JP2003133095A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/26—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
- H05B41/28—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
- H05B41/288—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
- H05B41/2885—Static converters especially adapted therefor; Control thereof
- H05B41/2886—Static converters especially adapted therefor; Control thereof comprising a controllable preconditioner, e.g. a booster
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のヘッドライトのような放電灯点灯装置
としては、フライバック機能を有するトランスのコア
は、出力電力に見合った大きさが必要となり、小形化に
は限界があった。また、フォワード機能を有するトラン
スは、コアの小形化は可能であるが、2次巻線の占める
部分が大きくなり、結果的に大きなトランスになるの
で、それぞれ一長一短があった。 【解決手段】 電源電圧と1次/2次の巻数比によって
出力電圧を決定するフォワード機能および1次巻線のイ
ンダクタンスと電流で出力電力を規定するフライバック
機能とを有するDC/DCコンバータトランスを備えた
ものである。
としては、フライバック機能を有するトランスのコア
は、出力電力に見合った大きさが必要となり、小形化に
は限界があった。また、フォワード機能を有するトラン
スは、コアの小形化は可能であるが、2次巻線の占める
部分が大きくなり、結果的に大きなトランスになるの
で、それぞれ一長一短があった。 【解決手段】 電源電圧と1次/2次の巻数比によって
出力電圧を決定するフォワード機能および1次巻線のイ
ンダクタンスと電流で出力電力を規定するフライバック
機能とを有するDC/DCコンバータトランスを備えた
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両のヘッドライ
トとして用いる放電灯を点灯制御する放電灯点灯装置に
関するものである。
トとして用いる放電灯を点灯制御する放電灯点灯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフライバック機能を有するDC/
DCコンバータトランスは図8に示す単純なフライバッ
ク機能を有するトランスにより構成されていた。このD
C/DCコンバータトランスは、トランス101の1次
巻線101pをスイッチング素子102(SW)を介し
て電源103に接続し、2次巻線101sをダイオード
104を介してコンデンサ105に接続し、このコンデ
ンサ105の両端から出力電圧VSを得る構成である。
106はインバータ回路、107は放電灯108に高電
圧を供給する高電圧発生回路である。
DCコンバータトランスは図8に示す単純なフライバッ
ク機能を有するトランスにより構成されていた。このD
C/DCコンバータトランスは、トランス101の1次
巻線101pをスイッチング素子102(SW)を介し
て電源103に接続し、2次巻線101sをダイオード
104を介してコンデンサ105に接続し、このコンデ
ンサ105の両端から出力電圧VSを得る構成である。
106はインバータ回路、107は放電灯108に高電
圧を供給する高電圧発生回路である。
【0003】図9は動作を説明する各部の電流・電圧の
波形図を示すもので、スイッチング素子102がONす
ると、1次巻線101pに一次電流Ipが流れ、スイッ
チング素子102の両端電圧VPは0Vとなり、上記ト
ランスを形成するコアに磁気エネルギ{(1/2)LI
p2)}が蓄えられる。
波形図を示すもので、スイッチング素子102がONす
ると、1次巻線101pに一次電流Ipが流れ、スイッ
チング素子102の両端電圧VPは0Vとなり、上記ト
ランスを形成するコアに磁気エネルギ{(1/2)LI
p2)}が蓄えられる。
【0004】次いで、スイッチング素子102がOFF
すると、コアに蓄えられた磁気エネルギによって2次巻
線101sに電流ISが流れ、ダイオード104を介し
てコンデンサ105に充電され、コンデンサ105の両
端から出力電圧VSを得る。フライバックDC/DCの
出力電圧VSは負荷電流によって変化し、1次電圧
V P、1次電流IP、スイッチング素子102のオン時
間TONでは決定できない。理想的には1次電力=2次
電力である。
すると、コアに蓄えられた磁気エネルギによって2次巻
線101sに電流ISが流れ、ダイオード104を介し
てコンデンサ105に充電され、コンデンサ105の両
端から出力電圧VSを得る。フライバックDC/DCの
出力電圧VSは負荷電流によって変化し、1次電圧
V P、1次電流IP、スイッチング素子102のオン時
間TONでは決定できない。理想的には1次電力=2次
電力である。
【0005】VS・IS=VP・IP
【0006】このフライバック機能を有するDC/DC
コンバータトランスは、放電灯のように点灯する前の電
流が流れない状態においては、図10に示すように、高
電圧(約400V)、点灯直後は低電圧(約20V)、
大電流(2.6A)、定常点灯中の定格電圧(85
V)、電流(0.4A)と電圧範囲 電流範囲が広い負
荷に対しては有利であるが、トランスのコアに1次巻線
より磁気エネルギを貯え、それを2次巻線に放出する
