JP3216699B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP3216699B2 JP21436496A JP21436496A JP3216699B2 JP 3216699 B2 JP3216699 B2 JP 3216699B2 JP 21436496 A JP21436496 A JP 21436496A JP 21436496 A JP21436496 A JP 21436496A JP 3216699 B2 JP3216699 B2 JP 3216699B2
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    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/66Applications of electricity supply techniques
    • B03C3/68Control systems therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塵をイオン化して集塵
する形式の空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン化電極と集塵電極との間にコロナ
放電を生じさせ、空気中に浮遊する塵即ちミクロダスト
(例えば、ホコリ、バクテリア、ウイルス、家ダニの
糞、花粉等)をイオン化し、このイオン化した塵をクー
ロン力で集塵電極に向って移動させ、集塵電極の前面に
配置された集塵紙に吸着させる装置は、イオン式又は静
電式又は電子式空気清浄装置として公知である。また、
ファンによって空気の流れを強制的に作り、この空気通
路にフィルタを配置すると共に集塵電極を配置した構造
の電気集塵装置も公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のファ
ンを持たない従来の静電式空気清浄装置は一般にタバコ
の煙等を迅速に除去することができないという欠点を有
する。また後者のファンを持った電気集塵装置は、比較
的大きな粒子は除去しやすいが、風量が比較的大きいた
にミクロダストが集塵電極を通過しやすく、これを十
分に除去することが困難であるという欠点を有する。
【0004】そこで、本発明の目的は、環境の変化に応
じた集塵能力を得ることができる空気清浄装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、第1のイオン化電極と第1の集塵電極とを
備えた第1の集塵部と、第2のイオン化電極と前記第1
の集塵電極よりも大きな表面積を有する第2の集塵電極
と前記第1の集塵部における第1の空気通路とは異なる
第2の空気通路を作るための空気通路形成部材と前記第
2の空気通路に強制的に空気の流れを生じさせるための
ファンとを備えた第2の集塵部と、少なくとも前記ファ
ンを選択的に駆動するための選択駆動手段とを備えた空
気清浄装置に係わるものである。なお、請求項2又は3
に示すように、選択駆動手段を、空気の汚れの程度が高
い時に第2の集塵部の全部を駆動するように構成するこ
とが望ましい。また、請求項4に示すように第3の集塵
電極を設けることが望ましい。また、請求項5に示すよ
うに、第1及び第2の空気通路に配置される第1及び第
2の集塵電極に対して共通にイオン化電極を設けること
ができる。また、請求項6及び7に示すように、請求項
5の発明においても、空気の汚れの程度が高くなった時
にファンを駆動することが望ましい。また、第3の集塵
電極を設けることが望ましい。
【0006】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明において、第1
の集塵電極の他にこれよりも表面積の大きい第2の集塵
電極が設けられ、第2の集塵電極における空気の流れを
ファンによって作るように形成されている。第2の集塵
電極は比較的大面積であるのでイオン風によるイオン化
塵の流れに基づく吸着効果は低下する。しかし、ファン
によって強制的にイオン化塵の流が作られるので高い集
塵性能を発揮する。従って、タバコの煙等による空気の
汚れの程度の高い時にファンを駆動すると、第2の集塵
電極によって比較的短時間の内に空気を清浄することが
できる。空気の汚れの少ない時には第1の集塵電極によ
る集塵でも差し支えないので、ファンの駆動を停止し、
ファンに基づく騒音を防止することができる。なお、請
求項2、3、6、7に示すようにセンサを設けるとファ
ンの駆動を自動的に行うことが可能になる。また、請求
項5に示すようにイオン化電極を第1及び第2の集塵電
極に共通に設けると構成が簡単になる。また、請求項
