JP2003130043A - 軸受けユニットおよび軸受けユニットを有するモータ - Google Patents

軸受けユニットおよび軸受けユニットを有するモータ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な動圧効果を得ることができ軸の振れを
防ぎ内部の潤滑油の漏洩や飛散のない信頼性に優れた軸
受けユニットおよび軸受けユニットを有するモータを提
供すること。 【解決手段】 T字型の軸60と軸受け114とスラス
ト受け124を収容して保持する樹脂製のハウジング1
16と、ハウジング116の内部に配置されて軸受けの
端面119とステップ部の一方の面123との空隙量
と、スラスト受けの面125と軸60のステップ部の他
方の面131との空隙量を保持するためのスペーサ部材
120を備え、軸60と軸受け114とスラスト受け1
24の間には潤滑油が充填されており、ステップ部の一
方の面123と対面する軸受けの端面119には、潤滑
油の動圧を発生する第1の動圧発生部121が形成さ
れ、ステップ部の他方の面131と対面するスラスト受
け124の面125には、潤滑油の動圧を発生する第2
の動圧発生部127が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受けユニットお
よび軸受けユニットを有するモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】モータを用いる電子機器の例としては、
情報記録再生装置があるが、その中で例えばハードディ
スク装置は、その用途が拡大し、大型の記録装置やデス
クトップ型のパーソナルコンピュータ用記録装置の他
に、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータやこれ
より小さいサイズの携帯用の端末装置等の電子機器に使
用されるようになっている。最近においては、PC(P
ersonal Computer)カード寸法と称さ
れるIC(Integrated Circuit)メ
モリカードやカード型のモデム程度の大きさを有するP
Cカード型のハードディスク装置が用いられ、このPC
カード型のハードディスク装置は、必要に応じて使用者
がノート型のパーソナルコンピュータや携帯用の端末機
のPCカードスロットに抜き差しして使用される。
【0003】図13は、従来のハードディスクドライブ
装置に用いられているモータのための動圧流体軸受ユニ
ットの断面構造を示している。動圧流体軸受ユニット1
060は、T型ステップ形状の軸1061と、軸受け1
062と、スラスト受け1063を有している。軸受け
1062には、軸1061をラジアル方向に回転自在に
支持するための一対のヘリングボーン1062a,10
62aと、軸1061をスラスト方向に回転自在に支持
するための一方のヘリングボーン1062bが設けられ
ている。スラスト受け1063には軸1061をスラス
ト方向に回転自在に支持するための一方のヘリングボー
ン1063aが設けられている。金属製の環状ハウジン
グ1064は、スラスト受け1063側を密閉するため
の蓋1065と軸1061の間に僅かな空隙Cを設けた
シール部材1066を有していて、各部材の空隙には潤
滑油が充填されている。また、内部の潤滑油の漏洩を防
ぐために、ハウジング1064と蓋1065の締結部
A、ハウジング1064とシール部材1066との締結
部Bは、接着剤などの封止剤などで、完全に封止する必
要がある。また、シール部材1066の端面から、軸1
061の回転に伴ない発生する遠心力による潤滑油の移
動を防ぐために、シール部材1066の端面(破線部)
には、潤滑油をはじくためのフッ素系などの界面活性剤
が塗布されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の動圧流
体軸受ユニット1060では次のような問題がある。軸
1061は、支持部分1068とステップ部1069を
有しているが、このステップ部1069とハウジング1
064の内周面との間には比較的大きな隙間1070が
存在している。この種の動圧流体軸受ユニット1060
では、軸1061のステップ部1069の一方の面と軸
受け1062のヘリングボーン1062bとの間と、ス
ラスト受け1063のヘリングボーン1063aとステ
ップ部1069の他方の面との間では、軸方向の空隙量
をそれぞれ例えば数μmの精度で保持する必要がある。
この空隙量が大き過ぎると、軸1061が回転した時に
ヘリングボーン1062b、1063aで発生する潤滑
油による動圧効果を十分に得ることができないし、空隙
量が不均一であれば軸1061の振れが著しく変化して
しまう。このように大きな隙間1070が存在している
ことから、上述したような十分な動圧効果を得ることが
できず、軸の振れが著しく悪化してしまう。
【0005】動圧流体軸受ユニット1060は、潤滑油
を漏洩なく保持するためのハウジング1064が、複数
の部品である蓋1065とシール部材1066を締結部
A,Bで締結して構成されているから、潤滑油の漏洩を
防ぐために、各部材を組合せる際に接着剤などによる封
止や、界面活性剤によるオイル移動防止を施す必要があ
