JP2003128867A - プラスチック建材 - Google Patents
プラスチック建材Info
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Abstract
優れたプラスチック建材を提供する。 【解決手段】 単独重合体のガラス転移温度が−140
℃以上、0℃未満である少なくとも1種の(メタ)アク
リレートを主成分とするラジカル重合性モノマー100
重量部と、多官能性モノマー0.1〜10重量部とを含
むアクリル系共重合体であるエラストマー成分4〜30
重量%に、塩化ビニルを主成分とするビニルモノマー7
0〜96重量%をグラフト重合して得られる平均重合度
が600〜1500の塩化ビニル系樹脂100重量部に
対し、針状無機物または板状無機物が20〜60重量部
の割合で含有されている、プラスチック建材。
Description
用いられるプラスチック建材に関し、より詳細には、線
膨張率が低く、かつ耐衝撃性に優れたプラスチック建材
に関する。
樹脂成形品により構成されている。しかしながら、硬質
塩化ビニル樹脂からなる雨樋は、その線膨張率が8×1
0-5/℃程度と高く、継手などにより建物に固定された
場合、夏と冬、並びに昼夜の温度変化により大きく伸縮
する。そのため、硬質塩化ビニル樹脂からなる雨樋で
は、破損や変形が生じることがあった。
低めることが必要である。そこで、鋼板の表面が塩化ビ
ニル樹脂で被覆されている雨樋が提案され、実用化され
ている。また、実開昭59−196622号公報に記載
のように、合成樹脂に、ガラス繊維ネット、あるいは無
機繊維もしくは無機充填材を添加してなる雨樋も提案さ
れている。
ル樹脂で被覆されている雨樋では、切断により生じた端
面において鋼板部分が露出する。従って、端面に錆が生
じ易かった。また、鋼板を用いているため雨樋が重くな
りがちであり、かつリサイクルが困難であるという問題
があった。
材料からなる雨樋では、芯材の成形及び製品への成形と
いった複数の工程を必要とする。従って、製造コストが
高くなる。また、ガラス繊維ネットや無機繊維もしくは
無機充填材を添加した場合、耐衝撃性が著しく低下する
という問題もあった。
を解消し、線膨張率が低く、温度変化による破損や変形
が生じ難く、衝撃強度に優れ、さらに端面等における錆
が生じるおそれのないプラスチック建材を提供すること
にある。
ク建材は、エラストマー成分4〜30重量%に、塩化ビ
ニルを主成分とするビニルモノマー70〜96重量%を
グラフト重合して得られる、平均重合度が600〜15
00の塩化ビニル系樹脂100重量部と、針状無機物あ
るいは板状無機物20〜60重量部とを含む樹脂組成物
からなることを特徴とする。
しい第1のエラストマーは、単独重合体のガラス転移温
度が−140℃以上、0℃未満である少なくとも1種の
(メタ)アクリレートを主成分とするラジカル重合性モ
ノマー100重量部と、多官能性モノマー0.1〜10
重量部とを含むアクリル系共重合体である。
に好ましい第2のエラストマーは、単独重合体のガラス
転移温度が−140℃以上−60℃未満である(メタ)
アクリレート100重量部及び多官能性モノマー0.1
〜1重量部からなり、コア層を形成する共重合体40〜
90重量%に対し、シェル層を形成するために、単独重
合体のガラス転移温度が−60℃以上0℃未満である
(メタ)アクリレートを主成分とするラジカル重合性モ
ノマー100重量部及び多官能性モノマー1.5〜10
重量部の混合モノマー10〜60重量%をグラフト共重
合してなる、コア−シェル構造からなるエラストマーで
ある。
は、好ましくは、ウォラストナイトが用いられる。ま
た、本発明のさらに他の特定の局面では、上記樹脂組成
物と共押出され、該樹脂組成物からなる部分の少なくと
も一部を被覆する高耐候性樹脂層が表層としてさらに備
えられる。この高耐候性樹脂層を構成する樹脂として
は、アクリル系樹脂またはスチレン系共重合体樹脂など
が挙げられる。
おいて、上記エラストマー成分としては、塩化ビニルと
グラフト共重合可能であれば特に限定されないが、アク
リル系共重合体またはエチレン−酢酸ビニル系共重合な
どが好適に用いられる。
なわち単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上、
0℃未満である、少なくとも1種の(メタ)アクリレー