4、8に示すように第3の集塵電極を設けると、イオン
の生成を良好に行うことができ且つイオン風を良好に発
生させることができる。
【0007】
【第1の実施例】次に、図1〜図5を参照して本発明の
第1の実施例に係わる空気清浄装置を説明する。この空
気清浄装置は、第1及び第2のイオン化電極1、2と、
第1、第2及び第3の集塵電極3、4、5と、ファン6
と、モータ7と、煙センサ8と、活性炭フィルタ9と、
絶縁性の筒状筺体10と、絶縁性基台11と、スリット
付きカバー12とから成る。
【0008】第1のイオン化電極1は負電圧が印加され
るカソード(陰極)であって、環状に形成され、コロナ
放電を生じさせるための多数の針状突出部1aを有し、
筺体10を囲むように配置され、ここに固着されてい
る。なお、第1のイオン化電極1を基台11の上に配置
することも勿論可能である。
【0009】第2のイオン化電極2は環状に形成され、
筺体10の内側に配置され、基台11に支持されてい
る。この第2のイオン化電極2も負電圧が印加されるカ
ソードであって、コロナ放電を生じさせるための多数の
針状突出部2aを有している。
【0010】正電圧が印加される陽極としての第1の集
塵電極3は帯状金属板であって、筒状筺体10の外周面
に巻回され、ここに固定されている。この第1の集塵電
極3には集塵性能を高めるために多数の小孔13が設け
られている。
【0011】正電圧が印加される陽極としての第2の集
塵電極4は、第1の集塵電極3よりも表面積を大きくす
るために図3に厚みを省いて概略的に示すようにアルミ
ニウム板を使用してハニカム状に形成されている。従っ
て、第2の集塵電極4には垂直方向に延びた断面形状6
角形の多数の空気通路14を有する。第2の集塵電極4
は筒状筺体10の内側に配置され且つこれに固定具15
で固定されている。
【0012】第3の集塵電極5は第1のイオン化電極1
と第1の集塵電極3との間となるように筒状筺体10の
外周面に固着されている。この第3の集塵電極5は筒状
筺体10を囲むように環状に形成され、第1及び第2の
集塵電極3、4よりも低い電圧又はグランドとされる。
【0013】柔軟性を有する集塵用シートとしてのキッ
チンタオルから成る集塵紙16は第1及び第3の集塵電
極3、5の上に巻回され、保持部材17によって固定さ
れている。
【0014】ファン6はモータ7を伴なって筒状筺体1
0の内の第2の集塵電極4及び活性炭フィルタ9の上に
配置され、取付部材7aによって筺体10に支持されて
いる。このファン6を駆動するモータ7は筺体10に取
り付けられた煙センサ8の空気の汚れが高いことを示す
出力に応答して回転する。
【0015】カバー12は外観を良くするため及び内部
を保護するため及び空気の流れを安定化させるためのも
のであって、空気の流れを確保するための多数の開口即
ちスリット18を側面及び上面に有し、基台11に着脱
自在に支持されている。
【0016】この実施例の空気清浄装置は、空気通路形
成部材として機能する筒状筺体10の外側に矢印19で
示す第1の空気通路を有し、内側に矢印20で示す第2
の空気通路を有する。筒状筺体10の外側の第1の空気
通路に沿って配置された第1のイオン化電極1と第1及
び第3の集塵電極3、5によって第1の集塵部が実質的
に独立に形成され、筒状筺体10の内側の第2の空気通
路に沿って配置された第2のイオン化電極2と第2の集
塵電極4とファン6とによって第2の集塵部が実質的に
独立に形成されている。なお、第2の空気通路20を形
成するために筒状筺体10の下部に多数の開口21が設
けられている。
【0017】図5は図1の空気清浄装置の電気回路を示
す。電源回路22は、基台11の内に配置されるもので
あって、昇圧整流回路を含み、第1及び第2のイオン化
電極1、2に例えば−6kV、第1の集塵電極3に+6
kV、第2の集塵電極4に+9kV、第3の集塵電極5
に0Vを常時印加するように形成されている。ファン6
を回転するためのモータ7はスイッチ23を介して電源
端子24に接続されている。例えばトランジスタから成
るスイッチ23の制御端子は煙センサ8に接続され、煙
センサ8の煙の量(空気の汚れ)が所定量以上であるこ
とを示す出力に応答してオンになる。
【0018】煙センサ8の出力が煙の量が所定量以上に
なっていないことを示している時即ち低汚れ状態の時に
は、スイッチ23がオフであってファン6が非駆動であ
る。従って、矢印20で示す第2の空気通路における下
から上に向う空気の流れはほとんど生じない。この低汚
れ状態の時に第1及び第2のイオン化電極1、2と第
1、第2及び第3の集塵電極3、4、5には正常の電圧
が印加されている。従って、第1のイオン化電極1と第
1及び第3の集塵電極3、5とから成る第1の集塵部は
正常に動作しており、陰極として作用する第1のイオン