り、組立工程が複雑で、高価であるという欠点がある。
また、接着剤などによる完全な締結による封止は管理が
困難であり、信頼性に欠けるという欠点もあった。そこ
で本発明は上記課題を解消し、十分な動圧効果を得るこ
とができ軸の振れを防ぎ内部の潤滑油の漏洩や飛散のな
い信頼性に優れた軸受けユニットおよび軸受けユニット
を有するモータを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、断面
円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に形成され
ており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸法よりも
大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸方向に断
面でみてT字型を有する軸と、前記軸の外周面を回転可
能に支持する軸受けと、前記軸の前記ステップ部をスラ
スト方向に関して回転可能に支持するスラスト受けと、
前記軸の一部を外部に出すための空隙を有しており、前
記軸と前記軸受けとスラスト受けを収容して保持する樹
脂製のハウジングと、前記ハウジングの内部に配置され
て前記軸受けの端面と前記ステップ部の一方の面との空
隙量と、前記スラスト受けの面と前記軸の前記ステップ
部の他方の面との空隙量を保持するためのスペーサ部材
と、を備え、前記軸と前記軸受けと前記スラスト受けの
間には潤滑油が充填されており、前記ステップ部の一方
の面と対面する前記軸受けの端面には、前記潤滑油の動
圧を発生する第1の動圧発生部が形成され、前記ステッ
プ部の他方の面と対面する前記スラスト受けの面には、
前記潤滑油の動圧を発生する第2の動圧発生部が形成さ
れていることを特徴とする軸受けユニットである。
【0007】請求項1では、軸方向に断面でみてT字型
を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。支
持部分は断面円形状であり、ステップ部は支持部分に一
体的に形成されていて断面円形状を有している。ステッ
プ部は支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有し
ている。軸受けは軸の外周面を回転可能に支持してい
る。スラスト受けは軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。樹脂製のハウジングは、軸の
一部を外部に出すための空隙を有しており、樹脂製のハ
ウジングは軸と軸受けとスラスト受けを収容して保持す
る。スペーサ部材は、ハウジングの内部に配置されてお
り、軸受けの端面とステップ部の一方の面との空隙量
と、スラスト受けの面と軸のステップ部の他方の面との
空隙量を保持するためのものである。軸と軸受けとスラ
スト受けの間には潤滑油が充填されている。
【0008】ステップ部の一方の面と対面する軸受けの
端面には第1の動圧発生部が形成されており、ステップ
部の他方の面と対面するスラスト受けの面には第2の動
圧発生部が形成されている。これにより、樹脂製のハウ
ジングは、軸の一部を外部に出すための空隙さえ備えて
おれば、例えばアウトサート成形により軸と軸受けとス
ラスト受けを収容して保持することができるので、組立
工程を少なくでき、しかも安価で従来のような締結部分
が不要でありシームレスにすることができる。このため
にオイルの漏洩や飛散のない信頼性の優れた軸受けユニ
ットが得られる。またスペーサ部材がハウジングの内部
に配置されて余分な空隙部分を減らすことにより、軸受
けの端面とステップ部の一方の面との空隙量と、スラス
ト受けの面とステップ部の他方の面との間の空隙量を数
μmの精度で保持することができるので、第1の動圧発
生部と第2の動圧発生部は、軸の回転の時に十分な潤滑
油の動圧を発生することができる。従って、良好な潤滑
油の潤滑状態を得て軸をスムーズに回転することがで
き、長寿命化等の信頼性の向上が図れる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の軸受
けユニットにおいて、前記軸の前記支持部分と対面する
前記軸受けの内周面には、第3の動圧発生部が形成され
ている。請求項2では、軸の支持部分と対面する軸受け
の内周面には、第3の動圧発生部が形成されている。こ
れにより軸の支持部分と軸受けの内周面との間にも動圧
を発生させることができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の軸受
けユニットにおいて、前記スペーサ部材は、前記ハウジ
ングの内周面に固定される円筒部と、前記円筒部と一体
に形成されて前記円筒部の半径方向内側に突出している
環状スリーブと、を有している。請求項3では、スペー
サ部材の円筒部はハウジングの内周面に固定される。ス
ペーサ部材の環状スリーブが円筒部と一体に形成されて
おり、円筒部の半径方向内側に突出している。
【0011】請求項4の発明は、請求項3に記載の軸受
けユニットにおいて、前記スペーサ部材の前記円筒部の
一部が、前記ハウジングの孔を通じて外部に露出してい
