JPH04254120A - 電気集塵機 - Google Patents

電気集塵機

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JPH04254120A
JPH04254120A JP3031858A JP3185891A JPH04254120A JP H04254120 A JPH04254120 A JP H04254120A JP 3031858 A JP3031858 A JP 3031858A JP 3185891 A JP3185891 A JP 3185891A JP H04254120 A JPH04254120 A JP H04254120A
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JP
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electrode plate
dust collector
counter electrode
dust
air
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Keiichi Morita
守田 慶一
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば空気調和機に
組込まれる電気集塵機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、空気調和機によって循環させられ
る被空調室空気中に含まれる微細な塵埃を捕捉して、清
浄な状態にするために、電気集塵機を空気調和機の熱交
換器の前面に組み込むことが行われている。
【0003】図5中、1は空気調和機本体を示し、この
本体1の図示しない前面上部には吸込口が設けられ、下
部には吹出口が設けられる。本体1内には、熱交換器2
が上端を下端より後方に傾斜させた状態で配置される。
【0004】この熱交換器2の背面側下部には、図示し
ない送風機が配設され、被空調室空気を上記吸込口から
熱交換器2に導通させて熱交換を行わせ、さらに吹出口
から被空調室に吹出すようになっている。
【0005】上記熱交換器2の前面側上部には、空気清
浄装置3が配設されている。この空気清浄装置3は、上
記本体1に固定され熱交換器2の幅方向に沿って配設さ
れたメーンフレーム4を備えている。
【0006】このメーンフレーム4の、図において左側
に電気集塵機Sが設けられ、右側は脱臭フィルタ部5と
なっている。そして、この脱臭フィルタ部5の右側方に
、上記空気調和機や電気集塵機Sを制御する制御部6が
配設されている。
【0007】つぎに、上記電気集塵機Sを、図5および
図6にもとづいて説明する。
【0008】すなわち、上記電気集塵機Sは、イオン化
部7と、集塵コレクタ部8とから構成される。
【0009】上記イオン化部7は、放電極であるイオン
化線10と、このイオン化線10と対向して設けられる
対向電極板11とからなる。
【0010】上記イオン化線10は、上記メーンフレー
ム4の枠部に設けられる絶縁ブロック9に蛇行状に張設
される。
【0011】上記対向電極板11は、その板面に上記イ
オン化線10の間に位置する状態で複数の透孔12…が
所定間隔を存して設けられるアッパフレーム13に着脱
自在に取着され、このアッパフレーム13は、上記メー
ンフレーム4に対して着脱自在に装着されている。
【0012】そして、上記対向電極板11は、たとえば
ステンレス鋼板等の金属板を断面コ字状に折曲するとと
もに、その板面には上記アッパフレーム13の透孔12
に入り込む複数の電極部11a…が内面側に切り起こさ
れている。換言すれば、上記電極部11a…相互間に上
記イオン化線10が対向配置される。
【0013】上記集塵コレクタ部8は、上記メーンフレ
ーム4に対して着脱自在に装着される矩形状の枠体21
に、帯状の多数の合成樹脂シート22…が所定間隔で積
層保持されている。上記枠体21の一側には把手21a
が一体成形されている。
【0014】上記合成樹脂シート22の一方の面に、導
電性塗料を塗布した導電層23が設けられ、一枚おきの
合成樹脂シート22の導電層23が反対側に突出して、
