JP3589214B2 - イオン発生装置及びそれを備えた空気調和装置 - Google Patents

イオン発生装置及びそれを備えた空気調和装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イオン発生装置、特に、一方向に延びた放電電極プレート及び対向電極プレートを備えたイオン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和装置として、室内にマイナスイオンを供給するためのマイナスイオン発生装置を備えたものがある。マイナスイオン発生装置は、通常、空気調和装置の吹出口またはその近傍に取り付けられており、イオン化された空気は吹出口を通る空気に乗って室内に供給される。
【0003】
このようなマイナスイオン発生装置として、複数の針状電極が設けられた放電電極プレートと、接地され放電電極プレートに対向して配置された対向電極プレートとを備えたものがある。複数の針状電極には、電圧供給部から所定の負電圧が供給される。放電電極プレートと対向電極プレートとは、それぞれの一端が共通の支持部材に固定され、片持ちの状態で連結されている。これにより、両プレートは適切な距離に保たれ、所望のイオン発生量が得られるようになっている。
【0004】
また、この種のマイナスイオン発生装置では、放電電極及び対向電極プレートを一方向に延ばして形成したものを用いることにより、イオン発生量を増大させる方法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、イオン発生装置では、使用を続けるうちに針状電極の先端部に塵や埃が付着し易くなるが、このような状態では、放電電極プレートからの電荷の一部がこれら塵、埃に吸収されて十分な量のマイナスイオンが得られなくなるため、ユーザ側において適宜清掃を行うのが好ましい。
【0006】
しかし、放電電極及び対向電極プレートは、細長く片側のみが支持部材に固定されているため、ユーザが使用する掃除具等から荷重を受けて変形或いは損傷し易い。そこで、両プレートの両側の端部を支持するよう、2つの支持部材を用いて両持ちの状態で両プレートを支持する方法が考えられる。
【0007】
この方法によれば、両プレートは、一方向に延びた形状であっても外力に対する強度が改善される。しかしながら、一方で、両プレートを連結する支持部材の樹脂縁のべ距離が短く、トラッキングが起き易い。
【0008】
本発明の目的は、イオン発生量を維持しつつ外力に対する強度が改善されるイオン発生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のイオン発生装置は、第1プレートと、第2プレートと、電圧供給部と、第1支持部材と、第2支持部材とを備えている。第1プレートは、放電電極を有し、一方向に延びて形成されている。第1プレートは、長手方向両端が第1端部及び第2端部である。第2プレートは、放電電極からの放電を受ける対向電極を有し、第1プレートと平行に配置されている。第2プレートは、長手方向両端が第1端部に対向する第3端部及び第2端部に対向する第4端部である。電圧供給部は、放電電極に所定の電圧を供給するためのものである。第1支持部材は、第1端部が固定される第1固定部と、第1支持部とを有している。第1支持部は、第3端部から微小隙間をあけて配置されるとともに、外力を受けて変形する第2プレートの第3端部を支持可能である。第2支持部材は、第2支持部材と、第4端部が固定される第2固定部とを有する。第2支持部は、第2端部から微小隙間をあけて配置されるとともに、外力を受けて変形する第1プレートの第2端部を支持可能である。
【0010】
この装置では、電圧供給部から放電電極に所定の電圧が供給されることにより放電電極から対向電極への放電が起き、両電極間で空気がイオン化される。
このイオン発生装置では、第1及び第2プレートは両持ち状態に近い構成で支持されているが、両プレートはそれぞれ、一方の端部のみが支持部材に固定され、他方側の端部は支持部材に対し隙間をあけて配置されている。さらに、固定された方の2つの端部は互いに逆側の端部である。このため、両プレートを連結する支持部材の縁のべ長さは両持ち状態の場合に比べ長くなっており、この結果、トラッキングが起こりにくくなっている。
