JP2003123938A - イオン発生装置及びそれを備えた空気調和装置 - Google Patents

イオン発生装置及びそれを備えた空気調和装置

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JP2003123938A JP2001311080A JP2001311080A JP2003123938A JP 2003123938 A JP2003123938 A JP 2003123938A JP 2001311080 A JP2001311080 A JP 2001311080A JP 2001311080 A JP2001311080 A JP 2001311080A JP 2003123938 A JP2003123938 A JP 2003123938A
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祐一 寺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン発生量を維持しつつ外力に対する強度
が改善されるイオン発生装置を提供することにある。 【解決手段】このイオン発生装置21は、放電極プレー
ト27と、放電対極プレート29と、電圧供給部31
と、第1支持部材33と、第2支持部材35とを備えて
いる。放電極プレート27は一方向に延びて形成されて
いる。放電対極プレート29は放電極プレート27と平
行に配置される。第1支持部材33は、放電極プレート
27の第1端部27aが固定される第1固定部33a
と、放電対極プレート29の第3端部29aを微小隙間
を介して支持する第1支持部33bとを有する。第2支
持部材35は、放電極プレート27の第2端部27bを
微小隙間を介して支持する第2支持部35aと、放電対
極プレート29の第4端部29bが固定される第2固定
部35bとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオン発生装置、
特に、一方向に延びた放電電極プレート及び対向電極プ
レートを備えたイオン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置として、室内にマイ
ナスイオンを供給するためのマイナスイオン発生装置を
備えたものがある。マイナスイオン発生装置は、通常、
空気調和装置の吹出口またはその近傍に取り付けられて
おり、イオン化された空気は吹出口を通る空気に乗って
室内に供給される。
【0003】このようなマイナスイオン発生装置とし
て、複数の針状電極が設けられた放電電極プレートと、
接地され放電電極プレートに対向して配置された対向電
極プレートとを備えたものがある。複数の針状電極に
は、電圧供給部から所定の負電圧が供給される。放電電
極プレートと対向電極プレートとは、それぞれの一端が
共通の支持部材に固定され、片持ちの状態で連結されて
いる。これにより、両プレートは適切な距離に保たれ、
所望のイオン発生量が得られるようになっている。
【0004】また、この種のマイナスイオン発生装置で
は、放電電極及び対向電極プレートを一方向に延ばして
形成したものを用いることにより、イオン発生量を増大
させる方法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イオン発生
装置では、使用を続けるうちに針状電極の先端部に塵や
埃が付着し易くなるが、このような状態では、放電電極
プレートからの電荷の一部がこれら塵、埃に吸収されて
十分な量のマイナスイオンが得られなくなるため、ユー
ザ側において適宜清掃を行うのが好ましい。
【0006】しかし、放電電極及び対向電極プレート
は、細長く片側のみが支持部材に固定されているため、
ユーザが使用する掃除具等から荷重を受けて変形或いは
損傷し易い。そこで、両プレートの両側の端部を支持す
るよう、2つの支持部材を用いて両持ちの状態で両プレ
ートを支持する方法が考えられる。
【0007】この方法によれば、両プレートは、一方向
に延びた形状であっても外力に対する強度が改善され
る。しかしながら、一方で、両プレートを連結する支持
部材の樹脂縁のべ距離が短く、トラッキングが起き易
い。
【0008】本発明の目的は、イオン発生量を維持しつ
つ外力に対する強度が改善されるイオン発生装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のイオン
発生装置は、第1プレートと、第2プレートと、電圧供
給部と、第1支持部材と、第2支持部材とを備えてい
る。第1プレートは、放電電極を有し、一方向に延びて
形成されている。第1プレートは、長手方向両端が第1
端部及び第2端部である。第2プレートは、放電電極か
らの放電を受ける対向電極を有し、第1プレートと平行
に配置されている。第2プレートは、長手方向両端が第
1端部に対向する第3端部及び第2端部に対向する第4
端部である。電圧供給部は、放電電極に所定の電圧を供
