JP2003125837A - 除毛装置 - Google Patents

除毛装置

Info

Publication number
JP2003125837A
JP2003125837A JP2001329919A JP2001329919A JP2003125837A JP 2003125837 A JP2003125837 A JP 2003125837A JP 2001329919 A JP2001329919 A JP 2001329919A JP 2001329919 A JP2001329919 A JP 2001329919A JP 2003125837 A JP2003125837 A JP 2003125837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
hair removing
head
gear
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001329919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3931621B2 (ja
Inventor
Kenichi Muraki
健一 村木
Toshihiro Takeuchi
利浩 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001329919A priority Critical patent/JP3931621B2/ja
Publication of JP2003125837A publication Critical patent/JP2003125837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3931621B2 publication Critical patent/JP3931621B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実質的な刃孔の開口面積を増大させて除毛効
率を増大させる。 【解決手段】 外刃S16と往復駆動される内刃S10
とを備えた除毛ヘッド2Sを手で狭持できる本体ケーシ
ング1の一端に設ける。除毛ヘッド2Sを本体ケーシン
グに対して肌面と平行な方向に周期移動させる周期移動
機構を備える。刃孔を有している外刃を肌面と平行な方
向に周期移動させることで、刃孔の実質的な開口面積を
増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容などの目的の
ために体毛を除去するのに使用される除毛装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】除毛装置の一つとしていわゆる電気かみ
そりがあるが、その除毛機能を発揮する刃部を本体ケー
シングに対してスイングさせたりフローティングさせた
りすることで、肌当たりや除毛性能の改善を図ったもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の上記の
除毛装置においては、外刃の刃孔から導入した毛を刃孔
の孔縁と外刃の内面に摺接する内刃とで切断するもので
あることから、刃部を肌に当てた時に切断される毛の量
は、刃孔の開口面積でほぼ決まってしまうものであり、
この点での除毛効率の向上については上記スイング構造
やフローティング構造は殆ど意味をなしていない。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、実質的な刃孔の開口面
積を増大させて除毛効率を増大させることができる除毛
装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る除毛装置は、外刃と往復駆動される内刃
とを備えた除毛ヘッドを手で狭持できる本体ケーシング
の一端に設けるとともに、上記除毛ヘッドを本体ケーシ
ングに対して肌面と平行な方向に周期移動させる周期移
動機構を備えていることに特徴を有している。刃孔を有
している外刃を肌面と平行な方向に周期移動させること
で、刃孔の実質的な開口面積を増大させたものである。
【0006】この時、駆動源に一端が接続された駆動伝
達部が内刃駆動用の第1の偏心カムと、周期移動機構の
駆動用の第2の偏心カムとを備えたものとするのが好ま
しく、殊に第1の偏心カムの偏心量を第2のカムの偏心
量より大としておくことが好ましい。
【0007】そして、除毛ヘッドの周期移動ストローク
を外刃の桟幅以上で且つ刃孔径以下としておくのが好適
である。
【0008】内刃の駆動用の偏心カムと、周期移動機構
の駆動用の偏心カムとは異なる駆動伝達ギアに設けてお
くとよい。
【0009】また除毛ヘッドの周期移動振動数は内刃の
往復移動振動数よりも小としておくとよい。
【0010】除毛ヘッドは本体ケーシングに対して着脱
自在としておくのが好ましく、この場合、本体ケーシン
グに除毛ヘッドと異なる機能を備えた他の機能ヘッドを
着脱自在としておくとよい。この時、除毛ヘッドと他の
機能ヘッドとは本体ケーシング内の動力伝達系の共通の
ギアに接続するのが好ましく、また他の機能ヘッドが除
毛もしくは脱毛機能を備えたものである場合、除毛ヘッ
ドの内刃の振動数と他の機能ヘッドの除毛もしくは脱毛
機能の振動数とは異ならせておくのが好ましい。そし
て、本体ケーシング内の動力伝達系の共通のギアは、大
歯車と小歯車とが一体になっているものを好適に用いる
ことができる。
【0011】前記第1の偏心カムは駆動源であるモータ
の回転を直接伝達するものであってもよく、また、第1
の偏心カムと第2の偏心カムとを一体としておくのも好
ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態の一例に
基づいて説明すると、図示例の除毛装置は手で把持する
ことができるサイズに形成しているとともに駆動源であ
るモータ3を内蔵している本体ケーシング1上に、外刃
S16と水平往復運動を行って外刃S16内面に摺接す
る内刃S10並びにトリマー組立品S17を備えている
除毛ブロックS1を有する除毛ヘッド2Sを設けたもの
である。
【0013】前面にスイッチSが配されている本体ケー
シング1は図7及び図8に示すように前後に2つ割りし
た半割ケーシング7,7をビス7nにより接合したもの
で、上端開口部はモータ3や駆動伝達手段を保持して本
体ケーシング1内に納められた基台8の上面部で閉じら
れており、本体ケーシング1の下端には給電用のプラグ
9を備えている。なお、本体ケーシング1に電源である
電池を内蔵したものであってもよい。
【0014】上面部にフック連結部10を備えている上
記基台8は、モータ内装用基台12とこれの側方開口部
にビス131nで固定されるカバー13とからなるもの
で、モータ内装用基台12の下部のモータ内装部12a
に下方からモータ3が嵌め込まれている。そして、カバ
ー13で側方開口部が覆われたモータ内装用基台12の
上部内の空間16には過負荷クラッチ18及びギア19
が納められており、半割ケーシング7,7内の突起7
d,7e間にモータ内装用基台12の支持枠25が嵌め
込まれることで本体ケーシング1の内部に配されてい
る。
【0015】基台8に軸18jで取り付けられた過負荷
クラッチ18は、図9に示すように、フェース歯車18
1と小歯車180とクラッチばね182とからなるもの
で、小歯車180はその一端部に、嵌め込み部180a
と鍔部180bとを備えているとともに、嵌め込み部1
80aの端面に位置決め突起180cとねじ螺合孔18
0dとを備えている。フェース歯車181は小歯車18
0の嵌め込み部180aが回転自在にはめ込まれる孔1
81aを備えたもので、孔181aの周囲には溝型の係
止部181bを放射状に複数個形成してある。
【0016】クラッチばね182は、周囲の複数箇所か
らばねアーム片182aを回転方向と反対方向に連出し
た板ばねであり、中央部には位置決め孔182cとねじ
挿入孔182dを備えており、各ばねアーム片182a
の先端部には係合突起182bを備えている。
【0017】小歯車180の嵌め込み部180aをフェ
ース歯車181の孔181aに回転自在にはめ込むとと
もに鍔部180bを孔181aの外方においてフェース