それぞれ電極を介してリード線に接続される。
【0015】図7に、このような電気集塵機の電気結線
と、その作用状態を示す。
【0016】上記イオン化線10には、たとえば4.5
KVの電圧が印加され、一方、対向電極板11はアース
されている。上記集塵コレクタ部8における合成樹脂シ
ート22は、それぞれに塗布される導電層23が1枚お
きに、たとえば2.1KVの電圧が印加され、他方はア
ースされる。
【0017】しかして、同図に矢印で示すように、被空
調室空気である被集塵空気が導かれる。上記イオン化部
7においては、イオン化線10から対向電極板11に対
してイオン放電をなし、ここを通過する被集塵空気中に
含まれる微細な塵埃粒子をイオン化して帯電させる。
【0018】この帯電した塵埃粒子は、集塵コレクタ部
8で捕捉され集塵がなされる。したがって、電気集塵機
Sから導出される被空調室空気は清浄化され、この状態
で上記熱交換器2に導かれて必要な熱交換作用がなされ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このような電気集塵機
Sにおいては、極めて効果的に塵埃を捕捉集塵するため
、上記集塵コレクタ部8ばかりでなく、イオン化部7の
細部にまで捕捉した集塵が付着し、比較的短期間で滞積
する。
【0020】したがって、使用者は適宜期間毎に付着し
た塵埃を除去しなければならない。上記集塵コレクタ部
8は、把手21aを持って引張り降ろすことによって、
上記メーンフレーム4から容易に取外し可能な,ワンタ
ッチ着脱ができる。
【0021】ところが上記イオン化部7においては、上
記対向電極板11がアッパフレーム13に装着されてい
るので、ここから取外しする必要がある。この対向電極
板11における電極部11aは、アッパフレーム13の
透孔12に挿入され、さらに上記イオン化線10相互間
に介挿するよう構成される。
【0022】このことから、上記対向電極板11は集塵
コレクタ部8のようなワンタッチ着脱ができず、使用者
にとって、取外しおよび取付け作業が極めて面倒である
。そして、上記電極部11a部分が折曲形成され、板面
から突出ているので、取外し洗浄作業中に手指が接触し
易く、安全性が低いとともに、電極部11a自体が変形
し易く、再度の取付けが面倒になるなどの不具合がある
【0023】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、特に、対向電極板の
取付け位置およびその構造を変えて、洗浄時などに容易
に着脱できるようにして着脱性および安全性の向上を図
ることができる電気集塵機を提供しようとするものであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、放電極から対向電極板にイオン放電するこ
とにより、このイオンが被集塵空気に含まれる塵埃粒子
を帯電させ、この帯電塵埃粒子を集塵コレクタ部に付着
させ被集塵空気から塵埃粒子を除去するようにしたもの
において、集塵機本体に被集塵空気の導風路を備え、こ
の導風路の上流側から下流側に亘って、上記放電極、対
向電極板、および集塵コレクタ部を順次配置し、かつ集
塵コレクタ部に対向電極板を一体的に設け集塵機本体に
対して着脱自在としたことを特徴とする電気集塵機であ
る。
【0025】
【作用】放電極から対向電極板に放電することにより被
集塵空気をイオン化し、このイオンが被集塵空気に含ま
れる塵埃粒子を帯電させ、この帯電塵埃粒子を集塵コレ
クタ部に付着させて、被集塵空気から塵埃粒子を除去す
る。
【0026】また、上記対向電極板を集塵コレクタ部に
一体的に設けたから、集塵コレクタ部の着脱とともに対
向電極板の着脱がなされ、その取扱い操作が極めて容易
になり、外した状態で対向電極板に対する安全性を確保
でき、変形の恐れもない。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
【0028】後述する電気集塵機Saは、たとえば従来
のように空気調和機の熱交換器2前面側に備えられてい
て、その概略構成は先に図5で示したものをそのまま適
用できる。その具体的構成は、図1に示すようになって
いる。
【0029】すなわち、上記電気集塵機Saは、集塵機
