JP2003125392A - テレビドアホン装置 - Google Patents

テレビドアホン装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内機の電圧変換回路に電源供給しているスイ
ッチングレギュレータの出力電圧を、電圧変換回路から
の出力をなす直流電源の電圧レベルの上昇に基づいて低
下させることにより、異常状態においても完全な安全対
策を図る。 【解決手段】カメラ付子機1にて撮像された映像を出画
するためのモニタ22を有しカメラ付子機と通話するた
めの室内機2は、商用電源より直流電源を生成するため
のスイッチングレギュレータ24と、直流電源を室内機
で使用する電圧に降圧するための電圧変換回路25と、
電圧変換回路からの出力における異常電圧を検出してス
イッチングレギュレータの出力電圧を低下させるための
電圧制御回路26とを備え、電圧制御回路は、ツェナー
ダイオードZDにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビドアホン装置
に係り、特に、室内機内の動作電源として供給される直
流電源が上昇し異常電圧となることを防止することによ
り、異常状態においても完全な安全対策が図られたテレ
ビドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のテレビドアホン装置
として、図2の回路ブロック図に示す構成のテレビドア
ホン装置が提案されている。
【0003】同図に示す室内機52は、通常、住戸内に
設置されており、CPU60、呼出検出回路61、モニ
タ62、通話回路63、スイッチングレギュレータ6
4、電圧変換回路65、子機電源供給回路66、多重・
分離回路67が備えられている。また、CPU60に
は、呼出検出回路61、モニタ62、通話回路63、子
機電源供給回路66がそれぞれ接続されており、子機電
源供給回路66は、スイッチングレギュレータ64と電
圧変換回路65との間に接続されている。さらに、多重
・分離回路67には、呼出検出回路61、モニタ62、
通話回路63、子機電源供給回路66がそれぞれ接続さ
れているとともに、接続ラインLn51を介してカメラ付
子機51が接続されており、このカメラ付子機51は、
通常、住戸外、例えば、玄関先に設置され、呼出機能、
映像撮像機能、通話機能等を有する(詳述、図示せ
ず)。
【0004】室内機52において、スイッチングレギュ
レータ64の制御回路70には、商用電源(AC100
V)および電圧変換回路65のトランジスタ(スイッチ
ングトランジスタ)Q51のエミッタに接続されたスイッ
チング回路71と、直列接続された電圧検出用抵抗R6
0、R61の接続点とがそれぞれ接続されており、スイッ
チング回路71と電圧変換回路65のトランジスタQ51
のエミッタとの間には、他端が電圧検出用抵抗R61を介
して基準電位点に接続された電圧検出用抵抗R60の一端
と、子機電源供給回路66とがそれぞれ接続されてい
る。
【0005】室内機52において、電圧変換回路65の
制御回路80には、エミッタがスイッチングレギュレー
タ64のスイッチング回路71に、コレクタがコイル
(チョークコイル)L51を介して室内機52を構成する
各回路(各部)にそれぞれ接続されたトランジスタQ51
のベースと、直列接続された電圧検出用抵抗R70、R71
の接続点とがそれぞれ接続されている。また、トランジ
スタQ51のコレクタとコイルL51の一端との間には、ア
ノードが基準電位点に接続されたダイオードD51のカソ
ードが接続されている。さらに、コイルL51の他端と室
内機52を構成する各回路(各部)との間には、他端が
電圧検出用抵抗R71を介して基準電位点に接続された電
圧検出用抵抗R70の一端が接続されており、この接続点
には、アノードが基準電位点に接続されたパワーツェナ
ーダイオードPZDのカソードも接続されている。
【0006】このように構成された従来例のテレビドア
ホン装置をなす図2の回路ブロック図に示す室内機52
において、商用電源(AC100V)よりスイッチング
レギュレータ64のスイッチング回路71を介して生成
された直流電源は、電圧変換回路65のトランジスタQ
51のエミッタおよび子機電源供給回路66に常時、供給
されているとともに、電圧検出用抵抗R60、R61を介し
て分圧された後、制御回路70に常時、供給されてい
る。
【0007】また、室内機52において、スイッチング
レギュレータ64の制御回路70は、電圧検出用抵抗R