歯車181の外面に当接させ、この状態で、嵌め込み部
180aの端面の位置決め突起180cに板ばね182
の位置決め孔182cを嵌め込んで位置決めし、ねじ挿
入孔182dからねじ183を挿入して小歯車180の
ねじ螺合孔180dに螺合することでクラッチばね18
2を小歯車180に取り付けて、クラッチばね182の
係合突起182bを係止部181bに弾性的に係止すれ
ば、フェース歯車181に伝達された回転は、クラッチ
ばね182を介して小歯車180に伝達される。そし
て、ある設定されたトルク以上の動力が伝達されたとき
には、クラッチばね182に設けた係合突起182dが
係止部181bから外れて、小歯車180に対してフェ
ース歯車181が空回りするものであり、このために、
ギアに毛を挟んだり、異物をかみ込んでロックしたとき
にモータ3のトルクを途中で遮断することができて、駆
動伝達部の損傷を防止できるものである。
【0018】モータ内装部12aに装着されたモータ3
の出力軸3aは、モータ内装用基台12の孔12bを通
じて空間16内に位置し、この部分にピニオン17が固
着され、該ピニオン17が上記フェース歯車181に噛
み合っている。また、軸19jにより軸支されて基台8
の上面部に臨んでいるギア19は、上記小歯車180と
噛み合っている。従ってモータ3の回転は、ピニオン1
7及び過負荷クラッチ18を介してギア19に伝達さ
れ、このギア19を通じて後述の除毛ヘッドS1の内刃
S10などの駆動が行われる。
【0019】基台8の上面のフック連結部10は、モー
タ内装用基台12の上面部中央部に設けたトンネル用突
部10aと、一対のスライド枠26,26とからなるも
ので、トンネル通路を有しているトンネル用突部10a
の上面部には孔15bを設けてある。
【0020】平面視略矩形をした各スライド枠26は、
その外側片部から外側方に向けて操作部26aを突設
し、内側片部の内面に支持フック261bを突設し、内
側片部の上方にストッパ用突部26bを上方に向けて突
出したもので、トンネル用突部10aのトンネル通路内
にスライド自在にはめ込むとともにストッパ用突部26
bを孔15b内にスライド自在に係合させることで、ト
ンネル用突部10aに装着される。ストッパ用突部26
bが孔15bの縁に当たることで抜け止めされた一対の
スライド枠26,26間には、トンネル通路内において
スプリング26dを介装してあり、該スプリング26d
によって両スライド枠26,26は外側に向けて弾性付
勢される。そして両スライド枠26の操作部26aは本
体ケーシング1に設けた孔7fを通じて本体ケーシング
1の外側方に突出する。
【0021】次に基台ブロック15Sと除毛ブロックS
1とからなる除毛ヘッド2Sについて説明すると、除毛
ブロックS1は図4及び図5にも示すように、基台S3
と基台S9、基台カバーS11、フレームS15、外刃
S16、内刃S10、駆動子S8等からなるもので、上
記基台S3は図6にも示すようにその上方に開口した凹
所S3a内にフェースギアS5aを備えて軸S4aによ
って水平軸回りに回転自在とされた歯車S5と、軸S4
bにより鉛直軸回りに回転自在となっている歯車S6と
を配したもので、偏心カムS7aを備えた歯車S7が軸
S4cにより鉛直軸回りに回転自在に取り付けられてい
る。そして上記歯車S5のフェースギアS5aが歯車S
6と噛み合っており、歯車S6は歯車S7と噛み合って
いる。このために歯車S5の水平軸回りの回転は歯車S
7の鉛直軸回りの回転に変換される。
【0022】孔部S9cを設けた基台S9はネジS10
aによって基台S3上に取り付けられた時、上記歯車S
7の偏心カムS7aが孔部S9cより上方に突出する。
【0023】駆動子S8はその両端の固定片S8aが基
台S9に設けられた凸部S9a上端の固定部S9bに固
定され、この時、駆動子S8が備える連結部S8bが上
記偏心カムS7aの偏心ピンS7bと係合する。この係
合により、歯車S7の水平回転が駆動子S8の水平往復
運動へと変換される。
【0024】基台カバーS11は上記の基台S3と基台
S9と駆動子S8とを覆うもので、ネジS1Oaにより
基台S9に固定され、駆動子S8の駆動用凸部S8cを
基台カバーS11が備える中央孔部S11aより上方に
突出させる。この孔部S11aには基台カバーS11内
への毛の侵入を防ぐため、環状のゴムS12が基台カバ
ーS11と押さえ板S13に挟まれる形で取リ付けられ
ている。押さえ板S13はネジS1Obにより基台カバ
ーS11に固定されており、駆動子S8の駆動凸部S8
cはゴムS12の孔部S12aよリ上方に突出する。
【0025】内刃S10はその中央下端の被連結部S1
0aを駆動子S8の駆動突部S8cの係合部S8dに係
合させることで駆動子S8に取り付けられて、駆動子S
8とともに水平往復運動を行う。
【0026】フレームS15は基台カバーS11に設け
たフックS11bがフレームS15のフックS15dに
係合することと、基台カバーS11に配した着脱釦S1
4のフックS14aがフレームS15のフック掛かり部
S15aに係合することで、左右2箇所で基台カバーS
11に対して連結されるもので、ばねS150に抗して
着脱釦S14を押し込んでフックS14aをフック掛か
り部S15aから外すことにより、フレームS15を取
り外すことができるようになっている。
【0027】多数の刃孔を備えたフォイル状の外刃S1
6は、その端部の孔部S16aをフレームS15に設け
た凸部S15bに係止することでフレームS15に取り
付けられて、水平往復運動を行う内刃S10が内面に接
触する。
【0028】トリマー組立品S17は、図5に示すよう
に、トリマー可動刃S19、トリマー固定刃S20、ト
リマー刃基台S21、トリマー駆動板S22、押さえば
ねS23等で構成されたもので、トリマー駆動板S22
は板部S22cが2枚の薄板部S22dで支持されて、
板部S22cが水平方向に可動する。孔部S20aを設
けたトリマー固定刃S20は、その孔部S20aがトリ
マー駆動板S22の凸部S22aに係止することでトリ
マー駆動板S22に取り付けられる。この時、トリマー
駆動板S22の板部S22cに設けた凸部S22eがト
リマー固定刃S20に設けた孔部S20bから突出し
て、先端をトリマー可動刃S19の孔部S19bとが嵌
合する。このトリマー可動刃S19は、長孔部S19a
とトリマー駆動板S22に設けた凸部S22aによりト
リマー駆動板S22に対して位置決めされ、トリマー駆
動板S22の板部S22cの水平往復運動によリ長孔部
S19aをガイドとして水平往復運動を行う。押さえば
ねS23はトリマー刃基台S21に位置決めされてお
り、トリマー可動刃S19は、押さえばねS23に設け
られている4本のばね部S23aによって常時トリマー
固定刃S20に向けて付勢されている。トリマー刃基台
S21は、そのフックS21aをトリマー駆動板S22
のフック掛かり部S22bに係止することでトリマー駆
動板S22に取リ付けられて、トリマー可動刃S19と
トリマー固定刃S20とが外れるのを防止している。
【0029】図中S18はトリマー操作用の釦で、この
釦S18はその突部S18aをフレーム15の長孔S1
5cを通じてトリマー駆動板S22の孔部S22fに係
止することで、フレームS15を挟んだ状態でトリマー
組立品S17に連結され、釦S18の操作によってトリ
マー組立品S17は上下にスライドする。
【0030】そして、トリマー組立品S17を上方にス
ライドさせた時、駆動子S8に装着したトリマー駆動子
S24の係合部S24aがトリマー駆動板S22の板部
S22cに設けた被係合部S22fに係合して、駆動子
S8の水平往復運動がトリマー駆動子S24を介してト
リマー駆動板S22の板部S22cに伝達される。
【0031】基台ブロック15S(図1においては1
5)は図3及び図6に示すように、基台ブロックカバー
155S(155)に内装される基台本体15Sa(1
5a)の上方に開口した凹所15Sh内にギア15Sc
(15c)の軸105Sj(105j)の両端部を軸支
するとともに、偏心カム15Sg(15g)を備えた歯
車15Se(15e)を軸15Sf(15f)により水
平回転自在に取り付けたもので、ギア15Sc(15
c)にはフェースギア15Sdを一体に設けて、該フェ
ースギア15Sdを歯車15Se(15e)に噛合させ
ている。
