JP2003125155A - 画像処理システム、情報処理装置、画像処理装置、ジョブ管理方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

画像処理システム、情報処理装置、画像処理装置、ジョブ管理方法、記憶媒体、及びプログラム

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JP2003125155A
JP2003125155A JP2001321793A JP2001321793A JP2003125155A JP 2003125155 A JP2003125155 A JP 2003125155A JP 2001321793 A JP2001321793 A JP 2001321793A JP 2001321793 A JP2001321793 A JP 2001321793A JP 2003125155 A JP2003125155 A JP 2003125155A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UIから離れているユーザがコピー等のジョ
ブを優先的に実行したい状況が発生した場合、ユーザは
原稿を持ってUIの前まで足を運ぶことなく、他のユー
ザに急ぎの旨を知らせることを可能とした画像処理シス
テム、情報処理装置、画像処理装置、ジョブ管理方法、
記憶媒体、及びプログラムを提供する。 【解決手段】 画像処理装置2をネットワーク3を介し
て共有可能に構成した画像処理システムにおいて、情報
処理装置1は、画像処理装置2におけるジョブの状態を
管理するジョブ管理手段11、優先的に実行したいジョ
ブを指定する優先ジョブ指定手段12を備え、画像処理
装置2は、優先ジョブ指定手段12で指定されたジョブ
に関しては当該ジョブが実行されるまで他のユーザによ
るジョブの実行を禁止するジョブ実行禁止手段21を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システ
ム、情報処理装置、画像処理装置、ジョブ管理方法、記
憶媒体、及びプログラムに関し、特に、ネットワークに
接続された複数の入出力機器を組み合わせた形態のマル
チファンクション複合機におけるジョブの管理方法に適
用する場合に好適な画像処理システム、情報処理装置、
画像処理装置、ジョブ管理方法、記憶媒体、及びプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ、プリンタ、ファクシミ
リ(FAX)等がネットワーク接続された構成を有する
マルチファンクションシステムがある。従来から、前記
マルチファンクションシステムにおいて動作中のジョブ
を管理するジョブ管理手段は既に提案されていた。即
ち、マルチファンクションシステムの動作状況を、ユー
ザの使用しているパーソナルコンピュータ(PC)上に
リアルタイムに表示することで、ユーザが必要なジョブ
の状態を座席に居ながら把握可能とすることが既に実現
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題があった。即ち、従来
のジョブ管理手段は、複数のユーザが例えば複写機の操
作部(UI:User Interface)上でまたはPCから実行
したジョブの状態を監視する機能、或いはPCから実行
したジョブを中止する機能を有するのみにとどまってお
り、複写機のUI上で操作するユーザに対してPC上か
らジョブ予約の意思表示を行う機能は実現されていなか
った。そのため、複写機のUIから離れているユーザが
コピー等のジョブを優先的に実行したい状況が発生した
場合、そのユーザは原稿を持って複写機のUIの前まで
足を運ぶしか手段はなかった。従って、ジョブの優先的
実行という観点ではスタンドアロンの複写機から進展が
見られなかった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、UIから離れているユーザがコピー等のジョブ
を優先的に実行したい状況が発生した場合、ユーザは原
稿を持ってUIの前まで足を運ぶことなく、他のユーザ
に急ぎの旨を知らせることを可能とした画像処理システ
ム、情報処理装置、画像処理装置、ジョブ管理方法、記
憶媒体、及びプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像処理装置をネットワークを介して共
有可能に構成した画像処理システムであって、前記画像
処理装置におけるジョブの状態を管理するジョブ管理手
段と、優先的に実行したいジョブを指定する優先ジョブ
指定手段と、前記優先ジョブ指定手段で指定されたジョ
ブに関しては当該ジョブが実行されるまで他のユーザに
よるジョブの実行を禁止するジョブ実行禁止手段とを有
することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、画像処理装置をネットワ
ークを介して共有可能な画像処理システムを構成する情
報処理装置であって、前記画像処理装置におけるジョブ
の状態を管理するジョブ管理手段と、優先的に実行した
いジョブを指定する優先ジョブ指定手段とを有し、前記
優先ジョブ指定手段で指定されたジョブに関しては当該
ジョブが実行されるまで他のユーザによるジョブの実行
を前記画像処理装置を介して禁止することが可能である
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、ネットワークを介して共
有可能に構成された画像処理装置であって、前記画像処
理装置におけるジョブの状態を管理すると共に優先的に
実行したいジョブを指定する情報処理装置で指定された
ジョブに関しては、当該ジョブが実行されるまで他のユ
ーザによるジョブの実行を禁止するジョブ実行禁止手段
を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、画像処理装置をネットワ
ークを介して共有可能に構成した画像処理システムにお
けるジョブ管理方法であって、前記画像処理装置におけ
るジョブの状態を管理するジョブ管理工程と、優先的に
実行したいジョブを指定する優先ジョブ指定工程と、前
記優先ジョブ指定工程で指定されたジョブに関しては当
該ジョブが実行されるまで他のユーザによるジョブの実
行を禁止するジョブ実行禁止工程とを有することを特徴
とする。
【0009】また、本発明は、画像処理装置をネットワ
ークを介して共有可能に構成した画像処理システムに適
用されるジョブ管理方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記ジョブ管理方法は、前記画像処理装置における
ジョブの状態を管理するジョブ管理ステップと、優先的
に実行したいジョブを指定する優先ジョブ指定ステップ
と、前記優先ジョブ指定ステップで指定されたジョブに
関しては当該ジョブが実行されるまで他のユーザによる
ジョブの実行を禁止するジョブ実行禁止ステップとを有
することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、画像処理装置をネットワ
ークを介して共有可能に構成した画像処理システムに供
給されるプログラムであって、前記画像処理装置におけ
るジョブの状態を管理するジョブ管理ステップと、優先
的に実行したいジョブを指定する優先ジョブ指定ステッ
プと、前記優先ジョブ指定ステップで指定されたジョブ
に関しては当該ジョブが実行されるまで他のユーザによ
るジョブの実行を禁止するジョブ実行禁止ステップとを
有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態に係るネットワ
ークシステムの構成の概念を示す模式図である。本ネッ
トワークシステムは、ネットワークスキャナ102、P
C103、ファクシミリ(Fax)104、ネットワー
クプリンタ106、107、108がネットワーク10
1を介して接続された構成となっている。図中105は
公衆回線である。
【0013】図1において、ネットワーク101は、機
器を接続する既知の技術を用いた通信媒体であり、本実
施形態では、TCP/IP(Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)プロトコルを使用したイー
サネット(登録商標)(米国ゼロックス、DEC、イン
テル三社が共同開発したバス構造のLAN)の使用を想
定している。ネットワークスキャナ102は、用紙など
に文字・図形が印刷された原稿などを光学的に読み取り
を行う画像入力機器であり、ネットワークインターフェ
ースを具備している。本例では、ネットワークスキャナ
102は具体的にはRGB3色の読み取り画像データを
出力するカラースキャナとして構成されている。
【0014】ネットワークプリンタ108、107、1
06は、ネットワークインターフェースを具備してお
り、送信された印刷データや画像データをネットワーク
インターフェースを介して受信し、電子写真技術などの
既知の印刷技術を用いて用紙などの記録媒体に実際に印
刷を行う画像出力機器である。ネットワークプリンタ1
08、107、106もまたネットワーク101を介し
て各機器に接続されている。本例では、108は白黒デ
ジタル複合機(マルチファンクション複合機)、107
はカラーレーザビームプリンタ、106は白黒レーザビ
ームプリンタを示している。
【0015】Fax104は、ネットワークインターフ
ェースを具備しており、公衆回線105を介して画像デ
ータの送受信を行う画像入出力機器である。Fax10
4は、ネットワーク101上のネットワークスキャナ1
02で読み取った画像データを送信したり、受信した画
像データをネットワークプリンタ108、107、10
6から出力したり、PC103でファイル化する画像デ
ータを公衆回線105上に入出力するインターフェース
でもある。PC103は、ネットワークスキャナ102
を使用した原稿からのスキャンジョブの実行、Fax1
04を使用した通信ジョブの実行、ネットワークプリン
タ106、107、108を使用したプリントジョブ、
コピージョブの実行を指示することが可能な情報処理装
置である。また、PC103は、後述のジョブ管理手段
を備えている。
【0016】以下、本実施形態のネットワークシステム