為、コアは出力電力に見合った大きさが必要となり、小
形化には限界があった。
コンバータトランスは、放電灯のように点灯する前の電
流が流れない状態においては、図10に示すように、高
電圧(約400V)、点灯直後は低電圧(約20V)、
大電流(2.6A)、定常点灯中の定格電圧(85
V)、電流(0.4A)と電圧範囲 電流範囲が広い負
荷に対しては有利であるが、トランスのコアに1次巻線
より磁気エネルギを貯え、それを2次巻線に放出する
為、コアは出力電力に見合った大きさが必要となり、小
形化には限界があった。
【0007】一方、図11に示すフォワード機能を有す
るDC/DCコンバータトランス111は、1次巻線1
11pをスイッチング素子112を介して電源113に
接続し、2次巻線111sをダイオード114とチョー
クコイル115を介してコンデンサ116に接続し、ダ
イオード114とチョークコイル115の接続点におい
て2次巻線111sと並列にダイオード117を接続
し、コンデンサ116の両端から出力電圧Vsを得る構
成である。118はインバータ回路、119は放電灯1
20に高電圧を供給する高電圧発生回路である。
るDC/DCコンバータトランス111は、1次巻線1
11pをスイッチング素子112を介して電源113に
接続し、2次巻線111sをダイオード114とチョー
クコイル115を介してコンデンサ116に接続し、ダ
イオード114とチョークコイル115の接続点におい
て2次巻線111sと並列にダイオード117を接続
し、コンデンサ116の両端から出力電圧Vsを得る構
成である。118はインバータ回路、119は放電灯1
20に高電圧を供給する高電圧発生回路である。
【0008】図12は動作を説明する各部の電流・電圧
の波形図を示すもので、スイッチング素子112がON
すると、1次巻線111pに一次電流Ip、2次巻線1
11sに二次電流Isが流れ、スイッチング素子112
の両端電圧Vpは0Vとなるが、2次側はダイオード1
14、チョークコイル115を介してコンデンサ116
に充電され、コンデンサ116が両端から出力電圧Vs
を得る構成である。
の波形図を示すもので、スイッチング素子112がON
すると、1次巻線111pに一次電流Ip、2次巻線1
11sに二次電流Isが流れ、スイッチング素子112
の両端電圧Vpは0Vとなるが、2次側はダイオード1
14、チョークコイル115を介してコンデンサ116
に充電され、コンデンサ116が両端から出力電圧Vs
を得る構成である。
【0009】VS=(N2/N1)・D・V1
D=Ton/(Ton+Toff)
ここで、N1:1次巻線数
N2:2次巻線数
V1:電源113の電圧
Ton:スイッチング素子112のオン時間
Toff:スイッチング素子112のオフ時間
【0010】このフォワード機能を有するDC/DCコ
ンバータトランス111は、コアに磁気エネルギを貯え
る必要が無い為、コアの小形化は可能になる。しかし、
高電圧(約400V)を出力するには、2次巻線111
sの巻回数を多くすることが必要となる。例えば、12
Vの電源から400Vに昇圧する場合、フライバック機
能を有するDC/DCコンバータDC/DCコンバータ
トランスの巻き数、 1次 7T 2次 42T に対し、フォワード機能を有するDC/DCコンバータ
トランスの巻き数は 1次 7T 2次 233T 大電流(2,6A)を流す太い2次巻線径(フォワード
/フライバックとも出力電流は同じ)が必要になり、2
次巻線111sの占める部分が大きくなり、結果的に大
きなトランスになる。つまり、2次巻線111sの占有
容積が233/42=15.6倍となる。また、トラン
スの2次巻線111sに発生する電圧は0Vと400V
を交互に繰り返し振幅が大きい為、平滑化する為のチョ
ークコイル115も大容量になり、放電灯点灯装置用と
しては使いにくい構成になる。
ンバータトランス111は、コアに磁気エネルギを貯え
る必要が無い為、コアの小形化は可能になる。しかし、
高電圧(約400V)を出力するには、2次巻線111
sの巻回数を多くすることが必要となる。例えば、12
Vの電源から400Vに昇圧する場合、フライバック機
能を有するDC/DCコンバータDC/DCコンバータ
トランスの巻き数、 1次 7T 2次 42T に対し、フォワード機能を有するDC/DCコンバータ
トランスの巻き数は 1次 7T 2次 233T 大電流(2,6A)を流す太い2次巻線径(フォワード
/フライバックとも出力電流は同じ)が必要になり、2
次巻線111sの占める部分が大きくなり、結果的に大
きなトランスになる。つまり、2次巻線111sの占有
容積が233/42=15.6倍となる。また、トラン
スの2次巻線111sに発生する電圧は0Vと400V
を交互に繰り返し振幅が大きい為、平滑化する為のチョ
ークコイル115も大容量になり、放電灯点灯装置用と
しては使いにくい構成になる。
【0011】なお、上記のようなフライバック機能を有
するトランスとフォワード機能を有するトランスの両タ
イプを使用したDC/DCスイッチング電源の例として
実開平1−76185号公報、特開平11−35604
6号公報がある。実開平1−76185号公報に記載さ
れたものは、基本的にフォワードタイプの電源であり、
コアに残ったフライバックエネルギを補助電源に利用し
ようとしたもの、また特開平11−356046号公報
に記載されたものは、基本的にはフライバックタイプの
定電圧電源であり、コアの小形化を意図したものであ
る。つまり、いずれも余剰のエネルギの回収や定電圧電
源として提案されたものである。
するトランスとフォワード機能を有するトランスの両タ
イプを使用したDC/DCスイッチング電源の例として
実開平1−76185号公報、特開平11−35604
6号公報がある。実開平1−76185号公報に記載さ
れたものは、基本的にフォワードタイプの電源であり、
