JP2003127672A - サッシュレス型車のシール構造 - Google Patents
サッシュレス型車のシール構造Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
ンターシールとの交差部に空隙部が形成される場合の見
栄えと遮音性を改善する。 【解決手段】 クウォータガラス5の前端縁にセンター
シール8を装着してこれにドアガラス3を圧接させる祭
に、インサイドシール16側にセンターシール8との干
渉回避のために一部切除によって昇降用空隙部25を形
成する。クウォータガラス5の全閉時に空隙部25を目
立たないようにするため、その空隙部25を閉塞しつつ
隠蔽するウエストカバー26をセンターシール8に一体
に形成する。インサイドシール16側のシールリップ2
1とウエストカバー26とを段状部27においてオーバ
ーラップさせて、両者の突き合わせ部の隙間G1も目立
たないようにする。
Description
コンバーチブル車に代表されるようにドアにサッシュの
ないサッシュレス型車のシール構造に関し、特にボディ
サイド部に配設された昇降式のクウォータガラスの前端
縁にセンターシールを装着し、ドアの閉止時にそのドア
に収容された昇降式のドアガラスの後端縁をセンターシ
ールに圧接させ、同時に車体ウエスト部の開口縁に装着
されたウエストシールを同じくクウォータガラスに圧接
させてシールするようにしたサッシュレス型車のシール
構造に関する。
イド部に配設された昇降式のクウォータガラスの前端縁
にセンターシールを装着して、ドアの閉止時にドアガラ
スの後端縁をセンターシールに圧接させるようにした自
動車では、そのセンターシールの構造として断面形状が
上下方向で連続的に変化したタイプのものが使用される
ことがある。
している図1のC−C線断面に対応する従来の構造を、
また図12は図11のF−F線に沿う断面をそれぞれ示
しており、同図に示すように、ボディサイド部に配設さ
れた昇降式のクウォータガラス5の前端縁にセンターシ
ール58を装着して、ドアの閉止時にそのドアに収容さ
れた昇降式のドアガラス3の後端縁をセンターシール5
8のシールリップ58aに圧接させるようにしている。
して図13に示すように断面形状が上下方向で連続的に
変化しており(いわゆる徐変状態)、多くの場合に同図
に示すように下部側の厚み寸法bよりも上部側の厚み寸
法aの方が大きくなるように設定されている(例えば、
実公昭50−21217号公報参照)。これは、昇降式
のドアガラス3における昇降軌跡の特殊性に基づくもの
で、ドアガラス3自体が所定の曲率を有しているのに加
えて、下降状態(全開状態)では車室内側に倒れ気味で
あったドアガラス3がウインドレギュレータの操作によ
る上昇動作に伴い徐々に起立気味となるためである。す
なわち、上記センターシール58の上下方向での断面形
状の変化により、クウォータガラス5全閉状態でのドア
ガラス3の上昇不良を未然に防止している。
スト部にウエストシールとして配設されたアウトサイド
シール15とインサイドシール16とによってもまたシ
ールされており、上記のようにセンターシール58の上
部側の厚み寸法aが下部側の厚み寸法bよりも大きい場
合には、クウォータガラス5を下降させた際に特にセン
ターシール58の上部側がインサイドシール16と干渉
してしまうことになる。
に示すように、インサイドシール16についてベース部
20を残してシールリップ21を局部的に切除すること
によりセンターシール58の昇降動作に必要な空隙部5
5を形成し、これをもって上記のようなセンターシール
58とインサイドシール16との干渉を回避するように
している。なお、上記空隙部55について車体前後方向
での寸法をセンターシール58の幅寸法に比べて十分に
大きく確保しているのは、図1のような車両側面視にお
いてクウォータガラス5が若干斜め方向に昇降動作する
ことに基づく。
ール16に空隙部55が形成されていると、必然的にそ
の空隙部55が車室内側に露出することになるため、単
に見栄えが悪くなるばかりでなく異物の侵入を招きやす
くなり、また遮音性の低下も余儀なくされることとなっ
て好ましくない。
たものであり、センターシールとウエストシール(イン