を構成する上記各画像入出力機器の内、例えば、スキャ
ナ機能及びプリンタ機能を備えたネットワークプリンタ
(マルチファンクション複合機)を例に挙げ、ハードウ
エア、ソフトウエアの詳細について記述する。尚、本実
施形態における下記で説明するジョブとは、原稿から画
像を読み取るスキャンジョブ、記録媒体上に画像を形成
するプリントジョブ、原稿から画像を読み取り記録媒体
上に画像を形成するコピージョブ、データ通信を行う通
信ジョブを含む。
【0017】[ハードウエア] 全体構成 マルチファンクション複合機の全体構成図を図3に示
す。コントローラユニット2000は、画像入力デバイ
スであるスキャナ部2070や画像出力デバイスである
プリンタ部2095と接続し、一方ではLAN2011
や公衆回線(WAN)2051と接続することで、画像
情報やデバイス情報の入出力を行うためのコントローラ
である。 CPU2001は、システム(複合機)全体
を制御するコントローラである。RAM2002は、C
PU2002が動作するためのシステムワークメモリで
あり、画像データを一時記憶するための画像メモリでも
ある。ROM2003は、ブートROMとして構成され
ており、システムのブートプログラムを格納している。
HDD(ハードディスクドライブ)2004は、システ
ムソフトウエア、画像データを格納する。
【0018】操作部インターフェース(I/F)200
6は、操作部(UI)2012とのインターフェースを
司るものであり、操作部2012に表示する画像データ
を操作部2012に対して出力する。また、操作部I/
F2006は、操作部2012からユーザが入力した情
報を、CPU2001に伝える役割をする。ネットワー
ク接続部2010は、LAN2011に接続し、情報の
入出力を行う。モデム2050は、公衆回線2051に
接続し、情報の入出力を行う。
【0019】以上のデバイスがシステムバス2007上
に配置される。イメージバスI/F2005は、前記シ
ステムバス2007と画像データを高速で転送する画像
バス2008とを接続し、データ構造を変換するバスブ
リッジである。画像バス2008は、PCI(Peripher
al Component Interconnect)バスまたはIEEE(Ins
titute of Electrical and Electronics Engineers)1
394で構成される。画像バス2008上には以下のデ
バイスが配置される。
【0020】ラスタイメージプロセッサ(RIP)20
60は、PDL(Page DescriptionLanguage)コードを
ビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部2
020は、画像入出力デバイスであるスキャナ部207
0やプリンタ部2095とコントローラユニット200
0とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を
行う。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データ
に対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2
090は、プリント出力画像データに対し補正、解像度
変換等を行う。画像回転部2030は、画像データの回
転を行う。画像圧縮処理部2040は、多値画像データ
はJPEG(Joint Photographic Experts Group)、2
値画像画像データはJBIG(Joint Bi-level Image E
xpertsGroup)、MMR(Modified Modified Read)、
MH(Modified Huffman)の圧縮伸張処理を行う。
【0021】画像入出力部 複合機における画像入出力デバイスの外観を図4に示
す。画像入力デバイスであるスキャナ部2070は、原
稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図
示略)を走査することで、ラスタイメージデータ207
1(図3)として電気信号に変換する。ユーザが原稿用
紙を原稿フィーダ2072のトレイ2073にセット
し、操作部2012から読み取り起動指示を行うことに
より、コントローラユニット2000のCPU2001
がスキャナ部2070に指示を与え(図3の207
1)、原稿フィーダ2072により原稿用紙を1枚ずつ
フィードし、スキャナ部2070による原稿画像の読み
取り動作を行う。
【0022】画像出力デバイスであるプリンタ部209
5は、ラスタイメージデータ2096(図3)を用紙上
の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラム
や感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレ
イからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するイ
ンクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
プリント動作の起動は、コントローラユニット2000
のCPU2001からの指示2096(図3)によって
開始する。プリンタ部2095は、異なる用紙サイズま
たは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を
装備し、それに対応した用紙カセット2101、210
2、2103、2104を装備している。また、プリン
タ部2095は、排紙トレイ2111を装備している。
排紙トレイ2111は印字し終わった用紙を受けるもの
である。
【0023】操作部 複合機の操作部2012の構成を図5に示す。LCD表
示部2013は、LCD上にタッチパネルシートが貼ら
れており、システムの操作画面を表示すると共に、表示
してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラ
ユニット2000のCPU2001に伝える。スタート
キー2014は、原稿画像の読み取り動作を開始する時
などに用いる。スタートキー2014の中央部には、緑
と赤の2色LED2018が配設されており、その色に
よってスタートキー2014が使える状態にあるかどう
かを示す。ストップキー2015は、稼働中の動作を止
める働きをする。IDキー2016は、使用者のユーザ
IDを入力する時に用いる。リセットキー2017は、
操作部2012からの設定を初期化する時に用いる。
【0024】スキャナ画像処理部 スキャナ画像処理部2080の構成を図6に示す。画像
バスI/Fコントローラ2081は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、スキャナ画像処理部2080内の各デバイスの制御
及びタイミング信号を発生させる。フィルタ処理部20
82は、空間フィルタでコンボリューション演算を行
う。編集部2083は、例えば入力画像データからマー
カーペンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の
画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等
の画像加工処理を行う。
【0025】変倍処理部2084は、読み取り画像の解
像度を変える場合にラスタイメージの主走査方向につい
て補間演算を行い、拡大、縮小を行う。副走査方向の変
倍については、画像読み取りラインセンサ(図示略)を
走査する速度を変えることで行う。テーブル変換部20
85は、読み取った輝度データである画像データを濃度
データに変換するためにテーブル変換を行う。2値化部
2086は、多値のグレースケール画像データを、誤差
拡散処理やスクリーン処理によって2値化する。処理が
終了した画像データは、再び画像バスコントローラ20
81を介して、画像バス2008上に転送される。
【0026】プリンタ画像処理部 プリンタ画像処理部2090の構成を図7に示す。画像
バスI/Fコントローラ2091は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、スキャナ画像処理部2090内の各デバイスの制御
及びタイミング信号を発生させる。解像度変換部209
2は、LAN2011或いは公衆回線2051から来た
画像データを、プリンタ部2095の解像度に変換する
ための解像度変換を行う。スムージング処理部2093
は、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の
白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処
理を行う。
【0027】画像圧縮処理部 画像圧縮処理部2040の構成を図8に示す。画像バス
I/Fコントローラ2041は、画像バス2008と接
続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き、入
力バッファ2042・出力バッファ2045とのデータ
のやり取りを行うためのタイミング制御、及び画像圧縮
部2043に対するモード設定などの制御を行う。
【0028】画像圧縮処理部2040の処理手順を以下
に示す。画像バス2008を介して、コントローラユニ
ット2000のCPU2001から画像バスI/Fコン
トローラ2041に画像圧縮制御のための設定を行う。
この設定により、画像バスI/Fコントローラ2041
は、画像圧縮部2043に対して画像圧縮に必要な設定
(例えばMMR圧縮・JBIG伸長等)を行う。必要な
設定を行った後に、再度、CPU2001から画像バス
I/Fコントローラ2041に対して画像データ転送の
許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2041は、RAM2002もしくは画像バス20
08上の各デバイスから画像データの転送を開始する。
受け取った画像データは入力バッファ2042に一時格
納され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて
一定のスピードで画像が転送される。
【0029】この際、入力バッファ2042は、画像バ
スI/Fコントローラ2041と画像圧縮部2043の
