JP2003130888A - 受けピンを不要としたコンタクトプローブ受け基板 - Google Patents
受けピンを不要としたコンタクトプローブ受け基板Info
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- JP2003130888A JP2003130888A JP2001367913A JP2001367913A JP2003130888A JP 2003130888 A JP2003130888 A JP 2003130888A JP 2001367913 A JP2001367913 A JP 2001367913A JP 2001367913 A JP2001367913 A JP 2001367913A JP 2003130888 A JP2003130888 A JP 2003130888A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 受け基板5に直接測定装置6からリード線4
をつなぎ、このリード線4の切断面4bと受け基板5の
表面5aが同一になるように受け基板の表面5aを表面
加工し、リード線の切断面を金メッキ等で表面処理し
て、直接プローブ2と接触可能とする。 【目的】 受けピンを不要として信頼性の向上、工程の
簡略化、原価低減、製品の精密化を可能とする。
をつなぎ、このリード線4の切断面4bと受け基板5の
表面5aが同一になるように受け基板の表面5aを表面
加工し、リード線の切断面を金メッキ等で表面処理し
て、直接プローブ2と接触可能とする。 【目的】 受けピンを不要として信頼性の向上、工程の
簡略化、原価低減、製品の精密化を可能とする。
Description
【発明の詳細な説明】[産業上の利用分野]電子回路の
基板または電子部品を試験する時、電気信号を注入、抽
出するのに、被測定個所にプローブつまり導通接触ピン
をあてるが、本発明は、そのプローブから測定装置に信
号を引き出すための受け基板に関するものである。 [従来の技術]以下、図2によって従来の技術を説明す
る。被試験回路8から測定装置6に信号を引き出す時、
適正圧力によりそれぞれのプローブピンが伸縮する導通
接触ピンブロック1のプローブ2との接触に受けピン3
を用いる。従来の技術ではこの受けピンの他端に可撓性
のマグネットワイヤ等のリード線4をカシメ加工10等
によりとりつけ電気信号を測定装置6に導く。 【0002】しかし最近の技術は、集積化が進みピンの
直径が0.1mm程度に近くなりカシメ作業は精密化さ
れてきている。また受けピン3はプローブ側、リード線
側カシメ部10いずれとも接触良好性を保つため全面金
メッキする必要があり、またカシメ部の強度向上、隣接
プローブ間の絶縁確保のための絶縁被覆処理11が不可
欠で高価なものとなっている。さらに受けピン3の高さ
を一定に保つための受け基板5の穴加工も複雑である。 【0003】[発明が解決しようとする課題]そこで本
発明は受け基板の測定装置6側のリード線4を直接プロ
ーブ2に接触させ、受けピン3をなくすことにより、費
用低減、穴加工作業の簡略化、接触の信頼性の向上をは
かろうとするものである。 【0004】[課題を解決するための手段]かかる受け
ピン3を不要とする測定装置6側受け基板5を製作する
ため、まず受け基板5にリード線と同径の穴をあけ、こ
れに側面に樹脂系の接着剤を塗布したリード線4を図3
のように受け基板5の表面より少し出るように通す。 【0005】接着剤でリード線4が固定された後、受け
基板の表面5aを平面研磨機で、突出しているリード線
4の先端4aとともに研磨して図4のようになめらかに
する。 【0006】受け基板5の表面に露出しているリード線
4の切断面4bに簡易電解メッキ装置により、図5のよ
うに金メッキ処理7を施す。その後、洗浄する。 【0007】[実施例]図1に本発明による基板検査装
置の概略を示す。被試験回路8をガイドピン9により正
確な位置に載せた、導通接触ピンブロック1は貫通する
プローブ2により電気信号を測定装置6側受け基板5表
面の金メッキされ露出しているリード線4に伝える。リ
ード線4の他端は測定装置につながれており、そのまま
試験が可能となる。 【0008】[発明の効果]この発明により、受け基板
の表面加工工程は追加されるが受けピンの製作、加工が
不要となり信頼性の向上は著しい。また受け基板のピン
間隔はリード線に使用するマグネットワイヤ等の外径近
くまで狭めることも可能となる。さらにメッキ処理も必
要最小限で済むため材料使用も少ない。 【0009】
基板または電子部品を試験する時、電気信号を注入、抽
出するのに、被測定個所にプローブつまり導通接触ピン
をあてるが、本発明は、そのプローブから測定装置に信
号を引き出すための受け基板に関するものである。 [従来の技術]以下、図2によって従来の技術を説明す
る。被試験回路8から測定装置6に信号を引き出す時、
適正圧力によりそれぞれのプローブピンが伸縮する導通
接触ピンブロック1のプローブ2との接触に受けピン3
を用いる。従来の技術ではこの受けピンの他端に可撓性
のマグネットワイヤ等のリード線4をカシメ加工10等
によりとりつけ電気信号を測定装置6に導く。 【0002】しかし最近の技術は、集積化が進みピンの
直径が0.1mm程度に近くなりカシメ作業は精密化さ
れてきている。また受けピン3はプローブ側、リード線
側カシメ部10いずれとも接触良好性を保つため全面金
メッキする必要があり、またカシメ部の強度向上、隣接
プローブ間の絶縁確保のための絶縁被覆処理11が不可
欠で高価なものとなっている。さらに受けピン3の高さ
を一定に保つための受け基板5の穴加工も複雑である。 【0003】[発明が解決しようとする課題]そこで本
発明は受け基板の測定装置6側のリード線4を直接プロ
ーブ2に接触させ、受けピン3をなくすことにより、費
用低減、穴加工作業の簡略化、接触の信頼性の向上をは
かろうとするものである。 【0004】[課題を解決するための手段]かかる受け
ピン3を不要とする測定装置6側受け基板5を製作する
ため、まず受け基板5にリード線と同径の穴をあけ、こ
れに側面に樹脂系の接着剤を塗布したリード線4を図3
