JP2003124451A - 電荷結合素子におけるブルーミング防止構造の生成方法 - Google Patents
電荷結合素子におけるブルーミング防止構造の生成方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 横型オーバーフロードレインがフィールド酸
化層の真下に位置し、その一端部に自己整合される構造
を提供する。 【解決手段】 導電型の基板上に、酸化層及び窒化層を
順に設け、前記窒化層上に所定領域がエッチング除去さ
れたハードマスクを設け、前記所定領域の一部分にフォ
トレジストを配置し、前記所定領域の他方部分を介し
て、第1の導電性のイオンを基板に注入してチャネルト
ップを形成し、前記フォトレジストを除去し、前記所定
領域の他方部分に第2のフォトレジスト層を配置し、第
2の導電型のイオンを、前記所定領域の一部分を介して
基板に注入して横型オーバーフロードレインを生成し、
前記窒化層の一部をエッチングし、前記窒化層のエッチ
ング除去した部分に厚いフィールド酸化物を成長させ、
前記横型オーバーフロードレインを厚い酸化物層で覆
う。
化層の真下に位置し、その一端部に自己整合される構造
を提供する。 【解決手段】 導電型の基板上に、酸化層及び窒化層を
順に設け、前記窒化層上に所定領域がエッチング除去さ
れたハードマスクを設け、前記所定領域の一部分にフォ
トレジストを配置し、前記所定領域の他方部分を介し
て、第1の導電性のイオンを基板に注入してチャネルト
ップを形成し、前記フォトレジストを除去し、前記所定
領域の他方部分に第2のフォトレジスト層を配置し、第
2の導電型のイオンを、前記所定領域の一部分を介して
基板に注入して横型オーバーフロードレインを生成し、
前記窒化層の一部をエッチングし、前記窒化層のエッチ
ング除去した部分に厚いフィールド酸化物を成長させ、
前記横型オーバーフロードレインを厚い酸化物層で覆
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にイメージセ
ンサの分野に関し、より特定的には横型(ラテラル)オ
ーバーフロードレインの端部がフィールド酸化層のゲー
トに自己整合されたイメージセンサに関する。
ンサの分野に関し、より特定的には横型(ラテラル)オ
ーバーフロードレインの端部がフィールド酸化層のゲー
トに自己整合されたイメージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】現在知られかつ利用されているフルフレ
ームイメージセンサは、例えば米国特許第5,130,
774号に開示され、当業界ではよく知られるように、
ブルーミング防止のために横型(ラテラル)オーバーフ
ロードレインを含んでいる。これらのドレインは一般に
CCDゲート電極の下部に形成され、その性能が表面破
壊によって制限される。これは、ドレインのドーズ量
を、導電性を高めるために増加させると、破壊電圧が降
下することによる。したがって、任意の所与のデバイス
処理に対して許容できる所与の最小破壊電圧を得るため
に、最大ドーズ量、及びドレインにより制限されるブル
ーミング保護の対応最大量が限定される。
ームイメージセンサは、例えば米国特許第5,130,
774号に開示され、当業界ではよく知られるように、
ブルーミング防止のために横型(ラテラル)オーバーフ
ロードレインを含んでいる。これらのドレインは一般に
CCDゲート電極の下部に形成され、その性能が表面破
壊によって制限される。これは、ドレインのドーズ量
を、導電性を高めるために増加させると、破壊電圧が降
下することによる。したがって、任意の所与のデバイス
処理に対して許容できる所与の最小破壊電圧を得るため
に、最大ドーズ量、及びドレインにより制限されるブル
ーミング保護の対応最大量が限定される。
【0003】このような表面破壊による制限を避けるた
め、通常はこれらのデバイスの縦型CCD間のチャネル
どうしの分離に使用される厚いフィールド酸化層の下部
にドレインを配置することができる。フィールド酸化層
を横型オーバーフロードレインを覆うように設けること
により、表面電界は厚さに反比例して減少する。
め、通常はこれらのデバイスの縦型CCD間のチャネル
どうしの分離に使用される厚いフィールド酸化層の下部
にドレインを配置することができる。フィールド酸化層
を横型オーバーフロードレインを覆うように設けること