60、R61を介して分圧された直流電源の電圧レベルが一
定となるようにスイッチング回路71を制御することに
より、電圧変換回路65のトランジスタQ51のエミッタ
および子機電源供給回路66に供給される直流電源の電
圧レベルは常時、一定となり、スイッチングレギュレー
タ64からの出力をなす直流電源は、当該テレビドアホ
ン装置が呼出状態、すなわち、カメラ付子機51の呼出
機能が能動とされている場合、これを検出したCPU6
0の制御により能動とされる子機電源供給回路66、多
重・分離回路67、接続ラインLn51を介してカメラ付
子機51に供給され、カメラ付子機51の映像撮像およ
び通話を成立させるための動作電源となるばかりでな
く、電圧変換回路65のトランジスタQ51のエミッタ、
コレクタ、コイルL51を介して室内機52で使用する電
圧レベルに降圧された後、室内機52の動作電源として
各回路(各部)に常時、供給されているとともに、電圧
検出用抵抗R70、R71を介して分圧された後、制御回路
80に常時、供給されている。
【0008】さらに、室内機52において、電圧変換回
路65の制御回路80は、電圧検出用抵抗R70、R71を
介して分圧された直流電源の電圧レベルが一定となるよ
うにトランジスタQ51をオン/オフ制御することによ
り、室内機52の動作電源として各回路(各部)に供給
されている直流電源の電圧レベルは常時、一定となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来例のテレビドアホ
ン装置をなす室内機52において、電圧変換回路65の
トランジスタQ51のエミッタ、コレクタ間がショートモ
ードで破壊した場合、電圧変換回路65からの出力をな
す直流電源の電圧レベルは、スイッチングレギュレータ
64からの出力をなす直流電源の電圧レベルのままであ
り、このように電圧変換回路65を介して降圧されてい
ない直流電源が動作電源となる室内機52では、異常電
圧の供給に基づいて不安定な状態となる。
【0010】そこで、室内機52の電圧変換回路65で
は、トランジスタQ51のエミッタ、コレクタ間がショー
トモードで破壊した場合、パワーツェナーダイオードP
ZDをショートモードで破壊させることにより、出力を
なす直流電源の電圧レベルが降圧されることに基づいて
室内機52が不安定な状態となることを回避していた。
【0011】しかしながら、従来例のテレビドアホン装
置をなす室内機52において、電圧変換回路65のトラ
ンジスタQ51のエミッタ、コレクタ間がショートモード
で破壊した場合、上述のようにパワーツェナーダイオー
ドPZDをショートモードで破壊させたが、ショートモ
ードで破壊してもパワーツェナーダイオードPZDには
ショート電流が流れているため、ショート電流でオープ
ン破壊しないだけの当該パワーツェナーダイオードが必
要となり、コストが高くなるばかりでなく、当該パワー
ツェナーダイオードは必ずしも0Ωでショート破壊しな
いため、完全な安全対策とはならない難点があった。
【0012】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、室内機の電圧変換回路に電源供給してい
るスイッチングレギュレータの出力電圧を、電圧変換回
路からの出力をなす直流電源の電圧レベルの上昇に基づ
いて低下させることにより、異常状態においても完全な
安全対策が図れられたテレビドアホン装置を提供するこ
とを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるテレビドアホン装置は、カメラ付子機
と、カメラ付子機にて撮像された映像を出画するための
モニタを有しカメラ付子機と通話するための室内機とで
構成され、室内機は、商用電源より直流電源を生成する
ためのスイッチングレギュレータと、直流電源を室内機
で使用する電圧に降圧するための電圧変換回路と、電圧
変換回路からの出力における異常電圧を検出してスイッ
チングレギュレータの出力電圧を低下させるための電圧
制御回路とを備えたことを特徴としている。
【0014】また、本発明によるテレビドアホン装置の
室内機に備えられた電圧制御回路は、ツェナーダイオー
ドにより構成されることを特徴としている。
【0015】このようなテレビドアホン装置によれば、
室内機を構成する各回路(各部)に動作電源を供給して
いる電圧変換回路と、電圧変換回路に電源供給している
スイッチングレギュレータとの間にツェナーダイオード
により構成される電圧制御回路を接続し、電圧変換回路