給するためのものである。第1支持部材は、第1端部が
固定される第1固定部と、第1支持部とを有している。
第1支持部は、第3端部から微小隙間をあけて配置され
るとともに、外力を受けて変形する第2プレートの第3
端部を支持可能である。第2支持部材は、第2支持部材
と、第4端部が固定される第2固定部とを有する。第2
支持部は、第2端部から微小隙間をあけて配置されると
ともに、外力を受けて変形する第1プレートの第2端部
を支持可能である。
【0010】この装置では、電圧供給部から放電電極に
所定の電圧が供給されることにより放電電極から対向電
極への放電が起き、両電極間で空気がイオン化される。
このイオン発生装置では、第1及び第2プレートは両持
ち状態に近い構成で支持されているが、両プレートはそ
れぞれ、一方の端部のみが支持部材に固定され、他方側
の端部は支持部材に対し隙間をあけて配置されている。
さらに、固定された方の2つの端部は互いに逆側の端部
である。このため、両プレートを連結する支持部材の縁
のべ長さは両持ち状態の場合に比べ長くなっており、こ
の結果、トラッキングが起こりにくくなっている。
【0011】一方、固定されてない方の2つの端部は、
支持部材との間の隙間が微小であるため、第1及び第2
プレートは、外力を受けて変形した場合でもわずかな変
形量で第1及び第2支持部に当接する。このため、従来
の完全な片持ち状態の場合に比べ強度が改善されてい
る。
【0012】したがって、この装置では、イオン発生量
が多くなるよう構成された場合において、完全に両持ち
の状態で支持する場合に比べ耐トラッキング性が向上さ
れるとともに、外力に対する強度が確保されている。
【0013】請求項2に記載のイオン発生装置は、請求
項1のイオン発生装置において、第1及び第2支持部は
それぞれ、第2プレートの第3端部及び第1プレートの
第2端部が上方から当接するよう形成されている。
【0014】この装置では、特に上方からの外力を受け
やすい場合において、第1及び第2プレートの強度が確
保されている。請求項3に記載のイオン発生装置は、請
求項1または2のイオン発生装置において、微小隙間
は、第1及び第2プレートが塑性変形しない程度の長さ
である。
【0015】この装置では、各プレートは弾性変形して
支持部材に当接するため、プレートに過度の力が作用し
た場合でも、塑性変形したり損傷したりするのを防止で
きる。
【0016】請求項4に記載のイオン発生装置は、請求
項1から3のいずれかのイオン発生装置において、第1
及び第2プレートの長手方向長さは、第1プレートと第
2プレートとの間の距離より長い。
【0017】イオン発生量を増大させる方法として、放
電及び対向電極間の距離は一定のままで第1及び第2プ
レートを一方向に延ばすことが考えられるが、このよう
に構成した場合、両プレートは外力に対して変形しやす
くなる。しかし、この装置では、前述のように両プレー
トは両持ち状態に近い状態で支持されているため、強度
が確保されている。
【0018】請求項5に記載のイオン発生装置は、請求
項1から4のいずれかのイオン発生装置において、放電
電極は、第2プレート側に突出して第1プレートの長手
方向に並んで設けられた複数の針状電極を有している。
【0019】針状電極には塵、埃が付着し易いため、ユ
ーザ側において掃除する必要がある。これに伴い、第1
及び第2プレートは、掃除の際に過度の荷重を受けるお
それがある。しかし、この装置では、外力に対するプレ
ートの強度が確保されているため、プレートの変形、損
傷を防ぐことができる。
【0020】請求項6に記載のイオン発生装置は、請求
項1から5のいずれかのイオン発生装置において、放電
電極は少なくとも3本の針状電極で構成されている。複
数の針状電極をプレートの長手方向に沿って並べて配置
することによってもイオン発生量を増大させることがで
きるが、第1及び第2プレートは長手方向にある程度の
長さを有している必要があり、この場合も前述のように
外力に対してプレートが変形しやすくなる。しかし、こ
の装置では、外力に対するプレートの強度が確保されて
いるため、プレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0021】請求項7に記載の空気調和装置は、本体部
と、イオン発生機構とを備えている。本体部は、空気を
外部に吹き出すための吹出口を有する。イオン発生装置
は、吹出口に設けられた請求項1から6のいずれかに記
載の装置である。
【0022】空気調和装置では、一般に、浄化された空
気は吹出口を通って室内に供給されるが、このような位
置にイオン発生装置を配置することによってイオン化さ
れた空気を効率的に室内に供給することができる。
【0023】そして、この空気調和装置では、イオン発
生装置のプレートの外力に対する強度が確保されている
ため、ユーザが掃除する場合にプレートの変形、損傷を
防ぐことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】[空気調和機]図1に、本発明の
一実施形態が採用された空気調和機1を示す。
【0025】この空気調和機1は、室内の壁面等に取り
付けられる室内機2と、室内機2の吹出口11に設けら
れたイオン発生装置21と、室外に設置される室外機3
とを備えており、家庭用に用いられる。室外機3は、室
外熱交換器や室外ファン等を収納する室外空調ユニット
5を備えている。
【0026】室内機2内には室内熱交換器、室内ファン
等が収納されており、室内熱交換器及び室外熱交換器は
冷媒配管6で接続されることにより冷媒回路を構成して
いる。
【0027】室内機2は、前面の下部に吹出口11が形
成され、吹出口11にはカバー部材10が開閉自在に装
着されている。イオン発生装置21は、吹出口11内に
取り付けられている。
【0028】[イオン発生装置]図2から図5に、本発
明の一実施形態が採用されたイオン発生装置21を示
す。
【0029】イオン発生装置21は、吹出口11を通る
空気の一部をイオン化することにより、室内にマイナス
イオンを供給するための装置であり、空気調和機1の運
転中作動するよう構成されている。イオン発生装置21
は、本体部23と、本体部23に着脱自在に装着される
放電板カバー25とを備えている。
【0030】本体部23は、放電電極プレート27と、
対向電極プレート29と、電圧供給部31と、第1支持
部材33と、第2支持部材35と、取付部材37とを備
えている。
【0031】放電電極プレート27は、横方向に延びて
配置された金属製板状部材であり、前方(図2において
手前側)部分に3本の針状電極28が等間隔に並んで前
方に突出して設けられている。
【0032】対向電極プレート29は、針状電極28か
らの放電を受けるための金属製板状部材であり、放電電
極プレート27と同程度の横方向長さを有している。対
向電極プレート29は、放電電極プレート27の前方下
方位置に放電電極プレート27と平行に配置されてい
る。対向電極プレート29と針状電極28の先端部との
距離L(図4参照)は、マイナスイオン発生量が最大と
なるよう印可される電圧との関係で決められるが、本実
施形態では10mmに設定されている。
【0033】電圧供給部31は、対向電極プレート29
に負電圧を供給するためのものであり、放電電極プレー
ト27に接続されたリード線31aと、接地されたアー
ス線31bと、室内機2内の吹出口11近傍に配置され
た制御回路(図示せず)とを有している。本実施形態で
は、−5kVの電圧が印加されるよう設定されている。
【0034】第1支持部材33は、放電電極及び対向電
極プレート27,29に垂直に設けられた樹脂製板状部
材であり、第1固定部33aと、第1支持部33bとを
有している。第1固定部33aには、放電電極プレート
27の第1端部27aが固定されている。第1支持部3
3bは、対向電極プレート29の第3端部29aを支持
するための部分であり、図6に示すように、第3端部2
9aとの間の隙間Sの長さが0.5mmになるよう形成
されている。この隙間Sの長さは、対向電極プレート2
9の長さとの関係により適宜設定されるが、対向電極プ
レート29が外力を受けた場合に、塑性変形を起こさず
に当接可能となる長さであればよい。
【0035】第2支持部材35は、第1支持部材33と
同様、放電電極及び対向電極プレート27,29に対し
垂直に設けられた樹脂製板状部材であり、第2支持部3
5aと、第2固定部35bとを有している。第2支持部
35aは、放電電極プレート27の第2端部27bを支
持するための部分であり、図6に示されるように、第2
端部27bとの間の隙間Sの長さが0.5mmになるよ
う形成されている。この隙間Sの長さは、放電電極プレ
ート27の長さとの関係により適宜設定されるが、放電
電極プレート27が外力を受けた場合に、塑性変形を起
こさずに当接可能となる長さであればよい。第2固定部
35bには、対向電極プレート29の第4端部29bが
固定されている。
【0036】取付部材37は、横方向に延びて配置され
る板状部材であり、第1及び第2支持部材33,35が
上に取り付けられ、下面側に取付脚37a,37bが形
成されている。取付脚37a,37bは、室内機2の吹
出口11に設けられた取付孔(図示せず)に装着され
る。
【0037】放電板カバー25は、本体部23の上方を
覆うための保護部材であり、取付部材37に対し着脱自
在に装着されている。放電板カバー25は、全体にわた
り帯電防止処理がなされている。
【0038】このように構成された空気調和機1では、
運転開始が指示されると、室内及び室外ファン、冷媒回
路が作動することにより、室内の空気は、室内機2内に
吸い込まれて浄化され、室内熱交換器により熱交換さ
れ、吹出口11から室内に吹き出される。
【0039】このとき、イオン発生装置21では、電圧
供給部31から放電電極プレート27に負電圧が印加さ
れて針状電極28から対向電極プレート29への放電が