化電極1と第1及び第3の集塵電極3、5との間にコロ
ナ放電が生じ、第1のイオン化電極1から第1及び第3
の集塵電極3、5に向って大量の電子が飛び出す。この
コロナ放電によって飛び出した電子は空気の分子(特に
酸素分子)をマイナスイオン化する。空気中に浮遊する
塵(例えば、ホコリ、バクテリア、ウィルス、家ダニの
糞、花粉等)はマイナスイオンから電子をもらいマイナ
スの電荷を帯びた粒子即ちマイナスイオン化塵となる。
第1及び第3の集塵電極3、5は第1のイオン化電極1
を基準にして高い電位を有するので、プラスに帯電され
た状態にあり、マイナスイオン化塵と集塵電極3、5の
プラス電荷との間にクーロン力が作用し、マイナスイオ
ン化塵は集塵電極3、5に向って移動し、集塵紙16に
吸着される。なお、直流電界のもとで単極性イオンは特
定方向に移動する現象即ちイオン風が生じる。従って、
第1のイオン化電極1から第1及び第3の集塵電極3、
5に向ってイオン風が生じる。即ち、下側から上側に向
ってイオン風が生じる。なお、第1のイオン化電極1と
第1の集塵電極3との中間に配置された第3の集塵電極
5は電位分布の均一化を図る作用及びイオン風を良好に
生じさせる作用も有する。集塵紙16は交換可能である
ので、この汚れがひどくなったら新しいものに交換す
る。この実施例では第1の集塵電極3が従来のものより
も大面積に形成されているので、集塵紙16のほぼ全面
に均一性の良い状態に塵を吸着させることができる。ま
た、第1の集塵電極3に小孔13が設けられているの
で、この上に集塵紙16を巻き付けると、集塵紙16が
小孔13に少し食い込む状態となり、集塵紙16の表面
積の増大効果が生じ、且つ付着した塵の剥離防止効果が
生じる。
【0019】低汚れ状態の時には第2の集塵部において
ファン6は駆動されていないが、第2のイオン化電極2
と第2の集塵電極4とに所定の電圧が印加されている。
しかし、筒状筺体10で囲まれているので、矢印20で
示す第2の空気通路に対する室内の空気の流入は極めて
少なく、ここでの大幅な集塵作用は生じない。また、第
2のイオン化電極2と第2の集塵電極4との間にもコロ
ナ放電が生じ、マイナスイオン化の現象が生じるが、広
い範囲にわたってイオン風はさほど良好には発生しな
い。従って、低汚れ状態でファン6が非駆動の時には、
第2の集塵部は実質的に停止状態とみなすこともでき
る。低汚れ状態ではファンが非駆動であるので、騒音の
無いゆるやかな集塵効果を得ることができる。他方、セ
ンサ8が汚れの程度が高いことを検出し、スイッチ23
がオンになってファン6が駆動されると、筒状筺体10
の中が減圧状態となり、外部の汚れた空気が筒状筺体1
0の下方の開口21を通して内部に流入し、下から上に
向う空気の流れが生じる。この結果、第2のイオン化電
極2の近くのイオン化塵は強制的に作られた空気の流れ
に乗って第2の集塵電極4の表面を移動し、第2の集塵
電極4に吸着される。この時、空気の流れが強制的に作
られているので、イオン化塵が第2の集塵電極4の下方
のみに片寄って吸着されることが抑制され、上方にも吸
着される。第2の集塵電極4はハニカム状態であって第
1の集塵電極よりも表面積が大幅に大きいので、集塵能
力が高く、汚れの程度の高い空気を比較的短時間に清浄
することができる。また、ファン6による第2の空気通
路は矢印19で示す第1の空気通路と分離されているの
で、ファン6を駆動することによって集塵紙16に付着
した塵が剥離するようなことはない。また、第2の集塵
電極4は大面積を有し、且つ使用時間が短いので、汚れ
の進行は比較的遅い。従って、1年に1回程度取り出し
て掃除すればよい。
【0020】
【第2の実施例】次に、図6を参照して第2の実施例の
空気清浄装置を説明する。但し、第2の実施例の空気清
浄装置の機械的構成は図1〜図4と同一であり、電気回
路のみが第1の実施例と相違している。従って、図6に
おいて図1〜図5と実質的に同一の部分には同一の符号
が付されている。
【0021】図6では第1のイオン化電極1と第1及び
第3の集塵電極3、5のための第1の電源回路22aと
第2のイオン化電極2と第2の集塵電極4とのための第
2の電源回路22bとが別々に設けられ、煙センサ8の
出力で制御されるように構成されている。即ち、煙セン
サ8の出力が空気の汚れの程度が低いことを示している
時には、第1の電源回路22aがオン駆動され、第1の
イオン化電極1と第1及び第3の集塵電極3、5に所定
の電圧が印加され、第2の電源回路22bはオフ制御さ
れて第2のイオン化電極2及び第2の集塵電極4の電圧
はゼロになり、スイッチ23もオフ駆動されてファン6
が非駆動となる。他方、煙センサ8の出力が空気の汚れ
の程度が高いことを示している時には、第1の電源回路
22aがオフ制御され、第1の集塵部が非駆動状態とな