る。請求項4では、スペーサ部材の円筒部の一部がハウ
ジングの孔を通じて外部に露出している。請求項4の発
明では、金属製のスペーサ部材の一部が樹脂製のハウジ
ングの外部に露出していることにより、この樹脂製のハ
ウジングを取り付け用とする外部の金属製の部分等を金
属製のスペーサ部材の一部分と外部のたとえばモータの
ステータの金属製のハウジングとの接着剤による締結を
確実に行うことができる。つまり樹脂製のハウジングと
外部の金属製のモータのステータのハウジングとの接着
のしにくさを改善することができる。
【0012】請求項5の発明は、請求項1に記載の軸受
けユニットにおいて、前記軸受けと前記スペーサ部材が
一体成形されている。請求項5では、軸受けとスペーサ
部材が一体成形されていることにより、部品点数を少な
くすることができる。
【0013】請求項6の発明は、請求項1に記載の軸受
けユニットにおいて、前記ハウジングと前記スペーサ部
材が一体成形されている。請求項6では、ハウジングと
スペーサ部材が一体成形されていることにより、部品点
数を減らすことができる。
【0014】請求項7の発明は、ステータに対してロー
タを回転可能に支持する軸受けユニットを有するモータ
であり、前記軸受けユニットは、断面円形状の支持部分
と、前記支持部分に一体的に形成されており断面円形状
を有し前記支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を
有するステップ部を有し、軸方向に断面でみてT字型を
有する軸と、前記軸の外周面を回転可能に支持する軸受
けと、前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して
回転可能に支持するスラスト受けと、前記軸の一部を外
部に出すための空隙を有しており、前記軸と前記軸受け
とスラスト受けを収容して保持する樹脂製のハウジング
と、前記ハウジングの内部に配置されて前記軸受けの端
面と前記ステップ部の一方の面との空隙量と、前記スラ
スト受けの面と前記軸の前記ステップ部の他方の面との
空隙量を保持するためのスペーサ部材と、を備え、前記
軸と前記軸受けと前記スラスト受けの間には潤滑油が充
填されており、前記ステップ部の一方の面と対面する前
記軸受けの端面には、前記潤滑油の動圧を発生する第1
の動圧発生部が形成され、前記ステップ部の他方の面と
対面する前記スラスト受けの面には、前記潤滑油の動圧
を発生する第2の動圧発生部が形成されていることを特
徴とする軸受けユニットを有するモータである。
【0015】請求項7では、軸方向に断面でみてT字型
を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。支
持部分は断面円形状であり、ステップ部は支持部分に一
体的に形成されていて断面円形状を有している。ステッ
プ部は支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有し
ている。軸受けは軸の外周面を回転可能に支持してい
る。スラスト受けは軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。樹脂製のハウジングは、軸の
一部を外部に出すための空隙を有しており、樹脂製のハ
ウジングは軸と軸受けとスラスト受けを収容して保持す
る。スペーサ部材は、ハウジングの内部に配置されてお
り、軸受けの端面とステップ部の一方の面との空隙量
と、スラスト受けの面と軸のステップ部の他方の面との
空隙量を保持するためのものである。軸と軸受けとスラ
スト受けの間には潤滑油が充填されている。
【0016】ステップ部の一方の面と対面する軸受けの
端面には第1の動圧発生部が形成されており、ステップ
部の他方の面と対面するスラスト受けの面には第2の動
圧発生部が形成されている。これにより、樹脂製のハウ
ジングは、軸の一部を外部に出すための空隙さえ備えて
おれば、例えばアウトサート成形により軸と軸受けとス
ラスト受けを収容して保持することができるので、組立
工程を少なくでき、しかも安価で従来のような締結部分
が不要でありシームレスにすることができる。このため
にオイルの漏洩や飛散のない信頼性の優れた軸受けユニ
ットが得られる。またスペーサ部材がハウジングの内部
に配置されて余分な空隙部分を減らすことにより、軸受
けの端面とステップ部の一方の面との空隙量と、スラス
ト受けの面とステップ部の他方の面との間の空隙量を保
持することができるので、第1の動圧発生部と第2の動
圧発生部は、軸の回転の時に十分な潤滑油の動圧を発生
することができる。従って、良好な潤滑油の潤滑状態を
得て軸をスムーズに回転することができ、長寿命化等の
信頼性の向上が図れる。
【0017】請求項8の発明は、請求項7に記載の軸受
けユニットを有するモータにおいて、前記軸の前記支持
部分と対面する前記軸受けの内周面には、第3の動圧発
生部が形成されている。請求項8では、軸の支持部分と
対面する軸受けの内周面には、第3の動圧発生部が形成
されている。これにより軸の支持部分と軸受けの内周面
との間にも動圧を発生させることができる。
【0018】請求項9の発明は、請求項7に記載の軸受