コアに残ったフライバックエネルギを補助電源に利用し
ようとしたもの、また特開平11−356046号公報
に記載されたものは、基本的にはフライバックタイプの
定電圧電源であり、コアの小形化を意図したものであ
る。つまり、いずれも余剰のエネルギの回収や定電圧電
源として提案されたものである。
【0012】この発明は、広い出力電圧範囲(点灯中は
85V、点灯前は400V)及び広い出力電流範囲(点
灯開始直後は2.6A、点灯前は0A)を必要とする放
電灯点灯装置をフォワード機能とフライバック機能とを
有するDC/DCコンバータトランスを用いて小形に構
成することを目的とする。
85V、点灯前は400V)及び広い出力電流範囲(点
灯開始直後は2.6A、点灯前は0A)を必要とする放
電灯点灯装置をフォワード機能とフライバック機能とを
有するDC/DCコンバータトランスを用いて小形に構
成することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放電灯点
灯装置は、電源電圧と1次/2次の巻数比によって出力
電圧を決定するフォワード機能および1次巻線のインダ
クタンスと電流で出力電力を規定するフライバック機能
とを有するDC/DCコンバータトランスを備えたもの
である。
灯装置は、電源電圧と1次/2次の巻数比によって出力
電圧を決定するフォワード機能および1次巻線のインダ
クタンスと電流で出力電力を規定するフライバック機能
とを有するDC/DCコンバータトランスを備えたもの
である。
【0014】この発明に係る放電灯点灯装置は、DC/
DCコンバータトランスの2次側出力のフォワード機能
担当出力電圧を、放電灯の点灯電圧より低く設定したも
のである。
DCコンバータトランスの2次側出力のフォワード機能
担当出力電圧を、放電灯の点灯電圧より低く設定したも
のである。
【0015】この発明に係る放電灯点灯装置は、DC/
DCコンバータトランスの2次側出力のフォワード機能
担当出力電圧を、放電灯の定格電圧以下に設定したもの
である。
DCコンバータトランスの2次側出力のフォワード機能
担当出力電圧を、放電灯の定格電圧以下に設定したもの
である。
【0016】この発明に係る放電灯点灯装置は、DC/
DCコンバータトランスのコアにインダクタンス調整用
のギャップを設けたものである。
DCコンバータトランスのコアにインダクタンス調整用
のギャップを設けたものである。
【0017】この発明に係る放電灯点灯装置は、DC/
DCコンバータトランスの1次巻線回路に設けたスイッ
チング素子を、スイッチング素子OFF時に発生する1
次巻線回路の振動電圧の最小値で閉じるようにしたもの
である。
DCコンバータトランスの1次巻線回路に設けたスイッ
チング素子を、スイッチング素子OFF時に発生する1
次巻線回路の振動電圧の最小値で閉じるようにしたもの
である。
【0018】この発明に係る放電灯点灯装置は、DC/
DCコンバータトランスのフォワード機能担当2次巻線
を、フライバック機能担当2次巻線を分岐して構成した
ものである。
DCコンバータトランスのフォワード機能担当2次巻線
を、フライバック機能担当2次巻線を分岐して構成した
ものである。
【0019】この発明に係る放電灯点灯装置は、DC/
DCコンバータトランスの2次側に設けたフォワード機
能およびフライバック機能回路を構成する2つのダイオ
ードを1つのパッケージに収めたものである。
DCコンバータトランスの2次側に設けたフォワード機
能およびフライバック機能回路を構成する2つのダイオ
ードを1つのパッケージに収めたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による放
電灯点灯装置の回路図である。図1において、1はフラ
イバック機能とフォワード機能を有するDC/DCコン
バータトランスであり、その1次巻線1pはスイッチン
グ素子2(SW)を介して電源3に接続されている。2
次巻線1sはフォワード機能およびフライバック機能整
流回路4に接続されている。このフォワード機能および
フライバック機能整流回路4はダイオード5,6とコン
デンサ7,8により構成され、リップル低減用のチョー
クコイル9、ダイオード10が設けられている。11は
直列に接続されたコンデンサ7,8の両端電圧を入力と
するインバータ回路、12は放電灯13に高電圧を供給
する高電圧発生回路(昇圧回路)である。
ついて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による放
電灯点灯装置の回路図である。図1において、1はフラ
イバック機能とフォワード機能を有するDC/DCコン
バータトランスであり、その1次巻線1pはスイッチン
グ素子2(SW)を介して電源3に接続されている。2
次巻線1sはフォワード機能およびフライバック機能整
流回路4に接続されている。このフォワード機能および
フライバック機能整流回路4はダイオード5,6とコン
デンサ7,8により構成され、リップル低減用のチョー
クコイル9、ダイオード10が設けられている。11は
直列に接続されたコンデンサ7,8の両端電圧を入力と
するインバータ回路、12は放電灯13に高電圧を供給
する高電圧発生回路(昇圧回路)である。
【0021】そして、電源3の電圧V1と1次巻線/2
次巻線の巻回数N2/N1の比により決定されるDC/
DCコンバータトランス1のフォワード機能担当出力電
圧を放電灯の点灯電圧より(定常点灯時に生じる最大電
圧)より低く設定する。例えば放電灯の最高電圧102
Vを12Vの電源3から昇圧するとして、1次巻線を7
Tとするならば、2次巻線は60Tとなり、点灯前は1
02V(仕様上の最大電圧 使用中の放電灯の電圧範囲
は85V±V)をDC/DCコンバータトランス1のフ
ォワード機能が担当し、残り298Vをフライバック機
能が担当するようにする。
次巻線の巻回数N2/N1の比により決定されるDC/