からの出力をなす直流電源の電圧レベルの上昇に基づい
て、スイッチングレギュレータの出力電圧を低下、すな
わち、出力される直流電源の電圧レベルを降圧させるこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるテレビドアホ
ン装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面
を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例によるテレビド
アホン装置の構成を示す回路ブロック図であり、通常、
住戸外、例えば、玄関先に設置されるカメラ付子機1
と、住戸内に設置される室内機2とが接続ラインLn1を
介して接続され構成されている。
【0018】同図に示すカメラ付子機1には、玄関先の
人物、例えば、来訪者が、住戸内の居住者を呼び出すた
めに押下操作する呼出ボタン10と、呼出操作を行なっ
た来訪者の映像を撮像するためのカメラ11と、来訪者
が呼び出した居住者との通話を成立させるために使用す
る通話回路12と、カメラ11および通話回路12を能
動とするための動作電源を供給する電源回路13と、カ
メラ11から接続ラインLn1を介して室内機2に伝送さ
れる映像信号の信号伝送路、通話回路12と接続ライン
Ln1を介して室内機2との間で送受信される音声信号の
信号伝送路、室内機2から接続ラインLn1を介して供給
された直流電源を電源回路13に給電する電源供給路を
それぞれ形成するための多重・分離回路14とが備えら
れている。
【0019】同図に示す室内機2には、当該室内機およ
び装置全体のシステムを動作制御するためのCPU20
と、玄関先の来訪者によりカメラ付子機1の呼出ボタン
10が押下操作されたことを呼出検出し、その旨の呼出
検出信号をCPU20に送出するための呼出検出回路2
1と、CPU20により制御され、カメラ付子機1のカ
メラ11にて撮像された来訪者の映像を出画するための
モニタ22と、CPU20により制御され、住戸内の居
住者がモニタ22に出画された映像を確認しながら来訪
者との通話を成立させるために使用する通話回路23
と、商用電源(AC100V)より直流電源を生成する
ためのスイッチングレギュレータ24と、スイッチング
レギュレータ24からの出力をなす直流電源の電圧レベ
ルを、室内機2で使用する電圧レベル、すなわち、動作
電源の電圧レベルに降圧するための電圧変換回路25
と、スイッチングレギュレータ24と電圧変換回路25
との間に接続され、電圧変換回路25からの出力におけ
る異常電圧を検出してスイッチングレギュレータ24の
出力電圧を低下、すなわち、出力される直流電源の電圧
レベルを降圧させるための電圧制御回路26をなすツェ
ナーダイオードZDと、CPU20により制御され、ス
イッチングレギュレータ24からの出力をなす直流電源
を、映像撮像および通話を成立させるための動作電源と
してカメラ付子機1に供給するための子機電源供給回路
27と、カメラ付子機1から接続ラインLn1を介してモ
ニタ22に伝送される映像信号の信号伝送路、通話回路
23と接続ラインLn1を介してカメラ付子機1との間で
送受信される音声信号の信号伝送路、スイッチングレギ
ュレータ24から子機電源供給回路27を介して接続ラ
インLn1に供給される直流電源の電源供給路をそれぞれ
形成するための多重・分離回路28とが備えられてい
る。
【0020】室内機2のスイッチングレギュレータ24
には、当該スイッチングレギュレータを動作制御するた
めの制御回路30と、制御回路30により制御され、商
用電源(AC100V)より直流電源を生成するための
スイッチング回路31と、当該スイッチングレギュレー
タの出力電圧、すなわち、スイッチング回路31からの
出力をなす直流電源を分圧するために直列接続された電
圧検出用抵抗R10、R11とが備えられている。また、制
御回路30には、商用電源(AC100V)および電圧
変換回路25のトランジスタ(スイッチングトランジス
タ)Q1のエミッタに接続されたスイッチング回路31
と、直列接続された電圧検出用抵抗R10、R11の接続点
とがそれぞれ接続されており、この接続点には、電圧制
御回路26をなすツェナーダイオードZDのアノードが
接続されている。さらに、スイッチング回路31と電圧
変換回路25のトランジスタQ1のエミッタとの間に
は、他端が電圧検出用抵抗R11を介して基準電位点に接
続された電圧検出用抵抗R10の一端と、子機電源供給回
路27とがそれぞれ接続されている。