けユニットを有するモータにおいて、前記スペーサ部材
は、前記ハウジングの内周面に固定される円筒部と、前
記円筒部と一体に形成されて前記円筒部の半径方向内側
に突出している環状スリーブと、を有している。請求項
9では、スペーサ部材の円筒部はハウジングの内周面に
固定される。スペーサ部材の環状スリーブが円筒部と一
体に形成されており、円筒部の半径方向内側に突出して
いる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0020】図1は、本発明の軸受けユニットを有する
モータを備えた情報記録再生装置を示す平面図である。
図2と図3は図1の情報記録再生装置の分解斜視図であ
る。図4は、図1のスピンドルモータの断面構造例であ
る。図1〜図4に示す情報記録再生装置は、一例として
ハードディスクドライブ装置である。このハードディス
クドライブ装置1は、ディスク状記録媒体Dに対して磁
気的に情報を記録したり、あるいはすでにディスク状記
録媒体Dに記録されている情報を磁気的に再生する機能
を有している。このハードディスクドライブ装置1は、
たとえば電子機器の一例であるいわゆるノート型パーソ
ナルコンピュータのPCカードスロットに装着して使用
するものであり、非常に小型でかつ薄型化の装置であ
る。
【0021】ハードディスクドライブ装置1は、図2と
図3に示すように概略的には筐体(外筐ともいう)2、
ディスク状記録媒体D、スピンドルモータ3、回動型ア
クチュエータ4等を有している。筐体2は、第1部材
(上筐体ともいう)10と、第2部材(下筐体ともい
う)12を有している。第1部材10と第2部材12の
空間11の中には、スピンドルモータ3やディスク状記
録媒体D、回動型アクチュエータ4等が収容されてい
る。ディスク状記録媒体Dは、図4に示すようにスピン
ドルモータ3のロータR側に固定されており、ロータR
はディスク状記録媒体Dを連続回転させる。
【0022】図3に示すように、2つの回動型アクチュ
エータ4は、サスペンション20、ボイスコイル22、
2つの磁気ヘッド24等を有している。図3に示すボイ
スコイル22と図3に示すマグネット29,30との間
に生じる電磁力により、回動型アクチュエータ4の磁気
ヘッド24は図1と図2のF方向に揺動可能であり、磁
気ヘッド24,24が回転するディスク状記録媒体Dの
任意のトラックに対して位置決めすることで情報信号の
記録を行ったりあるいはすでに記録された情報を再生す
ることができる。磁気ヘッド24は、たとえばGMR
(ジャイアント磁気抵抗効果素子)等を採用することが
できる。
【0023】図1に示すハードディスク装置1では、図
4に示す筐体2の第1部材10が第2部材12から取り
除かれた状態を示しており、内部のディスク状記録媒体
Dや回動型アクチュエータ4等が露出している。第2部
材12の端部には、コンピュータ等に対して電気的に接
続するための接続端子35が設けられている。回路基板
37には、システムLSI(大規模集積回路)39やI
C(集積回路)等の一般の電子部品等が配置されてい
る。
【0024】次に、図4に示すモータ3の構造について
説明する。このモータ3はスピンドルモータであり、ロ
ータRとステータSを有している。まずモータ3のロー
タRの構造について説明する。ロータRは、概略的には
ターンテーブル50、チャック52、駆動用のマグネッ
ト58および軸(ロータシャフトとも呼んでいる)60
を有している。この軸60は軸方向に関して断面T字型
を有している。ターンテーブル50はロータハウジング
とも呼んでおり、たとえば鉄により作られている。この
ロータハウジングの中心部には孔51が形成されてお
り、この孔51には軸60の支持部分61の端部が圧入
により固定されている。軸60はたとえばステンレス鋼
により作られている。
【0025】ターンテーブル50は、上述したように軸
60と一体に取り付けられており、回転対象物であるデ
ィスク状記録媒体D(ハードディスクとも呼んでいる)
をチャック52を用いて保持している。すなわちディス
ク状記録媒体Dの内周部分63が、ターンテーブル50
のフランジ部分53の上に載せてあり、チャック52は
この内周部分63をフランジ部分53側に固定してい
る。チャック52は、たとえばステンレス鋼により作ら
れているリング状の部材である。
【0026】図4に示すマグネット58は、S極とN極
が交互に着磁されたリング状のマグネットである。この
マグネット58はたとえばネオジ焼結体を用いることが
できる。このマグネット58はターンテーブル50の内
周面に対して固定されている。
【0027】図4のディスク状記録媒体DがロータRに
装着された状態で、図1の回動型アクチュエータ4が揺
動することにより、サスペンション20,20の磁気ヘ
ッド24,24がディスク状記録媒体Dの一方の面と他
方の面に対して接触しない状態で情報の記録やあるいは
情報の再生を行うことができる。しかしこれに限らず、
磁気ヘッド24が、ディスク状記録媒体Dの一方の面と
他方の面にそれぞれ接触しながら情報を記録したりある
いは情報の再生を行うような形式のものを採用してもよ
い。
【0028】次に、図4のステータSの構造について説
明する。ステータSは、概略的にはハウジング80、軸