【0011】
一方、固定されてない方の2つの端部は、支持部材との間の隙間が微小であるため、第1及び第2プレートは、外力を受けて変形した場合でもわずかな変形量で第1及び第2支持部に当接する。このため、従来の完全な片持ち状態の場合に比べ強度が改善されている。
【0012】
したがって、この装置では、イオン発生量が多くなるよう構成された場合において、完全に両持ちの状態で支持する場合に比べ耐トラッキング性が向上されるとともに、外力に対する強度が確保されている。
【0013】
請求項2に記載のイオン発生装置は、請求項1のイオン発生装置において、第1及び第2支持部はそれぞれ、第2プレートの第3端部及び第1プレートの第2端部が上方から当接するよう形成されている。
【0014】
この装置では、特に上方からの外力を受けやすい場合において、第1及び第2プレートの強度が確保されている。
請求項3に記載のイオン発生装置は、請求項1または2のイオン発生装置において、微小隙間は、第1及び第2プレートが塑性変形しない程度の長さである。
【0015】
この装置では、各プレートは弾性変形して支持部材に当接するため、プレートに過度の力が作用した場合でも、塑性変形したり損傷したりするのを防止できる。
【0016】
請求項4に記載のイオン発生装置は、請求項1から3のいずれかのイオン発生装置において、第1及び第2プレートの長手方向長さは、第1プレートと第2プレートとの間の距離より長い。
【0017】
イオン発生量を増大させる方法として、放電及び対向電極間の距離は一定のままで第1及び第2プレートを一方向に延ばすことが考えられるが、このように構成した場合、両プレートは外力に対して変形しやすくなる。しかし、この装置では、前述のように両プレートは両持ち状態に近い状態で支持されているため、強度が確保されている。
【0018】
請求項5に記載のイオン発生装置は、請求項1から4のいずれかのイオン発生装置において、放電電極は、第2プレート側に突出して第1プレートの長手方向に並んで設けられた複数の針状電極を有している。
【0019】
針状電極には塵、埃が付着し易いため、ユーザ側において掃除する必要がある。これに伴い、第1及び第2プレートは、掃除の際に過度の荷重を受けるおそれがある。しかし、この装置では、外力に対するプレートの強度が確保されているため、プレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0020】
請求項6に記載のイオン発生装置は、請求項1から5のいずれかのイオン発生装置において、放電電極は少なくとも3本の針状電極で構成されている。
複数の針状電極をプレートの長手方向に沿って並べて配置することによってもイオン発生量を増大させることができるが、第1及び第2プレートは長手方向にある程度の長さを有している必要があり、この場合も前述のように外力に対してプレートが変形しやすくなる。しかし、この装置では、外力に対するプレートの強度が確保されているため、プレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0021】
請求項7に記載の空気調和装置は、本体部と、イオン発生機構とを備えている。本体部は、空気を外部に吹き出すための吹出口を有する。イオン発生装置は、吹出口に設けられた請求項1から6のいずれかに記載の装置である。
【0022】
空気調和装置では、一般に、浄化された空気は吹出口を通って室内に供給されるが、このような位置にイオン発生装置を配置することによってイオン化された空気を効率的に室内に供給することができる。
【0023】
そして、この空気調和装置では、イオン発生装置のプレートの外力に対する強度が確保されているため、ユーザが掃除する場合にプレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
[空気調和機]
図1に、本発明の一実施形態が採用された空気調和機1を示す。
【0025】
この空気調和機1は、室内の壁面等に取り付けられる室内機2と、室内機2の吹出口11に設けられたイオン発生装置21と、室外に設置される室外機3とを備えており、家庭用に用いられる。室外機3は、室外熱交換器や室外ファン等を収納する室外空調ユニット5を備えている。
【0026】