【0021】室内機2の電圧変換回路25には、当該電
圧変換回路を動作制御するための制御回路40と、制御
回路40により制御され、スイッチングレギュレータ2
4からの出力をなす直流電源の電源供給路の形成をオン
/オフするためのトランジスタ(スイッチングトランジ
スタ)Q1と、トランジスタQ1のエミッタ、コレクタを
介した直流電源の電圧レベルを、室内機2で使用する電
圧レベルに降圧するためのコイル(チョークコイル)L
1と、アノードが基準電位点に、カソードがトランジス
タQ1のコレクタとコイルL1の一端との間にそれぞれ接
続されたダイオードD1と、コイルL1を介して降圧され
た直流電源を分圧するために直列接続された電圧検出用
抵抗R20、R21とが備えられている。また、制御回路4
0には、エミッタがスイッチングレギュレータ24のス
イッチング回路31に、コレクタがコイルL1の一端に
それぞれ接続されたトランジスタQ1のベースと、電圧
検出用抵抗R20、R21の接続点とがそれぞれ接続されて
おり、この接続点には、電圧制御回路26をなすツェナ
ーダイオードZDのカソードが接続されている。さら
に、コイルL1の他端と室内機2を構成する各回路(各
部)との間には、他端が電圧検出用抵抗R21を介して基
準電位点に接続された電圧検出用抵抗R20の一端が接続
されている。
【0022】このように構成された本発明の一実施例に
よるテレビドアホン装置において、以下、その動作を具
体的に説明する。
【0023】図1の回路ブロック図に示す室内機2にお
いて、商用電源(AC100V)よりスイッチングレギ
ュレータ24のスイッチング回路31を介して生成され
た直流電源は、電圧変換回路25のトランジスタQ1の
エミッタおよび子機電源供給回路27に常時、供給され
ているとともに、電圧検出用抵抗R10、R11を介して分
圧された後、制御回路30に常時、供給されている。
【0024】また、室内機2において、スイッチングレ
ギュレータ24の制御回路30は、電圧検出用抵抗R1
0、R11を介して分圧された直流電源の電圧レベルが一
定となるようにスイッチング回路31を制御することに
より、電圧変換回路25のトランジスタQ1のエミッタ
および子機電源供給回路27に供給される直流電源の電
圧レベルは常時、一定のレベルとなる。
【0025】なお、当該テレビドアホン装置が待受状
態、すなわち、カメラ付子機1の呼出ボタン10が押下
操作されていない場合において、室内機2の子機電源供
給回路27は、CPU20の制御により非能動とされ、
スイッチングレギュレータ24からの出力をなす直流電
源が子機電源供給回路27を介してカメラ付子機1に供
給されることはない。
【0026】次に、上述のように当該テレビドアホン装
置が待受状態において、玄関先に居る来訪者が、住戸内
の居住者を呼び出すためにカメラ付子機1の呼出ボタン
10を押下操作すると、多重・分離回路14、接続ライ
ンLn1、室内機2の多重・分離回路28を介して呼出検
出回路21に呼出信号が伝送され、これを検出した呼出
検出回路21からCPU20に呼出検出信号が送出され
る。また、呼出検出回路21からの呼出検出信号を検出
したCPU20は、待受状態から呼出状態に移行され、
モニタ22、通話回路23、子機電源供給回路27が能
動となるようにそれぞれ制御することにより、スイッチ
ングレギュレータ24からの出力をなす直流電源は、子
機電源供給回路27、多重・分離回路28、接続ライン
Ln1、カメラ付子機1の多重・分離回路14を介して電
源回路13に供給される。
【0027】また、カメラ付子機1の電源回路13は、
室内機2からの直流電源を当該カメラ付子機の映像撮像
および通話を成立させるための動作電源としてカメラ1
1、通話回路12にそれぞれ供給することにより、カメ
ラ11にて撮像された来訪者の映像信号の信号伝送路、
すなわち、カメラ11から多重・分離回路14、接続ラ
インLn1、室内機2の多重・分離回路28を介してモニ
タ22への信号伝送路が形成され、モニタ22にて来訪
者の映像が出画されるとともに、これを確認した居住者
が使用する通話回路23と、多重・分離回路28、接続
ラインLn1、カメラ付子機1の多重・分離回路14を介
して来訪者が使用する通話回路12との間の信号伝送路
が形成され、この信号伝送路を介して音声信号を送受信
させることにより通話が成立する。
【0028】次に、室内機2において、電圧変換回路2
5のスイッチングトランジスタQ1のエミッタ、コレク
タ間がショートモードで破壊した場合、電圧変換回路2
5からの出力をなす直流電源の電圧レベルは、スイッチ