両者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断
し、画像バス2008からの画像データの読み込み及び
画像圧縮部2043への画像の書き込みが不可能である
場合は、データの転送を行わないような制御を行う(以
後このような制御をハンドシェークと呼称する)。画像
圧縮部2043は、受け取った画像データを一旦RAM
2044に格納する。これは、画像圧縮を行う際には、
行う画像圧縮処理の種類によって数ライン分のデータを
要するためであり、最初の1ライン分の圧縮を行うため
には、数ライン分の画像データを用意してからでないと
画像圧縮が行えないためである。
【0030】画像圧縮を施された画像データは直ちに出
力バッファ2045に送られる。出力バッファ2045
では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧
縮部2043とのハンドシェークを行い、画像データを
画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。画像
バスI/Fコントローラ2041では転送された圧縮
(もしくは伸長)された画像データをRAM2002も
しくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送
する。こうした一連の処理は、コントローラユニット2
000のCPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終わったとき)、もしくはこ
の画像圧縮部2043から停止要求が出るまで(圧縮及
び伸長時のエラー発生時等)繰り返される。
【0031】画像回転部 画像回転部2030の構成を図9に示す。画像バスI/
Fコントローラ2031は、画像バス2008と接続
し、そのバスシーケンスを制御する働き、画像回転部2
032にモード等を設定する制御、及び画像回転部20
32に画像データを転送するためのタイミング制御を行
う。
【0032】画像回転部2030の処理手順を以下に示
す。画像バス2008を介して、コントローラユニット
2000のCPU2001から画像バスI/Fコントロ
ーラ2031に画像回転制御のための設定を行う。この
設定により、画像バスI/Fコントローラ2041は、
画像回転部2032に対して画像回転に必要な設定(例
えば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設
定を行った後に、再度、CPU2001から画像バスI
/Fコントローラ2041に対して画像データ転送の許
可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントロー
ラ2031は、RAM2002もしくは画像バス200
8上の各デバイスから画像データの転送を開始する。
尚、本例では32bitをそのサイズとし、回転を行う
画像サイズを32×32(bit)とし、また、画像バ
ス2008上に画像データを転送させる際に32bit
を単位とする画像転送を行うものとする(扱う画像は2
値を想定する)。
【0033】上述のように、32×32(bit)の画
像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う
必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転
送する必要がある(図11参照)。不連続アドレッシン
グにより転送された画像データは、読み出し時に所望の
角度に回転されているように、RAM2033に書き込
まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、最初
に転送された32bitの画像データを、図12に示す
ようにY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に
読み出すことで、画像が回転される。
【0034】32×32(bit)の画像回転(RAM
2033への書き込み)が完了した後、画像回転部20
32は、RAM2033から上述した読み出し方法で画
像データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ20
31に画像を転送する。回転処理された画像データを受
け取った画像バスI/Fコントローラ2031は、連続
アドレッシングをもって、RAM2002もしくは画像
バス2008上の各デバイスにデータを転送する。こう
した一連の処理は、コントローラユニット2000のC
PU2001からの処理要求が無くなるまで(必要なペ
ージ数の処理が終わったとき)繰り返される。
【0035】デバイスI/F部 デバイスI/F部2020の構成を図10に示す。画像
バスI/Fコントローラ2021は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、デバイスI/F部2020内の各デバイスの制御及
びタイミング信号を発生させる。また、画像バスI/F
コントローラ2021は、外部のスキャナ部2070及
びプリンタ部2095への制御信号を発生させる。スキ
ャンバッファ2022は、スキャナ部2070から送ら
れてくる画像データを一時保存し、画像バス2008に
同期させて画像データを出力する。
【0036】シリアルパラレル・パラレルシリアル変換
部2023は、スキャンバッファ2022に保存された
画像データを順番に並べて、或いは分解して、画像バス
2008に転送できる画像データのデータ幅に変換す
る。パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部202
4は、画像バス2008から転送された画像データを分
解して、或いは順番に並べて、プリントバッファ202
5に保存できる画像データのデータ幅に変換する。プリ
ントバッファ2025は、画像バス2008から送られ
てくる画像データを一時保存し、プリンタ部2095に
同期させて画像データを出力する。
【0037】画像スキャン時の処理手順を以下に示す。
スキャナ部2070から送られてくる画像データをスキ
ャナ部2070から送られてくるタイミング信号に同期
させて、スキャンバッファ2022に保存する。そし
て、画像バス2008がPCIバスの場合には、スキャ
ンバッファ2022内に画像データが32ビット以上入
ったときに、画像データを先入れ先出しで32ビット
分、スキャンバッファ2022からシリアルパラレル・
パラレルシリアル変換部2023に送り、32ビットの
画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ20
21を通して画像バス2008上に転送する。また、画
像バス2008がIEEE1394の場合には、スキャ
ンバッファ2022内の画像データを先入れ先出しで、
スキャンバッファ2022からシリアルパラレル・パラ
レルシリアル変換部2023に送り、シリアル画像デー
タに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通
して画像バス2008上に転送する。
【0038】画像プリント時の処理手順を以下に示す。
画像バス2008がPCIバスの場合には、画像バス2
008から送られてくる32ビットの画像データを画像
バスI/Fコントローラ2021で受け取り、パラレル
シリアル・シリアルパラレル変換部2024に送り、プ
リンタ部2095の入力データビット数の画像データに
分解し、プリントバッファ2025に保存する。また、
画像バス2008がIEEE1394の場合には、画像
バスから送られてくるシリアル画像データを画像バスI
/Fコントローラ2021で受け取り、パラレルシリア
ル・シリアルパラレル変換部2024に送り、プリンタ
部2095の入力データビット数の画像データに変換
し、プリントバッファ2025に保存する。そして、プ
リンタ部2095から送られてくるタイミング信号に同
期させて、プリントバッファ2025内の画像データを
先入れ先出しで、プリンタ部2095に送る。
【0039】[ソフトウエア] ソフトウエアブロック全体構成 図2は本発明の実施の形態に係る複合機のソフトウエア
構成を示すブロック図である。尚、下記の各構成要素を
最初はカタカナで表記し以後は英語で表記する。図中、
1501は、UI、即ちユーザインターフェースを司る
ものであり、ユーザが本複合機の各種操作・設定を行う
際、機器との仲介を行うモジュールである。本モジュー
ルは、ユーザの操作に従い、後述の各種モジュールに入
力情報を転送し、処理の依頼或いはデータの設定等を行
う。1502は、アドレスブック(Address-Book)、即
ちデータの送付先、通信先等を管理するデータベースモ
ジュールである。Address-Book1502の内容は、UI
1501からのユーザ操作によりデータの追加、削除、
取得が行われ、ユーザの操作により後述の各モジュール
にデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用さ
れるものである。
【0040】1503は、ウェブサーバ(Web-Server)
モジュールであり、図外のWebクライアントからの要求
により、本複合機の管理情報を通知するために使用され
る。管理情報は、後述のControll-API1518を介して
読み取られ、後述のHTTP1512、TCP/IP1516、ネ
ットワークドライバ(Network−Driver)1517を介
してWebクライアントに通知される。1504は、ユニ
バーサルセンド(Universal-Send)、即ちデータの配信
を司るモジュールであり、UI1501によりユーザに
指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先
に配布するものである。また、ユーザにより、本機器の
スキャナ機能を使用し配布データの生成が指示された場
合は、後述のControll-API1518を介して機器を動作
させ、データの生成を行う。
【0041】1505は、Universal-Send1504内で
出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュー
ルである。1506は、Universal-Send1504内で通