【0032】基台ブロック15S(15)とその上方に
配される前記基台S3とは、基台本体15Sa(15
a)の凹所15Sh内に基台S3の下面から突出するリ
ブS3aを挿入して、リブS3aに設けた孔S3aaに
それぞれスライドガイド軸15Sjを遊挿してスライド
ガイド軸15Sjの両端部を基台本体15Sa(15
a)で支持することで連結したもので、リブS3aはス
ライドガイド軸15Sjの軸方向(水平方向)に移動自
在となっている。また、リブS3aに設けたばね受けS
3abと凹所15Shの内面部との間にばね15Skを
介装して、このため除毛ブロックS1を基台ブロック1
5Sに対して水平方向に往復移動自在としてあり、また
両方のばね15Skによるばね付勢で除毛ブロックS1
が基台ブロック15Sの中央に位置するように設定して
ある。
【0033】また、基台ブロック15S(15)に基台
S3を連結した時、基台ブロック15S(15)側の上
記偏心カム15Sg(15g)が基台S3の下面中央に
位置するカムフォロアS3bと係合し、偏心カム15S
g(15g)の回転に伴って基台ブロック15S(1
5)に対して基台S3を往復駆動する。
【0034】このように、基台ブロック15S(15)
に対して除毛ブロックS1を往復移動自在に取り付けて
いる除毛ヘッド2Sは、基台ブロック15S(15)の
基台本体15Saの下面に設けたフック11,11を本
体ケーシング1のフック連結部10に連結することで本
体ケーシング1に取り付けられる。この取り付けは、操
作部26aを押した状態で脱毛ヘッド2の下面の一対の
フック11を夫々両スライド枠26の矩形状をした開口
内に嵌め込み,この状態で操作部26aの押圧を解除す
ることでスプリング26dのばね力により両スライド枠
26が外側に移動して支持フック261bを上記フック
11に係止することでなされるものであり、このように
脱毛ヘッド2を本体ケーシング1に対して取り付けた状
態では大歯車部と小歯車部とを有している歯車19の小
歯車部がギア15Sc(15c)に噛み合う。除毛ヘッ
ド2Sを取り外すに当たっては、上記と逆に操作部26
aを押すことで支持フック261bをフック11から外
すことができるので、この状態で除毛ヘッド2S引き離
せばよい。
【0035】今、本体ケーシング1に除毛ヘッド2Sを
装着した状態でモータ3を回転させたならば、歯車1
8,19と歯車15Sc(15c)とを介して歯車15
Se(15e)が回転することにより、偏心カム15S
g(15g)に基台S3のカムフォロアS3bを係合さ
せている除毛ブロックS1が水平方向に往復移動する。
【0036】一方、上記歯車15Sc(15c)は歯車
S5にも噛合していることから、モータ3の回転は歯車
S5から歯車S6、歯車S7を介して偏心カムS7aを
回転させ、偏心カムS7aに係合する駆動子S8及び内
刃S10を水平方向に往復移動させる。このとき、偏心
カムS7aの偏心量は偏心カム15Sg(15g)の偏
心量よりも大きくしていることから、また歯車S7の回
転数が歯車15Se(15e)の回転数よりも多くなる
ように各減速比を設定してある。
【0037】外刃S16と往復駆動される内刃S10と
を備えた上記除毛ヘッド2Sでは、外刃S16の刃孔か
ら導入した毛を刃孔の孔縁と内刃S10とで切断する
が、この時、除毛ヘッド2Sは上述のように水平方向
に、つまりは肌と平行な方向に往復振動する。この往復
振動は、刃孔の位置を連続的に変化させることから、実
質的に刃孔の開口面積を大きくしたのと同等の効果をも
たらすものであり、このために毛の導入効率及び切断効
率を高める。もっとも、刃孔からいったん導入した毛を
切断してしまう前にその移動で毛が刃孔から抜け出てし
まっては意味がないことから、除毛ヘッド2Sの周期移
動ストロークは外刃S16の刃孔間の桟幅以上で且つ刃
孔径以下としておくのが好ましく、また、周期移動の振
動数は内刃S10の振動数より少なくしておくのが好ま
しい。
【0038】そして、この除毛装置においては、前述の
ように除毛ヘッド2Sを取り外すことができるようにな
っているが、図10〜図13は、上記除毛ヘッド2Sに
代えて回転シリンダー4を備えた脱毛ヘッド2を上記本
体ケーシング1に装着した状態を示している。上記回転
シリンダー4には開閉して毛を挟持する複数の爪5a,
6a,36,37で構成した脱毛手段を設けており、回
転シリンダー4の軸回り回転に伴って脱毛手段が毛を挟
持して引き抜くものとなっている。
【0039】脱毛ヘッド2は基台ブロック15と脱毛ブ
ロック24とからなるもので、脱毛ブロック24は、図
17及び図18に示すように、脱毛手段を備えた回転シ
リンダー4と、この回転シリンダー4を支持するシリン
ダー取り付け基台27及びシリンダーカバー28と、カ
ム29、保持ばね30、ヘッドフレーム31、そして図
16に示すベース300とからなる。
【0040】シリンダー取り付け基台27とその一端部
に取り付けられるシリンダーカバー28とは、夫々から
上方に向けて突出させた突出支持部27a,28aに設
けている軸孔部28bによって、回転シリンダー4に挿
通されている軸4bの両端部を支持することで、回転シ
リンダー4をその軸回りに回転自在に保持しているもの
で、上記突出支持部27a,28aには夫々角孔状をし
たカム挿入孔27c,28cと、カム挿入孔27c,2
8cの上下縁部に位置する軸支持溝27d,28dとを
形成してある。そして、ローラ型のカム29を夫々カム
挿入孔27c,28cに嵌め込むとともに、各カム29
に挿入したローラ軸29aの上下両端部を軸支持溝27
d,28dに嵌め込んで、カム29を水平回転自在に支
持している。なお、カム29の一部はカム挿入孔27
c,28cから内側に突出している。
【0041】また、突出支持部27a,28aの外側に
は保持ばね30を取り付けてある。保持ばね30は、基
部の孔30aに挿通するビス301でシリンダー取り付
け基台27とシリンダーカバー28に固定したもので、
その上部には孔部30bを備えており、この孔部30b
の上下縁部で上記ローラ軸29aの上下両端を弾性的に
押圧している。孔部30bはカム29に対応させたもの
で、カム29が保持ばね30に接触することがないよう
にしている。
【0042】ベース300の上面にビス301で固定さ
れているシリンダー取り付け基台27とシリンダーカバ
ー28の両端外面には、ばね280によって外側へ付勢
された釦281を配設してある。この釦281は、フレ
ーム31を着脱するためのフック281aを備えたもの
であり、釦281を押し込めばフック281aがフレー
ム31のフック掛かリ部31aから外れて、フレーム3
1を取り外すことができる。
【0043】また、シリンダー取り付け基台27のシリ
ンダーカバー28側には凹欠部27iを設けて、ここに
駆動用歯車40を配置してある。両端部がシリンダー取
り付け基台27とシリンダーカバー28とで軸支される
軸40jで支持された該駆動用歯車40は、回転シリン
ダー4が備えるギア41gと噛合するとともに、基台ブ
ロック15が備えるギア15cと噛合する。
【0044】基台ブロック15は図16及び図19に示
すように、基台ブロックカバー155に内装された基台
本体15aと、基台本体15aの外周を囲む基台カバー
155と、基台本体15aの上方に開口した凹所15h
内に配したギア15c及び歯車15eとからなるもの
で、上下方向の軸15fによって支持された歯車15e
は、水平方向の軸105jによって支持されたギア15
cが備えているフェースギア部に噛み合うもので、偏心
カム15gを一体に備えている。
【0045】脱毛ブロック24は、この基台ブロック2
上に配設されるものであり、脱毛ブロックのベース30
0の下面に設けられて上記凹所15h内に位置するリブ
27Aが備える孔27Abに基台本体15aを貫通する
スライドガイド軸15jを挿通することで、ベース30
0を、つまりは脱毛ブロック24をスライドガイド軸1
5jの軸方向にスライド自在に装着している。
【0046】また、各リブ27Aに設けたばね受け27
Aaと凹所15hの両端部内面との間にばね15k,1
5kを夫々介装してあり、このために脱毛ブロック24
は基台ブロック15に対して回転シリンダー4の軸方向
に往復移動自在となっているとともに、両方のばね15
kによるばね付勢で脱毛ブロック24は基台ブロック1