受けユニット110、駆動用のコイル88、鉄心90、
図示しないフレキシブルプリント基板を有している。ハ
ウジング(ステータハウジングとも呼んでいる)80
は、たとえばステンレス鋼により作られており、フレキ
シブルプリント基板はハウジング80に対して接着によ
り固定されている。フレキシブルプリント基板はコイル
88に電気的に接続されている。このコイル88のU相
端子、V相端子およびW相端子と、コモン端子は、フレ
キシブルプリント基板を介してハウジング80から外部
に引き出されており、このフレキシブルプリント基板は
コネクタを介して通電制御部100に電気的に接続され
ている。
【0029】コイル88は鉄心89にそれぞれ巻かれて
いる。このコイル88と鉄心89の組はたとえば9極設
けられている。これに対してマグネット58はS極とN
極がたとえば12極円周方向に沿って交互に形成されて
いる。通電制御部100によりコイル88に所定の通電
パターンで通電されると、コイル88が発生する磁界と
マグネット58が発生する磁界との相互作用により、ロ
ータRは軸60を中心としてステータSに対して連続回
転可能になっている。ハウジング80は円筒部90を有
している。この円筒部90の内周面には、軸受けユニッ
ト110のハウジング120の外周面がたとえば圧入に
より固定されている。図5はこの軸受けユニット110
のみを示す断面図である。
【0030】図4と図5に示すように、軸受けユニット
110は、軸60、軸受け114、樹脂製のハウジング
116、スペーサ部材120およびスラスト受け124
を有している。まず軸60の形状について説明すると、
軸60は取付部61、支持部分130、ステップ部13
4を有している。この軸60は、軸方向に断面でみても
しくは外観でみてT字型を有している。取付部61と支
持部分130は、断面円形状でありたとえばほぼ同じ外
形寸法を有している。取付部61と支持部分130の間
には、テーパー部63が形成されている。このテーパー
部63は、支持部分130から取付部61側、すなわち
外側に向けて径が小さくなっていくテーパー部分であ
る。支持部分130の端部にはステップ部134が一体
的に形成されている。このステップ部134は断面円形
状を有している円板状の部分であり、ステップ部134
の外径寸法は支持部分130の外径寸法よりも大きく設
定されている。ステップ部134は軸60がG方向に抜
けないようにするための抜け防止部の役割を果たす。
【0031】軸受け114は、円筒状の軸受けである。
軸受け114の端面119には、第1の動圧発生部12
1が形成されている。第1の動圧発生部121と端面1
19は、ステップ部134の一方の面123に対面して
いる。ハウジング116の内底面にはスラスト受け12
4が収容して固定されている。スラスト受け124の面
125には、第2の動圧発生部127が形成されてい
る。この第2の動圧発生部127と面125は、ステッ
プ部134の他方の面131と対面している。第1の動
圧発生部121と第2の動圧発生部127は、たとえば
ヘリングボーン溝を採用することができる。第1の動圧
発生部121は、軸60が回転すると、端面119とス
テップ部134の一方の面123の間で潤滑油による動
圧を発生する。第2の動圧発生部127は、軸60を回
転することによりスラスト受け124の面125とステ
ップ部134の他方の面131の間で潤滑油による動圧
を発生する。軸受け114の内周面115には、一対の
第3の動圧発生部117が形成されている。第3の動圧
発生部117としては、ヘリングボーン溝を採用するこ
とができる。第3の動圧発生部117と内周面115
は、支持部分130の外周面と対面しており、わずかな
隙間が形成されている。第3の動圧発生部117は、軸
60が回転することにより、支持部分130の外周面と
軸受け114の内周面115の間で潤滑油による動圧を
発生することができる。
【0032】軸受け114の端面119とスラスト受け
124の面125の間には、リング状のスペーサ部材1
20が固定されている。スペーサ部材120の内径は、
ステップ部134の外径よりもやや大きく設定されてい
る。スペーサ部材120の外周面はハウジング116の
外周面側に固定されている。このスペーサ部材120は
次のような機能を有している。
【0033】図5に示すような動圧流体軸受ユニット1
10では、軸60のステップ部134の一方の面123
と軸受け114の端面119の間の空隙量と、ステップ
部134の他方の面131とスラスト受け124の面1
25の間の空隙量を数μmの精度で保持する必要があ
る。この空隙量が大き過ぎると、十分に動圧発生部によ
る動圧効果を得ることができないし、これらの空隙量が
不均一になれば軸60の回転時の振れが著しく大きくな
ってしまう。
【0034】そこで、本発明の図4と図5に示す実施の
形態では、スペーサ部材120をステップ部134の周
りに配置することにより、ステップ部134の外周面の
付近の従来生じていた無用な空隙をなくし、これにより
軸60が回転する際の潤滑油の移動による乱れを小さく
して、端面119と一方の面123の間の空隙量と、他
方の面131と面125の間の空隙量をそれぞれ数μm