信先にE-mailアドレスが指定された際に実行されるモジ
ュールである。1507は、Universal-Send1504内
で出力先にデータベースが指定された際に実行されるモ
ジュールである。1508は、Universal-Send1504
内で出力先に本機器と同様の複合機が指定された際に実
行されるモジュールである。1509は、リモートコピ
ースキャン(Remote-Copy-Scan)モジュールであり、本
複合機のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続
された他の複合機を出力先とし、本複合機単体で実現し
ているコピー機能と同等の処理を行うモジュールであ
る。
【0042】1510は、リモートコピープリント(Re
mote-Copy-Print)モジュールであり、本複合機のプリ
ンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複
合機を入力先とし、本複合機単体で実現しているコピー
機能と同等の処理を行うモジュールである。1511
は、ウェブプルプリント(Web-Pull-Print)、即ちイン
ターネットまたはイントラネット上の各種ホームページ
の情報を読み出し、印刷するモジュールである。151
2は、本複合機がHTTPにより通信する際に使用されるモ
ジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールによ
り前述のWeb-Server1503、Web-Pull-Print1511
モジュールに通信を提供するものである。1513は、
lprモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュー
ルにより前述のUniversal-Send1504内のプリンタモ
ジュール1505に通信を提供するものである。
【0043】1514は、SMTP(Simple Mail Transfer
Protocol)モジュールであり、後述のTCP/IP1516
モジュールにより前述のUniversal-Send1504内のE-
mailモジュール1506に通信を提供するものである。
1515は、SLM、即ちSalutation-Managerモジュール
であり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述の
Universal-Send1504内のデータベースモジュール1
517、DPモジュール1518、及びRemote-Copy-Scan
1509モジュール、Remote-Copy-Print1510モジ
ュールに通信を提供するものである。1516は、TCP/
IP通信モジュールであり、前述の各種モジュールに後述
のNetwork-Driverによりネットワーク通信を提供するも
のである。
【0044】1517は、ネットワークドライバ(Netw
ork-Driver)であり、ネットワークに物理的に接続され
る部分を制御するものである。1518は、コントロー
ルAPI(Controll-API)であり、Universal-Send150
4等の上流モジュールに対し、後述のJob-Manager15
19等の下流モジュールとのインターフェースを提供す
るものであり、上流及び下流のモジュール間の依存関係
を軽減しそれぞれの流用性を高めるものである。151
9は、ジョブマネージャ(Job-Manager)であり、前述
の各種モジュールよりControll-API1518を介して指
示される処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与
えるものである。また、本モジュールは、本複合機内で
実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0045】1520は、コーデックマネージャ(CODE
C-Manager)であり、Job-Manager1519が指示する処
理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するもの
である。1521は、FBEエンコーダ(FBE-Encoder)で
あり、Job-Manager1519、Scan-Manager1524に
より実行されるスキャン処理により読み込まれたデータ
をFBEフォーマットにより圧縮するものである。152
2は、JPEGコーデック(JPEG-CODEC)であり、Job-Mana
ger1519、Scan-Manager1524により実行される
スキャン処理、及びPrint-Manager1526により実行
される印刷処理において、読み込まれたデータのJPE
G圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うもので
ある。1523は、MMRコーデック(MMR-CODEC)であ
り、Job-Manager1519、Scan-Manager1524によ
り実行されるスキャン処理、及びPrint-Manager152
6により実行される印刷処理において、読み込まれたデ
ータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行
うものである。
【0046】1524は、スキャンマネージャ(Scan-M
anager)であり、Job-Manager1519が指示するスキ
ャン処理を管理・制御するものである。1525は、SC
SIドライバ(Small-Computer-System-Interface-Drive
r)であり、Scan-Manager1524と本複合機が内部的
に接続しているスキャナ部2070との通信を行うもの
である。1526は、プリントマネージャ(Print-Mana
ger)であり、Job-Manager1519が指示する印刷処理
を管理・制御するものである。1527は、エンジンイ
ンターフェースドライバ(Engine-I/F-Driver)であ
り、Print-Manager1526と印刷部とのインターフェ
ースを提供するものである。1528は、パラレルポー
トドライバ(Parallel-Port-Driver)であり、Web-Pull
-Print1511がパラレルポートを介して図外の出力機
器にデータを出力する際のインターフェースを提供する
ものである。
【0047】アプリケーション 以下、本発明の実施の形態の組み込みアプリケーション
について図面を用いて説明する。
【0048】図13は本発明の配信に関する組み込みア
プリケーションの構成を示すブロック図である。図中、
4050は、上記で説明した本発明の操作部(UI)ア
プリケーションを示すブロックである。4100は、リ
モートコピーアプリケーションの送信側を示すブロック
である。4150は、同報配信の送信側を示すブロック
である。4200は、Web Pull Printモジュールを示す
ブロックである。4250は、Web Serverモジュールを
示すブロックである。4300は、リモートコピーの受
信側(プリント側)を示すブロックである。4350
は、同報配信で送信されてきたイメージを汎用のプリン
タで受信・プリントするブロックである。4400は、
リモートプリントの受信側(プリント側)を示すブロッ
クである。
【0049】4450は、同報配信で送信されてきたイ
メージを公知のNotes Serverで受信・格納するブロック
である。4500は、同報配信で送信されてきたイメー
ジを2値のイメージを受信・格納するブロックである。
4550は、同報配信で送信されてきたイメージを公知
のMail Serverで受信・格納するブロックである。46
00は、同報配信で送信されてきたイメージを多値のイ
メージを受信・格納するブロックである。4650は、
情報コンテンツを含んだ、公知のWeb Serverを示すもの
である。4700は、本発明のWeb Serverなどにアクセ
スする公知のWeb Browserを示すものである。
【0050】以下、上記それぞれのブロックに照らし合
わせながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。
【0051】User Interface アプリケーション 4050のブロックに示したUser Interface(UI)の
詳細は、上述した通りであるが、ここでは、4051の
Address Bookについて説明する。このAddressBook40
51は、本実施形態のネットワークシステムを構成する
機器内の不揮発性の記憶装置(不揮発性メモリやハード
ディスクなど)に保存されており、Address Book405
1の中には、ネットワークに接続された機器の特徴が記
載されている。例えば、以下に列挙するようなものが含
まれている。
【0052】機器の正式名やエイリアス名 機器のネットワークアドレス 機器の処理可能なネットワークプロトコル 機器の処理可能なドキュメントフォーマット 機器の処理可能な圧縮タイプ 機器の処理可能なイメージ解像度 機器がプリンタの場合の給紙可能な紙サイズ、給紙段情
報 機器がサーバ(コンピュータ)の場合のドキュメントを格
納可能なフォルダ名 以下に説明する各アプリケーションは、上記Address Bo
ok4051に記載された情報により配信先の特徴を判別
することが可能となる。また、このAddress Book405
1は、編集可能であると共に、ネットワーク内のサーバ
コンピュータなどに保存されているものをダウンロード
して使用する、または直接参照することも可能である。
【0053】リモートコピーアプリケーション リモートコピーアプリケーションは、配信先に指定され
た機器の処理可能な解像度情報を前記Address Book40
51より判別し、それに従い、スキャナにより読み取っ
た画像(2値画像)を公知のMMR圧縮を用いて圧縮
し、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)化
し、SLM4103に通して、ネットワーク上のプリンタ
機器に送信する。SLM4103とは、詳細には説明しな
いが、公知のSalutation Manager(またはSmart Link M
anager)と呼ばれる機器制御情報などを含んだネットワ
ークプロトコルの一種である。