DCコンバータトランス1のフォワード機能担当出力電
圧を放電灯の点灯電圧より(定常点灯時に生じる最大電
圧)より低く設定する。例えば放電灯の最高電圧102
Vを12Vの電源3から昇圧するとして、1次巻線を7
Tとするならば、2次巻線は60Tとなり、点灯前は1
02V(仕様上の最大電圧 使用中の放電灯の電圧範囲
は85V±V)をDC/DCコンバータトランス1のフ
ォワード機能が担当し、残り298Vをフライバック機
能が担当するようにする。
【0022】次に動作について説明する。図1に示すよ
うに、フライバック機能とフォワード機能とを有するD
C/DCコンバータトランス1を用いて放電灯点灯装置
を構成することにより、スイッチング素子としてのトラ
ンジスタ2がONの時には、フォワード機能担当部分が
図2に示す1次側斜線部の電流Ipを2次側斜線部の電
流IS1として伝達し2次電圧VS1を発生させ、同時
に、フライバック機能担当部分が、コアに網がけにて示
した磁気エネルギ{(1/2)LIp2}を貯える。そ
して、トランジスタ2がOFFの時に磁気エネルギを2
次巻線1sへ網がけで示した電流IS2を流し2次電圧
VS2を発生させる。
うに、フライバック機能とフォワード機能とを有するD
C/DCコンバータトランス1を用いて放電灯点灯装置
を構成することにより、スイッチング素子としてのトラ
ンジスタ2がONの時には、フォワード機能担当部分が
図2に示す1次側斜線部の電流Ipを2次側斜線部の電
流IS1として伝達し2次電圧VS1を発生させ、同時
に、フライバック機能担当部分が、コアに網がけにて示
した磁気エネルギ{(1/2)LIp2}を貯える。そ
して、トランジスタ2がOFFの時に磁気エネルギを2
次巻線1sへ網がけで示した電流IS2を流し2次電圧
VS2を発生させる。
【0023】DC/DCコンバータトランス1のフォワ
ード機能担当部分を使用する場合において、DC/DC
コンバータトランス1のコアは磁気回路を効率よく構成
するために必要であり、巻線が巻回でき励磁用の磁束が
確保できれば、サイズ的には問題なくコアを小形にする
ことができる。一方、DC/DCコンバータトランス1
のフライバック機能担当部分を使用する場合は、放電灯
が必要とする出力電力からDC/DCコンバータトラン
ス1のフォワード機能担当部分で出力した残りの電力を
磁気エネルギとしてコアに貯えるだけであり、従来タイ
プより小形のコアで磁気エネルギを貯えることが可能で
ある。
ード機能担当部分を使用する場合において、DC/DC
コンバータトランス1のコアは磁気回路を効率よく構成
するために必要であり、巻線が巻回でき励磁用の磁束が
確保できれば、サイズ的には問題なくコアを小形にする
ことができる。一方、DC/DCコンバータトランス1
のフライバック機能担当部分を使用する場合は、放電灯
が必要とする出力電力からDC/DCコンバータトラン
ス1のフォワード機能担当部分で出力した残りの電力を
磁気エネルギとしてコアに貯えるだけであり、従来タイ
プより小形のコアで磁気エネルギを貯えることが可能で
ある。
【0024】電源3の電圧V1と1次巻線N1/2次巻
線N2の巻回数の比により決定されるDC/DCコンバ
ータトランス1の電圧を、点灯時の放電灯電圧(仕様上
の最大電圧102V)より低く例えば100Vとする
と、点灯時の出力電流が流れる時は、1次側のONデュ
ーティと巻数比で決定されるフォワード機能担当部分
(100V×ON/ON+OFF)と該フォワード機能
担当部分の励磁電力吐き出しを含んだフライバック機能
部分が残りの電圧を受け持つ。
線N2の巻回数の比により決定されるDC/DCコンバ
ータトランス1の電圧を、点灯時の放電灯電圧(仕様上
の最大電圧102V)より低く例えば100Vとする
と、点灯時の出力電流が流れる時は、1次側のONデュ
ーティと巻数比で決定されるフォワード機能担当部分
(100V×ON/ON+OFF)と該フォワード機能
担当部分の励磁電力吐き出しを含んだフライバック機能
部分が残りの電圧を受け持つ。
【0025】点灯前の電流が流れない高電圧(約400
V)出力時には、フォワード機能担当部分は電源3の電
圧V1とトランス1の巻数比で決定される電圧(仕様上
の最大電圧以下)を出力する(例えば100V)。ま
た、DC/DCコンバータトランス1のフライバック機
能担当部分は無負荷で高電圧を発生できる為、残りの電
圧(例えば300V)をフライバック機能担当部分で補
うことができる。
V)出力時には、フォワード機能担当部分は電源3の電
圧V1とトランス1の巻数比で決定される電圧(仕様上
の最大電圧以下)を出力する(例えば100V)。ま
た、DC/DCコンバータトランス1のフライバック機
能担当部分は無負荷で高電圧を発生できる為、残りの電
圧(例えば300V)をフライバック機能担当部分で補
うことができる。
【0026】DC/DCコンバータトランス1の2次巻
線数を増した場合、DC/DCコンバータトランス1の
2次電圧の振幅{上記の例では(N2/N1)×V1=
100VとしたがN2増により100Vが上昇する}が
大きくなり、大きなインダクタンスのチョークコイル9
で出力を平滑する必要がある。例えば、出力400V
{((N2/N1)×V1=400V}をDC/DCコ
ンバータトランス1のフォワード機能担当部分だけで確
保する巻数比にすれば、上記従来例のフォワード機能を
有するトランスと同様な問題点を内包する。換言すれ
ば、2次電圧の振幅をトランス1次/2次の巻き数比低
減により、チョークコイル9の容量を小さくすることが
できる。
線数を増した場合、DC/DCコンバータトランス1の
2次電圧の振幅{上記の例では(N2/N1)×V1=
100VとしたがN2増により100Vが上昇する}が
大きくなり、大きなインダクタンスのチョークコイル9
で出力を平滑する必要がある。例えば、出力400V