起こる。すると、両電極28,29間を通る空気がイオ
ン化され、マイナスイオンが生成される。
【0040】このイオン発生装置21では、針状電極2
8或いは周辺部材に塵、埃が付着した場合、ユーザ側で
必要に応じて掃除するのが好ましい。ユーザが掃除する
際の態様として、掃除具等を上方から下方へ繰り返し動
かすことが考えられるが、このとき、放電電極及び対向
電極プレート27,29は、ユーザが動かす掃除具等に
よって上方から下方に荷重を受ける場合がある。する
と、両プレート27,29は僅かに弾性変形し、放電電
極プレート27の第2端部27bは第2支持部35aに
上方から当接し、対向電極プレート29の第3端部29
aは第1支持部33bに当接する。そして、外力が作用
しなくなると、両プレート27,29は、弾性変形して
元の自由状態に戻る。
【0041】このように、両プレート27,29は、塑
性変形せずに各支持部33a,35bに当接可能である
ため、外力を受けた場合の変形、損傷が防止されてい
る。また、第1固定部33a及び第2固定部35bは、
各プレート27,29の互いに異なる側の第1端部27
a及び第4端部29bに対応して位置し互いに大きく離
れているため、両プレート27,29を連結する第1及
び第2支持部材33,35の樹脂縁のべ距離は両持ち状
態の場合に比べ長くなっている。このため、トラッキン
グが起こりにくくなっている。
【0042】[他の実施形態] (a)第1及び第2支持部材の、各支持部、固定部の形
状は特に上記のもに限定されない。
【0043】(b)第1及び第2支持部材の各支持部は
それぞれ、第2及び第3端部の下方に隙間を有するもの
に限られず、例えば、図7に示すように、各端部の上方
或いは両方に隙間を有していてもよい。図7に示す例で
は、上方の隙間S1と下方の隙間S2とは異なる長さに設
定されている。
【0044】(c)イオン発生装置21は、例えばモー
ド設定により一定時間のみ作動するように構成されても
よい。 (d)イオン発生装置21は、上記空気調和機1の他
に、業務用の空気調和機或いは空気清浄機等の他の種類
の空気調和装置に採用してもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1に係るイオン発生装置では、第
1及び第2プレートは両持ち状態に近い構成で支持され
ているが、両プレートはそれぞれ、一方の端部のみが支
持部材に固定され、他方側の端部は支持部材に対し隙間
をあけて配置されている。さらに、固定された方の2つ
の端部は互いに逆側の端部である。このため、両プレー
トを連結する支持部材の縁のべ長さは両持ち状態の場合
に比べ長くなっており、この結果、トラッキングが起こ
りにくくなっている。
【0046】一方、固定されてない方の2つの端部は、
支持部材との間の隙間が微小であるため、第1及び第2
プレートは、外力を受けて変形した場合でもわずかな変
形量で第1及び第2支持部に当接する。このため、片持
ちの場合に比べ強度が改善されている。
【0047】請求項2に係るイオン発生装置では、特に
上方からの外力を受けやすい場合において、第1及び第
2プレートの強度が確保されている。請求項3に記載の
イオン発生装置は、各プレートは弾性変形して支持部材
に当接するため、プレートに過度の力が作用した場合で
も、塑性変形したり損傷したりするのを防止できる。
【0048】請求項4に係るイオン発生装置では、イオ
ン発生量を増大させるために放電及び対向電極間の距離
は一定のままで第1及び第2プレートは一方向に延びて
おり、両プレートは外力に対して変形しやすくなってい
る。しかし、この装置では、前述のように両プレートは
両持ち状態に近い状態で支持されているため、強度が確
保されている。
【0049】請求項5に係るイオン発生装置では、針状
電極に塵、埃が付着し易いためにユーザ側において掃除
する必要があるが、第1及び第2プレートは、掃除の際
に過度の荷重を受けるおそれがある。しかし、この装置
では、外力に対するプレートの強度が確保されているた
め、プレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0050】請求項6に係るイオン発生装置では、複数
の針状電極をプレートの長手方向に沿って並べて配置す
ることによってイオン発生量を増大させることができる
が、この場合も前述のように外力に対してプレートが変
形しやすくなっている。しかし、この装置では、外力に
対するプレートの強度が確保されているため、プレート
の変形、損傷を防ぐことができる。
【0051】請求項7に係るイオン発生装置では、空気
調和装置の吹出口がユーザにより頻繁に掃除される部分
であるために外力を受けやすい状態にあるが、プレート
の外力に対する強度が確保されているため、プレートの
変形、損傷を防ぐことができる。
【0052】請求項8に係る空気調和装置では、イオン
発生装置のプレートの外力に対する強度が確保されてい
るため、ユーザが掃除する場合にプレートの変形、損傷