【0054】同報配信アプリケーション 同報配信アプリケーションは、前記リモートコピーアプ
リケーションと違い、一度の画像走査で複数の配信宛先
に画像を送信することが可能である。また、配信先もプ
リンタ機器にとどまらず、いわゆるサーバコンピュータ
にも直接配信可能である。
【0055】以下、配信先に従って順に説明する。配信
先の機器が公知のネットワークプリンタプロトコルであ
るLPD(Line Printer Daemon)、プリンタ制御コマンド
として公知のLIPS(登録商標)(LBP Image Processing
System:キヤノン株式会社のLBP専用制御コマンド
体系)を処理可能であるとAddress Book4051より判
別した場合、同様にAddress Book4051より判別した
画像解像度に従って画像読み取りを行い、画像自体は、
本実施形態では、公知のFBE(First Binari Encoding)
を用いて圧縮し、更にLIPSコード化して、公知のネット
ワークプリンタプロトコルであるLPRで相手機器に送信
する。
【0056】配信先の機器が前記SLMで通信可能で、サ
ーバ機器の場合、Address Book4051より、サーバア
ドレス、サーバ内のフォルダの指定を判別し、リモート
コピーアプリケーションと同様に、スキャナにより読み
取った画像(2値画像)を公知のMMR圧縮を用いて圧
縮し、それを公知の上記TIFF化し、SLMを通して、ネッ
トワーク上のサーバ機器の特定のフォルダに格納するこ
とが可能である。
【0057】また、本実施形態の機器では、相手機器で
あるサーバが公知のJPEG圧縮された多値画像を処理可能
であると判別した場合、前記の2値画像と同様に多値読
み取りした画像を公知のJPEG圧縮を用いて、やはり公知
のJFIF(JPEG File Interchange Format)化し、SLMを
通して、ネットワーク上のサーバ機器の特定のフォルダ
に格納することが可能である。
【0058】配信先の機器が公知のE-Mailサーバである
場合、Address Book4051に記載されたメールアドレ
スを判別し、スキャナにより読み取った画像(2値画
像)を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知の
上記TIFF化し、公知のSMTP(Simple Mail Transfer Pro
tocol)4153を使用して、E-Mailサーバに送信す
る。その後の配信は、Mail Server4550に従って実
行される。
【0059】Web Pull Printアプリケーション Web Pull Printアプリケーションは、本実施形態と直接
関係しないので、説明は省略する。
【0060】Web Serverアプリケーション Web Serverアプリケーションは、本実施形態と直接関係
しないので、説明は省略する。
【0061】Device Information Service(DIS) コントローラ内でジョブに対する設定値、デバイス(ス
キャナ、プリンタなど)の機能、ステータス、課金情報
等をControl APIに準拠したデータ形態で保持するデー
タベースと、そのデータベースとのインターフェースを
デバイスインフォメーションサービス(Device Informa
tion Service:DIS)として定義している。図14にDIS
7102とジョブマネージャ(Job Manager)710
1、及びスキャン、プリントの各ドキュメントマネージ
ャ(Document Manager)7103、7104とのやり取
りを示す。
【0062】基本的に、ジョブ(Job)の開始命令など
動的な情報はJob Manager 7101から各Document Man
agerに直接指示され、デバイスの機能やジョブの内容な
ど静的な情報はDIS7102を参照する。各Document Ma
nagerからの静的、動的情報、イベントはDIS7102を
介してJob Manager7101に伝えられる。各Document
ManagerからDIS7102のデータベースにデータの設
定、取得を行う場合、DIS7102の内部データ形式がC
ontrol API準拠であることから、Control APIに準拠し
たデータ形式と各Document Managerが理解できるデータ
形式との相互の変換処理を行う。例えば、各Document M
anagerからステータスデータの設定を行う場合、デバイ
ス固有のデータを解釈し、Control APIで定義される対
応するデータに変換し、DIS7102のデータベースへ
書き込みを行う。
【0063】Job Manager7101からDIS7102のデ
ータベースにデータの設定、取得を行う場合には、Job
Manager7101とDIS7102の間でデータの変換は生
じない。また、DIS7102には、Document Managerか
ら通知される各種イベント情報に基づき、イベントデー
タの更新が行われる。
【0064】図15にDIS7102内部に保持される各
種データベース(以下、DBと呼称する)を示し、それぞ
れのDBについて説明する。図中の丸角長方形は個々のDB
を表している。7201は、スーパーバイザデータベー
ス(Supervisor DB)であり、機器全体についてのステ
ータスやユーザ情報を保持しているDBであり、ユーザI
Dやパスワード等、バックアップが必要な情報は、ハー
ドディスク装置或いはバックアップメモリなどの不揮発
性の記憶装置に保持される。
【0065】7202は、スキャンコンポーネントデー
タベース(Scan Component DB)、7203は、プリン
トコンポーネントデータベース(Print Component DB)
であり、これらComponent DBは存在するComponent毎に
対応して保持される。例えばプリンタのみからなる機器
の場合はPrint Component DBのみが存在し、また、例え
ばFAXを備えた機器の場合はFAX Component DBが保持
される。各ComponentDBには、初期化時に、それぞれ対
応するDocument ManagerがComponentの機能やステータ
スを設定する。7204は、スキャンジョブサービスデ
ータベース(Scan Job Service DB)、7205は、プ
リントジョブサービスデータベース(Print Job Servic
e DB)であり、これらのJob Service DBもComponent DB
と同様、初期化時にそれぞれ対応するDocument Manager
が機器で使用できる機能や、それらのサポート状況を設
定する。
【0066】次に、ジョブデータベース(Job DB)、ド
キュメントデータベース(DocumentDB)について説明す
る。7206は、Scan Job DB、7207は、Print Job
DBの各Job DB、7208は、Scan Document DB、72
09は、Print Document DBである。Job DB、Document
DBは、Jobとそれに付随するDocumentが生成される度
に、Job Managerにより動的に確保、初期化が行われ、
必要な項目の設定が行われる。各Document Managerは、
Jobの処理開始前にJob DB及びDocument DBから処理に必
要な項目を読み出し、Jobを開始する。その後、Jobが終
了すると、これらのJob及びそれに付随していたDocumen
tのDBは解放される。Jobは1つ以上のDocumentを持つの
で、あるJobに対して複数のDocument DBが確保される場
合がある。7210は、各Document Managerから通知さ
れるイベント情報を保持するデータベース、7211
は、装置のスキャン回数、プリント回数を記録するため
のカウンタテーブルである。
【0067】Document Managerから通知されるイベント
には、Scan Document ManagerからのComponentの状態遷
移、スキャン処理動作完了や各種のエラー、またPrint
Document ManagerからのComponentの状態遷移、プリン
ト処理動作完了、紙詰まり、給紙カセットオープンなど
があり、それぞれのイベントを識別するためのイベント
IDが予め定められている。
【0068】Document Managerからイベントが発行され
た場合、DIS7102は、イベントデータベース721
1に発行されたイベントIDと、必要なら該イベントに付
随する詳細データを登録する。また、Document Manager
からイベントの解除が通知された場合、解除指定された
イベントデータをイベントデータベース7211から削
除する。
【0069】Job Managerよりイベントのポーリングが
行われた場合、DIS7102は、イベントデータベース
7210を参照し、現在発生しているイベントIDと、必
要ならイベントに付随する詳細データをJob Managerへ
返信し、現在イベントが発生していなければその旨を返
信する。
【0070】また、スキャン処理動作完了、プリント処
理動作完了のイベントが通知された場合は、スキャン、
プリントを行ったユーザのカウンタ値を更新する。この
ソフトウエアによるカウンタは、不慮の電源遮断などで
その値が失われないように、バックアップされたメモリ
装置やハードディスク装置等の不揮発性記憶装置にその
値が更新される度に書き戻す。
【0071】スキャン動作 以下にスキャン動作の詳細について説明する。図16は
スキャン動作に関するブロックの概念図である。PCI
バス8105に、CPU8101、メモリ8102、画
像の圧縮・伸長ボード(コーデック)8104、スキャ
ナ8107、このシステムを接続するためのインターフ
ェースを提供するSCSI I/F回路8103が接続されてい
る。SCSI I/F回路8103とスキャナ(または複合機能
を有する複写機のスキャナ機能ユニット)8107は、
SCSIインターフェースケーブル8106で接続されてい
る。また、PCIバス8105には、IDEコントローラ
(IDE Controller)8108が接続されており、IDE Co
ntroller8108は、IDEケーブル(IDE Cable)810
9を介してIDEハードディスク(IDE Hard Disk)811
0と接続されている。