{((N2/N1)×V1=400V}をDC/DCコ
ンバータトランス1のフォワード機能担当部分だけで確
保する巻数比にすれば、上記従来例のフォワード機能を
有するトランスと同様な問題点を内包する。換言すれ
ば、2次電圧の振幅をトランス1次/2次の巻き数比低
減により、チョークコイル9の容量を小さくすることが
できる。
【0027】以上より電源3の電圧V1と1次巻線N1
/2次巻数N2比の積を点灯時の放電灯電圧より低くす
ることで、点灯中はDC/DCコンバータトランス1の
フォワード機能担当部分とフライバック機能担当部分の
合計で電力を供給し、点灯前はフライバック機能担当部
分がフォワード機能担当部分の残りの高電圧を補う小形
の放電灯点灯装置を構成できる。
/2次巻数N2比の積を点灯時の放電灯電圧より低くす
ることで、点灯中はDC/DCコンバータトランス1の
フォワード機能担当部分とフライバック機能担当部分の
合計で電力を供給し、点灯前はフライバック機能担当部
分がフォワード機能担当部分の残りの高電圧を補う小形
の放電灯点灯装置を構成できる。
【0028】また、DC/DCコンバータトランス1の
フライバック機能担当部分とフォワード機能担当部分の
両タイプの特性を併用すれば、互いの出力タイミンクは
重ならないため、出力のリップルが低減でき、放電灯の
音響的共鳴現象が発生しにくくなる。
フライバック機能担当部分とフォワード機能担当部分の
両タイプの特性を併用すれば、互いの出力タイミンクは
重ならないため、出力のリップルが低減でき、放電灯の
音響的共鳴現象が発生しにくくなる。
【0029】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による放電灯点灯装置の回路図であり、前記図1と
同一部分については同一符号を付して重複説明を省略す
る。この実施の形態2は上記フライバック機能を有する
トランスとフォワード機能を有するDC/DCコンバー
タトランス1の巻数比を小さくし、このDC/DCコン
バータトランス1の2次巻線の出力電圧を放電灯の定格
電圧以下に設定したものである。例えば放電灯13の定
格電圧85Vを12Vの電源から昇圧するとして、1次
巻線を7T、2次巻線を35Tとすれば、点灯前は60
Vをフォワード機能担当部分が担当し、残り340Vを
フライバック機能担当部分が担当する。
態2による放電灯点灯装置の回路図であり、前記図1と
同一部分については同一符号を付して重複説明を省略す
る。この実施の形態2は上記フライバック機能を有する
トランスとフォワード機能を有するDC/DCコンバー
タトランス1の巻数比を小さくし、このDC/DCコン
バータトランス1の2次巻線の出力電圧を放電灯の定格
電圧以下に設定したものである。例えば放電灯13の定
格電圧85Vを12Vの電源から昇圧するとして、1次
巻線を7T、2次巻線を35Tとすれば、点灯前は60
Vをフォワード機能担当部分が担当し、残り340Vを
フライバック機能担当部分が担当する。
【0030】このようにすることにより、フォワード機
能担当部分のチョークコイルおよびダイオードを削減で
きる。1次側から2次側に充分電圧を伝達でき、かつ、
2次側の平滑コンデンサが負荷電圧に対し、充分な電圧
を貯えられれば、1次側のON/OFFデューティに関
係なく、VS1={(N2/N1)×VI}となり、チ
ョークコイル9による平滑が不要となる。
能担当部分のチョークコイルおよびダイオードを削減で
きる。1次側から2次側に充分電圧を伝達でき、かつ、
2次側の平滑コンデンサが負荷電圧に対し、充分な電圧
を貯えられれば、1次側のON/OFFデューティに関
係なく、VS1={(N2/N1)×VI}となり、チ
ョークコイル9による平滑が不要となる。
【0031】定常点灯時には放電灯電圧は定格電圧に安
定し、DC/DCコンバータトランス1の2次巻線のフ
ォワード機能担当部分による出力電圧は平滑された60
Vとなり、残りの25Vをフライバック機能が担当す
る。
定し、DC/DCコンバータトランス1の2次巻線のフ
ォワード機能担当部分による出力電圧は平滑された60
Vとなり、残りの25Vをフライバック機能が担当す
る。
【0032】また、この実施の形態2において、フォワ
ード機能およびフライバック機能整流回路4を構成する
2つのダイオード5,6を1つのパッケージに収めるこ
とにより、小型化、取り扱いを容易にすることができ
る。
ード機能およびフライバック機能整流回路4を構成する
2つのダイオード5,6を1つのパッケージに収めるこ
とにより、小型化、取り扱いを容易にすることができ
る。
【0033】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3による放電灯点灯装置を構成するフライバック機能
とフォワード機能とを有するDC/DCコンバータトラ
ンス1のコアを示す構成図である。コア14はE字型コ
ア14aとE字型コア14bの開口面側を互いに組み合
わせたもので、図4(a)のフォワード機能用のトラン
スのようにコア間にギャップをなくすると、コアの材
質、形状ばらつきによってインダクタンスが変化しやす
いが、図4(b)のフライバック機能用のトランスのよ
うにコア間にギャップを形成すると、コアの材質、形状
ばらつきによるインダクタンスの変化が少ない。
態3による放電灯点灯装置を構成するフライバック機能
とフォワード機能とを有するDC/DCコンバータトラ
ンス1のコアを示す構成図である。コア14はE字型コ
ア14aとE字型コア14bの開口面側を互いに組み合
わせたもので、図4(a)のフォワード機能用のトラン
スのようにコア間にギャップをなくすると、コアの材
質、形状ばらつきによってインダクタンスが変化しやす
いが、図4(b)のフライバック機能用のトランスのよ
うにコア間にギャップを形成すると、コアの材質、形状
ばらつきによるインダクタンスの変化が少ない。