の精度で保持することができる。このようにすること
で、第1の動圧発生部121と第2の動圧発生部127
における潤滑油の動圧発生効果を十分に得ることがで
き、両方の空隙量が均一であるので軸60の回転時の振
れを小さくすることができる。このことから、軸60の
軸方向に関する空隙量の精度は各段に得やすくなり、軸
受けユニット110および軸受けユニット110を有す
るモータ3の寿命を伸ばして信頼性を向上することがで
きる。
【0035】図4と図5に示すハウジング116は、樹
脂により作られている。ハウジングの材質としては、た
とえばポリイミド、ポリアミド、ポリアセタール等のフ
ッ素系樹脂を用いることができる。このようにハウジン
グ116のすべてを樹脂により作っており、このハウジ
ング116には、唯一孔139が設けられている。この
孔139は、軸60の支持部分130とテーパー部63
との間で隙間Cを形成している。潤滑油は、軸受け11
4と軸60の支持部分130とステップ部134とスペ
ーサ部材120およびスラスト受け124の間の隙間に
充填されている。
【0036】ハウジング116がすべて樹脂により作ら
れているので、内部に充填されている潤滑油に対して接
触角を大きくすることができ、従来のようにシール部材
に界面活性剤を塗布しなくても、潤滑油が隙間Cから外
部に漏れたり飛散するのを防ぐことができ、従来と異な
りシール部材を別途設ける必要がないので締結部をなく
して部品点数を減らし安価にすることができる。このよ
うなハウジング116は、軸受け114、スペーサ部材
120、軸60、スラスト受け124を収容した状態で
たとえばアウトサート成形により覆うようにして成形す
ることができる。このハウジング116はたとえば籠形
状になっており、ハウジング116をこのようにアウト
サート成形することにより組立工程が不要で安価であ
り、従来のように部品の締結部がなくシームレス構造で
あるので、ハウジングから潤滑油が外部に漏洩したり飛
散することがない信頼性に優れたものになる。
【0037】次に、図6と図7を参照して、軸受けユニ
ット110の別の実施の形態について説明する。図6は
別の実施の形態の軸受けユニット110の完成状態を示
しており、図7はハウジング216がアウトサート成形
される前のサブアセンブリ状態を示している。以下に説
明する本発明の別の実施の形態において、図5と同じ箇
所には同じ符号を記してその説明を用いることにする。
図6と図7の実施の形態においては、ハウジング216
がさらに容易にアウトサート成形により形成できるよう
に工夫している。
【0038】図7に示すように、あらかじめサブアセン
ブリ290を用意する。このサブアセンブリ290は、
軸60、軸受け114、スラスト受け124およびスペ
ーサ部材220を有している。スペーサ部材220は、
図5の実施の形態とは異なりスペーサ部材220は円筒
部222と環状スリーブ223を一体に構成したもので
ある。環状スリーブ223は円筒部222の内周面にお
いて、軸60のステップ部134の外周面に向かうよう
にして突出して全周に亘って形成されている。
【0039】図7に示すように軸60、軸受け114、
スペーサ部材220およびスラスト受け124をあらか
じめサブアセンブリ290として仮保持して組み立てた
ものを用意する。そして図6に示すようにサブアセンブ
リ290に対してハウジング216を樹脂によりアウト
サート成形する。このようにあらかじめサブアセンブリ
290を用意しておくことにより、図5の実施の形態に
比べて、ハウジング216のアウトサート成形がさらに
容易にできる。
【0040】図8は、本発明の軸受けユニットのさらに
別の実施の形態を示している。この軸受けユニット11
0が図5の軸受けユニット110と異なるのは次の点で
ある。すなわち軸受け114とスペーサ部材120が一
体的に形成されている。このように軸受け114とスペ
ーサ部材120を一体的に構成することにより、部品点
数を減らすことができコストダウンが図れる。
【0041】図9は、本発明のさらに別の軸受けユニッ
トを示している。この軸受けユニット110は図6の軸
受けユニットと似ているが、スペーサ部材220の一部
分227が、ハウジング116の孔233を通じて外部
に露出していることである。このように一部分227が
孔233を通してハウジング116に固定されているこ
れにより、スペーサ部材220はハウジング116の内
側において、ハウジング116に対して機械的に確実に
固定することができる。
【0042】また、通常ポリイミド、ポリアミド、ナイ
ロン等の樹脂は、金属物に対して接着による締結が十分
でないことがある。動圧流体軸受ユニットの外周面が樹
脂製のハウジング116で覆われており、樹脂製のハウ
ジング116と図4に示すステータSの金属製のハウジ
ング80の円筒部90の内周面を固定しなければならな
い。スペーサ部材220はたとえば鉄、真鍮、アルミニ
ウム等の金属で形成されているので、このように一部分
227を樹脂製のハウジング116の孔233を通じて
外部に露出すれば、一部分227の外周面と円筒部90
の内周面との接着による金属同志の固定が可能となり、
図4における軸受けユニット110がハウジング80に
対して固定する作業が容易になる。つまり樹脂製のハウ