【0072】図17はスキャン動作に関するソフトウエ
ア構造を示す図である。Job Manager8201は、アプ
リケーションレベルの要求を分類、保存する機能を持
つ。DIS8202は、アプリケーションレベルからのス
キャン動作に必要なパラメータを保存する。アプリケー
ションからの要求はメモリ8102に保存される。スキ
ャン動作管理部8203は、Job Manager8201とDIS
8202からスキャンを行うのに必要な情報を取得す
る。スキャン動作管理部8203は、Job Manager82
01から図18のジョブ番号、ドキュメント番号のテー
ブルデータ8301を受け取り、ジョブ番号、ドキュメ
ント番号のテーブルデータ8301を元に、DIS820
2からスキャンパラメータ8302を受け取る。これに
より、アプリケーションから要求されているスキャン条
件を元にスキャンを行う。
【0073】スキャン動作管理部8203は、DIS82
02から取得したスキャンパラメータ8302をドキュ
メント番号順にスキャンシーケンス制御部8204に渡
す。スキャンパラメータ8302を受け取ったスキャン
シーケンス制御部8204は、スキャン画像属性830
8の内容に従ってSCSI制御部8207をコントロールす
る。これにより、図16のPCI8105に接続された
SCSI Controller8103を動作させることにより、SCS
Iケーブル8106を介してScanner8107にSCSI制御
コマンドを送ることによりスキャンが実行される。スキ
ャンした画像は、SCSI Cable8106を介してSCSI Con
troller8103に渡され、更にPCI8105を介し
てメモリ8102に格納される。
【0074】スキャンシーケンス制御部8204は、ス
キャンが終了し、PCI8105を介してメモリ810
2に画像が格納された時点で、スキャンパラメータ83
02のスキャン画像圧縮形式8309の内容に従って、
メモリ8102に格納されているスキャン画像を圧縮す
るために、圧縮・伸長制御部8205に対して要求を出
す。要求を受け取った圧縮・伸長制御部8205は、P
CI8105に接続されているコーデック8104を用
いて、スキャンシーケンス制御部8204からのスキャ
ン画像圧縮形式8309の指定で圧縮を行う。圧縮・伸
長制御部8205は、圧縮された画像をPCI8105
を介してメモリ8102に格納する。
【0075】スキャンシーケンス制御部8204は、圧
縮・伸長制御部8205がスキャン画像圧縮形式830
9で指定された形式にスキャン画像を圧縮し、メモリ8
102に格納した時点で、スキャンパラメータ8302
の画像ファイルタイプ8307に従って、メモリ810
2に格納されている圧縮されたスキャン画像をファイル
化する。スキャンシーケンス制御部8204は、ファイ
ルシステム8206に対して、スキャンパラメータ83
02の画像ファイルタイプ8307で指定されたファイ
ル形式でファイル化することを要求する。
【0076】ファイルシステム8206は、スキャンシ
ーケンス制御部8204からの画像ファイルタイプ83
07に従って、メモリ8102に格納されている圧縮さ
れた画像をファイル化し、PCI8105を介してIDE
Controller8108に転送し、IDE Cable8109を介
してIDE Hard Disk8110に転送することにより、ス
キャンされた圧縮画像をファイル化する。スキャンシー
ケンス制御部8204は、ファイルシステム8206が
IDE Hard Disk8110にファイル化された画像を格納
した時点で、スキャナ8107上の一枚の現行の処理が
終了したとして、スキャン動作管理部8203にスキャ
ン終了通知を送り返す。
【0077】この時点でスキャナ8107上にまだスキ
ャンが行われていない原稿が存在し、Job Manager82
01からスキャン要求が存在する場合には、再度、DIS
8202に格納されているスキャンパラメータ8302
を用いてスキャンシーケンス制御部8204にスキャン
動作を要求する。スキャナ8107上にスキャンされて
いない原稿が存在しない場合、またはJob Manager82
01からのスキャン要求が存在しない場合には、スキャ
ン動作が終了したものとしてJob Manager8201に対
してスキャン終了通知を発行する。
【0078】プリント動作 以下にプリント動作の詳細について説明する。図19は
プリント動作に関するブロックの概念図である。PCI
バス9005に、CPU9001、メモリ9002、画
像の圧縮・伸張ボード(コーデック)9004、プリン
タ9007、このシステムを接続するためのインターフ
ェースを提供するエンジンインターフェース(Engine I
/F)ボード9003が接続されている。Engine I/Fボー
ド9003とプリンタ(または複合機能を有する複写機
のプリンタ機能ユニット)9007は、エンジンインタ
ーフェースケーブル9006で接続されている。
【0079】Engine I/Fボード9003は、内部にDPRA
Mを備えており、このDPRAMを介してプリンタ9007へ
のパラメータ設定及びプリンタ9007の状態読み出し
と、プリントの制御コマンドのやり取りを行う。また、
このEngine I/Fボード9003は、Videoコントローラ
を備えており、プリンタ9007からエンジンインター
フェースケーブル9006経由で与えられるVCLK(Vide
o Clock)とHSYNCに合わせて、PCIバス9005上に
展開されているイメージデータをエンジンインターフェ
ースケーブル9006を介してプリンタ9007に送信
する。
【0080】この送信のタイミングを図で表すと図20
のようになる。VCLKは常に出続け、HSYNCがプリンタ9
007の1ラインの開始に同期して与えられる。Engine
I/Fボード9003のVideoコントローラは、設定され
た画像幅(WIDTH)分のデータを、設定されたPCIバ
ス9005上のメモリ(SOURCE)から読み出して、Vide
o信号としてエンジンインターフェースケーブル900
6に出力する。これを指定ライン分(LINES)繰り返し
た後、IMAGE#END割り込みを発生する。
【0081】先に説明した通り、CPU上のアプリケー
ションプログラムからControll APIにプリントジョブの
指示が渡されると、Controll APIはこれをコントローラ
レベルのJob Managerにジョブとして渡す。更に、このJ
ob Managerはプリントジョブの設定をDISに格納し、Pri
nt Managerにプリントジョブの開始を指示する。Print
Managerはジョブを受け付けると、DISからジョブ実行に
必要な情報を読み出し、Engine I/Fボード9003及び
Engine I/Fボード9003内のDPRAMを介してプリンタ
9007に設定する。
【0082】Engine I/Fボード9003の設定項目を図
21に、プリンタ9007に対するEngine I/Fボード9
003内のDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド、
状態コマンドを図22に示す。
【0083】簡単のためにこのプリントジョブを、非圧
縮、レター(11"×8.5")サイズ2値画像の、2ペ
ージ1部プリント、プリンタ9007が600dpiの性
能を持つものとして、具体的に動作を説明する。まず、
このプリントジョブを受けると、Print Managerはこの
画像の幅(この場合8.5"の側とする)の画像バイト
数を下式により算出する。
【0084】 WIDTH = 8.5 × 600 ÷ 8 ≒ 630(Bytes) 次に、ライン数を下式により演算する。
【0085】 LINES = 11 × 600 = 6600(Lines) これらの算出した値と、与えられた1ページ目の画像が
格納されているSOURCEアドレスとを、図21に示したWI
DTH、LINES、SOURCEに設定する。この時点で、Engine I
/Fボード9003は画像出力の用意が完了しているが、
プリンタ9007からのHSYNC信号が来ていないため(V
CLKは来ている)画像データを出力していない。
【0086】次に、Print Managerは図22に示したDPR
AMの所定のアドレス(Book No)に出力部数である1を
書き込む。その後、1ページ目に対する出力用紙の給紙
要求(FEED#REQ)を出し、プリンタ9007からのIMAG
E#REQを待つ。プリンタ9007からIMAGE#REQが来た
ら、IMAGE#STARTを出す。これを受けてプリンタ900
7はHSYNCを出し始め、HSYNC待ちであったEngine I/Fボ
ード9003は画像を出力する。プリンタ9007は出
力用紙の後端を検出すると、IMAGE#ENDを出力し、出力
用紙が排出されるとSHEET#OUTを出力する。Print Manag
erは1ページ目のIMAGE#ENDを受けて、2ページ目のWID
TH、LINES、SOURCEをEngine I/Fボード9003に設定
し、FEED#REQを出して、IMAGE#REQを待つ。2ページ目
のIMAGE#REQが来てからの動作は、1ページ目と同様で
ある。
【0087】ジョブ管理手段 次に、本発明の中心となるジョブ管理手段について説明
する。図23は請求項3で記載されているようにユーザ
がPC上で閲覧できるwebによってジョブの管理がな
されている様子を示す図である。本実施形態のジョブ管
理手段は、上記DIS7102で管理されるジョブの情報
を基に、webのコンテンツ情報をマルチファンクショ
ンシステム(複合機)における図3のHDD2004に
格納することで実現する。また、このweb手段から
は、ジョブを閲覧するのみならず、UIと同様に、環境
設定、宛先登録、HDD2004に格納された画像デー
タの送信等の操作を行うことも可能である。以後、この
web手段をリモートUIと呼ぶことにする。
【0088】リモートUIは、マルチファンクションシ
ステム固有に割り振られたIP(Internet Protocol)
アドレスをブラウザソフト上で指定することでアクセス
ができる。上記図23は目的のマルチファンクションシ
ステムのIPアドレスをブラウザ上で指定したときのリ
モートUIのトップページである。この時、デフォルト
の設定では図23における“デバイス”のメニューが選