トを主成分とするラジカル重合性モノマー100重量部
と、多官能性モノマー0.1〜10重量部とからなるア
クリル系共重合体が好ましく用いられる。
(メタ)アクリレートを用いた場合には、最終的に得ら
れるプラスチック建材において十分な耐衝撃性を発現さ
せることができないことがある。ガラス転移温度が0℃
未満であれば、特に限定されないが、工業的に一般的に
用いられているポリマーのガラス転移温度を考慮する
と、単独重合体のガラス転移温度は−140℃以上が適
当である。
多官能性モノマーは、上記塩化ビニル系グラフト共重合
体樹脂の耐衝撃性を高め、さらにアクリル系共重合体を
製造する際及び製造後のアクリル系共重合体粒子の合着
を抑制するために配合されている。
ジ(メタ)アクリレートとしては、エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリ
レートなとが挙げられ、トリ(メタ)アクリレートとし
ては、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、ペンタエリストールトリ(メ
タ)アクリレートなとが挙げられる。また、その他の多
官能性モノマーとしては、ペンタエリストールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリストールヘキサ
(メタ)アクリレート、ジアリルフタレート、ジアリル
マレート、ジアリルフマレート、ジアリルサクシネー
ト、トリアリルイソシアヌレートなどのジもしくはトリ
アリル化合物、ジビニルベンゼン、ブタジエンなどのジ
ビニル化合物などが挙げられる。上記多官能性モノマー
は1種のみが用いれてもよく、2種以上併用されてもよ
い。
アクリル系共重合体における多官能性モノマーの配合割
合は、アクリル系共重合体を形成する、単独重合体のガ
ラス転移温度が−140℃以上0℃未満である(メタ)
アクリレートを主成分とするラジカル重合性モノマー1
00重量部に対し、0.1〜10重量部とされる。多官
能性モノマーの配合割合が0.1重量部未満では、アク
リル系共重合体が塩化ビニル系グラフト共重合体樹脂中
において独立した粒子形状を保てなくなるため、耐衝撃
性が低下することがある。逆に、10重量部を超える
と、アクリル系共重合体の架橋密度が高くなり、やはり
耐衝撃性が低下することがある。
を主成分とするラジカル重合性モノマーと上記多官能性
モノマーとを共重合させる方法としては、特に限定され
ないが、例えば、乳化重合法や懸濁重合法などが挙げら
れる。中でも、耐衝撃性を十分に高めることができ、ア
クリル系共重合体の粒子径の制御が容易であるため、乳
化重合法が望ましい。なお、上記共重合とは、ランダム
共重合、ブロック共重合、及びグラフト共重合などの全
ての形態の共重合を含むものとする。
行うことができ、例えば必要に応じて、乳化分散剤、重
合開始剤、Ph調整剤及び酸化防止剤などを添加して行
ってもよい。
の第2の好ましいエラストマー、すなわち単独共重合体
のガラス転移温度が−140℃以上、−60℃未満であ
る(メタ)アクリレートを主成分とするコア層を有し、
ガラス転移温度が−55℃以上、0℃未満である(メ
タ)アクリレートを主成分とするラジカル重合性モノマ
ーがシェル層を構成するコア−シェル構造を有するアク
リル系共重合体がより好ましい。
トの単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上、−
60℃未満の場合、より一層十分な耐衝撃性が発現され
る。−60℃以上の場合には、耐衝撃性が低下するおそ
れがある。なお、コア層を形成する(メタ)アクリレー
トの単独重合体のガラス転移温度の下限については、一
般的に使用されるポリマーのガラス転移温度が−140
℃以上であるため、−140℃以上が適当である。
以上、−60℃未満の(メタ)アクリレートとしては、
たとえば、n−ヘプチルアクリレート、n−オクチルア
クリレート、2−メチルヘプチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、n−ノニルアクリレート、
2−メチルオクチルアクリレート、2−エチルヘプチル
アクリレート、n−デシルアクリレート、2−メチルノ
ニルアクリレート、2−エチルオクチルアクリレートな
どが挙げられる。これらの(メタ)アクリレートは1種