5の中央に位置するようにしてある。
【0047】また、ベース300の下面の中央には凹部
27Bを設けているが、この凹部27Bに偏心カム15
gが係合する。偏心カム15gが偏心回転する時、偏心
カム15gは凹部27Bの内側面を押してばね15kの
ばね力に抗して基台ブロック15を往復動させるもので
あり、このために凹部27Bの回転シリンダー4の回転
軸と直交する方向の巾は偏心カム15gの偏心量の倍以
上として回転軸と直交する方向には移動しないようにし
てある。
【0048】ここで、偏心カム15gの回転により周期
的に往復動する脱毛ブロック24を付勢している両側の
ばね15k,15kは、往復運動の端点での慣性力を吸
収するものであり、衝突を防いで衝突音等の騒音を小さ
くする。
【0049】このように、基台ブロック15に対して回
転シリンダー4の軸方向に脱毛ブロック24を往復移動
自在に取り付けている脱毛ヘッド2は、基台ブロック1
5の基台本体15aの下面に設けたフック11,11を
本体ケーシング1のフック連結部10に連結することで
本体ケーシング1に取り付けられる。この取り付けは、
操作部26aを押した状態で脱毛ヘッド2の下面の一対
のフック11を夫々両スライド枠26の矩形状をした開
口内に嵌め込み,この状態で操作部26aの押圧を解除
することでスプリング26dのばね力により両スライド
枠26が外側に移動して支持フック261bを上記フッ
ク11に係止することでなされるものであり、このよう
に脱毛ヘッド2を本体ケーシング1に対して取り付けた
状態では大歯車部と小歯車部とを有している歯車19の
小歯車部がギア15cに噛み合う。脱毛ヘッド2を取り
外すに当たっては、上記と逆に操作部26aを押すこと
で支持フック261bをフック11から外すことができ
るので、この状態で脱毛ヘッド2を引き離せばよい。
【0050】次に脱毛ブロック24における回転シリン
ダー4について説明すると、この回転シリンダー4は図
21及び図22に示すように、一対の略円筒部材41
a,41bを軸方向に連結することで形成されたもの
で、その外周面には周方向に複数箇所(図示例では45
°の間隔を置いて8箇所)の凹部4aを備えて、各凹部
4a内に脱毛用主体ユニット32が嵌め込まれている。
【0051】ここにおける脱毛用主体ユニット32は、
図23に示すように、支点板33と、複数(図示例では
4枚)の可動爪5a,6aと、支点止め部材34,35
と、固定爪36,37とからなるもので、この固定爪3
6,37は、夫々2枚を一組として一体に形成したもの
となっている。
【0052】支点板33は支点止め部材34,35の嵌
め込み用の角孔33a,33bと、可動爪嵌め込み用の
角孔33cとを備えており、支点止め部材34,35の
下面に設けた突起34a,35aを固定爪36,37に
設けた孔36a,37aを通じて、支点板33の角孔3
3a,33bに圧入固定することで、固定爪36,37
の固定も同時に行う。固定爪36,37を2つ1組とす
ることで組立を簡単にしているものであり、特に回転シ
リンダー4の周方向に脱毛用主体ユニット32を複数配
置する場合、回転軸と直交する長さを小さくすることが
できるために、回転シリンダー4の外径も小さくするこ
とができる。
【0053】可動爪5a,6aは両端の突起5b,6b
を支点止め部材34,35の両端に設けたリブ34c,
35cにフック係合することで固定爪36,37の脇に
組み付けられる。この時、2枚1組が一体に形成された
固定爪36,37に対して、可動爪5a,6aは1枚ず
つ独立したものを用いるとともに、一体となっている2
枚の固定爪36,37に対しては、同じ側に可動爪5
a,6aが位置するように、1枚の可動爪5a,6aは
固定爪36,37の孔36a,37a内に位置させる。
【0054】上記のように一つのユニットとして組み立
てられた脱毛用主体ユニット32は、回転シリンダー4
の各凹部4aに嵌め込むとともに、凹部4aの一方の端
に設けた孔4bから挿入した軸41を,支点止め部材3
4,35の孔34d,35dと4枚の可動爪5a,6a
の各孔5a1,6a1とに挿通して、該軸41の先端部
を他端の回転シリンダー41bの孔4b1に嵌め込むこ
とで、凹部4aに装着される。
【0055】また、回転シリンダー4における一方の回
転シリンダー41aの軸方向の端面には図21に示すよ
うに周方向に複数の孔4cを形成して、これらに開閉レ
バー38a,38b,38c,38dと開閉レバー39
a,39b,39c,39dとを周方向において交互に
挿入してある。なお、開閉レバー38a,38b,38
c,38dの端部の押圧部381a,381b,381
c,381dは、開閉レバー39a,39b,39c,
39dの端部の押圧部391a,391b,391c,
391dよりも回転シリンダー4の内周側に位置してい
る上に、周方向において両端部が夫々押圧部391a,
391b,391c,391dの端部と重なるようにし
てある。また、他端の回転シリンダー41bにも図22
に示すように複数の孔4cを周方向に設けて、開閉レバ
ー39a,39b,39c,39dと開閉レバー38
a,38b,38c,38dとを前述と同様に交互に挿
入してある。
【0056】そして、各開閉レバー38a,38b,3
8c,38d,39a,39b,39c,39dには、
回転シリンダー4の各凹部4aに脱毛用主体ユニット3
2を装着した時、可動爪5a,6aの突片5c,6cが
係合することになる溝382a,382b,382c,
382d,392a,392b,392c,392dを
設けてある。このとき、回転シリンダー41a側から挿
入した開閉レバーは可動爪6aの突片6cと係合し、回
転シリンダー41b側から挿入した開閉レバーは可動爪
5aの突片5cと係合する。
【0057】また、回転シリンダー4の軸方向の両端面
と開閉レバー38a,38b,38c,38d,39
a,39b,39c,39dの押圧部との間には、板ば
ねで形成した復帰ばね370を配置してある。回転シリ
ンダー41a,41bの中心部に設けた突起4dと係合
する位置決め用の孔を中心部に備えた上記復帰ばね37
0は、図21,22及び図24に示すように、略コ字状
をした4本のばね片370aを一体に備えて、これらば
ね片370aが開閉レバー38a,38b,38c,3
8d,39a,39b,39c,39dを回転シリンダ
ー4の軸方向外側に向けて付勢している。
【0058】ばね片380aを略コ字状とすることでば
ねの有効長さを大きくしているために、開閉レバーを前
記カム29で押圧する際のばね反力を小さくすることが
できて低負荷で効率の良い回転シリンダー4とすること
ができるものであり、またばね片370aは根元から先
端にかけて開閉レバー側に螺旋状に曲げており、このた
めに開閉レバーの移動量を大きくとることができえ、可
動爪5a,6aの固定爪36,37に対しての開き量も
大きくすることができる。
【0059】ここで、一つのばね片370aは、隣り合
う2つの開閉レバー38b,39dを外側に押し、また
ばね片370aは開閉レバー38c,39aを押すもの
であり、このために4本のばね片370aを一体に有し
ている復帰ばね370で、組み込まれた全ての開閉レバ
ー38a,38b,38c,38d,39a,39b,
39c,39dを外側へ付勢している。
【0060】そして、開閉レバーを外側から押す力が作
用しないとき、可動爪5a,6aはその突片5c,6c
が外側に押されることで支点板33の角孔33cの孔縁
を支点として回動して支点止め部材34に位置決めされ
た固定爪37,36から離れ、また、開閉レバーの押圧
部381a,381b,381c,381d,391
a,391b,391c,391dに外側から外力が加
わると、可動爪5a,6aはその突片5c,6cが内側
に押されることで支点板33の角孔33cの孔縁を支点
として回動して固定爪36,37に押し当てられる。こ
のように、回転シリンダー4の軸方向端面に板ばねから
なる復帰ばね370を配置して、全ての開閉レバーを復
帰ばね370で外側へ付勢しているために、組立易く且
つ安価な回転シリンダー4を得ることができるものとな
っている。
【0061】ここにおいて、脱毛用主体ユニット32
は、2組4枚の固定爪36,37と4枚の可動爪5a,
6aとによって、毛を挟持して引き抜くための脱毛爪を
都合4個備えたものとなっているのであるが、2組4枚