のように受け基板5の表面より少し出るように通す。 【0005】接着剤でリード線4が固定された後、受け
基板の表面5aを平面研磨機で、突出しているリード線
4の先端4aとともに研磨して図4のようになめらかに
する。 【0006】受け基板5の表面に露出しているリード線
4の切断面4bに簡易電解メッキ装置により、図5のよ
うに金メッキ処理7を施す。その後、洗浄する。 【0007】[実施例]図1に本発明による基板検査装
置の概略を示す。被試験回路8をガイドピン9により正
確な位置に載せた、導通接触ピンブロック1は貫通する
プローブ2により電気信号を測定装置6側受け基板5表
面の金メッキされ露出しているリード線4に伝える。リ
ード線4の他端は測定装置につながれており、そのまま
試験が可能となる。 【0008】[発明の効果]この発明により、受け基板
の表面加工工程は追加されるが受けピンの製作、加工が
不要となり信頼性の向上は著しい。また受け基板のピン
間隔はリード線に使用するマグネットワイヤ等の外径近
くまで狭めることも可能となる。さらにメッキ処理も必
要最小限で済むため材料使用も少ない。 【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で電子回路の試験をする時のブロック
概略図 【図2】従来の技術によって電子回路の試験をする時の
ブロック概略図 【図3】この発明で受け基板を製作する時のリード線挿
入図 【図4】この発明で受け基板を製作する時の表面処理図 【図5】この発明で受け基板を製作する時のメッキ処理
図 【符号の説明】 1 導通接触ピンブロック 2 プローブ 3 受けピン 4 リード線 4a突出しているリード線 4bリード線の切断面 4cリード線カシメ加工部 5 受け基板 5a受け基板表面 6 測定装置 7 金メッキ処理 8 被試験回路 9 ガイドピン 10カシメ加工 11絶縁被覆処理
概略図 【図2】従来の技術によって電子回路の試験をする時の
ブロック概略図 【図3】この発明で受け基板を製作する時のリード線挿
入図 【図4】この発明で受け基板を製作する時の表面処理図 【図5】この発明で受け基板を製作する時のメッキ処理
図 【符号の説明】 1 導通接触ピンブロック 2 プローブ 3 受けピン 4 リード線 4a突出しているリード線 4bリード線の切断面 4cリード線カシメ加工部 5 受け基板 5a受け基板表面 6 測定装置 7 金メッキ処理 8 被試験回路 9 ガイドピン 10カシメ加工 11絶縁被覆処理
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】信号引き出し用のリード線を挿入し、平面
加工によりプローブ側表面とリード線切断面を同一平面
化し、そのリード線の断面を金メッキ等により良導通処
理してそのリード線とプローブとを直接接触可能にして
受けピンを不要としたコンタクトプローブ受け基板。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367913A JP2003130888A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 受けピンを不要としたコンタクトプローブ受け基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367913A JP2003130888A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 受けピンを不要としたコンタクトプローブ受け基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003130888A true JP2003130888A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19177589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001367913A Pending JP2003130888A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 受けピンを不要としたコンタクトプローブ受け基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003130888A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008081704A1 (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Nhk Spring Co., Ltd. | プローブユニットの配線固定方法およびプローブユニット |
JP2019143981A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-29 | 東京特殊電線株式会社 | 検査装置用リード線、リード線装着部品及び検査用治具 |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001367913A patent/JP2003130888A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008081704A1 (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Nhk Spring Co., Ltd. | プローブユニットの配線固定方法およびプローブユニット |
JP2019143981A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-29 | 東京特殊電線株式会社 | 検査装置用リード線、リード線装着部品及び検査用治具 |
JP7008529B2 (ja) | 2018-02-15 | 2022-01-25 | 東京特殊電線株式会社 | 検査装置用リード線、リード線装着部品及び検査用治具 |
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