のみが用いられてもよく、2種以上併用されてもよい。
−140℃以上、−60℃未満である(メタ)アクリレ
ートの単独重合体のガラス転移温度は、高分子学会編
「高分子データ・ハンドブック(基礎編)」(1986
年、培風館社)に記載されている。
℃以上、0℃未満である(メタ)アクリレートは、コア
ポリマーの存在下で重合され、シェル層の主成分を形成
し、塩化ビニル系樹脂組成物からなるプラスチック建材
の耐衝撃性を高めるとともに、コア層の低ガラス転移温
度ポリマーを被覆し、アクリル系共重合体粒子の粘着性
を低減させるために用いられている。
60℃以上であることが望ましく、ある程度の柔軟性を
維持する必要があるため、0℃未満であることが望まし
い。上記単独重合体のガラス転移温度が−60℃以上、
0℃未満である(メタ)アクリレートとしては、例え
ば、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、
イソプロピルアクリレート、n−ブチル(メタ)アクリ
レート、イソブチルアクリレート、sec−ブチルアク
リレート、n−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルア
クリレート、クミルアクリレート、n−ヘプチルメタク
リレート、n−オクチルメタクリレート、2−メチルヘ
プチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート、n−ノニルメタクリレート、2−メチルオクチル
メタクリレート、2−エチルヘプチルメタクリレート、
n−デシルメタクリレート、2−メチルノニルメタクリ
レート、2−エチルオクチルメタクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレートなとが挙げられる。
−60℃以上、0℃未満の(メタ)アクリレートが、1
種のみが用いられてもよく、2種以上併用されてもよ
い。なお、上記単独重合体のガラス転移温度について
は、高分子学会編「高分子データ・ハンドブック(基礎
編)」(1986年、培風館社)に記載されている。
は、単独重合体のガラス転移温度が−140℃以上、−
60℃未満である(メタ)アクリレート100重量部及
び多官能性モノマー0.1〜1重量部からなり、コア層
を形成する共重合体に対し、単独重合体のガラス転移温
度が−60℃以上、0℃未満である(メタ)アクリレー
トを主成分とするラジカル重合性モノマー100重量部
及び多官能性モノマー1.5〜10重量部からなる混合
モノマーがグラフト共重合されて、コア−シェル構造を
有するエラストマーが構成されている。ここで用いられ
る多官能性モノマーは、前述した第1の好ましいエラス
トマーにおいて用いられる多官能性モノマーと同様であ
る。
るコア層を構成する組成において、多官能モノマーの配
合割合が、0.1重量部未満では、エラストマーが塩化
ビニル系グラフト共重合体樹脂中において独立した粒子
形状を保てなくなり、耐衝撃性が低下するおそれがあ
る。逆に、1重量部を超えると、エラストマーの架橋密
度が高くなり、やはり耐衝撃性が低下することがある。
ー組成において、多官能モノマーの配合割合が1.5重
量部未満では、エラストマーが塩化ビニル系グラフト共
重合体樹脂中において独立した粒子形状を保てなくなる
おそれがあり、耐衝撃性が低下することがある。逆に、
10重量部を超えると、アクリル系共重合体の架橋密度
が高くなり、やはり耐衝撃性が低下することがある。
40:60〜90:10の範囲が好ましい。コア層が4
0重量%未満の場合には、十分な耐衝撃性が発現しない
ことがあり、コア層が90重量%を超えるとシェル層が
不均一となるおそれがあり、アクリル系共重合体粒子の
粘着性を十分に低減できなくなることがある。
は、上記エラストマー成分4〜30重量%に、上記塩化
ビニルを主成分とするビニルモノマー70〜96重量%
をグラフト重合して得られたものである。上記エラスト
マー成分の含有割合が4重量%より少ないと、所定量の
無機物を添加した際に、十分な耐衝撃性が発現しない。
エラストマー成分の含有割合が30重量%を超えると、
プラスチック建材の機械的強度が低くなる。また、プラ
スチック建材の成形性が悪くなる恐れがある。上記エラ
ストマー成分の含有量は6〜20重量%がより好まし
い。
均重合度は600〜1500の範囲である。平均重合度