の固定爪36,37は図15及び図25から明らかなよ
うに回転シリンダー4の軸方向において等間隔となるよ
うにしていることから、毛を挟持する際の位置のバラン
スが良くて脱毛効率が高くなっており、また回転シリン
ダー4の周方向に設けた各爪列の脱毛爪の把持位置が等
間隔になっているので、狙った毛が抜き易くて脱毛効率
の良い回転シリンダー4とすることができる。
【0062】また、ここで示した構成のものは、開閉レ
バーの移動で総計4個の脱毛爪の可動爪5a,6aを固
定爪36,37に対して同時に接近・離間させることが
できるものの、部品構成が簡単であり、組み立て性も良
好である。
【0063】さらに、2枚で一組となっている各固定爪
36,37は夫々同じ開閉レバーに係合する可動爪5
a,6aとの間で開閉動作を行うが、各固定爪36,3
7は弾性部36b,37b(図23参照)を夫々備えて
おり、このために可動爪5a,6aが固定爪36,37
に押圧される際の部品精度による把持強度のばらつきが
少なくなっている。すなわち、可動爪6aの一方の把持
強度が強くても、固定爪36が押圧方向において弾性変
形することで、他方の可動爪6aの把持強度と吊り合わ
せるものであり、この結果、毛の抜き残しが無くて脱毛
効率が良いものとなっている。このとき、2個一組の固
定爪36,37をばね性のある金属部品で形成すると、
安価である上に毛の把持も確実なものとすることができ
る。
【0064】加えるに、回転シリンダー4に設けた各凹
部4aは、軸方向において全てずれた位置に設けている
ために、凸部4aに嵌め込んだ脱毛用主体ユニット32
も軸方向において全てずれた位置に配設されており、こ
のために図26に示すように脱毛爪(開閉される固定爪
36,37と可動爪5a,6aとの対)も、周方向にお
いて一直線上に並ぶのではなく、軸方向にずれた位置に
ある。この状態で、前述のごとく1回転での把持位置が
等間隔となっているため、抜き残しのない脱毛効率の良
い回転シリンダー4とすることができる。
【0065】なお、上記支点止め部材34,35は皮膚
保護部材としての役割を持たせるためにその上面部に、
可動爪5a,6a及び固定爪36,37が直接肌に当た
ることを防ぐ半円形状の円弧部34b,35bを備えて
いる。可動爪5a,6a及び固定爪36,37が直接肌
に当たって生じる肌の削れ等を防止しているものであ
る。
【0066】脱毛ヘッド2を本体ケーシング1に取り付
けた状態でモータ3を駆動すれば、前述のように過負荷
クラッチ18とギア19とを介してギア15cに回転が
伝達され、さらにギア15cの回転が駆動用歯車40を
介してギア41gに伝達されて回転シリンダー4が回転
する。
【0067】回転シリンダー4が回転して、図15に示
すようにカム29の位置にきた開閉レバー38a,38
b,38c,38d,39a,39b,39c,39d
は、カム29に押されて復帰ばね370aに抗して内側
に押され、開閉レバーが可動爪5a,6aの下部の突片
5c,6cを内側に押す。
【0068】下端部が内側に押されて回転する4枚の可
動爪5a,6aは、夫々固定爪36,37に押し当たる
ものであり、可動爪5a,6aと固定爪36,37との
間に導入された毛は挟持される。そして、この毛を挟持
した状態で回転シリンダー4がさらに回転することで毛
が引き抜かれる。また、回転シリンダー4の回転により
次の開閉レバーがカム29の所に至ってカム29により
押圧され、上記と同様に毛を挟持して引き抜く。
【0069】ここで、図20と図23と図26に示すよ
うに、固定爪36,37の回転方向先端部36c,37
cは軸方向で外側に曲げられており、可動爪5a,6a
の回転方向先端部5d,6dは固定爪36,37の先端
部36c,37cとは対称に曲げられているため、特に
長い毛を挟持部へと導入しやすくなっており、導入効率
が高く、毛の抜き残しが少なくなっている。
【0070】図20に示すように,周方向に1つ置きに
設けた開閉レバー38a,38b,38c,38dの押
圧部381a,381b,381c,381dの両端部
が開閉レバー39a,39b,39c,39dの押圧部
391a,391b,391c,391dの端部と周方
向において重なっていることから、毛を挟持するのに寄
与した開閉レバーの押圧部の回転方向の後端部をカム2
9が押圧しているとき、次の開閉レバーの押圧部の前端
部もカム29で同時に押圧するものであり、このため、
爪5a,6a,36,37を回転シリンダー4の周方向
に複数配置しているにもかかわらず、毛を挟時して引き
抜く距離が長くなっている。
【0071】また、開閉レバー38a,38b,38
c,38dの押圧部381a,381b,381c,3
81dと開閉レバー39a,39b,39c,39dの
押圧部391a,391b,391c,391dの回転
方向の両端には、斜面388a,399aを設けて、隣
り合う開閉レバーの斜面388a,399aを交差させ
ているために、負荷変動を抑えることができ、回転シリ
ンダー4の回転による騒音も抑えることができるものと
なっている。
【0072】加えるに、回転シリンダー4が回転して脱
毛を行っている時、ギア15cから歯車15eにも回転
が伝達されて偏心カム15gが回転し、この回転で前述
のように脱毛ブロック24が基台ブロック15に対して
回転シリンダー4の軸方向に周期的に往復移動する。
【0073】この往復移動により、脱毛ブロック24の
回転シリンダー4に設けた固定爪36,37と可動爪5
a,6aとによる毛の挟持位置が変化するために、肌の
全面の毛を抜くことができるものである。
【0074】図28〜図36は本体ケーシング1に装着
される他の脱毛ヘッド2Wを示しており、基台ブロック
15Wと脱毛ブロック24Wとからなる該脱毛ヘッド2
Wは、2つの回転シリンダー4W,4Wと、シリンダー
取り付け基台27wと、シリンダーカバー28w、カム
29w、保持ばね30w、ヘッドフレーム31W等で構
成されている。
【0075】シリンダー取り付け基台27wの突出支持
部27aw,28awには夫々角孔状をしたカム挿入孔
27cw,28cwを設けて、カム挿入孔27cw,2
8cwの左右縁部に軸支持溝27dw,28dwを形成
してあり、そしてローラ型のカム29wを夫々カム挿入
孔27cw,28cwに嵌め込むとともにカム29wに
通した軸29awの上下両端部を軸支持溝27dw,2
8dwに嵌め込み支持することで、カム29wを回転自
在としてある。ここでカム29wの一部はカム挿入孔2
7cw,28cwから内側に突出している。
【0076】突出支持部27aw,28awの外側には
保持ばね30wを配して、該保持ばね30wに設けた孔
30awに通したねじ301でシリンダー取り付け基台
27wとシリンダーカバー28wに固定してある。保持
ばね30wの上部には孔部30bwが形成してあり、こ
の孔部30bwの左右縁部が上記軸29awの両端を弾
性的に押圧している。また、保持ばね30wの中央上部
に設けた凸部30cwはシリンダー取り付け基台27w
とシリンダーカバー28wとに夫々設けられている凹部
27ew,28ewに挿入されて組み立てられることで
取り付け位置が決められている。
【0077】シリンダー取り付け基台27wと、シリン
ダーカバー28wには、複数個の駆動伝達歯車を配置し
てある。一方の回転シリンダー4Wに設けた歯車60w
は歯車20wを介して駆動歯車22wが噛み合ってお
り、もう一方の回転シリンダー4Wに設けた歯車60w
は歯車20w及び歯車21wを介して駆動歯車22wが
噛み合っている。つまり、駆動歯車22wの回転によ
り、両回転シリンダー4W,4Wは互いに逆方向に回転
する。
【0078】シリンダー取り付け基台27wとシリンダ
ーカバー28wとは夫々に設けた固定片27fw,28
fwの穴27gw,28gwと基台カバー300wに設
けた孔300awとをねじ301で結合することで連結
される。この時、前述の保持ばね30wも基台カバー3
00wに取り付けられる。
【0079】基台カバー300wはその左右に設けた孔
300bwとヘッドフレーム31wの下部内側左右に設
けたねじボス31awとがねじ301によりねじ締めさ
れることで、ヘッドフレーム31wに固定される。ま
た、ヘッドフレーム31wには、回転シリンダー4W、
4Wの上部を臨ませる開口部を上部に備えているが、こ