により、表面電界は厚さに反比例して減少する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなデバイスの
実施に際しては、横型オーバーフロードレインをフィー
ルド酸化層の端部に整合しなければならない。フィール
ド酸化層によってドレインが完全に覆われていないと、
ドレインの破壊電圧が減少し、薄いゲート誘電体の下部
に突出したドレイン部分によって制限される。一方、ド
レインがフィールド酸化層のはるか下方に設けられる
と、埋め込みチャネルを介した両者の接続を損なう可能
性がある。これは、埋め込みチャネルをフィールド酸化
層の成長後に注入することにより、埋め込みチャネルが
フィールド酸化層の端部に対して一般に自己整合するた
めであり、この結果、構造が機能しなくなる可能性があ
る。なお、後者の問題はフィールド酸化層の成長に先立
って埋め込みチャネルを生成すれば解決するが、前者の
問題は依然として未解決である。
実施に際しては、横型オーバーフロードレインをフィー
ルド酸化層の端部に整合しなければならない。フィール
ド酸化層によってドレインが完全に覆われていないと、
ドレインの破壊電圧が減少し、薄いゲート誘電体の下部
に突出したドレイン部分によって制限される。一方、ド
レインがフィールド酸化層のはるか下方に設けられる
と、埋め込みチャネルを介した両者の接続を損なう可能
性がある。これは、埋め込みチャネルをフィールド酸化
層の成長後に注入することにより、埋め込みチャネルが
フィールド酸化層の端部に対して一般に自己整合するた
めであり、この結果、構造が機能しなくなる可能性があ
る。なお、後者の問題はフィールド酸化層の成長に先立
って埋め込みチャネルを生成すれば解決するが、前者の
問題は依然として未解決である。
【0005】したがって、横型オーバーフロードレイン
がフィールド酸化層の真下に位置し、その一端部に自己
整合される工程を提供することによって、上記の問題を
解決する必要がある。
がフィールド酸化層の真下に位置し、その一端部に自己
整合される工程を提供することによって、上記の問題を
解決する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
1つ以上解決することを目的とする。簡単に要約する
と、本発明の1態様によれば、本発明は、電荷結合素子
における横型オーバーフロードレイン、ブルーミング防
止構造を生成する方法であって、(a)電荷結合素子用
の、第1の導電型の基板を設けるステップと、(b)前
記基板に接する酸化物の層を設けるステップと、(c)
前記酸化物に接する窒化物の層を設けるステップと、
(d)後に基板に埋め込まれる第1及び第2の導電型の
高不純物濃度領域を合わせた大きさに実質的に等しい大
きさのエッチング除去した部分を有するハードマスク
を、前記窒化層に接して設けるステップと、(e)前記
エッチング除去した部分の一部にフォトレジストを配置
し、残りのエッチング除去部分が後に基板に埋め込まれ
る第1の導電型領域と実質的に等しい大きさを含むよう
にするステップと、(f)第1の導電型のイオンを、前
記残りのエッチング除去した部分を介して基板に注入
し、チャネルストップを生成するステップと、(g)前
記フォトレジストを除去し、前記エッチング除去した部
分の一部に第2のフォトレジスト層を配置し、残りのエ
ッチング除去した部分が後に基板に埋め込まれる第2の
導電型領域と実質的に等しい大きさを含み、該残りのエ
ッチング除去した部分が前記埋め込まれたチャネルスト
ップに隣り合うステップと、(h)第2の導電型のイオ
ンを、前記残りのエッチング除去した部分を介して基板
に注入し、横型オーバーフロードレインを生成するステ
ップと、(i)前記窒化物層の一部をエッチングし、こ
のエッチング除去部分の周縁部分が前記第2の導電型領
域の周縁部分と実質的に整合されるステップと、(j)
前記窒化物層のエッチング除去した部分に厚いフィール
ド酸化物を成長させ、前記横型オーバーフロードレイン
が厚いフィールド酸化物層で覆われるステップとを含む
方法を提供する。
1つ以上解決することを目的とする。簡単に要約する
と、本発明の1態様によれば、本発明は、電荷結合素子
における横型オーバーフロードレイン、ブルーミング防
止構造を生成する方法であって、(a)電荷結合素子用
の、第1の導電型の基板を設けるステップと、(b)前
記基板に接する酸化物の層を設けるステップと、(c)
前記酸化物に接する窒化物の層を設けるステップと、