サイドシール)との干渉を効果的に回避するのと同時
に、とりわけ空隙部での見栄えの向上を図りながら遮音
性を改善したシール構造を提供するものである。
は、ボディサイド部に配設された昇降式のクウォータガ
ラスの前端縁に、上方に至るに従いその厚み寸法が大き
くなるように形成されたセンターシールを装着し、サッ
シュレスタイプのドアの閉止時にそのドアに収容された
昇降式のドアガラスの後端縁を上記センターシールに圧
接させるとともに、車体ウエスト部の開口縁に装着され
たウエストシールを同じくクウォータガラスに圧接させ
て車室内外をシールするようにしたサッシュレス型車の
シール構造であって、上記ウエストシールとして車室内
側に配設されるインサイドシールの前端部に、クウォー
タガラスとともに昇降するセンターシールを受容する昇
降用空隙部を形成する一方、上記センターシールには、
クウォータガラスの全閉状態において昇降用空隙部に入
り込んでその昇降用空隙部を閉塞するウエストカバーを
設けたことを特徴としている。
は、請求項2に記載のように、クウォータガラスの全閉
状態においてその外表面がインサイドシールのシールリ
ップと整合しつつ連続する形状となっているとともに、
ウエストカバーのうちインサイドシールの長手方向でそ
のインサイドシールと突き合わされる端面には、上部側
より下部側が凸形状となる段状部が形成されていること
が望ましい。
提として、請求項3に記載のように、インサイドシール
における昇降用空隙部は、ベース部と一体に形成された
シールリップを局部的に切除することにより形成されて
いる一方、ウエストカバーには、クウォータガラスの全
閉状態においてインサイドシール側のベース部に圧接す
る補助シールリップが形成されていることが望ましい。
ウエストシール(インサイドシール)にセンターシール
との干渉回避のための昇降用空隙部が存在していても、
クウォータガラスを最上昇位置まで上昇させて全閉状態
(締め切り状態)とした場合には、空隙部にウエストカ
バーが入り込むことでその空隙部が閉塞,隠蔽されるこ
とから、見栄えの上での違和感がなくなって遮音性とと
もに外観が良好なものとなる。
タガラスの全閉状態においてウエストカバーの外表面が
インサイドシールのシールリップと整合しつつ連続する
形状となっていると、インサイドシールとウエストカバ
ーとの連続一体感が得られ、見栄えが一段と良好なもの
となる。しかも、ウエストカバーのうちインサイドシー
ルの長手方向でそのインサイドシールと突き合わされる
端面に、上部側より下部側が凸形状となる段状部が形成
されていると、突き合わせ部で両者が互いにオーバーラ
ップするかたちとなってその突き合わせ部の隙間も目立
ちにくいものとなる。
イドシールのベース部を残してシールリップを局部的に
切除することにより昇降用空隙部が形成されていて、し
かもウエストカバーにはクウォータガラスの全閉状態に
おいてインサイドシール側のベース部に圧接する補助シ
ールリップが形成されていると、上記の遮音性効果が一
段と向上する。
ータガラスの全閉状態において、センターシールを受容
しているインサイドシール側の昇降用空隙部がそのセン
ターシールに付設されたウエストカバーによって閉塞,
隠蔽されるようにしたため、昇降用空隙部の存在によっ
て外観が損なわれることがなくなり、遮音性とともに車
室内側での見栄えが向上する。
カバーの外表面がインサイドシールのシールリップと整
合しつつ連続し、しかもウエストカバーとインサイドシ
ールとの突き合わせ部で両者が段状部をもって互いにオ
ーバーラップすることから、その突き合わせ部での隙間
も目立ちにくくなるとともに両者の連続一体感が得られ
て、見栄えが一段と良好なものとなる。
カバーにはクウォータガラスの全閉状態においてインサ
イドシール側のベース部に圧接する補助シールリップが
形成されているため、特に上記の遮音性効果が一段と向
上する利点がある。
の形態を示す図であり、特に図1はサッシュレスドア型
車の概略側面図を、図2は図1のC−C線断面に相当す
る拡大断面図を、図3,4は図2のD−D線およびE−
E線に沿う断面図をそれぞれ示し、さらに図5は図2に
示す部位を車室内側斜め前方から見た斜視図を示してい
る。