ジング116の外周面と金属製の円筒部90の内周面と
の接着による締結は、金属製の一部分227の外周面を
利用して接着剤を用いて確実に行える。
【0043】図10は、図9の軸受けユニット110の
さらに別の実施の形態である。図10の軸受けユニット
110では、スペーサ部材220の一部分227が複数
設けられており、これらの一部分227はハウジング1
16の孔233を通じて外部に露出している。このよう
にしても、図9の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0044】次に、図11と図12を参照してさらに本
発明の別の実施の形態について説明する。図11の軸受
けユニット110では、ハウジング116の内周面には
一体的にスペーサ部材120が形成されている。このよ
うな軸受けユニット110を作る場合には、図12
(A)に示すように、樹脂成形工程1において軸受け1
14に対してアウトサート成形によりハウジング116
を形成する。この時にはハウジング116の内側にはス
ペーサ部材120が形成されている。
【0045】次に、図12(B)に示すように樹脂成形
工程2に移り、スラスト受け124を含むようにして破
線で示すよりも下の部分であるハウジング116の追加
成形部分116Aを成形する。このようにすることで、
図11に示すような軸受けユニット110を得ることが
できる。これによって部品点数の少ない安価な動圧流体
軸受ユニットを得ることができる。
【0046】本発明の実施の形態の軸受けユニットおよ
び軸受けユニットを有するモータでは、軸受け、スラス
ト受けおよび軸、そしてスペーサ部材を、樹脂製のハウ
ジングにより覆うように成形しているので、図5に示す
ようにハウジング116は軸60が通る孔139以外の
ところはシームレスであり、内部に充填されている潤滑
油がハウジングの外部に漏洩したり飛散することがなく
動作信頼性に優れるので、本発明の軸受けユニットおよ
び軸受けユニットを有するモータはハードディスクドラ
イブ装置のような情報記録再生装置に適している。
【0047】そして、図5に示すスペーサ部材120の
存在により図5に示すように軸60のステップ部134
の一方の面123と軸受け114の端面119の間の空
隙量と、ステップ部134の他方の面131とスラスト
受け124の面125の間の空隙量を精度よく保持でき
るので、軸受け114、軸60、スラスト受け124の
間ではスムーズな間において、良好な潤滑が得られ、軸
受けおよびモータの寿命や軸の回転精度等の信頼性が向
上する。
【0048】本発明の動圧流体軸受ユニットは、スペー
サ部材を設けたから、軸ステップ部と軸方向用動圧流体
軸受部との空隙精度を容易に向上することができ、良好
な潤滑状態を得ることができ、寿命など信頼性の向上が
できた。軸受けユニットの周囲を樹脂製のハウジングで
囲むように成形してあるので、外部への潤滑油の漏洩、
飛散のない信頼性に優れた動圧流体軸受ユニットとなっ
た。周囲を樹脂で覆いハウジングとしているので、アウ
トサート成形などが可能であり、組み立て工程が不要で
安価で、また従来技術のように部品の締結部がないので
(シームレスなので)、外部への潤滑油の漏洩、飛散の
ない信頼性に優れた動圧流体軸受ユニットとなった。
【0049】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、軸受けユ
ニットを有するモータは情報記録再生装置としてのハー
ドディスク装置に搭載されている。しかしこれに限らず
本発明の情報記録再生装置は、光ディスク記録再生装置
や光磁気ディスクの記録再生装置あるいは光ディスク再
生装置でもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
十分な動圧効果を得ることができ軸の振れを防ぎ内部の
潤滑油の漏洩や飛散がなく信頼性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸受けユニットを有するモータが適用
されている情報記録再生装置の一例であるハードディス
クドライブ装置を示す平面図。
【図2】図1のハードディスクドライブ装置の分解斜視
図。
【図3】図1のハードディスクドライブ装置をさらに分
解した斜視図。
【図4】ハードディスクドライブ装置のディスク状記録
媒体を回転するためのモータを示す断面図。
【図5】図4のモータに用いられている軸受けユニット
を示す断面図。
【図6】軸受けユニットの別の実施の形態を示す断面
図。
【図7】図6の軸受けユニットのサブアセンブリを示す
断面図。
【図8】本発明の軸受けユニットのさらに別の実施の形
態を示す断面図。
【図9】本発明の軸受けユニットのさらに別の実施の形
態を示す断面図。
【図10】本発明の別の軸受けユニットの実施の形態を
示す断面図。
【図11】本発明のさらに別の軸受けユニットの実施の
形態を示す断面図。
【図12】図11の軸受けユニットを樹脂成形する工程
を示す図。
【図13】従来の軸受けユニットを示す断面図。
【符号の説明】
3・・・モータ、60・・・軸、110・・・軸受けユ
ニット、114・・・軸受け、116・・・ハウジン