(d)後に基板に埋め込まれる第1及び第2の導電型の
高不純物濃度領域を合わせた大きさに実質的に等しい大
きさのエッチング除去した部分を有するハードマスク
を、前記窒化層に接して設けるステップと、(e)前記
エッチング除去した部分の一部にフォトレジストを配置
し、残りのエッチング除去部分が後に基板に埋め込まれ
る第1の導電型領域と実質的に等しい大きさを含むよう
にするステップと、(f)第1の導電型のイオンを、前
記残りのエッチング除去した部分を介して基板に注入
し、チャネルストップを生成するステップと、(g)前
記フォトレジストを除去し、前記エッチング除去した部
分の一部に第2のフォトレジスト層を配置し、残りのエ
ッチング除去した部分が後に基板に埋め込まれる第2の
導電型領域と実質的に等しい大きさを含み、該残りのエ
ッチング除去した部分が前記埋め込まれたチャネルスト
ップに隣り合うステップと、(h)第2の導電型のイオ
ンを、前記残りのエッチング除去した部分を介して基板
に注入し、横型オーバーフロードレインを生成するステ
ップと、(i)前記窒化物層の一部をエッチングし、こ
のエッチング除去部分の周縁部分が前記第2の導電型領
域の周縁部分と実質的に整合されるステップと、(j)
前記窒化物層のエッチング除去した部分に厚いフィール
ド酸化物を成長させ、前記横型オーバーフロードレイン
が厚いフィールド酸化物層で覆われるステップとを含む
方法を提供する。
【0007】本発明の上記及び他の目的は、以下の説明
および図面に関連してより明らかになる。なお、図にお
いては、可能であれば、各図に共通する同一部材を示す
ために同一の符号を使用している。
および図面に関連してより明らかになる。なお、図にお
いては、可能であれば、各図に共通する同一部材を示す
ために同一の符号を使用している。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、本発明のフルフレーム
イメージセンサ10を生成する第1段階の断面図が示さ
れている。イメージセンサ10は基板20を含み、基板
20上には(例えば)厚さ300オングストロームの酸
化層30が形成され、さらに酸化層30上には(例え
ば)厚さ300オングストロームの窒化層40が形成さ
れる。そして、ハードマスク50を窒化層40を覆うよ
うに設ける。このハードマスク50は、好ましくは低温
酸化物であるが、任意の適当な代替物を代用してもよ
い。そして、ハードマスク50上に、第1の除去可能な
フォトレジストの層60を設ける。
イメージセンサ10を生成する第1段階の断面図が示さ
れている。イメージセンサ10は基板20を含み、基板
20上には(例えば)厚さ300オングストロームの酸
化層30が形成され、さらに酸化層30上には(例え
ば)厚さ300オングストロームの窒化層40が形成さ
れる。そして、ハードマスク50を窒化層40を覆うよ
うに設ける。このハードマスク50は、好ましくは低温
酸化物であるが、任意の適当な代替物を代用してもよ
い。そして、ハードマスク50上に、第1の除去可能な
フォトレジストの層60を設ける。
【0009】図1から図2を参照すると、フォトレジス
ト60をパターニングし、ハードマスク50を、開口部
70を有するようにエッチングする。開口部70の幅は
wlo d+wchstであり、これは後に埋め込まれるチャネル
ストップと横型オーバーフロードレインの幅の合計に実
質的に等しい。その後、残りのフォトレジスト60を除
去する。
ト60をパターニングし、ハードマスク50を、開口部
70を有するようにエッチングする。開口部70の幅は
wlo d+wchstであり、これは後に埋め込まれるチャネル
ストップと横型オーバーフロードレインの幅の合計に実
質的に等しい。その後、残りのフォトレジスト60を除
去する。
【0010】図3において、第2の除去可能なフォトレ
ジスト層80を、ハードマスク50の一部及びエッチン
グで除去した領域の一部でかつ窒化層40の上に設け
る。当業者には明らかであると思われるが、フォトレジ
スト80及びハードマスク50の厚さは、後続の埋め込
み(implants)を遮断するのに十分な厚さである。wch
stの大きさは、基板20に埋め込まれる、不純物濃度の
高い(heavily-doped)p型チャネルストップ90の幅
と実質的に等しい。
ジスト層80を、ハードマスク50の一部及びエッチン
グで除去した領域の一部でかつ窒化層40の上に設け
る。当業者には明らかであると思われるが、フォトレジ