且つサッシュレスタイプのドア1のドア本体2には昇降
式のドアガラス3が収容されているとともに、車体にお
けるボディサイド部のクウォータパネル(リアフェンダ
ーパネル)4の上方には同じく昇降式のクウォータガラ
ス5が配設されていて、クウォータガラス5はその下降
操作時には図3に示すようにクウォータパネル4とイン
サイドパネル6とで形成された格納空間7に格納される
ようになっている。
に沿って断面略鉤形状をなすセンターシール8が装着さ
れている。このセンターシール8は、図2に示すように
所定のゴムあるいは樹脂材料をもって取付基部9にシー
ルリップ10を一体成形したものであり、ドア1の閉止
状態で且つクウォータガラス5およびドアガラス3が共
に全閉状態(締め切り状態もしくは最上昇位置)にある
時には、ドアガラス3の後端縁が上記センターシール8
のシールリップ10に圧接することでシールされる。な
お、センターシール8としては従来のもの(図13に例
示したもの)と同様に上方に至るにしたがってその断面
形状が漸次大きくなるタイプのものが使用される。
ウエスト部よりも上方にボディサイドウエザーストリッ
プ11が装着されており、ドア閉止状態で且つドアガラ
ス3およびクウォータガラス5が共に全閉状態すなわち
最上昇位置にある状態では、これらドアガラス3および
クウォータガラス5がセンターシール8の上端部ととも
にボディサイドウエザーストリップ11に圧接すること
でシールされる。同時に、車体側ドア開口部のうちドア
ウエスト部よりも下側には別のボディサイドウエザース
トリップ12が装着されていて、ドア1の閉止時にはそ
のドア本体2の周縁部がボディサイドウエザーストリッ
プ12に圧接することでシールされる。
ディサイドウエザーストリップ12の端末部13ではそ
の薄肉状のシールリップ14にセンターシール8側のシ
ールリップ10が重なり合うようにして互いに密着する
ようになっており、これによりボディサイドウエザース
トリップ12側とセンターシール8側のシール線が互い
に連続するようになっている。
空間7の開口縁部すなわちクウォータパネル4およびイ
ンサイドパネル6の上端縁にはクウォータガラス5を挟
んでその両側にウエストシールであるアウトサイドシー
ル15とインサイドシール16がそれぞれ装着されてい
て、これらのアウトサイドシール15とインサイドシー
ル16とで車室内外がシールされる。
ように、アウトサイドシール15は所定のゴムもしくは
樹脂材料をもってベース部17と一体に上側のシールリ
ップ18と下側の中空シールリップ19とを一体成形し
たものであり、そのベース部17がクウォータパネル4
の上端縁に嵌合保持されることで双方のシールリップ1
8,19がクウォータガラス5の外側面に圧接すること
になる。
のほか図7に示すように、アウトサイドシール15と同
様にして所定のゴムもしくは樹脂材料をもってベース部
20と一体に上側のシールリップ21と下側の中空シー
ルリップ22とを一体成形したもので、そのベース部2
0がボディサイドトリム23のフランジ部24に例えば
接着固定されている。そして、双方のシールリップ2
1,22がクウォータガラス5の内側面に圧接すること
になる。
ドシール15およびインサイドシール16共にその前側
の端末部がセンターシール8と密着するようになってお
り、これによってウエストシールであるアウトサイドシ
ール15およびインサイドシール16側とセンターシー
ル8側のシール線が互いに連続するようになっている。
また、上記アウトサイドシール15およびインサイドシ
ール16と同様の構造がドア本体2におけるドアウエス
ト開口部のドアウエストシールとしても採用されてい
る。
状態から下降させた時には、クウォータガラス5は車室
内側に若干倒れ込みを生じつつなお且つ図6に示すよう
に後方にも移動しながら斜めに下降し、実質的に三次元
的な軌跡を描くような挙動をすることになる。また、ク
ウォータガラス5の上昇時には全く逆の挙動となる。
ンターシール8としてその上方に至るにしたがい断面形
状が漸次大きくなるタイプのものが使用されていると、
インサイドシール16とセンターシール8との接触部に
おいて相互干渉が生じることから、これを回避するため
に図2,3のほか図5,7に示すようにインサイドシー