の開口部の左右両側には肌との摩擦抵抗を減らしてスム
ーズに肌をすべるようにするための凹部が溝31bwと
して形成してある。
【0080】基台ブロック15wは図32に示すよう
に、基台ブロックカバー155wに内装されるとともに
相互にねじ302で固定される基台本体15awと基台
本体カバー15bwとの間に連結ギア15cwと中間ギ
ア15dwとを夫々の軸の両端部を軸支して配置したも
ので、中間ギア15dwにはフェースギア15hwが一
体に設けてある。さらに、基台本体15awには偏心カ
ム15gwを設けた歯車15ewを軸15fwにより水
平回転自在に取り付けてあり、フェースギア15hwが
歯車15ewに噛み合っている。
【0081】基台カバー300wに設けたリブ27Aw
は、基台本体15awと基台本体カバー15bwとの上
方に開口した凹所内に挿入され、リブ27Awの孔27
Abwに遊挿された一対の軸15jwの両端部が基台本
体15awと基台本体カバー15bwとに支持されてお
り、リブ27Awが、つまりは基台カバー300wが回
転シリンダー4Wの軸4bwと平行な方向にスライド自
在となっている。また、リブ27Awに設けたばね受け
27Aawと、基台本体カバー15bwの凹所の内面部
との間に夫々ばね15kwを介装してあり、このために
脱毛ブロック24Wは基台ブロック15wに対して回転
シリンダー4Wの軸方向に往復移動自在となっていると
同時に、ばね15kwによる付勢で脱毛ブロック24W
が基台ブロック15Wに対してがたつくことがないよう
になっている。
【0082】このように脱毛ブロック24Wを基台ブロ
ック15Wに対して往復移動自在に取り付けた状態で
は、中間ギア15dwが駆動用歯車22wと噛み合って
いる。また、偏心カム15gwが基台カバー300wの
下面部に設けた凹部27Bwに係合し、偏心カム15g
wが偏心回転することで偏心カム15gwが凹部27B
wの回転シリンダー4Wの軸方向4bwの内側面を押し
てばね15kwのばね力に抗して基台ブロック15Wを
往復動させることができるようになっている。
【0083】ここで、凹部27Bwの回転シリンダー4
Wの回転軸4bwと直交する方向の幅は、偏心カム15
gwの偏心量の倍以上となっているために、回転軸4b
wと直交する方向に移動することはなく、また、脱毛ブ
ロック24Wは軸15jwを移動の際のガイドとして軸
方向に往復移動する。そして、この時の脱毛ブロック2
4Wの移動量は脱毛ブロック24の移動量に比べて少な
くなるように上記偏心カム15gwの偏心量を設定して
ある。
【0084】このように2つの回転シリンダー4W,4
Wを備えるとともにこれらの軸方向に回転シリンダー4
W,4Wが往復移動するようになっている脱毛ヘッド2
Wは、前述の脱毛ヘッド2の場合と同様の構成により、
本体ケーシング1に対し着脱自在となっている。
【0085】また、ここにおける回転シリンダー4W
は、図34に示すように、略円筒部材56wに周方向に
おいて180°ずれた位置に夫々爪列を配置したもの
で、各爪列は複数の可動爪3wと複数の固定爪116w
が一体となった固定爪ブロックと、支点板118wと開
閉レバー68w,67wとで構成してある。
【0086】固定爪ブロック117wは各固定爪116
wが支点板118wの桟118aw間の穴118bwに
位置するように組立てられ、桟118awと固定爪11
6wの間に可動爪3wが挿入される。ここで、可動爪3
wは固定爪116wに設けた凸部117bwを支点とし
て開く。支点板118wの図中118ewbは固定爪ブ
ロック117wの側枠117awの位置決め抜け止め部
である。
【0087】可動爪3wはその下端の凸部3awが交互
になる様に桟118awと固定爪116w間に組み込ま
れて、一つ置きの可動爪3wが同じ開閉レバー67w
(または開閉レバー68w)の溝67aw(または溝6
8aw)に組み込まれる。この爪列は回転シリンダー4
Wの軸方向の開口部56awより組み込むものであり、
可動爪3wの抜け止めはその左右に設けた突部3bwが
回転シリンダー4Wのリブ56cwに受けられることで
なされる。図中115wは爪列の軸方向抜け止めであ
り、回転シリンダー4Wに設けたボス56bWが端部板
115Wの穴115bwに挿入されシールされる。
【0088】可動爪3wの開閉用の開閉レバー67w,
68wの往復動は、前述のローラ型のカム29wと開閉
プレート120wとによって行われる。開閉プレート1
20wは上下にフック120bwを備えて、このフック
120bwが上下の爪列の開閉レバー67w,68wの
溝67cw,68cwに嵌め込まれるものであるととも
に、一対の突起120cwを備えて、この突起120c
wが揺動支点となってどちらか一方の爪列の開閉レバー
67wがカム29wによって閉じると、他方の爪列の開
閉レバー68wが開くようになっている。
【0089】以上のように構成された脱毛ヘッド2W
は、本体ケーシング1に装着されたモータ3の駆動がな
された時、過負荷クラッチ18及びギア19を介して連
結ギア15cwが回転し、連結ギア15cwの回転が中
間ギア15dwを経て駆動歯車22wへと伝達され、駆
動歯車22wから歯車20wを経て一方の回転シリンダ
ー4Wに回転が伝達される。また、駆動歯車22wから
歯車21wと歯車20wとを経て他方の回転シリンダー
4Wが上記一方の回転シリンダー4Wと逆方向に回転駆
動される。
【0090】なお、本体ケーシング1におけるギア19
には、大歯車部と小歯車部とを設けてあり、脱毛ヘッド
2の装着時にはギア19の小歯車部を通じて回転シリン
ダー4に回転が伝達されるが、脱毛ヘッド2Wを装着し
た時には、ギア19の大歯車部を通じて回転シリンダー
4W,4Wに回転が伝達されるようにしてある。
【0091】そして、回転シリンダー4Wが回転する
時、開閉レバー67w,68wの押圧部67aw,68
awがカム29wに当る位置にくると、カム29wより
開閉レバー67w,68wが内側に押されて、開閉レバ
ー67w,68wの溝67aw,68awで可動爪3w
の下部の凸部3awを押すと、可動爪3wは支点板11
8wの桟118awを支点にして回転し、可動爪3wの
上部が固定爪116wに押し当たって閉じる。このため
に可動爪3wと固定爪116wの間に導入された毛は挟
持されることになる。そして、この毛を挟持した状態で
回転シリンダー4Wが回転することで毛が引き抜かれ
る。可動爪3wの一方の先端部を固定爪116wに対し
回転軸4bw方向反対側に曲げているのは、長い毛を挟
持部へと導入しやすくして導入効率を高め、毛の抜き残
しを少なくするためである。
【0092】また、回転シリンダー4Wの回転駆動と平
行して、中間ギア15dwがフェースギア15hwを介
して歯車15ewを駆動し、歯車15ewが回転するこ
とで歯車15ewに設けた偏心カム15gwが脱毛ブロ
ック24Wを本体ケーシング1に取り付けた基台ブロッ
ク15Wに対してて回転シリンダー4Wの軸4bw方向
に周期的に往復移動させる。
【0093】このように、上記2種の脱毛ヘッド2,2
Wは、回転シリンダー4,4Wの回転及び軸方向の往復
移動に関して、ほぼ同じ動きを行うのであるが、図から
も明らかなように、脱毛ヘッド2Wの回転シリンダー4
Wは、その軸方向長さが脱毛ヘッド2の回転シリンダー
4よりも短く、さらに回転方向が逆となる2個の回転シ
リンダー4W,4Wを脱毛ヘッド2Wが備えたものとな
っているが、これは脱毛ヘッド2が毛流れが一定である
脚や腕のむだ毛などを対象としているのに対して、脱毛
ヘッド2Wはワキのような毛流れが一定でない上に狭い
部位の毛を抜くことができるようにしているためであ
り、さらには対象とする部位に合わせて、ここでは脱毛
ヘッド2の回転シリンダー4の往復移動ストロークを脱
毛ヘッド2Wの回転シリンダー4Wの往復移動ストロー
クよりも大きくしているほか、単位時間当たりの往復移
動数及び回転数も回転シリンダー4の方が多くなるよう
に、往復駆動用部材及び回転伝達部材における減速比を
設定してある。
【0094】上記のものでは、本体ケーシング1に対し
て除毛ヘッド2Sを着脱自在とするとともに他の機能ヘ
ッドである脱毛ヘッド2,2Wを本体ケーシング1に取
り付けることもできるようにしているが、本体ケーシン
グ1から除毛ヘッド2を簡単には取り外すことができな
いようにしたものであってもよいのはもちろんであり、