スト80及びハードマスク50の厚さは、後続の埋め込
み(implants)を遮断するのに十分な厚さである。wch
stの大きさは、基板20に埋め込まれる、不純物濃度の
高い(heavily-doped)p型チャネルストップ90の幅
と実質的に等しい。
【0011】図4に示すように、第2のフォトレジスト
層80を除去し、第3の除去可能なフォトレジスト層1
00を、チャネルストップ90に隣接するハードマスク
50を覆って、かつエッチングで除去された部分70の
チャネルストップ90上にパターニングする。そして、
不純物濃度の高いn型導電性領域を介して横型オーバー
フロードレイン110を基板20に埋め込む。
層80を除去し、第3の除去可能なフォトレジスト層1
00を、チャネルストップ90に隣接するハードマスク
50を覆って、かつエッチングで除去された部分70の
チャネルストップ90上にパターニングする。そして、
不純物濃度の高いn型導電性領域を介して横型オーバー
フロードレイン110を基板20に埋め込む。
【0012】図5を参照すると、フォトレジスト100
を除去し、窒化層40をエッチングしてチャネルストッ
プ90と横型オーバーフロードレイン115を開口部7
5を介して露出する。当業者であれば、窒化層40を前
の処理段階でエッチングしてもよく、この段階でのエッ
チングは好ましい実施形態にすぎないことがわかる。こ
こで、エッチング除去された部分の一周縁部が横型オー
バーフロードレインの周縁部と整合していることに注目
すべきである。図6を簡単に参照すると、ハードマスク
50が除去されている。
を除去し、窒化層40をエッチングしてチャネルストッ
プ90と横型オーバーフロードレイン115を開口部7
5を介して露出する。当業者であれば、窒化層40を前
の処理段階でエッチングしてもよく、この段階でのエッ
チングは好ましい実施形態にすぎないことがわかる。こ
こで、エッチング除去された部分の一周縁部が横型オー
バーフロードレインの周縁部と整合していることに注目
すべきである。図6を簡単に参照すると、ハードマスク
50が除去されている。
【0013】図6から図7に示されるように、厚いフィ
ールド酸化層120が基板20上部の窒化層40の開口
部75において成長している。ここで使用されるよう
に、厚いフィールド酸化物とは、ONO(酸化/窒化/
酸化)層より厚いフィールド酸化層を意味する。フィー
ルド酸化層の成長と同時に、トップゲート酸化層130
を窒化層40上に成長させ、これにより酸化/窒化/酸
化(ONO)ゲート誘電体積層を完成する。図8を参照
すると、埋め込みチャネル(n型導電性)140を形成
し、周知の技術により、図9に示すようなイメージセン
サ10を完成する。図より明らかなように、完成したイ
メージセンサ10は、オーバーフローした電荷が溢れ出
るバリアを形成するための障壁(p型導電性)150及
びポリシリコン上部層ゲート電極160を含む。
ールド酸化層120が基板20上部の窒化層40の開口
部75において成長している。ここで使用されるよう
に、厚いフィールド酸化物とは、ONO(酸化/窒化/
酸化)層より厚いフィールド酸化層を意味する。フィー
ルド酸化層の成長と同時に、トップゲート酸化層130
を窒化層40上に成長させ、これにより酸化/窒化/酸
化(ONO)ゲート誘電体積層を完成する。図8を参照
すると、埋め込みチャネル(n型導電性)140を形成
し、周知の技術により、図9に示すようなイメージセン
サ10を完成する。図より明らかなように、完成したイ
メージセンサ10は、オーバーフローした電荷が溢れ出
るバリアを形成するための障壁(p型導電性)150及
びポリシリコン上部層ゲート電極160を含む。
【0014】例えば、p型のシリコン基板及びチャネル
ストップを、n型の埋め込みチャネル及びオーバーフロ
ードレインとともに用いて本発明を説明したが、n型の
基板を用いて、他の種々の要素に逆の導電性を用いるこ
ともできる。また、他のゲート電極材料、例えば、酸化
インジウム錫を使用してもよい。さらに、図にはCCD
を1つのみと対応する横型オーバーフロードレインが示
されるが、このようなCCDが複数と対応する横型オー
バーフロードレイン、ブルーミング防止構造が設けられ
る。
ストップを、n型の埋め込みチャネル及びオーバーフロ
ードレインとともに用いて本発明を説明したが、n型の
基板を用いて、他の種々の要素に逆の導電性を用いるこ
ともできる。また、他のゲート電極材料、例えば、酸化