は、JIS K6721に記載の方法で測定された値で
ある。
チック建材の機械的強度が低くなり、1500を超える
と、成形性が著しく低下する。塩化ビニル樹脂中のエラ
ストマー成分の平均粒子径は0.01〜1μmの範囲で
あることが好ましい。平均粒子径が0.01μmより小
さい場合には、微粒子を多数含むことになり、成形時に
金型に付着したり、得られたプラスチック建材の外観不
良が生じることがある。平均粒子径が1μmより大きい
場合には、耐衝撃性及び機械的強度が共に低下するおそ
れがあり好ましくない。
共重合させる方法については特に限定されず、例えば、
懸濁重合法、乳化重合法、溶液重合法、塊状重合法など
が用いられる。中でも、懸濁重合法が好適に用いられ
る。
う場合、分散剤や重合開始剤などを用いてもよい。上記
分散剤としては、特に限定されないが、エラストマー成
分の分散性安定性を高め、塩化ビニルのグラフト重合を
効率的に行い得るものが適宜用いられる。上記分散剤と
しては、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸塩、(メタ)
アクリル酸塩−アルキルアクリレート共重合体、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリ酢酸ビ
ニル及びその部分ケン化物、ゼラチン、ポリビニルピロ
リドン、デンプン、無水マレイン酸−スチレン共重合体
などが挙げられる。分散剤は1種のみが用いられてもよ
く、2種以上併用されてもよい。
ないが、グラフト共重合に有利であるためラジカル重合
開始剤が好適に用いられる。ラジカル重合開始剤として
は、例えば、ラウロイルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシピバレート、ジイソプロピルパーオキシジカー
ボネート、ジオクチルパーオキシジカーボネート、t−
ブチルパーオキシネオデカノエート、α−クミルパーオ
キシネオデカノエートなどの有機パーオキサイド類、
2,2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2−アゾビ
ス−2,4−ジメチルバレロニトリルなどのアゾ化合物
などが挙げられる。
重合容器内に付着するスケールを減少させるために、上
記エラストマー成分の分散溶液に凝集剤を添加してもよ
い。さらに必要に応じて、Ph調整剤、酸化防止剤など
を添加してもよい。
ル系グラフト共重合体は、エラストマー成分にポリ塩化
ビニルの一部が直接結合している構造を有する。従っ
て、耐衝撃性に優れ、かつ機械的強度においても優れて
いる。
状もしくは板状無機物を20〜60重量部を配合した組
成物を用いることにより、本発明に従って構成された、
耐衝撃性及び機械的強度に優れ、線膨張率が小さいプラ
スチック建材を得ることができる。
は、線膨張率を低めることができず、60重量部を超え
ると、耐衝撃性及び成形加工性が低下する。上記針状無
機物としては、例えば、ウォラストナイト(珪灰石)、
チタン酸カリウム、塩基性硫酸マグネシウム、セピオラ
イト、ゾノトライト、ホウ酸アルミニウムなどが挙げら
れ、板状無機物としては、例えば、タルク、マイカや合
成ハイドロサルタイトが挙げられる。中でも、ウォルス
トナイトが好適に用いられる。
長径が短径の3倍以上の形状を意味し、防錘状や円柱状
などの形状をも含むものとする。また、板状とは、鱗片
状や薄片状のものも含むとする。
ーザー式粒度分布計で測定された平均粒径が2〜50μ
m、アスペクト比(=長径/短径もしくは厚み)が5以
上のものが好ましい。
びコストを考慮すると、針状無機物としてはウォラスト
ナイトが特に好ましく、板状無機物としてはマイカが特
に好ましい。
親和性を高めるために、ウォラストナイトやマイカにシ
ランカップリング剤、有機チタネートまたは脂肪酸など
により表面処理を施してもよい。
無機物を混合する方法については、特に限定されず、ヘ
ンシェルミキサーなどを用いて予め塩化ビニル系グラフ
ト共重合体に無機物をブレンドする方法、押出機の途中
から無機物を別途添加する方法などが挙げられる。
を成形する場合、熱安定剤、安定化助剤、滑剤、加工助
剤、酸化防止剤、光安定剤、顔料、充填剤などを必要に
応じて添加してもよい。
例えば、ジメチル錫メルカプト、ジブチル錫メルカプ
ト、ジオクチル錫メルカプト、ジブチル錫マレート、ジ