室内機2内には室内熱交換器、室内ファン等が収納されており、室内熱交換器及び室外熱交換器は冷媒配管6で接続されることにより冷媒回路を構成している。
【0027】
室内機2は、前面の下部に吹出口11が形成され、吹出口11にはカバー部材10が開閉自在に装着されている。イオン発生装置21は、吹出口11内に取り付けられている。
【0028】
[イオン発生装置]
図2から図5に、本発明の一実施形態が採用されたイオン発生装置21を示す。
【0029】
イオン発生装置21は、吹出口11を通る空気の一部をイオン化することにより、室内にマイナスイオンを供給するための装置であり、空気調和機1の運転中作動するよう構成されている。イオン発生装置21は、本体部23と、本体部23に着脱自在に装着される放電板カバー25とを備えている。
【0030】
本体部23は、放電電極プレート27と、対向電極プレート29と、電圧供給部31と、第1支持部材33と、第2支持部材35と、取付部材37とを備えている。
【0031】
放電電極プレート27は、横方向に延びて配置された金属製板状部材であり、前方(図2において手前側)部分に3本の針状電極28が等間隔に並んで前方に突出して設けられている。
【0032】
対向電極プレート29は、針状電極28からの放電を受けるための金属製板状部材であり、放電電極プレート27と同程度の横方向長さを有している。対向電極プレート29は、放電電極プレート27の前方下方位置に放電電極プレート27と平行に配置されている。対向電極プレート29と針状電極28の先端部との距離L(図4参照)は、マイナスイオン発生量が最大となるよう印可される電圧との関係で決められるが、本実施形態では10mmに設定されている。
【0033】
電圧供給部31は、対向電極プレート29に負電圧を供給するためのものであり、放電電極プレート27に接続されたリード線31aと、接地されたアース線31bと、室内機2内の吹出口11近傍に配置された制御回路(図示せず)とを有している。本実施形態では、−5kVの電圧が印加されるよう設定されている。
【0034】
第1支持部材33は、放電電極及び対向電極プレート27,29に垂直に設けられた樹脂製板状部材であり、第1固定部33aと、第1支持部33bとを有している。第1固定部33aには、放電電極プレート27の第1端部27aが固定されている。第1支持部33bは、対向電極プレート29の第3端部29aを支持するための部分であり、図6に示すように、第3端部29aとの間の隙間Sの長さが0.5mmになるよう形成されている。この隙間Sの長さは、対向電極プレート29の長さとの関係により適宜設定されるが、対向電極プレート29が外力を受けた場合に、塑性変形を起こさずに当接可能となる長さであればよい。
【0035】
第2支持部材35は、第1支持部材33と同様、放電電極及び対向電極プレート27,29に対し垂直に設けられた樹脂製板状部材であり、第2支持部35aと、第2固定部35bとを有している。第2支持部35aは、放電電極プレート27の第2端部27bを支持するための部分であり、図6に示されるように、第2端部27bとの間の隙間Sの長さが0.5mmになるよう形成されている。この隙間Sの長さは、放電電極プレート27の長さとの関係により適宜設定されるが、放電電極プレート27が外力を受けた場合に、塑性変形を起こさずに当接可能となる長さであればよい。第2固定部35bには、対向電極プレート29の第4端部29bが固定されている。
【0036】
取付部材37は、横方向に延びて配置される板状部材であり、第1及び第2支持部材33,35が上に取り付けられ、下面側に取付脚37a,37bが形成されている。取付脚37a,37bは、室内機2の吹出口11に設けられた取付孔(図示せず)に装着される。
【0037】
放電板カバー25は、本体部23の上方を覆うための保護部材であり、取付部材37に対し着脱自在に装着されている。放電板カバー25は、全体にわたり帯電防止処理がなされている。
【0038】
このように構成された空気調和機1では、運転開始が指示されると、室内及び室外ファン、冷媒回路が作動することにより、室内の空気は、室内機2内に吸い込まれて浄化され、室内熱交換器により熱交換され、吹出口11から室内に吹き出される。
【0039】
このとき、イオン発生装置21では、電圧供給部31から放電電極プレート27に負電圧が印加されて針状電極28から対向電極プレート29への放電が起こる。すると、両電極28,29間を通る空気がイオン化され、マイナスイオンが生成される。