ル16の前端部のうちベース部20を残し上側のシール
リップ21を部分的に切除して、クウォータガラス5と
一体で行われるセンターシール8のスムーズな上下動を
保証するために平面視にて矩形状切欠空間の如き形態を
なす昇降用空隙部25を形成してある。すなわち、昇降
用空隙部25では本来のシールリップ21の機能を犠牲
にしてその空隙部25をもって上方に向けて開口させて
ある。なお、この構造に関するかぎり図11に示した従
来のものと基本的には同一である。
リップ21の切除長さよりも下側の中空シールリップ2
2の切除長さを大きくして、ベース部20の前側の端末
部20aよりも上側のシールリップ21の端末部21a
を奥部側に位置させながら、なお且つ上側のシールリッ
プ21の端末部21aよりも下側の中空シールリップ2
2の端末部22aの方がさらに奥部側となるようにいわ
ゆる段カット形状とし、これをもって上記センターシー
ル8のための昇降用空隙部25を形成してある。
の昇降用空隙部25はクウォータガラス5が全閉状態に
あるかぎりは何ら機能しないものであり、本実施の形態
ではクウォータガラス5が全閉状態にある時には上記昇
降用空隙部25を閉塞,隠蔽するように考慮してある。
ール8の下端部のうちクウォータガラス5の全閉状態に
おいてインサイドシール16の上側のシールリップ21
と高さ的に整合,一致する部分には、昇降用空隙部25
に嵌まり得る大きさのブロック状のウエストカバー26
が一体に形成されている。
か図8に示すように、センターシール8の取付基部9か
らインサイドシール16の長手方向に向けてバー状に突
出していて、その上部外表面26aはクウォータガラス
5の全閉状態においてそのガラス5に圧接している上側
のシールリップ21と整合一致してそのシールリップ2
1との連続一体感が得られるような形状に形成されてい
るとともに、長手方向先端部には上部よりも下部側が凸
形状となる段状部27が形成されている。そして、段状
部27の上面(段状面)は上記ガラス5と圧接状態にあ
るシールリップ21の下面の曲率に合わせた円弧面とし
てある。
態では、図2,3および図5に示すように昇降用空隙部
25に対して下側からウエストカバー26が入り込むこ
とで昇降用空隙部25はこれを受容し、そのウエストカ
バー26がインサイドシール16のシールリップ21と
突き合わされるようにして整合一致することから、その
シールリップ21を局部的に切除することによって形成
された昇降用空隙部25をウエストカバー26をもって
閉塞,隠蔽するようにしてある。
カバー26とシールリップ21はわずかな隙間G1をも
って突き合わされるものの、ウエストカバー26の上部
外表面26aはシールリップ21のそれと整合,一致す
るとともに、ウエストカバー26の先端の段状部27は
図4に示すように隙間G1と一致する位置でシールリッ
プ21の端末部21aの下側に当てがわれることにな
る。この時、図7に示したように、上側のシールリップ
21の端末部21aよりも下側の中空シールリップ22
の端末部22aの方が奥部側となるように双方のシール
リップ21,22をいわゆる段カット形状としてあるこ
とで、上記段状部27と下側のシールリップ22との干
渉が回避される。
ウエストカバー26が嵌まり込みながら、互いに突き合
わされたシールリップ21とウエストカバー26の外表
面が整合,一致することで、実質的に昇降用空隙部25
が閉塞,隠蔽されてその存在による違和感がなくなるば
かりでなく、昇降用空隙部25相当部を車室内側から見
た場合の見栄えがきわめて良好なものとなる。また、従
来のように昇降用空隙部25が常に開口している場合に
比べて遮音性も良好なものとなる。その上、シールリッ
プ21とウエストカバー26との突き合わせ部にはわず
かな隙間G1が存在することになるものの、その下側で
は段状部27とシールリップ21の端末部21aとが互
いにオーバーラップしていることから、隙間G1自体も
目立ちにくいものとなり、これによってもまた見栄えが
一段と良好なものとなる。
8と一体に形成されたウエストカバー26は、クウォー
タガラス5の全閉状態でインサイドシール16のシール
リップ21と整合,一致するようにその高さ位置が設定