【0034】そこで、この発明におけるフライバック機
能とフォワード機能とを有するDC/DCコンバータト
ランス1においてもコア間にギャップ15を形成したも
のである。
能とフォワード機能とを有するDC/DCコンバータト
ランス1においてもコア間にギャップ15を形成したも
のである。
【0035】フライバック機能用のトランスを構成する
為には、インダクタンスを規定し単位時間内に増加する
電流値を規定し貯えられる磁気エネルギを定める必要が
あり、コア14の特性ばらつきによるインダクタンスの
ばらつきを抑える為にはコア14にギャップ15を設け
ることが必要である。つまり、DC/DCコンバータト
ランス1の巻線数を変えて2次巻線のインダクタンスを
規定するより、ギャップ15を調整する方がインダクタ
ンスを規定することが容易である。
為には、インダクタンスを規定し単位時間内に増加する
電流値を規定し貯えられる磁気エネルギを定める必要が
あり、コア14の特性ばらつきによるインダクタンスの
ばらつきを抑える為にはコア14にギャップ15を設け
ることが必要である。つまり、DC/DCコンバータト
ランス1の巻線数を変えて2次巻線のインダクタンスを
規定するより、ギャップ15を調整する方がインダクタ
ンスを規定することが容易である。
【0036】実施の形態4.図5(a)はこの発明の実
施の形態4による放電灯点灯装置を構成するフライバッ
ク機能とフォワード機能を有するDC/DCコンバータ
トランス1の要部の回路図であり、前記図1と同一部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。図5(a)
において、16は1次巻線1pに一端の電圧と図示しな
いコントロールユニットから与えられる基準電圧とを比
較して、トランジスタ2を制御する比較回路である。
施の形態4による放電灯点灯装置を構成するフライバッ
ク機能とフォワード機能を有するDC/DCコンバータ
トランス1の要部の回路図であり、前記図1と同一部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。図5(a)
において、16は1次巻線1pに一端の電圧と図示しな
いコントロールユニットから与えられる基準電圧とを比
較して、トランジスタ2を制御する比較回路である。
【0037】次に動作について説明する。図5(b)は
動作を説明する一次側の電圧波形図であり、フライバッ
ク機能担当部分は、トランジスタ2がOFFになっても
2次側に電力出した後、わずかに残った電圧により共振
動作する過程を経てON動作に移行する。そこで、実施
の形態4では、トランジスタ2がOFFになった後にお
いて、1次巻線1pの電圧が予め定めた基準電圧に低下
したことを比較回路16により検出し、その検出信号に
基づいてトランジスタ2をONさせるようにしたもの
で、OFFからONへの移行をトランジスタに印加され
る電圧の最下点で行うことができる。
動作を説明する一次側の電圧波形図であり、フライバッ
ク機能担当部分は、トランジスタ2がOFFになっても
2次側に電力出した後、わずかに残った電圧により共振
動作する過程を経てON動作に移行する。そこで、実施
の形態4では、トランジスタ2がOFFになった後にお
いて、1次巻線1pの電圧が予め定めた基準電圧に低下
したことを比較回路16により検出し、その検出信号に
基づいてトランジスタ2をONさせるようにしたもの
で、OFFからONへの移行をトランジスタに印加され
る電圧の最下点で行うことができる。
【0038】これに対し、図6(a)に対比的に示した
従来のフライバック機能用のトランスでは、トランジス
タ2を固定周波数で駆動するため、図6(b)に示すよ
うにOFFからONへの移行において共振動作と同期が
とれないため、トランジスタに印加される電圧が高い時
にONに移行する場合がある。この時はトランジスタに
よるスイッチング損失が大きくなる。
従来のフライバック機能用のトランスでは、トランジス
タ2を固定周波数で駆動するため、図6(b)に示すよ
うにOFFからONへの移行において共振動作と同期が
とれないため、トランジスタに印加される電圧が高い時
にONに移行する場合がある。この時はトランジスタに
よるスイッチング損失が大きくなる。
【0039】この構成により、トランジスタ2は印加電
圧が低下したときにONするため、スイッチング損失が
少なく、スイッチング時おけるノイズ発生も少ないもの
である。
圧が低下したときにONするため、スイッチング損失が
少なく、スイッチング時おけるノイズ発生も少ないもの
である。
【0040】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5による放電灯点灯装置を示す回路図を示すもので、
前記図1に示した実施の形態1と同一部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。この実施の形態5は、電
源電圧と1次/2次の巻数比によって出力電圧を決定す
るフォワード機能と1次巻線のインダクタンスで出力電
圧を規定するフライバック機能とを有するDC/DCコ
ンバータトランス1を備え、そのDC/DCコンバータ
トランス1の前記フォワード機能担当2次巻線1S−1
は前記フライバック機能担当2次巻線1S−2を分岐し
て構成したものである。
態5による放電灯点灯装置を示す回路図を示すもので、
前記図1に示した実施の形態1と同一部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。この実施の形態5は、電
源電圧と1次/2次の巻数比によって出力電圧を決定す
るフォワード機能と1次巻線のインダクタンスで出力電
圧を規定するフライバック機能とを有するDC/DCコ
ンバータトランス1を備え、そのDC/DCコンバータ
トランス1の前記フォワード機能担当2次巻線1S−1