ングレギュレータ24からの出力をなす直流電源の電圧
レベルのままであり、このように電圧変換回路25を介
して降圧されていない直流電源が動作電源となる室内機
2では、異常電圧の供給に基づいて不安定な状態とな
る。
【0029】そこで、室内機2では、スイッチングレギ
ュレータ24と電圧変換回路25との間に電圧制御回路
26をなすツェナーダイオードZDを接続することによ
り、このツェナーダイオードZDのカソードにはツェナ
ー電位以上の電圧が印加されるため、ツェナーダイオー
ドZDのカソード、アノード間は導通状態となり、スイ
ッチングレギュレータ24の制御回路30は、ツェナー
ダイオードZDからの出力電圧が当該制御回路内部の基
準電圧と同一のレベルとなるようにスイッチング回路3
1を制御する。また、制御回路30により制御されたス
イッチング回路31の出力電圧、すなわち、出力される
直流電源の電圧レベルは、電圧制御回路26をなすツェ
ナーダイオードZDのツェナー電圧と制御回路30内部
の基準電位とが加算された電圧レベルとなり、この電圧
レベルは、正常時の電圧レベルと比較して低下(降圧)
され、電圧変換回路25のトランジスタQ1のエミッタ
への入力電圧の電圧レベルも低下(降圧)することか
ら、電圧変換回路25からの出力をなす直流電源が動作
電源となる室内機2を構成する各回路(各部)に異常電
圧が供給されることはなく、室内機2が不安定な状態と
なることを回避でき完全な安全対策が図れる。
【0030】なお、室内機2において、電圧制御回路2
6を構成するツェナーダイオードZDのアノードと、ス
イッチングレギュレータ24の制御回路30との間に抵
抗およびラッチ回路(図示せず)を設けることにより、
異常状態におけるスイッチングレギュレータ24の出力
電圧、すなわち、出力される直流電源の電圧レベルを任
意の電圧レベルに調整することもできる(詳述せず)。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテレビドアホン装置によれば、室内機を構成する各回
路(各部)に動作電源を供給している電圧変換回路と、
電圧変換回路に電源供給しているスイッチングレギュレ
ータとの間にツェナーダイオードにより構成される電圧
制御回路を接続し、電圧変換回路からの出力をなす直流
電源の電圧レベルの上昇、例えば、当該電圧変換回路の
トランジスタのエミッタ、コレクタ間がショートモード
で破壊した場合における直流電源の電圧レベルの上昇に
基づいて、スイッチングレギュレータの出力電圧を低
下、すなわち、出力される直流電源の電圧レベルを降圧
させることにより、室内機を構成する各回路(各部)に
異常電圧が供給されることはなく、室内機が不安定な状
態となることを回避でき完全な安全対策が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるテレビドアホン装置の
構成を示す回路ブロック図である。
【図2】従来のテレビドアホン装置の構成を示す回路ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1・・・・・カメラ付子機 2・・・・・室内機 22・・・・・モニタ 24・・・・・スイッチングレギュレータ 25・・・・・電圧変換回路 26・・・・・電圧制御回路 ZD・・・・・ツェナーダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ付子機(1)と、前記カメラ付子機
    にて撮像された映像を出画するためのモニタ(22)を
    有し前記カメラ付子機と通話するための室内機(2)と
    で構成され、 前記室内機は、商用電源より直流電源を生成するための
    スイッチングレギュレータ(24)と、前記直流電源を
    前記室内機で使用する電圧に降圧するための電圧変換回
    路(25)と、前記電圧変換回路からの出力における異
    常電圧を検出して前記スイッチングレギュレータの出力
    電圧を低下させるための電圧制御回路(26)とを備え
    たことを特徴とするテレビドアホン装置。
  2. 【請求項2】前記電圧制御回路は、ツェナーダイオード
    (ZD)により構成されることを特徴とする請求項1記
    載のテレビドアホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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