請求項１に記載の
画像形成装置。 - 【請求項３】 入力した前記ジョブについての画像形成
処理に要する予測処理時間を算出する予測処理時間算出
手段を具備し，前記割込み処理切替え手段が，前記残り
の処理時間と前記新たなジョブについての前記予測処理
時間とに基づいて，前記新たなジョブを割込ませて処理
するか否かを切り替えるものである請求項１に記載の画
像形成装置。 - 【請求項４】 前記割込み処理切替え手段が，前記残り
の処理時間に対する前記新たなジョブについての前記予
測処理時間の差が所定時間以上である場合に，前記新た
なジョブを割込ませて処理するものである請求項３に記
載の画像形成装置。 - 【請求項５】 前記割込み処理切替え手段が，前記残り
の処理時間が所定時間以上である場合であって，かつ前
記残りの処理時間に対する前記新たなジョブについての
前記予測処理時間の差が所定時間以上である場合に，前
記新たなジョブを割込ませて処理するものである請求項
４に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001327039A JP2003134279A (ja) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001327039A JP2003134279A (ja) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003134279A true JP2003134279A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19143319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001327039A Pending JP2003134279A (ja) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003134279A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009027294A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及びその印刷処理方法 |
| JP2009061612A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Canon Inc | 印刷システム、印刷システムの制御方法、プログラム、記憶媒体 |
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2001
- 2001-10-25 JP JP2001327039A patent/JP2003134279A/ja active Pending
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