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の外観構成を示す斜視図。
【図2】イオン発生装置を示す正面図。
【図3】放電板カバーを取り外した状態のイオン発生装
置を示す正面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】イオン発生装置の要部上面図。
【図6】イオン発生装置の要部正面図。
【図7】他の実施形態によるイオン発生装置の要部正面
図。
【符号の説明】
1 空気調和機 11 吹出口 21 イオン発生装置 27 放電電極プレート 27a 放電電極プレートの第1端部 27b 放電電極プレートの第2端部 28 針状電極 29 対向電極プレート 29a 対向電極の第3端部 29b 対向電極の第4端部 31 電圧供給部 33 第1支持部材 33a 第1固定部 33b 第1支持部 35 第2支持部材 35a 第2支持部 35b 第2固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/41 B03C 3/41 H 3/82 3/82 F24F 1/00 H01T 19/04 H01T 19/04 F24F 1/00 371B (72)発明者 永守 朗 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L051 BC02 4D054 AA16 AA20 BA19 BB04 BB12 BB26 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電電極を有し、一方向に延びて形成さ
    れ、長手方向両端が第1端部(27a)及び第2端部
    (27b)である第1プレート(27)と、 前記放電電極からの放電を受ける対向電極を有し、前記
    第1プレート(27)と平行に配置され、長手方向両端
    が前記第1端部(27a)に対向する第3端部(29
    a)及び前記第2端部(27b)に対向する第4端部
    (29b)である第2プレート(29)と、 前記放電電極に所定の電圧を供給するための電圧供給部
    (31)と、 前記第1端部(27a)が固定される第1固定部(33
    a)と、前記第3端部(29a)から微小隙間をあけて
    配置されるとともに外力を受けて変形する前記第2プレ
    ート(29)の前記第3端部(29a)を支持可能な第
    1支持部(33b)とを有する第1支持部材(33)
    と、 前記第2端部(27b)から微小隙間をあけて配置され
    るとともに外力を受けて変形する前記第1プレート(2
    7)の前記第2端部(27b)を支持可能な第2支持部
    (35a)と、前記第4端部(29b)が固定される第
    2固定部(35b)とを有する第2支持部材(35)
    と、を備えたイオン発生装置(21)。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2支持部(33b,35
    a)はそれぞれ、前記第2プレート(29)の第3端部
    (29a)及び前記第1プレート(27)の第2端部
    (27b)が上方から当接するよう形成されている、請
    求項1に記載のイオン発生装置(21)。
  3. 【請求項3】前記微小隙間は、前記第1及び第2プレー
    ト(27,29)が塑性変形しない程度の長さである、
    請求項1または2に記載のイオン発生装置(21)。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2プレート(27,29)
    の長手方向長さは、前記第1プレート(27)と第2プ
    レート(29)との間の距離より長い、請求項1から3
    のいずれかに記載のイオン発生装置(21)。
  5. 【請求項5】前記放電電極は、前記第2プレート(2
    9)側に突出して前記第1プレート(27)の長手方向
    に並んで設けられた複数の針状電極(28)を有してい
    る、請求項1から4のいずれかに記載のイオン発生装置
    (21)。
  6. 【請求項6】前記放電電極は少なくとも3本の針状電極
    (28)で構成されている、請求項1から5のいずれか
    に記載のイオン発生装置(21)。
  7. 【請求項7】空気を外部に吹き出すための吹出口(1
    1)を有する本体部(2)と、 前記吹出口(11)に設けられた請求項1から6のいず
    れかに記載のイオン発生装置(21)と、を備えた空気
    調和装置(1)。
JP2001311080A 2001-10-09 2001-10-09 イオン発生装置及びそれを備えた空気調和装置 Expired - Fee Related JP3589214B2 (ja)

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