本体30内に配置されるイオン化部7Aと、集塵コレク
タ部8Aとから構成される。
【0030】上記イオン化部7Aは、ここでは図示しな
い絶縁ブロックに蛇行状に張設される放電極であるイオ
ン化線10と、このイオン化線10の奥側に対向して設
けられる対向電極板31とからなる。
【0031】上記イオン化線10は、従来のものと同様
、上記メインフレーム4の前面に着脱自在に設けられる
アッパフレーム13の透孔12と相対向するよう張設さ
れ、これらの間には何らの介在物もない。
【0032】上記対向電極板31は、たとえば平板のパ
ンチングメタルからなり、上記集塵コレクタ部8Aを形
成する枠体32に一体に設けられている。上記枠体32
は、従来のものと同様、把手32aを備えていて、上記
メーンフレーム4に対して着脱自在であるところから、
同時に対向電極板31も着脱自在となっている。
【0033】上記枠体32には、帯状の多数の合成樹脂
シート22…が所定間隔で積層保持されていて、この合
成樹脂シート22の一方の面に、導電性塗料を塗布した
導電層23が設けられ、一枚おきの合成樹脂シート22
の導電層23が反対側に突出して、それぞれ電極を介し
てリード線に接続される集塵コレクタ部8Aの構成は、
従来のものと同様である。
【0034】上記集塵コレクタ部8Aは、図3に示すよ
うに、単独で形成され、その一面側に対向電極板31が
備えられることになる。また、枠体32の一側端には、
接続電極33が設けられ、上記メーンフレーム4の所定
位置に取付けた状態で、集塵機本体30に備えられる図
示しない接続電極に電気的に接続するようになっている
【0035】図2に、このような電気集塵機Saの電気
結線と、その作用状態を示す。
【0036】上記イオン化線10には、たとえば4.5
KVの電圧が印加され、一方、対向電極板31はアース
されている。上記集塵コレクタ部8における合成樹脂シ
ート22は、それぞれに塗布される導電層23が1枚お
きに、たとえば2.1KVの電圧が印加され、他方はア
ースされる。
【0037】再び図1に示すように、このようにして構
成される電気集塵機Saにおいては、図中矢印に示す方
向に、被空調室空気である被集塵空気が導かれるように
なっている。すなわち、上記集塵機本体30内を被集塵
空気が導かれる導風路34が形成されていて、この導風
路34の上流側から下流側に亘って、イオン化線10、
対向電極板31、集塵コレクタ部8Aが順次配置される
ことになる。
【0038】しかして、空調運転とともに電気集塵機S
aも作用する。なお説明すれば、上記イオン化部7Aの
イオン化線10から対向電極板31に対してイオン放電
がなされる。上記導風路34に沿って導かれる被集塵空
気は、イオン放電部位を通過する際に、ここに含まれる
微細な塵埃がイオン化して帯電される。
【0039】この帯電した塵埃粒子を含む被集塵空気が
、集塵コレクタ部8Aを通過する際に、捕捉され集塵が
なされる。したがって、電気集塵機Saから導出される
被空調室空気は清浄化され、さらに上記熱交換器2に導
かれて必要な熱交換作用がなされる。
【0040】ある程度使用すると、電気集塵機Saに除
去した塵埃が滞積するので、適宜期間毎に、これを洗浄
して付着塵埃を除去しなければならない。すなわち、枠
体32の把手32aを持って引張り降ろせば、集塵コレ
クタ部8Aおよびこれと一体の対向電極板31を集塵機
本体30から極めて容易に取外せる。
【0041】これら集塵コレクタ部8Aと対向電極板3
1を洗浄し、付着している塵埃を除去する。このとき、
上記対向電極板31はパンチングメタルなどの平板であ
って、何らの突出部分もないから、手指を損なうことな
く安全であり、かつ対向電極板31自体の変形の恐れも
ない。
【0042】洗浄作業が終了して、再び枠体32を集塵
機本体30に取付ける作業も、極めて容易にできる。
【0043】図2で示したように、集塵コレクタ部8A
において、対向電極板31と一方の導電層23のアース
結線を共用化でき、アース回路が簡素化する。
【0044】再び図1に示すように、対向電極板31が
イオン化線10と集塵コレクタ部8Aとの間に介在する
ので、たとえイオン化線10から集塵コレクタ部8Aに
向かって火花放電が生じるようなことがあっても、上記
対向電極板31がこれを阻止して安全性を保証する。