インジウム錫を使用してもよい。さらに、図にはCCD
を1つのみと対応する横型オーバーフロードレインが示
されるが、このようなCCDが複数と対応する横型オー
バーフロードレイン、ブルーミング防止構造が設けられ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、横型オーバーフロードレイン
の周縁端部をフィールド酸化層の端部に自己整合させ、
これによりオーバーフロードレインをフィールド酸化層
で完全に覆うという効果を有する。
の周縁端部をフィールド酸化層の端部に自己整合させ、
これによりオーバーフロードレインをフィールド酸化層
で完全に覆うという効果を有する。
【図1】 本発明のイメージセンサを生成する処理の初
期の段階を示す断面図である。
期の段階を示す断面図である。
【図2】 図1の次の段階を示す断面図である。
【図3】 図2の次の段階を示す断面図である。
【図4】 図3の次の段階を示す断面図である。
【図5】 図4の次の段階を示す断面図である。
【図6】 図5の次の段階を示す断面図である。
【図7】 図6の次の段階を示す断面図である。
【図8】 図7の次の段階を示す断面図である。
【図9】 本発明のイメージセンサを生成する最終段階
を示す断面図である。
を示す断面図である。
10 イメージセンサ、20 基板、30 酸化層、4
0 窒化層、50 ハードマスク、60 フォトレジス
ト、70 開口部、75 開口部、80 フォトレジス
ト、90 チャネルストップ、100 フォトレジス
ト、110 横型オーバーフロードレイン、120 フ
ィールド酸化層、130 トップゲート酸化層、140
埋め込みチャネル、150 障壁、160 ポリシリ
コン。
0 窒化層、50 ハードマスク、60 フォトレジス
ト、70 開口部、75 開口部、80 フォトレジス
ト、90 チャネルストップ、100 フォトレジス
ト、110 横型オーバーフロードレイン、120 フ
ィールド酸化層、130 トップゲート酸化層、140
埋め込みチャネル、150 障壁、160 ポリシリ
コン。
Claims (3)
- 【請求項1】 電荷結合素子における横型オーバーフロ
ードレイン、ブルーミング防止構造を生成する方法であ
って、 (a)電荷結合素子用の、第1の導電型の基板を設ける
ステップと、 (b)前記基板に接する酸化物の層を設けるステップ
と、 (c)前記酸化物に接する窒化物の層を設けるステップ
と、 (d)後に基板に埋め込まれる第1及び第2の導電型の
高不純物濃度領域を合わせた大きさに実質的に等しい大
きさのエッチング除去した部分を有するハードマスク
を、前記窒化層に接して設けるステップと、 (e)前記エッチング除去した部分の一部にフォトレジ
ストを配置し、残りのエッチング除去部分が後に基板に
埋め込まれる第1の導電型領域と実質的に等しい大きさ
を含むようにするステップと、 (f)第1の導電型のイオンを、前記残りのエッチング
除去した部分を介して基板に注入し、チャネルストップ
を生成するステップと、 (g)前記フォトレジストを除去し、前記エッチング除
去した部分の一部に第2のフォトレジスト層を配置し、
残りのエッチング除去した部分が後に基板に埋め込まれ
る第2の導電型領域と実質的に等しい大きさを含み、該
残りのエッチング除去した部分が前記埋め込まれたチャ
ネルストップに隣り合うステップと、 (h)第2の導電型のイオンを、前記残りのエッチング
除去した部分を介して基板に注入し、横型オーバーフロ
ードレインを生成するステップと、 (i)前記窒化物層の一部をエッチングし、このエッチ
ング除去した部分の周縁部分が前記第2の導電型領域の
周縁部分と実質的に整合されるステップと、 (j)前記窒化物層のエッチング除去した部分に厚いフ
ィールド酸化物を成長させ、前記横型オーバーフロード
レインが厚いフィールド酸化物層で覆われるステップ
と、 を含む方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記第
1の導電型としてp型を提供するステップをさらに含む
方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、第2の
導電型の埋め込みチャネルを、基板内部のチャネルスト
ップ間に設けるステップをさらに含む方法。
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