り、且つ第2の電源回路22bがオン駆動されると共に
スイッチ23がオンになり、第2のイオン化電極2と第
2の集塵電極4とファン6から成る第2の集塵部による
集塵動作が開始する。
【0022】第2の実施例においても、第1及び第2の
集塵部の集塵作用は第1の実施例とほぼ同一であるの
で、第1の実施例とほぼ同一の作用効果を得ることがで
きる。
【0023】
【第3の実施例】次に、図7を参照して第3の実施例の
空気清浄装置を説明する。但し、図7及び後述する図8
及び図9において図1と実質的に同一の部分には同一の
符号を付してその説明を省略する。図7の空気清浄装置
は、図1から第2のイオン化電極2を省き、矢印20で
示す第2の空気通路を得るための開口21を第1のイオ
ン化電極1と第3の集塵電極5との間に移した他は図1
と同一に構成されている。図7においては、イオン化電
極1が図1の第2のイオン化電極2の役目もしている。
従って、図7の空気清浄装置によっても第1の実施例と
同様な作用効果を得ることができる。なお、図7の電気
回路は図5又は図6と実質的に同一に構成する。
【0024】
【第4の実施例】図8の空気清浄装置は、図1の第2の
イオン化電極2を省き、開口21を第3の集塵電極5と
第1の集塵電極3との間に移動した他は図1と同一に構
成したものである。この場合には図5の電気回路に従っ
て駆動し、第3の集塵電極5に常に所定の電圧を印加す
る。イオン化電極1と主として第3の集塵電極5との間
のコロナ放電に基づいて生成されたイオン化塵が、ファ
ン6の非駆動時には矢印19で示す第1の空気通路に沿
ってほとんど流れ、ファン6が駆動されている時には矢
印20で示す第2の空気通路に沿ってほとんど流れる。
従って、図8の空気清浄装置によっても第1の実施例と
同様な作用効果を得ることができる。
【0025】
【第5の実施例】図9に示す第5の実施例の空気清浄装
置は、図1から第2のイオン化電極2を省き、開口21
の代りに2つの開口21a、21bを設けた他は図1と
同一に構成したものである。筒状筺体10に形成された
第1の開口21aは図7の場合と同様にイオン化電極1
と第3の集塵電極5との間に設けられ、第2の開口21
bは第3の集塵電極5と第1の集塵電極3との間に設け
られている。従って、図9の空気清浄装置によっても図
7及び図8と同様に第1の実施例と同様な作用効果を得
ることができる。
【0026】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 筒状筺体10の内部の第2のイオン化電極2と
第2の集塵電極4との間にも第3の集塵電極5と同様な
作用をする電極を設けることができる。また、図1にお
いて第3の集塵電極5を省くことができる。 (2) 筒状筺体10の内部に第1のイオン化電極1、
第1及び第3の集塵電極3、5を配置し、筒状筺体10
の外側に第2のイオン化電極2、第2の集塵電極4、フ
ァン6を配置し、カバー12のスリット18の位置を調
整することによってファン6による強制的な空気の流れ
を筒状筺体10とカバー12との間に生じさせることが
できる。 (3) 各実施例において第2の集塵電極4の下側に比
較的大きな粒子又はゴミを除去するためのフィルタを配
置することができる。 (4) 第1及び第2のイオン化電極1、2、第1〜第
3の集塵電極3〜5の電圧の値は種々変えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる空気清浄装置を
示す一部切欠正面図である。
【図2】図1の空気清浄装置の縦断面図である。
【図3】図1のA−A線に相当する部分を示す断面図で
ある。
【図4】図1のB−B線に相当する部分を示す断面図で
ある。
【図5】図1の空気清浄装置の電気回路図である。
【図6】第2の実施例の空気清浄装置の電気回路図であ
る。
【図7】第3の実施例の空気清浄装置の一部切欠正面図
である。
【図8】第4の実施例の空気清浄装置の一部切欠正面図
である。
【図9】第5の実施例の空気清浄装置の一部切欠正面図
である。
【符号の説明】
1、2 イオン化電極 3、4、5 集塵電極 6 ファン 10 筒状筺体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下田 照夫 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テ イアック株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−308602(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のイオン化電極と第1の集塵電極と