は前記フライバック機能担当2次巻線1S−2を分岐し
て構成したものである。
【0041】このように構成することにより、フォワー
ド機能担当部分は適切な1次/2次の巻数比を実現しな
がらフライバック機能担当の1次/2次の巻数比を従来
のフライバックタイプの巻数比と同じにすることがで
き、また、スイッチング素子としてのトランジスタ2の
耐圧も同じとすることができ、コア容積を小さくして、
全体の形状を小型化できる。
ド機能担当部分は適切な1次/2次の巻数比を実現しな
がらフライバック機能担当の1次/2次の巻数比を従来
のフライバックタイプの巻数比と同じにすることがで
き、また、スイッチング素子としてのトランジスタ2の
耐圧も同じとすることができ、コア容積を小さくして、
全体の形状を小型化できる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電源
電圧と1次/2次の巻数比によって出力電圧を決定する
フォワード機能および1次巻線のインダクタンスと電流
で出力電力を規定できるフライバック機能とを有するD
C/DCコンバータトランスを備えるように構成したの
で、このDC/DCコンバータトランスのフライバック
機能担当部分のコアを小型にすることができるという効
果がある。
電圧と1次/2次の巻数比によって出力電圧を決定する
フォワード機能および1次巻線のインダクタンスと電流
で出力電力を規定できるフライバック機能とを有するD
C/DCコンバータトランスを備えるように構成したの
で、このDC/DCコンバータトランスのフライバック
機能担当部分のコアを小型にすることができるという効
果がある。
【0043】この発明によれば、DC/DCコンバータ
トランスのフォワード機能担当部分の出力電圧を放電灯
の点灯電圧より低く設定するように構成したので、フォ
ワード機能担当部分のチョークコイル・ダイオードを小
容量化できるという効果がある。
トランスのフォワード機能担当部分の出力電圧を放電灯
の点灯電圧より低く設定するように構成したので、フォ
ワード機能担当部分のチョークコイル・ダイオードを小
容量化できるという効果がある。
【0044】この発明によれば、DC/DCコンバータ
トランスのフォワード機能担当部分の出力電圧を放電灯
の定格電圧以下に設定するように構成したので、フォワ
ード機能担当部分のチョークコイル・ダイオードを削減
できるという効果がある。
トランスのフォワード機能担当部分の出力電圧を放電灯
の定格電圧以下に設定するように構成したので、フォワ
ード機能担当部分のチョークコイル・ダイオードを削減
できるという効果がある。
【0045】この発明によれば、DC/DCコンバータ
トランスのコアにインダクタンス調整用のギャップを設
けて構成したので、インダクタンスの調整を容易に行う
ことができ、DC/DCコンバータトランスの製造が容
易になるという効果がある。
トランスのコアにインダクタンス調整用のギャップを設
けて構成したので、インダクタンスの調整を容易に行う
ことができ、DC/DCコンバータトランスの製造が容
易になるという効果がある。
【0046】この発明によれば、DC/DCコンバータ
トランスの1次巻線回路に設けたスイッチング素子を、
この1次巻線の電圧が予め定めた電圧より小さくなった
とき閉じるように構成したので、スイッチング損失およ
びノイズを少なくすることができるという効果がある。
トランスの1次巻線回路に設けたスイッチング素子を、
この1次巻線の電圧が予め定めた電圧より小さくなった
とき閉じるように構成したので、スイッチング損失およ
びノイズを少なくすることができるという効果がある。
【0047】この発明によれば、DC/DCコンバータ
トランスのフォワード機能担当2次巻線はフライバック
機能担当2次巻線を分岐して構成したので、フォワード
機能担当部分は適切な1次/2次の巻数比を実現しなが
ら、フライバック機能担当部分はトランスの1次/2次
の巻数比を従来と同じにして、1次巻線回路に設けたス
イッチング素子の耐圧を増加させることなく、コア容積
を小さくすることができるという効果がある。
トランスのフォワード機能担当2次巻線はフライバック
機能担当2次巻線を分岐して構成したので、フォワード
機能担当部分は適切な1次/2次の巻数比を実現しなが
ら、フライバック機能担当部分はトランスの1次/2次
の巻数比を従来と同じにして、1次巻線回路に設けたス
イッチング素子の耐圧を増加させることなく、コア容積
を小さくすることができるという効果がある。
【0048】この発明によれば、DC/DCコンバータ
トランスの2次側に設けたフォワード機能およびフライ
バック機能整流回路を構成する2つのダイオードを1つ
のパッケージに収めて構成したので、小型化、取り扱い
を容易にすることができるという効果がある。
トランスの2次側に設けたフォワード機能およびフライ
バック機能整流回路を構成する2つのダイオードを1つ
のパッケージに収めて構成したので、小型化、取り扱い
を容易にすることができるという効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による放電灯点灯装
置の回路図である。
置の回路図である。
【図2】 動作を説明する各部の電流・電圧波形図であ
る。
る。
【図3】 この発明の実施の形態2による放電灯点灯装
置の回路図である。
置の回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による放電灯点灯装
置を構成するフライバック機能とフォワード機能を有す
るDC/DCコンバータトランスのコアを示す構成図で
ある。
置を構成するフライバック機能とフォワード機能を有す
るDC/DCコンバータトランスのコアを示す構成図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態4による放電灯点灯装