グ、117・・・第3の動圧発生部、119・・・軸受
けの端面、120・・・スペーサ部材、121・・・第
1の動圧発生部、123・・・ステップ部の一方の面、
124・・・スラスト受け、125・・・スラスト受け
の面、127・・・第2の動圧発生部、130・・・支
持部分、131・・・ステップ部の他方の面、134・
・・ステップ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形状の支持部分と、前記支持部分
    に一体的に形成されており断面円形状を有し前記支持部
    分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有するステップ部
    を有し、軸方向に断面でみてT字型を有する軸と、 前記軸の外周面を回転可能に支持する軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト受けと、 前記軸の一部を外部に出すための空隙を有しており、前
    記軸と前記軸受けとスラスト受けを収容して保持する樹
    脂製のハウジングと、 前記ハウジングの内部に配置されて前記軸受けの端面と
    前記ステップ部の一方の面との空隙量と、前記スラスト
    受けの面と前記軸の前記ステップ部の他方の面との空隙
    量を保持するためのスペーサ部材と、を備え、 前記軸と前記軸受けと前記スラスト受けの間には潤滑油
    が充填されており、 前記ステップ部の一方の面と対面する前記軸受けの端面
    には、前記潤滑油の動圧を発生する第1の動圧発生部が
    形成され、 前記ステップ部の他方の面と対面する前記スラスト受け
    の面には、前記潤滑油の動圧を発生する第2の動圧発生
    部が形成されていることを特徴とする軸受けユニット。
  2. 【請求項2】 前記軸の前記支持部分と対面する前記軸
    受けの内周面には、第3の動圧発生部が形成されている
    請求項1に記載の軸受けユニット。
  3. 【請求項3】 前記スペーサ部材は、前記ハウジングの
    内周面に固定される円筒部と、前記円筒部と一体に形成
    されて前記円筒部の半径方向内側に突出している環状ス
    リーブと、を有している請求項1に記載の軸受けユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記スペーサ部材の前記円筒部の一部
    が、前記ハウジングの孔を通じて外部に露出している請
    求項3に記載の軸受けユニット。
  5. 【請求項5】 前記軸受けと前記スペーサ部材が一体成
    形されている請求項1に記載の軸受けユニット。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングと前記スペーサ部材が一
    体成形されている請求項1に記載の軸受けユニット。
  7. 【請求項7】 ステータに対してロータを回転可能に支
    持する軸受けユニットを有するモータであり、 前記軸受けユニットは、 断面円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に形成
    されており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸法よ
    りも大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸方向
    に断面でみてT字型を有する軸と、 前記軸の外周面を回転可能に支持する軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト受けと、 前記軸の一部を外部に出すための空隙を有しており、前
    記軸と前記軸受けとスラスト受けを収容して保持する樹
    脂製のハウジングと、 前記ハウジングの内部に配置されて前記軸受けの端面と
    前記ステップ部の一方の面との空隙量と、前記スラスト
    受けの面と前記軸の前記ステップ部の他方の面との空隙
    量を保持するためのスペーサ部材と、を備え、 前記軸と前記軸受けと前記スラスト受けの間には潤滑油
    が充填されており、 前記ステップ部の一方の面と対面する前記軸受けの端面
    には、前記潤滑油の動圧を発生する第1の動圧発生部が
    形成され、 前記ステップ部の他方の面と対面する前記スラスト受け
    の面には、前記潤滑油の動圧を発生する第2の動圧発生
    部が形成されていることを特徴とする軸受けユニットを
    有するモータ。
  8. 【請求項8】 前記軸の前記支持部分と対面する前記軸
    受けの内周面には、第3の動圧発生部が形成されている
    請求項7に記載の軸受けユニットを有するモータ。
  9. 【請求項9】 前記スペーサ部材は、前記ハウジングの
    内周面に固定される円筒部と、前記円筒部と一体に形成
    されて前記円筒部の半径方向内側に突出している環状ス
    リーブと、を有している請求項7に記載の軸受けユニッ
    トを有するモータ。
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