【0040】
このイオン発生装置21では、針状電極28或いは周辺部材に塵、埃が付着した場合、ユーザ側で必要に応じて掃除するのが好ましい。ユーザが掃除する際の態様として、掃除具等を上方から下方へ繰り返し動かすことが考えられるが、このとき、放電電極及び対向電極プレート27,29は、ユーザが動かす掃除具等によって上方から下方に荷重を受ける場合がある。すると、両プレート27,29は僅かに弾性変形し、放電電極プレート27の第2端部27bは第2支持部35aに上方から当接し、対向電極プレート29の第3端部29aは第1支持部33bに当接する。そして、外力が作用しなくなると、両プレート27,29は、弾性変形して元の自由状態に戻る。
【0041】
このように、両プレート27,29は、塑性変形せずに各支持部33a,35bに当接可能であるため、外力を受けた場合の変形、損傷が防止されている。
また、第1固定部33a及び第2固定部35bは、各プレート27,29の互いに異なる側の第1端部27a及び第4端部29bに対応して位置し互いに大きく離れているため、両プレート27,29を連結する第1及び第2支持部材33,35の樹脂縁のべ距離は両持ち状態の場合に比べ長くなっている。このため、トラッキングが起こりにくくなっている。
【0042】
[他の実施形態]
(a)第1及び第2支持部材の、各支持部、固定部の形状は特に上記のもに限定されない。
【0043】
(b)第1及び第2支持部材の各支持部はそれぞれ、第2及び第3端部の下方に隙間を有するものに限られず、例えば、図7に示すように、各端部の上方或いは両方に隙間を有していてもよい。図7に示す例では、上方の隙間Sと下方の隙間Sとは異なる長さに設定されている。
【0044】
(c)イオン発生装置21は、例えばモード設定により一定時間のみ作動するように構成されてもよい。
(d)イオン発生装置21は、上記空気調和機1の他に、業務用の空気調和機或いは空気清浄機等の他の種類の空気調和装置に採用してもよい。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に係るイオン発生装置では、第1及び第2プレートは両持ち状態に近い構成で支持されているが、両プレートはそれぞれ、一方の端部のみが支持部材に固定され、他方側の端部は支持部材に対し隙間をあけて配置されている。さらに、固定された方の2つの端部は互いに逆側の端部である。このため、両プレートを連結する支持部材の縁のべ長さは両持ち状態の場合に比べ長くなっており、この結果、トラッキングが起こりにくくなっている。
【0046】
一方、固定されてない方の2つの端部は、支持部材との間の隙間が微小であるため、第1及び第2プレートは、外力を受けて変形した場合でもわずかな変形量で第1及び第2支持部に当接する。このため、片持ちの場合に比べ強度が改善されている。
【0047】
請求項2に係るイオン発生装置では、特に上方からの外力を受けやすい場合において、第1及び第2プレートの強度が確保されている。
請求項3に記載のイオン発生装置は、各プレートは弾性変形して支持部材に当接するため、プレートに過度の力が作用した場合でも、塑性変形したり損傷したりするのを防止できる。
【0048】
請求項4に係るイオン発生装置では、イオン発生量を増大させるために放電及び対向電極間の距離は一定のままで第1及び第2プレートは一方向に延びており、両プレートは外力に対して変形しやすくなっている。しかし、この装置では、前述のように両プレートは両持ち状態に近い状態で支持されているため、強度が確保されている。
【0049】
請求項5に係るイオン発生装置では、針状電極に塵、埃が付着し易いためにユーザ側において掃除する必要があるが、第1及び第2プレートは、掃除の際に過度の荷重を受けるおそれがある。しかし、この装置では、外力に対するプレートの強度が確保されているため、プレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0050】
請求項6に係るイオン発生装置では、複数の針状電極をプレートの長手方向に沿って並べて配置することによってイオン発生量を増大させることができるが、この場合も前述のように外力に対してプレートが変形しやすくなっている。しかし、この装置では、外力に対するプレートの強度が確保されているため、プレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0051】