図37及び図38にこの場合の一例を示す。基台S30
00の上面に凸部S3000dを備えた凸板S3000
cを設けて、駆動子S8の固定片S8aを凸部S300
0dに固定してある。また駆動子S8の長孔状の連結部
S8bには、モータ3の出力軸に圧入した偏心カムS7
000から突設した偏心ピンS7000aが係合してお
り、モータ3の回転は偏心ピンS7000aと駆動子S
8とによって往復運動に変換され、駆動子S8に装着さ
れた内刃S10の往復駆動を行う。
【0095】一方、基台S3000の下面には、上記偏
心カムS7000に一体に設けた偏心部S7000bと
係合するカムフォロアS3000bを設けてある。ま
た、基台ブロックカバー1550S内に固定されている
基台本体1500Saは、その上方に開口した凹所15
00Shに基台S3000のリブS3000aが挿入さ
れて、リブS3000aに設けた孔S3000aaにそ
れぞれスライドガイド軸1500Sjを遊挿するととも
にスライドガイド軸1500Sjの両端部を基台本体1
500Saで支持してあり、リブS3000aを備えた
基台S3000を水平方向に移動自在としてある。従っ
て、このものにおいてもモータ3を回転させて内刃S1
0を往復駆動する時、偏心部S7000bによって除毛
ブロックS1500が水平方向に往復移動する。なお、
外刃S16や内刃S10、トリマー刃組立品S17、フ
レームS15等については前述の除毛ブロックS1と同
じ構成となっている。
【0096】内刃S10の駆動用の偏心ピンS7000
aと除毛ブロックS1の周期移動駆動用の偏心部S70
00bとを偏心カムS7000に一体に設けている上
に、モータ3で偏心カムS7000を直接駆動している
ために、部品点数が少なくてすむものである。
【0097】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明にあっ
ては、外刃と往復駆動される内刃とを備えた除毛ヘッド
を手で狭持できる本体ケーシングの一端に設けるととも
に、上記除毛ヘッドを本体ケーシングに対して肌面と平
行な方向に周期移動させる周期移動機構を備えているた
めに、刃孔の実質的な開口面積が増えているものであ
り、このために毛の導入効率及び切断効率が高くなって
いて、剃り残しが少なくなるとともに毛を短く剃ること
につても効果があり、仕上がり具合が良くかつ仕上がり
に要する時間も短くすることができる。
【0098】また請求項2記載の発明にあっては、駆動
源に一端が接続された駆動伝達部が内刃駆動用の第1の
偏心カムと、周期移動機構の駆動用の第2の偏心カムと
を備えているために、内刃駆動と周期移動駆動とを簡単
に行うことができる。
【0099】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記第1の偏心カムの偏心量を第2のカムの偏心量より大
としているために、剃り性能を落とすことなく除毛する
ことができる。
【0100】また、請求項4記載の発明にあっては、除
毛ヘッドの周期移動ストロークは外刃の桟幅以上で且つ
刃孔径以下としていることから、ロスのない移動量で除
毛可能領域内すべてを除毛可能とすることができる。
【0101】また、請求項5記載の発明にあっては、内
刃の駆動用の偏心カムと、周期移動機構の駆動用の偏心
カムとは異なる駆動伝達ギアに設けているために、簡単
な構成で内刃の振動数と除毛ヘッドの振動数をそれぞれ
に適した値に設定することができる。
【0102】また、請求項6記載の発明にあっては、除
毛ヘッドの周期移動振動数を内刃の往復移動振動数より
もとしているために、除毛ヘッドの1ストロークの周期
移動で複数回の除毛可能機会をとることができ、剃り残
しが少なくなり効率よく除毛することができる。
【0103】また、請求項7記載の発明にあっては、除
毛ヘッドを本体ケーシングに対して着脱自在としている
ために、掃除性やバックなどへの収納性がよくなる。
【0104】また、請求項8記載の発明にあっては、本
体ケーシングに除毛ヘッドと異なる機能を備えた他の機
能ヘッドを着脱自在としているために、他の機能ヘッド
を使用することもできる。
【0105】また、請求項9記載の発明にあっては、第
1のヘッドと第2のヘッドは共通のギアを介して本体に
対し着脱自在であることにより、簡単な構成でヘッドの
着脱ができる。また、請求項10記載の発明にあって
は、他の機能ヘッドが除毛もしくは脱毛機能を備えたも
のであるとともに、除毛ヘッドの内刃の振動数と他の機
能ヘッドの除毛もしくは脱毛機能の振動数とが異なって
いるために、夫々のヘッドの用途に応じた振動数にする
ことができる。
【0106】また請求項11記載の発明にあっては、本
体ケーシング内の動力伝達系の共通のギアは、大歯車と
小歯車とが一体になっているために、部品点数を少なく
でき、簡単な構成となり組立性がよくなる。
【0107】また、請求項12記載の発明にあっては、
第1の偏心カムは駆動源であるモータの回転を直接伝達
するために、部品点数が少なく簡単な構成をとることが
でき、小型の除毛装置にすることができる。
【0108】また、請求項13記載の発明にあっては、
第1の偏心カムと第2の偏心カムとが一体であるため
に、部品点数を少なくでき、簡単な構成となり、組立性
がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の縦断面図である。
【図2】同上の横断面図である。
【図3】同上の部分分解斜視図である。
【図4】同上の部分分解斜視図である。
【図5】同上の部分分解斜視図である。
【図6】同上の部分斜視図である。
【図7】同上の本体ケーシングの分解斜視図である。
【図8】同上の本体ケーシング内の部品の分解斜視図で
ある。
【図9】同上の過負荷クラッチの分解斜視図である。
【図10】他の脱毛ヘッドを装着した状態の縦断面図で
ある。
【図11】同上の正面図である。
【図12】同上の平面図である。
【図13】同上の横断面図である。
【図14】同上の脱毛ヘッドの縦断面図である。
【図15】同上の回転シリンダーの断面図である。
【図16】同上の基台ブロック及びベースの分解斜視図
である。
【図17】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図18】同上の脱毛ブロックの他の部品の分解斜視図
である。
【図19】同上の基台ブロックの基台本体の斜視図であ
る。
【図20】同上の回転シリンダーの斜視図である。
【図21】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図22】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図23】同上の脱毛主体ユニットの分解斜視図であ
る。
【図24】同上の開閉レバーと復帰ばねの組立状態を示
す斜視図である。
【図25】同上の回転シリンダーの分解縦断面図であ
る。
【図26】同上の回転シリンダー表面の展開図である。
【図27】同上の回転シリンダーの横断面図である。
【図28】他の脱毛ヘッドの正面図である。
【図29】同上の脱毛ヘッドの平面図である。
【図30】同上の脱毛ヘッドの横断面図である。
【図31】同上の脱毛ヘッドの縦断面図である。
【図32】同上の脱毛ヘッドの分解斜視図である。
【図33】同上の脱毛ヘッドの分解斜視図である。
【図34】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図35】(a)(b)は同上の回転シリンダーの爪列及び開
閉レバーの断面図である。
【図36】同上の回転シリンダーの断面図である。
【図37】他の実施の形態の一例の部分縦断面図であ
る。
【図38】同上の部分横断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2S 除毛ヘッド S10 内刃 S16 外刃

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外刃と往復駆動される内刃とを備えた除
    毛ヘッドを手で狭持できる本体ケーシングの一端に設け
    るとともに、上記除毛ヘッドを本体ケーシングに対して
    肌面と平行な方向に周期移動させる周期移動機構を備え
    ていることを特徴とする除毛装置。