されているものであるから、クウォータガラス5を下降
させた場合には直ちに図3,4に示した格納空間7にク
ウォータガラス5やセンターシール8とともに格納され
て、クウォータガラス5そのものの昇降動作等に支障を
きたすことはない。
示す図であり、図3,4と同じ断面での構造を示してい
ることから、同図と共通する部分には同一符号を付して
ある。
36の下部に湾曲形状の補助シールリップ30を一体に
形成し、ウエストカバー36がインサイドシール16側
のシールリップ21と整合,一致した状態で、その補助
シールリップ30をインサイドシール16のベース部2
0に圧接させるようにしたものである。なお、ウエスト
カバー36の上部外表面36aがシールリップ21の外
表面と整合,一致する形状に形成されている点、および
段状部37が形成されている点については先の第1の実
施の形態のものと同様である。
ば、先の実施の形態ではベース部20とウエストカバー
26との間に生じていた隙間G2(図3参照)を解消で
きるとともに、昇降用空隙部25の確保のためにインサ
イドシール16のシールリップ21を局部的に切除する
ことによって生じるシール線の途切れを補助シールリッ
プ30とベース部20との圧接によって補うことができ
るようになる。その結果として、クウォータガラス5の
昇降動作に何ら支障をきたすことなく、シール性と遮音
性の一層の向上を図ることができるようになる。
面説明図。
C−C線に沿う拡大断面図。
視図。
す説明図。
図。
D−D線断面に相当する拡大断面図。
く図2のE−E線断面に相当する拡大断面図。
C−C線断面に相当する拡大断面図。
図(A)は図1のA−A線断面に相当する拡大断面図、
(B)は同じく図1のB−B線断面に相当する拡大断面
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボディサイド部に配設された昇降式のク
ウォータガラスの前端縁に、上方に至るに従いその厚み
寸法が大きくなるように形成されたセンターシールを装
着し、サッシュレスタイプのドアの閉止時にそのドアに
収容された昇降式のドアガラスの後端縁を上記センター
シールに圧接させるとともに、車体ウエスト部の開口縁
に装着されたウエストシールを同じくクウォータガラス
に圧接させて車室内外をシールするようにしたサッシュ
レス型車のシール構造であって、 上記ウエストシールとして車室内側に配設されるインサ
イドシールの前端部に、クウォータガラスとともに昇降
するセンターシールを受容する昇降用空隙部を形成する
一方、 上記センターシールには、クウォータガラスの全閉状態
において昇降用空隙部に入り込んでその昇降用空隙部を
閉塞するウエストカバーを設けたことを特徴とするサッ
シュレス型車のシール構造。 - 【請求項2】 上記ウエストカバーは、クウォータガラ
スの全閉状態においてその外表面がインサイドシールの
シールリップと整合しつつ連続する形状となっていると
ともに、ウエストカバーのうちインサイドシールの長手
方向でそのインサイドシールと突き合わされる端面に
は、上部側より下部側が凸形状となる段状部が形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載のサッシュレス
型車のシール構造。 - 【請求項3】 上記インサイドシールにおける昇降用空
隙部は、ベース部と一体に形成されたシールリップを局
部的に切除することにより形成されている一方、 上記ウエストカバーには、クウォータガラスの全閉状態
においてインサイドシール側のベース部に圧接する補助
シールリップが形成されていることを特徴とする請求項
1または2に記載のサッシュレス型車のシール構造。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
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2001
- 2001-10-22 JP JP2001323454A patent/JP4017855B2/ja not_active Expired - Fee Related
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