ブチル錫マレートポリマー、ジオクチル錫マレート、ジ
オクチル錫マレートポリマー、ジブチル錫ラウレート、
ジブチル錫ラウレートポリマーなどの有機錫安定剤;ス
テアリン酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、三塩基性硫酸鉛な
どの鉛系安定剤;カルシウム−亜鉛系安定剤、バリウム
−亜鉛系安定剤、バリウム−カドミウム系安定剤などが
挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を
併用してもよい。
ず、例えば、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ豆油
エポキシ化テトラヒドロフタレート、エポキシ化ポリブ
タジエン、リン酸エステルなとが挙げられる。これらは
単独で用いられてもよく、2種以上を併用してもよい。
ば、重量平均分子量10万〜200万のアルキルアクリ
レート/アルキルメタクリレート共重合体であるアクリ
ル系加工助剤が挙げられ、具体例としては、n−ブチル
アクリレート/メチルメタクリレート共重合体、2−エ
チルヘキシルアクリレート/メチルメタクリレート/ブ
チルメタクリレート共重合体などが挙げられる。これら
は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ず、例えば、フェノール系抗酸化剤などが挙げられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。上記光安定剤としては、特に限定されず、例えば、
サリチル酸エステル系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリ
アゾール系、シアノアクリレート系などの紫外線吸収
剤、あるいはヒンダードアミン系の光安定剤なとが挙げ
られる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用
してもよい。
ば、アゾ系、フタロシアニン系、スレン系、染料レーキ
系などの有機顔料、酸化物系、クロム酸モリブデン系、
硫化物系・セレン化合物、フェロシアン化物系などの無
機顔料が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2
種以上を併用してもよい。
えば、炭酸カルシウムなどが挙げられる。これらは単独
で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、プ
ラスチック建材を得るために、成形時の加工性を高める
には、塩化ビニル系樹脂に可塑剤を添加してもよい。可
塑剤としては、特に限定されず、例えば、ジブチルフタ
レート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジ−2−
エチルヘキシルアジペートなどが挙げられる。1種の可
塑剤が用いられてもよく、2種以上の可塑剤が併用され
てもよい。
系樹脂に混合する方法については、特に限定されず、例
えば、ボットブレンドによる方法やコールドブレンドに
よる方法などが挙げられる。
耐候性を高めるために、高耐候性樹脂で表面を被覆する
ことが好ましい。このような高耐候性樹脂としては、本
発明においては、上記塩化ビニル系樹脂と無機物とを含
む樹脂組成物からなる部分に比べて耐候性に優れた樹
脂、例えば、アクリル系樹脂よりスチレン系共重合樹脂
などが用いられる。このような高耐候性樹脂層を表層と
して形成する方法については、特に限定されないが、例
えば、上記塩化ビニル系樹脂と無機物とからなる樹脂組
成物と、表層を構成するためのスチレン系共重合樹脂な
どの高耐候性樹脂を共押出することにより成形する方法
が好ましく用いられる。
部分的に形成されていてもよく、全外周面を被覆するよ
うに形成されていてもよい。本発明に係るプラスチック
建材は、雨樋に好適に用いられるが、雨樋以外の他の屋
外に配置される様々な建材にも適用することができる。
挙げることにより本発明をさらに詳しく説明するが、本
発明は以下の実施例に限定されるものではない。 [実施例1] (アクリル系共重合体の調整)2−エチルヘキシルアク
リレート50重量部と、トリメチロールプロパントリア
クリレート(TMPTA)0.1重量部と、ポリオキシ
エチレンノニルエーテルアンモニウムサルフェート0.
5重量部と、純水35重量部とを混合し、コア層形成用
乳化モノマーを調製した。また、n−ブチルアクリレー
ト30重量部と、TMPTA1.5重量部と、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテルアンモニウムサルフ
ェート0.3重量部と、純水25重量部と混合し、シェ
ル層形成用モノマー混合液を調製した。
容器に、2−エチルヘキシルアクリレート20重量部と
TMPTA0.04重量部と、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテルアンモニウムサルフェート0.2重
量部と、純水180重量部とを入れ、容器内の酸素を窒
素により置換した後、攪拌条件下で反応容器を70℃に
昇温した。昇温終了後、反応器に過硫酸アンモニウム
(重合開始剤)0.1重量部を加えて反応させ、次に上
記のようにして用意したコア層形成用乳化モノマーを滴
下し重合した。
た後、直ちにシェル層形成用モノマー溶液を滴下した。
全てのモノマーの滴下を3時間で終了し、しかる後、1
時間熟成し、重合を終了した。その結果、固形分濃度3
0重量%のアクリル系共重合体ラテックスが得られた。
攪拌機及びジャケットを備えた重合器に、純水170重
量部と、上記アクリル系共重合体ラテックス7重量部
と、部分けん化ポリビニルアルコール(クラレ社製、ク
ラレポバールL−8)の3重量%水溶液5重量部と、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学社製、品
番:メトローズ60SH50)の3重量%水溶液2.5
重量部と、t−ブチルパーオキシピバレート0.03重
量部と、硫酸アルミニウムをアクリル系共重合体固形分
7重量部に対しアルミニウムイオンが2500ppmと
なるように一括投入し、しかる後、真空ポンプで重合器
内の空気を排出し、さらに攪拌条件下で塩化ビニル10
0重量部を投入した。しかる後、ジャケット温度を制御
することにより、重合温度57.5℃でグラフト重合を
開始した。
で低下した段階で、塩化ビニルモノマーの重合率が80
%となるので反応終了を確認し、反応を停止させるため
に消泡剤(東レ社製、商品名:東レシリコンSH551
0)を加圧添加し、反応を停止した、しかる後、未反応
の塩化ビニルモノマーを除去し、脱水乾燥することによ
り、塩化ビニル系樹脂を得た。得られた塩化ビニル系樹
脂中のポリ塩化ビニルの重合度は約1000であった。
た塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、錫系安定剤
(三共有機社製、品番:ONZ−142F)2重量部
と、滑剤として、ポリエチレンワックス(三井石油化学
社製、品番:HIWAX220MP)を0.5重量部及
び堺化学社製、品番:SC100を0.5重量部と、加
工助剤(三菱レーヨン社製、品番:P501A)3.0
重量部と、ウォラストナイト(キンセイマティック社
製、品番:SH600)40重量部とを添加した後、ス
ーパーミキサー(カワタ社製、品番:100L)にて攪
拌混合し、塩化ビニル系樹脂組成物を得た。
て、上記塩化ビニル系樹脂組成物を用いて雨樋を成形し
た。図1において、1はフィーダー、2は押出機、3は
表層樹脂用フィーダー、4は表層押出機、5は金型、6
は冷却サイジングを示す。すなわち、図1の押出機2に
(φ50mm異方向二軸押出機、PLABOR社製)を
用い、上記塩化ビニル系樹脂組成物を195℃で溶融混
練し、金型5から押し出した後、冷却サイジング6にお
いて冷却及びサイジングを行い、雨樋としての横断面コ
の字状の成形体7を得た。図2(a)は、このようにし
て得られた成形体7の横断面を示す。なお、この横断面
形状において、成形体7の厚みは約1.5mmである。
上記のようにして得られた成形体7について、下記の要
領で評価した。結果を下記の表1に示す。
チックの線膨張試験方法(JIS K 7197)に準
じ、線膨張率を測定した。測定温度は0℃〜50℃であ
り、昇温速度5℃/分、単位は、10-5/℃である。
して、0℃でアイゾット衝撃強度を測定し、耐衝撃性を
評価した。単位は、KJ/m2である。
合を7重量部から10重量部に変更したことを除いて
は、実施例1と同様の方法で成形体を作製し、評価し
た。結果を下記の表1に示す。
マティック社製、品番:SH600)の含有量を30重
量部としたことを除いては、実施例2と同様にして成形
体を作製し、評価した。結果を下記の表1に示す。
マティック社製、品番:SH600)の含有量を40重
量部としたことを除いては、実施例2と同様にして成形
体を作製し、評価した。結果を下記の表1に示す。
イトに代えてマイカ(大塚化学社製、品番:A300)
を30重量部を用いたことを除いては、実施例2と同様
にして成形体を作製し、評価した。結果を下記の表1に
示す。
部としたことを除いては、実施例5と同様にして成形体
を作製し、評価した。結果を下記の表1に示す。
出機4(φ30mm:PLABOR社製)を用い、AE
S樹脂(日本A&L社製、品番:ユニブライトUB−4
00)を190℃で溶融混練し、金型5から塩化ビニル
系樹脂組成物と共押出したことを除いては、実施例2と
同様にして雨樋用の成形体を成形した。図2(b)に、
得られた成形体7Aの横断面を示す。表層の厚みは0.
2mmであり、塩化ビニル系樹脂組成物よりなる本体部
分の厚みは1.5mmである。得られた成形体の線膨張
率及びアイゾット衝撃値を実施例1と同様にして評価し
た。結果を下記の表1に示す。
イトに代えてマイカ(大塚化学社製、品番:A300)
を40重量部用いたことを除いては、実施例7と同様に
して雨樋を成形し、評価した。結果を下記の表1に示
す。
ル系共重合体の配合割合を7重量部から2重量部に変更
したこと除いては、実施例1と同様にして成形体を作製
し、評価した。結果を下記の表2に示す。
ル系共重合体の配合割合を7重量部から35重量部に変
更したことを除いては、実施例1と同様にして成形体を
作製し、評価した。結果を下記の表2に示す。
マティック社製、品番:SH600)の含有量を5重量
部としたことを除いては、実施例2と同様にして成形体
を作製し、評価した。結果を下記の表2に示す。
マティック社製、品番:SH600)の含有量を5重量
部としたことを除いては、実施例2と同様にして成形体
を作製し、評価した。結果を下記の表2に示す。
ストマー成分4〜30重量%に塩化ビニルを主成分とす
るビニルモノマー70〜96%がグラフト共重合されて
得られた塩化ビニル系樹脂100重量部に、針状もしく
は板状無機物が20〜60重量部の割合で含有されてい
る組成物からなるため、十分な耐衝撃性及び機械的強度
を有する。また、線膨張率が低いため、温度変化による
変形や破損も生じ難い。
た成形装置の概略構成図。
実施例7で得られた成形体としての雨樋の横断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 エラストマー成分4〜30重量%に、塩
化ビニルを主成分とするビニルモノマー70〜96重量
%をグラフト重合して得られる、平均重合度が600〜
1500の塩化ビニル系樹脂100重量部と、針状無機
物あるいは板状無機物20〜60重量部とを含む樹脂組
成物からなることを特徴とする、プラスチック建材。 - 【請求項2】 前記エラストマー成分が、単独重合体の
ガラス転移温度が−140℃以上、0℃未満である少な
くとも1種の(メタ)アクリレートを主成分とするラジ
カル重合性モノマー100重量部と、多官能性モノマー
0.1〜10重量部とを含むアクリル系共重合体である
ことを特徴とする、請求項1に記載のプラスチック建
材。 - 【請求項3】 前記エラストマー成分が、単独重合体の
ガラス転移温度が−140℃以上、−60℃未満である
(メタ)アクリレート100重量部及び多官能性モノマ
ー0.1〜1重量部からなり、コア層を形成する共重合
体40〜90重量%に対し、シェル層を形成するため
に、単独重合体のガラス転移温度が−60℃以上0℃未
満である(メタ)アクリレートを主成分とするラジカル
重合性モノマー100重量部及び多官能性モノマー1.
5〜10重量部からなる混合モノマー10〜60重量%
をグラフト共重合してなる、コア−シェル構造を有する
エラストマーである、請求項1に記載のプラスチック建
材。 - 【請求項4】 前記針状無機物が、ウォラストナイトで
ある、請求項1〜3のいずれかに記載のプラスチック建
材。 - 【請求項5】 前記組成物と共押出により形成されてお
り、前記樹脂組成物に比べて耐候性に優れた高耐候性樹
脂層を表層として備える、請求項1〜4のいずれかに記
載のプラスチック建材。
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---|---|---|---|
JP2001323668A JP3933436B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | プラスチック建材 |
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JP2001323668A Expired - Lifetime JP3933436B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | プラスチック建材 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003306589A (ja) * | 2002-04-12 | 2003-10-31 | Sekisui Chem Co Ltd | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
WO2003097742A1 (fr) * | 2002-05-16 | 2003-11-27 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Materiau de construction en resine synthetique, et procede d'elaboration |
JP2008150933A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-07-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 雨樋 |
JP2009097175A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 雨樋 |
-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001323668A patent/JP3933436B2/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2003097742A1 (fr) * | 2002-05-16 | 2003-11-27 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Materiau de construction en resine synthetique, et procede d'elaboration |
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