  2. 【請求項2】 駆動源に一端が接続された駆動伝達部が
    内刃駆動用の第1の偏心カムと、周期移動機構の駆動用
    の第2の偏心カムとを備えていることを特徴とする請求
    項1記載の除毛装置。
  3. 【請求項3】 第1の偏心カムの偏心量が第2のカムの
    偏心量より大であることを特徴とする請求項2記載の除
    毛装置。
  4. 【請求項4】 除毛ヘッドの周期移動ストロークは外刃
    の桟幅以上で且つ刃孔径以下であることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかの項に記載の除毛装置。
  5. 【請求項5】 内刃の駆動用の偏心カムと、周期移動機
    構の駆動用の偏心カムとは異なる駆動伝達ギアに設けら
    れていることを特徴とする請求項2記載の除毛装置。
  6. 【請求項6】 除毛ヘッドの周期移動振動数が内刃の往
    復移動振動数よりも小であることを特徴とする請求項5
    記載の除毛装置。
  7. 【請求項7】 除毛ヘッドが本体ケーシングに対して着
    脱自在であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    の項に記載の除毛装置。
  8. 【請求項8】 本体ケーシングに除毛ヘッドと異なる機
    能を備えた他の機能ヘッドが着脱自在となっていること
    を特徴とする請求項7記載の除毛装置。
  9. 【請求項9】 除毛ヘッドと他の機能ヘッドとは本体ケ
    ーシング内の動力伝達系の共通のギアに接続されるもの
    であることを特徴とする請求項8記載の除毛装置。
  10. 【請求項10】 他の機能ヘッドが除毛もしくは脱毛機
    能を備えたものであるとともに、除毛ヘッドの内刃の振
    動数と他の機能ヘッドの除毛もしくは脱毛機能の振動数
    とが異なっていることを特徴とする請求項8または9記
    載の除毛装置。
  11. 【請求項11】 本体ケーシング内の動力伝達系の共通
    のギアは、大歯車と小歯車とが一体になっているもので
    あることを特徴とする請求項9記載の除毛装置。
  12. 【請求項12】 第1の偏心カムは駆動源であるモータ
    の回転を直接伝達するものであることを特徴とする請求
    項2〜4のいずれかの項に記載の除毛装置。
  13. 【請求項13】 第1の偏心カムと第2の偏心カムとが
    一体であることを特徴とする請求項12記載の除毛装
    置。
JP2001329919A 2001-10-26 2001-10-26 除毛装置 Expired - Fee Related JP3931621B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329919A JP3931621B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 除毛装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329919A JP3931621B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 除毛装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003125837A true JP2003125837A (ja) 2003-05-07
JP3931621B2 JP3931621B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=19145731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001329919A Expired - Fee Related JP3931621B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 除毛装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3931621B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508546A (ja) * 2005-09-19 2009-03-05 ブラウン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング 毛除去方法、毛除去装置、及び毛除去装置に用いられるアタッチメント
JP2012061135A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり
JP2017506131A (ja) * 2014-02-12 2017-03-02 エピレディ 2000 リミテッド ライアビリティ カンパニー 分離可能な一対のヘッドを伴う脱毛機器
US11331821B2 (en) 2016-09-28 2022-05-17 Braun Gmbh Electrically driven device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508546A (ja) * 2005-09-19 2009-03-05 ブラウン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング 毛除去方法、毛除去装置、及び毛除去装置に用いられるアタッチメント
JP2012061135A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり
JP2017506131A (ja) * 2014-02-12 2017-03-02 エピレディ 2000 リミテッド ライアビリティ カンパニー 分離可能な一対のヘッドを伴う脱毛機器
US11331821B2 (en) 2016-09-28 2022-05-17 Braun Gmbh Electrically driven device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3931621B2 (ja) 2007-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3925071B2 (ja) 脱毛装置
JP2002159327A (ja) 脱毛装置
JP4120247B2 (ja) 美容器具
JP2000300331A (ja) 脱毛装置
JP2003125837A (ja) 除毛装置
US20060135965A1 (en) Epilating apparatus
US6966915B2 (en) Depilating device
JP3873550B2 (ja) 脱毛装置
JP2002159326A (ja) 脱毛装置
JP3885481B2 (ja) 脱毛装置
JP3885443B2 (ja) 脱毛装置
JP4026413B2 (ja) 脱毛装置
JP3925072B2 (ja) 脱毛装置
JP3271938B2 (ja) 美容器具
JP4026564B2 (ja) 脱毛装置
JP3480287B2 (ja) 美容器具
JP2003093142A (ja) 脱毛装置
JP3925034B2 (ja) 脱毛装置
JP2003275021A (ja) 脱毛装置
JP2000061173A (ja) 美容器具
JP3872555B2 (ja) 電気かみそり
JP2000125922A (ja) 脱毛装置
JP2001204540A (ja) 脱毛装置
JP3976073B2 (ja) 脱毛装置
JPH11332637A (ja) 脱毛装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120323

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120323

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140323

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees