JP2007067807A - データ送信装置およびデータ送信方法およびプログラム - Google Patents

データ送信装置およびデータ送信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信者が送信する画像データのページイメージとデータサイズを視覚的に確認しながら、データサイズをカスタマイズすることを可能とすること。そして、簡単な操作により、データ送信者が所望する必要最低限度の品質を保ちつつ、送信データ量を削減してデータ送信可能にすること。
【解決手段】CPU2001は、スキャナ入力された画像データに基づく送信データのトータルのデータサイズを操作部2012のLCD部に表示させ、前記画像データのうちの選択されたページに対応する画像データの変更を操作部2012から設定させる。そして、該変更設定に基づく変更処理後の画像データに基づく送信データのトータルのデータサイズを操作部2012のLCD部に確認表示する。そして、送信指示に応じて、前記変更設定に基づいて前記記憶手段に記憶される画像データを変更処理し、該変更された画像データに基づく送信データを送信させる構成を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力された画像データを記憶手段に記憶し、該記憶される画像データを指定される送信先に送信するデータ送信装置およびその方法に関する。
近年、マルチファンクションデジタル複写機が広く利用されるようになっている。
このマルチファンクションデジタル複写機は、紙等に記録されている原稿画像を読み取るスキャナと、読み取った画像あるいはホストコンピュータから送られてくる画像を紙などのメディアに出力するプリンタとを備える。さらにこれらスキャナ,プリンタの動作を制御したり種々の画像処理を施すコントローラ、機器の操作を使用者に提供する操作部、又複数枚の画像データや処理プログラムを一時的あるいは恒久的に記憶するメモリ及びハードディスク等で構成されている。
また、マルチファンクションデジタル複写機には、原稿の複写機能以外に、スキャナで読み込んだ画像データを送信する機能を有するものがある。この送信機能には、「スキャンしたデータを電子メールに添付してメール送信する機能」、「スキャンしたデータをネットワークでつながる出力装置にプリント出力させる機能」、「インターネットファクシミリ機能」、「通常のファクシミリ機能」等がある。
この送信機能は、画像等のデータ量の多い情報をやり取りすることが多い。例えば、読み込んだ画像データの全てを電子メールに添付して送信してしまうユーザも多い。その結果、ネットワークトラフィックの増大やメールサーバ負荷増大等の問題が発生していた。
このような「スキャンしたデータを電子メールに添付してメール送信する機能」における問題の発生を防止するため、メールサーバで、電子メールに添付可能な最大サイズが決められている場合がある。この場合、上記最大サイズを超えるデータを添付して送信を行うとエラーとなってしまう。
このようなエラーに対処するものとして、特許文献1(特開2002−125090号公報)がある。
特許文献1には、デジタル複写機が、送信した画像添付の電子メールに対してエラー通知メールを受信すると、このエラー通知メールを解析する。そして、電子メールの容量に起因するエラー通知が検出されると、エラー通知メールを受けた電子メールに添付された画像を取得して、低解像度化により小容量化し、小容量化された画像を電子メールに添付して再送信することが記載されている。
特開2002−125090号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術では、送信データ量は削減可能であるが、スキャンデータ全てに解像度を下げる処理が施されてしまうため、送信データが、送信者の所望の画像とかけ離れてしまう場合があった。送信者は、送信データがどのような品質の画像になっているかを確認出来る術もなかった。
また、送信データ量を削減する方法として、原稿の読み込み時の設定で解像度を下げる方法がある。しかしながら、この方法でも、スキャンデータ全てに解像度を下げる処理が施されてしまう。そのため、送信データが送信者の所望の画像とかけ離れてしまう場合があった。
即ち、上記いずれの方法でも、送信データ量の削減は可能であるが、送信者が必要とする最低限度の品質が維持されていない画像が送信されてしまう恐れがあるといった問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、送信者が、送信するデータのデータサイズを視覚的に確認しながら、ページ毎に変更する設定を行う(カスタマイズする)ことを可能とする。また、送信するデータのページ毎に解像度を変更することを可能とする仕組を提供することである。データ送信装置
本発明のデータ送信装置は、以下の構成を有することを特徴とする。画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される画像データに基づく送信データを指定される送信先に送信する送信手段とを有する。また、前記入力手段から入力され前記記憶手段に記憶される画像データの各ページイメージとトータルのデータサイズを表示する第1の表示手段を有する。また、前記第1の表示手段に表示される画像データの各ページイメージからいずれかのページイメージを選択させて該選択されたページイメージに対する変更を設定する設定手段を有する。また、前記設定手段による変更設定に基づく変更処理後のページイメージとトータルのデータサイズを確認表示する第2の表示手段を有する。また、送信指示に応じて、前記設定手段による変更設定に基づいて前記記憶手段に記憶される画像データを変更処理し、該変更された画像データを前記送信手段により送信させるように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、送信者が、送信するデータのデータサイズを視覚的に確認しながら、ページ毎に変更する設定を行う(カスタマイズする)ことが可能となる。また、送信するデータのページ毎に解像度を変更することが可能となる。
従って、ユーザの所望とする必要最低限度の品質を保ちつつ、送信時間の短縮、転送トラフィック数の削減を可能とし、データ送信時のユーザの利便性を向上させることができる等の効果を奏する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を示すデータ送信装置を適用可能なマルチファンクションシステムについて添付図面を参照して詳細に説明する。
<システム構成例>
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ送信装置を適用可能なマルチファンクションシステムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1において、101は、機器を接続する既知の技術を用いたネットワークであり、本実施形態では、一例としてTCP/IPプロトコルを使用したイーサネット(登録商標)の使用を想定している。
102はネットワークスキャナであり、用紙などに印刷された原稿などを光学的に読み込みを行う。このネットワークスキャナ101は、ネットワークインタフェースを具備し、ネットワーク101を介して各機器に接続されている。また、ネットワークスキャナ101はカラースキャナであり、読み取り画像データはRGB3色となる。
103は管理サーバである。この管理サーバ103は、ネットワークスキャナ102、ネットワークプリンタ106,107、複合機108、及びネットワークFAX104を管理する。即ち、これらの機器の組み合わせによる仮想MFP(マルチファンクション機器)を構成する際の構成情報(以下、転送パスプロファイルと呼ぶ)を格納し、入力機器、出力機器の要請により転送パスプロファイルの提供を行う。
管理サーバ103は、通常、パーソナルコンピュータやワークステーションにサーバソフトウェアを導入することによって実現される。この管理サーバ103には、ネットワークインタフェースが具備されており、ネットワーク101を介して各機器に接続されている。
ネットワークプリンタ106,107,複合機108は、ネットワークインタフェースを具備し、ネットワークインタフェースを介して印刷データや画像データを受信する。受信した印刷データや画像データに基づいて、電子写真技術などの既知の印刷技術を用いて用紙などのメディアに実際に印刷を行う。このネットワークプリンタ106,107,複合機108も、ネットワーク101を介して各機器に接続している。
ここでは、106は白黒レーザビームプリンタ、107はカラーレーザビームプリンタである。複合機108は、白黒デジタル複合機である。
ネットワークFAX104は、ネットワークインタフェースを具備し、公衆回線105を介して画像データの送受信を行うFAX(ファクシミリ)である。このネットワークFAX104は、ネットワーク101上のスキャナ102で読み取った画像データを送信したり、受信した画像データをプリンタ106,107,108から出力したりする。また、管理サーバ103でファイル化する画像データを公衆回線105上に入出力するインタフェースでもある。
このように、図1に示したマルチファンクションシステムは、ネットワークスキャナ102(,複合機108)と、プリンタ106,107,複合機108と、管理サーバ103(,複合機108)等がネットワーク101上に接続されている。そして、該ネットワークを介して機器間で画像データが伝送可能なマルチファンクションシステムである。ネットワークスキャナ102(複合機108)は、画像データを入力する画像入力手段として動作する。プリンタ106,107,複合機108は、画像データを出力する画像出力手段として動作する。管理サーバ103(,複合機108)は、画像データを記憶する画像記憶手段として動作する。
なお、本発明のデータ送信装置は、図1に示したように、通信可能な複数の機器から構成されるもの(マルチファンクションシステム)であってもよい。また、デジタル複合機(MFP;MultiFunctionProduct)のように1つの装置であってもよい。
<ネットワーク機器のハードウェア構成例>
以下、本発明の第1実施形態を示すデータ送信装置を適用可能なマルチファンクションシステムについて添付図面を参照して詳細に説明する。
以下、本実施形態のマルチファンクションシステムのハードウェア構成,ソフトウェア構成の詳細について記述する。なお、以下の説明では、本発明のデータ送信装置を、デジタル複合機の構成及び動作を例に説明する。しかしながら、デジタル複合機のコントローラにスキャナが接続された構成は、ネットワークスキャナ102のハードウェア構成及び動作に実質的に等しい。また、デジタル複合機のコントローラにプリンタが接続された構成は、プリンタ106,107のハードウェア構成及び動作に実質的に等しい。さらに、デジタル複合機のファクシミリ機能をつかさどる構成は、ネットワークFAX104のハードウェア構成及び動作に実質的に等しい。また、デジタル複合機のコントローラは、管理サーバ103のハードウェア構成及び動作に実質的に等しい。即ち、図2に示すデジタル複合機の構成及び動作は、図1に示したマルチファンクションシステムと実質的に等しい。
(全体構成例)
図2は、本発明のデータ送信装置を適用可能なデジタル複合機の全体構成を示すブロック図である。
図2において、2000はコントローラユニット(Controller Unit)である。このコントローラユニット2000は、画像入力デバイスであるスキャナ(Scanner)2070や画像出力デバイスであるプリンタ(Printer)2095と接続する。また、一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051と接続する。これにより画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。なお、プリンタ2095は、レーザビーム方式であっても、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント方式であってもよい。
コントローラユニット2000において、20001はCPUであり、システム全体を制御するコントローラである。2002はRAMである。このRAM2001は、CPU2002が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。2003はROMである。ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。2004はハードディスクドライブ(HDD)であり、システムソフトウェア、画像データ等を格納するものである。
2006は操作部I/Fである。この操作部I/F2006は、操作部(UI)2012とのインタフェース部で、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。
2010はネットワーク部(Network)である。このネットワーク部2010は、LAN2011に接続し、情報の入出力を行う。2050はモデム(Modem)であり、公衆回線2051に接続し、情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
2005はイメージバスI/F(Image Bus I/F)であり、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス2008は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。2060はラスタイメージプロセッサ(RIP)であり、PDLコードをビットマップイメージに展開する。2020はデバイスI/F部であり、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
2080はスキャナ画像処理部であり、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。2090はプリンタ画像処理部であり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。2030は画像回転処理部であり、画像データの回転を行う。2040は画像圧縮処理部であり、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
(画像入出力部の構成例)
図3は、画像入出力デバイス(図2に示したスキャナ2070,プリンタ2095)の構成例を示す概観図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
画像入力デバイスであるスキャナ部2070は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスタイメージデータ2071(図2)として電気信号に変換する。
原稿用紙は、原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が操作部2012から読み取り起動指示する。これにより、コントローラCPU2001がスキャナ2070に指示を与え(2071)、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部2095は、ラスタイメージデータ2096(図2)を用紙上の画像に変換する部分である。そのプリント方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、コントローラCPU2001からの指示2096によって開始する。
プリンタ部2095には、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101,2102,2103,2104がある。又、排紙トレイ2111は印字し終わった用紙を受けるものである。
(操作部の構成例)
図4は、図2に示した操作部2012の一般的な構成例を示す平面図である。
図4において、2013はLCD表示部であり、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラCPU2001に伝える。
スタートキー2014は、後述するコピー(COPY)処理や送信(SEND)処理等で原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。このスタートキー2014中央部には、緑と赤の2色LED2018があり、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを示す。
2015はストップキーであり、稼働中の動作を止める働きをする。2016はIDキーであり、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。2017はリセットキーであり、操作部1012からの設定を初期化する時に用いる。
(スキャナ画像処理部の構成例)
図5は、図2に示したスキャナ画像処理部2080の構成例を示すブロック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図5において、2081は画像バスI/Fコントローラであり、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理部2080内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。2082はフィルタ処理部であり、空間フィルタでコンボリューション演算を行う。2083は編集部であり、例えば入力画像データからマーカペンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
2084は変倍処理部であり、読み取り画像の解像度を変える場合にラスタイメージの主走査方向について補間演算を行い拡大、縮小を行う。なお、副走査方向の変倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せず)を走査する速度を変えることで行う。
2085はテーブルであり、読み取った輝度データである画像データを濃度データに変換するために使用されるテーブル変換である。2086は2値化部であり、多値のグレースケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理によって2値化する。
以上説明した2082〜2086での処理が終了した画像データは、再び画像バスコントローラ2081を介して、画像バス2008上に転送される。
(プリンタ画像処理部の構成例)
図6は、図2に示したプリンタ画像処理部2090の構成例を示すブロック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図6において、2091は画像バスI/Fコントローラであり、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理部2090内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。2092は解像度変換部であり、ネットワーク部2011あるいは公衆回線2061から来た画像データを、プリンタ2095の解像度に変換するための解像度変換を行う。2093はスムージング処理部であり、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
(画像圧縮処理部の構成例)
図7は、図2に示した画像圧縮処理部2040の構成例を示すブロック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図7において、2041は画像バスI/Fコントローラであり、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する。また、画像バスI/Fコントローラ2041は、入力バッファ2042,出力バッファ2045とのデータのやりとりを行うためのタイミング制御を行う。さらに、画像バスI/Fコントローラ2041は、画像圧縮部2043に対するモード設定等の制御を行う。
以下、画像圧縮処理部2040の処理手順を示す。
画像バス2008を介して、CPU2001(図2)から画像バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮制御のための設定を行う。この設定により、画像バスI/Fコントローラ2041は、画像圧縮部2043に対して画像圧縮に必要な設定(例えばMMR圧縮,JBIG伸長等の)を行う。
必要な設定を行った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2041は、RAM2002(図2)もしくは画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開始する。そして、RAM2002(図2)もしくは画像バス2008上の各デバイスから受け取った画像データは、入力バッファ2042に一時格納され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて一定のスピードで画像圧縮部2043に画像を転送される。この際、入力バッファ2042は、画像バスI/Fコントローラ2041と画像圧縮部2043両者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断する。そして、画像バス2008からの画像データの読み込み、及び、画像圧縮部2043への画像の書き込みが不可能である場合は、データの転送を行わないような制御を行う(以後このような制御をハンドシェークと呼称する)。
画像圧縮部2043は、受け取った画像データを、一旦RAM2044に格納する。これは画像圧縮を行う際には、行う画像圧縮処理の種類によって数ライン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意してからでないと画像圧縮が行えないためである。画像圧縮部2043により画像圧縮を施された画像データは直ちに出力バッファ2045に送られる。
出力バッファ2045では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧縮部2043とのハンドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。
画像バスI/Fコントローラ2041では、転送された圧縮(もしくは伸長)された画像データを、RAM2002(図2)もしくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送する。
こうした一連の処理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返される。
(画像回転処理部の構成例)
図8は、図2に示した画像回転処理部2030の構成例を示すブロック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図8において、2031は画像バスI/Fコントローラであり、画像バス2008と接続し、そのバスシーケンスを制御する。また、画像バスI/Fコントローラ2031は、画像回転部2032にモード等を設定する制御を行う。さらに、画像バスI/Fコントローラ2031は、画像回転部2032に画像データを転送するためのタイミング制御を行う。以下に画像回転処理部2030の処理手順を示す。
画像バス2008を介して、CPU2001(図2)から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転制御のための設定を行う。この設定により、画像バスI/Fコントローラ2041は、画像回転部2032に対して画像回転に必要な設定(例えば、画像サイズや回転方向・角度等)を行う。
必要な設定を行った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2031は、RAM2002(図2)もしくは画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開始する。なお、ここでは32bitをその転送サイズとする。また、回転を行う画像サイズを32×32(bit)とする。さらに、画像バスI/Fコントローラ2031から、画像バス2008上に画像データを転送させる際に、32bitを単位とする画像転送を行うものとする(扱う画像は2値を想定する)。
上述のように、32×32(bit)の画像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う必要があり、且つ、不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある(図9参照)。
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転送された32bitの画像データを、図10のようにY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。32×32(bit)の画像回転(RAM2033への書き込み)が完了した後、画像回転部2032はRAM2033から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ2031に画像を転送する。
回転処理された画像データを受け取った画像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシングを以って、RAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連の処理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
図9,図10は、図8に示した画像回転部2032による画像回転処理手順を説明するための模式図である。
(デバイスI/F部の構成例)
図11は、図2に示したデバイスI/F部2020の構成例を示すブロック図である。
図11において、2021は画像バスI/Fコントローラであり、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する。また、画像バスI/Fコントローラ2021は、デバイスI/F部2020内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。さらに、画像バスI/Fコントローラ2021は、外部のスキャナ2070及びプリンタ2095への制御信号を発生させる。
2022はスキャンバッファであり、スキャナ2070から送られてくる画像データを一時保存し、画像バス2008に同期させて画像データを出力する。2023はシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部であり、スキャンバッファ2022に保存された画像データを順番に並べて、あるいは分解して、画像バス2008に転送できる画像データのデータ幅に変換する。
2040はパラレルシリアル・シリアルパラレル変換部であり、画像バス2008から転送された画像データを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッファ2025に保存できる画像データのデータ幅に変換する。プリントバッファ2025は、画像バス2008から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ2095に同期させて画像データを出力する。
以下、デバイスI/F2020における画像スキャン時の処理手順を示す。
まず、スキャナ2070から送られてくる画像データを、スキャナ2070から送られてくるタイミング信号に同期させて、スキャンバッファ2022に保存する。
そして、画像バス2008がPCIバスの場合には、スキャンバッファ2022内に画像データが32ビット以上入った時に、画像データを先入れ先出しで32ビット分、スキャンバッファ2022からシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部2023に送る。そして、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2008上に転送する。
また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、スキャンバッファ2022内の画像データを先入れ先出しで、スキャンバッファ2022からシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部2023に送る。そして、シリアル画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2008上に転送する。
以下、デバイスI/F2020における画像プリント時の処理手順を示す。
まず、画像バス2008がPCIバスの場合には、画像バス2008から送られてくる32ビットの画像データを画像バスI/Fコントローラで受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部2024に送る。そして、プリンタ2095の入力データビット数の画像データに分解し、プリントバッファ2025に保存する。
また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、画像バスからおくられてくるシリアル画像データを画像バスI/Fコントローラで受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部2024に送る。そしてプリンタ2095の入力データビット数の画像データに変換し、プリントバッファ2025に保存する。そして、プリンタ2095から送られてくるタイミング信号に同期させて、プリントバッファ2025内の画像データを先入れ先出しで、プリンタ2095に送る。
<ネットワーク機器のソフトウェア構成例>
(ソフトウェアブロックの全体構成例)
図12は、図1に示したデータ送信装置を適用可能なマルチファンクションシステムのソフトウェア構成を示すブロック図である。なお、図2に示したCPU2001がROM2003又はHDD2004又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより、図12に示す各種の処理は実現される。
図12において、1501はUI、即ち、ユーザインターフェイスを司るものであり、オペレータが本複合機の各種操作・設定を行う際、機器との仲介を行うモジュールである。本モジュールは、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、あるいはデータの設定等を行う。
1502はアドレスブック(Address Book)、即ちデータの送付先、通信先等を管理するデータベースモジュールである。アドレスブック1502の内容は、UI1501からの操作によりデータの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用されるものである。
1503はウェブサーバ(Web Server)モジュールであり、図示しないWebクライアントからの要求により、本複合機の管理情報を通知するために使用される。管理情報は、後述するコントロールAPI(Control API)1518を介して読み取られる。そして、後述のHTTP1512、TCP/IP1516、ネットワークドライバ(Network Driver)1517を介してWebクライアントに通知される。
1504はユニバーサルセンド(Universal Send)、即ちデータの配信を司るモジュールであり、UI1501によりオペレータに指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先に配布するものである。また、オペレータにより、本機器のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示された場合は、後述するコントロールAPI1518を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
1505は、ユニバーサルセンド(Universal Send)1504内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュールである。1506は、ユニバーサルセンド1504内で通信先にE-mailアドレスが指定された際に実行されるモジュールである。1507は、ユニバーサルセンド1504内で出力先にデータベースが指定された際に実行されるモジュールである。1508は、ユニバーサルセンド1504内で出力先に本機器と同様の複合機が指定された際に実行されるモジュールである。
1509はリモートコピースキャン(Remote Copy Scan)モジュールである。これは、本複合機のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複合機を出力先とし、本複合機単体で実現しているコピー(Copy)機能と同等の処理を行うモジュールである。
1510はリモートコピープリント(Remote Copy Print)モジュールである。これは、本複合機のプリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複合機を入力先とし、本複合機単体で実現しているコピー(Copy)機能と同等の処理を行うモジュールである。
1511はウェブプルプリント(Web Pull Print)即ち、インターネット又はイントラネット上の各種ホームページの情報を読み出し、印刷するモジュールである。1512は本複合機がHTTPにより通信する際に使用されるモジュールである。これは、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のウェブサーバ(Web Server)1503、ウェブプルプリント(Web Pull Print)1511モジュールに通信を提供するものである。
1513はlprモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のユニバーサルセンド(Universal Send)1504内のプリンタモジュール1505に通信を提供するものである。1514はSMTPモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のユニバーサルセンド1504内のE-mailモジュール1506に通信を提供するものである。
1515はSLM(Salutation Manager)モジュール)である。これは、後述のTCP/IPモジュール1516により、前述のユニバーサルセンド1504内のデータベースモジュール1507に通信を提供するものである。また、DPモジュール1508、及びリモートコピースキャンモジュール1509、リモートコピープリントモジュール1510にもまた通信を提供する。
TCP/IP通信モジュール1516は、前述の各種モジュールに後述するネットワークドライバ(Network Driver)によりネットワーク通信を提供するものである。ネットワークドライバ1517は、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。
コントロールAPI1518は、ユニバーサルセンド1504等の上流モジュールに対し、後述するジョブマネージャ(Job Manager)1519等の下流モジュールとのインタフェースを提供するものである。これは、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるものである。
ジョブマネージャ1519は、前述の各種モジュールよりコントロールAPI1518を介して指示される処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与えるものである。また、本モジュールは、本複合機内で実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
1520はCODECマネージャ(CODEC Manager)であり、ジョブマネージャ1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。
1521はFBEエンコーダ(FBE Encoder)であり、ジョブマネージャ1519、スキャンマネージャ1524により実行されるスキャン処理により読み込まれたデータを、FBEフォーマットにより圧縮するものである。
1522はJPEGコーデック(JPEG CODEC)である。これは、ジョブマネージャ1519、スキャンマネージャ1524により実行されるスキャン処理、及びプリントマネージャ1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うものである。
1523はMMRコーデック(MMR-CODEC)である。これは、ジョブマネージャ1519、スキャンマネージャ1524により実行されるスキャン処理、及びプリントマネージャ1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うものである。
スキャンマネージャ1524は、ジョブマネージャ1519が指示するスキャン処理を管理・制御するものである。1525はSCSIドライであり、スキャンマネージャ1524と本複合機が内部的に接続しているスキャナ部との通信を行うものである。
プリントマネージャ1526は、ジョブマネージャ1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。1527はエンジンインタフェース(Engine I/F)ドライバであり、プリントマネージャ1526と印刷部とのI/Fを提供するものである。
1528はパラレルポートドライバであり、ウェブプルプリント1511がパラレルポートを介して図外の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供するものである。
(アプリケーションの構成例)
以下、本発明のデータ処理システムに組み込まれたアプリケーションの実施形態について説明する。
図13は、本発明のデータ処理システムにおける配信に関する組み込みアプリケーションブロックを示すブロック図である。
図13において、4050は、図12に示したUI1501の操作部アプリケーションに対応するブロックである。4100は、リモートコピーアプリケーションの送信側を示すブロックである。4150は、同報配信(Universal Send)の送信側を示すブロックである。
4200は、ウェブプルプリント(Web Pull Print)モジュールを示すブロックである。4250は、ウェブサーバ(Web Server)モジュールを示すブロックである。
4300は、リモートコピーの受信側(プリント側)を示すブロックである。4350は、同報配信で送信されてきたイメージを汎用のプリンタで受信・プリントする例を示すブロックである。4400は、リモートプリントの受信側(プリント側)の例を示すブロックである。
4450は、同報配信で送信されてきたイメージを公知のノーツサーバ(Notes Server)で受信・格納するブロックである。4500は、同報配信で送信されてきたイメージを2値のイメージを受信・格納する例を示すブロックである。4550は、同報配信で送信されてきたイメージを公知のメールサーバ(Mail Server)で受信・格納する例を示すブロックである。
4600は、同報配信で送信されてきたイメージを多値のイメージを受信・格納する例を示すブロックである。4650は、情報コンテンツを含んだ公知のウェブサーバ(Web Server)を示す。4700は、本実施形態のウェブサーバ(Web Server)等にアクセスする公知のウェブブラウザ(Web Browser)を示す。
以下、本実施形態の動作に必要なそれぞれのブロックに照らし合わせながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。
(User Interfaceアプリケーションの例)
ブロック4050に示したUser Interface(以下、UI)の詳細は、上述したとおりであるが、ここでは、アドレスブック(Address Book)4051について説明する。このアドレスブック4051は、本実施形態の機器内の不揮発性の記憶装置(不揮発性メモリやハードディスク等(例えば、図2のHDD2004))に保存されており、この中には、ネットワークに接続された機器の特徴が記載されている。
例えば、以下に列挙するようなものが含まれている。
・機器の正式名やエイリアス名
・機器のネットワークアドレス
・機器の処理可能なネットワークプロトコル
・機器の処理可能なドキュメントフォーマット
・機器の処理可能な圧縮タイプ
・機器の処理可能なイメージ解像度
・プリンタ機器の場合の給紙可能な紙サイズ、給紙段情報
・サーバ(コンピュータ)機器の場合のドキュメントを格納可能なフォルダ名
以下に説明する各アプリケーションは、上記アドレスブック4051に記載された情報により配信先の特徴を判別することが可能となる。また、このアドレスブック4051は、編集可能であると共に、ネットワーク内のサーバコンピュータなどに保存されているものをダウンロードして使用する、又は、直接参照することも可能である。
(リモートコピーアプリケーションの例)
リモートコピーアプリケーション4100は、配信先に指定された機器の処理可能な解像度情報を前記アドレスブック4051より判別し、それに従い、スキャナにより読み取った画像2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮する。そして、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)化し、SLM4103に通して、ネットワーク上のプリンタ機器に送信する。SLM4103とは、詳細には説明しないが、公知のSalutation Manager(又は、Smart Link Manager)と呼ばれる機器制御情報などを含んだネットワークプロトコルの一種である。
(同報配信アプリケーションの例)
同報配信アプリケーション4150は、前記リモートコピーアプリケーション4100と違い、一度の画像走査で複数の配信宛先に画像を送信する事が可能である。又、配信先もプリンタ機器にとどまらず、いわゆるサーバコンピュータにも直接配信可能である。
以下、配信先に従って順に説明する。
配信先の機器が公知のネットワークプリンタプロトコルであるLPD(Line Printer Daemon)、プリンタ制御コマンドとして公知のLIPSを処理可能だとアドレスブック4051より判別する。このように判別した場合、同様にアドレスブック4051より判別した画像解像度に従って画像読み取りを行い、画像自体は、本実施形態では、公知のFBE(First Binary Encoding)を用いて圧縮する。そして、さらにLIPSコード化して、公知のネットワークプリンタプロトコルであるLPRで相手機器に送信する。
配信先の機器が前記SLMで通信可能で、サーバ機器の場合、アドレスブック4051より、サーバアドレス、サーバ内のフォルダの指定を判別し、スキャナにより読み取った画像2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮する。そして、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)化し、SLMを通して、ネットワーク上のサーバ機器の特定のフォルダに格納する事が可能である。
また、本実施形態の機器では、相手機器であるサーバが公知のJPEG圧縮された多値画像を処理可能だと判別した場合、前記の2値画像と同様に多値読み取りした画像を公知のJPEG圧縮を用いて、やはり公知のJFIF化する。そして、SLMを通して、ネットワーク上のサーバ機器の特定のフォルダに格納する事が可能である。
配信先の機器が公知のE-Mailサーバである場合、アドレスブック4051に記載されたメールアドレスを判別し、スキャナにより読み取った画像2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮する。そして、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)化し、公知のSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)4153を使用して、E-Mailサーバに送信する。その後の配信は、メールサーバ(Mail Server)4550に従って実行される。
(Web Pull Printアプリケーション)
ウェブプルプリント(Web Pull Print)アプリケーションは、本実施形態と直接関係しないので、説明は省略する。
(Web Serverアプリケーション)
Web Serverアプリケーションは、本実施形態と直接関係しないので、説明は省略する。
(Device Information Service(以下、DISと呼称する)の例)
コントローラ内でジョブに対する設定値、デバイス(スキャナ、プリンタ等)の機能、ステータス、課金情報等をコントロールAPIに準拠したデータ形態で保持するデータベース。そのデータベースとのI/FをDISとして定義している。
以下、図14を参照して、DISとジョブマネージャ(Job Manager)、プリントマネージャ(Print Manager)、スキャンマネージャ(Scan Manager)とのやり取りを示す。
図14は、DISとジョブマネージャ(Job Manager)、プリントマネージャ(Print Manager)、スキャンマネージャ(Scan Manager)とのやり取りを示す図である。
図14において、7102はDISである。7101はジョブマネージャ(Job Manager)であり、図12に示したジョブマネージャ1519に対応する。7103は(Scan Manager)であり、図12に示したスキャンマネージャ1524に対応する。7104はプリントマネージャ(Print Manager)で、図12に示したプリントマネージャ1526に対応する。
基本的に、ジョブ(Job)の開始命令など動的な情報はジョブマネージャ7101から各ドキュメントマネージャ((Document Manager)、即ち、スキャンマネージャ7103,プリントマネージャ7104)に直接指示される。そして、各ドキュメントマネージャは、デバイスの機能やジョブの内容など静的な情報はDIS7102を参照する。
各ドキュメントマネージャからの静的な情報,動的な情報,イベントは、DIS7102を介してジョブマネージャ7101に伝えられる。
上述したように、DIS7102の内部データ形式はコントロールAPI準拠である。よって、各ドキュメントマネージャからDIS7102のデータベースに対してデータの設定,データの取得を行う場合、コントロールAPIに準拠したデータ形式と各ドキュメントマネージャが理解できるデータ形式との相互の変換処理を行う。
例えば、各ドキュメントマネージャからステータスデータの設定を行う場合、デバイス固有のデータを解釈し、コントロールAPIで定義される対応するデータに変換し、DIS7102のデータベースへ書き込みを行う。
ジョブマネージャ7101からDIS7102のデータベースに対してデータの設定,データの取得を行う場合には、ジョブマネージャ7101とDIS7102の間でデータの変換は生じない。
また、DIS7102には、ドキュメントマネージャから通知される各種イベント情報に基づき、イベントデータの更新が行われる。
図15は、図14に示したDIS7102内部に保持される各種データベース(以下、DBと呼称する)を説明する図である。なお、図15中の丸角長方形は個々のDBを表している。
図15において、7201はスーパバイザDB(Supervisor DB)であり、機器全体についてのステータスやユーザ情報を保持しているDBである。これは、ユーザIDやパスワード等、バックアップが必要な情報はHD装置、あるいはバックアップメモリなどの不揮発性の記憶装置に保持される。
7202はスキャンコンポーネントDB(Scan Component DB)、7203はプリントコンポーネントDB(Print Component DB)である。これらコンポーネントDB(Component DB)は存在するコンポーネント毎に対応して保持される。例えば、プリンタのみからなる機器の場合はプリントコンポーネントDB7203のみが存在し、また例えば、FAXを備えた機器の場合はFAXコンポーネントDB(FAX Component DB)が保持される。各プリントコンポーネントDB7203には初期化時に、それぞれ対応するドキュメントマネージャがプリントコンポーネントの機能やステータスを設定する。
7204はスキャンジョブサービスDB(Scan Job Service DB)、7205はプリントジョブサービスDB(Print Job Service DB)である。これらのジョブサービスDB(Job Service DB)もコンポーネントDB同様、初期化時にそれぞれ対応するドキュメントマネージャが機器で使用できる機能や、それらのサポート状況を設定する。
次に、ジョブDB(Job DB)、ドキュメントDB(Document DB)について説明する。
7206はスキャンジョブDB(Scan Job DB)、7207はプリントジョブDB(Print Job DB)の各ジョブDBである。また、7208はスキャンドキュメントDB(Scan Document DB)、7209はプリントドキュメントDB(Print Document DB)である。
ジョブDB、ドキュメントDBは、ジョブとそれに付随するドキュメント(Document)が生成される度に、ジョブマネージャにより動的に確保、初期化が行われ、必要な項目の設定が行われる。各ドキュメントマネージャは、ジョブの処理開始前にジョブDB、およびドキュメントDBから処理に必要な項目を読み出し、ジョブを開始する。その後、ジョブが終了するとこれらのジョブ、及びそれに付随していたドキュメントのDBは解放される。ジョブは1つ以上のドキュメントを持つので、あるジョブに対して複数のドキュメントDBが確保される場合がある。
7210は各ドキュメントマネージャから通知されるイベント情報を保持するデータベース、7211は装置のスキャン(Scan)回数、プリント(Print)回数を記録するためのカウンタテーブルである。
ドキュメントマネージャから通知されるイベントには、スキャンドキュメントマネージャからのコンポーネントの状態遷移、スキャン処理動作完了や各種のエラー、またプリントドキュメントマネージャからのコンポーネントの状態遷移がある。また、プリント処理動作完了、紙詰まり、給紙カセットオープンなどもある。なお、それぞれのイベントを識別するためのイベントIDが予め定められている。
ドキュメントマネージャからイベントが発行された場合、DISはイベントデータベース7211に発行されたイベントIDと必要なら該イベントに付随する詳細データを登録する。また、ドキュメントマネージャからイベントの解除が通知された場合、解除指定されたイベントデータをイベントデータベース(Event Table)7211から削除する。
ジョブマネージャよりイベントのポーリングが行われた場合、DISはイベントデータベース(Event Table)7211を参照し、現在発生しているイベントIDと必要ならイベントに付随する詳細データをジョブマネージャへ返信する。なお、現在イベントが発生していなければその旨を返信する。
また、スキャン処理動作完了、プリント処理動作完了のイベントが通知された場合は、スキャン、プリントを行ったユーザのカウンタ値を更新する。このソフトウェアによるカウンタは不慮の電源遮断などでその値が失われないように、バックアップされたメモリ装置やHD装置の不揮発性記憶装置にその値が更新されるたびに書き戻す。
<本実施形態のスキャン動作の例>
以下にスキャン動作の詳細について説明する。
図16は、本発明を適用可能なデータ送信装置におけるスキャン動作に関するブロックの概念図である。
図16に示すように、PCIバス8105(図2のシステムバス2007,画像バス2008に対応)にCPU8101(図2のCPU2001に対応)とメモリ(Memory)8102(図2のRAM2002に対応)が接続されている。更に、画像の圧縮・伸長ボード(CODEC)8104(図2の画像圧縮処理部2040に対応)、及びスキャナ(Scanner)8107(図2のスキャナ2070に対応)も接続されている。また更に、このシステムを接続するためのI/Fを提供するSCSI I/F回路(SCSI Controller)8103(図1のデバイスI/F2020に対応)も接続されている。
SCSI I/F回路8103とスキャナ(または複合機能を有する複写機のスキャナ機能ユニット)8107はSCSIインターフェースケーブル8106で接続されている。
また、PCIバス8105にはIDEコントローラ(IDE Controller)8108が接続されている。そして、IDEケーブル(IDE Cable)8109を介してIDEハードディスク(IDE Hard Disk)8110(図2のHDD2004に対応)が接続されている。
図17は、本発明を適用可能なデータ送信装置におけるスキャン動作に関するソフトウェア構造を示したブロック図である。
図17に示すように、ジョブマネージャ(Job Manager)8201(図14のジョブマネージャ7101に対応)は、アプリケーションレベルの要求を分類、保存する機能を持つ。DIS8202(図14のDIS7102に対応)は、アプリケーションレベルからのスキャン動作に必要なパラメータを保存する。
アプリケーションからの要求はメモリ8102に保存される。スキャン動作管理部8203は、ジョブマネージャ8201とDIS8202からスキャンを行うのに必要な情報を取得する。スキャン動作管理部8203は、ジョブマネージャ8201から図18に示すジョブ番号8303,ドキュメント番号8304のテーブルデータ8301を受け取る。そして、ジョブ番号8303,ドキュメント番号8304のテーブルデータ8301を元に、DIS8202よりスキャンパラメータ8302を受け取る。これによりアプリケーションから要求されているスキャン条件を元にスキャンを行う。
スキャン動作管理部8203はDIS8202から取得したスキャンパラメータ8302をドキュメント番号順にスキャンシーケンス制御部8204に渡す。
スキャンパラメータ8302を受け取ったスキャンシーケンス制御部8204は、スキャン画像属性8308の内容に従って、SCSI制御部8207をコントロールする。これにより、図16に示したPCI8105に接続されたSCSIコントローラ8103を動作させる。そして、SCSIケーブル8106を介してスキャナ8107にSCSI制御コマンドを送ることにより、スキャンが実行される。スキャンした画像は、SCSIケーブル8106を介してSCSIコントローラ8103にわたり、さらにPCI8105を介してメモリ8102に格納される。
スキャンシーケンス制御部8204は、スキャンが終了し、PCI8105を介してメモリ8102に画像が格納された時点で動作する。即ち、スキャンパラメータ8302のスキャン画像圧縮形式8309の内容にしたがって、メモリ8102に格納されているスキャン画像を圧縮するために、圧縮・伸長制御部8205に対して要求を出す。
要求を受け取った圧縮・伸長制御部8205は、PCI8105に接続されているCODEC8104を用いて、スキャンシーケンス制御部8204からのスキャン画像圧縮形式8309の指定で圧縮を行う。圧縮・伸長制御部8205は圧縮された画像をPCI8105を介してメモリ8102に格納する。
スキャンシーケンス制御部8204は、圧縮・伸長制御部8205がスキャン画像圧縮形式8309で指定された形式にスキャン画像を圧縮し、メモリ8102に格納した時点動作する。即ち、スキャンパラメータ8302の画像ファイルタイプ8307にしたがってメモリ8102に格納されている圧縮されたスキャン画像をファイル化する。
スキャンシーケンス制御部8204は、ファイルシステム8206に対して、スキャンパラメータ8302の画像ファイルタイプ8307で指定されたファイル形式でファイル化することを要求する。ファイルシステム8206は、スキャンシーケンス制御部8204からの画像ファイルタイプ8307にしたがって、メモリ8102に格納されている圧縮された画像をファイル化する。そして、PCI8105を介してIDEコントローラ8108に転送し、IDEケーブル8109を介してIDEハードディスク8110に転送することにより、スキャンされた圧縮画像をファイル化する。
スキャンシーケンス制御部8204は、ファイルシステム8206がIDEハードディスク8110にファイル化された画像を格納した時点で動作する。即ち、スキャナ8107上の一枚の現行の処理が終了したとして、スキャン動作管理部8203にスキャン終了通知を送り返す。
この時点で、スキャナ8107上にまだスキャンが行われていない原稿が存在し、スキャン要求が存在する場合には再度、DIS8202に格納されているスキャンパラメータ8302を用いてスキャンシーケンス制御部8204にスキャン動作を要求する。
一方、スキャナ8107上にスキャンされていない原稿が存在しない場合、またはジョブマネージャ8201からのスキャン要求が存在しない場合には、スキャン動作が終了したものとして、ジョブマネージャ8201に対してスキャン終了通知を発行する。
図18は、本発明を適用可能なデータ送信装置におけるテーブルデータ,スキャンパラメータを示す模式図である。
図18に示すように、テーブルデータ8301は、ジョブ番号8303,ドキュメント番号8304から構成される。
また、スキャンパラメータ8302は、ジョブ番号8305,ドキュメント番号8306,画像ファイルタイプ8307,スキャン画像属性8308,スキャン画像圧縮形式8309から構成される。
<本実施例のプリント動作の例>
以下にプリント動作について詳細に説明する。
図19は、本発明を適用可能なデータ送信装置におけるプリント動作に関するブロックの概念図である。
図19に示すように、PCIバス9005(図2のシステムバス2007,画像バス2008に対応)にCPU9001(図2のCPU2001に対応)とメモリ(Memory)9002(図2のRAM2002に対応)が接続されている。更に、画像の圧縮・伸長ボード(CODEC)9004(図2の画像圧縮処理部2040に対応)、及びプリンタ9007(図2のプリンタ2095に対応)も接続されている。また更に、このシステムを接続するためのI/Fを提供するエンジンI/Fボード(Engine I/Fボード)9003(図2のデバイスI/F2020に対応)も接続されている。エンジンI/Fボード9003とプリンタ(または複合機能を有する複写機のプリンタ機能ユニット)9007はエンジンインタフェースケーブル9006で接続されている。
エンジンI/Fボード9003は、内部にDPRAMを持ち、このDPRAMを介してプリンタ9007へのパラメータ設定及びプリンタの状態読み出しと、プリントの制御コマンドのやりとりを行う。また、このボードはビデオ(Video)コントローラを持つ。そして、プリンタ9007からエンジンインタフェースケーブル経由で与えられるVCLK(Video Clock)とHSYNCに合わせて、PCI上に展開されているイメージデータをエンジンインタフェースケーブルを介してプリンタに送信する。
この送信のタイミングを図で表すと、図20に示す様になる。
図20は、図19に示したエンジンI/Fボード9003とプリンタ9007間での通信タイミングを示すタイミングチャートである。
図20に示すように、プリンタ9007からビデオコントローラに出力されるVCLKは常に出続け、HSYNCがプリンタの1ラインの開始に同期してプリンタ9007からビデオコントローラに与えられる。
ビデオコントローラは、設定された画像幅(WIDTH)分のデータを、設定されたPCI上のメモリ(SOURCE)から読み出して、Video信号としてエンジンインタフェースケーブルに出力する。これを指定ライン分(LINES)繰り返した後、IMAGE_END割り込みを発生する。
また、先に説明したとおり、CPU9001上のアプリケーションプログラムからコントロールAPIにプリントジョブの指示が渡されると、コントロールAPIは、これをコントローラレベルのジョブマネージャにジョブとして渡す。
さらに、このジョブマネージャは、ジョブの設定をDISに格納し、プリントマネージャにジョブの開始を指示する。プリントマネージャは、ジョブを受け付けるとDISからジョブ実行に必要な情報を読み出し、エンジンI/Fボード9003、及びDPRAMを介してプリンタ9007に設定する。
エンジンI/Fボード9003の設定項目を図21に、プリンタ9007のDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド、状態コマンドを図22に示す。
図21は、図19に示したエンジンI/Fボード9003の設定項目を示す模式図である。
図22は、図19に示したプリンタ9007のDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド,状態コマンドを示す模式図である。
以下、図21,図22を参照して設定項目,制御コマンド,状態コマンドについて説明する。なお、簡単のためにこのジョブを非圧縮、レター(11×8.5)サイズ2値画像の、2ページ1部プリント、プリンタ9007が600dpiの性能を持つものとして、具体的に動作を説明する。
まず、このジョブを受けるとプリントマネージャは、この画像の幅(この場合「8.5」側とする)の画像バイト数「WIDTH(Bytes)」を以下の式により算出する。
「WIDTH=8.5×600÷8≒630(Bytes)」
次に、ライン数LINES(Lines)を以下の式により演算する。
「LINES=11×600=6600(Lines)」
これらの算出した値と、与えられた1ページ目の画像が格納されているSOURCEアドレスとを図21に示したWIDTH,LINES,SOURCEに設定する。
次に、プリントマネージャは、図22に示したDPRAMの所定のアドレス(Book No)に出力部数である「1」を書き込む。その後、1ページ目に対する出力用紙の給紙要求(FEED_REQ)を出し、プリンタ9007からのIMAGE_REQを待つ。プリンタ9007からIMAGE_REQが来たら、IMAGE_STARTを出す。これを受けてプリンタはHSYNCを出し始め、HSYNC待ちであったエンジンI/Fボード9003は画像を出力する。
プリンタ9007は、出力用紙の後端を検出すると、IMAGE_ENDを出力し、出力用紙が排出されるとSHEET_OUTを出力する。プリントマネージャは、1ページ目のIMAGE_ENDを受けて、2ページ目のWIDTH,LINES,SOURCEをエンジンI/Fボード9003に設定し、FEED_REQを出して、IMAGE_REQを待つ。2ページ目のIMAGE_REQが来てからの動作は、1ページ目と同様である。
<本実施形態の操作部の表示及び操作例>
図23は、本実施形態の操作部の詳細な構成を示す平面図である。
図23において、3000はMFPの操作部(図3に示した操作部2012に対応)を表しており、キー入力部3001とタッチパネル部3002(図4の2013に対応)から成っている。このキー入力部3001,タッチパネル部3002の詳細を図24,図25に示してある。以下にそれぞれの詳細を説明する。
(キー入力部の構成)
図24は、図23に示したキー入力部3001を詳細に示した図であり、定常的な操作設定を行うことができるキー入力部分に対応する。
図24において、3010は操作部電源スイッチであり、スタンバイモード(通常動作状態)とスリープモードを切り換えるものであり、システム全体の電源供給を行う主電源スイッチがON状態で制御することができる。なお、上記スリープモードとは、メインコントローラ(CPU2001)が、ネットワークプリントやファクシミリ等に備えて割り込み待ち状態でプログラムを停止して、消費電力を抑えている状態を示す。
3011は節電キーであり、スタンバイモード時の定着器の制御温度を下げて、プリント可能な状態まで時間は要するが、消費電力を抑えることを指示するキーである。なお、節電率の設定により制御温度を下げることもできる。
3012はスタートキーであり(図4の2014に対応)、コピーや送信等の開始を指示するキーである。3023はストップキーであり(図4の2015に対応)、スタートキー3012で開始されたコピーや送信等の処理を中断するキーである。
3013はテンキーであり、各種設定の置数を行うためのキーである。3014はクリアキーであり、テンキー3013による置数を解除するためのキーである。3015はIDキーであり(図4の2016に対応)、MFPの操作者を認証するために、予め設定された暗証番号を入力させるためのキーである。
3016はリセットキーであり(図4の2017に対応)、各種設定を無効にし、デフォルト状態に戻すためのキーである。3017はヘルプキーであり、ガイダンスやヘルプを表示させるためのキーである。3018はユーザモードキーであり、ユーザごとのシステム設定画面に移行するためのキーである。
3019はカウンタ確認キーであり、MFP内に設けてあるプリント枚数などをカウントするソフトカウンタに記憶されている出力済み枚数を表示させるためのキーである。例えば、コピー/プリント/スキャン/ファックスなどの動作モード、カラー/白黒といった色モード、ラージ/スモールといった紙サイズなどに応じて、それぞれの出力済み枚数を表示させることができる。
3020は画像コントラストダイヤルであり、タッチパネル部3002の液晶表示のバックライトを調光するなどして、画面の見易さを調整するためのダイヤルである。
3021は実行/メモリランプであり、ジョブの実行中やメモリへのアクセス中に点滅して知らせるランプである。3022はエラーランプであり、ジョブの実行ができない場合やサービスマンコールなどのエラー、あるいは、ジャムや消耗品切れなどを知らせるオペレータコールなどの際に点滅して知らせるランプである。
(タッチパネル部の構成)
図25は、図23に示したタッチパネル部3002に表示されるコピー画面を詳細に示した図である。
図26は、図23に示したタッチパネル部3002に表示される送信画面を詳細に示した図である。
このタッチパネル部3002は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)とその上に貼られた透明電極からなる。そして、LCDに表示されるキー相当の部分の透明電極を指で触れると、それを検知して別の操作画面を表示するなど予めプログラムされている(このプログラムに基づきCPU2001が表示制御する)。なお、図25では、タッチパネル部3002に、スタンバイモード時の初期画面としてのコピー画面が表示されている場合を示している。また、このタッチパネル部3002には、設定操作に応じて様々な操作画面(例えば、図26に示す送信画面)を表示することができる。
本実施形態のデータ送信装置が提供する機能は、図25,図26に示すように、コピー/送信/ボックス/オプションの4つの大きなカテゴリに分かれている。そして、これらカテゴリはタッチパネル画面3002上の上部に表示される4つのメインタブ(コピー3030/送信3031/ボックス3032/拡張3033)に対応している。
これらのメインタブ3030〜3033をユーザが押下(タッチ指示)することにより、各カテゴリの画面への切換が行われる(CPU2001が切換表示制御する)。なお、他カテゴリへの切換が許可されない場合は、メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反応しないようにCPU2001が制御する。
コピータブ3030は、コピー動作の操作画面に遷移するためのタブキーである。送信タブ3031は、ファックスやE−mail送信など送信(Send)動作を指示する操作画面に遷移するためのタブキーである。ボックスタブ3032は、ボックス(ユーザごとにジョブを格納する記憶手段)にジョブを入出力操作するための画面に遷移するためのタブキーである。拡張タブ3033は、スキャナ設定など拡張機能を設定するためのタブキーである。システムモニタキー3034は、MFPの状態や状況を表示するためのキーである。各タブ3030〜3034をユーザが選択指示することで、それぞれの操作モードに遷移することができる(CPU2001が表示制御する)。
以下、これらの機能設定を行う方法をLCD画面表示の例を使用して説明する。
(コピー画面の例)
コピー画面(図25)表示時にスタートボタン3012を押下すると、スキャナが動作し、選択されているプリンタから画面上に表示されている各設定パラメータに応じた複写物が出力される。
コピーメイン画面3002には、図25に示すように、色選択設定キー3041、ステータス表示部3042、倍率表示部3043及び紙サイズ表示部3044、枚数表示部3045が表示される。また、倍率設定キー3046、紙サイズ設定キー3047、後処理設定キー3048、両面設定キー3049、割り込みキー3050、濃度設定キー3051、画像モード設定キー3052、応用モードキー3053が表示される。
色選択設定キー3041は、カラーコピー、白黒コピー、あるいは自動選択かを予め選択するためのキーである。倍率設定キー3046は、等倍、拡大、縮小などの倍率設定を行う画面に遷移するキーである。後処理設定キー3048はステイプルやパンチなどの有無、個数、位置などを設定する画面に遷移するためのキーである。
両面設定キー3049は、片面印刷か両面印刷かを選択する画面に遷移するためのキーである。紙サイズ設定キー3047は、給紙段や紙サイズ、メディアタイプを選択する画面に遷移するためのキーである。画像モード設定キー3052は、文字モードや写真モードなど原稿画像に適した画像モードを選択するためのキーである。濃度設定キー3051は、出力画像を濃くしたり薄くしたり調整するためのキーである。
ステータス表示部3042は、スタンバイ状態、ウォームアップ中、ジャム、エラー等の簡易的な状態表示を行う。倍率表示部3043は、倍率設定キーで設定された倍率を表示する。紙サイズ表示部3044は、紙サイズ設定キーで設定された紙サイズやモードを表示する。枚数表示部3045は、テンキーで指定された枚数を表示したり、動作中に何枚目を印刷中かを表示する。
割り込みキー3050は、コピー動作中に別のジョブを割り込ませる場合に利用するキーである。応用モードキー3053は、ページ連写、表紙・合紙設定、縮小レイアウト、画像移動など様々な画像処理やレイアウトなどの設定を行う画面に遷移するためのキーである。
(送信画面の例)
送信画面(図26)表示時にスタートボタン3012を押下すると、スキャナが動作し、読み取った画像データを設定された宛先に指定された送信方法で送信する処理が開始される。
送信メイン画面3060には、図26に示すように、宛先表示領域3061、詳細宛先数表示領域3062、宛先スクロールボタン3063、宛先表/サーバから検索キー3064、詳細情報キー3065、消去キー3066、コールキー3067が表示される。また、定型業務ボタン3068、ワンタッチボタン3069、新規宛先キー3070、登録ボタン3071が表示される。さらに、読込設定ボタン3072、両面原稿キー3073、ファイル形式選択ボタン3074、情報量マニュアル設定キー3075、送信設定キー3076が表示される。
宛先表示領域3061には、入力された宛先の一覧が表示される。入力は順次末尾に追加される。なお、リセットを含む初期化時には、図26に示すように、宛先表示領域3061には1つの宛先も表示されず、“宛先を指定ください”の画面が表示される。
詳細宛先数表示領域3062には、現在設定されている宛先数が表示される。宛先表示領域3061からある宛先を選択した後、消去キー3066を押すと、選択されていた宛先が削除される。
送信メイン画面3060で、「宛先表/サーバから検索」キー3064を押すと、CPU2001は、図示しない「宛先表/サーバから検索画面」を表示するよう制御する。この「宛先表/サーバから検索画面」では、数種のカテゴリに分かれている宛先表から送信先アドレスを検索することが可能である。この「宛先表/サーバから検索画面」で、「サーバから検索」を選択すると、CPU2001は、ローカルアドレス帳又は外部にあるアドレスサーバから宛先を検索するための図示しない「アドレス検索サブ画面」を表示するように制御する。
なお、「宛先表/サーバから検索画面」内のアドレス帳表示領域で選択されて選択マークが付された宛先は、「宛先表/サーバから検索画面」内のOKボタンを押下されると、CPU2001により、送信メイン画面3060の宛先表示領域3061に追加される。「宛先表/サーバから検索画面」内のOKボタン又はキャンセルボタンが押されると、CPU2001により、「宛先表/サーバから検索画面」はクローズされ、送信メイン画面3060が表示されるように制御される。
送信メイン画面3060で宛先が選択されている状態で、詳細情報キー3065が押された場合、CPU2001は、宛先表示領域3061の該当する領域に選択された宛先の詳細を表示するように制御する。
本実施形態のデータ送信装置では、1つ前から3つ前の設定履歴をRAM2002等に記憶しており、コールキー3067が押下されると、CPU2001が、該設定履歴を表示する。この設定履歴からいずれかを選択して、図示しないOKボタンを押下すると、CPU2001は、該選択された設定履歴に対応するモードを呼び出すように制御する。
送信メイン画面3060の新規宛先キー3070を押すと、CPU2002により、図26に示すように、詳細サブ画面が表示され、新しい宛先の設定が可能になる。この詳細サブ画面上の送信方法(ファックス、電子メール、Iファックス、ファイル(FTP)、ボックス保管)に対応した送信方法選択ボタンを押下すると、宛先入力が可能となる。
ファックスの場合は、図24のキー入力部のテンキー入力3013からファックス番号が入力可能となる。また、電子メール,Iファックス,ファイルの場合は、フルキーボードが表示され、該フルキーボードから送信先アドレスが直接入力可能になる。そして、入力された宛先(ファックス番号や送信先アドレス等)が宛先表示領域3061に表示される。ボックス保管の場合、全てのボックス番号が表示され、該表示されたいずれかのボックス番号を選択してOKボタンを押すと、選択されたボックスが宛先表示領域3061に表示される。
登録ボタン3071を押下すると、CPU2001は、宛先の登録、定型業務ボタン3068の登録、ワンタッチボタン3069の登録を表示し、宛先表、定型業務ボタン3068、ワンタッチボタン3069のいずれかに新規宛先を登録することを可能とする。
読込設定ボタン3072は、スキャン時の読取モードを設定するためのボタンであり、解像度、カラー選択、サイズ、文字/写真、連写、連続読込などを設定する。両面原稿キー3073を押下すると、CPU2001の制御により、図示しない両面原稿画面が表示され、両面時の左右、上下開きの開き方が選択出来る。ファイル形式選択ボタン3074は、送信フォーマットのファイル形式を選択するためのボタンであり、TIFF、PDF、JPEG、高圧縮PDF等の各形式が選択可能である。
送信設定キー3076を押下すると、CPU2001の制御により、図示しない送信データの詳細設定画面が表示され、送信文書名、件名、本文、発信人名称がフルキーボードで入力可能となる。また、タイマー送信、ジョブ終了通知、暗号化PDF等がこの画面内にボタンとして用意され、各カテゴリを選択すると、CPU2001の制御により、それぞれ設定画面が表示され、設定可能となる。
情報量マニュアル設定キー3075は、本実施形態の特徴を最も表したものであり、この情報量マニュアル設定キー3075が押下されると、CPU2001は、後述する図27〜図32に示す情報量マニュアル設定画面3100を表示するように制御する。
(情報量マニュアル設定画面の例)
図27〜図32は、本実施形態の情報量マニュアル設定画面3100の詳細例を示す図である。
図27は、図26に示した送信メイン画面3060にある情報量マニュアル設定キー3075が押下された場合にCPU2001により情報量マニュアル設定画面3100上に表示制御されるスキャン実行の指示を行う画面に対応する。
図27において、3101はOKボタンであり、このOKボタン3101が押下されると、CPU2001(図2)はスキャナ2070によるスキャンを実行させる。
3012はキャンセルボタンであり、このキャンセルボタン3102が押下されると、CPU2001は送信メイン画面3060へ画面を戻すように制御する。
図28は、図27のOKボタン3101で実行指示された原稿スキャン後にCPU2001により情報量マニュアル設定画面3100上に表示制御される画面に対応する。
図28において、3103はイメージ表示領域であり、スキャンしたデータを表示する。このイメージ表示領域3103には、プレビューツール3106で示されるように、デフォルトでスキャンした原稿の全ページが表示される。また、このイメージ表示領域3103では、ページのデータサイズやページ内オブジェクトの属性を示す情報等を変更するための任意のページを選択することができる。3104はページ番号表示であり、スキャンページのページ番号を表す。
3105はズームツールであり、イメージ表示領域3103の表示倍率を指定する際に使用する。3107はスクロールバーであり、イメージ表示領域3103内にある全ページをスクロール表示することができる。このズームツール3105,スクロールツール3017を用いて、ページ全体を細部まで確認しながら、容易に変更設定を行うことができる。
3108は読取設定確認キーであり、スキャン時の読取設定を確認するためのものである。この読取設定確認キー3108を押下すると、CPU2001は、原稿読み取り(スキャン)時に設定されていた設定内容を表示するサブ画面(図示せず)へ移行制御する。
3109はデータサイズ表示窓であり、イメージ表示領域3103内に表示される全スキャンデータの送信時のデータサイズ(全ページの合計のデータサイズ)を表示する。3110はページ選択キーであり、イメージ表示領域3103で選択された任意のページのデータサイズを変更するための次フェーズへの移行するためのキーである。このページ選択キー3110が押下されると、CPU2001は、図29に示す画面に移行するように制御する。
図29は、情報量マニュアル設定画面3100内で情報量を変更する各手段を選択するための画面に対応する。
図29において、3111はページナンバーツールであり、イメージ表示領域3103に表示されているページを他のページに変更する(他のページを選択する)際に使用する。3112〜3118はデータサイズを変更する手段群(変更カテゴリ選択キー)で、各変更カテゴリに対応するキーを選択すると、CPU2001は、各変更カテゴリに対応する詳細設定フェーズへと移行制御する。即ち、変更カテゴリ選択キー3112〜3118のいずれかが押下されると、CPU2001は、該押下されたキーに対応する変更カテゴリの変更設定画面を表示するように制御する。
3112はカラー/解像度モード切換キーである。3113はファイル形式変更キーである。3114は文字/写真モード切換キー、3115はトリミング機能キーである。3116は枠消し機能キーである。3117はN in Oneに分配する縮小レイアウトキーである。3118はサムネイル変換キーである。
例えば、カラー/解像度モード切換キー3112が押下されると、CPU2001は、カラー/解像度のカテゴリに対応する変更設定画面(図30)を表示するように制御する。
図30、図31は、図29の画面で任意の変更手段(変更カテゴリ選択キー3112〜3118)を選択した時に表示される画面に対応し、図29に示したカラー/解像度モード切換キー3112が押下された場合に表示される画面の例である。
図30,図31において、3120は変更領域選択キーであり、現在選択されているページ内のどの領域を変更対象にするかを選択する機能を提供する。この変更領域選択キー3120が押下されると、CPU2001は、「全領域(ALL)」もしくは「領域指定」を選択する画面(不図示)を表示するように制御する。そして、この画面で「領域指定」が選択されると、CPU2001は、領域を設定する画面(不図示)を表示制御し、「+」,「−」ボタンもしくはテンキー入力等で範囲(領域)を指定可能にする。
3121はマニュアル設定キーであり、現在選択されているページを現在設定されているカテゴリ(ここでは、カラー/解像度カテゴリ)で変更する内容を設定するためのものである。なお、カラー/解像度カテゴリではプルダウン形式になっているものとする。カテゴリによっては、別画面が表示されるような移行キーであってもよい。
3122は、メモリ内に蓄えられている現在のスキャンデータのモード(設定値)を表示する表示窓である。3123は、図28に示したデータサイズ表示窓3109と同じであり、全スキャンデータの送信時のデータサイズを表示する。
3119は変更ボタンであり、このボタンを押下すると、CPU2001は、上述の3120,31121等で設定された変更内容をイメージ表示領域3103に表示されているページイメージに反映させるように制御する。図30に示した画面で、「ページ全体」を「白黒/2値、200×200」に変更設定し変更ボタン3119を押下した場合の反映結果を図31に示す。
3125は詳細設定画面のカテゴリを表示、又は別カテゴリへ移行するカテゴリ選択ツールである。3124はOKボタンであり、イメージ表示領域3103に表示された全ページのデータの送信を指示するための次フェーズへの移行するためのキーである。このOKボタン3124が押下されると、CPU2001は、図32に示す画面に移行するように表示制御する。
図32は、図30,図31に示したOKボタン3124が押下された場合にCPU2001により情報量マニュアル設定画面3100上に表示制御される画面に対応し、SEND実行、又は他ページの変更のいずれかを選択するフェーズの画面に対応する。
図32において、3126はOKボタンであり、このOKボタン3126が押下されると、CPU2001は、イメージ表示領域3103に表示された全ページのデータの送信(SEND)処理を実行するように制御する。なお、この送信(SEND)処理では、CPU2001の制御により、上述した各変更カテゴリでの変更設定内容でイメージ表示領域3103に表示されたデータの対応するページ,領域をそれぞれ変更処理する。さらに、この変更処理によってデータ量を削減した状態で、指定される宛先(図26の宛先表示領域3061に表示される宛先)に送信データを送信する。
3127は他のページの設定ボタンであり、この他のページの設定ボタン3127が押下されると、CPU2001は、他のページの設定を可能にするため、図28の画面を戻すように制御する。
<第1実施形態における送信動作手順例>
以下、図33のフローチャートを参照して、本発明の第1実施形態を示すデータ送信装置におけるSEND処理について説明する。
図33は、本発明のデータ送信装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発明に関連するSEND処理を主に示す。なお、このフローチャートに示す処理は、図2に示したCPU2001がROM2003、HDD、又は、その他の記憶媒体(記録媒体)からプログラムを読み出してRAM2002上で実行することにより実現される。また、図33中、S10,S11,S20,S30,S31,S32,S40,S50,S51,S52,S70,S80,S90は各ステップを示す。
まず、ステップS10において、CPU2001は、図26に示した送信タブ3031が選択されている状態であるか否かを判定する。CPU2001が、送信タブ以外のタブ(コピータブ3030、ボックスタブ3032、拡張タブ3033)が選択されている状態であると判定した場合には、他の処理(コピー処理、ボック処理、拡張処理)に処理を以降させる。
一方、ステップS10で、CPU2001が、図26に示した送信タブ3031が選択されている状態であると判定した場合には、ステップS11に進む。ステップS11において、CPU2001は、図26に示した送信メイン画面3060におけるSEND機能に必要な設定の入力を受け付けるように制御する。このSEND機能の設定処理において、上述したように、宛先表/サーバから検索キー3064で検索、又は、新規宛先キー3070から宛先が入力されると、CPU2001は、該入力された宛先を宛先表示領域3061に宛先を表示させる。更に、CPU2001は、読込設定ボタン3072、両面原稿キー3073、ファイル形式選択ボタン3074、送信設定キー3076での各種設定を受け付けるように制御する。
次に、ステップS20において、CPU2001は、送信メイン画面3060の状態で情報量マニュアル設定キー3075が押下されたか、スタートキー2014が押下されたかにより、ステップ20では情報量マニュアル設定を行うか否かを判別する。
ステップS20で、CPU2001が、送信メイン画面3060の状態でスタートキー2014が押下されたと判定した場合には、情報量マニュアル設定を行わないと判定して、ステップS40に処理を進める。ステップS40において、CPU2001は、通常SEND(送信処理)を実行するように制御する。即ち、スタートキー2014の押下に応じて、CPU2001は、スキャナ2070を動作させ原稿から画像データを読み取らせ、読み取った画像データに基づく送信データをステップS11で指定された宛先に送信する。
一方、ステップS20で、CPU2001が、送信メイン画面3060の状態で情報量マニュアル設定キー3075が押下されたと判定した場合には、情報量マニュアル設定を行うと判定して、ステップS30に処理を進める。
ステップS30において、CPU2001は、図27に示した情報量マニュアル設定画面3100をタッチパネル部3002に表示するように制御して、ユーザからの指示を受け付けて、現在の設定でスキャンを実行するか否かを判定する。
ステップS30で、CPU2001が、図27に示したキャンセルボタン3102が押下されたと判定した場合には、現在の設定ではスキャンは実行しないと判定して、ステップS11に処理を戻す。即ち、図26に示した送信メイン画面3060へLCD表示部2013の表示を戻し、再設定を受け付けるように制御する。
一方、ステップS30で、CPU2001が、図27に示したOKボタン3101が押下されたと判定した場合には、ステップS31において、CPU2001は、スキャン処理を実行するように制御する。詳細には、CPU2001は、スキャナ2070を動作させ原稿から画像データを読み取らせ、該読み取った画像データを図2に示した画像圧縮2040で圧縮させる。そして、該圧縮データをRAM2002又はHDD2004等の記憶装置に格納するように制御する。
次に、ステップS32において、CPU2001は、情報量マニュアル設定画面3100上に図28に示した画面を表示するように制御し、情報量マニュアル設定画面3100において情報量の変更を行うターゲットページの選択を受け付けるように制御する。CPU2001の制御により、イメージ表示領域3103には、前述した記憶装置に蓄えられている全ページのイメージデータが操作部I/F2006を介してプレビュー表示されている。そして、ユーザは、ズームツール3105又はスクロールバー3107で全ページのイメージを確認し、情報量を変更したいページを選択することができる。なお、ページ選択方法は、イメージ表示領域3103上でのタッチ形式でページを指示し、さらにページ選択キー3110を押して、ページ選択を行う入力方法であってもよい。また、ページ選択キー3110を押して、ページ番号3104から確認したページ番号をページナンバーツール3111で入力する方式でも構わない。また、全ページ選択ボタン3130を押下することによって、全ページを選択し、ページ毎ではなく全ページに対して変更を指示してもよい。
図28に示した例では、ページ番号「1」のページが選択されている。なお、ページが選択されると、CPU2001は、該選択されたページを赤枠表示等の他のページと異なる表示形態で表示するように制御する。また、CPU2001は、ページが選択されると、情報量マニュアル設定画面3100上に図29に示した画面を表示して、変更手段選択フェーズへ移行するように制御する。
なお、図29に示したイメージ表示領域3103には、ステップS32で選択されたページが拡大表示される。このフェーズでは、キャンセルボタンで、ステップS50の画面に戻り、ページナンバーツール3111で別ページに切り換えられるようにCPU2001に制御される。
ステップS50において、CPU2001は、変更カテゴリ選択キー3112〜3118による情報量の変更カテゴリ(変更手段)の選択を受け付け、いずれかのカテゴリが選択されると、ステップS51に処理を移行させるように制御する。
次に、ステップS51において、CPU2001は、ステップS50で選択された変更カテゴリ(変更手段)に対応する変更設定を行うための操作画面を情報量マニュアル設定画面3100上に表示し、変更設定を受け付ける。例えば、カラー/解像度モード切換キー3112を押下することにより、カラー/解像度を変更するカテゴリが選択された場合には、図30に示した画面が表示される。そして、この画面でユーザは、まず変更領域選択キー3120で変更する選択範囲を決定する。なお、図30に示した例では、ページ内全領域(ALL)が選択されている。
次に、ユーザは、マニュアル設定キー3121でカラー調整と解像度変換を行う。図30に示した例では、現在のモードは表示窓3122に示すように、「カラー/グレイ、600×600dpi」となっている。そして、ユーザは、マニュアル設定キー3121のプルダウンメニュー(不図示)の中から所望のカラー設定、解像度を選択する。例えば「白黒/2値、200×200dpi」を選択する。このように、変更設定をおこない、ユーザが変更ボタン3119を押下すると、CPU2001は、ステップS52に処理を移行させる。
ステップS52において、CPU2001は、ステップS51での設定変更に基づいて、RAM2002又はHDD2004等の記憶装置に格納されているイメージデータから実際に情報量の変更を実行してプレビューイメージ(ページイメージ)を生成する。そして、該生成したプレビューイメージをイメージ表示領域3103上に表示されているページに反映表示させる。また同時に、CPU2001は、モード表示窓3122に変更した内容を表示し、更に、データサイズ表示窓3123に変更後のイメージデータのトータルの情報量を表示させて、ユーザに変更後のページイメージ,変更内容,変更後の情報量等を確認させる。例えば、図31のように表示して確認させる。ユーザは、データイメージ,データサイズを確認後、この変更でOKか否かの判別を行い、再度変更が必要であれば再設定を行い、一方、OKであればOKキー3124を押してページ1の変更操作を終了することができる。
そして、ステップS70において、CPU2001は、OKキー3124が押下されたか否かを判定し、OKキーが押下されなかったと判定した場合には、ステップS51に処理を戻し、さらなる変更設定を受け付ける。
なお、図30,図31に示したような設定画面には、カテゴリ選択ツール3125が設けてあり、これにより、他カテゴリでの設定画面へ移行できる機能が設けられている。そして、フローチャートには示していないが、カテゴリ選択ツール3125により他のカテゴリが選択されたと判定した場合には、CPU2001は、他のカテゴリの設定画面を表示し、ステップS51に処理を戻す。そして、他のカテゴリの変更設定を受け付けるように制御するものとする。
一方、ステップS70で、CPU2001が、OKキー3124が押下されたと判定した場合には、ステップS80において、図32に示した画面を表示し、SEND実行指示等を受け付ける。そして、キー操作があると、CPU2001は、OKキー3126が押下されてSEND実行が指示されたか否かを判定する。
ステップS80で、CPU2001が、OKキー3126が押下されず(他ページの設定キー3127が押下されて)SEND実行が指示されなかったと判定した場合には、ステップS31へ処理を戻す。そして、図28に示した画面を表示して他ページの選択を受け付けるように制御する。
一方、ステップS80で、CPU2001が、OKキー3126が押下されてSEND実行が指示されたと判定した場合には、ステップS90に処理を進める。そして、ステップS90において、CPU2001は、ステップS51で設定された変更設定内容で、RAM2002又はHDD2004等の記憶装置に格納されているイメージデータを変更処理する。即ち、該イメージデータに基づいて送信データを生成する。(そして、該生成した送信データをステップS11で設定されている宛先へ送信(SEND)するように制御する(SEND実行)。即ち、ステップS51でデータサイズを削減するように変更設定されている場合には、ステップS90において、イメージデータのデータサイズが削減されて送信される。なお、上記変更処理は、コントローラユニット2000内の各デバイスを用いて行われる。
以上示したように、スキャンデータ等の画像データを送信する場合に、所定の設定でスキャンされたデータを、そのデータ量と共にプレビュー表示させる。そしてユーザはスキャンデータのプレビューと送信データ量とを照らし合わせながら、画像データをカスタマイズする(カラーorモノクロ切り換え、解像度切り換え,ファイル形式切り換え,トリミング,枠消し,縮小レイアウト等を行う)ことができる。よって、ユーザの所望とする必要最低限度の品質を保ちつつ、送信時間の短縮、転送トラフィック数の削減が可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、ページ毎且つページ内の領域毎に、画像データの設定情報を変更できるようにすることで、画像のページはカラーで、文字のページはモノクロでといったような設定が可能になる。また、ページ内でも写真の領域は高解像度で文字の領域は低解像度でといった設定が可能になる。さらに、ページ内で重要な画像の領域は高解像度で重要度の低い画像の領域は低解像度でといった設定が可能になる。また、重要度の低い画像はトリミングにより切り取るといった設定も可能になる。このように、各種変更設定を行って送信されるデータ量を適度に調節することができる。
なお、ここに示した設定の例は、ほんの一例である。変更カテゴリ選択キー3112〜3118に対応する各変更カテゴリで、カラー/モノクロ切り換え、解像度切り換え、ファイル形式変更、文字/写真モード切換、トリミング、枠消し、縮小レイアウト、サムネイル変換等の変更設定を、各ページ毎に実行できる。なお、変更カテゴリによって、ページ内に領域毎に設定変更を行うことが可能である。
従って、送信者が送信する画像データを視覚的に確認しながらデータサイズをカスタマイズすることができる。そして、簡単な操作により、ページ毎,ページ内の領域毎に必要とする最低限度の品質を保ちつつ、トータルの送信データ量を削減して、画像データを送信することができるユーザフレンドリなデータ送信環境を構築できる。
以上示したように、本実施形態のマルチファンクションシステムは、送信すべき画像データのうちユーザに選択されたページに対応する画像データの解像度を変更するための指示を受信し、該受信された指示に応じて、前記選択されたページに対応する画像データの解像度を変更する。そして、該解像度が変更された画像データに対応するページを、指定された送信先に送信する構成を有する。
〔第2実施形態〕
以下、本発明のマルチファンクションシステムの第2実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態のシステム構成例、ハードウェア構成例、ソフトウェア構成例、スキャン動作例、操作部の構成、表示及び操作例は上記第1実施形態と同一であるため、説明は割愛する。
本実施形態では、図30,図31に示したカテゴリ選択ツール3125等の他のカテゴリを選択するボタンが押下されると、CPU2001は、図34に示す画面を、情報量マニュアル設定画面3100上に表示するように制御する。
図34は、他カテゴリ操作判別画面を示す図であり、第2実施形態の特徴を表している。
図34において、3128はOKキーであり、現モード設定のまま(現カテゴリでの変更設定が反映された状態で)他のカテゴリ設定を行う場合に使用される。3129は現モードキャンセルキーであり、現モード設定(現カテゴリでの変更設定)をキャンセルした状態で他のカテゴリ設定を行う場合に使用される。
即ち、OKキー3128が押下された場合には、CPU2001は、他のカテゴリの変更設定画面上のイメージ表示領域3103に、現モード設定(現カテゴリでの変更設定)で変更後のページイメージ,トータルのデータサイズを表示するように制御する。
一方、モードキャンセルキー3129が押下された場合には、CPU2001は、他のカテゴリの変更設定画面上のイメージ表示領域3103に、現モード設定が反映されていないページイメージ,データサイズを表示するように制御する。即ち、モードキャンセルキー3129が押下された場合には、RAM2002又はHDD2004等の記憶装置に格納されているページイメージ,データサイズが表示される。そして、現モード設定(現カテゴリでの変更設定)は完全にキャンセルされる(変更設定データも破棄される)。
図35,図36は、「トリミング機能」カテゴリでの変更設定画面の一例を示す図である。特に、図35は、例えば図31に示したカテゴリ選択ツール3125でトリミングモードが選択され、図34に示したOKキー3128が押下された場合に、情報量マニュアル設定画面3100上に表示される画面に対応する。即ち、「カラー/解像度モード切換」カテゴリでの変更が反映された場合に対応する。なお、図30,図31と同一のものには同一の符号を付してある。
図35,図36において、3130はトリミング機能においてのエリア指定キーであり、ペン入力又はテンキー入力が可能である。それぞれのボタン(ペン入力,テンキー入力)が押下すると、エリア指定を詳細設定するサブ画面(図示せず)へ移行する。
3131は、エリア指定キー3130によってエリア指定された領域を表示する領域指定マークである。このエリア指定では、上述したようにペン入力、テンキー入力が選択可能になっており、それぞれ選択されると、CPU2001は、エリアを詳細設定出来るサブ画面(図示せず)を表示制御する。そして、このサブ画面でエリアがペン入力又はテンキー入力により選択されると、CPU2001は、該選択されたエリアをイメージ表示領域3103のページ上に、領域指定マーク3131として表示するように制御する。
なお、図35に示した状態(3131で示されたエリアをトリミングエリアに指定し変更した状態)で、変更ボタン3119が押下されると、図36に示すように、領域指定マーク3131で囲まれたエリアが削除される。更に、データサイズ表示窓3123には削減後のデータサイズ(1.7MB)が表示される。
<第2実施形態の動作手順例>
以下、図37のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態を示すデータ送信装置におけるSEND処理について説明する。
図37は、本発明のデータ送信装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発明に関連するSEND処理を主に示す。なお、このフローチャートに示す処理は、図2に示したCPU2001がROM2003、HDD、又は、その他の記憶媒体(記録媒体)からプログラムを読み出してRAM2002上で実行することにより実現される。また、図33中、S10,S11,S20,S30,S31,S32,S40,S50,S51,S52,S70,S80,S90,S100,S110〜S112は各ステップを示す。さらに、図33と同一のステップには同一のステップ番号を付してある。
ステップS100において、CPU2001は、カテゴリ選択ツール3125で他のカテゴリ選択がなされたか否かを判定する。ステップS100で、CPU2001が、例えば、カテゴリ選択ツール3125で他のカテゴリ選択がなされていないと判定した場合には、ステップS70に処理を進める。
一方、ステップS100で、CPU2001が、例えば、カテゴリ選択ツール3125で他のカテゴリ選択がなされたと判定した場合には、CPU2001は、ステップS110に処理を移行させる。
ステップS110において、CPU2001は、図34に示した画面を情報量マニュアル設定画面3100上に表示するように制御し、現モード設定を残すか否かの入力を受け付ける。
ステップS110で、CPU2001が、図34に示したOKキー3128が押下され、現モード設定を残すと判定した場合には、ステップS111に処理を進める。そして、CPU2001は、選択された他のカテゴリの設定変更画面を表示し、該画面に、現モード設定(現カテゴリでの設定変更)を反映したプレビュー(ページイメージ),データサイズを表示するように制御する。さらに、CPU2001は、ステップS51に処理を移行させて、該選択された他のカテゴリの変更設定を受け付けるように制御する。例えば、図31に示した「カラー/解像度モード切換」カテゴリの設定変更画面において、カテゴリ選択ツール3125で、「トリミング機能」カテゴリが選択され、さらに、図34に示したOKキー3128が押下された場合には、次のように動作する。この場合には、図35に示した「カラー/解像度モード切換」カテゴリによる設定変更(現モード設定)が反映されたイメージ画像が、イメージ表示領域3103に「トリミング機能」カテゴリのフェーズで表示される。即ち、イメージ表示領域3103には、「カラー/解像度モード切換」カテゴリでモード設定「白黒/2値、200×200dpi」に変換したページ「1」の画像が表示される。
これにより、ユーザは、現モード設定(現カテゴリでの変更設定)を残した状態で画像イメージを視覚的に確認しながら、さらに、他のモード(カテゴリ)でデータサイズをカスタマイズすることができる。即ち、必要とする最低限度の品質を保ちつつ、送信データ量を削減して送信することができる。
一方、ステップS110で、CPU2001が、図34に示した現モードキャンセルキー3129が押下され、現モード設定を残さないと判定した場合には、ステップS112に処理を進める。そして、CPU2001は、現モード設定(現カテゴリでの変更設定)を反映しない、オリジナルのイメージ画像をプレビュー表示した選択された他カテゴリの設定変更画面を表示するように制御する。さらに、CPU2001は、ステップS51に処理を移行させて、該選択された他のカテゴリの変更設定を受け付けるように制御する。例えば、図31に示した「カラー/解像度モード切換」カテゴリの設定変更画面において、カテゴリ選択ツール3125で「トリミング機能」カテゴリが選択され、さらに図34に示した現モードキャンセルキー3129が押下された場合は、次のように動作する。このような場合には、図29に示したページのオリジナルイメージ画像(スキャン画像)が、イメージ表示領域3103に「トリミング機能」カテゴリのフェーズで表示される。即ち、イメージ表示領域3103には、モード設定「カラー/グレイ、600×600dpi」のオリジナル画像のページ「1」の画像が表示される。
これにより、ユーザは、現カテゴリで変更設定した現モード設定をキャンセルし、スムーズに他のカテゴリでの変更設定に移行することができる。
従って、あるカテゴリでの変更設定した画像がユーザの所望とする品質を満足しなかった場合、ユーザは、現カテゴリでの変更設定をキャンセルして、他のカテゴリで新たに変更設定することが容易にできる。このように更に使いかってを向上することが可能となる。
以上示したように、本実施形態によれば、送信者が送信する画像データを視覚的に確認しながらデータサイズをカスタマイズし、必要とする最低限度の品質を保ちつつ、送信データ量を削減できる。
なお、上記各実施形態では、スキャナ2070から送信する画像データを入力する場合について説明した。しかしながら、送信する画像データは、LANを介してパーソナルコンピュータ(PC)から入力されたPDLデータ(ページ記述言語で記載されたデータ)をプリンタ画層処理部2090がビットマップ展開した画像データであってもよい。また、LANを介して受信した画像データであっても、通信回線を介してファクシミリ受信したファクシミリ画像データであっても、HDD2004のボックス領域に格納された画像データであってもよい。