【0045】何らかの事情で、上記イオン化線10が切
断するようなことがあっても、切断したイオン化線10
端部は集塵コレクタ部8Aの導電層23に接触すること
はなく、必ず対向電極板31に接触して短絡保護回路を
作動させ、断電させる。すなわち、たとえイオン化線1
0が切断するようなことがあっても、安全性を保証する
【0046】なお、対向電極板31をパンチングメタル
で形成したから、風である被集塵空気の通過が円滑であ
る。換言すれば、風の通過が円滑であるような電極板で
あればよく、したがって、丸孔が設けられた板体ばかり
でなく、長孔であってもよく、あるいは針金状のメッシ
ュであっても代用できる。
【0047】図4に示すような、集塵コレクタ部80A
であってもよい。すなわち、ステンレス材やアルミニュ
ーム材の箔板35をP.P材やP.E材の合成樹脂材の
ラミネートフィルム36でラミネートしたラミネート電
極37と、これら相互間にステンレス材やアルミニュー
ム材の箔板からなる金属電極38を介在させて積層する
【0048】上記ラミネート電極37に、たとえば+2
.1KVの電圧を印加し、これら相互間の金属電極38
をアース接続する。このような集塵コレクタ部80Aと
しての機能は、上記実施例の集塵コレクタ部8Aと全く
同様である。
【0049】なお、この他、上記ラミネート電極と金属
電極とを渦巻状に巻き上げたもの、もしくは静電フィル
タ方式のものであっても適用される。上記静電フィルタ
方式であれば、フィルタの取換え交換が可能になる。
【0050】上記放電極10であるイオン化線は、必ず
しも線状体であることに限定されない。たとえば、針状
体のもの、あるいはナイフエッジであってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、集塵機本
体の導風路の上流側から下流側に亘って、上記放電極、
対向電極板、および集塵コレクタ部を順次配置するとと
もに、集塵コレクタ部に対向電極板を一体的に設け集塵
機本体に対して着脱自在としたから、付着した塵埃を除
去する洗浄時などに、対向電極板の集塵機本体取に対す
る着脱が容易にでき、着脱性の向上を得られる。そして
、このときの対向電極板に対する安全性を確保するとと
もに、変形の恐れがないなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、熱交換器に取付けら
れる電気集塵機の概略の縦断面図。
【図2】同実施例の、電気集塵機の電気結線と、その作
用を説明する図。
【図3】同実施例の、対向電極板を装着した集塵コレク
タ部の斜視図。
【図4】他の実施例の、電気集塵機の電気結線と、その
作用を説明する図。
【図5】従来例の、電気集塵機を備えた空気調和機の概
略正面図。
【図6】同従来例の、熱交換器に取付けられる電気集塵
機の概略の縦断面図。
【図7】同従来例の、電気集塵機の電気結線と、その作
用を説明する図。
【符号の説明】
10…放電極(イオン化線)、31…対向電極板、8A
…集塵コレクタ部、34…導風路、30…集塵機本体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電極から対向電極板にイオン放電するこ
    とにより被集塵空気に含まれる塵埃粒子を帯電させ、こ
    の帯電塵埃粒子を集塵コレクタ部に付着させ被集塵空気
    から塵埃粒子を除去するようにしたものにおいて、集塵
    機本体に被集塵空気の導風路を備え、この導風路の上流
    側から下流側に亘って、上記放電極、対向電極板、およ
    び集塵コレクタ部を順次配置し、かつ集塵コレクタ部に
    対向電極板を一体的に設け集塵機本体に対して着脱自在
    としたことを特徴とする電気集塵機。
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WO1999015835A1 (fr) * 1997-09-22 1999-04-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Conditionneur d'air
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