請求項7に係るイオン発生装置では、空気調和装置の吹出口がユーザにより頻繁に掃除される部分であるために外力を受けやすい状態にあるが、プレートの外力に対する強度が確保されているため、プレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【0052】
請求項8に係る空気調和装置では、イオン発生装置のプレートの外力に対する強度が確保されているため、ユーザが掃除する場合にプレートの変形、損傷を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の外観構成を示す斜視図。
【図2】イオン発生装置を示す正面図。
【図3】放電板カバーを取り外した状態のイオン発生装置を示す正面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】イオン発生装置の要部上面図。
【図6】イオン発生装置の要部正面図。
【図7】他の実施形態によるイオン発生装置の要部正面図。
【符号の説明】
1 空気調和機
11 吹出口
21 イオン発生装置
27 放電電極プレート
27a 放電電極プレートの第1端部
27b 放電電極プレートの第2端部
28 針状電極
29 対向電極プレート
29a 対向電極の第3端部
29b 対向電極の第4端部
31 電圧供給部
33 第1支持部材
33a 第1固定部
33b 第1支持部
35 第2支持部材
35a 第2支持部
35b 第2固定部

Claims (7)

  1. 放電電極を有し、一方向に延びて形成され、長手方向両端が第1端部(27a)及び第2端部(27b)である第1プレート(27)と、
    前記放電電極からの放電を受ける対向電極を有し、前記第1プレート(27)と平行に配置され、長手方向両端が前記第1端部(27a)に対向する第3端部(29a)及び前記第2端部(27b)に対向する第4端部(29b)である第2プレート(29)と、
    前記放電電極に所定の電圧を供給するための電圧供給部(31)と、
    前記第1端部(27a)が固定される第1固定部(33a)と、前記第3端部(29a)から微小隙間をあけて配置されるとともに外力を受けて変形する前記第2プレート(29)の前記第3端部(29a)を支持可能な第1支持部(33b)とを有する第1支持部材(33)と、
    前記第2端部(27b)から微小隙間をあけて配置されるとともに外力を受けて変形する前記第1プレート(27)の前記第2端部(27b)を支持可能な第2支持部(35a)と、前記第4端部(29b)が固定される第2固定部(35b)とを有する第2支持部材(35)と、
    を備えたイオン発生装置(21)。
  2. 前記第1及び第2支持部(33b,35a)はそれぞれ、前記第2プレート(29)の第3端部(29a)及び前記第1プレート(27)の第2端部(27b)が上方から当接するよう形成されている、請求項1に記載のイオン発生装置(21)。
  3. 前記微小隙間は、前記第1及び第2プレート(27,29)が塑性変形しない程度の長さである、請求項1または2に記載のイオン発生装置(21)。
  4. 前記第1及び第2プレート(27,29)の長手方向長さは、前記第1プレート(27)と第2プレート(29)との間の距離より長い、請求項1から3のいずれかに記載のイオン発生装置(21)。
  5. 前記放電電極は、前記第2プレート(29)側に突出して前記第1プレート(27)の長手方向に並んで設けられた複数の針状電極(28)を有している、請求項1から4のいずれかに記載のイオン発生装置(21)。
  6. 前記放電電極は少なくとも3本の針状電極(28)で構成されている、請求項1から5のいずれかに記載のイオン発生装置(21)。
  7. 空気を外部に吹き出すための吹出口(11)を有する本体部(2)と、
    前記吹出口(11)に設けられた請求項1から6のいずれかに記載のイオン発生装置(21)と、
    を備えた空気調和装置(1)。
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