置を構成するフライバック機能とフォワード機能を有す
るDC/DCコンバータトランスの要部の回路図および
波形図である。
置を構成するフライバック機能とフォワード機能を有す
るDC/DCコンバータトランスの要部の回路図および
波形図である。
【図6】 図5に対比する従来のトランス腰部の回路図
および波形図である。
および波形図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による放電灯点灯装
置の回路図である。
置の回路図である。
【図8】 従来のフライバック機能を有するトランスに
よる放電灯点灯装置の回路図である。
よる放電灯点灯装置の回路図である。
【図9】 動作を説明する各部の電流・電圧波形図であ
る。
る。
【図10】 放電灯に供給印加される電圧の変化状態を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図11】 従来のフォワード機能を有するトランスに
よる放電灯点灯装置の回路図である。
よる放電灯点灯装置の回路図である。
【図12】 動作を説明する各部の電流・電圧波形図で
ある。
ある。
1 トランス、1p 1次巻線、1s 2次巻線、2
スイッチング素子、3電源、4 整流回路、5,6 ダ
イオード、7,8 コンデンサ、9 チョークコイル、
10 ダイオード、11 インバータ回路、12 高電
圧発生回路(昇圧回路)。
スイッチング素子、3電源、4 整流回路、5,6 ダ
イオード、7,8 コンデンサ、9 チョークコイル、
10 ダイオード、11 インバータ回路、12 高電
圧発生回路(昇圧回路)。
フロントページの続き
Fターム(参考) 3K072 AA11 AC11 BA05 CA16 DD02
DD04 DD06 DE05 GB01 GB03
HA10 HB03
5H730 AA15 AS04 AS11 BB23 BB43
DD04 EE06 EE08 EE10 FG02
ZZ16
Claims (7)
- 【請求項1】 電源電圧と1次/2次の巻数比によって
出力電圧を決定できるフォワード機能および1次巻線の
インダクタンスと電流で出力電力を規定するフライバッ
ク機能とを有するDC/DCコンバータトランスを備え
た放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 DC/DCコンバータトランスは2次側
出力のフォワード機能担当出力電圧を放電灯の点灯電圧
より低く設定したことを特徴とする請求項1記載の放電
灯点灯装置。 - 【請求項3】 DC/DCコンバータトランスは2次側
出力のフォワード機能担当出力電圧を放電灯の定格電圧
以下に設定したことを特徴とする請求項1記載の放電灯
点灯装置。 - 【請求項4】 DC/DCコンバータトランスのコアに
インダクタンス調整用のギャップを設けたことを特徴と
する請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の
放電灯点灯装置。 - 【請求項5】 DC/DCコンバータトランスの1次巻
線回路に設けたスイッチング素子のOFF時に発生する
該1次巻線回路の振動電圧の最小値で閉じることを特徴
とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載
の放電灯点灯装置。 - 【請求項6】 DC/DCコンバータトランスのフォワ
ード機能担当2次巻線はフライバック機能担当2次巻線
を分岐して構成したことを特徴とする請求項1から請求
項3のうちのいずれか記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項7】 DC/DCコンバータトランスの2次側
に設けたフォワード機能およびフライバック機能回路を
構成する2つのダイオードを1つのパッケージに収めた
ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれ
か1項記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332891A JP2003133095A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 放電灯点灯装置 |
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DE10223770A DE10223770A1 (de) | 2001-10-30 | 2002-05-28 | Entladungslampen-Starter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332891A JP2003133095A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003133095A true JP2003133095A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19148249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001332891A Pending JP2003133095A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 放電灯点灯装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US7071632B2 (ja) |
JP (1) | JP2003133095A (ja) |
DE (1) | DE10223770A1 (ja) |
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