択される。“デバイス”メニューが選択されると、マル
チファンクションシステムに存在するスキャナ、プリン
タ、FAX等のデバイスのステータス情報を確認するこ
とができる。
【0089】また、優先ジョブ予約の欄で優先的に使用
したいジョブを選択することにより、マルチファンクシ
ョンシステムのUI上には図24に示すようにジョブの
優先予約がされていることが表示される。図24の例で
はコピーのジョブがuser32912によって予約されて
いることを示している。これにより、マルチファンクシ
ョンシステムのUI上でコピーを行おうとしている他の
ユーザに対して、コピーを緊急に使用したいユーザがU
Iから離れていた場合にも、リモートUIを介してPC
からUI上にメッセージを出すことができる。UIの前
のユーザはこのメッセージにより、誰が急ぎでコピーを
使用したいのかが分かるので、UIの前のユーザもコピ
ーを緊急に行いたい場合はメッセージを出しているユー
ザとの間で交渉を行うことも可能である。
【0090】“ジョブ”メニューが選択されると、図2
5に示すように現在実行中のジョブのリストが表示され
る。図25の例では前述のジョブ優先予約を行った内容
がリストに追加されている。図24のUI上でユーザが
“解除”のキーを押した場合はジョブ優先予約が取り消
され、図25のリストからジョブ優先予約の項目の表示
が削除される。
【0091】図26は上述したネットワークシステムを
特許請求の範囲に対応させた構成例を示す機能ブロック
図である。本ネットワークシステムは、ジョブ管理手段
11及び優先ジョブ指定手段12を備えた情報処理装置
1、ジョブ実行禁止手段21を備えた複数台の画像処理
装置2・・・、情報処理装置1及び画像処理装置2・・
・を接続するネットワーク3から構成されている。
【0092】ジョブ管理手段11は、画像処理装置2・
・・におけるジョブの状態を管理するものであり、ネッ
トワーク3を介して情報処理装置1上で閲覧可能なwe
bにより、ジョブの状態を管理するものである。優先ジ
ョブ指定手段12は、ユーザが優先的に実行したいジョ
ブを指定するものであり、ネットワーク3を介して情報
処理装置1上で閲覧可能なweb上の所定のボタンのク
リックにより、優先的に実行したいジョブの予約を行う
ものである。ジョブ実行禁止手段21は、優先ジョブ指
定手段12で指定されたジョブに関しては当該ジョブが
実行されるまで他のユーザによるジョブの実行を禁止す
るものであり、優先ジョブ指定手段12で指定されたジ
ョブの予約内容を画像処理装置3・・・の操作部に表示
し、予約内容を他のユーザに報知することで、ジョブ実
行禁止を実現するものである。
【0093】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、スキャナ等の画像入力機器、プリンタ・複写
機・複合機等の画像出力機器、ファクシミリ等の通信機
器、PC等の情報処理装置がネットワーク接続されたネ
ットワークシステムにおいて、ジョブの状態をPC上で
管理するジョブ管理手段により、ユーザが優先的に行い
たいジョブを指定し、当該ユーザのジョブが完了するま
で他のユーザによるジョブの実行を禁止することを可能
としたネットワークシステムを提供することができる。
これにより、機器の操作部から離れているユーザが例え
ばコピー等のジョブを優先的に実行したい状況が発生し
た場合、ジョブ管理手段(例えばユーザが使用している
PC上のWeb)による所定の操作により、ユーザは原
稿を持って機器の操作部の前まで足を運ぶことなく、他
のユーザに急ぎの旨を知らせることが可能となる。
【0094】[他の実施の形態]上記実施形態では、本
発明のジョブ管理をネットワークシステムにおける複合
機に適用した場合を例に挙げたが、これに限定されるも
のではなく、ネットワークシステムにおける他の機器
(ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナ、FA
X)に適用することも可能である。
【0095】上記実施形態では、ネットワークシステム
を図1に示す構成としたが、これに限定されるものでは
なく、ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナ、
FAX、PCの接続台数は任意台数とすることが可能で
ある。
【0096】上記実施形態では、ネットワークシステム
を図1に示す構成としたが、これに限定されるものでは
なく、例えば、スキャナ機能・プリント機能・コピー機
能・FAX機能を備えた1台の複合機を複数台のPCで
共有するような形態のネットワークシステムに適用する
ことも可能である。
【0097】上記実施形態では、ネットワークとしてT
CP/IPプロトコルを使用したイーサネット(登録商
標)を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、
他のプロトコルを使用することも可能である。
【0098】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0099】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0100】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0101】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像処理装置をネットワークを介して共有可能に構成し
た画像処理システムにおいて、画像処理装置におけるジ
ョブの状態を管理するジョブ管理手段と、優先的に実行
したいジョブを指定する優先ジョブ指定手段と、優先ジ
ョブ指定手段で指定されたジョブに関しては当該ジョブ
が実行されるまで他のユーザによるジョブの実行を禁止
するジョブ実行禁止手段とを備える構成としているた
め、次のような効果を奏する。
【0103】スキャナ等の画像入力機器、プリンタ・複
写機・複合機等の画像出力機器、ファクシミリ等の通信
機器、PC等の情報処理装置がネットワーク接続された
画像処理システムにおいて、ジョブの状態を情報処理装
置上で管理するジョブ管理手段、及び優先ジョブ指定手
段により、ユーザが優先的に行いたいジョブを指定し、
当該ユーザのジョブが完了するまで他のユーザによるジ
ョブの実行を禁止することを可能とした画像処理システ
ムを提供することができる。これにより、機器の操作部
から離れているユーザが例えばコピー等のジョブを優先
的に実行したい状況が発生した場合、ジョブ管理手段
(例えばユーザが使用している情報処理装置上のWe
b)による所定の操作により、ユーザは原稿を持って機
器の操作部の前まで足を運ぶことなく、他のユーザに急
ぎの旨を知らせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワークシステ
ムの全体構成を示す概念図である。
【図2】複合機のソフトウエアの全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】複合機のハードウエアの全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】複合機の外観を示す図である。
【図5】複合機の操作部の構成を示す図である。
【図6】複合機のスキャナ画像処理部の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】複合機のプリンタ画像処理部の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】複合機の画像圧縮処理部の構成を示すブロック
図である。
【図9】複合機の画像回転部の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】複合機のデバイスI/F部の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】画像回転処理を示す図である。
【図12】画像回転処理を示す図である。
【図13】配信に関する組み込みアプリケーションを示
すブロック図である。
【図14】DISと、Job Manager、Print Manager、Scan
Managerとのやり取りを示す図である。
【図15】DIS内部のデータベース及びカウンタを示す
図である。
【図16】スキャン動作に関するハードウエア構成を示
すブロック図である。
【図17】スキャン動作に関するソフトウエア構成を示
すブロック図である。
【図18】スキャン動作に関するパラメータテーブルを
示す図である。
【図19】プリント動作に関するハードウエア構成を示
すブロック図である。
【図20】プリントイメージデータの転送タイミングを
示す図である。
【図21】Engine I/Fボード内のプリントパラメータレ
ジスタを示す図である。
【図22】プリンタとEngine I/Fボードとの通信コマン
ドを示す図である。
【図23】リモートUIのトップページの表示内容を示
す図である。
【図24】優先ジョブ予約が指定されたときのUI上の
表示内容を示す図である。
【図25】リモートUIのジョブメニューが選択された
ときの表示内容を示す図である。
【図26】ネットワークシステムを特許請求の範囲に対
応させた構成例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 画像処理装置 3 ネットワーク 11 ジョブ管理手段 12 優先ジョブ指定手段 21 ジョブ実行禁止手段 101 ネットワーク 102 ネットワークスキャナ 103 PC 104 FAX 106、107、108 ネットワークプリンタ 2012 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AQ05 AQ06 AS02 CQ04 CQ22 CQ24 CQ34 HJ06 HJ08 HN05 HN15 HQ12 HQ22 HR02 5B021 AA01 CC07 5C062 AA02 AA05 AA14 AA29 AA35 AB20 AB38 AC55 AE16 BA04

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理装置をネットワークを介して共