    を備えた第1の集塵部と、 第2のイオン化電極と前記第1の集塵電極よりも大きな
    表面積を有する第2の集塵電極と前記第1の集塵部にお
    ける第1の空気通路とは異なる第2の空気通路を作るた
    めの空気通路形成部材と前記第2の空気通路に強制的に
    空気の流れを生じさせるためのファンとを備えた第2の
    集塵部と、 少なくとも前記ファンを選択的に駆動するための選択駆
    動手段とを備えた空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記選択駆動手段が、空気の汚れを検知
    するセンサと、前記センサの空気の汚れの程度が低いこ
    とを示す出力に応答して前記第1及び第2のインオ化電
    極と前記第1及び第2の集塵電極とを駆動し、且つ前記
    ファンを非駆動状態になし、前記センサの空気の汚れの
    程度が高いことを示す出力に応答して前記第1の集塵部
    の全部を駆動状態又は非駆動状態になし、且つ前記第2
    の集塵部の全部を駆動する手段とを有することを特徴と
    する請求項1記載の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 前記選択駆動手段が、空気の汚れを検知
    するセンサと、前記センサの空気の汚れの程度が低いこ
    とを示す出力に応答して前記第1の集塵部を駆動し、且
    つ前記第2の集塵部の全部を非駆動状態になし、前記セ
    ンサの空気の汚れの程度が高いことを示す出力に応答し
    て前記第1の集塵部を駆動状態又は非駆動状態になし、
    且つ前記第2の集塵部の全部を駆動状態にする手段とを
    有することを特徴とする請求項1記載の空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記第1のイオン化電極と前記第
    1の集塵電極との間に配置され且つグランドに対して前
    記第1の集塵電極よりも低い電圧が印加される第3の集
    塵電極を有し、且つ少なくとも前記第1の集塵電極を覆
    うように集塵シートを配置する手段を有していることを
    特徴とする請求項1又は2又は3記載の空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 イオン化電極と、 第1の集塵電極と、 前記第1の集塵電極よりも大きな表面積を有している第
    2の集塵電極と、 前記イオン化電極から前記第1の集塵電極に至る第1の
    空気通路と前記イオン化電極から前記第2の集塵電極に
    至る第2の空気通路とを形成するために前記第1の集塵
    電極と前記第2の集塵電極との間に配置された空気通路
    形成部材と、 前記第1の集塵電極を覆うように配置される集塵用シー
    トを保持するための保持部材と、 前記第2の空気通路に空気を強制的に流すためのファン
    と、 少なくとも前記ファンを選択的に駆動するための選択駆
    動手段とを備えた空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 前記選択駆動手段が、空気の流れを検知
    するセンサと、前記センサの空気の汚れの程度が低いこ
    とを示す出力に応答して前記イオン化電極と前記第1及
    び第2の集塵電極とを駆動し、且つ前記ファンを非駆動
    状態になし、前記センサの空気の汚れの程度が高いこと
    を示す出力に応答して前記イオン化電極と前記第2の集
    塵電極と前記ファンとを駆動し、前記第1の集塵電極を
    駆動又は非駆動状態にする手段とを有することを特徴と
    する請求項5記載の空気清浄装置。
  7. 【請求項7】 前記選択駆動手段が、空気の汚れを検知
    するセンサと、前記センサの空気の汚れの程度が低いこ
    とを示す出力に応答して前記イオン化電極と前記第1の
    集塵電極とを駆動し、且つ前記第2の集塵電極と前記フ
    ァンを非駆動状態になし、前記センサの空気の汚れの程
    度が高いことを示す出力に応答して前記イオン化電極と
    前記第2の集塵電極と前記ファンとを駆動し、且つ前記
    第1の集塵電極を駆動又は非駆動状態にする手段とを有
    することを特徴とする請求項5記載の空気清浄装置。
  8. 【請求項8】 更に、グランドを基準にして前記第1及
    び第2の集塵電極よりも低い電圧が印加される第3の集
    塵電極が前記イオン化電極と前記第1及び第2の集塵電
    極との間に配置されていることを特徴とする請求項5又
    は6又は7記載の空気清浄装置。
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