また、画像データを送信する送信機能は、以下のいずれであってもよい。「スキャンしたデータを電子メールに添付してメール送信する機能」あってもよい。また、「スキャンしたデータをネットワークでつながる出力装置にプリント出力させる機能」あってもよい。さらに、「インターネットファクシミリ機能」、「通常のファクシミリ機能」であってもよい。
即ち、画像データの送信先は、画像データに基づく画像を用紙に出力するプリンタ,画像データを通信回線にファクシミリ出力するファクシミリを含む画像出力手段であってもよい。また、画像データのデータベース,コンピュータを含む画像記憶手段であってもよい。
また、情報量マニュアル設定キー3075が指示されず、そのままスタートキー3012が押下されて通常のSEND機能が指定された場合(即ち、ステップS40のSEND実行時であっても)、次のような制御を行ってもよい。このような場合であっても、送信する画像データの合計のデータサイズが、所定のサイズを超える場合には、CPU2001が、ステップS31に移行させて、情報量マニュアル設定モードを実行させるように制御するように構成してもよい。
また逆に、情報量マニュアル設定キー3075が指示された場合であっても、送信する画像データの合計のデータサイズが、所定のサイズを超えない場合には、CPU2001が、通常のSEND実行を行わせるように制御するように構成してもよい。
なお、上記所定のサイズは、管理者等により設定可能に構成しても、予め決められたサイズであってもよい。
さらに、上記各実施形態では、画像データをビットマップデータとして説明しているが、所定のアプリケーションプログラムで作成された該アプリケーションフォーマットのドキュメントデータであってもよい。
この場合、ドキュメントデータを変更設定するためのキー(例えば、変更カテゴリ選択キー3112〜3117)が指示されると、CPU2001が対応するアプリケーションプログラムを起動する。そして、該アプリケーションプログラム内でドキュメントデータを変更するように構成してもよい。
なお、上述した画面構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、上述の実施形態の他に、本発明は、次のような変形が可能である。
本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(複写機、プリンタ装置等)に適用してもよい。
以下、図38に示すメモリマップを参照して本発明に係るデータ送信装置を構成する各装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図38は、本発明に係るデータ送信装置を構成する各装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体(記録媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図33,図37に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そしてその鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組み合わせを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示すデータ送信装置を適用可能なマルチファンクションシステムの構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明のデータ送信装置を適用可能なデジタル複合機の全体構成を示すブロック図である。 画像入出力デバイス(図2に示したスキャナ,プリンタ)の構成例を示す概観図である。 図2に示した操作部の一般的な構成例を示す平面図である。 図2に示したスキャナ画像処理部の構成例を示すブロック図である。 図2に示したプリンタ画像処理部の構成例を示すブロック図である。 図2に示した画像圧縮処理部の構成例を示すブロック図である。 図2に示した画像回転処理部の構成例を示すブロック図である。 図8に示した画像回転部による画像回転処理手順を説明するための模式図である。 図8に示した画像回転部による画像回転処理手順を説明するための模式図である。 図2に示したデバイスI/F部の構成例を示すブロック図である。 図1に示したデータ送信装置を適用可能なマルチファンクションシステムのソフトウェア構成を示すブロック図である。 本発明のデータ処理システムにおける配信に関する組み込みアプリケーションブロックを示すブロック図である。 DISとジョブマネージャ(Job Manager)、プリントマネージャ(Print Manager)、スキャンマネージャ(Scan Manager)とのやり取りを示す図である。 図14に示したDIS内部に保持される各種データベース(以下、DBと呼称する)を説明する図である。 本発明を適用可能なデータ送信装置におけるスキャン動作に関するブロックの概念図である。 本発明を適用可能なデータ送信装置におけるスキャン動作に関するソフトウェア構造を示したブロック図である。 本発明を適用可能なデータ送信装置におけるテーブルデータ,スキャンパラメータを示す模式図である。 本発明を適用可能なデータ送信装置におけるプリント動作に関するブロックの概念図である。 図19に示したエンジンI/Fボードとプリンタ間での通信タイミングを示すタイミングチャートである。 図19に示したエンジンI/Fボードの設定項目を示す模式図である。 図19に示したプリンタのDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド,状態コマンドを示す模式図である。 本実施形態の操作部の詳細な構成を示す平面図である。 図23に示したキー入力部を詳細に示した図である。 図23に示したタッチパネル部に表示されるコピー画面を詳細に示した図である。 図23に示したタッチパネル部に表示される送信画面を詳細に示した図である。 本実施形態の情報量マニュアル設定画面の詳細例を示す図である。 本実施形態の情報量マニュアル設定画面の詳細例を示す図である。 本実施形態の情報量マニュアル設定画面の詳細例を示す図である。 本実施形態の情報量マニュアル設定画面の詳細例を示す図である。 本実施形態の情報量マニュアル設定画面の詳細例を示す図である。 本実施形態の情報量マニュアル設定画面の詳細例を示す図である。 本発明のデータ送信装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 他カテゴリ操作判別画面を示す図である。 トリミング機能カテゴリでの変更設定画面の一例を示す図である。 トリミング機能カテゴリでの変更設定画面の一例を示す図である。 本発明のデータ送信装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るデータ送信装置を構成する各装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体(記録媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
2001 CPU
2002 RAM
2003 ROM
2004 HDD
2012 操作部
2020 デバイスI/F
2010 ネットワーク
2050 モデム
2070 スキャナ
3075 情報量マニュアル設定キー
3100 情報量マニュアル設定画面
3103 イメージ表示領域
3104 ページ番号表示
3105 ズームツール
3106 プレビューツール
3107 スクロールバー
3108 読取設定確認キー
3111 ページナンバーツール
3112 カラー/解像度モード切換キー
3113 ファイル形式変更キー
3114 文字/写真モード切換キー
3115 トリミング機能キー
3116 枠消し機能キー
3117 縮小レイアウトキー
3118 サムネイル変換キー
3119 変更ボタン
3120 変更領域選択キー
3122 現在モード表示窓
3123 データサイズ表示窓
3125 カテゴリ選択ツール
3130 エリア指定キー
3131 領域指定マーク

Claims (16)

  1. 画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される画像データに基づく送信データを指定される送信先に送信する送信手段とを有するデータ送信装置において、
    前記記憶手段に記憶される画像データに基づく送信データのトータルのデータサイズを表示する第1の表示手段と、
    前記記憶手段に記憶される画像データのうちの選択されたページに対応する画像データの変更を設定する設定手段と、
    前記設定手段による変更設定に基づく変更処理後の画像データに基づく送信データのトータルのデータサイズを確認表示する第2の表示手段と、
    送信指示に応じて、前記設定手段による変更設定に基づいて前記記憶手段に記憶される画像データを変更処理し、該変更された画像データに基づく送信データを前記送信手段により送信させるように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記第1の表示手段は、前記記憶手段に記憶される画像データの各ページイメージを表示し、前記第2の表示手段は、前記設定手段による変更設定に基づく変更処理後のページイメージを表示することを特徴とする請求項1記載のデータ送信装置。
  3. 送信指示に応じて、前記第1の表示手段に前記記憶手段に記憶される画像データに基づく送信データのトータルのデータサイズを表示することなく該画像データを指定される送信先に送信する第2の送信手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ送信装置。
  4. 前記第1の表示手段,前記第2の表示手段は、表示される前記画像データの各ページイメージを、スクロール又はズームによって局所的に表示可能なことを特徴とする請求項2記載のデータ送信装置。
  5. 前記第1の表示手段,前記第2の表示手段は、前記入力手段により入力され前記記憶手段に記憶される画像データの入力条件を表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のデータ送信装置。
  6. 前記第2の表示手段は、前記変更設定に基づく変更後のページイメージとトータルのデータサイズを、変更指示に応じてリアルタイムに確認表示することを特徴とする請求項2に記載のデータ送信装置。
  7. 前記設定手段は、前記ページイメージに対する変更を、カラー調整,解像度変換,トリミング,縮小レイアウトを含む複数のカテゴリで設定可能なことを特徴とする請求項2に記載のデータ送信装置。
  8. 前記設定手段は、変更設定するカテゴリを他のカテゴリに切り換える際に、現カテゴリでの変更設定を残して前記他のカテゴリでの変更設定を行う第1の切り換え方法と、現カテゴリでの変更設定を破棄して前記他のカテゴリでの変更設定を行う第2の切り換え方法を選択させることを特徴とする請求項7記載のデータ送信装置。
  9. 前記設定手段は、前記画像データのページ単位に該ページ内の領域毎に変更設定可能なことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のデータ送信装置。
  10. 前記入力手段は、原稿を光学的に読み取り光電変換した画像データを入力するスキャナ,ページ記述言語で記載されたデータを入力してビットマップ展開する展開手段,通信回線を介して画像データを受信するファクシミリ手段,ネットワークを介して画像データを受信するネットワーク手段を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のデータ送信装置。
  11. 前記送信先は、画像データに基づく画像を用紙に出力するプリンタ,画像データを通信回線にファクシミリ出力するファクシミリを含む画像出力手段,画像データのデータベース,コンピュータを含む画像記憶手段を含むことを特徴とする特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のデータ送信装置。
  12. 入力された画像データを、指定される送信先に送信するデータ送信装置であって、
    前記入力された画像データのうちユーザに選択されたページに対応する画像データの解像度を変更するための指示を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された指示に応じて、前記選択されたページに対応する画像データの解像度を変更する変更手段と、
    前記変更手段によって解像度が変更された画像データに対応するページを、指定された送信先に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするデータ送信装置。
  13. 画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される画像データに基づく送信データを指定される送信先に送信する送信手段とを有するデータ送信装置におけるデータ送信方法いて、
    前記記憶手段に記憶される画像データに基づく送信データのトータルのデータサイズを表示する表示ステップと、
    前記記憶手段に記憶される画像データのうちの選択されたページに対応する画像データの変更を設定する設定ステップと、
    該変更設定に基づく変更処理後の画像データに基づく送信データのトータルのデータサイズを確認表示する確認ステップと、
    送信指示に応じて、前記変更設定に基づいて前記記憶手段に記憶される画像データを変更処理し、該変更された画像データに基づく送信データを前記送信手段により送信させる送信ステップと、
    を有することを特徴とするデータ送信方法。
  14. 入力された画像データを、指定される送信先に送信するデータ送信装置におけるデータ送信方法であって、
    前記入力された画像データのうちユーザに選択されたページに対応する画像データの解像度を変更するための指示を受信する受信ステップと、
    該受信された指示に応じて、前記選択されたページに対応する画像データの解像度を変更する変更ステップと、
    該解像度が変更された画像データに対応するページを、指定された送信先に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とするデータ送信方法。
  15. 請求項13に記載されたデータ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 請求項14に記載されたデータ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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