    有可能に構成した画像処理システムであって、 前記画像処理装置におけるジョブの状態を管理するジョ
    ブ管理手段と、優先的に実行したいジョブを指定する優
    先ジョブ指定手段と、前記優先ジョブ指定手段で指定さ
    れたジョブに関しては当該ジョブが実行されるまで他の
    ユーザによるジョブの実行を禁止するジョブ実行禁止手
    段とを有することを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置とは、スキャナ等の画
    像入力機器、プリンタ、複写機、複合機等の画像出力機
    器、ファクシミリ等の通信機器を含み、前記ジョブと
    は、原稿から画像を読み取るスキャンジョブ、記録媒体
    上に画像を形成するプリントジョブ、原稿から画像を読
    み取り記録媒体上に画像を形成するコピージョブ、デー
    タ通信を行う通信ジョブを含むことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記ジョブ管理手段とは、前記ネットワ
    ークを介して情報処理装置上で閲覧可能なwebによ
    り、前記ジョブの状態を管理するものであることを特徴
    とする請求項1又は2記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記優先ジョブ指定手段とは、前記ネッ
    トワークを介して情報処理装置上で閲覧可能なweb上
    の所定操作により、前記優先的に実行したいジョブの予
    約を行うものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記ジョブ実行禁止手段とは、前記優先
    ジョブ指定手段で指定されたジョブの予約内容を前記画
    像処理装置の操作部に表示し、前記予約内容を他のユー
    ザに報知することで、前記ジョブ実行禁止を実現するも
    のであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処
    理システム。
  6. 【請求項6】 前記画像処理装置の操作部上の表示を他
    のユーザが確認後、他のユーザが予約ジョブを解除する
    手続きを前記画像処理装置の操作部上で行うことが可能
    であることを特徴とする請求項2又は5記載の画像処理
    システム。
  7. 【請求項7】 画像処理装置をネットワークを介して共
    有可能な画像処理システムを構成する情報処理装置であ
    って、 前記画像処理装置におけるジョブの状態を管理するジョ
    ブ管理手段と、優先的に実行したいジョブを指定する優
    先ジョブ指定手段とを有し、前記優先ジョブ指定手段で
    指定されたジョブに関しては当該ジョブが実行されるま
    で他のユーザによるジョブの実行を前記画像処理装置を
    介して禁止することが可能であることを特徴とする情報
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理装置とは、スキャナ等の画
    像入力機器、プリンタ、複写機、複合機等の画像出力機
    器、ファクシミリ等の通信機器を含み、前記ジョブと
    は、原稿から画像を読み取るスキャンジョブ、記録媒体
    上に画像を形成するプリントジョブ、原稿から画像を読
    み取り記録媒体上に画像を形成するコピージョブ、デー
    タ通信を行う通信ジョブを含むことを特徴とする請求項
    7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ジョブ管理手段とは、前記ネットワ
    ークを介して前記情報処理装置上で閲覧可能なwebに
    より、前記ジョブの状態を管理するものであることを特
    徴とする請求項7又は8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記優先ジョブ指定手段とは、前記ネ
    ットワークを介して前記情報処理装置上で閲覧可能なw
    eb上の所定操作により、前記優先的に実行したいジョ
    ブの予約を行うものであることを特徴とする請求項7又
    は8記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記ジョブの実行禁止は、前記優先ジ
    ョブ指定手段で指定されたジョブの予約内容を前記画像
    処理装置の操作部に表示し、前記予約内容を他のユーザ
    に報知することで実現可能であることを特徴とする請求
    項7又は8記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して共有可能に構成
    された画像処理装置であって、 前記画像処理装置におけるジョブの状態を管理すると共
    に優先的に実行したいジョブを指定する情報処理装置で
    指定されたジョブに関しては、当該ジョブが実行される
    まで他のユーザによるジョブの実行を禁止するジョブ実
    行禁止手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記画像処理装置とは、スキャナ等の
    画像入力機器、プリンタ、複写機、複合機等の画像出力
    機器、ファクシミリ等の通信機器を含み、前記ジョブと
    は、原稿から画像を読み取るスキャンジョブ、記録媒体
    上に画像を形成するプリントジョブ、原稿から画像を読
    み取り記録媒体上に画像を形成するコピージョブ、デー
    タ通信を行う通信ジョブを含むことを特徴とする請求項
    12記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記ジョブ実行禁止手段とは、前記情
    報処理装置で指定されたジョブの予約内容を前記画像処
    理装置の操作部に表示し、前記予約内容を他のユーザに
    報知することで、前記ジョブ実行禁止を実現するもので
    あることを特徴とする請求項12又は13記載の画像処
    理装置。
  15. 【請求項15】 前記画像処理装置の操作部上の表示を
    他のユーザが確認後、他のユーザが予約ジョブを解除す
    る手続きを前記画像処理装置の操作部上で行うことが可
    能であることを特徴とする請求項13又は14記載の画
    像処理装置。
  16. 【請求項16】 画像処理装置をネットワークを介して
    共有可能に構成した画像処理システムにおけるジョブ管
    理方法であって、 前記画像処理装置におけるジョブの状態を管理するジョ
    ブ管理工程と、優先的に実行したいジョブを指定する優
    先ジョブ指定工程と、前記優先ジョブ指定工程で指定さ
    れたジョブに関しては当該ジョブが実行されるまで他の
    ユーザによるジョブの実行を禁止するジョブ実行禁止工
    程とを有することを特徴とするジョブ管理方法。
  17. 【請求項17】 前記画像処理装置とは、スキャナ等の
    画像入力機器、プリンタ、複写機、複合機等の画像出力
    機器、ファクシミリ等の通信機器を含み、前記ジョブと
    は、原稿から画像を読み取るスキャンジョブ、記録媒体
    上に画像を形成するプリントジョブ、原稿から画像を読
    み取り記録媒体上に画像を形成するコピージョブ、デー
    タ通信を行う通信ジョブを含むことを特徴とする請求項
    16記載のジョブ管理方法。
  18. 【請求項18】 前記ジョブ管理工程は、前記ネットワ
    ークを介して情報処理装置上で閲覧可能なwebによ
    り、前記ジョブの状態を管理するものであることを特徴
    とする請求項16又は17記載のジョブ管理方法。
  19. 【請求項19】 前記優先ジョブ指定工程は、前記ネッ
    トワークを介して情報処理装置上で閲覧可能なweb上
    の所定操作により、前記優先的に実行したいジョブの予
    約を行うものであることを特徴とする請求項16又は1
    7記載のジョブ管理方法。
  20. 【請求項20】 前記ジョブ実行禁止工程は、前記優先
    ジョブ指定手段で指定されたジョブの予約内容を前記画
    像処理装置の操作部に表示し、前記予約内容を他のユー
    ザに報知することで、前記ジョブ実行禁止を実現するも
    のであることを特徴とする請求項16又は17記載のジ
    ョブ管理方法。
  21. 【請求項21】 前記画像処理装置の操作部上の表示を
    他のユーザが確認後、他のユーザが予約ジョブを解除す
    る手続きを前記画像処理装置の操作部上で行うことが可
    能であることを特徴とする請求項17又は20記載のジ
    ョブ管理方法。
  22. 【請求項22】 画像処理装置をネットワークを介して
    共有可能に構成した画像処理システムに適用されるジョ
    ブ管理方法を実行するプログラムを記憶したコンピュー
    タにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記ジョブ管理方法は、前記画像処理装置におけるジョ
    ブの状態を管理するジョブ管理ステップと、優先的に実
    行したいジョブを指定する優先ジョブ指定ステップと、
    前記優先ジョブ指定ステップで指定されたジョブに関し
    ては当該ジョブが実行されるまで他のユーザによるジョ
    ブの実行を禁止するジョブ実行禁止ステップとを有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 画像処理装置をネットワークを介して
    共有可能に構成した画像処理システムに供給されるプロ
    グラムであって、 前記画像処理装置におけるジョブの状態を管理するジョ
    ブ管理ステップと、優先的に実行したいジョブを指定す
    る優先ジョブ指定ステップと、前記優先ジョブ指定ステ
    ップで指定されたジョブに関しては当該ジョブが実行さ
    れるまで他のユーザによるジョブの実行を禁止するジョ
    ブ実行禁止ステップとを有することを特徴とするプログ
    ラム。
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